iPhone AC 番外レポート

iPhone AC でまだ取り上げていないアプリの感想などを表記しています。

Bar Oasis 1.5

酒場のバーテンダーになってお客さんにカクテルを振る舞う、「バーテンダーシミュレーター」と言える珍しいゲーム内容でスマッシュヒットとなったアプリ「Bar Oasis」。
現在その続編となる Bar Oasis 2 が開発中らしいのですが、その1と2の間の外伝的なストーリーのゲームが発売されています。
日本語版のアプリ名は「Bar Oasis 1.5 Japan」です。

基本的には Bar Oasis (1) のシステムを流用した派生バージョンと言えるのですが、主人公が若い女性に変わっていて、そのため少し軽めのストーリーになっており、女性視点の恋愛関連の話も多く、前作とはかなり違う物語になっています。
しかしゆったりとしたアダルトな雰囲気は相変わらずで、他のゲームにはない独特なゲーム性もそのままですね。

Bar Oasis 1.5

基本的なゲーム内容は前作と変わりません
お客さんから注文を受けたら、レシピからカクテル名を選んで作成モードに入り、棚から必要なグラスや酒を取りだします。
この時、画面左下のレシピボタンを押すと必要な材料が光るため、レシピを無理に暗記する必要はありません。
材料がそろったらカクテル作りに入ります。 酒は iPhone 本体を傾けて注ぎ、レモンやオレンジはピンチ操作で搾り、シェイクする時は iPhone を振って行います
このリアル(?)なカクテル作りの操作がこのゲームの特徴の1つですね。

分量が大きく違ったり、作成に時間がかかり過ぎると失敗作が出来てしまいます。
失敗作を出すとお客さんが怒ってしまうので、この時はダブルタップで破棄して作り直す必要がありますが、あまり待たせすぎてもお客さんの機嫌を損ねてしまいます。
お客さんが次々とやって来る場合もあり、この時は順番にさばいていく必要があるため、作業が忙しくなることもあります。
しかし全体的にはジャズの BGM が流れる落ち着いた雰囲気のゲームです。

Bar Oasis 1.5
※酒やグラスの棚の画面で左下のボタンを押すと、必要な材料の方向と所在を教えてくれます。
確認せずに材料を選ぶことで評価が高くなりますが、最初はこのボタンを押して確認しながら作っていきましょう。
カクテルの種類はかなり豊富で、それぞれに詳しい解説が付いており、今回はさらに「マスターの一言」という文章が加えられています。


ゲームシステムはほぼ前作と同じですが、細かい点で異なる部分もあります。
まず、酒を注いでいるときに画面を押しっぱなしにすると流れるのを止めることが出来ますが、これを利用して少しずつ酒を注いで分量を調整しようとすると、評価が下がるようになっています。
酒は適切な分量に、一発で止める方が高評価になるようです。

また、棚の画面でレシピを確認せずに材料を選ぶと評価が高くなるのですが、今作はこれを行うと自動的に「プロモード」になって、酒を注いでいる時にどのぐらい入れたかが表示されなくなります
感覚で注がなければならない訳で、よってレシピを暗記するだけでは高評価を得られなくなっています。
適切な分量が注がれると OK の表示が出るので、ゆっくり注いで素早く止めれば分量表示がなくても大丈夫なのですが、カクテルによってはかなり多くの量を注がないといけないので、タイムが厳しくなることもあります。

もう1つ違う点は、お客さんと会話できる場合があること。
お客さんをタップすると反応することがあり、そのまま会話がはずむとどんどんお酒を注文してくれます。
しかしお客さんと会話していると他のお客さんの相手が出来なくなるので、お客さんが複数いる時に会話をしているともう一方を待たせてしまい、怒って帰ってしまう場合もあります。

Bar Oasis 1.5
※カクテルを注いでいる時に画面を小まめにタップしてチビチビ注いでいると、「かっこ悪い」ためか評価が下がってしまいます。
ただ、プロモードの場合は量が解らないためかこの点の判定が甘く、何度か止めながら調整してもエクセレントの評価が貰えます。 状況に応じて使い分けましょう。
右の画像は男性客からナンパされ中のシーン。 女性バーテンダーらしい展開ですね。 他の客がいないなら相手をしていればどんどん注文してくれるのですが、他の客がいる時は邪魔。
なお、相手が酔っぱらうと最後に「もう一杯飲ませる」「飲むのを止めさせる」の選択肢が出る場合があります。
相手が気分悪くなっている時を除き、飲ませた方が良い場合が多いです。


今回もお店の運営の合間にストーリーシーンが入るのですが、そのシーンが前作よりも長めで、かつ多くなっています
ストーリー用の画像も増えており、その点では前よりボリュームが増しているのですが、逆にお店の運営のシーンはちょっと短い印象がありますね。
また日々の売上にランクやノルマのようなものが無いので、エクセレントなカクテルを作って売上を上げても、ちょっと達成感に乏しい印象もあります。
あまりゲームっぽくしたくないのかもしれませんが。

女性視点のストーリーは人によって好みが分かれるところでしょうか。
前作よりもアダルトな雰囲気が薄れていますが、これはこれで面白い内容ではあります。
前と同じになっても面白くないので、ここはあえて変えてきているのでしょうね。

難点は前作と同じく、お客さん、特に女性客のグラフィックがイマイチなこと。
主要キャラは格好良く描かれているのですが、モブキャラ(一般客)のグラフィックは相変わらず「素人が書いたマンガのような絵」で、ここはちょっと残念な点です。
それとも、これはあえてこういうタッチにしているんでしょうか・・・?

Bar Oasis 1.5
※左はストーリーシーンの画像。 今回はこうしたイベント画像が多くなっています。
右は一般客の女性なのですが、もうちょっとキャラグラフィックはがんばって欲しい・・・ 幸い、主要キャラは魅力的に描かれていますが・・・
このゲームは女性よりも、男性キャラの方が絵は良いですね。


価格は、それが定価なのかセール価格なのか解りませんが、なんと無料
Bar Oasis 2 は数週間以内にリリースされるとのことなので、おそらく本編のプロモーション的なアプリなのだと思われます。
これが無料だったらお得です! とりあえずダウンロードして損はないでしょう。

ゲーム自体は Bar Oasis (1)と同様なので、前作が好きだった方は今作も同じように楽しめるはずです。
やや人を選ぶゲームかもしれませんが、他のゲームにはないこのアプリならではの魅力がありますね。

と言う訳で最後にお約束の一言を。「お酒は二十歳になってから!」

Bar Oasis 1.5 Japan (iTunes が起動します)

コトモン

ベスト携帯ゲーム賞を受賞したパズルゲーム「ルミネス」や、昨年絶賛された XBOX のキネクトを使うゲーム「Child of Eden」などを手がけた巨匠 小寺攻 さんが、新会社を設立して最初に開発した iPhone アプリ。
それが「コトモン」です。

有名デザイナーの作品だけあって各ゲーム情報メディアで話題になっており、その内容は「踊るモンスターシューティングアクション」と称されています。
独りぼっちのモンスター「コトモン」が仲間を集めながら、その仲間を「敵にぶん投げて」倒していくという、ちょっと変わったアクションゲームです。

で、個人的な感想を先に言ってしまうと、良くも悪くも「デザイナーの作品」という印象ですね・・・

コトモン

3D 視点のフィールドを走り回りながら、仲間をつかみ、それを敵に投げつけて倒していきます。
画面下部をスライドすることで 360 度にクルクルと旋回する事ができ、好きな方向に走ることが出来ます。
この操作感はなかなか良く、最初は走り回るだけでも楽しめますね。
ただし、「思い通りに操作できるかどうか」は全く別で・・・ この点については後述します。

コトモンは最初は一人ですが、ステージ内で見つかるタマゴのようなものを転がすことで、仲間を得ることができます。
仲間には遠くまで飛んでいく「アオダマ」、射程は短いが威力がある「メタボウ」、持っている間に火を噴く「ドラゴ」など数種類いて、各ステージに最大5人まで連れて行けます。
投げた仲間は敵のいる方に曲がりながら飛んでいき、ザコは貫通することが出来ます。 1回のシュートで多数の敵を倒すとボーナスを得られ、仲間のイラストが表示される演出が入ります。

仲間はプレイヤーのコトモンに自動的に近寄ってきますが、地形の影響などではぐれる場合があり、その時は画面端に HELP のメッセージが表示されます。
また敵の攻撃でダウンする場合もあり、この時はコトモンが一度つかんであげないと復活しません。

各ステージはゴールである「焚き火」に仲間全員で到着すればクリアとなります。
敵を倒すことは必須ではありませんが、ステージによっては敵を全滅させないと焚き火が現れません。
また、ほとんどのステージで敵は全滅させていかないと、かなり危険です。

コトモン
※左の画像はザコ敵を召還するボスキャラ。 ステージによっては、耐久力の高いボスがゴールの焚き火を守っています。
右の画像は火炎放射器のような「ドラゴ」の炎で敵をまとめて倒しているシーン。
ドラゴの炎は強力ですが、ガス欠するとすぐに火が消えてしまいます。 エネルギーはマップ内に落ちている粒のような「エサ」を食べることで補充されます。
他の仲間もエサを食べることで巨大化したり、威力が増したりします。


しかしこのゲーム、やっていて不満に思う点も多いです・・・
まずは操作性の問題。 前述したようにこのゲームはスライドすることでプレイヤーのコトモンが 360 度にクルクルと回ります。
これは言い替えると、反転するのに 180 度の回転が必要で、急な反転は出来ない事を意味します。
さらに持っているモンスターは向いている方向に撃ち出すため、微妙な角度の調整が必要になります。

敵が遠ければ誘導してくれるので多少角度がズレても当たるのですが、敵が近いと曲がりきれないので正確に狙わないと当たりません
敵が近いという事はそれだけピンチな訳で、そのピンチな時ほど敵を倒しづらく、そもそも仲間を射出するにはその前に「仲間をつかむ」という手順も必要になります。

つまり、「機敏に動けない+攻撃し辛い+攻撃を当てにくい」という三重苦で、かなり難易度が高いです。
単純にまっすぐ突っ込んで来る敵でさえ、このゲームでは強敵です。

このゲームは iTunes の解説文に「見た目とはうらはらな本格アクション」と書かれていて、ある程度の高難度は意図して作られているのだと思います。
ただ難易度が高くても、プレイヤーが思い通りに動けて、それで難しいのならやっていて納得できるのですが、このゲームの場合は「操作し辛くて難しい」という内容のため、やっててストレスが溜まります

さらに最悪なのが、落ちるとミスになる「溶岩」があるステージ。
このゲームは「仲間と一緒にゴールする」のがクリア条件なので、自分はもちろん、仲間が溶岩に落ちてもミスになります。
しかし仲間は自動で動くので、勝手に敵や他の仲間に押されて溶岩の中に落ちたりする場合があります。 しかも、「画面外」で!
だからこのゲーム、ただ歩いているだけで、何の前触れもなく(画面外で仲間が溶岩に落ちて)ゲームオーバーになり、最初からやり直しになる事が「頻繁に」起こります。
誤って仲間を溶岩の方に投げてもミスになりますが、指の置き直しなどで誤タップが発生しやすいので、思わぬシュートで仲間が溶岩に落ちる場合もあり、ますますストレス溜まりまくりです。

他にも 360 度に動くゲームなのに縦画面なので側面の見える範囲が狭く、そのため急に出て来た敵にぶつかることが多く(だから敵は慎重に全滅させていかないと危険)、「足音でリズムを刻み、敵を倒すとサウンドがノリノリに」というリズムアクション性をウリにしている割には、ぜんぜんリズム感やサウンドの変化を感じられないなど、アイデアが面白さに繋がっていない印象を受けます。

ぶっちゃけ、やってることが「全く面白くない」とは言わないけど、「面白い」とも言えない。
なんだか微妙なプレイ感が続く感じですね・・・

コトモン
※敵が間近だと攻撃を当て辛い。 仲間が近くにいないと攻撃自体ができないし、急旋回が出来ないから敵の方を向くのも難しい。 で、投げミスるとその仲間は遠くにすっ飛んでいくから、ますます攻撃の機会が無くなる。 近寄られたらザコ1匹でさえヤバい。
右の画像は歩いてたらいきなりゲームオーバーになったシーン。 思わず「フザケルナ」と言いたくなりますが、こういう状況はこのゲームでは多発します。
慎重に仲間を引き連れながら移動していても、敵が来たら迎撃しないといけないし、その時に大きく動いて仲間が予想外の動きをして勝手に落ちることもあり、ステージによってはかなり忍耐が必要。


定価は 350 円。 発売セールでしばらくは 250 円になるようです。
iPhone と iPad の双方に対応したユニバーサルアプリです。

ルミネスや Rez など、センス溢れるゲームに関わってきた方の作品だけあって、独特なアイデアやデザインセンスは感じ取ることが出来ます。
しかしそれとゲームの面白さは、また別の話、という感じですね。

あまり批判ばかりすると巨匠の方々が iPhone にそっぽを向きそうで恐いのですが、何だか最近、そんなゲームが多い気がしますね・・・
iPhone 初期のゲームによくあったように、「スマホ」や「携帯」と言うのを意識し過ぎてしまうのでしょうか?
まあ確かに単価が安いので、同じ状況という訳にはいかないのは解りますが・・・

とは言え、まったく楽しめないという訳ではないので、興味のある方は試してみてもいいかも?
最後に余談ですが、もう会社が違うのでこれをここで言うのはお門違いだとは思いますが、iOS 版 ルミネスのスキンの追加、お待ち申しております。

コトモン (iTunes が起動します)

シンプルアプリ3種(ぐんまのやぼう、ねこずらし、左右脳研究所 II)

本日は内容はシンプルながらも、現在ランキングの上位になっている無料/有料のミニゲームアプリを3つまとめてご紹介したいと思います。

※以下のタイトル名のリンクは iTunes が起動します。

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ぐんまのやぼう

突飛なアイデアのミニゲームを数多く公開している RucKyGAMES の無料アプリ。
群馬県の名産(?)である「ねぎ」「こんにゃく」「きゃべつ」を収穫して「GUNMA」(グンマー)を手に入れ、それを使って日本を征服する(群馬県にする)ゲームです。

ぐんまのやぼう

実はこのゲーム、システムは「なめこ栽培キット」に似ています。
経過した時間に従って収穫物が増えていき、それを指でなぞって回収することでポイントが増えていきます。
収穫のタイミングはいつでも良く、「2時間経過で収穫可能」のような時間的な決まりはなくて、10 分後に見たら 10 分ぶんの収穫物が生えています。
やはりこの時間を気にせず好きなときに収穫できる「なめこ的システム」は遊びやすいですね。

収穫時の動作もなめこっぽいのですが、その時に「グンマー」という何とも言えない声が聞こえ、連続で回収すると「ググググングングググンマー」とか聞こえたりするのが面白いです。
得られた GUNMA ポイントを消費して他の都道府県を制圧し、日本を群馬県にすると言うのも征服欲が刺激されて(?)良い感じです。
他県を征服することで名産品の最大レベルが上がり、レベルアップさせることで収穫時の GUNMA 入手量を増やすことも出来ます。

なめこ的なシステムのアプリは他にも少しずつ登場し始めていますが、こんなナナメ上な形で使うところが RucKyGAMES クオリティ。
「群馬県」というところもシャレ(?)が効いてますね。 ウゴウゴルーガ的な絵柄も個人的に好みです。

ところで、どうして群馬県ってネタにされてるんですかね?
広島県の片田舎に住んでいる私からすると、関東地方はすべからく大都会な印象なのですが・・・

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ねこずらし

いわゆる「箱入り娘」的なパズル。 それを「ネコ」のキャラクターにしたことでヒットしているアプリです。
85 円の有料アプリで、内容もシンプル。
ゲームとしてはそんなに大したものではないのですが、それなのにやたら上位なのは、やはり「つみネコ」や「ネコアップ」にも代表される iTunes でのネコの強さなのでしょうか。 ネコ恐るべし。

ねこずらし

俗に「駐車場パズル」とか「ラッシュアワー」と呼ばれる、箱入り娘の亜種です。
箱入り娘と違ってコマを自由に移動させることは出来ず、コマはすべて細長くて、長い方にまっすぐ動かす事しか出来ません。
このパズルは海外で非常にメジャーなので「海外版の箱入り娘」かと思っていたのですが、意外にも発案したのは日本の方のようで、数独のように「日本で作られたけど海外の方がメジャー」なパズルの1つのようです。

アプリは単なるステージクリア型の駐車場パズルで、それ以上の何かがある訳ではありません。
ただこのアプリ、細かい表現が丁寧に作られていて、ネコは息をしているかのように少し膨らんだり萎んだりしており、何度かタップすると怒り、移動させると足跡が付いて、一手戻すと反動で少し震えたりします。
もちろん絵柄や鳴き声もかわいいのですが、こういう細かいところをちゃんと作っているのが、無機質な感じを受けない可愛らしさに繋がっているのではないかと思います。

この手のパズルアプリは iPhone にはゴマンとありますが、クリア画像や BGM なども良いし、同タイプのものと比べると確かにデキの良いアプリと言えますね。

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左右脳研究所 II有料版 / 無料版

俗に言う「脳トレ」系のアプリ。 解りやすくて気軽に遊べるアプリで、有料版と無料版があります。
見た目がクールで BGM やプレイ感も悪くなく、ヒットしているのも頷けるのですが、売り方などに悪質な点も見られ、現在の iTunes や iPhone アプリの問題点も見え隠れてします。

左右脳研究所

シンプルな脳トレ問題が8つ同梱されています。
左脳問題は「数式問題」「数列法則問題」「仲間ハズレ探し」「サイコロの目比べ」の4つ、右脳問題は「色当て」「数当て」「向き違いを探す」「動体視力」の4つです。
ゲームを開始すると左脳問題と右脳問題が2つずつ出題され、最後に結果として IQ が表示されます。

1つの問題は 30 秒で終わる短いもので、サクサクとテンポ良くプレイできるのが特徴
軽快な BGM も良い感じで、脳トレ系のアプリとしてはレベルが高いですね。
有名な川島教授が監修した「全脳トレ」もナムコから発売されていますが、それは作りがイマイチで、それをやるんだったらこっちの方がやってて楽しいです。

ただこのアプリ、「★5レビューをしたら機能が解除される」というような評価誘導メッセージが表示されたり、ボタンのすぐ側に広告があってバナーの誤タップを誘発するようなレイアウトになっていたりと、ちょっとアレなやり口が見られます。
iTunes のランキングで上位になっているのは「★5評価の誘導」と「ゲームは確かに遊べる」という2つが融合した結果だと思いますが、「★5評価で機能解除」「レビューを書くと機能解除」とか言うのはウソなので騙されないようにして下さい。
iTunes の評価をいくつにしたかなんてアプリ側で確認はできませんし、レビューも無理に書かなくて構いません。
評価が条件になっているアプリは、★5でも★1でも評価さえすれば、レビューの本文がなくても機能は解除されます。
(iPhone から評価する場合でも、評価さえ付けておけばレビュー本文がなくても送信可能です)

現在は批判を受けたためか、この評価誘導はなくなっているようです。
有料版なら広告も出ないので、特に問題のないアプリになっていて、この手のミニゲームが好きな方にはオススメできますね。
無料版は評価誘導がない代わりに(?)、ゲーム中にやたら有料版の広告が入るようになっています。 また広告は相変わらずボタンの近くにあって誤タップしやすいです。

一時のステマ騒動でマナー的にアレな手口は減ったのですが、最近また増えてきている印象がありますね・・・
もちろんそういうものばかりではないのですが、iTunes のランキングやレビューは「そう言うものもあるんだ」というのをある程度頭の隅に入れた状態で、見るようにするのをオススメします。

N.O.V.A. 3

宇宙規模の戦争が起こっている未来、パワードスーツに身を包んだヒーローが銃をバリバリ撃ちまくり並み居る敵を倒しながら進んで行く、いかにも「欧米的設定」の 3D ガンシューティング「NOVA」シリーズ
似た設定のパソコンゲーム「HALO」をパクったリスペクトしたゲームロフトの FPS シリーズですが、それに新作が登場しています。
N.O.V.A. 3 - Near Orbit Vanguard Alliance」です。

今作はとにかくグラフィックがハンパじゃない!
多くの iPhone ユーザーを驚愕させた、あの「モダンコンバット3」に匹敵するグラフィックが全編を通して続きます。
ゲームロフトの技術力の凄さを感じるグラフィックで、これが iPhone の FPS の基準になってくるのでしょうか?
技術とハードの移り代わりを感じるクオリティーですね。

ゲーム内容はステージ1が廃墟と化したアメリカの都市で、多数の味方兵士と共に戦っていくため、やや「モダンコンバット3」を始めとする他の戦争 FPS に似た感じを受けるのですが、中盤からは謎の宇宙船や他の惑星で戦うシーンが展開され、NOVA らしい未来ヒーロー的な内容になっていきます。

N.O.V.A. 3

画面の左側をスライドして移動、右側をスライドで視点変更、射撃ボタンタップで銃を撃つという一般的なスタイルの FPS (3D ガンシューティング)です。

敵を倒すと持っている銃を落とし、弾薬はそれを取ることで補充、ダメージは安全な場所に退避していれば短時間で回復していきます。
この辺はメジャーな FPS/TPS とまったく同じルールで、この手のゲームが好きな方なら違和感なくプレイできるでしょう。
敵や味方が物陰に隠れながら戦闘を行うのに、自分は物陰に隠れるアクションがないので、この点にはやや違和感を感じますが、そのぶん機敏に動くことができます。

N.O.V.A. はプレイヤーがパワードスーツを着ているためか耐久力が高めで、無理しなければそうそうやられません。
一時的にスローにする特殊効果や、近接した敵を(例え壁越しでも)吹っ飛ばすウェーブなども使う事ができ、多彩な攻撃が可能です。
敵の中にもステルススーツを駆使する兵士や、空を飛ぶ兵士などが出て来て、他のゲームとはちょっと違う戦闘が楽しめます。

ただ戦闘は全体的に、「モダンコンバット3」に近くなっています。
照準が敵に吸い付く「オートエイム」が強く、さらに精密射撃のボタンを押すと近くの敵に自動的に照準を合わせてくれます
よって戦闘では精密射撃の ON/OFF を繰り返してオートエイムで敵を狙うのが有効で、この辺りの戦い方はまさにモダンコンバット3に似ていますね。

敵を狙いやすく、耐久力も高いため、この手のゲームが初めての方でもプレイしやすい内容です。
画面上部には残りのシールド(耐久力)が表示されていて、ダメージも解りやすくなっています。
手榴弾も自分や味方を巻き込まないので、手軽に使っていけます。
リアルな戦争 FPS ではない点を、うまく「プレイしやすさ」に反映している印象です。

N.O.V.A. 3
※空飛ぶ敵を精密射撃モードでターゲット! モダコン3のように精密射撃の ON/OFF が攻略のコツです。
主人公は多少の攻撃ではやられませんが、それでも無謀に突っ込んで行くとやはり死ぬので、前に出すぎないようにするのが基本です。
手榴弾が使いやすいので、倒し辛い場所にいる敵にはポイポイ投げましょう。


1ステージは結構長いのですが、映画のような演出のイベントが頻繁に発生して、飽きない展開になっています。
この辺も良い意味で「モダコン3」的になりましたね。
また、今回も乗り物に乗るシーンがあり、NOVA 名物の二足歩行ロボットで戦うシーンや、バギーに乗って疾走するシーンなどが用意されています。

ストーリーはステージ3から急に変わります。
ステージ1と2は「戦争もの」に近いのですが、ステージ3から「SF もの」に様変わりする感じで、そしてどちらの展開も面白いです。
もちろん台詞には全て日本語の字幕が付いているので、特徴的なストーリーも(少なくとも Mass Effect よりは)解りやすいです。

ゲーム中のグラフィックはもちろん、オープニングやステージの合間に入るデモムービーもかなり気合いが入っていて、とにかく作り込みの高さを感じます
モダコン3の時も思いましたが、「これじゃあ他のメーカーが FPS 出せなくなるじゃないか・・・」と思うクオリティーですね。

N.O.V.A. 3
※機関銃の付いたジープで廃墟と化したサンフランシスコを疾走するシーン。 彼方にはゴールデンゲートブリッジが。
機関銃や銃座はオーバーヒートがなく、好き放題に撃ちまくることが出来ます。
プレイし辛くなる要素は廃して、とにかく遊びやすくした FPS という感じです。


N.O.V.A. 3
※モダコン2程ではないですが、若干進行方法が解りにくいシーンもあります。
この上半分が開いたエレベーターのシーンは吸着地雷を使うように言われますが、普通に使ってもダメ。
上の方を向いて、地雷をエレベーターの上部に放り込むようにしなければなりません。
また、ステージ2には岩のようなものが通路を塞いでいて、手からウェーブを出す攻撃でどかさないと進めない場面があります。


N.O.V.A. 3
※巨大な太陽をバックにエイリアンの戦士と語らう場面。
揺らめく太陽、質感のあるエイリアンの体など、グラフィックのクオリティーがハンパない。
建物などはモダコン3の方が書き込まれている印象ですが、それでも圧倒的なクオリティーであることは確かです。


ただ、このあまりに凄いグラフィックは、さすがに旧機種では表現しきれないので・・・
最新の機種以外では、動作速度を優先するためにグラフィックの質が落とされます。
そして巷では、iPhone 4 と 4S のグラフィックの差が話題になっているようですね。

しかし実際に iPhone 4 でプレイしてみましたが、それほど激しく劣る訳ではありません。
もちろん遠景のテクスチャ(表面の絵の書き込み)は簡素になりますが、それでも画面が小さいので特別目立つほどではないし、十分に高クオリティーなグラフィックと言えます
動作も特に影響なく、プレイするうえで問題は感じませんでした。
静止画で見比べると確かに劣りますが、実際にやってみると「そこまで差は感じないかな・・・」という印象です。
ただ、iPhone 3GS とか、iPod touch だと辛いかも知れませんが・・・

(でも初代 iPad でもプレイしてみましたが、確かにフレーム落ち(コマ送り)になる場面は多いものの、グラフィックも動作もそれほど悪くは感じませんでした。 まあこの辺は人によって許容範囲が異なるので、感じ方は人それぞれになる気はしますが・・・)

以下は iPad 3rd(新iPad)、iPhone 4、iPad(初代)の、同じシーンの画面比較です。

N.O.V.A. 3 new ipad

N.O.V.A. 3 iphone4

N.O.V.A. 3 ipad 1st
※ iPhone 4S と新 iPad の描画は同じだと思われます。
(解像度を含めて考えた)初代 iPad のグラフィック処理速度は iPhone 3GS 以下のはずですが、iPhone 4 と初代 iPad は見た目の違いはあまりないように思います。
動作については初代 iPad でも普通にプレイできるレベルですね。 ただメモリ不足のためか、インストール後は一度再起動しないとマトモに動きませんでしたが・・・


やや難点なのは、武器が「弾数無限のピストル」「アサルトライフル」「ショットガン」「スナイパーライフル」「ロケット砲」「グレネードランチャー」など豊富なのですが、新しい武器を得るとこれらを常に携帯している状態になるため、武器が増えてくると切り替えが難しくなってくること
武器の切り替えは弾数メーターをスライドして行うのですが、使いたい武器を選ぶのに何度も何度もスライドしないといけなくなります。
ここはもうちょっと、何らかの対処が欲しかった所です。
特殊攻撃もスロー、ウェーブ、サンダーの3つがあるのですが、切り替えがスライド(それなのにボタンが小さい)ので使い分けが難しいですね。

オンライン対戦については、モダンコンバット3よりも、モダンコンバット2に近い印象です。
モダンコンバット3は撃たなければ自分の所在を知られなかったので「待ち伏せ」が強かったのですが、今作はどういう状態でも相手はレーダーに表示されます。
また戦場が全体的に狭くなっていて、それほど入り組んでいる訳でもないため、双方が接敵しやすくなっていて、「互いに相手を探してさまよう」みたいなことも起こりにくくなっています。

モダンコンバットのオンライン対戦は、一般ユーザーは2のスタイルを好み、パソコンで FPS をやりまくっていたヘビーユーザーは3を好む傾向があったのですが、今作は2の一般向けスタイルですね。

もちろん敵を倒すと経験値や階級が上がっていき、賞金も得られ、それによって装備を追加・強化するといった要素もあります。
6 vs 6 の最大 12 人対戦が可能でユーザーもかなり多く、モダコンのオンライン対戦と同じぐらい盛況になる事が予想されます。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
マルチプレイのトレーラーは こちら です。



価格は 600 円。 クオリティーを考えると、この価格は安いぐらいですね。
なお、iPhone と iPad の双方に対応したユニバーサルアプリです。

実は私は FPS/TPS 系はリアルな戦争系のゲームの方が好きだし、N.O.V.A. 2 もそれほど好きだった訳ではないので、N.O.V.A. 3 はあまり期待していませんでした。
しかしこの内容は予想以上でした。 ハッキリ言って、面白いです。
これなら「やっぱり FPS は戦争モノでないと」と思っている方も納得できるのではないでしょうか。
改めてになりますが、「SF」という設定をうまく遊びやすい内容にするため利用している気がします。

モダンコンバット3で培った技術やノウハウを利用して NOVA を作り直した、という感じでしょうか。
もちろんオススメできるアプリで、これを見ると「あぁ、もうスマホの FPS はゲームロフトが圧倒的だなぁ」と感じます。

N.O.V.A. 3 - Near Orbit Vanguard Alliance (iTunes が起動します)

ゾンビ打 FLICK OF THE DEAD

優れたタイピング練習ソフトであると同時に、ゲームとしても非常に面白く、パソコンのみならず家庭用ゲーム機版やアーケード版まで登場した大ヒット実用ゲーム「ゾンビ打 ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」。
このゲームでブラインドタッチを学んだ人は多いのではないでしょうか?

かくいう私もこのゲームのおかげでタイピングが早くなり、パソコンを扱う上で大いに役立ちました。
そんな タイピング・オブ・ザ・デッド のスマホ用フリック入力練習バージョンが先日公開されています。
ゾンビ打 FLICK OF THE DEAD」です。

内容は「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」をそのままスマホ版にしたような形で、ストーリーやステージ構成などはまったく同じです。
全体的にスマホ用に簡略化されているのが残念ですが、フリック入力練習ソフトとしては間違いなく NO.1 と言って良いでしょう
キーボード練習と同じく、フリック入力練習も「ゾンビ打」が定番になるのでしょうか?

ゾンビ打 FLICK OF THE DEAD

このゲームは元々「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」というアーケードゲームを元にしていました。
次々と襲ってくるゾンビを銃でバリバリ撃ちながら進んで行く、3D のガンシューティングゲームです。

それを「出題されるワードをキーボードで入力する事でゾンビを倒していく」という内容に変化させたのが「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」です。
オリジナルの演出やゲーム性はそのままに、タイピング練習にも活用できる内容にしたことで、タイピング練習ソフトとしては破格のクオリティーとなりました。
今回の「ゾンビ打 FLICK OF THE DEAD」はその延長にあるアプリと言えますね。

ゾンビが次々襲いかかってくるゲームですが、出題されるキーワードにはちょっと笑えるものが多く、ゾンビもピコピコハンマーやネギを持って走ってくるなど、マジメな内容なんだけど全体的に「おバカ」な雰囲気が漂っています。

ゾンビと共に現れるワードを時間内に入力できないとゾンビの攻撃を受け、ライフが減っていきます。
ライフが 0 になるとゲームオーバーですが、入力ミスをせずにゾンビを倒していくことで「コンボ」が増えていき、コンボの量だけコンボゲージが増加していきます。
そしてコンボゲージが最大になるとライフが回復するので、ミス入力を抑える事も攻略に繋がります。
ゲーム中にタルや箱などを撃つと(その場所に出てくるワードを素早く入力すると)回復アイテムなどが出現することもあります。

ステージの最後にはボスが現れます。
ボスは「特定の時間しか入力出来ない」「出題される問題の正答を入力しなければならない」などの、ちょっと変わった入力が必要になります

ゾンビ打 FLICK OF THE DEAD
※左は強敵、三択問題のボス。 正解の回答を素早く判断して急いで入力しなければならない。
他にも長文問題や、途中で入力が出来なくなるボスなどが存在します。
右の画像はステージの合間に入るストーリーシーン。 単なる練習ソフトではなく、ゲームとして良く出来ているのが「タイピングオブザデッド」が大ヒットした理由ですね。


ステージは全部で6ステージ。 それぞれのステージに特徴があり、1ステージ目は入門編になっていて、ワードは1文字や短い単語のみです。
小さな敵が一斉に襲いかかってくるシーンもありますが、ステージ1だとその時に表示されるワードが全て「同じ方向にフリックする文字」になっていて、ちゃんと入門編らしいワードが出て来ます

ステージ2からは文章になっているワードも出てきて、たまに長文も出題されるようになります。
同じセガのフリック入力ゲーム「ミクフリック/初音ミク」は歌詞の一部分を飛び飛びで入力する形式だったため、入力文が意味のない文字列になっており、あまりフリック入力の練習にはならなかった印象があるのですが、この「FLICK OF THE DEAD」は意味の通る文章を入力し、小文字や濁点、「、」や「!」などもあるため、ちゃんとした練習ができるソフトになっています。

ただ、「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」をやっていた人間としては、やや残念な部分も多いです。
まず映像部分の画質がすごく荒い。 これは「昔のゲームを iPhone で表示しているから」とかいうレベルじゃなくて、大幅にグラフィックの質自体が落とされているのです。
このゲームはフリック入力の感度が重要で、実際にミクフリックは旧機種だと「処理が重くなった際に入力タイミングがズレる」という問題が発生していたため(現在はアップデートで修正済み)、画質を出来るだけ落として処理を軽くし、入力感度を損なわないようにしているのだと思われます。
しかしそれにしても「もうちょっと何とかならないのか」と思ってしまうほど荒いので、もしかすると今後 Android での展開も考慮されていて、グラフィックの性能が低い機種でも動かせるようにしているのかもしれません。

また、オリジナルの「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」にあった「ルート分岐」が一切なくなっていて、どのステージも1本道です。
さらに演出もかなりカットされていて、例えば撃ったら橋の上からゾンビが落ちてくるとか、素早くゾンビを倒せば町の人を助けられるとか、ボス戦の前に本がめくられてボスの挿絵が出てくるとか、そういう演出はすべてなくなっています。
全体的に、カットできる部分は全部カットして負荷や容量を軽くしているのが伺え、iPhone ではここまでの軽減は必要ないと思うので、この辺も Android に合わせているのかなぁ、という印象を受けます。

あと、初心者向けの入力方法のチュートリアルや、ミスりやすい文字の傾向と練習、素早さや正確さなどをグラフ表示する機能などもなくなっています。
フリック入力ですからキーボードのブライドタッチほどの説明はいらないとは言え、やはりこれらは「実用練習ソフト」としては欲しかったのが本音ですね。

ゾンビ打 FLICK OF THE DEAD
※ステージ1に出てくる小型の敵は、同じ方向にフリックする文字が集まっている。 この辺の配慮は感心します。
ただ、こうしたものがあるのはステージ1だけなので、出来れば他のステージにも用意して欲しかったかも。
右の画像は長文入力のボス戦。 恐ろしい巨人が襲いかかってきてるのに、入力するのは「海に向かってバカヤロー」。 このおバカっぽさがいいです。


ゲーム部分での問題点は、入力中のワードをキャンセルする機能がないこと。
「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド」は長めの文章の入力中、何かものを投げられてそちらを先に撃墜しなければならない時、入力中のワードを ESC キーでキャンセルし、飛んで来るものを先に撃ち落としてダメージを防ぐ、というのが攻略の1つになっていました。
しかしこの「FLICK OF THE DEAD」でもそう言う場面にはなるのですが、キャンセルがないから飛んで来るものを撃ち落とす方法(ターゲットを変える方法)がなく、食らってダメージを受けるしかないのです。
これはもうゲーム的に欠陥だと思います。

iTunes のレビューでは、課金についての批判が続出しています
このゲームは現在(2012/5/11)は発売セールで無料で公開されていますが、その状態で遊べるのは1章のみ。
2章以降は各章が切り売りで、それぞれ「細切れの追加課金で」購入していく必要があります

このゲーム、2章の価格は 170 円なのですが、前の章を S ランクでクリアするとそれが半額になるというユニークで画期的な仕様があり、各章切り売りなのもそのためだと思うのですが・・・
しかしそれでも「細切れ課金」にユーザーの批判が集まるのは iPhone アプリでは常識な訳で、おまけに2章~4章は 170 円なのに、5章と6章になると急に 250 円になるという・・・ いきなりそれは反則だろ、言いたくなってしまいます。
こんなアコギに思える仕様だと、iTunes で文句を言われるのは避けられませんね。(それでなくても無料アプリに対する iTunes のレビューは手厳しいし・・・)

ゾンビ打 FLICK OF THE DEAD
※ S ランク達成で次のシナリオが半額! これはがんばって練習しようという気になれます。
このアイデア自体は秀逸だと思うのですが、ユーザーに何度も繰り返し出費を意識させる「細切れ課金」はやっぱり色々な意味で「下策」。
また、終盤の章だけいきなり値上がりするというのは、さすがに嫌らし過ぎます。


という感じで、気になる部分も多いのですが、それでも冒頭で述べたように「このゲームが iPhone で NO.1 のフリック入力練習アプリ」だというのは変わりません。
元々「タイピング・オブ・ザ・デッド」って面白いですからね。 そこはフリックになっても変わらないし、練習にもなると来れば、スマホでも定番になっておかしくないでしょう。
十分にオススメできるクオリティーはあると思います。

ただ、値段は現在の本体無料セールの状態でも、S ランクによる半額ボーナスを加味しない場合、170円×3 + 250円x2 で最後までプレイするのに 1010 円が必要になります。
えぇ、俗に言う「タダより高いものはない」系のアプリです。
フリック入力がバリバリに早くて S ランク取れまくる人だと半額になりますが、後半はかなり厳しいと思います。

加えて「ドリル(ミニ練習)モード」と「ボスモード」もそれぞれ 170 円。 ドリルモードは「源平大戦絵巻」などのセガのソフトをインストールする事で得られるポイントで貰えるのですが、とにかく課金コンテンツだらけな印象はあります。

と言う訳で、ゲーム自体は十分練習になるし面白い。 でも課金課金で最終的には結構高い。
その辺をどう考えるか、と言ったところですね。

ゾンビ打 FLICK OF THE DEAD (iTunes が起動します)

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