初めてからずっと毎日更新していたこのブログ・・・
しかし昨日、ついに更新が途切れてしまいました。
理由は「体調不良」とか「忙しかった」とかではなく、単に「すっかり忘れてた」。
でも今日からまた出来るだけ忘れないようにしますので、よろしくお願いします。<(_ _)>
で、今回ここでご紹介するのは縦スクロールのシューティングゲーム「百鬼夜行(Hyakki Yagyo)」です。
販売開始前にファミ通や appbank さんなどで何度も宣伝を行っていた、プロモーション活動が盛んだったゲームです。
グラフィックは純和風で、「大神」が好きだった私にはすごく好みな感じだったのですが・・・
ゲーム内容は、ちょっと残念な感じでした。
まずこのゲームは自機に「ダメージ」という概念がない。
敵を倒すと攻撃力が上がっていきますが、敵にぶつかると逆に攻撃力が減り、それによってボスや中ボスを時間内に「倒し辛くなる」。
そしてボスや中ボスを倒せなかった場合、逃がせる敵の数(Escape)が減っていき、それが 0 になるというゲームオーバーというシステムなのです。
自機自体が敵にやられる事はありません。
これはこの手のゲームが苦手な人でもプレイできるようにと考えられたもののようですが、あまりにも解りにくく、明らかに説明不足。
しかも純和風のゲームなのにゲーム内に日本語説明がない。
ザコは逃がしてもいいので、つまりザコはほとんど「倒して攻撃力を上げるための存在」。
後半ステージになると体当たりされることもあるのですが、敵が弾を撃たない(体当たりだけ)なのでザコにやられると言うことがなく、道中は緊張感に欠け、単調な展開です。
また、画面を一時止めて敵に直接「丸印」を書いてダメージを与える「大神」の「筆しらべ」をリスペクトしたようなシステムがあるのですが、これでないと倒せない中ボスがいる。
しかしこの辺は何度かプレイしないと解らない点で、この辺も初心者向けの割には不親切です。
オリジナリティーを出そうとしたのは解るけど・・・ だったらもっとどういうシステムなのかを解説すべきですね。
「意味が解らないゲーム」ほど楽しめないものはないのですから。
ちなみに BGM は和風の素晴らしいものですが・・・
「コレ、どっかで聞いたことあるなぁ」と思ったら、商用利用可のフリー素材の音楽ですね。
以下のサイトで公開されていますので、「BGM だけ聞きたい!」とか「iPod に入れたい」と思った方は以下のサイトをチェックしてみて下さい。
SHW:http://shw.in/
ここの「Akatsuki JAPAN」と「Enishi JAPAN」です。
寿司タワーディフェンスなんかでも使われていますね。他にも素晴らしい曲が多いです。
シューティングに関してはイマイチなものも iPhone AC で紹介しているので、本家側のページにも後日追記する予定です。
「ルールと攻略が解れば」それなりに遊べるゲームです。
強くオススメできるものではないですが、115 円と価格も安いですし。
なお、このゲームはタイトルに大きく「百鬼夜行」と表示され、一般にもそう紹介されているのに、iTunes の検索では「HyakkiYagyo」と英語で入力しないと表示されません。
この辺は売上げにも大きく響くのでは・・・
プロモーションやグラフィックが派手、OpenFeint や Resume にも対応してるのに、ルール説明が不十分で日本語だと iTunes の検索で出てこないなど、何かいろいろ甘いというか、チグハグな気がするなぁ・・・
・百鬼夜行(HyakkiYagyo)(iTunes が起動します)
本日 iPhone AC に、「全方向/固定画面シューティングゲーム」のページを追加、Mini Squadron と Galaga REMIX を追加しました。
今回はアプリ紹介というよりも、Galaga REMIX に関して思ったことをちょっと記載したいと思います。
「Galaga REMIX」は往年の名作「ギャラガ」のオリジナル版と、新しく作り直されたアレンジバージョン「リミックス」が1つになったアプリです。
ただ、iTunes の評価は極めて良くないです。
その批判の多くは操作性の問題。
確かに「オリジナル版」の操作性はダメダメでした。
方向キーは反応がワンテンポ遅れるし、ボタンからちょっと指が外れたらすぐ動かなくなる。
スライド操作は自機の速度や画面の大きさに合っていない。加速度センサーの操作は問題外。
これでは本家のギャラガを期待していた人は怒っても仕方ないですね。
でも、リミックス版の方は「スライド操作」にすればなかなか遊べます。
スライドなら操作性は悪くないし、ゲームもとても面白いと思いました。
難度は低いけど iPhone / iPod touch であることも考えると、カジュアル向けのこの難度設定でもいいんじゃないかなと思います。
ただ、それでも iTunes の評価が非常に悪いのは頷けます。
なぜなら「ユーザーのニーズとゲームの内容が合っていない」から。
ギャラガのアプリを今ダウンロードする人なんて、古くからのゲームファンか、シューティングファンぐらいです。
そう言う人の多くはリミックス版ではなく、「オリジナルのギャラガ」を期待して購入します。
すると、オリジナル版がダメだとその時点で評価は低くなってしまいます。
加えて、そう言う人はシューティングゲームに相応に慣れているから、リミックスの低めに調整された難易度では手応えを感じられない。
つまり、この難易度設定もユーザーのニーズとズレていると言えます。
私は Galaga REMIX のリミックスモードはすごく面白いと思うし、このデキなら万人にオススメできると思います。
ナムコ側の調整もそれを狙ったものでしょう。
でもこのアプリは価格も高めで 700 円です。
今はセール中で 350 円ですが、いずれにせよ「ギャラガというアプリにこれだけのお金を出すユーザー」は、やはりライトユーザーではないはずです。
そうなると、旧来のギャラガファンとはニーズが合ってないこのアプリは、この点でも評価が低くなりがちだと思います。
そしてこの辺りは iPhone アプリのもう一つの問題点も含んでいると思われます。
バンダイナムコやスクエニのような大手だと1つのゲームに関わる人数が多いし広告費もかけるし、部署が利益を上げないといけないから、どうしてもアプリの価格を高くしないと釣り合わない。
しかし大手じゃない小規模な開発会社、さらには一個人が、次々と低価格で優秀なアプリを世界規模で出し続けている iTunes 市場においては、価格が高くて質がそれなりだと一斉に叩かれることになる。
そしてそれでなくても大手メーカーは期待が大きい反面、叩かれやすい。
もしかするとナムコは新しいユーザーを iPhone / iPod touch で開拓したいのかもしれませんが、それにしては価格が高いです。
でも会社の規模とかかる費用の面を考えると、これ以上の低価格には出来ないから、結局中途半端になっているのかもしれません。
最近、「iPhone / iPod touch のアプリは飽和状態で価格も下がりすぎて儲からない」という意見が出ていますが、これはまさに大手メーカーや企業視点の見方です。
iTunes においては大手メーカーは、従来の考えでの開発方法や販売方法では立ち行かないように思います。
「ボーカロイド」なんかを見ていても思いますが、やはり「埋もれた才能が出てくる場所・ツール」というものが普及して、個人やグループレベルの活動が活性化すると、大手企業には厳しい状況になりますね。
現在でも iTunes は個人やグループ、小企業にとっては魅力的な市場ですが、だからこそ大手企業にとっては恐い存在でしょう。
もちろん私としては、大手メーカーもどんどんゲームを出して欲しいとは思うんですけどね。
ちょっと話がズレましたが、「iPhone だから」とカジュアル志向に向きすぎているメーカーが多いように思います。
携帯電話と iPhone は別にして考えるべきで、「そのゲームを手に取るであろう主要ユーザーがどの範囲か」を考えていないと辛いと思います。
まあギャラガに関しては、オリジナル版の操作性がもっと良かったら・・・ という気がします。
っていうかオリジナル版、これだったらむしろ無かった方がいいんじゃ・・・
だってオリジナルがあったからこそ、そこで判断され、悪評を付けられてしまったケースが多かった気がする。
「力を入れるべき場所」と「ユーザーのニーズ」を間違っていたという事でしょうか・・・
あと、操作性の問題を甘く見ていたか。
大手メーカーだとアプリを開発するにあたって、開発者が他の iPhone のゲームをプレイしないものなんですかね?
他のアプリをやっていれば、「どうすれば良くて、どんなものが悪いのか」は解ると思うんですが・・・
大手メーカーだと上から任命されて、知識がないまま開発に入るって事もあるのかなぁ・・・
あと、バージョンアップが鈍いのも大手メーカーだからなのでしょうね。
「バージョンアップ」って企業側からしたら「無償のボランティア作業」ですし、グループや個人だとすぐ動けるけど、メーカーだと中の人は「ソフト完成」→「次のプロジェクトに異動」ですから、出来てしまったらもう動かないんだろうな・・・
最後に。 なんだか偉そうなこと言ってすみません。<(_ _)>
・Galaga REMIX(iTunes が起動します)
iPhone AC は現在、シューティングゲーム強化週間です。
元々シューターですから、ココで一気にめぼしいシューティングは記事にする予定です!
(念のため言っておきますが、シューティングは好きだけど、うまいという程ではないです)
そして今回ご紹介するのは、先日発売された全方向スクロールシューティングゲーム「Warp Fighter」です。
内容はズバリ、コナミの往年の名作「タイムパイロット」をリスペクトしたものですね。
ちなみに無料アプリです。
で、やってみた感想ですが、ゲーム性でタイムパイロットには遠く及ばないという感じ。
と言うのも画面が狭い割に機体が大きすぎて、回避とか出来ないのです。
出た瞬間の敵にすぐぶつかって、まともに避けれません。
敵弾も早いから出された瞬間にヒットしてしまいます。
その分、ゲームは「残機+耐久性」になっていて、ボコボコぶつかってても進めるのですが、つまりかなり大雑把な展開。
シューティングが苦手な人ならこれでもいいかもしれないけど、避けられないゲームはシューティングファンにはストレスが溜まるだけですね・・・
さすがに批判があったのか、先日アップデートが行われて、ゲーム画面が全体的にズームアウトして画面が広くなり機体も小型化、操作も傾きセンサーだけでしたがタップ操作が追加され、前よりだいぶ良くなりました。
でも、それでも所詮は「無料アプリだね」という程度です。
相変わらず攻撃は避けにくいです。
とは言え「タダ」なんだから、あまり文句を言うのもお門違いでしょうか。
タイトルやステージクリア時に広告が入るので、こちらの収入がメインのようです。
オススメとは言えませんが無料アプリですから、ちょっとやってみようかな? と思う人は試してみてもいいですね。
・Warp Fighter(iTunes が起動します)
iPhone 期待の新作にしてエースコンバットの最新作、ナムコの「ACE COMBAT Xi」がついに先日発売されました!
すでにプレイされた方も多いと思います。
で、私もさっそくプレイしてみたのですが・・・
うーん、良いところと悪いところが混在していて、評価し辛いですねぇ。
でも最初に一言。これは紛れもなく「エースコンバット」でした。
iPhone でこれだけエースコンバットが再現されていれば、私的には十分だと思います。
ゲームは楽しかったし、フライトシミュレーターとしてもゲームとしても臨場感はありました。
思わず iPhone を、ハタから見てたら恥ずかしいぐらい振り回してプレイしてました。^^;
しかし、やはり5ステージで終わりは短いですねぇ。
ノーマルでプレイして、iPhone での操作に慣れず何度も墜落したりしましたが、それでもオールクリアまで1時間かかりませんでした。
これをエースコンバットの経験者がイージーでやったら、そりゃホントあっという間に終わっちゃうでしょうね。
そして悲しいことに、iPhone 3G ではゲーム中にガックガクになること多数。
急にゲームが止まって、数秒後に動いて、また数秒間止まる、みたいなコマ送り状態が多発します。
ひどい時は1分ぐらい止まることもありました。
それでも1度も完全なフリーズや強制落ちがなかったのは、技術的に凄いと思うのですが、でもこれでは「iPhone 3GS / 第三世代 iPod touch 限定アプリです」と揶揄されても仕方のないところ。
あと、せっかくバックストーリーがあるのだから、文字だけのストーリー説明じゃなくて、一枚絵で良いから何かの絵をバックに表示して欲しかった。 PSP からの流用でもいいから。
私は PSP の「ACE COMBAT X」も全篇プレイしていますが、どこがストーリーや背景的に繋がってたのかも良く解りませんでした。
と不満点もあるのですが改めて、600 円で、iPhone で、エースコンバットがこれだけ出来れば十分じゃないか、という気持ちもあります。
とは言え今はセールだから 600 円な訳で、これが 1200 円とかだったら文句も言いたくなるかも。
とりあえず、エースコンバットというゲームはフライトシミュレーターだけあって操作が独特です。
おそらくプレイ方法(というか操作方法)が解らない方が多いと思うので、これだけ話題のアプリですし、初心者向けの操作方法の解説を中心にしたページは作りたいと思っています。
でも iPhone 3GS か最新型 iPod touch でない人には、現時点では手放しでオススメできないのも本音ですねぇ・・・
やってないから解らないけど、3GS だったらガクガクになる事はないのかな・・・?
・ACECOMBAT Xi Skies of Incursion(iTunes が起動します)
まあ上から徐々に下がってくるので、落ちてくる訳じゃないですけどね。
ゲーム内容としては「マジカルドロップ」に良く似ているのですが、玉を直接ドラッグして動かすのが特徴のゲームです。
純和風な BGM と背景も特徴ですね。
私的には嫌いなゲームではありません。
和風の背景や BGM がいいし、操作性の悪いマジカルドロップに比べるとボールを指で直接配置できるこちらの方が、iPhone の操作にも向いていますね。
ただ、背景以外に目立った変化がなく、連鎖しても下に猫がちょこっと出てくるだけなので、展開が単調なのが玉にキズ。
テトリスのようなスピーディーさや解りやすさ、ぷよぷよのような展開の変化、ルミネスのような演出の良さなどがなく、ただ坦々と玉を消していくだけなのが残念なところ。
なので、正直「今ひとつ」と言った感はあるのですが・・・
でも、パズルゲームとしては悪くないと思います。
遊びやすいゲームなので、この手のパズルゲームが苦手な方でも大丈夫。
ヒマを潰すには悪くないゲームですね。
・華玉ドドンパ(iTunes が起動します)
・華玉ドドンパ LITE(iTunes が起動します)
いつの間にかアップデートされてて良くなってた、というものです。
タイトーのボール転がし系アーケードゲームの元祖「キャメルトライ」です。
ボールを時間内にゴールまで転がすという簡単なルールですが、ボールを動かすのではなく、マップ全体を回転させます。
言わば「Labyrinth」の拡大版と言えますね。
壁や障害物はもちろん、当たるとタイムが減ってしまうブロック、逆に壊すとタイムが増えるブロック、破裂する爆弾など、様々なものがマップ上に配置されています。
アーケード版はダイヤル式のコントローラーで操作していましたが、iPhone 版はドラッグでマップを回転させて操作します。
当初はステージが少なくてボリュームがなく、せっかく傾きセンサーがある iPhone なのに操作にそれが生かされていなかったため、やっててイマイチ楽しめなかったのですが・・・
いつの間にかアップデートされてて、ちゃんと iPhone の傾きで、直感的にマップを回転させられるようになっていました。
これによりプレイしやすくなり、さらにマップも大幅に増加、現在はオススメと言って良いアプリに変わっています。
加えて価格も安くなりました。
iPhone 版はグラフィックやサウンドがシックで渋いものになっていますが、これは iPhone や Apple のセンスに合わせたのでしょうか・・・?
個人的には、アーケード版やスーパーファミコン版のような楽しげでスピード感のある雰囲気も好きでしたが、まあこの辺は好みの問題でしょうか。
とにかくオススメしないつもりだったけど、アップデートにより改善されていました。
ティルト操作(傾きセンサーによる操作)だと iPhone をグルグル回さないといけないので、人のいる場所でやるのは恥ずかしいのですが、この操作方法は「キャメルトライ」というゲームにとっては理想的です。
無料体験版もあるし、ルールも解りやすくて楽しめるゲームです。
・キャメルトライ(iTunes が起動します)
・キャメルトライ Lite (iTunes が起動します)
あの GeoDefense のような綺麗なワイヤーフレームとパーティクル(光効果)を持つ、独特な縦スクロールシューティングゲーム。
それがこの「Geo Geo Wars」です。
連射が効き、操作もしやすく、攻撃もハデ。
なかなかいいなーと最初は思っていたのですが・・・
どうも今ひとつな感が否めません。
というのも序盤は敵が隕石のみ。
しばらく進んでも障害物のような敵ばかりで、面白みに欠けます。
ステージが進むと飛んできて弾を撃ってくる敵も出てくるのですが、基本的に敵の種類は多くありません。
さらに、自機の当たり判定が大きくて、画面がハデ過ぎることもあって、やられた時の状況がよく解らない。
いつの間にかダメージを受けてしまう感じ。
また、途中から逆スクロールや横スクロール、全方向スクロールのステージが出てきて、バリエーションに飛んでいるのですが、当たり判定が大きいため全画面スクロールになると、常に真ん中をキープしてないと出た瞬間の敵に当たってしまう感じ。
逆スクロールになると下から敵が出てくるのに、指でその方向が隠れているものだから、iPhone を逆持ちにしないと見えない。
さらに縦画面のままで横スクロールになったりするので、画面が狭すぎて無駄に動くとすぐ敵に当たってしまいます。
ユニークではありますが、シューティングゲームとして楽しめるものではないかなぁ、という印象。
もっと当たり判定を小さくして、敵を見やすくして、敵が出てくる前兆を表示するなど、もっとプレイヤーが状況を把握・回避しやすいものにしないと、楽しむ以前の問題かなと言う感じです。
こうした攻撃がハデハデなゲームって嫌いじゃないから、もっと調整すれば良いものになるとは思うんだけどなぁ・・・
現時点ではオススメしないですね。
・Geo Geo Wars(iTunes が起動します)