このブログでのゲームレビューも終わって久しく経ちました……
たまにブログらしく、ここに近況などを書いてみたいと思います。
レビューしたゲームのその後や、やったけどレビューしなかったゲーム、他のスマホ関連で思ったことなどを書き連ねていくつもりです。

と言うか、最近言いたいことがたくさんあったので、それをここで書いておきたいと思います。
要するに愚痴です。 興味のある方はご覧下さい……

・iPhone AC Civilization 6 攻略ページ 大幅修正
civ6site
これは更新報告です。本家の iPhone AC に掲載していた「シヴィライゼーション6」の攻略ページを改定しました。
最近、Epic Store などで Civ6 の無料配布が行われ、プレイガイドを求める方のアクセスが増えていたのですが、データや解説が古いままだったので、最新アップデート&拡張パック対応のものに追記/修正しています。

iOS版をメインとした解説であるため、PC版の最新アップデートとは異なる部分があると思いますが、データではなくプレイガイドが中心、また無印版(標準ルール)がベースであり、そこに拡張パックの内容も加えている形なので、どの機種・どのバージョンの Civ6 でも参考にできると思います。
Wiki はデータが中心で、あまり初心者向けではないので、取っかかりとして活用して頂ければ幸いです。


Death Come True - デスカムトゥルー(1,960円、iOS / Android
deathcometrue
「ダンガンロンパ」で知られる小高和剛さんがシナリオを書かれている、全編実写ドラマの構成で話題のアドベンチャーゲーム。
発売前はレビューする気まんまんだったのですが、いざやってみると……
一本道だし、物足りないし、ドラマ的にもアレだし、うーん。

と言うか、このゲームは IGN Japan に掲載されているレビュー が自分の思っていることをすべて語っており、もうこれ以上言うことがないので、見た時点で書く気が失せてしまいました。
私の感想もそのレビューと同じです。
「ドラマを見るつもりで買って頂きたい」と言われていましたが、「それってゲームとしてはイマイチだと自覚してる?」と感じてました。

少し付け加えると…… チュンソフトの『街』や『428』は静止画ですが、役者さんはちゃんと演技していたそうです。
最初から静止画のつもりで撮影すると臨場感のある絵が撮れなかったからだそうですが、しかし演技をしているなら、それを映像として届けたいと作り手は思うはず。
今作の開発はイザナギゲームズという別の会社で、スタッフは異なりますが、チュンソフトのアドベンチャーとして、かつてやりたかったことを実現したのかな、とも思います。


Sagrada(サグラダ)(860円、iOS / Android / Steam
sagrada
レビューしようかと思ってたけど、しなかったダイスゲーム。
2018年に公開された比較的新しいアナログゲームのデジタル版で、大きな表彰は受けていませんが、変わったゲーム内容と美しいダイスで人気の作品。

しかし…… マスにダイスをはめていき、役を作って得点を競うというゲーム内容が、スマホ初期の名作「Lock 'n' Roll」のまんま。
パクリというわけではなく、たまたま似たのだと思いますが、私としては「アナログ版の多人数型 Lock 'n' Roll です」としか言えない。
外周からひとつずつ置いていく、同じ色や数字のダイスはとなりに置けない、役をカードで決めるなど、違う点は多いのですが、古くからのスマホゲーマーにとっては全然目新しくない……

しかもオリジナルは美しいダイスがウリだったようですが、デジタル版はあまり綺麗じゃない。(このゲームでこれは致命的)
と言うわけで新作のドイツゲームアプリだけどスルー。


2112TD: Tower Defense Survival(250円、iOS / Android
2112TD
古風なタワーディフェンス。他にめぼしい作品がなかったらレビューしようかと思ってたけど、結局スルー。
ルート固定型、タワーの設置場所も決まっているタワーディフェンスですが、道幅が広い。
エイリアンやゾンビが行列してくるのではなく、バラバラに歩いてくる様子がリアル。
タワーの数は少なく、全体的にB級感があり、TDとして特筆すべき点は道幅以外にあまりないのですが、そつなく遊べるゲームで値段が安く、適度な難易度とボリュームなので、TDがやりたい方には悪くない作品。


ファイナルソード(レビュー)
finalsword
そしてこれ。先日レビューが公開された、クソゲーと大評判の剣劇アクションRPG。
すでに Twitter で大きな話題となっていたため、その余波でアクセスは多い模様。
ただ、クソゲークソゲーと連呼しているので、レビューを批判する人も少なくありません。

まあ、それは想定のうちでした。
しかし某所で、このレビューを吊し上げ「クソゲーという単語を考える」という名目のネット審問会が、ゲームライターの皆々様方を集めて開催されました。

さすがに私も、ここまでされるとは思っていませんでした。
批判ツイートを出し、「クソゲーと呼んでいることにこうした批判がありますが、どう思いますか?」と語られ、クソゲー呼びを「良い」と言う人などいるはずもなく、すっかり悪者になっております。
あぁ、完全に四面楚歌

いや、批判は仕方ないとは思ってたよ? でも、このやり方はネットイジメじゃないの?
前からことあるごとに傷口を広げようとするよね?
幸い、思うようには炎上しなかったようですが。

ちなみに、その審問会で出された批判ツイートというのはコレ。


「衆目を集めるためだけに"クソゲー"を使っている」という根拠のないトンデモ理論で批判されておりまして、でもここをご覧の皆さんなら、私が以前からクソゲーレビューをしていたことはご存じかと思います。
「割と遊べる」が言い訳とか、遊べちゃダメなのかよ。

メディアでやるのは不誠実と言われていますが、メディアへの寄稿だからと控えるつもりはありません。
それでボツになるのは仕方ないとして、でも私はプロのライターではないし、忖度するつもりはありません。
それで受け入れられてきたと思っております。
電ファミはそんな記事も掲載してくれていますが、ダメなら契約破棄になるだけの話です。

まあ、クソゲーと書いた方が見る人は増えるだろうなとは思いましたよ?
でもすでに Twitter でクソゲークソゲーと大評判になっていて、トレンドにも入っていたゲームを紹介するのに「クソゲー」を使わずしてどう紹介するのかと。
あぁ、しかしこの方は人気ブロガーで Youtuber らしいので、これでまた悪者にされるんだろうな。
愚痴です。ごめんなさい。

ちなみにファイナルソード、憧れの移動床を体験できました。



Crying Suns(レビュー)
cryingsuns
最後に口直し。先日レビューした、FTLフォロワーな宇宙SFストラテジー。
レビューを書いた時点ではステージ4をクリアした段階だったのですが、ステージ5と6の展開が更にすごかったです。
とても濃密なSF。文学作品をひとつ読んだような読了感があります。

FTL系としては難易度イージーだとかなり簡単ですが、この作品は世界観が最大の魅力だと思うので、多くの方が最後まで体験できるよう、簡単な方が良い気がします。
もちろんゲームも面白いので、マニアなゲームですが改めてイチ押し。