今回は、「試したけどイマイチなアプリ」として記事を書こうとしたら・・・
いつの間にかアップデートされてて良くなってた、というものです。

タイトーのボール転がし系アーケードゲームの元祖「キャメルトライ」です。

cameltry

ボールを時間内にゴールまで転がすという簡単なルールですが、ボールを動かすのではなく、マップ全体を回転させます。
言わば「Labyrinth」の拡大版と言えますね。

壁や障害物はもちろん、当たるとタイムが減ってしまうブロック、逆に壊すとタイムが増えるブロック、破裂する爆弾など、様々なものがマップ上に配置されています。
アーケード版はダイヤル式のコントローラーで操作していましたが、iPhone 版はドラッグでマップを回転させて操作します。

当初はステージが少なくてボリュームがなく、せっかく傾きセンサーがある iPhone なのに操作にそれが生かされていなかったため、やっててイマイチ楽しめなかったのですが・・・

いつの間にかアップデートされてて、ちゃんと iPhone の傾きで、直感的にマップを回転させられるようになっていました。
これによりプレイしやすくなり、さらにマップも大幅に増加、現在はオススメと言って良いアプリに変わっています。
加えて価格も安くなりました。

iPhone 版はグラフィックやサウンドがシックで渋いものになっていますが、これは iPhone や Apple のセンスに合わせたのでしょうか・・・?
個人的には、アーケード版やスーパーファミコン版のような楽しげでスピード感のある雰囲気も好きでしたが、まあこの辺は好みの問題でしょうか。

とにかくオススメしないつもりだったけど、アップデートにより改善されていました。
ティルト操作(傾きセンサーによる操作)だと iPhone をグルグル回さないといけないので、人のいる場所でやるのは恥ずかしいのですが、この操作方法は「キャメルトライ」というゲームにとっては理想的です。
無料体験版もあるし、ルールも解りやすくて楽しめるゲームです。

キャメルトライ(iTunes が起動します)
キャメルトライ Lite (iTunes が起動します)