iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2010年02月

Ninja Honda Karate

あのサウンドクリエイター Dj nagureo さんの会社「YuDo」で開発された 8bit サウンドの音楽ゲーム。
それがこの「Ninja Honda Karate」です。 略して「NHK」。

アイコンにも「NHK」って書かれていますが・・・ NHK って違いますよね。
忍者ハットリ君の略ですよね。

8bit のサウンドというのは、「昔のファミコンのピコピコ音」だと思えばいいでしょう。
グラフィックもいかにも昔のファミコン風です。

nhk

ゲームとしては、パイプから流れてくるボールを出てきた瞬間にタップする、というものです。
ボールが出てくるタイミングはリズムに合わせているので、BGM のリズムに乗ってタップする必要があります。

ゲームとしてはかなりシンプルですが、ステージが進むとパイプが複数になったり、取ってはいけない毒キノコや爆弾なども出るようになります。


このゲームはその 8bit サウンドと 8bit でシュールで意味不明なグラフィックセンスに、プレイヤーがマッチできるかどうかでしょう。
このセンスとサウンドを「好きだ!」と思える人は楽しめるだろうけど、そうでもない人だと全然楽しめないと思います・・・
よって万人ウケするアプリではないですね。

「音ゲー」として見た場合、正直言ってイマイチだと思います。
まずステージが(本体のみだと)5つ用意されていて、それぞれにステージ 1-1 からステージ 1-5 まであるのですが、1-1 から 1-5 まで全部同じ曲。
つまり 25 面あるけど、曲は5曲しかない。
「曲は5つで難易度が5種類」と言った方がいいでしょうか・・・ さすがに少ないです。
1ステージ 115 円の追加課金で 12 ステージまで購入することも出来ますが・・・ うーん、微妙。

また、曲は有名クラシックの音楽が 8bit サウンドにアレンジされたもの。
あまり「ノレる」という感じではなく、坦々としているアレンジで、ビートマニアの dj nagureo らしさ、みたいなものは全くありません。
この選曲・アレンジも正直イマイチだなぁ・・・


ダンスミュージックをそのままの音源・ボーカルで聞ける音楽ゲームが多い中、この 8bit サウンドのクラシック曲による音ゲーを「面白い」と感じられる人は、かなり限られている気がします。
ただ、好きな人には好きなゲームだと思うので、まったく「面白くない」とは言いません。 激しく人を選ぶでしょうけどね・・・
私的には、このシュールで楽しげなドットグラフィックは好きなんだけどな・・・

このアプリ、以前は価格 800 円でした。
800 円で5曲だった訳で、それだと絶対にオススメしませんでしたが、今は 350 円になっています。
でも 350 円でも私的には微妙です・・・
「8bit サウンドが大好きだ! 三度の飯より好きだ!」 と言う人にはいいかもしれませんが・・・

Ninja Honda Karate(iTunes が起動します)
 

太鼓の達人

ナムコの出した定番の音楽ゲームの一つ「太鼓の達人」。
元はアーケードゲーム(ゲームセンターのゲーム)で、実物サイズの太鼓とバチ(叩く棒)が置いてあったという、ゲームというよりは「大型遊技マシン」に近かったものです。

太鼓を叩いて演奏するというシンプルな内容が受けて大ヒット、様々な家庭用ゲーム機や携帯ゲーム機に移植されました。
それがついに iPhone / iPod touch にも登場しています!

taikonotatuzin

主に歌謡曲(J-POP や アニメソングなど)を中心とした曲に合わせて、タイコを叩きます。
画面に表示されたリズムに合わせて叩いていけばゲージが増えていき、ミスするとゲージが減少。
曲の終了時にゲージが一定以上あればステージクリアとなります。

叩く場所は2ヶ所、太鼓の中央の「ドン」と、隅っこの「カッ」しかなく、非常にシンプルなシステムと言えますが、このシンプルさがウケたゲームと言えますね。
二本の指で同時に叩く大きな「ドン」「カッ」もありますが、これも「二本で叩けばボーナス点」という扱いになっており、一本で叩いてもミスにならないという初心者向けの設計になっています。


このゲームの初代は 2001 年頃に登場したのですが、当時は音楽ゲームの高度化が進み、ビートマニアやポップンミュージック、DDR などのそれまで定番だった音楽ゲームが難しくなりすぎていました。
もはや一般ユーザーが付いていけるものではなくなっていたのですが、そこに「解りやすくて簡単な、誰でも楽しめる音楽ゲーム」として登場したのが、この「太鼓の達人」でした。

だから選曲もビートマニアや DDR のようなダンスミュージックやテクノ系ではなく、その当時の人気曲や、子供でも知っているアニメミュージック、よく知られたクラシック曲のアレンジなどになっており、あくまで「万人向け」「一般向け」として作られています。
ビーマニシリーズ(コナミの音楽ゲーム)に対するアンチテーゼのような存在とも言えますね。


「太鼓の達人」は非常に携帯機器向けのゲームでもあります
先日の DDR の記事でも述べましたが「ビートマニア」のようなキーを押すたびに違う音の鳴るゲームは、その音をすべて個別に用意しておかなければなりません。
それは1曲あたりのファイルサイズの増大を招きます。

しかし太鼓の達人は音が「ドン」と「カッ」しかないので、曲のデータ以外にサウンド用のファイルが必要ありません。
それでいてちゃんとプレイヤーのアクションに合わせて「ドン」と音が鳴るので、どんな機器でも再現しやすく、それでいてプレイしていて楽しいシステムになっていると言えます。
iPhone はタッチパネルだから画面に表示されたタイコを直接叩けるので、なおさら向いています。


iPhone / iPod touch 版はアプリの完成度も高く、快適にプレイする事ができ、各種の難易度ややり込み要素なども用意されています。
ゲーム自体は非常に良くできています!

ただ・・・ 今回販売開始された「太鼓の達人 -人気曲ぱっく-」は 600 円するのに曲が5曲しかなく、音楽ゲームとしてはあまりにも少ないです。

450 円で 20 曲以上、隠し曲まで用意されている DDR S と比べると、どう考えてもボリューム不足で、iTunes のレビューでもその不満が続出しまくっています。
たった5曲じゃこういう意見が続発するというのは解りきっていたと思うのですが・・・
うーん、甘く見たんでしょうかね・・・

ただ、「太鼓の達人」は J-POP などをそのまま使っているので、当然 JASRAC にライセンス料を支払わなくてはなりません。
ここが「曲数のわりに値段が割高」という点に響いているのかもしれません・・・

とは言えゲーム自体はすごく良いし、今後アップデートで曲も増やされると思うので、やはり今後定番になり得る音楽ゲームアプリだと思います。
私的にももちろんオススメです。

しかし現時点では5曲のみ、ライセンス料の関係でどの曲がいくらで販売されるかにも不安があるので、今後の追加曲とその価格を見てから購入を判断する、という方が良いかもしれません・・・

太鼓の達人 -人気曲ぱっく- (iTunes が起動します)
 
 
【後日追記】
太鼓の達人は、初期バージョンへの「追加曲」は行われませんでした。
他の曲が入ったものが別アプリとして公開され、さらに曲のダウンロード購入が可能な「太鼓の達人プラス」が改めて公開されています。
現在ダウンロードするならこの「プラス」がオススメですが、楽曲購入価格は5曲600円のままなので、やはり相応に高額であることは否めません・・・

太鼓の達人プラス (本体無料+追加課金型です)

DanceDanceRevolution S

iPhone AC ではまだ「音楽ゲーム」を取り扱っていませんでした。
でも決して音楽ゲームが嫌いな訳ではなく・・・ むしろかなりやっていた、好きなゲームジャンルの一つです。

と言う訳で今回は、iPhone / iPod touch の音ゲーの大定番。
DDR」こと「DanceDanceRevolution S」をご紹介します。

ddr

ダンスミュージックに合わせて上下左右の矢印が流れてくるので、その方向のボタンをタイミング良くタップします。
タイミングは目で見るのではなく、リズムに合わせることが重要
たまに連続で押す矢印や、押しっぱなしにしなければならない矢印も出てきます。

アプリ全体の完成度が非常高く、グラフィックが綺麗で演出も素晴らしく、もちろんサウンドもすごく良いです。
iPhone / iPod touch の音楽ゲームとしては間違いなくトップクラスであり、まさに「定番」でしょう。
iPhone は音楽プレイヤーである「iPod」でもありますから、音楽ゲームとの相性も最高と言えますね。

ただ、これは個人的な話になりますが、指でやる DDR ってちょっと違和感があるんですよね・・・

私はかつて、かなりの「DDRer(DDRプレイヤー)」でした。
一番ハマってた時は毎日ゲーセンに通い、連日のようにプレイしていて、家でも PS 版 DDR のエンドレスモードを4時間ぶっ通しでやったりしてました。
おかげで体重も1ヶ月で 5Kg 以上痩せ(でもやめたら元に戻った・・・)、足の膝下の太ももの筋肉も短期間に激増、しゃがむと違和感を感じるほどになりました。

だから私にとって DDR というものは、「足でやるもの」なのです。
指でチマチマやるものじゃない・・・

iPhone / iPod touch 版には本体を振ってプレイする「シェイクモード」というものも用意されていて、何とか体を使ったプレイをしてもらおうという工夫が見られるのですが、本体を振ってると画面が見えないし、反応しないことも多いです。
あまり気持ちよくプレイ出来るとは言えません。

ただ、携帯機器で「音楽ゲーム」を再現するのであれば、ビートマニアより DDR の方が向いているのも確かです。
ビートマニアは特定のタイミングでキーを押す事で、その場面に合わせた音が鳴るようになっています。
しかしこの場合、各場面に合わせた「音」を全部用意しておかなければなりません。
これはファイルサイズを増大させ、携帯機器には負担になり、曲の追加にも時間がかかります。

でも DDR は特定の場面でステップしても、画面に「PERFECT」とか「GREAT」とか出るだけです。 音は鳴りません。
この方がプログラム面でもファイル面でも負担が軽く、携帯機器で再現しやすいんですよね。
また単純に、キーがたくさんあるビートマニアやポップンミュージックより、上下左右の DDR の方が携帯で遊びやすいというのもありそうですが。


iPhone / iPod touch 版の DDR アプリですが、現在3種類用意されています。
1つはメインバージョンである「DanceDanceRevolution S」。
1つはその無料体験版である「DanceDanceRevolution S Lite」。
最後に曲の課金購入が可能な「DanceDanceRevolution S+」。

ここでオススメするのはメインバージョンの「S」です。
450 円で 20 曲以上が収録されており、ゲームが進むと登場する「隠し曲」も含まれ、各種のゲームモードや難易度もそろっています。
ボリュームも十分と言えますね。

S Lite」は無料体験版で収録曲は1曲のみ。
通常モードとトレーニングモードがプレイ可能です。
1曲しかないからすぐ終わりますが、音ゲーの経験がない人はこれでまず試してみるのがいいでしょう。

S+」は追加課金バージョンで、価格的には微妙です・・・
本体は 230 円なのですが、3曲しか入っていません
課金による楽曲の追加購入に対応しているのですが、3曲パックで 230 円、5曲パックは 350 円、1曲バラ売りだと 115 円。
つまり、メインの「S」は 450 円で 20 曲以上楽しめるのに、こちらは 460 円でも6曲しかない訳です。
20 曲以上そろえようとすると 1610 円以上、30 曲だと 2300 円。
かなり高いですね・・・

そのぶん過去の DDR の名曲がそろっているので、昔ながらの DDR ファンには嬉しいのですが、アーティストの曲はライセンスの問題があるのか含まれていません。
(butterfly や Dub-I-Dub など)

※現在はアーティストの曲も追加されている模様です。

PS とか Wii のパッケージ版のことを考えると、これでも安いのかなぁ・・・
でも携帯アプリなんだから、さすがに高い気がするなぁ・・・
ちなみに 25 パック発売されていて全部買うと 70 曲以上になりますが、総価格は 6000 円を越えますね。

とりあえずここでは、メインバージョンである「DanceDanceRevolution S」をオススメします。
iPhone / iPod touch の世界的な「定番アプリ」の1つと言って良いでしょう。

DanceDanceRevolution S(メイン版、iTunes 起動)
・DanceDanceRevolution S Lite(配信終了)
DanceDanceRevolution S+(追加課金版、iTunes 起動)

7th deadly beats

ナムコが作った iPhone / iPod touch オリジナルの「音ゲー(音楽ゲーム)」。
レースのような内容とアンビエントでテクノなサウンドが融合した、一風変わったゲームがこの「7th deadly beats」です。

音ゲーの定番「ビートマニア」シリーズで有名になったサウンドクリエイター dj nagureo 氏が起用されていることでも注目されていました。

この dj nagureo さんは iPhone / iPod touch のアプリをすでにいくつか手がけており、ヒット作となっている「Matrix Music Pad」や「8Bitone」などをプロデュースされています。(このリンクは iTunes が起動します)
(ただ、私は Matrix Music Pad や 8Bitone とかは、面白いとは思わなかったですが・・・)

7thdeadlybeats

指をスライドさせて自機を左右に動かし、前方から流れてくるブロックを取ると BGM に合わせたサウンドが流れ、さらに連続で取っていくと自機のスピードが上がります。

一定時間内にゴールするとボス戦となり、ボス戦では画面内に出てくるマークの順番とタイミングを覚え、それを再現することでダメージを与えられます。


が、ぶっちゃけ・・・ 大して面白いとは思いませんでした・・・
正直言って、「音楽ゲーム」としてはコンセプトが間違っている気がします。

楽器を演奏するのが楽しいのは、叩いたり、弾いたりする事で、それに合わせて音が鳴るからだと思います。
DDR(ダンスダンスレボリューション)なんかも、リズムに合わせてステップを踏むから面白い訳です。

しかしこのゲームは前方から流れてくるアイテムを取ることで音が鳴ります。
自機を操作してアイテムを取るということは、自機は早めにアイテムの前に移動しておかなくてはなりません。
つまり、曲に合わせてアイテムの位置に動いたのでは遅いのです。


よって、リズムに合わせて自機を動かすのではなく、リズムとは無関係に自機を先に動かして、アイテムを取ったらプレイヤーの操作とは関係なしに音が鳴る・・・ そんな感じです。
これでは面白くありません・・・

曲を意識しないようにしてアイテム回収に専念した方がうまく行きますが、そんな音ゲー、何か違う気がする。
皆さんも頭の中で考えてみて下さい。 叩くと音が鳴るゲームと、事前に叩くと後で音が鳴るゲームがあったら、どっちが楽しいか・・・

ボス戦も曲に合わせてマークをタップするというより、マークの出る順番を記憶する「瞬間記憶」のミニゲームになっていて、音ゲーという感じではありませんね。

私的には、「サウンドとゲームの融合」という題材は好きです。
それをうまく取り入れた「ルミネス」や「スペースインベーダー インフィニティジーン」なんかは素晴らしいと思います。
ただ、それは「ベースのゲームがしっかり出来ていて、その上にサウンドも加わっている」から良いのであって、7th deadly beats はどちらも中途半端な印象が拭えませんね・・・


とは言え、「ナムコ」とか「Dj nagureo」とかのネームバリューを気にせずに見た場合・・・ そこそこ楽しめるゲームだとは思います。
期待されていたほどの内容ではないというのが本音ですが、これがナムコでなかったら、それなりに評価されるのではないでしょうか。

私的には、350 円ではオススメ出来ませんね・・・
今後セールになって安くなってたら、試してみてもいいとは思うけど。

もしくは、操作に関するコンセプトがアップデートで改められれば・・・
例えば、アイテムを取ったら鳴るのではなく、アイテムの方向に動いた瞬間に鳴るとか・・・

7th deadly beats(iTunes が起動します)

Smashed

今日は「無料体験版」の公開が裏目に出ているとしか思えない、そんなパズルゲームを取り上げたいと思います。

タップで木のブロックなどを破壊し、指定された目標を達成する物理シミュレート形のパズル。
Smashed」です。

smashed

画面に木のブロックが組まれているので、それをタップでどんどん壊していきます。
破壊するとブロックは破片となって派手に飛び散り、さらに上に乗っているものが落ちてきて、それらが重力・物理シミュレートによって崩れていきます。
ステージによっては回転ノコギリや爆弾があって、それを使ってブロックを破壊することも出ます。

一定個数のブロックを破壊する、破片を一定数壊す、目標物をゴールに転がしていく、などの目標を達成すればクリア。
ブロックや目標物が画面下の水中に落ちたりして目標を達成できなくなるとゲームオーバーです。


この Smashed、ステージが進むと様々な仕掛けが登場し、ブロックの崩れ方を計算しないとクリアできなくなってきて、面白くなっていきます

しかしこのゲームは最初に述べたように・・・ 「無料体験版」が裏目に出ています。

このゲームの FREE 版は、一連のトレーニングステージと回転ノコギリを使う1ステージがプレイ出来ます。
しかしトレーニングステージは「単にブロックをタップで壊すだけ」で、やってて楽しくありません。
ゲームオーバーや失敗になる要素がないのです。

最後に回転ノコギリを使うステージが出てきますが、これもタップで適当にやればクリアできてしまいます。
つまり、本当にタップするだけのアプリで終わっている。
本当はもっと壊れ方・崩れ方を計算しなければならないステージがあるのですが、そう言った要素が FREE 版には全くない。

こんな「ゲームの面白さを体験できない、理解できない」無料体験版なら、むしろなかった方がいいんじゃないか、とさえ思います。
これじゃあ製品版の評価がないのも頷けますね。

しかも日本人だと英文が読めませんから、ゲーム内のメッセージも解らないので、ゲームを意味を理解できないまま終わっている人が多く、他のレビューなどを見ても内容を間違って伝えているものが多いです。


無料体験版を公開してアプリの知名度を上げ、その面白さが広まって一気にアプリが売れまくり、数週間のうちに巨額の富を得た伝説のアプリ「iShoot」の話が広まって以降、iPhone / iPod touch で無料体験版を公開することはプロモーションの定番となっています。

でも私は無料体験版というものは「諸刃の剣」であり、それでユーザーに面白さが伝わればいいものの、逆に面白くなかった場合やゲームの良さを伝えられないものであった場合、それはアプリの売上げに貢献するどころか、阻害にしかならないと考えています。
そしてユーザーにとっても、「本当は面白いアプリなのに、体験版がつまらないおかげで内容を誤解してしまう」というものだと、マイナスでしかありません。

無料体験版は、それが十分に面白く、かつユーザーに「もっとやりたい」と思わせるものでないといけないので、そのバランスはかなり難しいものじゃないかと思っています。
そこのところを解らずに、テキトーな無料体験版を公開しているアプリはかなり目に付くので、「体験版を甘く見るべきでない」というのを知っておいて欲しいところですね。

私的には、体験版にも相応のボリュームがあった方が、結果的に製品版の売上げも伸びるのではないかと思います。


と言う訳で Smashed、体験版はホントにつまらないけど、製品版はけっこう楽しめますよ。
製品版も最初はトレーニングステージからですが、2章に入ると「壊し方」を考えないとブロックがムダに水の中に落ちてしまうステージが多くなり、「物理パズル」らしい内容になっていきます。
章が進むごとに新しい「しかけ」も増えていきます。

ステージの数が多くてボリュームもあり、価格(350円)分の価値は十分にあるのではないかと思います。
物理シミュレート系のパズルが好きな人は、体験版に惑わされず、製品版を試してみて欲しいアプリですね。

Smashed(iTunes が起動します)
Smashed Free(ダメな方です)

ハイパースポーツ ウィンター

ついに始まりました2010年の冬季五輪「バンクーバーオリンピック」!
モーグルは惜しい結果に終わったようですが、今後の日本選手の活躍に期待ですね。

そして iPhone / iPod touch ではコナミから定番のオリンピックゲーム
ハイパースポーツ」が公開されました!
あの「ハイパーオリンピック」シリーズの流れを汲むスポーツゲームの新作ですね。
今作は冬季五輪にちなんだ5種目が入っています。

ちなみに名前がオリンピックじゃないのは、名前に「オリンピック」を付けると IOC に多額のライセンス料を支払わなければならないからのようです・・・

hypersport

スキージャンプ、スノーボードのハーフパイプ、ボブスレー、スピードスケート、フィギュアスケートの5種目があり、タッチパネルを生かした簡単操作で記録を狙います。

グラフィックはポップ調になっていますね。
サウンドには「ハイパーオリンピック」シリーズのものが使われており、シリーズ作をやっている人には懐かしさもあります。

ゲーム内容は、「シンプルなミニゲーム集」と言えます。
予選や本選を突破すると言ったゲーム性はなく、単に競技を繰り返して良い記録を狙うといった感じです。
正直、最初にやった時は「あー単なるミニゲーム集だなぁ」という印象で、大して面白いとは思いませんでした。

しかしどの競技も割と難易度は高めで、なかなか良い記録が出ず、しかし繰り返していると確実に記録が伸びていくゲームバランスになっており、しばらくやっているとハマっていました。
このゲームバランスは流石だなと思いますね。

また特筆したいのは、ストレスなく再チャレンジ出来る事
競技が終わった直後から、タップで結果表示などを飛ばすことができ、すぐに再スタートすることが出来ます。
何度失敗してもすぐやり直せるので、非常にテンポ良くサクサクと繰り返しプレイする事が出来ます
こうしたレスポンスの良さもハマれる原因でしょう。

やや残念なのは、記録を競うゲームなのにオンラインランキングに対応していないこと。
このゲーム内容だとランキングは必須だと思います。
これは今後のアップデートに期待でしょうか?
「ランキング搭載予定だったけど、開発が間に合わなくて、オリンピックの開幕に合わせることを優先したのかな?」なんて邪推してみたり。

あくまで「ショートゲーム集」であり、ボリュームがある訳ではありませんが、操作性が良くて価格も安いので、ショートゲームが好きな方には、オススメ出来るアプリです。

ハイパースポーツ ウインター(iTunes が起動します)


ちなみに、まだ始めたばかりですが、現在の記録はこんな感じです・・・

hypersport2

Electric Box

ピタゴラスイッチに出てくる「ピタゴラ装置」を作るようなタイプのパズルゲームは、iPhone / iPod touch にはいくつか登場しています。
有名な「ENIGMO」もその1つと言えますが・・・

今回取り上げるのは、見た目はシンプルながらも「パズル」としての完成度が高く、ピタゴラ系のゲームの中でも特に頭を使うゲーム。
Electric Box」です。

electricbox

様々な装置を使い、電気をゴールまで通します。
装置にはレーザー発射装置、水を落とす水槽、蒸気を出すヤカン、風を起こすプロペラ、明かりが点く電球、電気が来ると走る車など、様々なものがあります。
用意された装置を適切な場所・向きで配置して、装置に電気を送ればクリアですね。

グラフィックはシンプルですが、そのおかげでルールは理解しやすいです。
装置の種類が豊富で、説明が英文なのでやや解りにくさもありますが、見た目のシンプルさと、いつでも電気を送って装置の働きをチェックすることが出来るおかげで、そんなに悩む事はありません。
その一方で「ひらめき」が必要なステージが多く、パズルとしてのレベルは高いです。

「動きのある装置」が多いので、物体の移動や時間差を利用したクリア方法が求められる事も多くあります。

electricbox2

例えば上のステージは、電源からの電気でヤカンから蒸気が出て、蒸気発電機によりボールと充電電球に電気が送られます。
充電電球は充電後に電気が止まると点くのですが、ボールが落下してきて蒸気発電機が外されるので、電気の供給が止まって明かりが点きます。
この明かりをソーラーパネルが受けて電気が発生し、それにより右下の電磁石が作動してヤカンが右に吸い寄せられ、上部のフリーザーに蒸気があたります。
フリーザーは蒸気を受け取ると水が落ちるので、それで水車のような水力発電機が作動し、ゴールの装置に電気が送られます。

このように、装置が1つ1つ順番に動いていくのが特徴で、そのおかげで装置自体は動かない「ENIGMO」や、全体の動作がすぐに終わる「Crazy Machines」よりも、ピタゴラ装置っぽさがあります。

なかなか難しいゲームで、ENIGMO やクレヨンフィジックスのような柔軟な解法ができるゲームではありませんが、手強いパズルゲームがやりたい方や、ピタゴラ系が好きな方にはオススメ出来ます。

ステージも 65 とかなり多く、価格も 230 円とそんなに高くありません。
無料版もあるので、そちらから試してみるのもいいですね。

Electric Box(iTunes が起動します)

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