iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2010/02

Catch The Egg

ハドソンのセール中アプリ特集。
今回はセールというか、2010/2/18~2/24 にかけて無料になるアプリ。
Catch The Egg」をご紹介します。

上空から落ちてくるタマゴを iPhone / iPod touch の加速度センサーを使ってタイミング良くキャッチするゲームです。
ジャンルとしては・・・ 「おバカ」アプリになるかなぁ・・・
あまり「ゲーム」という感じじゃないですね。

catchtheegg

iPhone / iPod touch 本体を真上に掲げると、タマゴが見えてカウントダウンの後に落ちてきます。
タイミング良く最適な速度で、iPhone / iPod touch を振り下ろすことでそれをキャッチ。
成功すれば次のステージに進める、というものです。

非常に単純なゲームで、ぶっちゃけ「有料としての価値」があるかどうかは微妙です。
無料ならいいと思うのですが、これにお金を払うのは「う~ん」って感じですね。

これは1人で黙々とやってても空しいので、「パーティー用」や「宴会用」のアプリになると思います。
みんなでワイワイやる分には、iPhone 本体を動かす動きが面白いし、誰でも解るシンプルな内容なので、楽しめると思います。


このアプリは日本で iPhone が正式販売を開始したばかりの頃に発売されました。
当時としては iPhone の加速度センサーが珍しかったため、それを利用したこのアプリも注目となりました。
「iPhone という機器のユニークさ」を伝えるという意味では、大きな役割を果たしていたと思います。
私も iPhone を買ったばかりの頃にこのアプリを試してみて、iPhone を真上に掲げると画面も上にスクロールしたのを見て「おぉー!」と思ったものです。

いま見ると、単なるシンプルなおバカアプリの1つに過ぎません。
だからセールで無料ならともかく、有料で買うのはオススメしません。

でも、「昔はこういうアプリを見て、みんな iPhone に興味を持ったんだ」というような、黎明期を知るアプリとして試してみるのは、いいかもしれませんね。

Catch The Egg(iTunes が起動します)

花札狂

ハドソンのセール中アプリ特集。
今回は期間中(2010年2月11日~2月17日)700 円が 115 円になっている花札「こいこい」のアプリをご紹介します。

花札アプリの中では一番最初に出たにも関わらず、クオリティーはいまだにトップと言える「花札狂」です。

hanahudakyou

おなじみ「花札」の「こいこい」をプレイするアプリ。
それ以上でもそれ以下でもないのですが・・・

今回、このアプリをレビューするにあたって他の花札アプリも試してみたのですが、明らかにこのアプリが完成度が高く、頭一つ飛び抜けた存在ですね。
札が大きいため操作しやすく、絵も綺麗でリアル、役をそろえた時にちょっとした演出が出るのも嬉しいです。

ストーリーモードとかキャンペーン(大会)モードのようなものがある訳ではなく、単に設定した対局をやるだけですが、それでも花札のルールを知っている方なら十分に楽しむことが出来るでしょう。
暇つぶし用、待ち合わせ用のアプリとしても、とてもいいと思います。

ただ、やはり値段がなぁ・・・
今回(2010/2/11~2/17) 115 円セールが行われるため、その時なら文句なしでオススメ出来るのですが、それ以外だと 700 円。
で、この内容だと 700 円は、いくらなんでも高いだろうってのが本音

これが 230 円ぐらいだと iPhone / iPod touch の定番アプリにもなり得ると思うのですが・・・

まあ 115 円のセール中ならオススメです!
花札が大好きで数百円ぐらいの価格なんて気にしない方にも、花札アプリとしてはこれが(現時点で)一番良いと思うのでオススメです。
それ以外の場合だと、700 円出して買うのはちょっとオススメし辛いですね。

花札狂(iTunes が起動します)

※このアプリは「起動しない」「途中で落ちる」という意見が多いようです。
実際に私も最初は動作が非常に不安定でした。
しかし、iPhone / iPod touch を再起動(単なるスリープではなく、電源ボタンを押しっぱなしにしてスライドバーを動かし、完全に本体の電源を切ってから入れ直す事)をすると安定して動くようになりました。
iPhone / iPod touch のアプリにおいて、「不安定なら再起動」「インストール当初に不安定なら本体再起動」というのは「常識」と言ってもいいので、覚えておいて下さい。
これについては こちら も参考にしてみて下さい。


なお、今回は他の花札アプリも試しているので、簡単にレビューいたします。
(以下のリンクは全て iTunes が起動しますのでご了承を)


・IT花札 (無料)

ithanahuda

3人でプレイする「花合わせ」など、6種類のゲームが楽しめます
でも動きや演出などを含む「ソフトの完成度」「クオリティー」という面では、今回ご紹介した花札アプリの中では一番低いです。
とは言え「無料」で公開されているのですから、クオリティーについて文句を言うのは間違っているかもしれませんね。
「こいこい」以外の花札をやってみたい方は、試してみるといいでしょう。


・花札こいこい (450円、無料版あり)

hanahudakoikoi

動きも音楽も悪くない、及第点の花札アプリですが、450 円はどう考えても高いですね。
これを 450 円で買うなら「花札狂」を買った方がいいってのが本音。
札が小さくて絵がおもちゃみたいなのもマイナス点でしょうか。
でもクオリティーが目立って低い訳ではなく、全体的に無難な作りで、価格以外の問題点はないとは言えます。
「とりあえず花札やってみたい」という方は、1局しか出来ませんが、これの無料版をやる手もありますね。


・i花札 (115円)

ihanahuda

iTunes のレビューでは評価が芳しくないですが、私的には(今回試した中では)なかなか良いと思います。
札の動きが綺麗でスムーズ、タップで操作可能な操作性も非常に良く、札も大きいので見やすくて押しやすいです。
ゲームは「ポイント制」で「ハイスコア」を競う形になっています。
(ゲームセンターの麻雀のような持ち点制です。持ち点がなくなるとゲームオーバー)
この点が iTunes で賛否両論になっているようですが、私はむしろこの方が、単に1局ずつ勝負するより面白いと思います。
普通のシステムの花札がやりたい人は他のアプリを選びましょう。
 

スライダー・アドベンチャーズ

ハドソン2010年2月セール対象アプリ特集。
今回は2月18日から2月24日にセールとなる「ボール転がし系」のアクションゲームアプリ。
スライダー・アドベンチャーズ」をご紹介します。

このゲームはぶっちゃけ・・・
タイトーの「キャメルトライ」のパクリですね。 リスペクトですね。

slyderadventures

ドラッグで迷路全体を回転させつつ、iPhone / iPod touch を傾けて、ボールをゴールに向けて転がしていきます。
迷路の途中には当たるとはじき飛ばされるバンパー、ダッシュする矢印、破壊可能な壁など多彩な「しかけ」が存在し、それを活用したりかわしたりしながら、途中のフルーツを食べつつゴールに向かっていきます。

ハッキリ言って、基本的なゲームシステムやしかけは「キャメルトライ」に酷似しています。
ただ、決定的に違うのは・・・ このゲームには「時間制限がない」こと。
よって、「タイムアップでゲームオーバー」もありません。

「当たったり落ちたするとミスになる」ものはあり、何度もミスしているとゲームオーバーになりますが、制限時間がないのであまりスピーディーな展開ではありませんね。


で、このゲームが面白いかどうかについてですが・・・
前半ステージは「ミスになるもの」が存在しないため、ゲームオーバーになりません。
よって、ただ迷路を転がしてクリアするだけ
ゲーム性に乏しいのが本音です。

後半ステージになると穴などの「ミス」になるものが出てくるので、慎重にプレイする必要が出てきますが、どちらかと言うと「キャメルトライ」の方が面白いかなぁ、という印象です。

キャメルトライは制限時間のある「タイムトライアル」的な内容なので、迷路を疾走していく感じがあります。
さらにアップデートによって操作方法が改善され、iPhone / iPod touch を傾けて直感的に迷路を操れるようになりました。
この操作方法が内容とマッチしていて、アップデート後はかなり楽しめるアプリになっています。
(アップデート前は正直イマイチでした)

この「スライダー・アドベンチャーズ」も iPhone / iPod touch を傾けてボールを転がすことは出来るのですが、ボールの速度が遅めで、あまり疾走感のようなものはありません
Labyrinth のようなボールの動きのリアル感も感じられません。

よって、他の転がし系のゲームと比べると、ちょっとイマイチな感じが否めませんね・・・

まあそれでも、セールで価格が 115 円とかになっていれば、お得感はあります。(セール期間は 2010/2/18~2/24 です)
キャメルトライは延々セールが続いていますが、それでも 350 円。
セール中であればスライダー・アドベンチャーズの方が安いですね。
解りやすい内容だし、価格分は楽しめるアプリかな・・・ とは思います。

スライダー・アドベンチャーズ(iTunes が起動します)


※当方の環境ではクリア後にアプリが落ちてしまう症状が多発しています。
この時、再開後に「続きから」を選んでも、クリアしたステージを再びやることになってしまいます。
こういう場合はタイトルで「続きから」を選ぶのではなく、「最初から」を選ぶと、ステージセレクトで次の面に進めます。
他にも落ちる人がいるかもしれないので、念のため。

快盗ムーンダンサー

ハドソンが自社アプリのセールを 2010年2月 から開始します。
そこで、その対象となるハドソンのアプリをしばらく取り上げていきたいと思います。

まずは2009年11月に発売されたワイヤーアクションゲーム、
快盗ムーンダンサー」。

このゲーム、iTunes の登録名が「振って! 飛んで! 快盗ムーンダンサー」です。
だから検索しても「振って!飛んで!」の部分しか見えないので確認し辛いです。
おまけに「怪盗」じゃなくて「快盗」なので、怪盗で検索したら見つからない。

こういう部分って地味に売上げに影響あると思うんだけどなぁ・・・

moondancer

ゲーム内容は、横視点のスーパーマリオのようなアクションゲームです。
しかしジャンプは存在せず、かわりに「ワイヤー」を引っかけて、それを使って床や壁を飛び移っていきます。
ステージ中にあるターゲットを一定数回収し、出口に向かえばクリア。

操作方法が独特で、iPhone / iPod touch を「傾けて」左右に移動、画面をタップするとその場所にワイヤーを伸ばします。
伸ばしたい場所、狙った場所にワイヤーを簡単に出すことが出来るので、ワイヤーアクションのゲームとしては操作性は悪くない方ですね。

ただし、本体を傾けて左右に移動するのはちょっと馴染めません
これのおかげで、外出先でこのゲームをやるのも恥ずかしいです。
けっこう激しく本体を傾けまくる必要がありますからね。
ワイヤーを揺らすのも、本体の「揺らし」で行います。

面白さとしては・・・ 判断が難しいところです。
全体的にオーソドックスで、悪くはないんだけど、「これは面白い!」という程でもないような・・・
何というか、坦々としてるんですよね。

パワーアップ要素がなく、敵も少なく、行動パターンも少ない。
やることはずっと一緒で、あまり変化がない。
ステージごとの特色はあるんですが、この手のゲームとしては「しかけ」や「見どころ」と言えるものが少ない。
その辺が原因でしょうか・・・?

iTunes のコメントにもありますが「ハラハラ感」や「緊張感」に乏しい気がします。
このレトロ調でグラフィカルな絵柄は好きなんですけどね。

このゲームは普段は 350 円ですが、2009年2月11日から2月17日まで 115 円セールになるようです。
セール中で、これが 115 円で遊べるのなら悪くないと思います。
ゲームの出来自体はしっかりしていますからね。

振って!飛んで!快盗ムーンダンサー(iTunes が起動します)

Space Miner

海外の iPhone 系ゲームサイトでけっこう話題になっていたのが、宇宙でロボット軍団と戦いながら鉱石を集めてお金を稼ぐアプリ。
Space Miner: Space Ore Bust」です。

ジャンルとしては全方向スクロールシューティングゲームになりますが、マシンをパワーアップさせていく RPG 要素も強い内容ですね。

spaceminer

その内容を一言で表現すると・・・
Meteor Blitzi Dig it を足して2で割ったもの」 ですね。
それにストーリーを付け足した感じです。

隕石を撃って鉱石を探し、それを回収してお金を稼ぎ、マシンをパワーアップさせていきます。
Meteor Blitz ほど派手なゲームではありませんが、敵が出てきて攻撃してくるし、隕石を破壊しながら進んでいく展開は似ています。
動きに慣性があり、なかなか操作が難しいのですが、シールドが装備されているため攻撃を受けたり隕石にぶつかったりしても、簡単にはやられません。

おじいさんに言われて「鉱石」を集め、それを換金して各種のパーツを購入し、マシンを強化していくというのは、いかにも i Dig it をリスペクトしていますね。 ドリルも出るし。

イベントが豊富なのも特徴で、衛星を時間内に調査するとか、漂流者がいるから時間内に救出するとか、攻撃を受けている船があるので一定時間守るとか、そういうイベントがちょくちょく起きて展開がマンネリ化しないようになっています。

宇宙戦があるゲームであるにも関わらず、基本的に「鉱石探し」がメインであるためか、BGM はホノボノでコミカルでウエスタン系
そのミスマッチなところもまたいいです。

かなりボリュームがありそうで、私もまだ攻略できる段階ではないのですが、いずれ iPhone AC に攻略ページを作ろうと思います。
価格が高め(600円)でメッセージも英文ですが、オススメ出来るゲームですよ!

とりあえず、現時点で解っている序盤の解説をしておこうと思います。

【 ちょこっと攻略 】

隕石を撃って鉱石を探し、接近して回収します。 カーゴ(船倉)がいっぱいになったら帰還するボタンが出ます。
・カーゴがいっぱいになってなくても、ポーズボタンで表示されるメニューから帰還可能です。
・メーターは上から HP、シールド、カーゴ(船倉)。
ダメージを受けるとまずシールドが減少、シールドがない状態でダメージを受けると HP が減ります。 シールドは時間と共に回復していきます。

●装備の種類は以下の通りです。
HULL : 船体。 買い換えると別の船になります。 カーゴ(船倉)の容量や最大 HP、武器装備数などはこれで決まります。 重い船はエンジンが良くないとスピードが下がるようです。
REACTOR : 装備に必要なパワーを供給。 装備ごとに必要なパワーがあって、合計数がリアクターのパワー容量をオーバーしていると出撃できません。
ENGINE : 加速とスピードが上がります。
COLLECTOR : アイテムを吸引するビーム。 良いものほど遠くの鉱石やアイテムを速く吸引できます。
WEAPON : 武器。 ミサイルやビーム、ドリルなど色々な種類があります。 船体によっては複数装備可能。
SHIELD : シールドの最大量と回復スピードが増加。 苦戦するようなら買い換えましょう。
SCANNER : レーダーが大きくなります。 早めにパワーアップさせたいところです。

・衛星や難破船を見つけたら、近づいて直接指でタップして下さい。
調査が始まり、完了すると行ける地域が増えたり、アイテムが手に入ったりします。
・たまにイベントが発生します。 イベントの多くは時間制なので、急いで回収や救出などを行いましょう。 目標は矢印で示されるか、レーダーにオレンジ色の点で表示されます。
・ストーリーの進行によってボス戦になる事があります。 逃げながら撃つのが基本! 真正面から撃ち合ったりしないように。
勝てない時はお金を稼いでパワーアップして来ましょう。

Space Miner: Space Ore Bust(iTunes が起動します)

AQUA FOREST 2

美しい自然や背景の上で「水滴」をゴールまで転がす。
そんな癒し系・自然系のコロコロ系ゲームが「AQUA FOREST 2」です。

フィジオスという開発スタジオとハドソンの合作のようで、BGM は「クレヨンフィジックス」に似た雰囲気があります。

aquaforest

ルールは非常にシンプル。 iPhone / iPod touch を傾けて、水滴をゴールのコップの中に入れる。 それだけです。
関係ないところに水滴が落ちてしまうとやり直しですね。

他の転がし系のゲームと違うのは、転がるものが「水滴」なので、プヨプヨしていて細いすき間にも通すことができ、壁に当たれば分裂します。
穴に落ちても徐々に流れ出ていく感じで、一気に全部落ちてしまう訳ではありません。

雰囲気の良い癒し系のサウンドと美しい背景が最大の魅力で、iPhone / iPod touch のクールなイメージにもピッタリです。
人に見せるゲームとしてもオススメ出来ますね。

水滴の動きがかなり速く、傾きの感度がものすごく「シビア」で、ほんの僅かな傾きで水滴は一気に動き、流れ出てしまいます。
このシビアさには賛否両論あると思いますが、わずかな傾きでもプレイ出来るおかげで、外出先で遊んでも iPhone を派手に傾けなくて良いので恥ずかしくありません。
ただ、もっと水滴の動きがゆっくりで遊びやすい、じっくり出来るモードもあった方が、「ディスプレイ用ゲーム」としても価値があった気がします・・・
今のままでは「パズル」としての要素も乏しく、むしろアクションゲームです。

また、iPhone / iPod touch を一度水平にしてからスタートしないといけないのですが、携帯機器であることを考えると、傾けた状態からでもスタートできるようにして欲しかったですね。


そして、一番難点なのは、その価格とボリューム

50 ステージ用意されていますが、1ステージが数秒で終わったりするので、テンポ良く進む反面、あっという前に全ステージクリアしてしまいます。
連続でステージをクリアしスコアを競う「エンドレスモード」も用意されていますが、ゲーム自体は「ショートゲーム」と言ってよく、そんなに長時間やるものではありません
しかし、ショートゲームと言える短さで 600 円というのは・・・ 正直高いです。

はっきり言って、内容と価格が釣り合ってない気がしますね・・・
このアプリなら 230 円ぐらいの価格設定にした方が、内容はいいし見栄えもするんだから、売上げも上がると思います。

ゲームとして見ると、600 円の「ゲーム性」はないです
環境ソフトとしての価値」も加味すると、その価値はあります。
でも、その点に価値を見いだせない人だと、やはりダメでしょう。
そういうアプリですね。

だからオススメなのかどうかは人によります。
癒し系アプリやビジュアル系アプリが好きな方にはオススメ出来ますが、そうしたアプリに 600 円出せない人には微妙ですね・・・
でも、安かったらぜひやって欲しいアプリではあるので、セールになった時は狙い目だと思います。
無料版も用意されていますが、あっという間に終わるかも・・・

AQUA FOREST 2 -Morning dew-(iTunes が起動します)
AQUA FOREST 2 Lite(iTunes が起動します)

Fruit Juice Tycoon

絵を入れ替えてそろえるパズルと、経営の要素がミックスしたゲーム。
それがこの「Fruit Juice Tycoon」です。

名前の通り「フルーツジュース」のお店(というか屋台)を営むゲームですね。

fruitjuicetycoon

タップで先頭のフルーツを入れ替えて、同じものを3つそろえると1杯分のジュースが出来ます。
画面右にはお客さんが並んでいて希望のジュースを言うので、その色のジュースをコップに注いでいきます。
コップが一杯になったところでタイミング良く止めてお客さんに渡せばお金が貰えます。

フルーツをそろえる作業と、コップにジュースを注いで止める作業を平行して行わなければならないのがポイントで、一方がおろそかになると稼げないので、けっこう忙しいゲームです。

さらにこのゲームには「仕入れ」の要素があり、ステージ開始前にフルーツや氷・砂糖などの材料を購入しておく必要があります。
使わなかったフルーツや氷の大半は(設備がないと)なくなってしまうので、必要量だけ用意しなければなりません。
ジュースも作りすぎると無駄になるので、通常のパズルのように絵をどんどんそろえればいい訳ではなく、売れそうな分だけ作る必要があります
この辺が単なるパズルではない、経営的な要素と言えますね。


で、ゲームとして面白いかどうかですが・・・
ゲームのアイデアはいいと思うのですが、演出が物足りない印象です。

フルーツを動かしてもパッと消えて現れるという感じで、動きがない。
フルーツをそろえてジュースにしても、光が出たりとかピカピカするとか言った「演出」がなく、単にフルーツが消えてジュースの容量表示が増えるだけです。
お客さんにジュースを出しても、「GOOD」とか「COOL」とか言うだけで、もっとちょっと反応や動きが欲しいですね。
BGM を鳴らしていると効果音が一切なく、効果音付きにすると BGM が無くなるというのも、「それって今時のゲームとしてどうよ?」という感じです。
ゲーム画面やメニュー画面のグラフィックも、もう少し綺麗なら・・・ と思います。

割と初期に出たゲームなので、当時のレベルとしてはこんなもんかなぁ、とも思うのですが、いま見るとちょっと物足りないものがあります。
もっとやってて楽しくなる演出や動き、効果音などがあれば、面白くなると思うのですが・・・ その点では惜しいですね。

でもそこそこ遊べるゲームではあり、無料版もあるので、興味のある方は試してみても良いと思います。

Fruit Juice Tycoon(iTunes が起動します)
Fruit Juice Tycoon FREE(iTunes が起動します)

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