iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2010年07月

The battle of Shogun

今年の1月にニンテンドー DS で発売された、おそらく日本では家庭用ゲーム機初のパッケージ販売のタワーディフェンス「風雲!大篭城」。
その「風雲!大篭城」が iPhone / iPod touch に移植されました。

名前は英文になっており、「The battle of Shogun」です。

販売元は Milestone Vietnam との事で、ベトナムの開発スタジオのようですが、この Milestone と言うのは日本のゲームメーカーなので、ベトナムの支社が移植を担当した、という形でしょうか。
「風雲!大篭城」は河本産業という会社の開発なので、外注の仕事が回り回ってベトナムに行ったのかもしれません・・・?

元は日本のゲームですが、iPhone 版は日本語に対応していないので、大篭城の海外向けという位置付けだと思われます。

The battle of Shogun

ゲームはオーソドックスな「タワーディフェンス」です。
使えるユニットは射程の短い槍兵、対空に強い弓兵、射程の長い鉄砲、範囲ダメージのある大砲、周辺ユニットを強化する将軍の5種類。
数は少なめですが、役割がハッキリしているものがそろっているので、各ユニットをバランス良く使う必要があります

画面はニンテンドー DS からの移植だからか、ドットが荒く、ちょっとチープな印象を受けます
全体的に表示が小さく、タップでの操作性はあまり良いとは言えません
正直、「しょせんは DS レベル」と言った印象は拭えませんが・・・

ただ、これでも DS 版と比べるとグラフィックやインターフェイスは大幅に改善されていて、iPhone 版の方が綺麗ですね。

The battle of Shogun

敵は「鎧を着ていて弓に強い」「飛んでいるので接近攻撃無効」「弓以外効きにくい」など相性がハッキリしていて、周辺のユニットを行動不能にさせる特技を持つ者もいます。
一方、こちらのユニットもアップグレードにより、「敵を混乱させる」「燃やして継続ダメージ」などの特技を得られます。
複数のユニットの特技を上手く活用するのもポイントですね。
周辺を混乱させる敵が強いので、遠距離攻撃を遠くから当てるように配置するのが重要になります。

ゲームの難易度は全体的に低めで、iPhone / iPod touch のタワーディフェンスに慣れた人ならラクにクリアしていけると思います。
後半ステージは相応に難易度が上がりますが、初心者の方でもプレイはしやすいでしょう。
「城」は全部で 12、1つの城に3つのステージがあるので計36。
ボリュームは相応にあります。


ゲームとしては、「及第点のタワーディフェンス」というところでしょうか。
相応に楽しめますが、正直タワーディフェンスの本場と言える iPhone アプリ市場においては、この出来では見劣りするのは否めません

チマチマした画面もマイナスで、拡大/縮小が出来れば操作性も良くなったのに・・・ と思いますが、ドットが荒いから拡大可能にしたら、さらに荒さが目立っちゃうかな・・・

タワーディフェンスが好きな方なら、楽しめない事はありません。
価格は 450 円とやや高めで、クオリティーや他のタワーディフェンスの価格・内容を考えると割高感は否めず、あまり強くはオススメ出来ませんが・・・
相応の内容とボリュームである事を考えると、この手のゲームが好きな方なら悪くはないかな、と思います。

The battle of Shogun(iTunes が起動します)
 

Chicken Battle

かわいいヒヨコが道の左右から出てきて戦い合う「一本道RTS」(ラインウォー)の簡易シミュレーションゲーム。
それがこの「Chicken Battle」です。

見た目がほのぼの系で、難易度も高くないため、この手のシミュレーションゲームとしては遊びやすいアプリですね。
開発したのは台湾のメーカーだと思われます。

Chicken Battle

フィールド上に3本のラインがあり、任意のラインにヒヨコの兵士を出す事が出来ます。
出したヒヨコはライン上をまっすぐ直進し続け、敵に出会うと自動で戦います。
ラインの一番奥まで到達すると敵の拠点(と言うか納屋)に攻撃を加えることができ、敵の納屋の耐久力を 0 にすると勝利です。
ルールとしてはラインが3本あること以外は、一般的な「一本道RTS」のシステムだと言えます。

ただ、出す事でラインの一番手前でザクザクと土を耕し、お金を入手できるユニットがある点は、他のゲームと違うところです。
Plants vs. Zonbies のような、一本道タワーディフェンスのシステムが一部取り入れられていると言えますね。

ゲーム開始直後は使えるユニットは少なめですが、ステージが進むごとにどんどん増えていき、普通の兵士、高速型、耐久型、遠距離攻撃、速度低下などバラエティーに富んだユニットが使えるようになります。
ステージをクリアすることでポイントが増え、それでユニットをパワーアップさせられる成長要素もあります。

Chicken Battle

ステージは5つで、それぞれが複数の面で構成されており、例えばステージ3だと 3-10 まであります。
途中で負けたり中断したりすると 3-1 からになりますが、ユニットのレベルや稼いだポイントはそのままなので、繰り返していればどんどん強くなっていき、いずれはクリア出来るようになっています。

ゲームの攻略としては、複数の兵士をまとめて出して、2対1や3対1の状況で戦えるようにする事ですね。
弓兵ユニットを使って序盤は迎撃に徹するのも有効です。
納屋を殴り始めた兵士はそのまま納屋しか殴らなくなるので、ピンチの時はこちらの納屋までおびき寄せてから迎撃の兵士を出しましょう。

ラインウォーの中ではかなり遊びやすいゲームです。 キャラがヒヨコなので取っ付きやすいですしね。
価格も 115 円とかなり安く、無料体験版も用意されています。
値段以上のボリュームがある、オススメ出来るアプリですよ。

Chicken Battle (iTunes が起動します)
Chicken Battle Lite (iTunes が起動します)
 

SimCity Deluxe

この夏の話題作の1つ、iPhone / iPod touch 版シムシティの新作がついに登場しました!
SimCity Deluxe」です!

販売元は EA (エレクトロニック・アーツ)で、前作の SimCity(iPhone 版)と比べグラフィックや操作性が大幅に改善されました。

ただ、先に私の感想を正直に述べさせて貰うと・・・ ちょっとガッカリでした。
ゲームは悪くありません。 前作の様々な点が強化・改善されています。
でも、私が勝手にそう思っていただけでもあるのですが・・・ 私はこれを新作のアプリだと思っていたのです。
違いました。 この SimCity Deluxe は本当に名前の通り、iPhone 版 SimCity の Deluxe 版であり、つまり前作の改善バージョンに過ぎなかったのです。

SimCity Deluxe

シムシティーは有名なゲームシリーズの1つですから、ご存じの方が多いでしょう。
プレイヤーは「市長」となり、公共・教育施設を充実させつつ、都市の様々な問題を解決し、税収を確保しながら、街を大都市へと発展させていきます。

詳しいゲーム内容については iPhone AC の SimCity 解説ページをご覧下さい。
ぶっちゃけ、ゲーム自体は前作とほとんど差がありません。

前作と変わっている点は、まずグラフィック
シムシティーの最新作 SimCity 4 のものに差し替えられています。
全部の建物が SimCity4 のものになっている訳ではありませんが、住宅や工業の建物などはほぼ総替え、施設は SimCity4 にないものは旧バージョンのグラフィックですが、解像度が前より細かいものに書き換えられているようです。

シムシティは作った都市を眺めるのが楽しいゲームですから、グラフィックの変更・詳細化は大きなポイントと言えますね。

そして操作性の改善
前作も iPhone / iPod touch に合わせた操作になっていましたが、さらにそれが突き詰められており、区画や道路を延ばしやすく、タップした場所がずれていても簡単に修正することが出来ます。
また、前作の難点であった「公園などを連続設置できない」問題が改善され、シムシティ 3000 系の攻略の基本であった公園や噴水を並べる事が容易になっています。
これはシムシティ 3000 や DS をやっていた人には嬉しい点でしょう。

Sim City Deluxe

他には出来上がっている都市の問題を解決するシナリオモードと、簡単なチュートリアルの追加などが加わっています。
ゲーム開始前に水と木を自由に設定できる整地モードも加わりました。
四季については・・・ 特定の月に陽光や紅葉が舞ったりするだけで、そんなに見た目の変化がある物はありませんでした。
まあ、ないよりはいいですけどね。


でも、新しい難点も生じています。
それは・・・ iPhone 3G ではかなり重い
前の iPhone 版シムシティも重めのゲームでしたが、今回はさらに重く、もうあらゆる操作が iPhone 3G ではワンテンポ遅れます
落ちたりすることはないのですが、常にスローがかかっているような印象で、遊べないという訳ではありませんが、お世辞にも快適とは言えないですね。
これは iPhone 3GS 以降用だと考えた方が良いかもしれません。
iPhone 4 ならとても快適に動作します。

そして、これは個人的な意見でもあるのですが・・・ 最初に述べたように、ゲーム内容がハッキリ言って前作と変わらない。
建物が SimCity4 になったので、ゲームシステムも少しはシムシティ4のものを取り入れていると思っていたのですが、残念ながらゲーム自体は前作のシムシティ 3000 のまんまでした。
グラフィックだけが 4 の SimCity 3000 です・・・

一応、電線の要素が加わったと言う点は変わっていますが、でもこれは SimCity 3000 の頃からあって、iPhone 版でハショられてただけのシステムだしなぁ・・・
もうちょっとゲームシステムにも手を加えて欲しかったのは本音ですね。 発展のルールや教育や防犯、都市条例まで一緒ですから。


と言う訳で SimCity Deluxe 、グラフィックと操作方法が改善されているため、今後 iPhone / iPod / iPad 版シムシティを買うのなら、間違いなく Deluxe の方が良いです。
まだ iPhone 版の SimCity をやってなくて、開発系の SLG が嫌いでないなら、文句なくオススメです。

ただ、ゲーム自体は前作と同じであるため、すでに前作をやり尽くした人だと今作を買うのは考えどころかも知れません・・・
また前より重いので、iPhone 3G の人は Deluxe でない方がプレイしやすいでしょう。

詳しい攻略や解説は後日 iPhone AC の SimCity 攻略のページに追記する予定ですが、でもこの内容だとあまり追記する部分はないかなぁ・・・
正直、「パワーアップキット」みたいな感じのアプリですね。

SimCity Deluxe (iTunes が起動します)
 

Keltis

以前ご紹介した、「ドイツゲーム」のボードゲームアプリ、「Reiner Knizia's Keltis Oracle」。
これは正確には、専門家や評論家の選出で大賞が決定する「ドイツ年間ゲーム大賞」で 2008 年度に大賞を受賞した Keltis というボードゲームの拡張版・派生版になります。

しかし先日、オリジナルの Keltis のアプリが iPhone / iPod touch 用に公開されました。
しかも開発元は iPhone 版 Catan(カタン) を開発したメーカー!

と言う訳でさっそく購入してプレイしてみたので、ここで取り上げたいと思います。

keltis3

カードを出してコマを進めていく、サイコロを使わないスゴロクのようなボードゲームで、2~4人でプレイします。
スタート地点から5本の道が延びていて、数字の書かれたカードを出すと、そのカードと同じ色の道にコマを1つ進めることが出来ます。

同じ色のカードを再び出す場合、数字が高い順に出していくか、低い順に出していく必要があります
例えば最初に 8 を出して、次に 6 を出したら、その次は 6 より低い数字にしなければなりません。(同じ数字のカードは出せます)
いらないカードは捨てることも可能ですが、捨てたカードは誰かが回収していく場合があります。
カードを出すか捨てたら山札から1枚引いて、次の人の番になります。

コマを進めるほど得点が増えていきますが、スタート地点は 0 点で、1マス目は -4 点になります。
4マス目まで進んでようやく1点なので、1~3マス目までしか進めずに終わってしまうと逆に減点になります
こういう場合は「進めない」という選択の方が良いこともあります。
大きいコマはこの得点(減点)が2倍になります。

マスに数字が書いてあるとその分だけ得点が加算。
クローバーはもう一度好きなコマを進めることができます。
緑の石は集めると得点が増えますが、早い者勝ちです。
一番上まで到達したコマがある色のカードをさらに出すと、好きな色のコマを1つ進められます。

山札がなくなるか、6点以上のエリアに合計5つのコマが入ったらゲーム終了で、得点が一番多い人が勝者となります。


アプリとしては、そつなくまとまっているし、ケルト風の素朴な BGM やサウンドもいい感じで、操作性も悪くありません。
ゲームの進行速度も Settings で変更可能です。
ただ、演出が Catan(カタン)と比べるとちょっと物足りないかな、という印象はあります。
例えばゲームに勝利しても紙吹雪が舞うような演出はなく、勝利者名が文字で表示されるのみです。

コンピューター AI も「Easy」「Medium」「Hard」の3種類で、Catan のように性格の異なるキャラクターや、そのグラフィックが用意されている訳ではありません。

ただゲームモードは複数あり、ソリティア(一人で遊ぶカードゲーム)のような「キャンペーン」モードが用意されています。
このモードは進行マップもあって、ステージクリア型のゲームとなっているので、より楽しむ事が出来ますね。

さらに Keltis の拡張版と思われる「ニューチャレンジ」モードもあって、ここでは分岐が多数あるボードでゲームをプレイする事が出来ます。
色々な楽しみ方が出来るので、この辺りは Catan より優れていると言えそうです。

keltis6

しかし非常に残念なのが・・・ これらの新規モードは課金しないと使えないと言う事。

特にキャンペーンモード(一人用ソリティアモード)は、進行の途中で「これ以上やりたいなら課金してね」という表示が出るタイプで、つまり「お金を払わないと途中までしか出来ないゲーム」です。
追加課金は良いとしても、「課金しないと最後まで出来ないゲーム」というのは、騙された感が否めません
一応アプリの解説には「available as In App Purchase」とは書いてありますが・・・

ニューチャレンジモードは選択と同時に課金を促すメッセージが表示され、課金しないとプレイ自体が出来ません。

これらはどちらも 350 円
アプリ本体が 450 円なので、全部楽しむには実質 1150 円が必要になります。
これは正直言って、割高です。


実質 1150 円のアプリとして考えると、さすがに高くてオススメは出来ません。
元が「ドイツ年間ゲーム大賞」受賞のボードゲームですから、ゲーム自体は楽しく、私的には好みです。
本体を交互に使う形での対戦プレイも可能です。
しかし残念ながら、1000 円以上するアプリのクオリティーだとはとても思えないですね。

また現バージョン(2010/7 時点)は、ゲーム開始時に落ちる場合があります。
落ちても再度起動すれば正常にプレイ出来るので、そんなに深刻ではないのですが、やや安定性は低いようです。
インストール後は一度本体を再起動しておいた方がいいでしょうね。

450 円で、とりあえずオリジナルの Keltis を遊んで、他の追加課金は後で考える、というのもアリだと思いますが・・・
でも「お試し」としての 450 円ってのも高いよなぁ。
ゲーム自体はルールが解れば、何度もやってしまう楽しさがあるんですけどね・・・

Keltis(iTunes が起動します)
 

アップデート情報 2010/7

今回はちょっと趣向を変えて、最近取り上げたアプリのアップデート情報をお伝えしたいと思います。

このブログではアプリのダメなところは「ダメ!」とはっきり書いている訳ですが、アプリのダメなところはアップデートで改善される場合もあります。
そうしたアップデートによって元記事の内容が大きく変わったものは、こうした記事でフォローしていきたいと思います。

なお、このページのリンクはすべてそのアプリの解説記事に飛びます。


ゲーム発展国++

携帯アプリのベタ移植を公言しているかのような十字キーにウンザリ」と紹介したこのアプリ。
でも iTunes のランキングでは上位に居続けています。
まあゲーム自体は本当に面白いので、意外という事はありませんが、携帯電話アプリの頃からファンだった人も多いようですね。

そのゲーム発展国の不要な「十字キー」を、アップデートで OFF にすることが出来るようになっています。

hatten2

とは言え「単に十字キーがなくなるだけ」で、そのぶん何も表示されない黒い部分が増えるので、やっぱり「応急処置」的な感が否めず、そこにデータでも表示してくれれば、と思うのが本音ですが・・・
でも十字キーを表示しているだけで「ベタ移植」だと解りますし、どうせ使いませんから、あるよりない方が良いのも確かだと思います。

出来ればレイアウトは改善して欲しいところですが、更なるアップデートに期待でしょうか。


Techno Trancer

どこに指を置いても邪魔になる」という操作面で致命的な欠点があったシューティングゲームですが・・・
アップデートで画面のサイズを縮小し、そのぶん外周に「外枠」を作ることが出来るようになりました。
これにより「エスプガルーダII」のように「指の置き場」が出来て、指が邪魔で自機が見難くなることがなくなっています。

technotran2

これでようやく、まともに遊べるアプリになったかな、という感じですね。
アプリのコンセプト自体は悪くないと思うので、相応に楽しめるゲームになったと思います。
画面の右上か左上をダブルタップすることで、リセットが出来る機能が追加されたのも地味に良くなった点ですね。
開始直後にミスって、すぐやり直したくなる事が多いゲームでしたから。


Reiner Knizia's Keltis Oracle

ドイツゲーム大賞を受賞したボードゲームの拡張移植版だけど、音が全くなくて寂しかったこのアプリ。
でも先日のアップデートで効果音が付き、寂しくなくなりました。

相変わらずやり込み要素やコンピューターの性格のようなものはなく、単なる「ゲームボード」の域を出ていませんが、私的には効果音のあるなしでだいぶ評価は異なります。
まあ 1200 円という高額なアプリで、やはりオススメという訳ではないのですが・・・
ずっとアップデートがなく、もう放置状態だと思っていたので、ここで改善されたのは嬉しくはありますね。

なお、以前ご紹介して「戦闘シーンに音がなくて寂しい」と紹介していた Palm Heroes も戦闘シーンにサウンドが追加されています。


Hungry Shark

旧バージョンのマップがやや狭く、しばらくするとすぐに全容が見えていたこのゲームですが、アップデートで新マップが追加されました。
今回は前より広くなっていて、生き物も増加し、ボス的な巨大生物まで登場します

hungryshark3

アップデート後に起動しないとか、落ちるという意見が多く見られますが、私はそういう症状には一度もなっていません。
一度本体を再起動しておけば大丈夫だと思います。


スペースインベーダー インフィニティジーン

これは単なる余談です。
先日スペースインベーダーインフィニティジーンのアップデートが行われ、ダライアスやナイトストライカーの自機とステージが追加されたのですが・・・
このアップデートはうまいなぁと思いました。

「インベーダー」という題材からしてユーザーの年齢層は高めだろうし、iPhone の主要ユーザー層も 30 代前後の男性だと言われています。
まさにそこを狙い撃ちしたようなアップデート。 追加課金なのにレビューも賞賛の嵐です。
やはりユーザー層やニーズを掴むってのは大事ですね・・・
 

Helsing's Fire

「光源」をフィールド上に設置し、倒したい敵だけを光の中に入れて倒す、一風変わったパズルゲーム。
それがこの「Helsing's Fire」です。

シンプルながら頭を使う内容と、遊びやすいゲームバランス、雰囲気の良い演出、そして 115 円という低価格により、登場後ずっとランキングの上位に位置しています。

販売は Clickgamer というイギリス中部のメーカーで、ここは様々な携帯電話やスマートフォンのアプリを扱ってきた、言わば「モバイルアプリの老舗」のようです。
iPhone では以前にご紹介した Parking ManiaAngry Birds などの開発に携わっており、他にも Modern ConflictAssault Squadron など、数多くのゲーム販売にも関わっています。

helshingfire

トーチ(たいまつ)を動かし、その光で敵を照らした後、色の付いた「薬品」を使うと、同じ色の敵を倒すことが出来ます。
薬品を使える回数に限りがあるため、1回の使用で出来るだけ多くの敵を倒せるよう、敵をまとめて照らせる場所を探す必要があります

もし別の色の薬品の攻撃を当ててしまうと、相手の耐久力が逆に増えてしまいます
よって赤の攻撃を行うときは、赤い敵を光の中に入れつつ、青や緑の敵はうまく光から外さなければなりません。
光は障害物に遮られるため、これをうまく活用してトーチを置くポイントを見極める必要があります。

ゲームの進行に応じて「攻撃してはいけない民間人」「ダメージを与えると反撃してくる敵」、さらに「ボスキャラ」なども登場します。
素早く移動して敵の攻撃を回避するアクション要素もありますね。

そして特筆すべきは、その雰囲気でしょう。
英国紳士の教授とその助手という「お約束」のコンビのやり取りが、レトロ風で雰囲気の良いグラフィックで描かれます。
クリア時の演出や BGM などもそれらしさがありますね。

また、このゲームの主人公「ヘルシング博士」は紳士口調ながらかなりの毒舌で、それがまたいいキャラクターになっています。

helshingfire2

パズルとしての難易度は高くありませんが、ステージは 90 と多めに用意されており、さらにクリア後もステージを次々クリアして行く「サバイバルモード」を楽しめます。
サバイバルモードはオンラインランキングにも対応。
そんなに時間のかかるゲームではなく、忙しい操作も必要ないので、外出中でも気軽に遊ぶことが出来るでしょう。

やや淡々としていますが、特に目立った欠点はありません。
価格も 115 円と安いので、内容的にも価格的にも手軽に試せるアプリです。
かなりオススメできるパズルゲームですね。

Helsing's Fire(iTunes が起動します)

iQuarters

コインを弾き飛ばしてコップの中に入れる、シンプルなショートゲーム。
Paper Toss が世界的大ヒットとなって以降、この手の「投げ入れゲーム」は iPhone / iPod touch には多数存在するのですが、Paper Toss に匹敵する面白さのゲームがようやく登場してきました。
それがこの「iQuarters」です。

現在 iTunes の無料アプリランキングでトップを走っていますが、それが頷ける出来栄えですね。

※現在は無料ではなくなっています。

iQuarters

コインをフリック(指で払う動作)で飛ばし、コップの中に投げ入れます。
フリックの速さは関係せず、フリックで影響するのは方向のみ
投げる強さは画面右上にある角度で指定します。
角度というと難しく聞こえますが、変更できるのは±5度以内で、そんなに範囲が広い訳ではありません。

Paper Toss に似た内容ですが、ゲーム性は大きく異なっています
iQuarters には風向きのようなものはなく、コップの位置も近いため、単に投げ入れるだけならとても簡単です。

しかしステージ内には携帯電話やライターなどの様々な雑貨が置いてあって、コップも複数置いてある場合が多いです。
そして携帯電話やライターはコインを当てると開き、その反動でコインが跳ね飛ばされます
それを連鎖して投げ入れにくいコップに見事入れるとスコアに倍率がかかります。
さらに、色々な障害物に当ててからコップに入れた方が、ボーナス点も加算されます。

つまりこのゲームは単にコップにコイン入れるゲームではなく、「いかに難しい入れ方を成功させてハイスコアを狙うか」を競うゲームな訳です。

障害物に当ててからコインを入れる事に成功すると視点を変えたリプレイシーンも流れ、ゲームを盛り上げてくれます。

iQuarters

ステージは全12ステージ。
コインを3つ入れるとステージクリアとなり、12ステージの合計スコアを競います。
コインには40枚のストックがあり、コップ外に落ちてしまうとこれが1枚減ります。
12ステージクリアする前に40枚のストックが全部尽きてしまうとそこでゲームオーバーなので、「ストックが尽きない範囲で難しい入れ方を狙う」というのがゲームのポイントになります。

バーのテーブルのようなグラフィックが非常にセンス良く、サウンドや拍手、歓声などもあって、シンプルながら完成度の高さを感じますね


1つ1つを入れるのが難しく、それ故にハマる Paper Toss
いかに難しい入れ方を狙うかがポイントの iQuarters。
どちらも似たゲームですがコンセプトは異なり、独自の楽しさがあります。
そして双方に共通しているのは「センスの良さ」。
iQuarters は地味に iPad の画面にも対応しているようです。

これは新しい「定番アプリ」の誕生と言えるかな?
無料ですから、やって損はありませんよ!

iQuarters(iTunes が起動します)
 
※後日追記
現在は無料ではなくなっており、230 円のアプリとなっています。
ショートゲームで 230 円はやや高めなので、オススメ度は下がっています。
 

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