iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2010年09月

Dead Runner

深い霧に包まれた夜の森を走り抜ける・・・
ただそれだけのシンプルな、しかし非常に雰囲気のあるゲーム。
それが「Dead Runner」です。

短時間で終わるショートゲームですが、幻想的かつホラー的な夜の森が美しく、iPhone 4 だと高解像度の Retina ディスプレイに対応しているため更に綺麗です。
製作したのはイギリスのメーカーです。

deadrunner

自動で前進し続けるので、iPhone / iPod touch を左右に傾けて、木々の間をひたすら抜けていきます。
走り続けているとどんどん加速が付いていきますが、草むらに当たると少し減速します。
木にぶつかってしまうとゲームオーバー。

ルールとしてはこれだけです。
しかしシンプルで高難度なだけに何度も繰り返してしまうハマり性があり、神秘的なグラフィックと不気味な BGM もマッチしています。
オシャレなゲームなので、iPhone / iPod のイメージにも合いますね

ちょっとした空き時間に遊ぶ事が出来るゲームですが、本体を傾けてプレイするため、外出先ではプレイしにくいのが難点でしょうか。

ゲームモードは単純に距離を競う「Distance」モードと、光の玉を取ることでポイントが増えていく「Points」モードの2つがあります。
ポイントモードには通常の黄色の玉の他に、紫と緑の玉もあり、これと取るとしばらくの間ポイントが2倍・3倍になりますが、その間はスピードも上がって危険になります。

あまり解説することがない、本当にシンプルな内容なのですが・・・
スピード感があり、非常に雰囲気の良いゲームで、それだけでも一見の価値があるアプリです。
価格も 115 円と購入しやすい値段で、内容相応の価格と言えるでしょう。
私的に気に入っているアプリの1つですね。

Dead Runner(iTunes が起動します)
 

Solomon's Boneyard

先日ご紹介した全方向スクロールのダンジョン探索 RPG 「Solomon's Keep」。
それを MinigoreiDracula のようなシンプルなサバイバル・シューティングゲームにした外伝的な作品。
それが「Solomon's Boneyard」です。

Solomon's Keep のシステムをうまい具合に短時間で遊べる内容にアレンジしていて、新しい魔法も登場します。
ストーリー的には Solomon's Keep の 23 年前、敵のボス 「Solomon Dark」 が若い頃に暗黒の力を手に入れようとした時のお話です。

Solomon's Boneyard

左下のスティックで移動、右下のスティックで攻撃方向を指示し、閉じられた墓地で敵から逃げ回りながら延々と戦い続ける耐久型シューティングです。

経験値が貯まるとレベルアップしてスキルを習得でき、ステータスをアップしたり新しい魔法を覚えたり、すでに習得済みのスキルを強化したり出来ます。
たまに敵が装備(指輪)を落とす事もあります。
この辺りの基本システムは前作 Solomon's Keep と変わりません。

違うのは敵がどんどん出現し続け、派手な戦いが延々と続くこと
Solomon' Keep も多数の敵が一斉に現れて、それを派手な魔法で次々と撃破する場面がありましたが、今作はそれがひたすら続きます。
ある意味、「アクションとして楽しめる場面を集約した」という感じで、探索する楽しみはありませんが、これはこれで非常に面白いですね。

前作にもあった「ファイアーボール」「マジックミサイル」「ライトニング」の他に、新魔法として「フリーズ」の魔法が登場しています。
これは冷気を火炎放射器のように広範囲に放射し続ける魔法で、複数の敵にまとめてダメージを与えられる上に、今作は弓矢でダメージを受けることが多いのですが、その矢を吹き飛ばすことが出来るのでかなり強力です。

お金を貯めることで最初に3つまで持って行ける Perks (特典)を購入できる要素もあり、追加キャラクターの購入も可能です。
キャラクターは最初は4人、最大で7人まで用意されており、それぞれ最初に所持している魔法の種類が異なります。

Solomon's Boneyard

ゲームバランスも秀逸で、難しすぎず簡単すぎず、遊びやすくて時間的にもちょうどいいぐらいの難易度で、大量の敵を次々と倒していける爽快感もあります。
思わず時間を忘れてやってしまうゲームで、システム的には Minigore を模倣していると言えますが、私的には Minigore より好きですね。

全方向スクロールシューティングの新しい定番だと言っても良いのではないでしょうか。
おまけにこれが定価 115 円。 相変わらず Solomon シリーズはクオリティーの割に激安です。

※現在は無料化されています。 追加課金はありますが必須ではありません。

アプリの完成度、グラフィックとサウンドのクオリティー、ゲーム内容と安さの、4拍子がそろったアプリだと思います。
人によって、長期間の育成と探索が行える Solomon's Keep と、短時間で派手なバトルが楽しめる Solomon's Boneyard のどちらが好みかは異なると思います。

私はどちらかと言うと Boneyard の方が好きですが・・・ どちらもオススメ出来るアプリです。

Solomon's Boneyard(iTunes が起動します)
 

Solomon's Keep

魔術師学校の生徒が卒業テストを兼ねて、悪の魔術師に占領された砦に挑む・・・
そんな全方向スクロールシューティングのダンジョン探索 RPG
それが「Solomon's Keep」です。

かなり秀作のアプリで、本当は iPhone AC にページを作るつもりだったのですが、なかなか機会が得られないまま外伝作品まで登場したので、とりあえずこちらでご紹介します。

ゲーム内容は(解る人にしか解らない説明ですが)、「ディアブロ」をもっとライトにして、全方向スクロールシューティング風にアレンジした、という感じですね。
公式サイトの解説文でも「ディアブロ風のゲームです」と説明されています。

solomonskeep

左下の仮想スティックでキャラクターを移動させ、右下の仮想スティックで弾の発射方向を指定するという、全方向スクロールシューティングおなじみの操作方法です。
操作性は非常に良好で、操作し辛いと感じる事はまずありません。
かなり良い感じで調整が行われています。

ゲームごとに自動生成されるダンジョンの中を探索していくゲームで、ダンジョンの地図は自動的に作成され画面の中央に表示されるため、迷うことはありません。

多数の敵が次々と登場しますが、それを派手な魔法で次々撃破していけるため爽快感もあります
魔法には爆風で敵を倒せるファイアーボール、自動追尾で複数同時発射するマジックミサイル、出っぱなしで継続ダメージを与え電導もするライトニングの3種類があり、どれもハデな画面効果を伴っていて、見た目的にも綺麗です。

ただ魔法を使っていると「マナ」を消費し、これがなくなると攻撃力が激減するため、マナを節約しながら撃つか、マナを回復する方法を併用しながら使用する必要があります
この辺りは他の全方向スクロールシューティングと違う点ですね。

ゲームは町からスタートするのですが、「マジックキー」というアイテムを使って「どこでもドア」のようなものを出し、いつでも戻ることが出来ます。
マジックキーは何度使ってもなくならず、町から元の場所に戻ることも出来るため、冒険中にいつでもショップを利用しにいけるのが特徴です。

敵を倒して経験値が貯まると「レベルアップ」し、「スキル」を覚えることが出来ます。
スキルはレベルアップごとにランダムに選ばれる候補の中から1つを選択する形で、魔法の強化やマナ回復量の増加、特殊攻撃や補助魔法の習得、アイテムを吸い寄せる補助スキルなど多岐に渡ります。
同じスキルを強化してパワーアップさせていくこともでき、この辺りのシステムはディアブロによく似ています。

Solomon's Keep

グラフィックとサウンドの質が全体的に高く、演出や操作性も良い、少しやっただけで完成度の高さを感じる事が出来るアプリです。

砦は 13 階までで、1時間強でクリアすることが可能です。 2時間はかかりません。
しかしクリア後は難易度が上がった2週目・3週目が始まり、レベルやスキルもそのまま強化し続けていくことが出来ます
アイテムはランダム生成であり、2周目以降はさらに強力な装備が出たりするため、それらを探す楽しみもありますね。

そして特筆すべきもう一つの点は、価格。
この完成度で 115 円という安さです! 無料体験版まで用意されています。

※現在は無料化され、ゴールドを課金で購入できるようになりました。

内容的にも価格的にも文句なくオススメできる、秀作アプリですね。

Solomon's Keep(iTunes が起動します)
Solomon's Keep Lite(iTunes が起動します)
 

僕とちくわと鉄アレイ

バカです。 名前からして「ネタアプリ」です。
ハッキリ言って内容もあって無きが如く。 それなのに有料
そんな意味不明なアプリが「僕とちくわと鉄アレイ」です。

画面を見れば解りますが、見た目も完全におバカでシュール。
常識を超越した「訳わからなさ」に溢れています。

bokutotikuwa

ゲームは画面をフリックして「ちくわ」を投げ、「鉄アレイ」に当てるだけ。
ちくわが鉄アレイに当たるとなぜか「装着」されて点数が入ります。
それをひたすら延々と続けます。

フリックで物を投げ目標に当てるという内容は、一応 Paper TossiQuarters に似ています。
でもこのゲームには風向きとか微妙な跳ね返りとか、そんな要素は一切ありません。
単に投げて当てるだけ。 鉄アレイの位置は変化しますが、難易度が大きく変わる訳ではありません。
だからひたすら延々と続きます。

つまりゲーム性は非常に乏しく、私に言わせればこんなのはゲームでさえないです。
私は「バカゲー」は好きですが、これはバカゲーでさえなく、単なる「バカ」です。
単なるバカは評価できません。

ゲームモードは通常の「華麗遊技」の他に、鉄アレイがベルトコンベアーで延々流れてくる「単純作業」と、ゲームオーバーさえない「無限作業」がありますが、どれも延々と続き、やってて「虚しさ」さえ覚えます。


ただ、このゲームを作った RucKyGames は他にも「i刺身」とか「ぬ」とか「!」とか、シンプルでシュールなゲームばかり作っているので、このゲームの内容も一応納得が出来るものではあります。

このゲームは前述したようにゲーム性に乏しく、ただ「ちくわ」を投げ続けるだけですが、ここが以前作った「i刺身」もただひたすら「刺身の上にたんぽぽを乗せる作業」を繰り返すだけでした。
しかしそれがなぜか大評判になっていたため、それと同じものを狙ったのが見て取れますね。

bokutotikuwa2

ただ、私は「i刺身」もなぜあんなに評判だったのか全く理解できず、各情報ブログなどでこぞって持ち上げられ、大手ゲーム情報サイトまで取り上げていた事に疑問しか持ちませんでした。
だからそれと同じものを狙っているであろう「僕とちくわと鉄アレイ」も、また各方面で評判になりそうですが、私は評価しません。

「i刺身」は元ネタがあって、それを知っている人なら抱腹絶倒だったのかもしれませんが、「僕とちくわ」にはそんなネタさえないでしょうしね。

また、今回はハドソンとのコラボ作品なのですが・・・ 何考えてるんだハドソン。
おかげでグラフィックのクオリティーは大きく(ナナメ上に)向上していますが、「先生なにやってんすか」って感じです。

ちなみに元ネタに関しては、昔ハドソンがファミコンで発売した「忍者ハットリくん」のゲームから来ているようで、このゲームには取るとスコアになる「ちくわ」と、取ると気絶してしまう「鉄アレイ」が出てきました。
忍者でちくわで鉄アレイな上にタイトル曲も似ているので間違いないと思いますが、そんなの今どき誰もわかんないし

と言う訳で「僕とちくわと鉄アレイ」、ゲームとしては全くオススメしません

ただ「i刺身」がウケていた事からも解るように、私には理解できない世界もあるので、そういう方面の方には楽しいのかもしれません・・・
単に人に見せる「宴会用アプリ」としては相応にウケるかも。
まあこのおバカな雰囲気とグラフィックは、私も嫌いではないです。
そのためだけに 230 円とか 115 円とかを払うのは、とても勧められませんが。

しかしそれでも、やっぱり各所で大絶賛されるんだろうなぁ・・・
(すでにそんな雰囲気がちらほらと・・・)

僕とちくわと鉄アレイ(iTunes が起動します)

Virtual City

トラックを使った輸送体制を確立させ、様々な問題を解決させつつ町を発展させていくという、輸送型都市開発シミュレーション。
それが「Virtual City」です。

ゲーム内容を一言で言うと、「セトラーズの生産部分+A列車で行こうシリーズ」です。
自由に広範囲の都市開発が出来るゲームではないため「シムシティ」とは全く異なりますが、これはこれで楽しいですね。
勝利条件を満たすとクリアとなる、ステージクリア型のゲームです。

開発したのは G5 Entertainment というロシア系の会社。
この会社のソフトは他のゲームを模倣したものが多いのですが、単なる模倣ではなくアレンジや追加要素が加えられていて、グラフィックやサウンドも総じて高レベルです。
Mahjong Artifacts 2 などを開発したところですね。

virtualcity5

プレイヤーは運送会社 兼 建設会社の社長のような役どころで、都市の発展に必要な生産物がうまく供給されるよう、輸送車両の運用を行っていきます。

例えば、クリア条件が「マーケットにパイを運ぶ」という場合、まず小麦農場から風車小屋にトラックを走らせ、麦を小麦粉にします。
さらに風車小屋からパン屋にトラックを走らせ小麦粉を運び、牧場からもパン屋にトラックを走らせミルクを運びます。
パン屋に小麦粉とミルクが運ばれるとパイが作られるので、トラックをパン屋からマーケットに走らせ、マーケットにパイが運ばれれば条件達成となります。

一見複雑そうに見えますが、トラックを買って出発地点と到着地点を指定するだけなので、システムとしてはシンプルです。
また、この辺りの生産システムは「セトラーズ」のような開発型 RTS のものと同じなので、セトラーズをやった人なら悩む事はないでしょう。

virtualcity4

ステージによっては住民の人口を増やしたり、幸福度を高めたりしなければなりません。
パイや化粧品などの必需品がマーケットに運ばれていて、ゴミ収集車がちゃんと巡回していてゴミが溜まっていなければ家の人口が増えて行き、さらにシアターなどの娯楽施設があって、バス停から出発するバスでシアターやマーケットに人が運ばれていれば幸福度が上がります。
噴水公園などがあれば環境の評価も上がります。

それらの施設が足りない場合は自分で森を切り開いて施設や道路を設置していく必要があり、こういうステージはクリアは大変ですが、「都市開発シミュレーション」としての楽しさがありますね。

各ステージは複数の勝利条件が設定されていて、全て満たせばクリアとなります。
左上にはタイマーがあって、クリアがこの時間以内なら「エキスパートクリア」となります。
クリア評価に応じてキャッシュが得られ、これを使って設置できる施設などを購入していく要素もあります。

Virtual City

面白いゲームなのですが、難点は「全文英語」なことでしょう。
海外のアプリだから当たり前ですが、勝利条件の表記なども全て英文なので、そこそこは読めないと辛いかもしれません。
ただ、序盤ステージはプレイ方法の解説をしてくれる「チュートリアル」になっていて、アイコンなども解りやすいので、英語が読めなくてもそれなりに理解することは出来るはずです。
トラックを買って、出発地点と到着地点を指示したら物品が運ばれて、必要なものがそろっていたら生産が行われる」と言う事さえ知っておけば、後は何とかなると思います。


グラフィックも綺麗だし、サウンドも悪くないし、新しい都市運営シミュレーションとしてオススメのゲームです。
開発シミュレーションが好きな方、「セトラーズ」や「A列車で行こう」が好きだった方なら、きっと楽しめると思います。
ただ、英語が欠片も解らない、読む気にさえならない、という人だとちょっと辛いのも確かですね。

定価は 600 円のようで、現在は発売記念セール中です。
完成度の高いゲームなので、私的には 600 円でも悪くないゲームだと思います。
iTunes の説明によると、将来的に完全版アップデートとして「大マップでのフリープレイ」も追加されるようなので、そうなると「シムシティー」や「A列車で行こう」のような、本格的な都市開発 SLG になるかもしれません。

個人的に、今後のアップデートに注目していきたいアプリの1つですね。

Virtual City(iTunes が起動します)
Virtual City Free(iTunes が起動、無料体験版)
 

Guerrilla Bob

ヒゲ面のゲリラのおじさんが銃を撃ちまくりながら突き進む、全方向スクロールのライトなシューティングゲーム。
それがこの「Guerrilla Bob」です。

ゲーム内容は(解る人にしか解らない説明ですが)「Minigore」+「戦場の狼」と言った感じで、全方向スクロールのシューティングではありますが、ゴールを目指して進み続けるタイプのゲームですね。

販売は iPhone アプリのマーケティング会社の大手 Chillingo ですが、開発は Angry Mob Games という開発スタジオ。
国籍は不明ですが、たぶんアメリカの小規模メーカーだと思います。
かつて「IGF」というインディーズゲームの表彰で、最終候補にノミネートされたゲームでもあります。

Guerrilla Bob

左下のスティックで主人公を操作、右下のスティックで銃を撃つ方向を指示するという、全方向スクロールシューティングおなじみの操作方法です。
操作性は良好で、カーソルから指がズレてもちゃんと補正してくれます。

ゲームは横やナナメ方向に向かう場合もありますが、基本的には「縦スクロール」のシューティングゲームです。
ただし強制スクロールではなく、プレイヤーが前進しなければスクロールも止まります。

ゲームの最初に EASY と HARD を選択出来ますが、EASY にするとかなり簡単で、HARD でもそんなにすごく難しいという程ではありません
キャラクターのグラフィックもポップな感じで、ゲリラが主人公の近代戦のゲームではありますが、全体的にコミカルなイメージです。

加えて、このゲームには「オートエイミング」(自動照準)が用意されており、開始時の選択でこれを ON にすると、自動的に銃を敵の方向に撃つようになります。
つまり「狙う必要さえない」訳で、iPhone / iPod touch のユーザー層に合わせてか、誰でも楽しむ事ができる、かなりライト(軽い)感じのゲームになっています。

操作感覚は Minigore に近いのですが、画面がスクロールしていきボスも出現する点と、敵キャラの多くは立ち止まって銃を撃つ場合が多いのが異なります。
多くの全方向スクロールシューティングゲームは体当たり攻撃がメインの敵が多いので、それらとはちょっと違う印象ですね。

ゲームモードは3種類、スコアがあり武器はステージ内で手に入れる「ARCADE」と、敵を倒すとお金を入手でき、それを使ってステージ間に行けるショップで武器の購入やアップグレードが行える「MERCENARY」、さらに延々と敵と戦い続ける「SURVIVAL」です。

マーセナリーとサバイバルはアップデートで追加された新モードで、アーケードとマーセナリーはシステムが違うだけで、プレイするステージは同じです。

Guerrilla Bob

難点は、そんなにボリュームがないことでしょうか。
ステージは全8ステージで、1時間ほどでオールクリアしてしまえます。
HARD だとそれなりに難しいですが、1UP しまくるし、セーブしたところから再開できるので、クリア出来るのは早いでしょう。
最初から最後まで似たようなステージばかりで、変化があるのは最終面ぐらいなのもちょっと欠点です。

継続してプレイするゲームと言うより、1回ごとのプレイのスコアを競うタイプのゲームなのだと思いますが、そう考えた場合、1ステージの長さも、クリアまで1時間近くかかるというのも、ちょっと長いように思いますね。
この手のゲームとしては、もうちょっと派手さも欲しかったところです。

サバイバルモードなら短時間でのスコアアタックが出来ますが、サバイバルで言うなら MinigoreiDracura の方が面白いかなと思います。

とは言え海外で表彰を受けただけあって秀作ゲームであることは確かです。
全方向スクロールのシューティングゲームが好きな人にはオススメ出来ますね。
「他の全方向スクロールのシューティングは自分にはちょっと難しい…」という人でも、このゲームなら十分楽しめると思います。

価格は 350 円と、内容相応かなと思える値段で、決して高くはないと思います。
ただ個人的には・・・ まだ他の全方向スクロールシューティングをやっていないのなら、Meteor BlitzMiniGoreiDracura などの方がいいかなぁ、というのも本音です。

Guerrilla Bob(iTunes が起動します)
Guerrilla Bob Free(iTunes が起動します)
 

Dig Dug REMIX

最近はナムコのアプリが値下がりし、さらにセールされる事も多くなっています。
と言う訳で、今回はそんなナムコのアプリの1つ「Dig Dug REMIX」を取り上げたいと思います。

Dig Dug(ディグダグ)は日本のアーケードゲームの初期、ナムコ黎明期の頃の名作です。
地中を掘り進んでモンスターをポンプ(空気入れ)と岩石落としで倒すという内容で、どのように掘り進むかがポイントになる、ちょっとした戦略性のあるアクションゲームです。

ただ、先に言ってしまいますと、このアプリは全くオススメ出来ません
操作性が非常に悪く、操作しにくいことで定評のある(?)ナムコのアプリの中でも、特に操作が劣悪なものの1つと言えます。

Dig Dug Remix

ゲームにはグラフィックが一新され新キャラやアイテム、巨大なボスなども登場する「リミックス」と、旧来のディグダグである「オリジナル」の2つがあります。

プレイヤーは方向キーかドラッグで主人公を操作し、地中を掘り進んでいきます。
敵はその掘られた穴を通って移動し、地中を通過してくる事もありますがこの時は速度が低下します。
よって掘り方によって敵の動きをある程度コントロールする事が可能で、これがゲームのポイントになります。

ボタンを押すと敵に「モリ」を撃ち、そのままボタンを連打すると相手を空気入れで膨らませパンクさせて倒すことが出来ます。
また地中には岩があり、その下を掘ると岩が落下して敵に当たれば押しつぶす事が出来ます。
多数の敵とまとめて押しつぶすと高得点ですが、すぐ逃げないと自分も押しつぶされるので注意が必要です。
リミックスモードには横に転がっていく丸い岩も存在します。


さて、ゲーム内容はともかくして、最初に述べたようにこのゲームは操作性が劣悪です。
操作には「方向キー」と「フリック」の2種類がありますが、方向キーを選ぶとキーの部分から少しでも指が外れるとすぐにキャラが動かなくなり、フリックを選ぶとそもそも誤操作が連発されます。

方向キー」の場合、例えば上に移動する時、タッチパネル上では指が上に動きます。 その時点で方向キーの中心部から指はズレる訳です
そこからさらに右に指を動かしたりすると、さらに指はズレていきます。
だからと言って一度指を離してキーを押し直すという方法では、タッチパネルだと方向キーに「感触」がないため、正確に各方向を押さえられているかどうかプレイヤーは確認出来ず、どのみちズレ初めてしまいます。

そのため最近の iPhone / iPod touch のゲームの多くは、この指の動きに合わせて移動方向を調整したり、方向キー自体の場所を移動させたりします。
方向キー自体も大きめにして、判定範囲も拡大し、より操作しやすいよう配慮されている事が多いです。
こうした調整がうまく行われているゲームは、方向キーでプレイしていてもほとんど違和感は感じません。

しかしこのゲームはそんな調整一切なし。 おまけに方向キーも小さく、これでは常に操作を気にしてプレイしなければなりません。

フリック操作」の場合、このゲームは移動方向が4方向です。
よって指は「上下左右」に動かさなければならない訳ですが、右に動いて上に動くような場合、どうしても指は「ナナメ」に動きがちです
通常、こうした場合には多くのゲームで判定の補正が行われ、指が右に動いた後にナナメ上方向に動いた場合は「上へ動かそうとしているんだ」というような入力の調整が行われます
この調整があれば、フリック操作でも快適に動かせる訳ですが・・・

しかしこのゲームはそんな調整一切なし。 きっちり上下左右に指が動いていないとキャラクターは反応しません。
さらにオリジナルモードの場合、「フリック操作でも画面左下の辺りで操作しなければならない」という制約があって、これがフリック操作と完全に矛盾しています。

つまり、まったくもってタッチパネルでの操作に対する配慮がなされていないのです。

Dig Dug Remix

そして何より解らないのは、こんな劣悪な状態をずっと放置している事。
なぜならナムコにとって、ディグダグとかのオールドゲームはまさに「ドル箱」「売れ筋」であるはずなのです。
にも関わらず、iTunes のレビューでもこれだけ操作性について文句を言われているのに、まったく意に介していない状態です・・・

以下は推測も含みますが、おそらくこれらリミックス版のディグダグなどは、外注に製作が依頼されているのではないでしょうか。
そして開発側は当然パソコンでそれを作る訳ですが、実際の iPhone / iPod touch でのテストプレイは全くやっておらず、ナムコ側もほとんど iPhone でのチェックはしていないのだと思われます。
ちょっとやればすぐに解ることが解っていないのですから、パソコン上でのプレイしかしていないのでしょうね。

そして外注は開発が終わればもうアプリにはノータッチに。
ナムコの iPhone 担当側はそんな状況を知らないのか、それともどうすることも出来ないから対応する気がないのか、そのまま放置。
加えてネームバリューのあるゲームだから iTunes に並べていればそれだけで相応に売れるので、企業的には大して問題にしていない。
そんなところではないでしょうか。

これが個人や小規模メーカーなら、開発者はそのまま販売者でもあるから悪い点があれば自分で修正する訳ですが、ナムコのこの辺りのアプリは開発とマーケティングが完全に別個になっている印象です。

でも、ネームバリューのあるアプリだからこそ、まともにプレイ出来ないものを放置するというのは、ナムコにとっても、iPhone にとっても、もちろん購入者にとっても、悪い影響しかもたらさないと思います・・・

最初の頃はスクウェアやタイトーのアプリも操作に問題があるものが多かったのですが、こちらは今はきっちり調整が行われています。
カプコンは最初から操作性を重要視している印象です。
いまだにダメなまま放置なのは、ナムコぐらいです。

まあ、リッジレーサーはかなり良くなっているので、モノによっては対応可能なのでしょうが・・・
いい加減、ナムコが本来重要視すべきオールド系ゲームの改善も、外注やら企業間の問題やらがあるのかもしれませんが、見直すべきではないかと思います。

と言う訳で Dig Dug REMIX、なんだかゲームの内容についての解説がほとんどなかった気もしますが・・・ ともかくオススメ出来ません

それにリミックスモード、スピード感が足りなさすぎですね
ディグダグって後半ステージはスピーディーでかなり激しい展開になり、それが面白さでもあったと思うのですが、リミックスは終始ノロノロした感じなので、この点もあまり好きになれません。

Dig Dug REMIX(iTunes が起動します)
 

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