主人公の「ジョジョ」が奇妙な冒険を繰り広げる・・・ のではなく、「ファッションショー」を行うという、珍しいタイプのゲーム。
それが「Jojo's Fashion Show 2」です。
本当にプレイヤーの「ファッションセンス」が問われるようなゲームシステムで、かつてない形のゲームだと言えますね。
名前に「2」が付いていますが、1はネットで有料配信されていた Windows のゲームなので、iPhone 版に 1 がある訳ではありません。
3人のモデルの上に、そのモデルに着せるべきファッションのジャンルが表示されていて、画面の下には様々な服や靴が並んでいます。
服をドラッグしてジャンルに合ったものを着せていき、服の上下と靴の3つを着せてたらステージに送り出すことが出来ます。
モデルがステージに出ると、その服がジャンルにマッチしているかの採点が行われ、全モデルを送り出した後にスコアが一定以上ならクリアとなります。
難しいのは、画面下に並んでいる服が必ずしもモデルのジャンルにピッタリ一致しているとは限らないこと。
あまり関係ない服ばかり並ぶこともあり、そう言う時は「出来るだけ合っているもの」を選んで着せていくことになりますが、モデルを送り出すまでの「制限時間」があるので、選ぶのに迷ってモタモタしているとタイムオーバーになってしまいます。
ステージでの評価が高ければ「服のチェンジ」や「モデルのジャンルチェンジ」、「合っている服を自動的に選ぶ」などのアイテムが手に入るので、それらをうまく使って行くのもポイントになりますね。
アイテムは6つまでしか持てないので、必要なときは迷わず使うのがコツです。
同じジャンルのモデルを連続で送り出すとファッションチェイン、複数のモデルを同時に送り出すとモデルチェインのボーナスが得られ、さらにショーのラスト近くになると「クライマックス」としてスコアが2倍になります。
これらもスコアを稼ぐのにうまく活用する必要があるので、プレイヤーが考えなければならないことは多く、割とパズル的な要素が強いゲームでもありますね。
ステージが進むとジャンルと服の種類が増えていくため、難易度はどんどん上がっていきます。
正直、やることが大きく変わらないためだんだん単調になってくる部分もあるのですが、スコアを上げる「アクセサリ」が登場したり、新しいアイテムが追加されたりして、出来るだけ飽きさせない工夫も凝らされています。
なかなか斬新で、ユニークなゲームだと思います。
やはり内容からして「女性向け」という印象ですが、割と誰でも楽しめるゲームではないでしょうか。
難点は、メッセージが全文英語な事・・・
海外のゲームだから当たり前なのですが、このゲームの場合は「ファッションのジャンル名」や「ファッションの概要の解説」などがゲームのキモであるため、そこが英語表記なおかげで日本人には理解し辛いゲームになっています。
iTunes の評価がバラついているのも、おそらくその点が影響して、ゲームの意味が解らなかった人が多かったためでしょうね。
でも、意味さえ解ればなかなか楽しめます。
何より「ファッションセンスが要求される内容で、しかもそれがシンプルにまとまっている」というのが秀逸です。
意外と練り込まれたスコアシステムなので、高得点を狙うのも楽しいゲームですね。
価格は 350 円ですが、無料版も公開されています。
まずは無料版を試してみるのがいいでしょう。
・Jojos Fashion Show 2(iTunes が起動します)
・Jojos Fashion Show Lite(iTunes が起動します)
【 ちょこっと攻略 】
ファッションのジャンル名を少し解説しておきますので、プレイ時の参考にして頂ければと思います。
・Provocative
刺激的、挑発的なファッション。 露出が多かったり派手な服だとポイントが高い。
・Conservative
控えめな、地味系のファッション。Provocative の逆。
・Bollywood
インド系やオリエンタル系のファッション。解りやすいので簡単に高得点が取れる。
・Sockhop
ハイスクールのダンスパーティー風。 やや解りにくいが、カジュアルな服とスカートを選んでおけばだいたい合う。
・Foxhunt
イギリス風のファッション。乗馬スタイルやコートなど。19世紀のヨーロッパのイメージ。
・Hipster
スタイリッシュなイメージのファッション。タイト(ややきつめ)な服やジーンズ、派手過ぎない服のイメージ。
・Black Tie
正装。 タキシードとか、ゴージャス系のドレスとか。 解りやすい。
・Military
男性専用。 ミリタリー系(軍事系)ファッション。 これも解りやすい。
・Activewear
主に男性用。 スポーティーなファッション。 ジャージ系とスニーカーなどでいい。
・Western
ウェスタンファッション。 西部劇風。 レザー系とジーンズ系。
・African
アフリカ系ファッション。 割とオリエンタル系の衣類とかぶっている場合が多い。
・Summer
夏服。 半袖や半ズボン、短いスカートなど。 もしくは涼しい色使い。
・Winter
冬服。 温かそうな服に長ズボンとブーツ。 もしくはコート。
・Fall
秋のファッション。 セーターやコート。茶色や赤などの秋色が高得点。
・Bridal
ウェディングドレス、もしくはウェディングに使っても違和感のないもの。白系のみ。
・Prom
夜のパーティー系のファッション。ロングドレスや蛍光系の服。セレブっぽくすれば合う。
・Biker
バイク乗り風ファッション。 ワイルド系の衣服とレザー製品など。スカートとかは×。
・Beachwear
水着、もしくは涼しい服と、サンダル。 解りやすい。
2010/09
図形をなぞって、均等な面積に切り分ける。
ただそれだけの非常にシンプルなゲームなのに、演出とグラフィックが素晴らしく、やっていて非常に楽しめる iPhone / iPod touch ならではのパズルショートゲーム。
それが「Slice It!」です。
登場以来ずっと iTunes のランキングで上位にありましたが、遂に先日から1位になり、それを維持し続けています。
非常に単純そうなゲームだったので、私はこの前まで手を出していなかったのですが、やってみて解りました。
「これは1位になるわ」と・・・
開発・販売は韓国の Com2us という企業で、以前から「イノティア戦記」や「HOMERUN BATTLE 3D」などの秀作アプリを販売していた、力のあるメーカーです。
内容はシンプル。
図形を指定の回数だけ切って、指定の数のピースに分け、それぞれの面積が均等ならステージクリアになります。
面積が大きく違っていたり、切った回数や分けたピースの数が指定と違っているとミスになりますが、何度でもリトライ可能です。
最初のうちは簡単でサクサク進むのですが、だんだん図形が複雑になり、「指定の回数で指定の数のピースに分ける」というのが一筋縄ではいかなくなってきます。
シンプルだけど結構頭を使う、パズルらしいパズルですね。
それでいて、とてもテンポ良くプレイ出来ます。
操作性も素晴らしく、指一本で切ることも出来るし、指二本を使って位置を調整しながら二点間の間を切る操作もできます。
UNDO(一手戻る)も用意されていて、成績が良ければ使用回数が貯まっていく「ヒント機能」もあります。
そしてなんと言っても素晴らしいのが・・・ 演出とグラフィック。
鉛筆書きのようなホノボノ系のグラフィックと、丸っこい字体が非常にいい味を出しています。
切り分けた時に図形が「スッ」と離れる演出も、地味に技術力が高いです。
雰囲気にマッチしている BGM とサウンドも良く、クリア後に各パーツの面積が詳細に表示される点も良いですね。
こんなにシンプルな内容で、ここまでクオリティーの高さを感じるアプリってそうそうありません。
ゲームのアイデア自体は誰でも思い付きそうなものですが、それを技術と演出でここまで昇華させているのは凄いです。
思わず長時間やり続けてしまうハマり性があります。
大人はもちろん、高齢者や子供の知育アプリとしても良いでしょう。
価格も 100 円と安く、ステージ数も 60 と相応にあります。
ステージはアップデートで更に増えていくようですね。
iPad と iPhone / iPod touch の双方に対応した「ユニバーサルアプリ」で、この内容なら iPad にもマッチしていると思います。
これはスマホの新定番になるアプリではないでしょうか。
もちろん文句なくオススメです。
・Slice it!(iTunes が起動します)
しかしそんな2つの中間的性質を持つ、非常に特徴的なレースゲームが登場しています。
それが今回取り上げる「Asphalt 5」です。
開発・販売は iPhone / iPod touch アプリの大手メーカー「ゲームロフト」。
他のゲームロフトのアプリと同じく完全日本語化されていて、プレイ方法などで悩む事はありません。
グラフィックも綺麗で、iPhone 3G でも十分快適に動作し、iPhone 4 なら Retina ディスプレイによる高解像度とジャイロスコープ(より精密に本体の傾きを検知できる機能)にも対応しています。

ゲームはコースを周回するタイプのレーシングゲームなのですが・・・
特徴的なのは、そのゲーム展開。 ほとんどブレーキが必要ないのです!
と言っても「オートブレーキ」な訳でもなく、コーナーが全体的に緩やかで、高速なまま曲がり切れてしまうのです。
加えてコースを周回するタイプなのに「公道レース」なので、一般の車も走ってるし、反対車線を走ってると正面衝突の危険もあります。
さらにパトカーが追って来たりして、派手なカーチェイスが繰り広げられます。
またコース上にはアイテムが転がっていて、これを取ることでお金が増えたり「ニトロ」がチャージされます。
ニトロは使用することで一時的に加速でき、このゲームはかなり連発可能です。
よってますますゲーム展開はハデになります。
コースの中には「わき道」や「近道」も用意されていて、看板をぶち破って進むとか、滝の中を直進とか、とんでもないショートカットも用意されています。
つまり「コース周回型のレースなのに一般道が舞台のアクション型のレースゲーム」という、ちょっと珍しい内容。
ステージも普通のレースのステージもあれば、パトカーに捕まらないよう逃げるステージ、自分が警察になって他の車をクラッシュさせるステージなど、アクション性が高いものが用意されています。
ステージをクリアすることでお金が貰え、それで車の購入やパワーアップを行う事が出来ますが、プレイヤー自身の「レベル」もあって、そのレベルが高くならないと上位の車は購入できません。
車やチューンナップ、ステージやコースは、ゲーム進行とプレイヤーのレベルによって徐々にアンロックされていく仕組みです。
車はちゃんと実際の車種が実名で登場します。
その数はかなり多く、どんどん新しいものに乗り替えていくことが出来るので、その点もゲームの楽しさと言えますね。

ちゃんとコース全図も表示されているので、次にどちらに曲がるのかも解りやすいし、ライバルやゴールまでの位置関係も一目で解ります。
レースゲームとしてはかなり大雑把と言えますが、ライバルは結構手強いし、パトカーや対向車も来るので、ブレーキの必要がほとんどなくてもゲームは結構忙しく、それがまたアクションレースとしての楽しさになっています。
私的には、ゲーム全体に微妙に漂っている「おバカ」っぷりも気に入っています。
ムービーシーンが入る場合もあり、演出にも力が入れられていますね。
色々な意味で、「こういうレースゲームの作り方もあるんだ」と、ちょっと感心させられた内容です。
スピード調整がほとんど必要ないので非常に操作しやすく、誰でも楽しむ事ができる、割と万人にお勧めできるゲームですね。
価格は 600 円で、内容を考えると相応の値段だと言えるでしょう。
ゲームロフトなのでセールをしていることも多いです。
オススメできるアプリの1つで、個人的にも好きなゲームですね。
・Asphalt 5(公開終了)
様々な表彰を受けたレースゲームで、確かにその画面を見ると「リアルレーシング」の名は伊達ではないと思いますね。
開発したのは Firemint というオーストラリアのメーカーで、ここはあの大ヒットアプリ「Flight Control」を開発したところでもあります。
立て続けにヒット作を出している訳ですが、Flight Control と Real Racing ってあまりにも内容が違うので、ギャップが凄いですね。

とにかく画像が美しく、しかも滑らかです。
驚くべきはこのクオリティーの画質で iPhone 3G でも遜色なく遊べることで、私も最初は 3G でプレイしていたのですが、全く違和感はありませんでした。
iPhone 4 や iPad なら高解像度の画面に対応していて、ますます綺麗なグラフィックになります。
海外の表彰で「技術賞」などを受けたのも頷けますね。
ゲームシステムは良い意味で「普通のレースゲーム」と言えます。
iPhone / iPod touch を傾けて操作する方法と、画面をタップして操作する方法の2通りが選べ、どちらも操作性は悪くありません。
傾けて操作する方は反応が敏感すぎて、慣れないとフラフラしてしまいますが、細かいハンドリングも出来るのでこれはこれで良いと思います。
タップ操作ではクイックなハンドリングが出来ないので、基本は傾けての操作でしょう。
ブレーキは先日紹介した Need for Speed Shift にもあった「オートブレーキ」が採用されていますが、このゲームの面白いところはオートブレーキの効き具合をプレイごとに調整できることで、強く効かせれば安全運転だけど周回が遅くなり、軽く効かせれば自分でブレーキを調整しないといけないけど早く走れます。
自分の腕前に合わせてプレイできますね。
レース開始前には参戦する大会を選択します。
1つの大会は数レースで構成されていて、1位になればドライバーズポイントが貰え、全戦やって総合トップになればクリア、上のグレードのレースや別の大会に参戦できるようになります。
登場する車は残念ながら、実際の車種ではありません。
このゲームはフォルクスワーゲンと提携していて、そのため同社の車をモデルにしたものなら実名で多数登場するのですが、他のメーカーの実車は登場しません。
名前は「2 Door 1.8 litre」などの車のタイプの表すものになっています。

賞金を稼ぐとか、車の購入やパワーアップと言った要素はなく、単にレースごとに選択できる車を選ぶだけです。
レースの成績によって使えるものが増えていきますが・・・ この辺はあっさりしたシステムですね。
どちらかと言うとグランツーリスモではなく、リッジレーサータイプのゲームなのかなと思います。
レースゲームとして非常に良くできていて、グラフィックと技術力は本当に凄いのですが・・・
個人的にどうしても気に入らないのが、レース中にコースマップが表示されないこと。
なぜだか知りませんが、海外の iPhone / iPod touch のレースゲームはなぜかこの「レース中のコースマップの表示」を軽視するんですよね・・・
この Real Racing も、iPhone 初のリアル系レースゲームとして話題になった Fastlane Street Racing も、先日ご紹介した Need for Speed Shift も、なぜかレース中のコース全図の表示を行っていません。
でもコースの表示は、「次はどっちに曲がるのか」「カーブの強さがどのぐらいか」「どういうルートを取ればいいのか」「どこまで走っててゴールまでどれぐらいなのか」「ライバルとの位置はどうなのか」などが一目で解る重要な情報源で、レースゲームとしてはあるのが当たり前だと思っています。
なぜそれを海外のレースゲームの多くがことごとく軽視しているのか、本当に疑問です。
表示される看板を見ればどっちに曲がればいいかは解りますが、看板がないカーブもあるし、カーブの強さなどは解りません。
よってゲームとしてはまず、「コースを覚えること」が第一になります。
ただ、コースマップの問題があるとは言え・・・
グラフィックのリアルさは特筆できるし、難易度のバランスも良く、スピード感も十分にあり、レースとしての「追って追われて」の展開も楽しめます。
総合的に非常に優れているレースゲームです。
なにより iPhone 3G でもこの高クオリティーのグラフィックを楽しめるので、3G でレースゲームがやりたいと思っている人には特にオススメですね。
価格は 600 円で、内容を考えると高くはないと思います。
iPad 版は 1200 円なので、さすがに高いですが・・・ でも大画面でこの高クオリティーのゲームを楽しめるのであれば、高すぎることはないかな。
無料版も用意されているので、まずはそちらでどんなグラフィックか体験してみるのもいいでしょう。
・Real Racing(公開終了)
・Real Racing GTI(公開終了)
・Real Racing HD(公開終了)
海外では非常にメジャーなレーシングゲーム「Need for Speed」シリーズ。
その最初の iPhone / iPod touch 移植版は先日紹介した Need for Speed Undercover なのですが、これはサーキットを周回するリアルレーシングではなく、一本道を走ってライバルにぶつかって破壊するというアクション性の強いものでした。
そのため、改めて本来のサーキットを周回するタイプの Need for Speed が登場します。
それが「Need for Speed Shift」です。
iPhone / iPod touch のレースゲームとしては定番の1つですね。
このゲームは他のレースゲームにはない特徴的なシステムが多くあります。
1つは「ステアアシスト」「オートブレーキ」などの機能があり、非常にプレイしやすくなっていること。
カーブの手前に来ると自動的にブレーキがかかり、曲がりやすいスピードに減速してくれます。
よってプレイヤーはスピードを気にせずハンドル操作だけに集中すれば良く、非常にラクにドライビングできるようになっています。
さらに道路上に理想の「コースライン」が表示されています。
これに沿って走るようにすればコースアウトせずに走れるし、次にどっちに曲がり、そのためにどっちに寄っていればいいのかも早くから解ります。
コースラインに沿って走ることでポイントも上がっていくため、この上を走ることがゲーム性の1つにもなっています。
つまり誰でも楽しめるレースゲームになっていて、普段この手のゲームをしない人でも十分に遊べるシステムが作られています。
操作は iPhone / iPod touch を傾けて行いますが、やっていて違和感を感じることはありません。
コースは4種類ですがステージ数は多く、普通のレース、タイムトライアル、最下位が脱落していくサバイバルレースなど数多くの種類があり、順位や成績、レース中の走行結果に応じてポイントが貯まり、それによってドライバーズランクが上がって上位のレースが出現するという要素もあります。
登場する車は全て実車がモデル。
レースで稼いだお金で購入でき、パワーアップも可能、さらにビジュアル(塗装やホイール、エアロパーツなど)の変更も可能です。
ただ、アシスト機能があまりにも便利すぎて、レースゲームに慣れている人だと物足りなさもあるかもしれません・・・
ブレーキなんてニトロで加速しすぎた時と、ハンドリングが遅くて外にはみ出そうな時ぐらいしか使わず、基本的にノーブレーキでハンドリングだけしていればいいうえに、理想のラインも表示されているのですから、1位になれば後は「線の上をなぞるだけ」の展開になりがちです。
また、ゲーム的に「スタート直後にニトロで加速して追い抜く」のが攻略なのですが、それをしてしまうと「追い上げる楽しさ」もなくなります。
(1対1のレースだと相手も開始直後にニトロを使ったりしますが)
アシスト機能は「オフ」にすることも可能で、「オートブレーキ」と「ステアアシスト」をオフにすると普通のレーシングゲームと同じようにプレイする事も出来るのですが、これをしたからと言ってプレイヤーに有利な特典はないので、単に先に進むのが難しくなるだけに。
お金を稼げないと新しい車を買うことも出来ないので、ここはちょっと厳しいところですね・・・
理想のラインが表示される機能については、このゲームには「コースの全体マップ」が表示されていないので、これがないと次にどちらに曲がればいいのか解らないので必須と言えます。
ただ、やはり全体マップは欲しかったところ。 ミニマップがあるのでまだマシですが・・・
また、理想ラインの表示は面白いシステムだとは思いますが、「その上を走るとポイントが貰える」(逆に言うとその上を走らないとポイントがない)ってのはいらなかったかも。
総合してみて、オススメかどうかと言うと・・・
普段あまりレースゲームをしない人や、レースゲームが得意でない人で、本格的なレースゲームをやってみたいと思っている人にはオススメ出来ます。
ここまで「初心者でもリアルなレースを手軽に楽しめる」というのは特筆すべき点です。
iPhone / iPod touch には普段ゲームをあまりやらない人も多いので、その点を考えているのかもしれません。
ちゃんと賞金やドライバーズポイントがあって、ゲームとして楽しめるのも良いところ。
しかし、普段良くゲームをやっている人だと・・・ アシストとニトロが強力すぎて、物足りなさを感じそうです。
アシストはオフにも出来ますが、オフにしてゲームをやるなら私的にはもっとダイナミックに走ることが出来る「リッジレーサー」の方が楽しいと思います。
スピード感もリッジレーサーと比べると、やや劣るかなと思いますね。
価格は 800 円とかなり高め。
ただ、価格に見合っているだけの内容とボリュームではあります。
前回の記事でも述べましたが、「Need for Speed Undercover」とはゲーム性が全く異なるのでご注意下さい。
・Need for Speed Shift(公開終了)
・Need for Speed Shift FREE(公開終了)
それが「Need for Speed」です。
臨場感のある 3D グラフィックと、リアルさに劣るけどプレイしやすさを重視した楽しみやすい操作感で、欧米を中心に大人気となっていた EA 傘下のカナダのメーカーのゲームです。
その Need for Speed シリーズの iPhone / iPod touch 初移植となったゲーム。
それが「Need for Speed Undercover」です。
先に言っておきますが、このゲームはサーキットを周回するゲームではありません。
解る人にしか解らない説明ですが・・・ 「アウトラン」や「スリルドライブ」のような公道の一本道をひた走るタイプのドライビングゲームであり、ゲーム性としてはカーチェイスがメインの「チェイスH.Q.」というゲームによく似ています。

主人公は警察の潜入捜査官。
盗品輸送や車泥棒、運び屋などの犯罪を繰り返す組織に入り込み、そのメンバーとなって危険な仕事をこなしつつ調査を進め、最終的にはその組織を壊滅に追い込みます。
各ステージごとに「ゴールまで逃走しろ」「ターゲットにぶつかって破壊しろ」「ライバルとのレースに勝て」などのミッションが出てきます。
公道を走るので当然他の車もいるし、車線の左側を走っていると対向車に正面衝突してしまう場合もあります。
ただ、きついカーブはあまりなく、ブレーキングが必要になる場面はあまりありません。
純粋に他の車を避けながら走ることに集中すればよく、レースゲームと言うよりはアクションゲームと言った感じですね。
ハンドルは iPhone / iPod touch を傾けて行いますが、キビキビと動くので操作しにくさは感じません。
ステージの目的によっては自分の車や敵の車に耐久度がありします。
自分に耐久度がある時は出来るだけダメージを避けながら逃走し、敵に耐久度がある時は何度もぶつかって破壊します。
一時的に加速する「ニトロ」をうまく使うのもコツで、この辺のゲームのイメージはまさに「チェイスHQ」ですね。
パトカーに追われるステージでは減速してしまうと逮捕メーターが上がっていき、一杯になるとゲームオーバーになってしまいます。
ステージをクリアすることで実写ムービーシーンが流れ、ストーリーが語られます。
この実写ムービーシーン、なんと日本語のアフレコがされています。
他機種版の流用だとは思いますが、さすが EA、企業力を感じずにはいられません。
ステージクリアで報酬も貰え、それによって新しい車の購入やパワーアップも可能です。
この車もすべて実車がモデル、デザインのカスタマイズなども可能です。

難しいドライビングテクニックが必要なゲームではなく、一昔前の誰でも出来るレーシングゲームに、ストーリーと新車購入の要素を加えた感じです。
ですからレースゲームが苦手な人でも楽しむ事ができ、難易度のバランスも良い感じで、意外と万人にオススメ出来ます。
前述したようにレースと言うよりはアクションゲームなので、本格的なカーレースがやりたい人には向きませんが、でもレース系が好きな方なら、これはこれで楽しめるはずです。
価格は現在は 600 円。 当初は 1200 円でしたが値下がりしました。
600 円なら内容を考えると、十分に値段分の価値があるアプリだと思います。
私的にもかなり好きなゲームで、オススメ出来るアプリですね。
なお、後日取り上げるつもりですが、先に言っておきますと・・・
「Need for Speed Shift」は、コレとは全く別のゲームになのでご注意下さい。
・Need for Speed Undercover(公開終了)
美しい風景をリアルな 3D グラフィック表現し、さらにコーナーをブレーキングではなく「ドリフト」で滑りながら抜けていくという独特のゲームシステムで、1990 年代のゲーム市場に衝撃を与えた作品。
それが「リッジレーサー」です。
しかし iPhone / iPod touch 版のリッジレーサーは昨年末に登場したのですが、その時の評価は散々。
iPhone 3G では動作がガクガクで、当時の最新機 iPhone 3GS でさえ常に処理落ちしているような有り様、さらにまともにドリフトできない劣悪な操作性・・・
私も試してみましたがまともに遊べる代物ではなく、そのため今までブログやサイトでは取り上げませんでした。
しかしアップデートによって改善が続き、コースや車種も増え、頻繁なセールも行われているので、遅ればせながらレビューしようと思います。
リッジレーサーはナムコが開発した、3D グラフィックでコースを再現したレースゲームです。
最大の特徴は「ドリフト」で、通常のレースゲームはコーナーの前でブレーキをして減速し、滑らないように走るのが普通ですが、このゲームは違います。
高速でコーナーに突っ込みハンドルを切りながらブレーキし、車体をワザと滑らせて、急激な方向転換をしながら曲がっていきます。
このドリフトを使って高速でコーナーを攻略していくのがリッジレーサーの面白さです。
もちろんそれは「ゲームならではの挙動」であって、実際の車がこんなにドリフトしてたら摩擦でスピードが落ちるし、コントロールが効かずにコースアウトするのがオチですが、このゲームはドリフトしてもあまりスピードが落ちず、さらにドリフト中は勝手にカーブに沿って曲がるよう移動方向に補正がかかります。
つまり、リアルさよりも「走る楽しさ」を優先したレースゲームと言えますね。
この辺はリアル系のレースゲームとは大きく異なる点です。
iPhone / iPod touch 版は画面も美しく、PSP 並とまではいきませんが、それに近いぐらいのグラフィックはあります。
操作も初期版は本体を傾けての操作しかなく、反応が悪いうえにドリフト操作に合っていなかったため酷評されましたが、現在はコントロールキーでの操作が可能になっていて、普通にプレステ版と変わらないプレイが出来ます。
初心者の方にとってはドリフト操作、すなわちコーナー手前でハンドルを切りながら減速し、車体が滑り始めたらコーナーの脱出方向に車体が向くように逆側にハンドルを切って、向きを調整しながら車体を安定させる、という一連の方法が解りにくいと思います。
そのためレースゲームとしてはやや敷居が高いかな、とは思いますが・・・
でも、「簡単過ぎない難易度」「上位に入るのは慣れれば容易だけど、なかなか1位にはなれない」という難しさも、リッジレーサーの面白さですね。
一通りレースゲームをやってみましたが、私的には「走ること自体の面白さ」は、このリッジレーサーが一番ではないかと思います。
ただ、やや残念なのは・・・ もうちょっとプレイした実績などの要素が欲しかったこと。
特定のコースで1位になると新しい車がアンロックされる、順走コースをクリアすると逆走コースがプレイ出来る、などの要素はあるのですが、順位によって得られるドライバーズポイントとか、それによって解禁される要素とか、そう言ったものも欲しかった印象です。
いきなりクラス4やスペシャルクラスも選べますが、こうしたものは実績を積んだ後に出現するものにした方が、ゲームとしての目標を得られたし、面白かったような気がしますね。
携帯機ですから、ある程度は簡略化した方が良いと判断されたんでしょうか。
でも、「このコースで1位になると○○がアンロックされます」というような表示ぐらいはあった方が、目的(やる気)が明確化した気がします。
とは言え前述したように、今なら「走ることの楽しさ」に関しては、数あるレースゲームの中でもベストでしょう。
その内容はまさに「リッジレーサー」そのものです。
ナムコには珍しく、度重なるアップデートによって追加要素が増えているのも嬉しい点です。
セールで安くなっていることも多いようだし、今ならばススメできるアプリと言っても良いでしょう。
・RIDGE RACER ACCELERATED(iTunes が起動します)
