それがこの「Locole」です。
このアプリ、見るからにゲーム性が浅そうなのに、様々な iPhone 情報サイトで紹介されていて、レビューも妙に良いので、前から気になっていました。
オリジナル版は無料で公開されていることもあり、一時は常にランキング上位にあったアプリです。
ただ先に言っておきますが、無料のままでは3ステージしかプレイ出来ないので、実質これは体験版であり、実際には 230 円のアプリです。
新しく「江ノ島バージョン」の「ELocole」も公開されたので、合わせて取り上げたいと思います。

ゲームがスタートすると駅で乗客が乗った後、電車が走り始めます。
電車が進む先の次のタイルが光るので、プレイヤーは画面下に並んでいるパネルから1枚を選び、電車が脱線したりぶつかったりしないようにレールを繋げて行きます。
ゲームとしては、ただコレだけです。
同じパネルを2度通ってはいけないとか、パネルの使用枚数に制限があるとか、置いた線路はもう撤去できないとか、少ないパネルでクリアする必要があるとか、そんなの一切ありません。
だからクリア出来て当たり前です。
だって電車の進行に合わせて次に置くパネルを選ぶだけで、そこにはなんの制約もないのだから。
電車を終着駅に到着させればステージクリア。
ただステージ内には複数の駅がある場合もあり、この時は全ての駅を回らせてから終着駅に到着させた方がスコアが高くなります。
しかし一度置いた線路も置き直し可能だし、同じ場所をグルグル回らせても特に問題ないので、よっぽどモタモタしない限り、普通ミスることはありませんね。
マップは電車の周囲しか見えないので、進めた先が行き止まりになっているのが解らず、それが原因でゲームオーバーになってしまうことはありますが・・・
でもそれってパズルに失敗してミスった訳じゃなく、単に画面が見えないからミスってしまうだけで、そう言うのがあるのもゲームとしてはマイナス点です。
正直、どうしてこのゲームが盛んに各情報サイトで取り上げられ、レビューやランキングも高評価だったのか、私には理解できません・・・
ゲームとしてはあまりにも単純すぎます。
ただ、最近のゲームの中には「すごく単純だからこそ、逆にウケている」というものがあります。
普段ゲームをやらない方はあまり難しいゲームはプレイ出来ないので、逆にこうした「誰でも簡単に楽しめて、画面もカワイイ」というものの方が、その方面のユーザーを取り込めるのかもしれませんね。
ちょっと偏見じみた言い方ですが、無料のゲームアプリは低年齢の方や普段ゲームをしない方が利用するケースも多いので、そういった人でもプレイ出来ると言うところがユーザー層にマッチしたのかもしれません。
また、このゲームはタイトル画面で「Replay」を選ぶと、1つ前のプレイを様々な視点から再生してくれるディスプレイモードになります。
ここには時計が表示されていて、車窓から見た視点や電車をアップにした視点など、ユニークな画面で再生が行われます。
これを見ても、もしかするとこのアプリは元々「ゲーム」でさえないのかもしれません・・・

この夏に公開された「江ノ島バージョン」こと「ELocole」は、舞台が江ノ島、電車が江ノ電を模したものになっていて、町並みが賑やかになっており、チェックポイントを通過することで「江ノ島名物」を集めていくことが出来ます。
ステージは 9 しかないためボリュームはなく、これで通常(追加課金)版と同じ 230 円なのが残念ですが、江ノ島に行ったことがある人ならプラレール風にその町並みが再現されているのを見るのは楽しいかもしれません。
それらを総合して考えると、やはりこのアプリは少しゲーム的な味付けが付いた、「プラレール・シミュレーター」と言えるのかもしれませんね。
私的には「ゲーム」として見てしまうので、楽しいと思えるものではありませんでした。 さすがに簡単過ぎです。
でも、これはこれで良いと思う人もいるんでしょうね。
また、小さな子供にやらせるには非常に良いアプリだと思います。
もうちょっとパズル性があって、画像がもう少し賑やかで、電車を倍速可能で、東京や大阪の有名な名所を巡れるバージョンがあれば、もっと楽しめるものになるかも。
今の内容では、少なくともこのブログを見ているような人には進められませんが・・・
ただ、こういうアプローチもアリなのでしょうね。
・Locole(実質、無料体験版。 製品版 230 円)
・ELocole(iTunes が起動します。江ノ電バージョン)







