iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2010/10

Flower Garden(フラワーガーデン)

お花を育てる「ガーデニングゲーム」。
携帯アプリに良くあるものの1つと言えますが、お花が 3D グラフィックで綺麗に表現された iPhone / iPod touch ならではのガーデニングアプリ。
それがこの「Flower Garden(フラワーガーデン)」です。

ゲームアプリのランキングに入っていたので試してみたのですが、これは「ゲーム」じゃないような・・・
でもやっていると結構面白くて、地味にやり続けています。
ジャンルとしては「育成シミュレーション」になりますね。

flowergurden

内容はかなりシンプルで、「種」を選ぶと自動的に植木鉢に植えられるので、水滴のボタンで水をやります。
やることはそれだけ。
花によって適量となる水の量が異なりますが、画面にバーグラフで表示されているので、調整が難しい訳ではありません。

水をあげると、水の量と種の成長力に応じてスクスクと伸びていきます。
他のガーデニングや育成系のゲームと違い、「水をあげた直後にその分だけ伸びます」
水をあげて数時間後に見たら伸びている、ではありません。

花は 3D グラフィックで表現されており、成長する時も「リアル」に葉を出しながらスルスルと伸びていきます。
この「伸びるシーンを見ることが出来る」「結果がすぐに現れる」ところが、このゲームが他のガーデニングゲームと違う点でしょう。
植木鉢はドラッグで回転させる事ができ、花も押すと揺れ、本体の傾きでもゆらゆらと揺れます。

一度水をあげると、水が減るまで数時間待たなくてはなりません
よって水をあげた直後に成長はしますが、基本的には時間をかけて育てていかなくてはなりません。(成長を促進させる薬もありますが)
ただ、長時間放置してしおれてしまっても、水を適量まであげればすぐ元気になるようなので、何か難しい育成が必要なものではありませんね。

育てた花は切り取って、「花束(ブーケット)」に出来ます。
花束にはメッセージカードを添えて、画像としてメールで送信することも出来ます。

flowergurden2

シンプルなアプリではありますが・・・
やっぱりこういう「実時間での育成を行うシミュレーション」は、思わずやり続けてしまう楽しさがありますね。

種の中には実績(特定の花を育てる、一定数の花を咲かせるなど)でアンロックされていくものもあるので、長期的に楽しめる要素もあります

この手のアプリは人によって好みがあるため、万人にお勧めできる訳ではありませんが、この記事を見て「やってみたい」と思った方なら楽しめるのではないでしょうか。
基本的には女性向けのアプリでしょうね。


なお、このアプリは有料版無料版があります。
無料版は植木鉢が3つ、種は最大5種類までとなっていますが、有料版と同じように楽しむ事が出来ます。
有料版は 230 円で、植木鉢が12、種は基本シードセットに20種類、さらに無料でダウンロード出来るボーナスシードに13種類が存在します。

無料版も課金によって有料版と同じものに出来るのですが、植木鉢の増加、基本シードセット、ボーナスシードセットのそれぞれに 115 円がかかるので、合計で 345 円となり、無料版をアップグレードした方が割高になってしまいます。
(と言うかボーナスシードセットは元々、有料版を購入した人への「ボーナス」だったようです)

よってオススメとしては、まずは無料版を試してみて、さらにやってみたいと思ったら無料版をアップグレードするのではなく、別途有料版を購入するのが良さそうですね。

Flower Garden (iTunes が起動します)
Flower Garden Free(iTunes が起動します)
 

Babo Crash HD

「爽快感」という点では間違いなくナンバー1の「マッチ3ゲーム」(ズーキーパー系パズル)。
それが「Babo Crash HD」です。

名前に HD と付いていますが iPad 専用な訳ではなく、iPhone / iPod / iPad 対応の「ユニバーサルアプリ」です。
日本人から見るとかなり独特な絵柄で、開発したのはカナダのメーカーのようですね。

babocrash

基本的なルールは「マッチ3ゲーム」(ズーキーパー系)と変わりません。
同じ宝石を3つ並べたら消すことができ、消せない場合は動かす事は出来ません。
宝石が消えると上にある宝石が落ちてきます。

このゲームの特徴は、4つ以上の宝石を同時に消すと「ヒーロー」と呼ばれる「顔」のようなマークが現れる事。
そしてこの顔を消すことで、ハデな特殊効果が現れることです。
特殊効果は「縦一列の宝石を消す」「継続的に周囲の宝石を破壊し続ける」「同色の宝石をすべて壊す」など様々で、この効果で別のヒーローを破壊すると、さらに連鎖で効果が発生していきます。

元々このゲームは宝石の種類が少なめで、消しやすくて連鎖も発生しやすい内容になっています。
そこにヒーローによる大量破壊も加わるので、連鎖し始めると本当に、画面中の宝石がバリバリと壊れまくります。
その爽快感は他のマッチ3ゲームでは味わえませんね。
連鎖で宝石が壊れると「パリーン!」という気持ちの良い音を立てるのですが、この効果音も爽快感に繋がっています。

また、このゲームは「アクティブ連鎖」(宝石が壊れている最中に、別の宝石を動かして連続で壊す事が出来るルール)に対応しているため、素早くどんどん破壊していくことがハイスコアを狙うコツにもなっています。

ステージクリア型のゲームになっていて、宝石を壊すことでメーターが上がっていき、制限時間までにメーターを最大にすることが出来ればクリアとなります。
そしてクリア時に「オーバータイム」というボーナスステージのようなモードになり、残っている時間分、通常より大連鎖が発生しやすくなります。
このオーバータイムの残り時間は「連鎖中は止まる」ため、アクティブ連鎖を活用し、少しでも長くオーバータイムを続ける事がスコアに大きく影響します。

連鎖していると得点の「倍率」が上がっていき、オーバータイムなら 100 倍以上にすることも可能です。

babocrash2

もう1つの特徴は、iPhone を回転させる事で、重力の方向を変えられること。
つまり、縦に持っていれば縦方向に宝石が落ちる訳ですが、横向きにすると横方向に落ちるのです。

これは普段のゲーム中にはあまり活用しませんが、「爆弾を指定の枠の中に移動させると大爆発する」というしかけがあって、この時に爆弾を枠の中に落とすため回転システムを活用する事になります。
まあ無理に使わなくても良いのですが、面白いしかけと言えますね。

ゲームモードには通常の「CRASH」の他に、時間やおじゃまキャラがない「RELAX」、75 秒でのスコアを競う「RUSH」があります。
やや難点と言えるのは、難易度がそれほど高くないため、時間制限のある RASH モード以外、かなりプレイ時間が長くなることでしょうか。
でも簡単な方が、誰でも楽しむ事が出来ると思います。
なお、CRASH モードは Level 21 終了でクリアとなるようです。


一般的なマッチ3ゲームのルールでありながら、大連鎖や大破壊による爽快感が非常に高い、他とは一線を画す内容と言えます。
見た目に「クセ」があるので、日本での知名度はそれ程でもないのですが、私的にはかなりオススメ出来るアプリですね。
価格も 230 円と、割と手頃です。

Babo Crash HD(iTunes が起動します)
 

Call of Atlantis

グラフィック・演出・サウンドのクオリティーが非常に高い、失われた文明「アトランティス」をテーマにした「マッチ3ゲーム」(ズーキーパー系パズル)。
それが「Call of Atlantis」です。

iPhone AC でも取り上げる予定なのですが、先にこちらでご紹介。
開発したのはアメリカでパソコンのダウンロード用ゲームを作っていたメーカーで、このゲームも元は Windows 用に作られたゲームだったようです。

なお、アトランティスの所在は「大西洋説」と「東地中海説」がありますが、このゲームでは東地中海説を採っているようですね。

call of atlantis

このゲームは画像のように、縦向きでも横向きでもプレイする事が可能になっています。
ゲーム画面自体はそのままで、周囲のレイアウトがうまく縦用・横用に切り替わるようになっていて、この時点でクオリティーや技術力の高さが感じられます。

ゲームは同じコマを3つ以上並べて消す、俗に言う「マッチ3ゲーム」(ズーキーパー系パズル)です。
消せない場合はコマは動かせず、コマを消したら上から新しいコマが落ちてきます。
この辺りのルールはおなじみだと言えますね。

ただ、このゲームはクリア条件が変わっていて、パネル内にある「宝物のパーツ」をすべて一番下まで落とせばクリアとなります。
よってパーツの下にあるコマを狙って消していかなければならないのですが・・・
マッチ3ゲームは「狙ったコマを消す」のが難しいゲームなので、難易度は高めと言えます。

しかし4つ以上のコマを一度に消すとアミュレットのようなものに「パワー」が蓄積されていき、パワーが最大になったところでアミュレットをタップするとビームが放射され、コマをランダムに破壊してくれます。
この時、パーツの下にあるコマが必ず1つ破壊されるので、これを使ってパーツを下に落とすことも可能です。

よってプレイスタイルは、出来るだけパーツの下にあるコマを消しつつ、4つ以上同時に消せるコマを見逃さないようにしてパワーを貯め、アミュレットの力を使ってクリアする形になりますね。
爆弾やサンダーなどのアイテムもありますが、これらも一番下まで落とさないと入手できません。

ステージの合間にはマップ画面が表示され、オープニングやチェックポイント通過時にはストーリーシーンも流れます。
このストーリーシーンのグラフィックがハンパじゃない美しさで、もうこのシーンだけでも必見と言えます。

call of atlantis

ゲーム自体は「マッチ3ゲームの亜種」なので、そんなにオリジナリティーがある訳ではないのですが・・・
しかしここまで演出やグラフィック、サウンドなどが見事だと、もうそれだけでやっていて楽しいです。

ゲームも落ちてくるコマの種類が調整されているようで、滅多に「NO MOVE」(動かせない状態)になりません。
消せるコマが優先して選ばれて落ちてくる印象です。

1つ難点を言うと、このゲームには「ライフ」があって、時間内にクリア出来なかった場合はこれが減り、なくなるとゲームオーバーになります。
そしてゲームオーバーになるとセーブデータも消えて最初からになるので、これはちょっと厳しいかな、という気はしますね。
しかし難易度は低くはありませんが、高すぎるという程でもなく、割と良いゲームバランスだと思います。


価格は 350 円で、無料体験版も用意されています。
とにかく1度見れば、そのクオリティーの高さが解ると思います。
最初にゲームを開始する時には画面をなぞるミニゲームが始まるので、光っている部分から文字を描くように指を動かして下さい。

海外でも人気の作品で、総じて高評価のようです。 もちろん私的にもオススメのアプリですね。

Call of Atlantis(iTunes が起動します)
Call of Atlantis Lite(iTunes が起動します)
 

バブルボブル ダブル

タイトーが 1986 年に発売したアクションゲーム「バブルボブル」。
シンプルで解りやすいゲームシステムとかわいいキャラクター、それでいてマニアも唸る程の謎と奥深さを持っていた、当時の大ヒットゲームです。

そのバブルボブルを元にした、新しいゲームが登場しました。
その名も「バブルボブル ダブル」。

新しいゲームモードだけでなく、旧来のオリジナルの「バブルボブル」も収録されているという、お得なカップリングアプリです。
どちらか一方だけでも十分にアプリとして成り立つと思うのですが、わざわざ「ダブル」にしたのは、ニューモードだけだと iTunes のレビューで「オリジナルがやりたかった」と言われまくるのが目に見えているからでしょうか?

バブルボブル ダブル

まずは新モード(NEW STYLE)の方から説明します。
先に言っておきますが、オリジナルのバブルボブルとは「まったく違うゲーム」なので悪しからず。

周囲から敵キャラクターが次々と出現し、一定のルートを通りながら、特定の位置に「固定」されているバブルン(主人公)に向かって進んで行きます。

プレイヤーは敵をタップして「泡」に包み、さらにタップして割ることで倒していきます。
泡は割れた衝撃で周囲の敵を倒すことができ、その衝撃で倒された敵もさらに破裂、近くの敵を巻き込みます。
このように「連鎖」を発生させて敵を倒すことで高得点が得られ、倒した後に出てくるフルーツも上位のものに変わります
フルーツは指でなぞることでまとめて取っていくことができ、重要な得点源となります。

単に割っていくだけでは高得点にならないので、出来るだけ敵が集まっている時に割り、まとめて倒すのを狙うのがゲームのポイントですね。
泡はドラッグで「飛ばす」事ができ、泡と泡をぶつけると大きな泡になります。
大きな泡は割った時の衝撃が大きいので、多くの敵をまとめて倒すのに使えます。
倒しきれずに敵がバブルンに触れてしまうとミスとなります。

ゲームはステージクリア制で、1つの「ゾーン」が8つのステージに分かれていますが、数秒で終わるステージもあるのでプレイ時間は短く、短時間で終わるショートゲームと言っていいでしょう。

ゾーンのラストではボスが出現します。
倒すと次のゾーンが現れますが、プレイは1ゾーンごとであり、スコアなどもゾーンごとの集計です。
なお、各ステージには「分岐」があり、クリアランクが高くなければ上位のゾーンは出現しません。

バブルボブル ダブル

通常のモードの他に、ひたすら敵を倒しながらハイスコアを狙う「2分チャレンジ」と「5分チャレンジ」もあります。
このゲーム性だと、こちらの方が楽しめる気がしますね。
出来ればエンドレスモードも欲しかったように思います。

ショートゲームとして見るとなかなか楽しめるゲームで、テンポの良い展開とハデで綺麗なグラフィック、ノリの良いサウンドを持つアプリです。
ただ、元々のバブルボブルのイメージでプレイすると、ショートゲームであることに拍子抜けするかもしれません
「短時間でプレイし、ハイスコアを競うゲーム」であることを事前に承知しておいた方がいいでしょう。


一方、昔ながらの「バブルボブル」が楽しめる、クラシックモード(CLASSIC STYLE)ですが・・・

ゲーム自体は、おなじみのバブルボブルです。
ただ、指で画面が見えなくなるのを防ぐためか、画面が小さくなっています。
それでなくても小型の iPhone の画面で、さらにゲーム画面が狭いのですから、さすがに「うーん、小さいなぁ」と感じずにはいられませんね・・・
指の配置のことを考えると仕方がないとは思いますが。

※現在は iPad にも対応しています。 iPad なら大きな画面で遊べます。

バブルボブル ダブル

仮想ジョイパッドでの操作ですが、操作性は悪くなく、普通にプレイする事が可能です。
ゲーム自体は細かいところまでは解りませんが、ほぼ忠実にオリジナルのゲームが再現されていると思います。

そしてなんと言っても注目なのが・・・ 2プレイヤーの「ボブルン」。
このゲームは1人用ですが、スタートボタンのコマンドからボブルンを参加させることが出来ます。
そしてこのボブルンがなんと、自動で動きます!

ステージによってはやられまくりますが、ちゃんと敵の攻撃をかわしたり倒してくれたりします。
相応に考えて動いているようで、おかげで「疑似2人プレイ」が可能になっており、これが結構楽しい。
自動行動する2プレイヤーがいるなんて思わなかったので驚きでした。 新鮮な感じでプレイする事が出来ますね。


と言う訳で「バブルボブル ダブル」、私的にはなかなかオススメのアプリです。
ただ、ニュースタイルのゲームは前述したように「ショートゲーム」なので、クラシックモードのバブルボブルに興味がない方だと「ショートゲームに 600 円」ということになります。
これだと割高に感じるのは否めないでしょう。

逆にオリジナルのバブルボブルが好きな方だと、「クラシックに加えてニューゲームも遊べる」という形になるでしょうから、高くは感じないと思います。
やはり元のバブルボブルが好きかどうかで評価は分かれるでしょうね。

ニュースタイルも悪くはないと思うので、私としては値段分の価値はあると思いますが、ショートゲームは好き嫌いがあるので、iTunes のレビューは賛否分かれるような気もします。

バブルボブル ダブル(iTunes が起動します)

アイアンマン2

軍事企業の社長が自ら「パワードスーツ」を着て、悪と戦いながら広報活動も行うアメリカンコミックの人気作「アイアンマン」をテーマにした、3D アクションゲーム。
それが「アイアンマン2」です。

開発・販売しているのはゲームロフトで、日本語にも対応。
やる前は「格闘アクション」かと思っていたのですが、ゲーム内容は「FPS」(3D 視点のガンシューティング)に近い内容でした。

ただ、物陰に隠れて撃ち合ったりするようなシーンはなく、正面から突っ込んで撃ち合うし、ビームを撃つし空も飛ぶしで、一般的な FPS とはかなり異なります。
解る人にしか解らない説明ですが・・・ アーマードコアやガンダム系の 3D 対戦ゲームのような戦闘ですね。

ironman

左下のスティックで前後左右に主人公を操作し、右にあるボタンで攻撃やジャンプを行います。
画面をドラッグすることで視点の移動も可能です。

攻撃には「格闘」と「射撃」があり、射撃はボタンを押しっぱなしにすることで連射が可能です。 弾切れのようなものはありません。
また、ボタンをドラッグすることで「ビーム」を撃つ事も出来ます。

基本的には、相手を正面に捕らえて射撃していれば敵を簡単に倒していくことが出来ます。
敵に射撃を開始すると自動的にロックオンして、常にその敵を正面に捕らえ続けるので、その状態で横に移動していれば相手を中心に旋回し、攻撃もかわす事が出来ます。
ダメージを受けてもしばらく攻撃を食らわなければ、自動的に回復していきます。

よってゲーム自体はかなり簡単で、かつシンプルと言えますね。
初心者の方にはこの方がやりやすいと思いますが、この手のゲームに慣れた方だと物足りなさを感じるかもしれません。

そしてこのゲームの最大の特徴が・・・ 「自在に空を飛べること」。
ジャンプボタンを上にドラッグすると飛行して高度を上げ、下にドラッグすると高度を下げます。
飛行し始めると空中ではホバリングの状態になるので、重力による落下はありません。
もちろん空中でも戦闘が可能で、押しっぱなしにすることで巡航姿勢になって戦闘機のように飛ぶことも可能です。

ironman2

ただ、やっていて終始感じるのは・・・ 演出のショボさ
まったくリアルさのない人やロボットの動き、臨場感のまったくない効果音、質感がかけらも感じられない爆発や破壊など・・・
とにかく全体的に「軽くてショボイ」のです。

これだけの 3D グラフィックのゲームですから、iPhone 3G でも動かせるようにすることを考えると、どうしてもキャラクターの動きやグラフィックは簡略化しなければならないのだと思います。
iPhone 3G などの旧機種での動作を切り捨てれば、もうちょっとマシな動きや演出になるのかもしれませんが・・・
ゲームロフトの方針として旧機種でも動かせるのを基本としているようなので、グラフィックとしてはこれぐらいが上限なのかもしれません。

私も 3G 時代が長かったので、個人的には旧機種でも動くように調整するのは素晴らしい事だと思います。
しかし、町並みの美しさなどに比べて、キャラクターの動きや演出には「ガッカリ感」が否めません
もしかすると、3G 以前の初代 iPhone での動作なども視野に入れているのかもしれません。


オススメかどうかは、ちょっと微妙なところです。
定価は 600 円ですが、この価格だと「う~ん」という感じですね。
ステージは全部で9つ、1ステージが結構長いのでボリュームは相応にあります。
キャラクター同士の会話もフルボイスになっており、この辺りは良く作られています。

ゲームロフト製なのでセールが多く、実際に発売当初は 115 円のセールが行われていたようで、115 円のゲームとしてはかなり破格と言っても良いでしょう。
iTunes のレビューもその頃のものが多いようです。
やはり安くなっている時を狙うべきアプリでしょうか・・・

・アイアンマン2(公開終了)

Geometry Wars : Touch

Xbox のゲームソフトの「おまけ」として付いていたミニゲームだったにも関わらず大人気になり、拡張版が配信され、海外では Wii 版やニンテンドー DS 版まで発売されたという全方向スクロールシューティング。
それが「Geometry Wars」・・・ らしいです。

「らしいです」というのは、私はこのゲームの事をまったく聞いたことがなかったから。
Xbox のゲームであったため、日本での知名度は低いですね。
しかし海外では非常にメジャーなゲームのようで、iPhone / iPod touch に移植されたことも大きなニュースとして伝えられていました。

geometrywars

画面左下のコントロールサークルで自機を移動、画面右下のサークルで弾の発射方向を指定する、全方向スクロールシューティングおなじみの操作方法です。
操作性は良好で、コントロールサークルは指を置いた場所に現れるため、操作していて違和感を感じることはありません。

ゲームはかなりスピーディーに進みます
敵の出るペースが早く、数も最初から多めなので、全体的に速いテンポで進行します。
おかげで次々と出てくる敵をバシバシ倒しまくる爽快感がありますね。
敵を倒した時には火花が飛び散るため、見た目もハデです。

敵を倒すと緑色の破片が出て、それを集めると得点の「倍率」が上がっていきます。
この倍率はゲームオーバーになるまで蓄積され続けるので、長く続けるほどスコアが加速的に伸びていきます。
このスコアシステムもなかなか面白いです。

ゲームモードはかなり豊富で、
3分間のタイムアタックである「DEADLINE」、
円形のバリアの中でしか攻撃出来ない「KING」、
通常モードと言える「EVOLVED」、
弾が撃てず爆発するしかけを利用して敵を倒す「PACIFISM」、
波のように一直線の敵が襲ってくる「WAVES」、
ステージクリア型のモードである「SEQUENCE」、
巨大な敵が登場する「TITANS」があります。

これらは条件を満たすことで徐々にアンロックされていきます。
最初は「こんなにモードがあっても・・・」と思いましたが、やってみるとどれも特徴があって楽しめます

geometrywars2

ただ、このゲームには致命的な欠点があります。
それは・・・ 激しく「指」が邪魔になる

画面の左下と右下には指が置かれている訳ですが、このゲームはそれらの指がある場所にも自機が頻繁に移動する(移動せざるを得ない)事に加え、敵が四方八方からどんどん湧き出てきて、当然右下や左下からも敵が出てくるため、「指が邪魔になって敵が見えなくて死んでしまった」という事も頻発するのです。

このゲームは閉じられた空間の中で逃げ回りながら戦うゲームですが、その空間が狭めなうえに移動スピードがけっこう早いため、すぐに画面端に到達してしまいます。
よって、指で見えない場所に行ってしまうことが多いのです。

他の全方向スクロールシューティング、例えば Meteor BlitzSpace Miner は「画面端」というものがないため、常に自機が画面中央に位置しています。
これだと指はあまり邪魔になりません。

MinigoreiDracura は閉じられた空間ですが、空間が広めなうえに自機の速度がそこまで速くないため、自分からそちらに行かない限り見にくい場所に追い詰められる事はまずありません。
Critical Wave は上下の端に行っても、自機の縦位置は常に画面の中央付近をキープしています。

つまり人気のある全方向スクロールシューティングは、iPhone / iPod touch でもプレイしやすいよう配慮されているか、ゲームシステムがマッチしている訳ですが・・・

しかし残念ながら Geometry Wars は、iPhone でプレイするにはシステムがマッチしておらず、配慮や調整もまったく加えられていませんでした
操作性自体は悪くないのですが、やはり一般のゲーム機のゲームをそのまんま iPhone に持ってきても、やり辛いだけという事でしょうか。

とは言え、ゲームとして面白いか面白くないかで言うと・・・ 面白いです
さすが XBOX で人気になっただけあります。
このスピーディーさと、気軽に短時間で出来るゲーム性、ハイスコア狙いが熱い得点システムなどは、さすがヒット作と言えます。

また、このアプリは iPad にも対応していて、iPad だと画面が大きいので指の問題はかなり解消されます。
iTunes のレビューには iPad での操作に問題があるというようなコメントがありますが、私がやった限りでは特に難点は見当たりませんでした。
指で敵が見えないというケースが激減するため、明らかにスコアは iPad の方が伸びますね。
(それでも指が邪魔になるケースがないとは言えませんが)

現在はセールで 115 円になっているので、この値段ならなかなかオススメできるアプリだと思います。
ただこのアプリ、定価は 800 円のようで・・・ この価格だと、他の全方向スクロールシューティングと比べると、明らかに高いです。
定価ではオススメし辛いアプリですね・・・

・Geometry Wars : Touch(公開終了)
・Geometry Wars : Touch Lite(公開終了)
 

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