iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2010/11

Mortal Skies & ArcadeGuardian

いやぁ、久々に「クソゲー」らしいクソゲーをやりました・・・
先に言っておきますが、今日のレビューは「購入したら後悔します」という警告の意味を込めての記事ですのでご了承を。

見た目が面白そうで、各所で紹介もされているため、欲しいと思った方もいると思われますが、実際には全くオススメ出来ない2つのアプリ
Mortal Skies」 と 「ArcadeGuardian」 です。

この2つは同じメーカー(個人作成?)のゲームで・・・
音楽、自機の攻撃、クリア後のリザルト画面など、多くの部分が使い回されています。
よってここでは合わせて解説いたします。

まずは「Mortal Skies」の方から。

MortalSkies

グラフィックの解像度がかなり細かい、綺麗な見た目のシューティング
正式名は「Mortal Skies - Modern War Air Combat Shooter」です。
見た目が SkySmash 1918 に似ているので関連があるのかと思いましたが、全然別物でした。

自機が耐久力制+残機制で、敵編隊を倒すとアイテムやパワーアップが出る一般的なシューティングですが、パワーアップはステージごとにリセットされます。
アイテムはダブルタップで使用し、支援機が出たり一定時間無敵になるなどの効果があります。

書き込みが細かく、演出も悪くありません。
見た目「だけ」なら高レベルと言えます。
iPhone / iPod touch のアプリはスクリーンショット(画像)で判断される場合が多いので、これだと見た目で売上げを伸ばすことは出来そうですが・・・

当たり判定、ゲームバランス、ゲーム展開、その全てがダメです。
まず当たり判定。 自機が大きいのに羽根の先に弾がかすっただけでも被弾したことになります。
よって回避しているつもりでも当たる事が連発。

そしてゲームバランス。 初期状態が弱すぎて敵の耐久力も高いため、ぜんぜん敵編隊を倒せません。
しかし敵編隊を倒さないとパワーアップが出現しないため、ますます敵を倒せずハマります。
よって、最初の敵編隊を「体当たりで無理やり倒し」、パワーアップする必要があります。 なんだこのバランスは・・・
難易度設定を一番低くすれば若干マシになりますが、それでも最初は「体当たり」するのが一番の攻略です。

最後にゲーム展開
背景グラフィックなどが綺麗で「おおっ」と思いますが、最初から最後までずっとこんな感じでほとんど変化なし
敵の種類も少なく、最後の方はボスも使い回し。 単調過ぎます。
前述したように難易度を低くしないとやってられませんが、難易度を低くするとあっさり終わります。 しかも変わり映えしない展開のまま・・・

と言う訳で、まったくオススメできない内容でした。
価格は 115 円なので安いのですが、やってみたくてしょうがない人にしかオススメできません。


次いで、「ArcadeGuardian Pro」。
他のバージョンもありますが、それらは自機が1種類しかありません。
価格は同じなので Pro が一番良いようです。

ArcadeGuardian

見た目からして「レトロ風シューティング」ですが・・・
iPhone / iPod touch の「レトロ風グラフィック」のゲームの多くは、見た目や基本システムはレトロだけど、演出や動きなどのプログラム部分は最新のものになっていて、言わば「新旧融合」なゲームになっていることが多いです。

しかしこのゲームは単に「古いだけ」って感じ
しかもその古さは「ファミコン初期のゲーム」という感じのかなりの古さ。
演出の何もかもがショボイのです。 歩兵とかを倒しても「パッ」と消えます。
戦闘機と同じ大きさの歩兵が弾を撃ってくるとか、世界観もメチャクチャ。

さらに難易度や当たり判定(加えて自機の攻撃や音楽など)は「Mortal Skies」と同様なため、そもそもゲームシステム自体が残念な感じ

Mortal Skies はまだ見栄えがしたけど、こっちはそれさえもない。
価格は 115 円なので安いのですが、やってみたくてしょうがない人でもオススメできません。


どちらも、「縦スクロールシューティングの事をよく解っていない人が作った」という感じです。
シューティングゲームはスクリーンショットだけでは、面白いかどうか判別しにくいのが難点ですね・・・

Mortal Skies(iTunes が起動します)
Mortal Skies Lite(無料体験版です)

Hotel Dash

人気のお仕事系ゲーム「○○ Dash」シリーズ。
以前に Diner Dash をご紹介しましたが、その Dash シリーズの最新作が登場しています。
ホテルを運営するゲーム「Hotel Dash」です。

セールで安くなっているからか iPhone アプリのランキングでもかなり上位に位置しています。
iTunes のレビューや評価も非常に高く、ゲーム性の良さが伺えますね。

Dash シリーズを開発している PlayFirst はアメリカのメーカーで、以前からパソコン用のカジュアルゲーム(軽くプレイ出来るタイプのゲーム)を公開していたメーカーです。
代表作の Diner Dash はパソコン版ではすでに5作目が発売されています。

Hotel Dash

次々とやってくるお客さんの要望に応えていく、スピードが必要なお仕事ゲームです。
ロビーにやってきた宿泊客を部屋に移動させ、荷物を運び、食事も運び、要望のサービスを届け、料金を貰います
あまり待たせすぎるとお客さんのハートマークが減っていき、なくなると怒って帰ってしまいますが、ハートが多い状態で帰宅させるとチップが多めに貰えます。
最終的に売上げ目標を超えていればステージクリアです。

Dash シリーズが iPhone で定番のお仕事系ゲーム Sally's シリーズと違うのは、様々な「ボーナス」があることです。
お客さんと部屋の色を合わせると「カラーボーナス」、同じ仕事を連続で行うと「コンボボーナス」が付き、これらが売上げ(スコア)に大きく影響します。

特に今回の「Hotel Dash」はこれらのボーナスが非常に大きく、速さよりもボーナスを得るための手順の方が重要になっています。
もちろんスピードも早い方が良く、素早く品物を届けると「ファスターボーナス」が付き、待たせずに帰宅させた方がチップも増えるのですが、それよりもコンボボーナスやカラーボーナスの方が大きいため、場合によっては少し待たせた方が良い場合も多いです。

例えば、お客さんを次々と部屋に案内し、出された要望を片っ端から処理していくよりも、お客さんが全員部屋に入るまで待ち、まとめて全員の荷物を届け、食事もまとめて配達し、料金も全員の準備が出来るまで待ってから連続で回収した方が、「コンボボーナス」によって売上げが上がる訳です。

そのためパズル的な要素が強くなっており、スピード命の他のお仕事系ゲームとはちょっと違った内容だと言えますね。

Hotel Dash

稼いだお金でホテルの設備をアップグレードする改修要素もあり、ホテルを発展させていく楽しみもあります。
また、後発だけあって他の Dash シリーズより操作性も良くなっており、遊びやすくなっている印象ですね。

難易度は Diner Dash などより低めですが、「カジュアルゲーム」ですから、あまり難しすぎないこのぐらいの方がマッチしていると思います。
縦画面のゲームになった事もポイントと言えるでしょう。

以下は iPhone 版 Hotel Dash のオフィシャルトレーラーです。



ただ、上記のトレーラーはあまりゲーム画面が映ってないので・・・
以下の PC 版 Hotel Dash のトレーラーの方が参考になるかもしれません。
http://www.youtube.com/watch?v=bWizuhXxTz4


プレイしていて欠点や気になる点は見当たらず、バランスの取れた良く出来たアプリです。
まあ演出やグラフィックなどは Sally's Spa に劣るかな、とも思うのですが、ゲーム性と遊びやすい難易度で誰でも楽しめる内容に仕上がっていますね。
iTunes レビューの高評価も頷ける内容です。

価格は定価だと 600 円のようですが・・・
現在はセール中で安くなっていますし、そもそもこのシリーズは「ずっとセール」って感じで、定価で売られている事の方が少ないです。
85 円~350 円ってところでしょうか?

お仕事系のゲームとしては、定番と言っていいアプリの1つでしょう。

Hotel Dash(iTunes が起動します)
Hotel Dash Deluxe(iTunes が起動します)

ARMS ROAD 2 Bagration

第二次世界大戦の東部戦線で、ドイツ戦車軍団を率い圧倒的物量で攻めてくるソ連軍を相手に最前線を守る、硬派な防衛型ガンシューティングARMS ROAD Eastern Front」。

ミリタリー好きな人の支援を受け(?) iTunes のゲームランキングに長期間出たり入ったりしていたロングセラーアプリですが、その続編が登場しています。
ARMS ROAD 2 Bagration」です。

「Bagration(バグラチオン)」とは第二次世界大戦後期のソ連軍による対ドイツ大攻勢で、そろそろ終戦の足音が聞こえていた時期。
プレイヤーが枢軸国(ドイツ軍)」という iPhone / iPod touch では珍しいゲームで、開発しているのは日本の「さざなみ」というメーカーです。

armsroad21

ドラッグで照準を動かし、指を離すと砲撃。
前方から迫ってくる敵戦車や歩兵部隊を迎撃していきます。

砲撃はまず画面下の兵器アイコンをタップし、どの兵器で撃つかを選択、その後に照準を合わせて発射する形です。
兵器には対戦車砲(徹甲弾)である「戦車」と「駆逐戦車(突撃砲)」、対歩兵攻撃である「榴弾砲」と「突撃榴弾砲」があり、戦車には徹甲弾、歩兵やトラックには榴弾しかほとんど効きません。
相手に合わせて使い分ける必要がありますね。

また対歩兵用の機銃もあり、画面左下のスイッチで左右に動かすことが可能、範囲に入ってきた敵歩兵を自動的に射撃してくれます。

敵を倒しきれず、手前のバリケード(柵)を越えて敵が進入してきたり、敵戦車の砲撃を受けると陣地がダメージを受け、耐久力が 0 になるとゲームオーバー。
その前に敵を全滅させればステージクリアとなります。

今作はさらに、「敵の爆撃機」も来襲してくるようになりました。
これが来たら機銃を「対空砲」に切り替えて撃ち落とさなければなりませんが、対空砲を使っている間は対歩兵用の機銃は使えません。
他にも陣地に踏み込まれると危険な火炎放射戦車や、遠距離から撃ってくるカチューシャこと多連装ロケット砲など、様々な兵器が追加されています。

また、一番大きな変更点は「編成画面」が加わった事でしょう。
前作の兵器はお金を払って上位のものにパワーアップさせていく形でしたが、今作は「上位の兵器を購入し、編成に加える」という形になっています。
つまり前に使っていた兵器はそのまま残ります。

今回は1つのスロットに同じ種類の兵器を複数配備することが可能で、例えば「3号突撃砲」を使っていて、「4号突撃砲」を新たに買った場合、1つのスロットに4号と3号を両方入れられます。
こうすると4号が撃った後にすぐ3号で撃てるようになるので、リロードの時間を待たずに連続した射撃が行えます。

armsroad22

ただ、このゲームは「こちらの砲撃の貫通力が相手の装甲を上回っていれば1撃で撃破できるが、相手の装甲を下回っていると跳ね返されてノーダメージ」という実際の戦車戦を模したシステムになっているので、例えば4号突撃砲と3号突撃砲を混ぜていると、「敵戦車を撃ったけど貫通力がない3号突撃砲の砲撃だったので、跳ね返されてしまった」なんて事が起こり得ます。
この辺が難しいところですね。

貫通力のある新兵器をたくさん買ってスロットに入れればこのようなケースはなくなりますが、そうするとお金が足りなくなり、次の新兵器が出た時に困ります。
また、補充が早い兵器と遅い兵器があって、例えば「ティーガー」や「エレファント」と言った重戦車は一度買うとなかなか補充されません。
編成で「戦車多め」とか「突撃榴弾砲メイン」なんて形にも出来るので、攻略の幅も広がっていますね。

以下は Youtube で公開されている公式トレーラーです。



前作はセーブが1つだけしかなく、前のステージに戻ってお金を稼いでくると言う事も出来ないため、どうしてもクリアできなくなった場合は最初からやり直すしかなかったのですが、今回はセーブが6ヶ所に出来るようになったため、任意のセーブ地点に戻れるようになりました。

他にも、ステージ開始前にセーブしていない場合の警告が表示されるようになったり、機銃が近くの敵に自動的に吸い付いてくれたりするなど、様々な点で改良が加えられています。
あまり違いがなかった戦車と駆逐戦車も、戦車のロックオンが速くなっているため、その部分で差が付けられています。

ただ、前のステージに戻ることは相変わらず出来ないので、どうしても進めなくなったら最初からやり直す(もしくはかなり前に戻る)必要があるのは今回も同様です。
そんなにステージクリアに時間がかかるゲームではないので、何度もやり直しながらプレイスタイルを最適化していき、先のステージを目指すという形を想定しているのかもしれません。

また、序盤ステージの難易度は「編成システム」の導入により連続射撃が可能になったため全体的に下がっているのですが、後半ステージの難易度は逆に編成システムを加味した難易度にされているためか、かなり上がっている印象です。
爆撃機や遠くから撃ってくるロケット砲などにも対処しなければならなくなったため、かなり難しくなっていますね。

と言う訳で「ARMS ROAD 2 Bagration」、基本のゲームシステムは前作から大きく変わっていませんが、編成システムと新兵器の追加、問題点の改良などで「正統進化している」と言えます。

まあこのゲームは前作の時にも述べましたが、ゲームシステムもさることながら、実在の兵器が数多く登場するところが最大の魅力でしょう。
「ティーガーやヤークトパンターなどの鋼の虎たちを率いて、物量で押してくるソ連軍と渡り合う」という所に燃えられる、いや「萌えられる」人に特にオススメしたいアプリです。
たくさんの兵器を編成に加えられるところも「よく解っていらっしゃる」という感じです。

まあ今回は問題点の改善などでより遊びやすくなっているので、ミリタリー好きでない方でも「防衛型ガンシューティング」として普通に楽しめる内容です。
価格も 230 円と高くなく、無料体験版も公開されています。
1ステージが短めで、割と気楽にプレイする事が出来るゲームでもあるので、試してみて損はないと思いますよ。

ARMS ROAD 2 Bagration(iTunes が起動します)
ARMS ROAD 2 Bagration Lite(無料体験版です)

カプコンアーケード

カプコンの名作オールドゲームの数々を、ゲームセンター感覚で楽しめる無料アプリが公開されています。
その名も「カプコンアーケード」。

このアプリはたぶん PSP の「カプコン クラシックス コレクション」の移植に近いのではないかと思うのですが、この辺りについては後述します。
現時点では「ストリートファイターII」「1942」「大魔界村」「戦場の狼」の4つがプレイ可能で、毎月新ゲームを追加していく予定とのこと。

※現在はアップデートで以下のゲームも追加されています。
「ファイナルファイト」「1943」「超魔界村」「スーパーパズルファイター II X」「ストリートファイター II' Turbo」「マジックソード」。

アプリは無料、さらに1日3回まで無料でプレイする事ができますが、それ以上プレイするには課金が必要になるという形式です。
3回までなら無料で楽しめるのでお得と言えますが、多くの課金システムも備わっており、ある意味野心的なシステムと言えますね。
現在の iPhone / iPod touch はこうした「基本料金無料の追加課金型アプリ」が増えつつあるようです。

※2011年9月のアップデートで、フリーチケットは初回に10枚貰えて、以後は増えなくなりました。
最初のチケットを使い切ったら課金しないとゲームは出来ません。

このアプリは販売/開発元に「CAPCOM U.S.A.」と明記されているため、課金システムを見ると日本のカプコンも監修しているとは思いますが、基本的にはアメリカ側の開発だと思われます。

capcom

以下は各ゲームのレビューですが、正直「辛口」です。
そうしたレビューが嫌いな方は見ないで下さい・・・


【 ストリートファイターII 】

capcom1

言わずと知れた対戦格闘、そしてアーケードゲーム界の金字塔。
その「ストII」の初代が移植されています。

iPhone 版スト IV 風の必殺技ボタン(SPボタン)が付いたコントロールになっていますが、設定変更で6ボタンにする事も可能です。
しかし操作性は ストIV に大きく劣っていて、私はこの操作では波動拳も昇竜拳もまともに出せませんでした。
SP ボタンの挙動も微妙で、例えばガイルだとサマーソルトを出すのに「タメ時間の後に発動」という形になっているので、これじゃ「飛ばせて落とす」なんて不可能。

そもそも iPhone / iPod touch には非常に完成度の高い「ストリートファイターIV」がすでにあるんだから、こんな操作が劣化した ストII なんていらないだろ、ってのが本音。
無料で出来る事以外に利点はない気がしますね。


【 1942 】

capcom2

4つの中では一番マシです。 理由は「操作性が良いから」。
指の動きに追従して自機が動くスライド型の操作で、画面下には指置き場が存在するという、怒首領蜂エスプガルーダのような操作スタイルです。

ゲームは昔の 1942 のまんまで、今やると敵の動きがトリッキーで非常に難しいのですが、操作性が良く無難な作りになっているので、相応に楽しめますね。
さすがに今となっては古くさい印象は否めませんが、特に問題になるような点はないため、無料なら良いかな、とも思います。


【 大魔界村 】

capcom3

まず「画面が薄暗い」。 全体的に色あせてます。
何が原因でこうなってるのか解らないけど、この時点で問題外な気が。
ホラー系の「魔界村」だからこれでもまだ許せるけど、もうちょっと何とかできなかったのでしょうか。
(そう言えばスーファミ版も薄暗かった気が・・・ そのままですね)

操作ボタンは iPhone / iPod touch 版の騎士列伝のものですね。
操作性は良いとは言えないけど、(この手のゲームとしては)悪くもありません。

非常に難しいゲームなのですが、これはオリジナルの時からそうです。
一応慣れれば進める難易度ではあるけど、iPhone 版の騎士列伝と同じ気持ちでプレイした人だと愕然とするだろうなぁ・・・
私も1面クリアがやっとでした。 昔はスーファミ版で2週クリアとかしてたんですけどね・・・

1日のプレイ回数が限られていて、それ以上プレイするには有料になる「カプコンアーケード」には、この高難度はあまりにもマッチしていない気がします。
オリジナルを知らない人は開始1分でゲームオーバーになって、もう二度とやらないでしょうね。
コンティニューしてると湯水の如くプレイコインが消費されます。


【 戦場の狼 】

capcom4

「乱射しながら突撃していく」という感じの縦スクロールシューティング。
まず操作性が最悪。
「戦場の狼」は元々自機が8方向にしか動かなかったので操作にクセがあったのですが、それが操作性イマイチなバーチャルスティックのおかげで、ますますクセの強い操作になっています。
とにかく思い通りに動かすが難しい。 この時点でシューティングとしては問題外。
さらに言うと手榴弾のボタンまで反応し辛い。 ダメダメです。

このゲームは「強制スクロール」じゃないので、スティック操作でないと再現できなかったのだと思いますが、その時点でタッチパネルには合ってなかったって事ですね。

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以上、4つのゲームです。
ぶっちゃけ 1942 以外、もっとやろうと言う気になれませんでした。
1942 もいまさら感は否めません。 ファンなら嬉しいかもだけど。

※アップデートで追加されたゲームについては以下のページをご覧下さい。
「ファイナルファイト」と「1943」、アップデート情報 2011/4 その2
「ストリートファイターII' Turbo」と「マジックソード」、アップデート情報 2011/8 その1
「超魔界村」と「スーパーパズルファイター II X」、アップデート情報 2011/6

前述したように1日3回までは無料で、それ以上やるには「115 円で 10 回分」のコインを買う必要があります。
つまり1プレイ約 11 円。 この安さなら課金しても悪くはないかなー、という気はしますね。 面白いゲームがあれば。

「ゲーム台を買う」という選択もあって、こちらは 350 円で購入したゲームが「フリープレイ状態」になります。
ただし 350 円あれば 30 回プレイ出来る訳だから、それ以上やる場合でないと損です。

さらに「スペシャルアイテム」という課金パワーアップアイテムもあって、例えば「魔界村で鎧が5回まで復活する」とか、「1942 で常にフルパワーになる」などが購入可能です。 こちらも1つ 115 円
「魔界村・騎士列伝」の時にこうした課金アイテムが好評だったようなので、おそらく収益のメインはこれだと考えているのではないでしょうか。

ただ、課金アイテムは「元のゲームが面白くないと買わない」訳で、現時点では操作性が悪いのもあって、厳しい気がしますね。
このラインナップも ストII は ストIV の、大魔界村 は 騎士列伝 の繋がりを考えてのものだと思うのですが、すでに ストIV騎士列伝をやっている人だと劣化版にしか見えないのが本音です・・・

もっと今後魅力のあるタイトルを増やさないと厳しいと思います。
って言うかローンチタイトル(最初のタイトル)の選定を間違ってる気がしないでもない。
「人気作は取っておきたかった」と言うのもあるかもだけど。
(確かに 1943 の後に 1942 じゃ順番おかしいし・・・)


さて、以下は推測の話も含むのですが・・・
この「カプコンアーケード」は、おそらく PSP 版の「カプコン クラシック コレクション(以下 CCC)」のゲームを移植したものだと思われます。

収録されているゲームは全て CCC にあるものばかりであり、特定条件で貰える「おまけ」なども CCC のものを使っているようです。

この PSP 版「カプコン クラシック コレクション」は欧米で大ヒットしたソフトで、そのためゲームが増えたリミックス版も欧米のみで販売されています。
このアプリの開発にアメリカ支社が関わっていることも、この辺が影響しているのかも・・・? (操作性がダメなのもそれが理由だと思うけど・・・)

そのため今後追加されていくというアプリも、おそらく CCC から移植されるのではないかと思われます。
その中には「1943」や「ソンソン」、「エグゼドエグゼス」や「ザ・キングオブドラゴンズ」なども含まれます。
リミックス版だと「ファイナルファイト」や「マジックソード」などもあるので、この辺りは期待しても良いのではないでしょうか。
来月は ストII' のようなので、それだけだとガッカリ感が否めないけど。

まあ、今後のタイトルに関する話はあくまで推測です。
しかしこれから魅力的なタイトルが出てくるかどうか次第なことは、間違いないでしょうね
とりあえず無料なので、落としておいて損のないアプリだとは思います。
今の時点では遊べるゲームは少ないですが、今後に期待しましょう。

カプコンアーケード(iTunes が起動します)

虫姫さまBUGPANIC

怒首領蜂 大復活 や エスプガルーダII など、携帯アプリの域を超えた高クオリティーシューティングを連発しまくっているケイブの iPhone / iPod touch アプリ第三弾が発売されました。
虫姫さま BUG PANIC」です。

例によって「iPhone 3GS 以上、及び第3世代以降の iPod touch 専用」という制約が付いているのですが・・・
その分、普通の市販ゲームソフト並の内容ですね。
普通に PSP 用のソフトとしてお店で売っていてもおかしくないクオリティーです。

元々はイベント用に作られて限定配布された「幻のアプリ」だったのですが、それが再開発され製品版として公開されました。
ちなみに「虫姫さま」は 2004 年にゲームセンターで登場した縦スクロールのシューティングゲームで、私もかなりプレイしていたのですが・・・
「虫姫さま BUG PANIC」はそれとはまったく別の、全方向スクロールシューティングです。

bugpanic

タイプとしては「ダンジョン探索型・全方向スクロール・シューティングゲーム」です。
既存のゲームで言うと Solomon's Keep スタイルと言えるでしょうか。
迷路のようなフィールドを敵を倒しながら進んでいきます。
通路を進むためには敵を全滅させたり、指定の敵を倒さなければならないシーンが多いため、敵をスルーして進むことは出来ません。
メインとなる「アドベンチャー」モードの他に、minigore のようなサバイバルシューティングとなる「スコアアタック」モードも付属されています。

既存の全方向スクロールシューティングと違うのは、これが「弾幕シューティング」であることですね。
敵の攻撃はかなり激しく、体当たりの攻撃が多い他のゲームとは一線を画しています。

また、こちらの攻撃は弾を撃つのではありません。
画面左下のスティックで自機を操作しますが、画面右下のスティックでは「照準」を動かします。
この照準を敵に合わせるとその敵が「ロックオン」され、その状態でスティックから指を離すと爆弾(サクレツの実)が投げられます。

爆弾は着弾すると爆発、さらに倒された敵も爆発し、それによって多くの敵を「誘爆」でまとめて倒すことが可能です。
爆弾を貯めてから投げると爆発が大きくなり、より多くの敵を巻き込みやすくなります。

弾を撃ちまくるタイプではないので他のゲームに比べると「爽快感」という点ではやや劣るのですが、ロックオンは同時に3つまで可能で、誘爆でまとめて敵を倒せたりするため、意外と「敵を倒しまくる」というシューティングの形は出来ています。
また、敵を誘爆させると金塊が大量に出現、近づくと自動的に吸い込まれ、さらに弾を撃っている敵を倒すとその敵の弾が全部得点アイテムに変わるという「ケイブらしさ」もありますね。
連続で敵を倒すことで倍率が上がっていく「コンボ」もあります。

以下は Youtube のゲーム公式トレーラーです。



また、以下はケイブの方による操作解説等の動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=D9p-Y9tj7sw


操作にはスティック位置が決まっている「固定」、タップした場所にスティックが現れる「任意」、タップした場所にスティックが現れ指の動きに合わせて動く「任意補正」の3つがあり、オプションで変更できます。
どのスタイルでも操作性は悪くなく、かなり研究して作られているのが伺えるのですが・・・

ただこの操作性が、このゲームの「ネック」でもあります・・・
前述したように「タップ位置にスティックが現れ、指の動きに合わせて補正してくれる」というシステムのため、つまり「タップだけでは自機が動かない」のです。
指を置いた後、さらにズラさないと動けません。

このような操作は最近の全方向スクロールシューティングでは一般的なもので、タッチパネルで快適な操作を実現している仕組みでもあります。
しかし弾幕シューティングというのは弾の間を抜けるため、精密な自機の動きが必要になります。
具体的には、方向キーやスティックを「チョン」と押して少しだけ動き、位置を調整する事が必要になる訳ですが、それが難しいのです。

この辺りの「全方向スクロールシューティングと『弾幕』の相性の悪さ」は Critical Wave でも少し感じたのですが、このゲームは「弾幕シューティング」ですからなおさら感じますね。
加えて、Meteor BlitzCritical Wave なら敵の攻撃が激しくても一方向に逃げ続ければ離脱できた訳ですが、虫姫さまBUGPUNIC は周囲に壁や障害物があるため狭い範囲で弾幕をかわさなければなりません
それなのに精密な回避が難しいので・・・ かなり難しいです。

敵弾を消すボムのような爆弾もあるのですが、これを使用するには長時間「貯め」を行わなければならず、つまり「緊急回避ボム」としては全く使えないため、「ピンチの時にボムでなんとかする」という攻略が出来ない事も難しさに拍車をかけています。

bugpanic2

これらの影響のため、後半ステージの難易度はかなり高いです。
同じステージで何度も死ぬと残機が増えていくという親切設計になっているのですが、その残機の増加にも限度があるようなので、シューティングが苦手な人だと中盤からは辛いでしょう。
私も(まだ始めたばかりですが)、終盤で詰まってしまいました。
オールクリアの難易度は怒首領蜂エスプより上だと思います。

よって、萌えキャラが出てくる「ホノボノ系」な見た目ですが、シューティングが苦手な人や、普段ゲームをやらない方にはオススメできないアプリですね。
(まあ弾幕シューティングである時点で初心者向けではない訳ですが・・・)
弾避けは普通の縦シューの倍ぐらい難しいです。

さらに、ザコが小さくて突然出てくる上に、出てくる時の前兆の表示が短いため、「いつの間にかザコにぶつかってた」という突発の死も多発しがちです。
画面下に攻撃のバーグラフが表示されているおかげで、全方向シューティングなのに画面下から来る敵や弾を認識し辛い問題もあります。
(しかも後半は画面下から大型の敵が頻繁に出てくる)


とまあ、色々と問題を述べてみた訳ですが・・・
それでもゲームとしてのクオリティーは圧倒的です
グラフィック、サウンド、演出や内容などどれを取っても一流のシューティングですね。
一風変わった内容ですが、意外にちゃんと「ケイブシュー」しているのが良いところ。

サバイバルシューティングとなる「スコアアタック」も面白く、短時間で遊べる上にボスが複数でてきたりして派手な展開が楽しめます。
敵がどんどん出てくるおかげでコンボも多く繋がるので、このスコアアタックの方がゲームシステムにマッチしている気もします。

価格は現在はセール中(450 円)。 定価は 600 円のようですが、怒首領蜂やエスプガルーダよりは安めですね。
普通に市販ゲームソフト並みの内容なので、それを考えるとこの価格はお得だと思います。
シューティングが好きな人なら間違いなく「買い」でしょう。

ただし iPhone 3GS か 4、第3世代以降 iPod touch でしか動かない(インストール出来ない)点にはご注意下さい。

虫姫さま BUG PANIC(iTunes が起動します)

Protector: The Planes

世界初の MMORPG (大規模多人数型オンラインRPG)である Ultima Online(ウルティマオンライン)を元にした感じのタワーディフェンス(防衛型ゲーム)。
それが「Protector: The Planes」です。

元は 2008 年に Flash で公開されたゲームで、シリーズ5作目となる欧米ではかなり有名なタワーディフェンスのようですね。
五千万プレイを達成したという実績があるヒットゲームで、オリジナル版は以下のページでプレイ可能です。
http://www.kongregate.com/games/undefined/protector

日本でも Goo が運営するゲームサービスで「マジックディフェンダー」という名前で日本語 Flash 版が公開されており、iPhone / iPod touch 版はその移植となります。
http://game.goo.ne.jp/premium/game07.html

グラフィックはハッキリ言ってショボく、私も最初見た時はまったくプレイする気が起きなかったのですが、しばらくやってみるとかなり奥深いシステムを持っている事が解り、ゲームバランスも良く、すっかりハマってしまいました。
個人的に、Ultima Online(以下 UO)の雰囲気を持っているのも、かつて UO のファンサイトを運営していた者として懐かしく感じましたね。

Protector: The Planes

平らな場所に魔術師や戦士などのユニットを配置し、入口から出口に向かっていく敵軍団を迎撃していきます。
ユニットの設置には資金が必要ですが、これは敵を倒すことで入手可能で、敵を倒すとユニットの「経験値」も増えていきます。
経験値が貯まり、さらに一定の資金を使用することでユニットはレベルアップ、強化されていきます。

敵が出口に到達してしまうとライフが1つ減り、ライフが無くなってしまうと敗北。
ライフがなくなる前に敵を全滅させればステージクリアとなります。
基本的には一般的なタワーディフェンスのルールですね。
敵の通る道筋が決まっているタイプです。

ただ、このゲームならではの特徴も豊富にあります。
まず経験値が貯まり(さらにお金もあれば)ユニットをレベルアップ出来ますが、その際に特殊効果を重視した「スペシャリスト」と基本攻撃力を重視した「ジェネラリスト」の2つを選ぶことができ、用途に応じた強化が可能です。

スペシャリストにすると魔術師の場合、赤ならスプラッシュダメージ(範囲ダメージ)、青ならスロー、緑なら毒(継続ダメージ)、紫なら防御ダウンと言った特殊効果を与えられます。

また、各攻撃に「物理・火・冷・毒・雷」の属性があり、敵には属性に対する「耐性」と「弱点」があるため、これに合わせた配置も重要になります。
前述の特殊効果も無効にする敵がいて、さらに空を飛んでいる敵には剣の攻撃が効かず、足が速い敵や耐性属性を吸収する敵なども存在し、かなり細かく特性が付けられています

ただ、属性のルールはそれほど難しい訳ではなく、敵のデータは Wave 開始前、及び任意のタイミングで確認出来るため、事前に弱点属性のユニットを用意しておけば対処できます。

Protector: The Planes

ステージも多く用意されており、「マップ画面」があって、特定のステージをクリアするとそこから繋がっている他のステージに進める形になっています。
また、メインマップとは別の特殊ステージも用意されており、ここをクリアするとユニットごとの「必殺技」を習得でき、ステージ中で手に入るアイテムを使って一時的にユニットを強化できると言った仕様もあります。

ステージをクリアすると「スキルポイント」を得られ、それを使って有利になる特典を得たり、上位ユニットを雇用可能にしたりする成長要素もあります。
とにかく様々な仕様が「盛りだくさん」と言った感じですね。

以下は Youtube で公開されている公式の予告動画です。



操作性も悪くなく、チュートリアルや用語解説も用意されており、ゲームスピードの調整やズームイン/アウトも可能、必要な機能は一通りそろっています。
設置したユニットの撤去は出来ませんが、これは元のゲームがそういうシステムだからのようで、設置直後ならやり直しは可能です。
(画面左にやり直しボタンが出てくる)

メインのグラフィックはかなりショボいですが、背景画などは綺麗なので、あえてこの雰囲気にしているのかもしれません。
BGM も数種類あり、本体をシェイクすると変更できます。


そして、UO(Ultima Online)を知らない方には解らないと思いますが・・・
全体的に漂う「UO テイスト」が、知っている方には「ニヤッ」と出来るところです。

魔法を撃ったり剣を振ったりする攻撃モーションはまんま UO のそれだし、そもそも「物理・火・冷気・毒・雷(エネルギー)」という属性からして UO のまんま。
ユニットの職業もパラディンやネクロマンサーなどがいて、パラディンの特殊技が「相手の弱点属性を狙う(コンセクレーション)」とか、この辺もそのままですね。
錬金術師は紫ポーション(爆弾)を投げます。
そして何より効果音が、ほぼ全て UO から「拝借」したものなのです。

「いいのか使って?」とも思うのですが、まあ UO はユーザーフレンドリーなゲームだし、Flash 版は2年前から存在していますから問題ないのでしょう。(UO の Flash はたくさんあったし)
やってて懐かしく思ったのと同時に、「UO の効果音って良く出来てたよなぁ」と改めて再認識したり。


と言う訳で「Protector: The Planes」、見た目がショボイので食指が動き辛いとは思いますが、ゲームは良く出来ています。
さすが Flash 版が大ヒットしていただけありますね。
価格は 230 円で、ボリュームを考えるとかなりお得だと思います。

グラフィック的に万人にはお勧めし辛いのですが、タワーディフェンスが好きな方にはオススメのアプリです。
あと、UO プレイヤーや、UO をしたことがある方にもオススメですね。 ちょっとニヤリと出来ますよ。
久々にハマったタワーディフェンスなので、後日 iPhone AC にも攻略ページを作ろうと思っています。

Protector: The Planes(iTunes が起動します)
Protector: The Planes Lite(iTunes が起動します)

NOIZ QUBE

あのカラオケシステム JOYSOUND が開発したという、「音を聴いて仕掛けを解く」という脱出型アドベンチャーゲーム。
それが「NOIZ QUBE」です。

音がギミックになっているという点が面白く、急にアプリランキングの上位にも入っていたため、試してみたゲームですが・・・
私的には、ボリューム不足の感が否めません。 ただ、アイデアは良いと思います。
ヘッドホン推奨のゲームで、実際にヘッドホンで聴かないとクリア困難な謎が存在します。

NOIZ QUBE

矢印タップでその方向に移動、画面内にある物をタップすることで音が鳴ったり、ズームしたり、何らかの反応が生じたりします。

部屋には数字の書かれたドアがあって、「何か」をすると鍵が外れ、次の部屋に進むことが出来ます。
何をすれば良いかはどこかにヒントがあって、画面にある物を元に推理しながら解いていく形になります。
また、前述したように「音」がヒントになっている場面も多く、ヘッドホンでよく聴きながらプレイする必要がありますね。

以下は開発元が公開している Youtube のプレイ動画です。



しかしこのゲーム、残念ながら・・・ ボリュームがありません
部屋は全部で 10 部屋。 1つの部屋を3分ぐらいでクリアしたとすると、30 分ぐらいで終わってしまいます。
おまけにアドベンチャーゲームですから一度クリアしたら終わり
何度も楽しめるようなものではありません。

一応スコアがあって、プレイごとに一部の解法も変わるため、「タイムアタックでスコアを競う」という要素もあるのですが、手順はまったく同じだし、何度もプレイするようなゲームではないですね・・・

謎や仕掛けはそんなに難しくありませんが、難しすぎても楽しくないので、難易度としてはちょうど良いぐらいだと思います
雰囲気なども良いため、出来ればもっとボリュームがあれば・・・ と思いますね・・・

NOIZ QUBE

価格は 230 円ですが、このボリュームでは高いと思います
高すぎる価格ではありませんが、ミニアプリと言った感じの内容なので、遊べる時間を考えると有料でも 115 円が妥当な気がします。
ただ、コンセプトは非常に良いゲームなので、ボリュームがある続編が出て欲しいと思うアプリではありますね。

演出が寂しく、エンディングのようなものもありませんが・・・ ここは「そういう雰囲気やデザイン」だということでしょうか。

あまりオススメできるアプリではありませんが、ちょっと変わった脱出ゲームがやってみたいなら試してもいいかも?

・NOIZ QUBE(公開終了)

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