それが「Rhythm Control」です。
最初に言っておきますが・・・
このアプリはアイコンにかわいい女の子が描かれていますが、この女の子はゲーム中には全く出てきません。 悪しからず。
ゲームは曲に合わせて出現する円をタイミング良くタップしていくもので、既存のゲームで言うと「Jubeat plus」に似ています。
リストから曲と難易度を選んでゲームスタート。
画面に6つの円があり、曲に合わせて大きな円が現れ、それが最初から表示されている円の大きさに収縮していきます。
円の大きさが合ったところでタップするとジャストタイミングとなる訳ですが、「音楽ゲーム」ですから見て判断するよりは、リズムに合わせて押す方がタイミングを取りやすいですね。
ゲーム内容としてはこれだけで、成績によって曲やモードが増えると言った事はなく、背景グラフィックなども地味ですが、音楽ゲームに重要なサウンドのクオリティーが高く、譜面もやっていて楽しめる形に作られています。
また、iPhone / iPod touch でプレイする事を考えられた譜面になっていて、同時押しも2つまで。
両手で本体を持ち、2本の指でプレイ出来る譜面になっています。
iPad で公開されている「Jubeat plus」は4つ同時押しとか8つ同時押しとかが平気で出てきたため、iPad を机に置いてプレイしないとまともにプレイ出来ず、iPad に最適化されているとは言い難いゲームになっていました。
しかし Rhythm Control はそう言った事もなく、プレイしやすい印象です。
円の出現からタップまでのタイミングも Jubeat より遅めで、モグラ叩きの如く必死で叩かないと間に合わなかった Jubeat よりも難易度が低く、DDR や太鼓の達人と比べると簡単とは言えませんが、多くの人が楽しめるバランスになっていると思います。
難点は、同じ場所を連続で叩く時にタイミングが解り辛いこと。
同じ場所に円が連続で出てくると押すタイミングや回数ほとんど解らなくなるので、その場面は曲を覚えていないと辛いです。
これは Jubeat よりもマークの出現からヒットまでのタイミングが遅いのが影響しているかもしれません。
(Jubeat はマークが出てもすぐ消えるのでダブらない。 その分、かなり忙くて難しい訳だけど)
連続でマークが出る時は色を変えるなど、視覚的な変化があれば、もうちょっと叩きやすかった気がしますね。
また、曲によっては1曲が3分以上あったりするので、ゲームとしてはやや長く感じるものもあります。
まあ5分ぐらいある Tap Tap Revenge よりは短いのですが・・・
曲数は 12 曲と、iPhone / iPod touch の音楽ゲームとしては豊富と言える分だけ用意されています。
画面をタップしても音は何も出ませんが、これは Jubeat や DDR もそうだから、同じタイプのゲームと比べて劣っているという訳ではないかな・・・
と言う訳で「Rhythm Control」、私的な評価は Jubeat plus よりも上ですね。
(と言うか Jubeat ファンの方には申し訳ないけど、私はあまり Jubeat を評価していないので・・・)
さすがに DDR S には敵いませんが、12 曲で 230 円、サウンドのクオリティーも高い事を考えると、音楽ゲームが好きな方にはオススメ出来るアプリだと思います。
画面がクールなので(萌え画面なのはタイトルだけなので)外出先で見られても恥ずかしくはありません。
iPhone / iPod touch の音楽ゲームは、良いものは高額で安いものはイマイチと言った感じですが、このゲームはそんな中では明らかにコストパフォーマンスに優れていると言えますね。
・Rhythm Control(iTunes が起動します)