Angry Birds のように物をぶつけて建物を破壊するゲームですが、「狙ったところに確実に投げることができる」という点が新しい、物理シミュレート型のパズルゲームが登場しました。
「Siege Hero」です。
公開したのは Armor Games というメーカーで、元々この「物を投げて建物にぶつけ、物理法則にしたがって建物がリアルに崩れてゆき、中にいる敵を全滅させればステージクリアになる」というタイプのゲームは、iPhone では Armor Games が発表した Crush the Castle が最初でした。
今では Angry Birds や Angry Birds Rio の方が有名ですが、どちらかというと Angry Birds の方がアイデアを模倣した側です。
その Armor Games が、逆に Angry Birds の「コミカルなキャラクター」「拡張性のあるステージ構成」などを模倣して作ったと言えるゲームが今回取り上げる Siege Hero で、言わば「本家側の逆襲」と言えるかもしれません。
画面には木や石の板などで組み立てられた建物が表示されています。
これに石や爆弾などを放り投げると、当たった部分が破壊され、それにより建物が重力と物理法則に従った動きでリアルに崩れ落ちていきます。
建物を崩し、その中にいる敵兵を全滅させればステージクリアです。
全滅させる前に石がなくなってしまうとミスとなりますが、何度でもリトライ可能です。
このあたりの基本システムは Angry Birds シリーズや Crush the Castle と変わりません。
違うのは、このゲームは側面から石を投げるのではなく、手前から投げること。
そして、狙った場所に確実に投げることができることです。
今までの投射型ゲームは鳥や石が放物線を描いて飛んでいったため、狙った場所に当てるのが難しくなっていました。
それはそれで、うまく当てるテクニックがゲームの1つの要素になっていた訳ですが、このゲームはその部分が完全に廃されており、タップした場所にそのまま石が飛んでいきます。
さらに画面を押しっぱなしにしていると狙っている場所が拡大表示され、そこには照準まで付いており、精密に狙いを付けることが可能です。
つまり、このゲームに「投げミス」はありません。
「この手のゲームで投げミスがなかったら簡単すぎるんじゃない?」と思うかもしれませんが・・・ 実際、難易度は低めです。
しかしステージが進むと「どこから崩していくか」「どういう壊し方をするか」が重要になる場合も出てきて、徐々に難易度が上がってきます。
また、このゲームには「倒すと減点になってしまうキャラクター」も存在し、これがパズルとしての難しさを高めています。
つまり、Angry Birds や Crush the Castle よりもパズル性が高いゲームになっているといえますね。

最初に述べたようにキャラクターや演出はコミカルな形になっていて、ミニストーリーも表示されるなど、全体的な雰囲気はいかにも Angry Birds 的になっています。
Crush the Castle には残酷な表現があり、見た目もやや地味だったので、垢抜けた感じですね。
ステージの並び方やアップデートを考慮した構成も Angry Birds 的で、今後もステージが増えていくことが予定されており、継続して楽しめることが期待できます。
一方で、「周囲の木を燃やす火炎弾」などの Crush the Castle から引き継いだ固有要素も見られます。
以下は海外のゲーム情報サイト GameTrail で公開されているゲームトレーラーです。
価格は 115 円と安く、内容を考えるとかなりお得です。
難易度が低い割にステージ数がまだ少なめなので、早期に終わってしまう難点もありますが、それを差し引いて考えても秀作と言えるでしょう。
「確実に狙ったところに投げられる」おかげでストレスのないプレイができ、より誰でも楽しめるゲームに仕上がっています。
正直、私はこちらのシステムのほうが好きですね。
Angry Birds 側にとっては、思わぬライバルの出現といったところでしょうか?
まだボリュームや演出などを含めて考えると Angry Birds シリーズの方が上ですが、このゲームも今後の展開次第では、十分対抗できる面白さとクオリティーを持っていると思います。
・Siege Hero(iTunes が起動します)
・Siege Hero HD(iPad 専用版、350 円です)
2011/05
それが「Icarus-X」です。
名前が既存のシューティングゲーム「斑鳩(イカルガ)」に似ていますが、背景の雰囲気以外は別物なのでご注意を。
登場したのはもう1年ほど前(2010年4月)で、その時点では操作性があまり良くなく、難易度も非常に高かったため紹介する気にならなかったのですが・・・
現在は操作性がかなり改善され、難易度も EASY ならプレイしやすくなっています。
今なら割と誰でも楽しめるゲームになっていますね。

自動で弾を連射しまくる自機を操作し、次々と出てくる敵を倒していきます。
操作は指の上に自機が移動するタイプと、指の位置に関わらず指の動きに合わせて移動するタイプの2種類を選ぶ事ができ、どちらも操作性は良好です。
初期設定では敵を倒すたびに本体が振動する設定になっていますが、これは面倒なので OFF にした方がいいでしょう。
敵は1つの編隊を倒すと次が出てくるという、順番に出てくる形式です。
背景は Retina ディスプレイにも対応した綺麗な 3D グラフィックになっていますが、砲台や地上の敵がいる訳ではありません。
ゲームとしては出てくる敵をただ倒していくだけの非常にシンプルなもので、特殊なパワーアップがあるとか、変わった攻撃やルールがあるとか、そういう要素はありません。
パワーアップアイテムはありますが、前方に撃つ弾の数が増えていくだけです。
また2つのゲームモードがあり、「Classic」のモードだとパワーアップ自体がありません。
ただシンプルであるだけに、「避けて撃つ」という事だけを考えれば良いので、遊びやすいゲームだと言えます。
自機の連射が早く展開がスピーディーで、パワーアップすれば敵を次々と倒していけるので、良い意味での「単純な爽快感」がありますね。
自機の当たり判定も小さく、当たり判定の位置も解りやすく赤い点で示されています。
欧米のシューティングにありがちな、「弾を避け辛いけど耐久力が多く、ゴリ押しで進む」と言ったゲームではありません。
敵を1体も逃さずに連続で倒し続けると CHAIN ボーナスによってスコア効率がどんどん上がっていきます。
ただし1体でも逃すと CHAIN は 20 減少してしまいます。
ハイスコアを狙う場合は、いかに敵を逃さずに殲滅していくかがポイントになります。
難易度は4種類用意されていますが、始めてやる人は無理せず EASY でプレイするのが無難です。
Regular(レギュラー)でプレイすると1面から全てのザコが「撃ち返し弾」(倒した時に自機に向かって撃ってくる弾)を放つようになるので、最初から難しいです。
逆に EASY だと爽快に敵を倒して CHAIN を稼いでいけますね。
ただ、1つだけどうしても気に入らないのが2面の障害物。
扉のように開いたり閉じたりする壁が存在し、急に出て来て高速で迫ってくる上に当たると即死するので、ハッキリ言って「初見殺し」です。
解っていてもかなり注意していないと回避できないという厄介な代物で、せっかく「シンプルさが良いゲーム」なのに、この2面の壁のシーンだけはそれが台無しです。
基本的に「縦シューにぶつかる壁がある」というだけで爽快感は損なわれるので、これは無しにして欲しかったですね。

他にも、ボムがダブルタップで発動なので指の置き直しをした時に誤爆しやすい、開始前に Game Center にアクセスするが、何らかの事情でアクセス出来ない場合そのままゲームが始まらない場合がある、などの難点があります。
一方面白い機能として、登録されている他のプレイヤーのリプレイをダウンロードし、閲覧できる機能があります。
上級者のプレイはかなり参考になり、ボスの意外な攻略なんかも解るので、行き詰まった人は一度見てみるのもいいですね。
以下は youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 230 円で、内容を考えると妥当な値段だと思います。
内容がシンプルなだけに、高いと思う人もいるかもしれませんが・・・ ボリューム的にも、115 円から 230 円のクラスのアプリだと思います。
なお、iPad にも対応しているユニバーサルアプリです。
シューティングゲームが好きな人には、悪くないアプリですね。
・Icarus-X(iTunes が起動します)
ファミスタと並ぶ日本の野球ゲームの大定番「パワプロ」。
そのパワプロの 2011 年度の公式ライセンス版が、グラフィックを 3D にした新バージョンで登場しています。
「パワフルプロ野球TOUCH 公式ライセンス版2011」です。
この 2011 年度版の登場により、2010 年度版はストアから削除されています。
まあ 2011 が出たら 2010 は必要ないでしょうからね。
先に言っておきますが、iPhone / iPod touch 版のパワプロには残念ながら「サクセスモード」はありません。
純粋に野球のみを楽しむゲームとなっています。
今のパワプロはサクセスがメインと言っても良いぐらいなので、ここは非常に残念なところですが、まあ野球の部分が本来のパワプロですしね。
野球ゲームとしては相変わらず非常に高いクオリティーです。
フル 3D になったためか旧機種(iPhone 3G など)で速度が低下する問題があったようですが、これはアップデートで改善されています。
※パワプロTOUCH 2011 にはアップデートでソーシャルゲームの「ネット対戦」が追加されました。 これについては こちらのページ でレビューしています。
まず旧作と比べると見た目が大きく変わりました。
各選手の顔写真が表示されるようになったため、一気にプロ野球のリアル感のようなものが増しています。
さらに 2D から 3D に変わったことで球場全体がリアルになり、選手の動きも滑らかになりました。
3D 化のおかげで選手の仕草が豊富になり、さらに視点変更を利用した演出なども追加されています。
また「実況パワフルプロ野球」ですから、相変わらず実況がよくしゃべります。
操作面では、バッティングが「タップ」と「スライド」、さらに初心者向けの「ロックオン」の3種類に増えています。
「タップ」は打つ場所をタップする前作と同様の操作なのですが、打つのが難しくなったというか、よりシビアになった印象です。
例えば、タップした場所の中心からちょっとでもズレていると、すぐフライや凡打になります。
しかしタップする時には指の真下は見えませんし、指の形や押し方によって「最初に画面に触れる場所」は異なります。
これがシビアに影響するため、まず「自分がタップした時に中心位置はどの辺りになるのか」を把握しなければなりません。
このため、指よりも爪の先で押した方が上手く行く印象です。 指が太い人ほど操作し辛いでしょうね。
「スライド」はミートカーソルをスライドして動かし、指を離すとバットを振るというオリジナルのパワプロに似た操作方法です。
カーソルの操作は俗に言う「相対移動」で、画面のどの位置に指を置いてもカーソルを動かせます。
これだと打つ瞬間のカーソル位置が見えるのでズレていても納得が出来るのですが、カーソルを合わせた後に指を離すという操作は、押す場合よりもタイミングが遅れがちになります。
「ロックオン」は勝手にカーソルが合うのでタイミングを合わせてボタンを押すだけの簡単操作ですね。
簡単過ぎるので初心者向けと言えます。
正直、タップもスライドも慣れが必要です。
ベストなのは専用タッチペンを使ってタップ操作でプレイする方法でしょうか・・・
ピッチングも「タップ」と「スライド」の2種類が用意されました。
まず球種を選択し、それからタップで投げたい場所を押すか、スライドしてカーソルを動かすかです。
面白いのはスライド操作の場合、カーソルが思うように動かないこと。
これはピッチャーの「コントロール」に関係していて、タップ操作だとコントロールが悪いピッチャーは投げる位置がタップした場所からズレるのですが、スライド操作の場合は投げる位置はカーソル通りだけど、そのカーソルの動きがヘンになるのです。
これは iPhone 版独自の面白いアイデアだと言えますね。
また今作はかなりピッチャーのコントロールの影響が大きく、巨人だとコントロールEのゴンザレスとか、コントロールGの澤村とかだとボールがどこに飛んでいくか解りません。(って言うかGはないだろGは)
守備は基本的に自動、送球のみ自分で行える「セミオート」にすることも可能です。
ゲームのメインは「ペナント」になります。
レギュラーシーズンの他にクライマックスシリーズと日本シリーズもあるようで、さらにこのモードでは試合結果に応じてファンが増加し、ファンが一定数になると「オリジナル選手」が登場するという要素もあります。
オリジナル選手は、選手を入れ替えられる「オリジナルチーム」で使用する事ができます。
ペナントは全試合を行う必要は無く、過程を簡易的に表示する「高速試合」にすることも可能です。
また、「次の回のスキップ」も可能で、これを利用して自分のチームの攻撃だけプレイすると言った事も可能です。
と言う訳で「パワプロ TOUCH 2011」、前作と比べるとかなり変わっています。
定価は 800 円と高めですが、そのクオリティーはありますね。
ただ、やっぱりパワプロって・・・ 「友達と対戦してナンボ」って気もします。
また、1人でやるんならやっぱり「サクセスがいるだろう」と思います。
私はスーパーファミコンやプレステでは、友人とかなりパワプロをやっていました。
やっぱりこの手のゲームはその場にいる友人とワイワイ言いながらやるのが楽しい訳で、たとえ「ペナントモード」があっても、あまり1人でやる気にはなれませんね・・・
もちろん、かなりのプロ野球ファンであれば1人でも十分楽しめるとは思いますが。
今後、Bluetooth による対戦も出来るようになるようですが、iPhone / iPod touch が2台あり、双方にこのアプリが入っている必要がありますから、やはり敷居は高そうです。
また、対戦するならやっぱり自分で作った選手を使いたい・・・ すなわち「サクセスが欲しい」というのが本音です。
携帯機器としては、十分に完成度の高いパワプロであることは確かです。
ただ、コアなプロ野球ファン以外でも楽しめる「本来のパワプロの楽しさ」は、まだ備わってはいない気もします。
オススメ出来るかどうかは、Bluetooth 対戦導入後に「対戦する人が近くにいるかどうか」次第ですね。
・パワフルプロ野球TOUCH 公式ライセンス版2011(次年度版の登場により公開終了)
「MetalStorm: Online」です。
エースコンバットや H.A.W.X のような、俗に言う「フライトシミュレーター」風のゲームですが、機体を簡単にコントロール出来るようになっていて、初心者でも思い通りに飛べるよう設計されています。
ミサイルのロックオン範囲や機銃の当たり判定も大きく、画面をスライドするだけで回避行動(ローリングなど)が行えるなど、リアルさよりもゲームとして気軽に楽しめることを重視しているスタイルですね。
Retina ディスプレイに対応したグラフィックはかなり綺麗です。
開発したのはアメリカ・カリフォルニアの、俗に言う「シリコンバレー」にあるメーカーです。

本体を傾けて機体をコントロールし、画面左の上下ボタンでスピードの調整、画面右のボタンでミサイルと機銃の発射を行います。
本格的なフライトシミュレーターは右に旋回する時、まず機体を右に半回転させて、それから操縦桿を引くことで旋回行動を行います。 これが本来の飛行機の操縦方法です。
しかしこのゲームは単純に、本体を右に傾ければ、機体が右に傾きながら同時に旋回も行われます。
つまり前述したようにコントロールが初心者向けになっていて、リアル志向ではありません。
またストール(失速)もないようで、地面からかなり上空を飛ぶため墜落するようなことも滅多にありません。
つまりリアルではないけれど、誰でも楽しめるゲームになっている訳ですね。
フリーミアム(本体無料の追加課金型)の場合、プレイヤーを増やすため誰でも楽しめる形にまとめる必要があるので、このアレンジは正しいと言えるでしょう。
画面をスライドすると、横にスライドでローリング、上にスライドで急上昇、下にスライドで縦旋回を行います。
これらは全て回避行動を兼ねていて、これを使ってミサイルをかわせますが、ミサイルは誘導してくるので回避が早すぎると当たってしまうし、使用するとエネルギーが減少して、尽きるとしばらく使えなくなります。
これらの「アクロバチックなアクション」を画面をスライドするだけで行えるのもこのゲームの特徴です。
ゲームとしては戦闘機とのドッグファイトしかなく、背景もかなり綺麗ですが、数種類の山岳地帯のみです。
地上攻撃や特殊なミッションなどがある訳ではない、単純化された内容です。
エースコンバット や H.A.W.X のような、有料のフライトシミュレーターに匹敵できるほどの内容・ボリュームではありません。
しかしこのゲームは「オンライン対戦」がメインになっていて、Game Center を通した自動マッチングにより気軽に 1 vs 1 のドッグファイトが楽しめます。
無料アプリであるためプレイヤーも多く、対戦中の挙動も自然です。
やはり他プレイヤーとの対戦は面白く、ここがゲームの最大の魅力でしょう。
対戦だけでなく「協力プレイ」も可能で、コンピューターの戦闘機を倒してステージをクリアしていくモードを2人でプレイする事も出来ます。
また日本語に完全対応していて、翻訳がおかしいところも少なく、日本人でもプレイしやすいのも良い点です。


戦闘機や武装も数多く用意されていて、機体のパワーアップも可能です。
武装の購入やパワーアップはゲームのプレイによって得られる「クレジット」と、レベルアップや追加課金で得られる「コイン」で行います。
ただ、このパワーアップ関連が、このゲームの最大の欠点でもあります・・・
ハッキリ言って、「課金をしないとロクに強化できないゲーム」なのです。
ゲームのプレイで得られるクレジットでは、初期ランクの機体と、ミサイル2種、機銃2種しか買えません。
機体の強化も最初はクレジットで行えますが、強化を進めていくとコインが必要になります。
ところがこのコイン、経験値を貯めてレベルアップしても1枚しか貰えず、ミサイルや機銃を買うには 10 枚以上、機体を買おうと思ったら 60 枚以上必要になるのです。
ハッキリ言って、無料のままでは途方に暮れます。
加えてミサイルや機銃は消費アイテムで、尽きたら買い足す必要があります。
さらに有料課金で得られるコインは 115 円では 20 枚。 正直言って少ない。
その上は(30%OFFでも)600 円で 150 枚ですから、これはもう 600 円課金しないと買えないレベルです。
もちろんフリーミアムですから、メーカーとしては「ユーザーに課金させてナンボ」ではあるのですが、ちょっとこれは設定が厳し過ぎますね・・・
似たシステムのフリーミアムのガンシューティング Overkill は、普通のクレジットでも購入できる武器が複数用意されていたし、パワーアップもかなり可能でした。
レベルも最初はサクサク上がったので、いずれ頭打ちになるとしても、そこそこのコインは獲得できました。
だから無料でも「パワーアップする楽しみ」を十分得られた訳です。
しかしこのゲームは初期状態から1つ上を目指すだけでも、無課金ではあまりに遠い。
手が届く範囲のゴールなら頑張る気になれるけど、ゴールが遠すぎるとやる気が削がれます。
オンライン対戦がメインなので、双方とも無課金なら同条件で戦えるから良いのですが、それでもパワーアップなしというのは悲しいですね。

またゲームの欠点として、1 vs 1 の対戦なので双方が旋回し合う展開になると、そのまま互いに手を出せなくなって終わってしまうというケースが多いです。
それを打開しようと縦旋回したりしても、した方が不利になってしまう事が多いですね・・・
また、これはこのゲームの欠点という訳ではないのですが、Game Center のマッチングは 1 vs 1 にしか対応していないため、2 vs 2 や 4 vs 4 などのゲームはプレイは出来ない事。
これは Game Center 側の大きな欠点で、3人以上のプレイを可能にしているゲームはすべて自前のサーバーを通してプレイする形になっています。
つまり、ある程度大きなメーカーでないと難しいのです。
ここは Game Center の改善/強化を期待したいところですね・・・
※現在の Game Center は iOS アップデートにより最大4人のマルチプレイに対応しています。
と言う訳で「MetalStorm: Online」、本体が無料なのでやって損のないゲームではあるのですが、課金の部分も含めて考えると、人に勧められるかどうかは微妙です。
無課金でもがんばれば利用できる機体や武装・強化がもっと多くあり、さらに課金も 115 円の上がいきなり 600 円とか 900 円とかではなく、加えて 115 円でもせめて1つ上の機体が買えるぐらいのコインが欲しい所です。
その方が結果的に課金するプレイヤーも多くなり、メーカーの売上げも上がる気がします。
ただ、ゲーム自体は面白いです。
前述したように有料のフライトシミュレーターに匹敵できるほどのものではありませんが、しかしオンライン対戦はやはり魅力で、このプレイヤーの多さも無料だからこそでしょう。
1プレイにかかる時間もそんなに長くないので、通信できる環境であれば気軽に楽しめます。
本体を傾けながらプレイするので、外でやるのは恥ずかしいですが。
今の時点では私的な評価は低めですが、今後のアップデートや課金システムの調整などに期待したいゲームですね。
・MetalStorm: Online(iTunes が起動します)
それが「Lane Splitter」です。
各国で高い評価を受けているゲームで、日本でも少し前に無料セールが行われていた際、多くの高評価を受けていました。
ゲーム的には 2D ですが、グラフィックは綺麗な 3D で表現されており、かなり滑らかに動きます。
開発したのはカリフォルニアの、いわゆる「シリコンバレー」にある小メーカーです。

iPhone / iPod touch を傾けて、バイクを左右に動かします。
アクセルは自動で、前から来る車を避けてひたすら走り続ける・・・
ゲーム内容はそれだけ。
とてもシンプルなのですが、バイクの動きには少し慣性が働いていて、結構難しいゲームです。
短時間で終わり、ミスってもすぐリトライ出来るので、思わず何度も繰り返してしまう中毒性がありますね。
車が車線を変えてくる場合もありますが、その時はウィンカーが付くので事前に解ります。
Retina ディスプレイに対応した 3D グラフィックはとても滑らかで、バイクや車の動き、ミスった時のライダーの吹っ飛び方もリアルです。
ステージが進むとだんだんスピードが上がってきて、車の量も増えてくるため難易度が上がってきます。
画面をタップし続けるとバイクは「ウィリー」をします。
ウィリー中はスピードが上がり、さらにコントロールが難しくなりますが、スコア効率が上がり、さらにウィリー中に車を連続で追い抜くとどんどんボーナスがアップしていきます。
針路変更してくる車を加速でかわすのにも利用できます。
ある程度進むと「渋滞」に突っ込む場合があり、ここでは慎重に車の間を抜けていかなければなりません。
背景も海岸から町中、森、雪原など、徐々に移り変わっていきます。

昔、アメリカ大陸横断レースをテーマにした「ジッピーレース」というゲームがありましたが、それに似た雰囲気がありますね。
Lane Splitter はレースではなく、コースに起伏もありませんが、他が車なのに自分だけバイクで、ウィリーで点数が増え、町中と郊外が交互に繰り返される点などにはジッピーレースっぽさがあります。
以下は Youtube で公開されている公式のプレイムービーです。
あくまでショートゲームなので、長期的に楽しめるとか、ボリュームがあるとか言うゲームではありません。
そのためじっくりプレイするゲームの方が好きな方にはオススメ出来ませんが、気軽に楽しめるショートゲームも好きな方にはオススメ出来るアプリです。
ショートゲームとしては、かなり高レベルのゲームであることは確かです。
価格は定価で 115 円で、値段相応の内容だと思います。
iPad にも対応しているユニバーサルアプリで、基本的には iPhone 4 に最適化されているようですが、iPhone 3G などの旧機種でも自動的に描画が調整される模様です。
シンプルかつオーソドックスですが、ショートゲームとしての普遍的な面白さがあるゲームですね。
・Lane Splitter(iTunes が起動します)
iPhone の定番アプリと言える Paper Toss や Ragdoll Blaster シリーズを発売しているメーカー Backflip Studios から、一本道 RTS のディフェンスゲームが発売されました。
「Army of Darkness Defense」です。
一本道の両側から兵士を出し合い、多数の兵士たちが自動で戦うタイプのリアルタイム戦術シミュレーションゲームを当サイトでは「一本道 RTS」と呼んでいます。
このタイプのゲームはまだ呼び名が固定されておらず、Line war(ラインウォー)とか Tug of War(綱引き型)とか色々な名前で呼ばれていますが・・・
それに主人公が自ら戦う要素を追加し、さらに敵地に攻め込むのではなく城を守りながら一定数の敵を撃破することで勝利となる「ディフェンスゲーム」の形にしたのが、このゲームです。
フィールドの右端からガイコツを中心としたアンデッド軍団が攻めてきます。
プレイヤーは時間と共に貯まっていく「鉄」を使ってユニット(兵士)を雇用しつつ、主人公を操作して敵と戦います。
兵士は出撃後に前進し続け、敵が射程に入ったら自動的に戦います。 命令は出せません。
一方、主人公は左右に移動でき、敵の近くで立ち止まっていればライフルを撃って戦えます。
パワーアップすることでパンチやチェーンソー攻撃をすることも可能です。
主人公は結構強く、味方兵士の援護を受けつつ、自らも主力として戦えるのが面白い点ですね。
主人公は特殊攻撃や魔法を使うことも可能で、これらの使い方もゲームのポイントとなります。
ただし主人公1人で敵を全滅させられるほど強い訳ではありません。
敵を倒すとインゴット(鉄の延べ棒)やコインを落とす事があり、これを拾うことで鉄やお金を貯めることが出来ます。
お金はステージクリアする事でも得られ、兵士や主人公を強化するのに使用できます。
ステージが進むと新しい兵士や城の防衛兵器が登場し、強力な(ただし高コストな)「ヒーローユニット」を雇用することも出来るようになります。
敵の進攻を抑えきれず、城の最深部にある「本」の場所まで攻め込まれ、これを奪われると敗北になります。
また、主人公がダメージを受けすぎて倒れても敗北です。

お金は追加課金で増やす事も出来ますが、課金しなくても十分オールクリアは可能です。
お金の入手にそんなに困るようなゲームバランスではないので、課金は救済用だと考えて良いでしょう。
1ステージにかかる時間はそんなに長くなく、サクサク進める内容で、難易度もそんなに高くありません。
終盤になると敵もかなり強くなりますが、行き詰まるといった程ではないでしょう。
全 50 ステージで、オールクリアまでは3~4時間ほどですが、集中してやると1日で終わってしまうかも。
私も一気にプレイしてしまったので、ゲームが面白かったこともあり「もっとプレイしたい」という気持ちが起こりましたが、ボリュームが少ないという程ではなく、オールクリア後はハイスコアを競う「エンドレスモード」も用意されています。
難点は「兵士を資金でパワーアップさせる」というシステムのため、使うユニットを2つか3つに絞って、それだけを集中的に強化した方が有利になり、色々なユニットを使って戦うというのが難しい事。
これは兵士を資金で強化するタイプのゲームによく見られる欠点で、このゲームもその例に漏れません。
魔法(特殊攻撃)も使うものを絞った方がいいですね。
また、フィールドが夜の城1つだけで、ずっと変わり映えしないこと。
敵は徐々に新しいものが登場し、最終的には敵のヒーローなども出現するのですが、出来ればフィールドも数種類、もしくは昼夜の変化が欲しかったところです。
もう1つの難点は、前のステージに戻ってお金を稼ぐと言う事ができないため、敵が強くて倒せなくなった時、そのまま勝てないステージで効率の悪いお金稼ぎをしながら勝てるまで強化するハメになってしまうこと。
有料課金はこれを見越してのものなのでしょうか?
とは言え効率が悪くても(負けても)お金は稼げますし、いずれは勝てるようになりますから、「ハマる」と言うほどではありませんが。
オールクリアするとエンドレスしかプレイ出来なくなり、ステージクリア型のモードに戻れないのも欠点でしょうか。
以下は海外の情報サイト PocketGamer により Youtuge で公開されているトレーラーです。
価格は定価は不明ですが、現在はセールで 115 円で公開されています。
※現在は無料セールが続いています。
気軽にプレイ出来る内容で、このテンポの良さと遊びやすい難易度は、「さすが Backflip Studios」と思えるものがありますね。
かなりオススメ出来るゲームで、アクションゲームが好きな人もシミュレーションゲームが好きな人も楽しめると思います。
Retina ディスプレイや Game Center にも対応しています。
現在公開されている一本道 RTS 系の中では、間違いなくトップクラスの完成度ですね。
・Army of Darkness Defense(iTunes 起動)
携帯電話で SNS (ソーシャル ネットワーキング システム、ネット交流システム)のゲームサイトと言えば先日ご紹介した GREE(グリー)や mobage(モバゲー)が定番ですが、ハンゲームはそれより古くから存在する、言わばゲーム SNS の老舗と言える存在です。
韓国の NHN という企業が運営しているものですが、日本のハンゲームは NHN Japan という日本法人が運営していて、ゲームも日本のハンゲームは日本製のものが多いです。
そのハンゲームが昨年から iPhone への展開を開始しており、当初はゲームも少なく iPhone への適応も今ひとつな状態だったのですが、徐々に対応アプリが増え、有力な SNS の1つになりつつあります。
元々ハンゲームはパソコンのゲーム・コミュニティサイトでした。
そして GREE(グリー)やモバゲーは一般携帯電話のゲーム・コミュニティシステムです。
両者はこれまで違う土俵で展開していた訳ですが、パソコンと携帯電話の中間的な性質を持つスマートフォンが登場したことにより、期せずして両者は衝突することとなりました。
先日 GREE を取り上げたので、今回はこの「ハンゲーム」を取り上げたいと思います。

ハンゲームも GREE(グリー)と同じく、中心となる「ハンゲーム for iPhone」というアプリがあり、それ以外に個別のゲームアプリが存在する形です。
アプリはすでに 30 以上に及びますが、ゲームではないネタ的なものや、ブラウザを通してプレイするソーシャルゲームも含まれています。
GREE は2010年5月時点で 17 アプリですがソーシャルゲームは含まれていないので、それを含めるとゲーム数は大きく違いません。
GREE(グリー)と同じく、ハンゲームもまず利用登録が必要です。
必要な情報はユーザーネーム(ID)とパスワード、メールアドレスと生年月日。 GREE のように氏名や携帯番号まで必要になることはありません。
入力後にメールが届くので、そこに書かれている URL をタップすれば登録は完了します。
アプリは基本的に「ハンゲーム」のアプリを起動し、そのメニューから各ゲームを起動する形になります。
※現在はアップデートにより、大半のアプリが認証不要になりました。
GREE のゲームアプリは直接起動しても中心となる GREE アプリを通して認証を行ってくれたため、この点は GREE の方が最適化されていると言えますね。
(もちろん、一番良いのは認証手順自体がないことなのですが)
ただ、中心となる「ハンゲーム for iPhone」のアプリは一度ログインするとその情報が記録され、二度目以降は自動的にログインしてくれようになります。
またハンゲームの一部のアプリは最初の認証(ログイン)が不要で、通信できない状況・場所でもゲームをプレイする事ができます。
※現在は大半のアプリが認証不要なので、ほとんどのアプリが通信できなくても実行可能です。
そしてゲームの内容ですが・・・
GREE(グリー)と比較した場合、カードゲームやテーブルゲームなど、GREE にも存在するアプリは GREE の方がクオリティーが高いです。
※ただし大富豪や麻雀など、多くのアプリでハンゲームは新バージョンを出してきました。
まあ GREE のアプリも iPhone の定番アプリと比べると厳しいので、これらのクオリティーは「ハンゲーム < GREE < iPhone 定番アプリ」という形ですね。
しかしハンゲームには、非常に大きな利点があります。
将棋、五目並べ、リバーシ(オセロ)、大富豪 と言ったアプリは、オンライン対戦に対応しているのです。
しかも iPhone 同士だけでなく、パソコンや他のスマートフォンのユーザーとも対戦出来るため、人もかなり多いです。
元々パソコンのハンゲームはユーザー数が多いので、それと iPhone を通して対戦出来るのは魅力ですね。
(もちろんハンゲームの ID があれば、それを使ってパソコン側でログインすることも出来ます)
また対戦記録やゲームデータの保存、それによる称号の獲得、アバター用のアイテムなども入手でき、ハンゲームにあるシステムはそのまま利用出来ます。

また、ハンゲームオリジナルのゲームアプリもあり、その中には有料アプリとして十分成り立つクオリティーのものも存在します。
なぜならこれらのアプリは元々パソコンのゲームだったものを iPhone に移植しているからで、この点もパソコンで展開していたハンゲームの有利な点だと言えますね。
まだミニゲーム的なものが多いのですが、パチンコやパチスロは有料のものと比べても遜色ない完成度で、ストーリーのあるシミュレーション RPG なども存在します。

逆に GREE やモバゲーに劣っている点は、ソーシャルゲームの質と量でしょう。
ハンゲームも戦国時代を扱ったものやレストラン経営をテーマにした、GREE やモバゲーのものに似たソーシャルゲームを用意しているのですが、さすがに本家には演出・システム共に劣りますね。
私的には、スマートフォンで一般携帯電話のブラウザ型ソーシャルゲームをやっても今さら感がありますし、内容的にショボく感じてしまうのですが、日本での展開を考えるとこの手のゲームも押さえておきたい所でしょうか。
と言う訳で、ハンゲームと GREE(グリー)を見比べると・・・ 今の時点ではハンゲームの方が上でしょうね。
やはりスマートフォンより下位のハードである一般携帯電話から来た会社と、上位のハードであるパソコンから来た会社を比べたら、パソコンから来た会社の方がクオリティーは数段上手、といったところです。
さらにハンゲームは、すでにオンライン対戦の環境とノウハウを持っているのも強みです。
やっぱりトランプとかテーブルゲームってのは、一人でやるより人と対戦した方が面白いですから。
またハンゲームは数多くのパソコンのオリジナルゲームをすでに持っています。
それらを iPhone 側に移植していけるため、今後の「伸びしろ」もあります。
GREE や mobage は一般携帯のアプリをスマートフォンに移植してもショボいだけなので、その点の流用できる資産がないのが辛いところです。
スマートフォンに適したソーシャルゲームを今後発表できるかどうかが鍵になるでしょうか?
いずれにせよ、各社の競走はこれからでしょう。
ハンゲームも GREE も去年スタートしましたが、導入は四苦八苦の状態だったようで、今ちょうど軌道に乗り始めたところです。
ここからどちらがより優勢になっていくかですね。
ユーザーとしては、競走によって双方がより良い方向に発展していくのを期待したいところです。
・ハンゲーム for iPhone(iTunes が起動します)
※各ゲームはたくさんあり過ぎるので iTunes でハンゲームで検索して下さい。
※すべて無料ですが、一部のアプリは利用登録が必要です。
