iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2011/09

Coin Kingdom HD / Coin Kingdom 2

Coin Dozer の大ヒット以後、iPhone / iPod touch には様々なコイン落としゲームが登場していますが、「コインを大量にジャラジャラと投下する」という、今までとはちょっと違うコイン落としが登場しています。
Coin Kingdom HD」です。

※現在は新バージョンの Coin Kingdom 2 も登場しています。
内容はほとんど変わりませんが、コインの動きが滑らかになっていて、新しいしかけもいくつか追加されています。
ただし無料アプリになった代わりに、たまに全画面広告が表示されます。


最初の手持ちコインがいきなり 2000 枚
一度に投下できる量も 50 枚と他の同タイプのゲームのより圧倒的に多く、ドカドカ投下してドカドカ落とすという派手な展開がウリのゲームです。
開発は日本の方のようですね。

Coin Kingdom HD

画面の上の方をタップすると手持ちのコインを落とします。
中央部には前後している台があり、落としたコインが押し出され、手前に落ちたものは回収できます。
サイドに落ちたコインはガターとなって消えてしまいます。
基本部分は他のコイン落としゲーム(コインプッシャー)と同じですね。

しかしこのゲームは前述したように、一度に落とせるコインの量が 30 枚以上もあること!
だから2本・3本の指で連続タップしまくって、複数の場所からジャラジャラと滝のように投下することが出来ます
もちろんそんなに投下しているとすぐに手持ちのコインは減っていくのですが、ゲーム的に「大量投下して大量回収する」というバランスになっていて、初期コインの量が多いため、すぐには尽きません。

台の手前には下向きの矢印ランプがあり、ここが点灯中にコインを通過させるとスロットのストックが1つ増えます。
スロットは自動で回り、初期状態は5桁で、スロットのストックが増えるほど桁も増えていき、最大で9桁になります。(Coin Kingdom 2 は最初から9桁のようです)

数字が3つ以上そろうと当たりとなり、上からボーナスコインが降ってきます。
ボーナスのコインには金と銅があり、金は 10 枚分、銅はスロットが 15 回分増えます。
大当たりならコインの束が振って来て、さらに8桁・9桁そろうともの凄い事に・・・

スロットにはリーチ演出もあり、数字の両側が再抽選される「レッドマジック」や、中央以外に特定の数字が出なくなる「ターンオフ」、特定の数字が固定された状態でスロットが回り続ける「レインボー」などが存在します。

また最下部にたまにトランプのマークが点灯し、その時にコインを通過させると入手する事が出来ます。
入手したマークは画面左上に表示され、全てのマークをそろえると場のコインがすべて押し出された後、「コインタワー」が出現します。
コインタワーは小さなものから超巨大なものまで様々で、これもこのゲームの特徴の1つと言えますね。
※希にしか出現しませんが、未入手のマークが点灯しっぱなしになる黒コインも導入されています。

Coin Kingdom HD

ただ、他の多くのコイン落としゲームにあって、このゲームにはないものもあります。
1つは「時間によるコインの増加」。
このゲームは時間でコインが増えることはありません。

こう言うと「え? じゃあコインがなくなったらどうするの?」と思いますが・・・ どうしようもありません
有料課金で買うか、もしくはアプリを削除して再インストールするのみです
アップデートでボーナスコインが貰えたり、コインとスロットが尽きた時にフリーコインが少し貰えたりもするようですが、基本的にはコインがなくなったら課金をする形ですね
(ただ、そう簡単にはなくならないと思いますが)

※コインとスロットストックが双方 0 になった後、メニュー画面に移動すると、フリーコインを 500 ~ 600 枚もらう事が出来るそうです。 よって無課金でもプレイ継続が可能なようです。

もう1つは特殊な効果がある「スペシャルコイン」や「景品」などがないこと
このため特定のコインの効果を活用するとか、その効果を強化していくなどの収集要素・成長要素はありません。
出てくるのが普通のコインのみなので、展開がやや単調で、スロットが当たらずマークもなかなか集まらない場合は退屈になって来ますね。
そもそも「大量にジャラジャラ投下する」というシステムなので、1枚1枚狙って落とすというゲーム性に乏しく、ゲームと言うよりはパチンコやスロットに近い感覚です。

ゲーム性が全くない訳ではなく、スロットを増やす矢印を3つ以上同時に消すと「コンボ」が発生し、多くの矢印が連続で出現するようになります。
この状態の時、タイミングを見ながら一気にコインを投下していくのがスロット数を稼ぐコツになります。
まあ、大雑把に大量投下という部分は変わらなかったりしますが

トランプのマークについては、点灯している時間が短いため狙って消すのは無理。
しかしコインを落とす時、下にフリックすると叩きつけるように高速で落とせるので、これでコインを弾き飛ばしてマークを通過させるのを狙う事は出来ます。
どこに弾け飛ぶか解らないので、狙うと言うよりは「叩きつけて運まかせ」という感じではありますが・・・

Coin Kingdom HD

コイン落としゲームとしてはやや単調ですが、しかしこの「コインをジャラジャラと落としまくり、大当たりになるとドカンと回収できる」というパチスロのようなゲーム性は、確かにハマるものがありますね。
普段が単調なほど、爆発した時の爽快感が増すというのもあります。
ジャラジャラ落とせるため、他のコイン落としゲームのように「落としたい時にあまり落とせない」というもどかしさもありません。

そして何より、これだけ大量のコインを表示していても動きがあまり遅くならず、滑らかに動作しているのがポイント高いです。
コインの動きにもそれほど違和感はなく、自然な物理シミュレートになっていると言えます。

この動作の快適さがあればこそ、巨大なコインタワーや大量にコインが振ってくる様子を再現できる訳で、ここが最大の長所と言えるでしょう。

価格は 170 円で、「コイン落としゲームなのに有料なの?」と思う人もいるかもしれませんが・・・
私的には値段以上に楽しめるゲームだと思います
iPhone / iPod touch と iPad の双方に対応しているユニバーサルアプリです。

※Coin Kingdom 2 は広告付き無料アプリです。

コイン落としゲームは Coin DozeriBear Story など様々なものが登場し、やや出尽くした感があったのですが、それらとはまったく違う内容で、かつ「これもアリだなぁ」と思えますね。
ぶっちゃけ「当たらないと全く面白くないパチスロ的ゲーム」なので、運次第で評価が分かれそうですが・・・
今までとは異なるアプローチであり、これはこれで新鮮で良いと思います。

Coin Kingdom HD (iTunes 起動、初期バージョン、有料版)
Coin Kingdom 2(新バージョン、無料版、全画面広告あり)

ファイナルファイト

1990 年代初期のロングヒットゲームである、横スクロール格闘アクションの金字塔「ファイナルファイト」
スーパーファミコンを始め多くの機種に移植された、非常に有名なゲームです。
それが「単体アプリとして」 iPhone / iPod touch で発売されました。
名前はそのまま「ファイナルファイト」です。

このアプリは新作という訳ではなく、カプコンの過去作品を集めたゲーム集「カプコンアーケード」に今年4月から収録されていたもので、そのファイナルファイトの部分だけを独立した単体アプリとして再販したものです

そのため改めて紹介するのもおかしいですが、発売以来 iTunes の有料アプリランキングで連日1位となっているため、さすがに無視できません。
これも「ファイナルファイト」の知名度の成せる業と言えるでしょうか。

ファイナルファイト

仮想スティックで移動し、攻撃ボタンでパンチを連打、次々やってくるザコをボコボコ殴り倒していく格闘ゲームです。
ただし難易度の高いゲームで、ちょっと油断すると相手がザコでも大ダメージを受けてしまいます。
各ステージのラストにはボスが待ち構えており、どのボスも初めてだとコンティニューしまくることになる程の強さを誇ります。
最近のゲームしか知らない人だと、その高難度に驚くかもしれませんね。

しかし難易度の高いゲームでありながら、連射しまくれる攻撃でザコをスピーディーに気持ちよく殴り倒せるため、やっていて爽快感があります。
パンチは当て続けているとエルボーやアッパーなどを交えた「1セット攻撃」になりますが、攻撃中に後ろや上下にレバーを入れると最後が「背負い投げ」になり、敵を巻き込んで吹っ飛ばす事が出来ます。
これで敵を一方向にまとめたり、背後から来る敵に反撃するのが重要な攻略となります。

iPhone / iPod touch の「カプコンアーケード」に収録されていたファイナルファイトは、タッチパネルの性質上スティックの素早い反転が難しく、連射も安定しにくいため、やり辛さがありました。
そのため重要な技である「パンチハメ」(パンチをコーディーなら2発、ガイなら3発入れて、後ろを向きパンチを1発空ぶって、さらに振り向いてパンチを2~3発入れる、というのを繰り返す技。 うまくいけば死ぬまで殴り続ける事が出来る)も非常に困難で、ゲームがかなり難しくなっていました。

しかしこの単体アプリのファイナルファイトは攻撃ボタン押しっぱなしでパンチの連射が可能で、おかげでパンチの連打速度が安定、スティックの操作も改善されたのか、以前より「パンチハメ」がやりやすくなっています
もちろん十字キーや実際のスティックほどやりやすい訳ではありませんが、慣れれば相応に安定して出来るようになりますね。
またオープニングデモがオリジナル通りになるなど、細部の修正も行われています。

なお、現在は「カプコンアーケード」のファイナルファイトも、設定変更でパンチのオート連射が出来るようになっています。

ファイナルファイト

カプコンアーケードにあった、一定の条件を満たすとイラストなどを得られる要素もそのままです。
また「残機を9にする」「必殺技を強化」「アイテムを全部肉にする」などの特殊設定も可能です。
Bluetooth を使った2人同時プレイにも対応しています。

定価は 250 円。 セールも行われていますが、昔ファイナルファイトをプレイしていた方なら、懐かしさもあるしゲーム性はそのままなので、定価でも悪くないと思います。

ただ、なにせ 20 年前のゲームですから、「思い出補正」がないと辛いかもしれません。
当時としては凄かったグラフィックも今だと見劣りするし、その頃のアーケードゲームを知らない人だと、この難易度には不条理さえ感じるかもしれません。
それでも、今やっても十分に楽しめるゲームだと思いますけどね。

注目なのはカプコンアーケード「バラ売り」が始まった事でしょうか。
今回ファイナルファイトだけでなく、スト2の各バージョンも「ストリートファイターII コレクション」(iTunes 起動)という名前で単独アプリとして販売されています。

カプコンアーケードは登場した当初はオールドゲームを色々と楽しめるし、アイコンが1つだけで済んだので、非常に便利で将来性のあるアプリでした。
しかし時が経ち、iPhone にアイコンのフォルダ化が導入され、多数のゲームが追加された事でアプリの容量が増大、Game Center に未対応で基本のシステムも古くなっているなど、1つにまとまっている事が逆に欠点になっています。
メーカーとしても知名度のあるゲームの名前を iTunes 上でアピール出来ない難点があります。

今後カプコンアーケードがどうなるのか解りませんが、そろそろ一新して欲しいところでしたし、これを機にオールドゲームの復刻や移植が良い方向に進むのを期待したいですね。

ファイナルファイト (iTunes が起動します)

大江戸タウンズ

モバイルの経営シミュレーションゲームの大定番メーカー「カイロソフト」。
先日 iPhone / iPod touch で 開幕!!パドックGP を発売したばかりですが、さらに新しいアプリを iTunes で公開しました。
江戸の街を開発する和風都市開発シミュレーションゲーム
大江戸タウンズ」です。

このゲームはガラケーでは昨年(2010年)の10月末に登場したもので、ゲームシステムとしては ゲーム発展国++開幕!!パドックGP のようなコマンド選択型ではなく、ゆけむり温泉郷名門ポケット学院 のような施設配置型になります。
操作はタッチパネルに最適されていて、縦画面にも横画面にも対応、ゆけむり温泉郷以後の快適なスタイルをそのまま引き継いでいます。

しかし先に総評を言ってしまいますが、このゲームは「システムを簡略化した開発SLG」と言えます。
ゆけむり温泉郷 や 名門ポケット学院 は奥深いゲーム性を持っていましたが、そのためにやや複雑でした。 そのためかこの 大江戸タウンズ は全体的にシンプルにまとめられていて、それでなくても解りやすく作られているカイロソフトのゲームを、より単純化してプレイしやすいものにしている感じです。

しかしその分、戦略性やゲーム性は犠牲になっている感があり・・・ これまでとはちょっと目指している方向が違う印象ですね。

大江戸タウンズ

基本システムは「ゆけむり温泉郷」や「名門ポケット学院」によく似ています。
マップ内に任意の建物を配置し、道でそれぞれを繋げれば、住人が自動的に生活を行ってくれます。
ただ前述のゲームと異なる点は、住民がマップ外から来るのではなく、マップ内に住居を持っていて、そこを起点に移動すること。

また住民には所持金があり、これがなくなると「仕事」をして稼がなければなりません。
住民が商店や飲食店を利用するとプレイヤーの収入になりますが、そのぶん住民の所持金が減り、所持金が尽きた住人は農民の場合は「畑」に、職人や商人の場合は「商品問屋」に通わないと所持金が回復しません。

この「お金を使う→なくなったら稼ぐ」というサイクルがあるため、他のゲームより商業施設の収入は少なめです
このゲームの収入のメインはどちらかと言うと、毎年1回得られる税金(年貢)と、総石高のランキングで幕府から貰える援助金の方ですね。

そしてゲームの目的は、「総石高」を高める事です
住民はその価値に応じて「石高」を持っていて、施設も全てその評価が「石高」で表されています。
景観施設なども周囲の石高を高めるもので、特定の施設を近くに集めると発生する「横丁」の効果も石高を高めるものです。
つまり、すべてのものが「石高を高める」という一点のみに集約されています

これがこのゲームの最大の特徴で、例えば ゆけむり温泉郷 なら雑誌ランキングの一位になるには特定のお客さんの評価を高める必要があり、お客さんの評価を高めるには施設の人気を上げ、さらに人気を上げた施設をうまく利用してくれるように配置する必要がありました。
名門ポケット学院 も目的は生徒の卒業の進路をより良くすることですが、そのためには生徒の能力を上げる必要があり、能力を効率よく上げるには設備の価値を高める必要がありました。

しかし大江戸タウンズはその辺りが簡略化されていて、「施設を配置する→石高アップ」「住民にアイテムを使う→石高アップ」「施設の組み合わせを作る→石高アップ」と、途中の「○○すれば○○になって、結果的に○○になる」みたいな過程がなく、全部「○○したら石高アップ」になっています

だから他のゲームほど住民の動線は考慮する必要がありません。
もちろんある程度は考えた方が良いのですが、住民の使い勝手云々よりも「いかに施設の組み合わせ(横丁)をたくさん作って施設自体の石高を上げるか」の方が重要になります。

住民の能力やレベルアップもありますが、それほどゲームに大きな影響を与える事はなく、ほっといても自然に成長してくれるので、あまり気にする必要はありません。
石高が増えれば人口も増すので、住民の能力云々を考えるより、施設の石高を増やす方が先決です。

大江戸タウンズ

大江戸タウンズ

ゲームは16年目の4月、15年経過で終了となります。
途中のイベントが少なめな事もあり、ゲームの進行は早いため、他のカイロソフトのゲームよりもクリアにかかる時間は短めです。
システムはシンプル化されていますが、期限内に石高ランキング1位を取るのはかなり難しく、また期間終了後でないと登場しない「やり込み要素」もあるので、ゲームとしては長く楽しむことが出来るでしょう。
マップも3つ用意されています。

ゲームとしては、相変わらずの「カイロソフトらしい面白さ」がありますね。
この手のゲームが好きな方なら、思わず没頭して楽しむ事が出来るはずです

ただ個人的には、この簡略化されて他のアプリより戦略性・攻略要素が薄れているシステムは、物足りなく感じたのも本音です。
もちろん複雑化すればいいと言うものではないし、こちらの方が遊びやすくて好きという方も多いでしょうから、これが悪いという訳ではありません。
カイロの施設配置型ゲームの「入門向け」なのかな、と思いますね。

価格は 450 円。 例によって値段分以上に遊べるアプリです。
今回もカイロソフトのファンの方や、開発シミュレーションが好きな方にはオススメです。

大江戸タウンズ (iTunes が起動します)


【 ちょこっと攻略 】

今回も以下に簡単な攻略を掲載しておこうと思います。
「何をして良いのかよく解らない」と言う方は参考にしてみて下さい。

【 施設配置の基本 】

・全ての施設の効果範囲は縦横ナナメ2マス先まで(その施設を中心として5×5マス)です。
「横丁」は特定の3つの施設を、4×4マスの範囲に入れると発生します。
横丁発生後の効果範囲は関連施設の縦横ナナメ2マス先までです。
ただし自然環境からは効果範囲が発生しません。

大江戸タウンズ

・「庭園」は住民の社交場となり、そこから各研究ポイントが得られます。
よって住宅地区の周囲には必ず配置しておきましょう。
・「工芸品」は「商品問屋」の周囲にある施設に応じて追加されていきます。
また商品問屋は商人や職人の職場となるので、これも各住宅地の近くに配置して下さい。
・建物には毎月の維持費がかかりますが、工芸品は維持費をかけずに石高を上げられます
研究ポイントが貯まってきたらまめに開発しておきましょう。 失敗しても換金されるので損にはなりません。
・工芸品をアイテムとして使う場合、対象の石高が高いほど価値の高いものを使わないと効果がありません
よってまだ石高が低い建物や住民に使うのが良いのですが、費用がかかるため出費が厳しいです。
ゲーム後半、お金に余裕があり、まだ石高が低い住民がいる時に使うのがよいでしょう。
・上位の「」も維持費をかけずに石高を上げられる設備です。
道には色々なものがありますが、木造は畑に、石畳は商店に、じゃり道は家に影響があります。
芝生は商店と家の双方に(石畳やじゃり道よりやや少なめの)影響を持ちます。
・「横丁」の効果は効果範囲内の建物の石高を「○%」の形で増やすものです。
よって石高の基本値が高い施設ほどその効果が高くなります
最も石高の基本値が高いのは「城」なので、城を広い場所の中心に配置して、周囲に「横丁」を作りまくるのが一番石高を稼げます。
・横丁が発生する前の建物の石高を工芸品で上げると、上げた分に横丁の補正が加わります
建物の建設中は横丁の効果が発生していないため、横丁が複数発生している建物を建て替えて、完成前に工芸品で石高を上げておくと、建て替え前よりかなり石高が上がります。
これも資金に余裕があるゲーム後半に有用です。
・住民はレベルが最大になったら他の職業に転職させましょう。
武士に転職するには農民・職人・商人をレベル5まで上げる必要があります。
また、この4つを全てレベル5にすると「幕臣」になれます
・ただし工芸品を作るため、レベルの高い職人を1人確保しておきましょう。
またレベル5の武士は馬小屋に行くと「白馬」に乗れるようになります。
白馬の数は最終スコアにも関係します。
・「旅人の宿」を複数作っておくと、「旅客」も同時に複数来るようになります。
3つほど設置しておくのがお勧めです。

【 横丁逆引きリスト 】

井戸:消防団+半鐘、やなぎ+木造道路
団子屋:饅頭屋+おしるこ屋、お地蔵さん+自然環境、さくら+池
おしるこ屋:団子屋+饅頭屋
饅頭屋:団子屋+おしるこ屋、お米屋+自然環境、うどん屋+てんぷら屋、大仏様+あじさい、奉行所+高級料亭
銭湯:おけ屋+自然環境、おけ屋+よろず屋
おけ屋:銭湯+自然環境、銭湯+よろず屋
よろず屋:銭湯+おけ屋、八百屋+薬屋、着物屋+自然環境
うどん屋:そば屋+てんぷら屋、そば屋+おでん屋台、饅頭屋+てんぷら屋
そば屋:うどん屋+てんぷら屋、うどん屋+おでん屋台
おでん屋台:うどん屋+そば屋、行商の屋台+自然環境、居酒屋+自然環境
行商の屋台:おでん屋台+自然環境、八百屋+薬屋
八百屋:お米屋+てんぷら屋、よろず屋+薬屋、行商の屋台+薬屋
てんぷら屋:うどん屋+饅頭屋、お米屋+八百屋、寿司屋+花火屋
お米屋:てんぷら屋+八百屋、饅頭屋+自然環境、居酒屋+梅、
居酒屋:お米屋+梅、おでん屋台+自然環境、質屋+ばくち屋
寿司屋:花火屋+てんぷら屋
花火屋:寿司屋+てんぷら屋
寺子屋:薬屋+自然環境、貸し本屋+自然環境、武家屋敷+貸し本屋
貸し本屋:お地蔵さん+自然環境、寺子屋+自然環境、武家屋敷+寺子屋、貸し本屋+浮世絵小屋
薬屋:寺子屋+自然環境、よろず屋+八百屋、行商の屋台+八百屋
質屋:ばくち屋+居酒屋
ばくち屋:質屋+居酒屋、着物屋+歌舞伎小屋
歌舞伎小屋:見せ物小屋+五重塔、ばくち屋+着物屋
かぶり傘屋:お地蔵さん+自然環境、印籠屋+ぞうり屋、ぞうり屋+かご屋
ぞうり屋:印籠屋+かぶり傘屋、かぶり傘屋+かご屋
馬小屋:大八車屋+かご屋
半鐘:庭園+お地蔵さん、消防団+井戸
消防団:半鐘+井戸
武器屋:道場+立て札、やぐら+砲台
道場:武器屋+立て札
立て札:武器屋+道場
やぐら:砲台+武器屋
砲台:やぐら+武器屋
着物屋:よろず屋+自然環境、招き猫屋+自然環境、武家屋敷+五重塔、大店+高級料亭、ばくち屋+歌舞伎小屋、かご屋+高級料亭
大店:着物屋+高級料亭
招き猫屋:着物屋+自然環境、印籠屋+神社
印籠屋:招き猫屋+神社、ぞうり屋+かぶり傘屋
神社:招き猫屋+印籠屋
高級料亭:奉行所+饅頭屋、大店+着物屋、着物屋+かご屋
かご屋:ぞうり屋+かぶり傘屋、着物屋+高級料亭、馬小屋+大八車屋
武家屋敷:五重塔+自然環境、寺子屋+貸し本屋、五重塔+着物屋、お城+奉行所
浮世絵小屋:貸し本屋+貸し本屋
大八車屋:馬小屋+かご屋
見せ物小屋:歌舞伎小屋+五重塔、写真屋+エレキテル屋
写真屋:見せ物小屋+エレキテル屋
エレキテル屋(総石高15万必要):写真屋+見せ物小屋

お地蔵さん:団子屋+自然環境、貸し本屋+自然環境、庭園+半鐘、かぶり傘屋+自然環境、
大仏様:饅頭屋+あじさい、
五重塔:(1マス辺りの石高最高)武家屋敷+自然環境、武家屋敷+着物屋、見せ物小屋+歌舞伎小屋
奉行所:高級料亭+饅頭屋、お城+武家屋敷
お城:奉行所+武家屋敷
天然温泉:松の木+大きな岩
相撲土俵:(石高が城と同じぐらい高い)
カイロくん像:(総石高15万必要)バナナの木+かかし

ooedotowns5

勇現会社ブレイブカンパニー

勇者派遣会社の社長となって、様々な仕事やモンスター討伐に人材を派遣する、ちょっと変わったソーシャルゲーム風の経営シミュレーションが登場しています。
勇現会社ブレイブカンパニー」です。

このゲームはニンテンドー 3DS で発売予定の同名ゲームの iOS 版という位置付けですが、まったく同じ訳ではなく、3DS 版はゲーム中の時間経過でゲームが進み、勇者が戦う戦闘シーンがあるのに対し、iOS 版は実際の時間経過でゲームが進行するためアプリを起動していなくてもゲームが進む反面、仕事が終わるには長めの時間が必要で、戦闘も簡易表示のみです。

発売はバンダイナムコ、開発は Cattle Call というメーカーで、ここは以前から DS のソフトを開発していたところのようで、PS3 で配信されている「ナムコミュージアム」の開発元でもあります。

勇現会社ブレイブカンパニー

ゲームはコマンド選択のみで進行します。
メインメニューで「お仕事」を選択するとワールドマップが現れ、各地の仕事依頼を確認する事が出来ます。
仕事を選択すると在籍中の勇者(社員)を選択する画面が現れ、派遣する人を決定して仕事に向かわせます。
勇者は最大4人まで派遣することができ、3~4人のパーティーで向かわせるのが基本ですね。

仕事が終わるには実時間の経過が必要で、10分の仕事なら実際に10分間待たなくてはなりません。
この間、アプリを起動している必要はなく、派遣だけしてアプリを落としていても構いません
しばらくして起動しチェックしてみると、仕事が終わっているという形です。
仕事が終わると報告書が提出され、勇者の冒険の内容や戦闘結果、活躍の詳細、獲得報酬などが表示されます。 アイテムや装備が手に入る事もあります。

勇者は「人事」のコマンドで雇うことが出来ますが、契約金が必要なのでその分を稼いでおかなければなりません。
またゲームが進むと本社周辺の「設備」を建設することも出来るようになります。

設備の「酒場」では Twitter のアカウントを登録しておくことで、フォローしている人のデータを元に勇者の生成を行う事が出来ます
知人のアカウントでヘンテコ勇者が作られるのを見るのは、ちょっと面白いですね。

勇現会社ブレイブカンパニー
※勇者には「暴飲暴食直線番長」とか「邪魔な力自慢」などのユニークな肩書きと、ヘンテコなスキルが付いています。 基本的にお笑い系。
戦闘は簡易表示のみですが、双方が戦力を削り合う過程は表示されます。

しかしこのゲーム、とにかく「欠点がてんこ盛り」です。
ゲームシステム的にも、課金システム的にも、技術的にも、ダメな点が目に付きます。

前述したようにこのゲームは勇者を派遣した後は、しばらく時間が経過しないとその結果を確認できません。
ところが最初は1パーティーしか派遣できないので、1つ派遣したらもうやることがなくなります。 10 分も。
1パーティーしか使えないのでは人事で勇者を増やす意味もありません。

しかし派遣数を増やすには「追加課金」が必要になります。
さらに採用希望の勇者の数を増やすにも「課金」が必要になります。 勇者の在籍数を増やすにも、勇者の在籍期間を増やすにも「課金」がいります。
他にも辞めそうな勇者の説得に課金とか、建設地の拡張に課金とか、新しい地域に行くのに課金とか、とにかくあらゆる面で「課金」「課金」「課金」・・・
ブレイブカンパニーだけに、プレイヤーには何度もお金を払う勇気が要求されます。

無課金では出来る事があまりにも乏しく、それでいて「課金ショップ」なんてコマンドが堂々とメインメニューにあるため、開始直後からプレイヤーに「課金しないと何も出来ねーのかよ!」という意識を植え付けてくれます

そしてアプリの安定性がかなり低い。 とにかく落ちます。 最近のゲームには珍しいぐらいに。
アプリのインストール後に本体を再起動すれば落ちにくくなりますが、それでも長時間経つとまた落ちる症状が発生する場合があります。
そして Twitter アカウントから勇者を生成する機能を使うと、特定のアカウントを選択した時に「確実に」落ちます。(たまにアカウントリストをスクロールしているだけでも落ちます)
ボタンを押した際のレスポンスも悪く、全体的に動作が鈍いので、妙に本体に負荷がかかっている印象もあります。
※ Twitter アカウント連動機能で落ちるケースはアップデートによりかなり減っています。 安定性も以前よりはマシになりました。(まだ落ちますが) レスポンスは相変わらず重めです。

加えて現バージョンには「派遣した勇者が帰って来なくなる」という致命的なバグがあり、派遣を取り消すことも出来ないので、こうなるとどうしようもなくなります。 事実上、ゲーム続行不可能に。
私の場合は数時間経過したら治りましたが、「2日経っても帰ってこない」という話もあり、こうなると課金も無駄になります。
※勇者が帰ってこないバグは修正され、さらに強制的に帰還されるコマンドも追加されました。

Twitter の勇者生成で落ちる、勇者が帰ってこない、挙動が遅いなどの症状は開発側もすでに認識しているようで、後日のアップデートで修正される予定のようですが、ホント「実機でテストプレイしなかったのかよ」と思います
ナムコの iPhone アプリでこう思うのは、これで何度目でしょうか・・・
最近のナムコのゲームは良くなっていたのに、また「iPhone のナムコのダメっぷり」がぶり返してしまった感じです。

勇現会社ブレイブカンパニー

バグや安定性の件を除いて考えても、こんな事を言うと偉そうに思われるかもしれませが、とにかく「ゲームデザインがヘタクソ過ぎる」という印象です。

まずゲーム序盤の任務はもっと短時間で終わるものにすべきでしょう。
少なくとも最初に1つしか命令を出せなくて、他にやることもないのに、それが 10 分もかかるブラウザゲームやソーシャルゲームなんて聞いたことがありません。 前代未聞です。
これでも2章以降の仕事時間に比べると短めなのですが、これでプレイヤーが付いてくる訳がない。
※アップデートで初期の仕事は数十秒で終わるように変更されました。

農園ゲームやブラウザゲームだと最初から数分かかるものもありますが、その場合は開始時から複数の命令を平行して実行できるのが普通です。
同じ勇者派遣ゲームの「ゆけ!勇者」も一度派遣したら帰ってくるまで何も出来ませんが、非常に詳細な途中経過を好きな時に確認する事ができます。
しかしブレイブカンパニーにはそう言った配慮や工夫が何もなく、無料アプリでプレイヤーを惹き付けるには最初が肝心なのに、その最初が退屈すぎます

さらに派遣数の増加、在籍数の増加、採用候補数の増加など様々な項目で課金要求を連発しまくる「細切れ課金」は改正すべきでしょう。
そもそも iPhone に存在するほとんどのソーシャルゲーム、つまりマジモンでも忍者ロワイヤルでもカイブツクロニクルでも、課金はまずコインや専用の通貨を購入し、それを使って各要素やアイテムを買うという形になっています。
この方がプレイヤーに何度も課金を要求しなくて良いのです。
しかもこれらのゲームの課金アイテムはあくまでゲームを有利にしたり、進行を早めたりするものであって、基本システムの拡張を行うものではありません。
根本的な部分の拡張に課金を要求するうえに、至るところで何度もプレイヤーに繰り返し「課金」を意識させるこのゲームは批判されて当然です
※現在は1日1回、無料で課金コンテンツが利用できるチケットが配布されるようになっています。

加えてメインメニューに堂々と「課金ショップ」なんてコマンドがあるのもどうなのかと。
こんな風にプレイヤーに課金要素を見せまくる手法は GREE の手法と言えますが、GREE のソーシャルゲームだって序盤は無課金のままで十分進行することが出来るし、その上で「さらに有利になる方法」として課金を提示するなど、どうやれば課金に繋げられるのかを考えて課金要素を見せています。
「探検ドリランド」なんかは、こういう表現は何ですが、非常に「集金する手法」がうまいです。

しかしブレイブカンパニーはプレイヤーに何もやらせないまま「何かしたいなら課金!課金!」と押し売りしまくっている感じで、フリーミアムとしてダメ過ぎます
プレイヤーはゲームが相応に楽しめていないと課金なんて考えないのですから。
「楽しませて課金してもらう」のではなく、「楽しみたいなら課金しろ」というデザインであり、ある意味最悪です
※一部の課金コンテンツは無料に変更されました。 まだ課金がかなり多いゲームではありますが。

iTunes レビューでもこれらの点で酷評されまくっていますが、このゲームは正直、批判されて当然の内容だと思いますね。

bravecompany4
※派遣許可証は2つは欲しい。85+170 で 255 円。
勇者在籍数も2つはいる。85+170 で 255 円。
中盤以降の土地に行くには 350 円が必要になる。(アップデートで削除)
さらに引退を伸ばす 170 円のベッドも必須と言える。
つまり約 1000 円は最低でも必要な出費となる。
もちろんこれは基本システムの拡張に必要な費用であって、強い勇者を課金で雇用したり、装備の合成用アイテムを課金で購入する場合はさらに出費は増える。

と、かなり酷評した訳ですが・・・ ゲーム自体が「クソゲー」ってことはないと思います。
勇者派遣数と勇者在籍数に課金を行い、複数パーティーで仕事をこなせるようにすれば、相応に遊べるゲームではありますね
勇者の冒険報告を見るのは面白いし、おバカっぽいユーモアも散りばめられていて、雰囲気は嫌いではありません。

中盤以降まで楽しむためには何度も課金を行わなければなりませんが、「最初から1000円~1500円かかるアプリだ」として考えると・・・
まあ安くはありませんが、グラフィックやサウンドは良いし、ボリュームもあり長時間楽しめるので、まだマシかなぁ、とは思います。
まったく課金しない場合は「体験版未満のアプリ」に過ぎませんが。

いずれにせよ現時点(2011/9/16)では致命的なバグがあるので問題外です。 まったくお勧めできません。 と言うか触れないで下さい。
バグが治った後なら・・・ 長期的に楽しめる本格的に作られたソーシャル風のゲームがやりたい方で、1000 円ぐらい払う事に抵抗がない方には、悪くないと思います。
私的にはバグが修正された後で、継続してプレイしたいゲームではありますね。

でも、こう言っては何だけど・・・
「iPhone のナムコの(ダメな意味での)歴史が、また1ページ」って感じのアプリですね・・・

勇現会社ブレイブカンパニー (iTunes が起動します)

Cubes vs. Spheres

大量に押し寄せてくる「キューブ」にボールをぶつけて破壊しまくる、幾何学的なグラフィックが特徴のシンプルな物理シミュレートゲーム
それが「Cubes vs. Spheres」です。

3D の物理演算エンジンでシンプルなゲームを作った、という感じの内容ですが、分裂するボールで大量に押し寄せるキューブを次々と破壊する、良い意味で単純な面白さがあるゲームです。
開発したのはアメリカの小メーカーのようです。

Cubes vs. Spheres

3D のフィールドの奥から四角いキューブがゆっくりと転がりながら接近して来ます。
プレイヤーは画面下のボタンを押してボールをセットし、その後にボールをフリックすることで、その方向にボールを飛ばすことが出来ます。

飛ばされたボールがキューブにぶつかると小さな破片を飛び散らせながら爆発、その破片が他のキューブに当たると誘爆も発生します
画面をドラッグすると向きを変えることができ、上の方を向いた状態でボールを投げるとボールを上の方に飛ばし、下の方を向いた状態で投げると手前に転がすようにボールを投げます。
向きを変えるのは設定でティルト操作(本体の傾き操作)に変更する事も可能です。

全てのキューブを破壊するとステージクリア。
キューブを壊しきれずに手前の点線の範囲まで接近されるとライフが減り、ライフが 0 になるとミスになります。
しかしミスしても何度でもリトライが可能です。

ステージクリアすることで「ポイント」を得られ、それを使って新しいボールを購入する事が出来ます。
最初に持っている青い玉は1発ずつしか投げられませんが、ポイントを使ってパワーアップすることで分裂弾となり、飛ばした後に画面をタップすることで3つや5つに分裂させる事が出来ます

他にも着弾時に爆発するファイアーボール、巨大な貫通ボール誘導ボール、着弾時に周囲を凍らせるフリーズボール、「おとり」となるハートキューブなどの特殊なアイテムが存在します。
ただし特殊アイテムは使い捨てなので、随時ポイントを使って補充しなければなりません。

Cubes vs. Spheres

大量のキューブが生きているかのような動きで徐々に迫ってきて、それを丸いボールで次々と破壊していく様子は独特な雰囲気がありますね。 BGM もこの雰囲気にマッチしています。
ボールはそんなに連射できる訳ではないため、「爽快感がある」という感じではないのですが、しかしシンプルな破壊の面白さがあって、地味ながら妙に楽しめるゲームです。

EASY、MEDIUM、HARD の3つのワールドがあり、それぞれが 10 のステージで構成されています。 つまり現時点では 30 面。
割とサクサク進むゲームで、難易度も(アイテムを使えば)あまり高くないので、集中してやると短時間で終わるかもしれません。
ただアップデートでステージが追加されていく予定があり、すでに HARD の上の INSANE が準備されているようです。

難点はややタップの反応が悪いこと
フリックした時に思うようにボールが飛んでいかなかったり、飛ばした後に画面をタップしてもなかなか分裂しない場合があります。
大量のキューブやボールの物理演算処理を行っているためか、iPhone 4 でも少しゲームが重くなっている印象がありますね。
旧型の本体(iPhone 3G や iPod touch 第二世代)は動作対象外なので注意して下さい。

ボールを投げるたびに下部のアイコンをタップしてボールをセットする手間がある事と、何度もアイコンをタップする必要があるためミスって違うボールを選択してしまいやすいのも難点でしょうか。

以下は Youtube で公開されている公式のゲームトレーラーです。



価格は 85 円と安価です。 内容を考えると妥当なところでしょうか。

とにかくシンプルで解りやすく、「投げて壊す」という根本的な面白さがあるゲームです。
普段ゲームをやらない方でも遊べる内容で、あまり難しくないため万人にお勧めできるゲームですね。
「すごく楽しい!」という感じではないのですが・・・ でも、やってて面白いです。

ライトユーザーでもヘビーユーザーでも楽しめる、希なゲームだと言えるでしょう。

Cubes vs. Spheres (iTunes が起動します)

百人勇者

とつぜん「まおう」がせめてきた。
おうさま」は「ゆうしゃ」をてあたりしだいにやとい、「まおうとうばつ」にむかわせた。

そんな RPG 世界の「王様」になって、やって来る勇者に装備を与え、どんどん魔王討伐に派遣する簡易シミュレーション RPG が登場しています。
百人勇者」です。

元々はパソコン(Windows)で公開されていたフリーソフトで、iPhone / iPod touch 版はその移植となります。
UUE というサイトで配布されていた個人作成のゲームですが、UUE は三十秒で魔王を倒す PSP 用のソフト「勇者30」の元となった「三十秒勇者」なども開発しており、フリーソフトの分野では結構有名なところのようですね。

ゲームとしては「一本道 RTS」や「ラインウォー」「綱引き型 SLG」などと呼ばれる、一本道の左右から兵士を出し合って戦う簡易的なリアルタイム・シミュレーションゲームになります。
その味方の兵士一人一人が、このゲームでは「勇者」になります。
勇者はやられても一定時間で復活し、装備やレベルアップで強くなっていくので、この点が他の一本道 RTS と違う点と言えます。

百人勇者

ゲームが始まると王様(プレイヤー)の元に勇者がやってきます。
ここで王様は手持ちの装備を勇者に与える事ができ、それによって勇者の強さが変化します。
ただし装備には「重さ」があって、これにより勇者の移動速度が低下してしまいます。
速度が1になると遅すぎて話にならないので、速度が落ちすぎない程度の装備を与える必要があります

装備を与えて「出撃」のボタンを押すと、画面上部のフィールドの左端から勇者が出撃し、右端の魔王の城へと向かっていきます。 出撃後の勇者に指示を出すことは出来ません
勇者はモンスターに遭遇すると自動的に戦い(ぶつかって双方が後ろに弾き飛びます)、体力がなくなったユニットは吹っ飛んでいきます。
モンスターを倒すと勇者の経験値が増えてレベルが上がり、各ステータスが上昇
これにより速度も上がるため、より重い装備を与える事が出来るようになります。

装備は「かいもの」のボタンで購入する事ができ、お金は一定時間毎に増えていきます。
またフィールドの上の「村」や「街」を解放していると収入が増えます。
ただし時間の経過と共にモンスターも強くなっていきます。

ショップのアイテムはランダムで追加されていくため、ゲーム展開は毎回異なります。
どのアイテムを買い、どの勇者に与えるかがゲームの大きなポイントになりますね。
勇者の追加雇用もこのショップで行う事ができ、最大で 100 人まで雇うことが出来ます。

勇者には「ねっけつ」や「おくびょう」などの性格があり、これにより行動パターンが変わります
例えば「ねっけつ」や「かげき」だとモンスターが近くにいると突っ込んで行き、HP が少なくなるまで撤退しません。
逆に「おくびょう」だとモンスターが近い時は移動速度が低下し、HP が減った時には早めに撤退します。
勇者はやられても一定時間後に復活しますが、撤退した場合は短時間で再出撃が可能です。

勇者が画面右端にいる「まおう」を倒せばステージクリア、逆に左端までモンスターに進軍されるとゲームオーバーです。
勇者のレベルの引き継ぎなどはなく、プレイごとに1からのスタートとなります

百人勇者

ステージは全部で4+1。
ただし最初のステージはチュートリアルで、次のステージも練習に近いです。

そのためか iTunes のレビューでは「ボリュームがない」「1ステージがすぐ終わる」「ステージが少ない」などの意見が多く見られます。
しかしこれは、序盤しかやっていない人の意見でしょう

確かに序盤ステージは非常に簡単だし短時間で終わるので、こうした意見が出るのも無理はありません。
しかしステージ4、さらにその後に出現するステージ5はかなりの難易度で、そう簡単にはクリア出来ません。
このゲームの本番はステージ5でしょう

「単に勇者を派遣するだけで戦略性がない」という意見も見られますが、戦略を考えずにクリア出来るのは序盤だけで、後半は装備の使い方や勇者のやりくり、派遣タイミングを考えないと突破できません
クリアするには何度も失敗しながらプレイヤー自身がレベルアップしていくことが必要で、それを含めて考えるとプレイ時間は相応にあります。

PSP でスマッシュヒットした、このゲームにグラフィックの雰囲気がよく似ている魔王が主人公のゲーム「勇者のくせになまいきだ。」も、ステージは8つしかなく、さらに序盤がチュートリアルだったため、パッと見はボリュームの少ないゲームでした。
しかし後半ステージをクリアしエンディングまで到達するのはかなり難しく、何度も繰り返しながら戦略を最適化し、プレイヤー自身の腕前を高めていく必要があり、これも人気になった要因の1つでした。
このゲームもそれに似たゲームバランスであり、オールクリアまでのトータルで内容を考えないと、評価が難しいゲームだと言えますね。

よって私的には「ボリューム」や「戦略性」などは(少なくとも 85 円のアプリとしては)悪くなく、むしろ値段以上のものがあると思います

私的に難点だと思うのは、まずスコアやクリアタイムなどの「記録」がないこと
これでは繰り返し遊んだり、より速いクリアを目指すなどの楽しみがありません。
Game Center への対応やランキングなどもありません。

またショップに何のアイテムが出てくるかで難易度が大きく変わるため、「運」の要素も強いです。
まあ運の要素がないと毎回同じ展開になってしまうのですが、魔法の杖が全く出ないとか、高価なアイテムが全然出て来ないとか、そういうどうしようもないパターンも生じるので、ここはちょっと難点でしょうか。
BGM がないことも、私的には残念な点ですね。

百人勇者
※本番は終盤ステージ。 それまではチュートリアルに近いです。
この点は「勇者のくせになまいきだ。」にも似ていますね。
序盤だけでボリュームや戦略性について云々言うべきではないゲームです。

価格は前述したように 85 円と安価です。
最初のステージが解りやすいチュートリアルになっているため、プレイ方法で悩む事はないでしょう。

比較的シンプルなルールで忙しい操作が必要ないため、あまりゲームをやらない方でもプレイ出来ると思いますが、終盤ステージはクリアに相応の時間がかかり、難易度も高めなので、ゲーマー向けの内容でもあります

私的にはかなりオススメのゲームです。
元は Windows のソフトですが、非常に携帯に向いたゲームだと思いますね。

百人勇者 (iTunes が起動します)


【 ちょこっと攻略 】

「後半ステージは戦略が必要」と書きましたが、どこを考慮すればよいのか解り辛いゲームなので、以下に基本となる戦略を書いておこうと思います。
特に最終ステージで苦戦している方は参考にしてみて下さい。

=勇者の行動パターン=

ねっけつ : 敵が近いと加速して突撃する。 HP が少なくなると撤退。
れいせい : 特に特徴はない。 HP が少なめで撤退。
かげき : 敵が近いと加速して突撃する。 HP がギリギリになると撤退。
しんちょう : 敵が近いと減速する。 撤退するのが早い。
いのちしらず : 敵が近いと加速して突撃する。 死ぬまで突撃し続ける。
おくびょう : 敵が近いと減速する。 撤退するのがかなり早い。

=基本攻略・アイテム編=

勇者の性格とアイテムの相性を考えて装備させましょう
・例えば、「かげき」や「いのちしらず」の勇者はすぐにやられてしまいますが、やられても短時間で復帰できる「しんぴのころも」があれば、繰り返し突撃できる高回転の勇者になります。
・「しんちょう」や「おくびょう」は敵が近いと減速してしまいますが、「ひのつえ」で遠距離攻撃する場合はそれが逆と利点になります。 敵の攻撃範囲に入ると早々に帰還してしまいますが、魔術師ならこれも利点となります。
・「れいせい」は前線にいる時間が一番長いので、盾役に適しています。
・速度1の勇者は遅すぎて使えません。 速度が低くなりすぎないように装備しましょう。 ただしゲーム後半、ザコモンスターが強くなってくると雇ったばかりの勇者のレベル上げは困難になります。 この時は重量を無視して重装備するのも1つの手です。 加速する勇者ならスピードは若干補えます。
・後半ステージでは高額なレアアイテムが登場します。 軽くて強力なものが多く、これがあれば低レベル勇者のレベル上げも楽になります。 ただし高額アイテムを買うにはお金を事前に貯めておく必要があります。 欲しいものが出た時に買えるよう、お金をある程度確保しておきましょう

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=基本攻略・進軍編=

・街を守っている中ボスに突っ込むとアッサリやられてしまいます。 それではレベルを上げられないので、序盤は敵を一掃したらザコが来るまで出撃を控えましょう
ピンチになったら勇者を雇いまくって「全員突撃」させて下さい。 戦闘で敵をノックバック(後ずさり)させられるので、これで急場をしのげます。 魔王と戦う最終局面でも盾となる弱い勇者を大量に雇って、戦線の後退を防ぎましょう。
・後半ステージで全ての街を開放すると、「まおうのてさき」(くろきし)が登場します。 強力でスピードも早く、強さと頭数がそろっていないと撃破は困難です(魔法が必須かも)。 準備が整っていないのに全部の街を開放すると黒騎士にあっさりやられてしまうので、最後の街は準備ができるまで攻略しないで下さい
・1人のキャラに強力なアイテムを装備させれば一気にレベルを上げることが出来ます。 しかし1人だけが強くても後半ステージは勝ちきれませんし、その勇者がやられた時の隙も大きくなり、戦線の維持が困難になります。 また敵が弱いうちに複数のキャラを育てておかないと、勇者のレベルが偏ります。
・フワフワ系や高価な装備など、軽くて強いものは低レベルの勇者のレベル上げに向いています。 有用なアイテムは勇者間で使い回して、まんべんなく勇者のレベルを上げていきましょう

Race illegal: High Speed 3D

最近次々と秀作ゲームを公開している Chillingo が、今度は安価で高クオリティーなレースゲームをリリースしました。
Race illegal: High Speed 3D」です。

開発は APetrus という携帯機器用のソフトウェアを開発しているメーカーで、国籍は不明ですがおそらくロシアか東欧の方だと思われます。

ゲームのタイプとしては非リアル系の公道レースで、ほとんどブレーキングしなくても高速でカーブを曲がれるカジュアルな感じのレースですね。
しかし難易度はなかなか高く、ノーマルだと最初から最後までライバルとのデッドヒートが続き、1ミスで負けてしまう気が抜けない展開になります。

Race illegal: High Speed 3D

アクセルは自動、ハンドリングは本体を傾けて行う、iPhone / iPod touch のレースとしては一般的な操作方法です。
ブレーキは画面右下にあるのですが、小さくてやや押し辛いです。
ただ、ブレーキングはほとんど必要ないのであまり問題になりません。

右下にあるスピードメーターをタップすると「ニトロ」を使用し、派手な演出と共に車が爆発的に加速します。
・・・と、言いたいのですが、実は見た目ほど速くなりません。
ニトロが強すぎない点は、このゲームの1つの特徴と言えそうです。
ニトロは使い切るとしばらく使用できなくなりますが、ブレーキを押すと使用を中断し、節約が可能です。

このゲームの特徴はグラフィックの美しさでしょう。
85 円のゲームなのにこのクオリティーはなんだ!」と思うぐらい美しい画面で、それが滑らかに動きます。

実はこのグラフィック、設置物をよく見ると結構ゴツゴツした簡素なモデリングで、車への景色の写り込みも実際に映り込んでいる訳ではなく、「それっぽい光」が動いているに過ぎません。
他車の写り込みはほとんど省略されていて、よく見ると全体的に簡易的なグラフィックで作られています。
それでもこんなに美しく見えるのは、火花や空気を切り裂いているような綺麗な演出効果と、太陽からの照り込みやヘッドライトの明かりなどの「光の効果」がうまく利用されていること、そして遠景の背景の書き込みが非常に細かく、それをうまく使っていることなどが要因でしょう。
つまり、「ごまかし」がうまいのです。

この「ごまかしがうまい」と言うのは、実は結構重要です。
全く別のゲームになりますが、パソコンの「大航海時代 Online」というゲームは綺麗な 3D グラフィックでありながら、要求されるパソコンの性能がかなり低めです。
これは遠景を「騙し絵のような一枚絵」にしていて、見た目は 3D っぽいけど実は 2D というような手法を駆使しているからで、こうしたプログラム上の工夫は時に技術力やハードウェア性能をカバーします。

このゲームも iPad でよく見ると結構粗が見えるのですが、全体的に眺めると非常に綺麗に見え、それでいて iPhone 2G や 3G などの旧機種でも動作が可能です。
この辺は開発メーカーの作り方の「うまさ」が垣間見える部分ですね。

Race illegal: High Speed 3D
※太陽からの照り返しとぶつかった時に飛び散る火花。 こうした演出がプレイヤーに「綺麗だ」と感じさせてくれます。
車体への景色の写り込みも実際には写り込んでる訳ではないんだけど、ちゃんと「それっぽく」見えます。

Race illegal: High Speed 3D
※ニトロを使うと火が噴き出て風を切りながら突き進む! ・・・んだけど、実際には大したことない。
どちらかと言うとスピードを上げたい時ではなく、加速したい時に使った方が良い感じ。
最高速を高めたい場合は直線でしばらくニトロを使い続けないといけない。

ゲームは1戦ずつ勝ち抜いていく方式で、最初のトレーニングをクリアすると3つのレースに参戦できるようになり、それを全てクリアすると次のレースが出てくるというような方式です。
難易度はゲーム開始時に選択出来ますが、前述したように「ノーマル」だと序盤から結構手強く、最初から最後までライバルとの接戦が続くような展開になります
レースゲームが得意でない人は無理せず「イージー」にした方が良いかもしれません。
しかし常に緊張感のあるデッドヒートを楽しめるので、この辺はやっていて面白い部分でもあります。

「クリア条件」があるレースも存在し、多くのレースは1位になるのが条件なのですが、中には「平均速度が○○以上」とか、「ドリフトポイントを一定数稼ぐ」「ラップタイム○○以下」というレースも存在します。

車の買い換えやチューンナップなども行えますが、チューンナップはお金を払って「スピード」や「ステアリング」などの4つの能力値のレベルを上げていくだけの簡易的なもので、セッティングなどはありません。
登場する車種も残念ながら実車ではなく、その数も少なめです。
この辺りのリアルさは期待しないようにしましょう。

なお、ゲーム開始時に $10000 持っているので、チューンナップである程度の強化が可能です。
序盤から厳しいゲームなので、まずは「ガレージ」に行き、忘れずに強化してからレースに臨みましょう。

Race illegal: High Speed 3D
※「ドリフトレース」はひたすらタイヤを滑らせまくって「ドリフトポイント」を稼がなければならない。
ドリフトと言ってもブレーキ操作などが必要な訳ではなく、単に横滑りしていれば OK 。 ただし壁にぶつかると減点される。
直線でも蛇行しながらキュルキュル滑らせていればポイントは増えるので、道幅を利用して滑りまくろう。
「そんなのドリフトじゃねぇよ」というツッコミは厳禁。

Race illegal: High Speed 3D
※車は残念ながら実車をモデルにしたものではない。
グランツーリスモや Real Racing のようなタイプではなく、あくまでアスファルトやリッジレーサーのようなカジュアル系のレーシングゲームなので、この点は了承しておこう。

難点と言えるものは、特にありません。
欧米のレースゲームはコースマップの表示が軽視される傾向にありますが、このゲームはちゃんとコースマップが表示されていて、しかもタップで「周辺のみの表示」「やや広範囲の表示」「コース全体図の表示」に切り替える事が出来ます
私はレースゲームにコースマップは必須だと思っているので、ここはポイント高いです。

ただ、同じタイプのレースゲームと比較して考えると・・・
やはりグラフィックや総合的なゲーム内容は アスファルト6:Adrenaline の方が上ですね。
(旧機種や Android でなければ)アスファルト6 の方がグラフィックが良く、実車も登場し、ボリュームもあります。
走りの派手さの面でも、アスファルト6やリッジレーサーの方が上でしょうね。

ただ、アスファルトがハチャメチャ系、リッジレーサーがドリフト系なのに対し、Race illegal はカジュアル系でありながらも一般的なレースとしての内容を重視した作りなので、この点でそれぞれゲーム性が異なると言えます。

いずれにせよ、このゲームは 85 円です。
コストパフォーマンスの良さという点で明らかに他のレースゲームに勝るので、そこが最大の長所ですね。
缶ジュースより安い値段でこのゲームが変えてしまうと言うのは、まさに価格破壊です。
なお、iPhone / iPod touch と iPad の双方に対応したユニバーサルアプリです。

レースゲームが好きな人には、オススメ出来るアプリです。

Race illegal: High Speed 3D (iTunes が起動します)


最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式トレーラーです。


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