運輸・物流によって都市を運営し発展させるという、一風変わったスタイルの都市開発シミュレーションゲーム「Virtual City」。
オリジナルの Virtual City はステージクリア型のゲームでしたが、それをシムシティのような自由に開発できるスタイルに変え、さらにフリーミアム(本体無料+追加課金型)にしたゲームが公開されました。
「Virtual City Playground」です。
開発はモスクワ&ウクライナのロシア系メーカー「G5 Entertainment」。
ちょっと大人向けのお仕事系ゲームやアドベンチャーゲームなどを開発しているところです。
フリーミアムになったところが良し悪しですが、今回は一部翻訳がおかしいものの日本語化されているのが良い点です。
ちなみにオリジナルの Virtual City 、今回の Playground 、共に Android でも公開されています。
森の中に最初にあるのは運輸会社のガレージのみ。
プレイヤーはそこに道を作り、穀物農場や酪農場などの生産施設と、製粉所やパン屋などの加工施設を建設し、トラックを購入して物流を整え、町を機能させつつ運送による収入を得ていきます。
ゲームが進めば住宅を建設して住民を増やし、スーパーマーケットを設置して出来た商品を運び、さらにバスを運行して住民をスーパーや映画館に運んで、町の「幸福度」を増やす事も必要になります。
施設や住宅はゴミを出すので、ゴミ収集車によるゴミ回収も行わなければなりません。
もちろんバスの運行やゴミ収集でも収入を増やすことができます。
オリジナルの Virtual City はステージをクリアする事で新しい施設やシステムが登場する形でしたが、今回はステージ制ではなくなったため、ゲーム中に「目標」が提示され、それを達成する事で次の目標に必要な施設が登場するという形になっています。
各施設は課金で購入する「キャッシュ」でアンロックすることも出来るのですが、ゲームに必要な施設は目標を進めていくことで課金しなくても徐々に使えるようになっていきます。
ただフリーミアム化した影響で、それに沿ったシステムが追加されました。
まず施設を建設するには「エネルギー」が必要で、建物はこのエネルギーを投入することで徐々に完成していく形になっています。
これは海外の建設型フリーミアムに良く見られるシステムですが、そのためエネルギーが尽きると資金があっても建物を造ることが出来なくなります。
エネルギーは都市のレベルアップや目標の達成、現実時間の経過によって回復していきます。
また、原材料の生産施設には「供給」というパラメーターが追加され、資源を産出するごとに減っていき、無くなるとタップして再稼働させないと資源を生み出さなくなりました。
このようなシステムにしないと輸送ルートさえ設定すれば、延々とゴールドを生み出し続けられるからだと思われます。
収入自体もオリジナル版より抑えられているため、資金やエネルギーが尽きたら回復するまでしばらく休止、という形になりますね。
もちろん課金すればお金もエネルギーも任意に回復できるのですが・・・
なお、アプリを落としている間も収入や物資などは(原料の供給が止まらない限り)ちゃんと増加していきます。
※「供給」がある施設は、なくなると資源を生み出さなくなります。 だからたまに起動して、供給を回復させないと収入を維持できません。
手間ですが、こうしないとほったらかしにしておけば莫大な資金を入手出来ますからね。
ただエネルギーと供給が追加されたことでゲームが面倒になったことも否めません。 オリジナルはこれらを気にせずに開発できた訳ですから・・・
※今回の解説文はバッチリ日本語。 説明も丁寧で、一部翻訳がおかしいけど解りやすいです。
が、ゲーム自体が複雑なので、全体を通してシステムを理解しやすいかと言うと、そうでもない・・・
今作は景観施設や娯楽施設、ランドマーク(目印)が多数追加されており、その中には「自由の女神」や「ピサの斜塔」など、世界各地の名所も含まれています。
より町作りが楽しめるようになった・・・ と言いたいところですが、これらはことごとく「キャッシュ」で購入しなければならない課金用施設です。
ゲームの進行に必須なものではないのが幸いですが、無課金での利用は困難です。
施設が増えたことが今作の大きなウリですが、課金しないと恩恵はありませんね・・・
一応キャッシュは都市のレベルアップやフェイスブックとの連携でも多少得られるのですが、建設できる地域を拡大するのにもいくらかのキャッシュが必要で、レベルアップによる入手分はその土地拡張で消えてしまいます。
無課金でも拡張していけるのは良い点ではありますが。
またもう1つの難点は、そもそも Virtual City というゲームは結構複雑で、例えば「化粧品」を作ろうと思ったら油田のオイルとゴミ収集場のリサイクル資源をプラスチック工場に運んでプラスチックを作り、さらに酪農場のミルクと穀物農場の麦を抽出工場に運んで抽出液を作って、この2つを化粧品工場に運んで化粧品にして、それをスーパーマーケットに出荷する必要があります。
ゲーム中はこの手順を「目標」で1つ1つ順番に教えてくれるのですが、その過程でトラックの追加購入なども必要になるし、十分な収入も確保しておかなければなりません。
自動車の故障を防ぐためのサービスセンターも配置しておく必要があります。
オリジナルの Virtual City はステージごとに、ゆっくりとこの手順を1つ1つ学んでいく事ができました。
ですから複雑でも理解して行けたのですが、今回は良くも悪くも展開が早いので出来る事がどんどん増えて、未経験者の方だと十分理解できないまま進行してしまい「トラック壊れた!」「収入たりねぇ!」「物流停滞してる!」みたいな事になりやすい気がします。
で、それを解決する手段として課金があったりする訳で・・・ ユーザーとしては微妙なところですね。
※画像は「プラスチック工場」。 オイルとリサイクル施設からプラスチックを生み出す。 ゴミも出す。
搬入、及び搬出がちゃんと出来ている物資にはチェックマークが付くので、これで運輸体勢が整っているか確認しよう。
アップグレードすると産出や加工の速度が上がるが、それに合わせてトラックの搬出量もアップデートさせないと物資が溜まるだけになる。 生産と搬出の速度を両方上げれば効率がアップして収入も増加。
※ゲーム内ではあまり説明されないが、バスの運行はバーチャルシティの重要な収入源となる。
バス亭の乗客数は範囲内の住居の人口と同じで、人口を増やしてバスをアップグレードし、ドル箱路線を作っておけば資金にはあまり困らなくなる。
ただし住宅の人口は環境評価がマイナスだと最低値になってしまうため、環境の維持も合わせて必要になる。
フリーミアムなので本体は無料。 ゲームもうまく進めば無課金のままで拡張して行くことが出来ます。
※ただし「目標」をずっと進めていくと、最終的には課金必須の目標しか残らなくなるようです。
ただ、私は Virtual City を十分やり込んでいたからうまく進められた訳で、未経験者の方が1からスタートすると途中で行き詰まるかもしれません・・・
まあそれはそれで、プレイを最適化していく楽しみがあるかな?
どうしてもうまく行かない人はオリジナルの Virtual City の攻略ページを読んでみて下さい。
なおオリジナルの Virtual City にもアップデートで Sandbox モード(砂場モード。 砂場の砂遊びのように自由に開発できるという意味)が追加されており、こちらは新施設はありませんが、Playground と違ってエネルギーや供給の枯渇を気にせずに都市開発を行えます。
もしお金を払うとしても、オリジナルの Virtual City を 450 円で買ってステージモードを遊びつつ制限のないサンドボックスモードをプレイするか、それとも Virtual City Playground に課金して新名所を建てたりしつつエネルギーや供給の制限のある状態でプレイするか・・・
Virtual City 未プレイの人にとって、どっちが良いのかは微妙ですね。
とりあえず Virtual City Playground は「日本語化された Virtual City の体験版」としても活用できるので、どんなゲームか興味のある方や、開発シミュレーションゲームが好きな方にはオススメです。
・Virtual City Playground (iTunes が起動します)
・Virtual City Playground HD (iPad 専用版です)
最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
2011/10
2011年11月29日夜以降、「ウィルスバスター」をインストールしているパソコンで iPhone AC を閲覧しようとすると「このWebサイトを開くとセキュリティを脅かす可能性があります」と表示され、表示できない問題が発生しています。
さらに「表示しようとしているWebサイトは、コンピュータに不正なソフトウェアを送信する可能性があるか、以前に他のユーザに送信したことがあります。また、オンライン詐欺に関係している可能性があります。」とも表示されますが「これはまったくの濡れ衣です」!
不正なソフトウェアをイントールするようなことも、何かを送信したことも、オンライン詐欺などしたことも、断じてありません。
なぜ本日突然このような事になったのか全く理解できませんが、どうか皆さん、ウィルスバスターを信用しないでください!
現在トレンドマイクロ社に問い合わせをしていますが、深夜であることに加え土日であるため、まったく対処できない状態です。
いったい何を持ってこういう処置になったのか、どういう理由なのか、何が悪いのか、説明を聞きたくても聞けない状況ですが、表示されているようなことは一切ありませんのでご安心下さい。
続報がありましたら、追って報告いたします。
【皆さんへのお願い】
ウィルスバスターを使っている状態で iPhone AC にアクセスすると警告画面が表示されますが、その画面の中央あたりにある「このページが安全と思われる場合は、トレンドマイクロにこのページを確認するよう通知してください。」をリンクをクリックして頂けないでしょうか?
これによりトレンドマイクロ社にサイトの再確認の連絡が送信されます。
どうか皆様のご協力をお願いいたします。<(_ _)>
【 続報 10/30 9:40 】
トレンドマイクロ社のサポートチャットに連絡し、状況を説明しました。
「今回の判定につきまして、弊社で詳しい確認をさせていただきたいと存じます」
「今日明日中にはご連絡させていただけるかと存じますので、なにとぞよろしくお願いいたします」
「確認の状況にもよりますが早ければ本日中にご連絡ができるかと存じます」
とのお返事を頂きました。
確認をして頂けるとの事ですが、早急な対応は無理そうです。
なお、この件でのツイートを拡散して頂いた方、本当にありがとうございます。<(_ _)>
【 続報 11/1 】
先週末から本日にかけて出張していたため、ご報告が遅くなりましたが・・・
10月30日の午後、iPhone AC がウィルスバスターによってセキュリティ警告と共にブロックされていた問題は解決しました。
この件について、トレンドマイクロ社のウィルスバスターサポートから以下の連絡を頂いています。
-------
>今回ご依頼いただきましたURLにつきまして、弊社でも該当サイトが
「安全」であることを確認した上で、Trendプロテクト機能による判定を
「安全」として修正が完了しましたことをご報告いたします。
お手数ではございますが、「安全」との評価が反映されているか
ご確認くださいますようお願いいたします。
なおこのたびの現象ですが、弊社製品ウイルスバスターの一部機能
「Trendプロテクト」に使われている判定基準に、該当サイト内にある
一部キーワードが「危険」もしくは「危険サイトに酷似」として
認識されてしまった可能性が高いと考えられます。
弊社製品による誤判定で、ご心配とご迷惑をおかけしましたこと
心より深くお詫び申し上げます。
-------
改めて申し上げますが、当サイトでは一切の不正行為や不正送信、ウィルスに関連した行為などは行っておりません。
ご心配をおかけした皆さん、申し訳ありませんでした。
また対応にご協力して頂いた皆さん、本当にありがとうございました。<(_ _)>
なお、まだセキュリティ警告が表示されてしまう方は「インターネットの一時ファイル」の削除を行えば正常に表示されるようになります。
手順は以下の通りです。(以下、サポートからの返信の転載です)
■ Internet Explorer 6.0 の場合
(1) Internet Explorer を起動します。
(2) [ツール] → [インターネットオプション] をクリックします。
(3) 一時ファイルの削除項目で、[ファイルの削除] をクリックします。
(4)「全てのオフラインコンテンツを削除する」にチェックを入れ、
[OK] クリックします。
(5) 上記と同様に「Cookieの削除」・「履歴のクリア」を行います。
■ Internet Explorer 7.0 の場合
(1) Internet Explorer を起動します。
(2) [ツール] → [インターネットオプション] をクリックします。
※ [ツール] の表示がない場合は <F10> 又は、<Alt>キー にて表示させます。
(3) 閲覧の履歴項目で [削除] をクリックします。
(4)「閲覧の履歴の削除」画面、インターネット一時ファイルの項目で
[ファイルの削除] をクリックし
「Internet Explorerの一時ファイルをすべて削除しますか?」では
[はい] を選択します。
■ Internet Explorer 8.0 の場合
(1) Internet Explorer を起動します。
(2) 画面右上にある [セーフティー(S)] をクリックし
[閲覧の履歴の削除(D)] を選択します。
(3)「お気に入りwebサイトデータを保持する」にチェックが
入っておりましたらチェックを外し下記の項目にチェックを付けます。
・インターネット一時ファイル
・Cookie
・履歴
(4) 3項目にチェックを付けましたら [削除(D)] をクリックします。
(5) 削除が完了しましたら、操作前の状態にし [×] で画面を閉じます。
その名も「IQチェック」。 そのまんまな名前ですね。
実際のところ、このアプリで正確な IQ 算出が出来ているのかどうかはかなり疑問です。
ただ、このアプリに使われている問題の多くは「言語能力に左右されない IQ テスト」として近年有名になっているもので、実際の IQ チェックでも利用されているものです。
ゲームのジャンルとしては「ミニパズル集」になるでしょうか。
規則性を見つける図形問題や、発想力・推理力が必要となる公式問題などが 10 問出題されます。
それを答えていくことで最終的に「IQ」が算出されて表示されます。
どの問題にも制限時間はなく、かなり難しい問題が多いためじっくり考える必要がありますが、一応解答までの時間も計算に入っているようで、早く解答すれば「Fantastic」、遅ければ「Good」と判定されます。
シンプルなアプリですが演出が良く、ゲーム開始前には「知能が、今試される」とか「果たして天才なのか」と言った挑発的な文章が表示され、シブい脳のグラフィックが現れます。
こうした演出があるだけでも雰囲気はかなり変わりますね。
このアプリだと、このぐらい強い演出があった方が良いと思います。
一応ネットランキングにも対応しており、最終結果が全体の何位なのかが表示されます。
ただ難点や気になる点も多く・・・ まず現時点(2011/10)では問題が少なすぎます。
20 問ほどしか用意されていないようで、その中から 10 問が出題されるため、2回やると必ずダブった問題が出て来ます。
この次点でもう2回目以降の測定は正確ではなくなります。
IQ 測定の部分を無視して単なるミニパズルアプリとして考えても、ちょっと問題数が少なすぎますね。
有料アプリならもっと欲しい所です。
また、この手の IQ テストで世界的に有名なのは以下のページ「IQtest.dk」のものですが・・・
http://www.iqtest.dk/
(Flash ページなので iPhone / iPad では閲覧できません)
上記のページを試してみても解りますが、一般の IQ テストでは簡単な問題から徐々に難しい問題へと移行していき、それによって被験者を計測します。
しかしこのアプリは前述のテストの最後の方に出てくるような、上級問題「だけ」しか出て来ません。
これでは測定結果は当然バラついてしまう訳で、とても正確に測れるとは思えません。
それに 10 問では少ない気がしますしね。
まあ iPhone アプリでダラダラ何十問もやらされるのは苦痛だし、あくまでアプリに過ぎないので、これはこれで良いのかなぁ、とも思いますが・・・
でももうちょっと正確に測定できるっぽい形にして欲しかった気はします。
謎解きパズル集としては面白いと思いますが、その場合は解らなかった問題の「解法」が説明されないのが難点でしょうか・・・
価格は定価 170 円。
現在(2011/10)は発売セール中ですが、いずれにせよこの問題数では高く感じるのは否めません。
何度かやったらもう遊べなくなります。
ただ演出などは良いので、今後のアップデートで定期的に問題が追加されるようなら、オススメできるアプリだと思います。
現時点では今後どうなるか解らないので何とも言えませんが、今の時点でも楽しめない訳ではないので、期待感込みで買ってみても良いかも。
この手の脳トレ系のアプリとしては、レベルの高い方だと思います。
・IQチェック (iTunes が起動します)
その続編が先日、満を持して登場しました。
「モダンコンバット3:Fallen Nation」です。 今期もっとも期待されていたタイトルの1つですね。
今年に入って様々な FPS/TPS 系のゲームが登場してきましたが、未だ「モダンコンバット2」を越えるものは現れていませんでした。
「Dead Space」は傑作ですが FPS と言うよりサバイバルホラーであり、「Backstab」や「9mm」は期待された程ではなく、「Warm Gun」に至っては大爆死。
「SHADOWGUN」は秀作でしたがモダンコンバット2を越えるほどではありませんでした。
しかし今回発売された「モダンコンバット3」は素晴らしい、いや凄まじい出来栄えです。
やはりモダンコンバットは、モダンコンバットでなければ越えられなかったか。 そんな風に思う内容ですね。
なお、今回のレビューは「iPhone 4」で行っています。
このゲームは iPhone 4S や iPad 2 に最適化されているようなので、iPhone 4 だとやや動きに重い部分が見られ、グラフィックのクオリティーも若干落ちるようです。 その点をご了承下さい。
見てのようにグラフィックの質がハンパじゃないです。
これはムービーではなく、れっきとしたゲーム画面です。 この美しく細密なグラフィックが全編を通して続きます。
SHADOWGUN を見た時もその綺麗さに驚きましたが、このゲームはそれに輪をかけて綺麗ですね。
Retina ディスプレイの解像度の高さもあり、完全に PSP のレベルを超えています。
iPhone 4 だと iPhone 4S や iPad 2 よりグラフィックの質が落ちるらしいのですが、それでもこの綺麗さで、最初に見た時は衝撃を受けました。
ステージも変化に富んでいて、「綺麗だけど同じような場面ばかり続く」みたいな事はありません。
同じステージでも前半と後半でまったく違うシーンになったりするし、それぞれの場面のグラフィックに手抜き感もありません。
1ステージは長い時は 30 分ぐらい続き、かなり長めです。 これはモダンコンバット2の時と同じで、ボリュームも十分ですね。
モダンコンバットやブラザーインアームズ特有の演出の豊富さも相変わらずです。
突然の敵の急襲やヘリの墜落、建物の崩落など、様々な演出が次々と発生して飽きさせません。
モダンコンバット2はイベント時の操作が非常に解りにくいのが難点でしたが、その点も今回は改良されており、画面に出てくるスライドバーをなぞるだけで OK になっています。
以前のように本体をブンブン振り回し、それでも反応しなくてやり直し、みたいなことはないのでご安心を。
ゲームの操作はいくつかのパターンから選択出来ますが、初期設定では画面左側をスライドするとそこに移動スティックが現れるという、スティック位置が固定されていない形になっています。
右下には銃撃や手榴弾のボタン、さらに精密射撃のボタンがあり、このボタン位置はカスタマイズで変更可能です。
初期設定の状態ではジャイロスコープの使用は OFF になっています。 ジャイロ(本体を動かしての操作)で照準や向きを動かしたい方はオプションで設定を切り替えましょう。 ジャイロの感度も調整可能です。
なお、ジャイロ ON の時でも画面をなぞって向きを変えることは可能です。
操作方法はほぼ前作モダンコンバット2と同じなのですが、今回は新たに「ダッシュボタン」が加わっています。
これは押しっぱなしで前方に早く走り続けるもので、急いで逃げたい時に使えます。
走りながら方向を変えれば曲がることもでき、オンラインプレイでも上手い人はダッシュを有効に活用しているようです。
画面左上にレーダーが付いたのも大きな変化で、敵の方向や距離を大まかに知る事が出来ます。
※撃たれると赤い血が表示され、撃たれた方向が半円状の表示で示されます。 ダメージは連続で受けなければ時間と共に回復していきます。 この辺の基本システムは他の FPS と同様ですね。
左下のボタンで「しゃがむ」ことが出来るので、これを使って隠れながら戦いましょう。 主人公は一兵卒なので、敵に正面から突っ込んでも死ぬだけです。
※脱出直前で輸送ヘリが被弾! こんな映画のようなシーンが盛りだくさん。 イベントの豊富さもこのシリーズの特徴ですね。
モダンコンバット2の時のような「イベントのクリア方法が解りにくい」というケースは減っています。
※ステージ2ではガンシップ「AC-130」に乗って上空から敵を狙撃する!
Zombie Gunship というアプリもありますが、最近は AC-130 が流行りなんでしょうか?
ゲームシステムはモダンコンバット2と大差なく、敵を倒しながら指定された場所に進めば次の目標が指示される、というのを繰り返して進行します。
ただ敵の数が多く、AI も前より賢くなっているようで、むやみに前に出て来ません。
「後ろに下がって敵をが来るのを待ち伏せる」という方法は通用しにくくなっていますね。
一方、味方と戦う場面が増えているので、味方に前衛を任せて後ろから狙い撃つ戦法が有効になっています。
ゲームとしてのクオリティーは圧倒的に素晴らしいのですが、グラフィックが凄すぎて、iPhone 4 では重くなる場面が目立ちます。
敵が多い場面での銃撃戦では少しカク付く感じがあり、その影響で照準もやや合わせ辛い印象です。
また画像が細密すぎて敵の姿を確認し辛いです。 iPhone 4 だと敵兵士のライティング(光の映り込み)が少なくなるようなので、それも影響しているかもしれません。
「オートエイム」(自動照準)だと精密射撃に入った時に近くの敵に照準が吸い付き、さらに拡大表示されるため敵の姿を認識しやすくなります。
よって目視で狙うより、レーダーで敵の方向を確認しつつ、精密射撃の ON/OFF を繰り返してオートエイムで敵を撃つことが攻略法の1つと言えます。 オンラインプレイでは通用しませんが。
なおストーリーは、今回はアメリカ国内が主な舞台です。
北朝鮮とパキスタンとロシアの合同軍「KPR軍」がアメリカに攻撃をしかけてきたという設定で、パソコンや XBOX 360 で発売された「HOME FRONT」(アメリカが北朝鮮に占領される FPS)に似ていますね。
※精密射撃にすると敵に照準が吸い付くし、敵の位置も確認できるのでとても便利。 今回はこの精密射撃 ON/OFF での狙い撃ちをメインにしよう。
なお、精密射撃時のガンサイトの形が銃によって全く違うので、これも銃の性能の1つと言えます。 このようにスコープが付いているものは非常に狙いやすくなります。
モダンコンバットで期待されているもう1つの要素が、「オンライン対戦」です。
ゲームロフトが運営するオンラインサーバー「Gameloft Live!」にログインして行うもので、最大12人での対戦が可能、もちろん途中参加もあり。
ゲームモードもチーム戦やフラッグ戦、爆弾を巡る攻防戦や特定の地域を確保し合うなど、前作以上に用意されています。
オンラインプレイのゲーム自体は、良い意味で前作とあまり変わらない印象です。
ただ「レーダー」の存在がゲーム性を変えていて、これで敵の位置が解るのですが、物音を立てていない(銃を撃っていない)敵はレーダーに映りません。
逆に撃ちまくっていると自分の位置を晒して敵に狙われる事になるので、出来るだけ隠密行動しながら動くのが重要になります。
ゲーム中のレスポンスは非常に良好で、倒した相手に表示される「キルマーク」と呼ばれるメッセージもあり、キルだけでなく「アシスト」や「チームメイト救援」などの評価も行われ、それらにより経験値が蓄積されて階級が上がっていきます。
死んでも別の場所からすぐに復活し、ゲームからの退室もいつでも可能です。
もちろん自軍側が勝利して終了すればボーナスが得られます。
前作と大きく違うのは、ここが賛否両論の点なのですが・・・ フリーミアム的な課金要素が加わっていること。
経験値が溜まって階級が上がると新しい武器やスキルがアンロックされていくのですが、今回はこれを「ゴールドクレジット」と呼ばれる通貨で購入しなければ使用可能になりません。
このゴールドクレジットは戦闘でも得られ、大きな戦果を上げたり勝利することでさらにその入手量は増えるのですが、まとまった量が欲しいときにはやはり課金が必要になります。
また、ゲーム中に敵の位置を調べる「衛星スキャン」や、敵を自動的に攻撃する「タレット」を設置できるのですが、これらのアイテムも使用に「ゴールドクレジット」を消費します。
※オンラインプレイ中に連続キルを達成しても、衛星スキャンやタレット設置などのアイテムを入手できます。
ゴールドで購入する場合はポーズメニューから行います。 入手したアイテムは画面右上に表示されるボタンを押して発動させます。
この「ゴールドクレジット」のため、階級が上がってもある程度の課金がないと満足な装備は得られないかもしれません。
また消費アイテムを使える分、課金している人の方が常に有利と言えます。
まあ装備が絶対的な強さのゲームではないし、いくらクレジットがあっても階級が上がらないと装備は買えないので、「課金すれば無敵」という訳ではないのですが、気になる部分であることは否めませんね。
また、現時点ではサーバーがかなり不安定です。
ゲームが始まると全く問題ないのですが、ログイン時、ロビー移動時、そしてゲーム終了後のセーブ処理で切断が多発します。
特にマズイのが「データのセーブが行われないこと」で、せっかくオンラインプレイで経験値を溜めてレベルが上がっても、ぜんぶ「なかったこと」にされてしまうケースが現時点(2011/10/28)では「非常に」多いです。
3回やって1回セーブされるかどうかの状態で、ハッキリ言って「セーブされたらラッキー」です。
何度もセーブされない状態が続くとさすがにガックリ来ますね・・・
正直、このセーブ問題が解決されるまで、あまりオンラインプレイはオススメできない気がします・・・
オンライン対戦自体は面白いんですけどね・・・
※このセーブ問題はまだ解決している訳ではありませんが、オンラインの「フレンド」を作れば解消されるとの情報があります。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 600 円。 クオリティーは普通の市販ソフト並みで、600 円はむしろお得でしょう。
ゲームロフトはセールが多いのでそれを待つ手もありますが、定価以上の価値のあるゲームで、FPS が嫌いでないなら文句なしにオススメです。 まさにゲームロフトの本気ですね。
ただし iPhone 4 でさえ重くなるゲーム。 iPhone 3GS だとかなり
もう 3GS も切り捨てられる時代になりつつあるという事でしょうか・・・ 時代の流れは早いですね。
※3GS でもグラフィックの質は若干落ちますが、割とプレイ可能なようです。
iPod でも重いようですが、iPhone 4S や iPad 2 だと非常に快適な模様です。
FPS ファンの期待に応えるゲームが、ようやく出たというところでしょうか。
実は私は、最近のゲームロフトの FPS はクオリティーが落ちており、さらに Android にも対応すると発表されていたため、これもまた期待はずれになるのではないかと考えていました。
しかしさすがに「モダンコンバット2」の看板を汚す訳にはいかなかったのでしょうか。 相当に気合いが入っている事はやっていて解ります。
またモダンコンバットを越える FPS は、当分現れないかもしれませんね。
・モダンコンバット3:Fallen Nation (iTunes が起動、iPad にも対応)
iTunes の無料アプリランキングの上位にあるゲームをピックアップして取り上げます。
今回は「迷路」「Oh!SUSHI」「原人ビレッジ」をご紹介します。
● 迷路 (公開終了)
本体を傾けてボールを転がし、穴に落ちないようにゴールまで運ぶという、俗に言う「転がし系ゲーム」です。
iPhone にはこのタイプのゲームは結構多いのですが、他の同タイプのアプリと比べて・・・ 特に秀でている訳ではありません。
ぶっちゃけ、このアプリがランキング上位にいるのは、まさに「ランキング上位にいるから」であるに過ぎません。
もちろんまったく遊べない訳ではなく、ボールの動きは割と質感があってリアルです。
転がるときの音も結構良いですね。 ただしミスした時の動きやクリアした時の効果音はショボイです。
この手の「転がし系ゲーム」は iPhone / iPod touch では Labyrinth と Labyrinth 2 が有名ですが、これらと比べて「迷路」が勝っている点は・・・ 何もないですね。
Labyrinth は有料アプリですが、10 ステージほどプレイ出来る無料体験版も用意されているし、この「迷路」も無料のままでは 10 ステージしか遊べず、それ以上プレイするには課金が必要になります。
課金は 85 円と安く、Labyrinth / Labyrinth 2 の有料版より安いですが、それでもコレに 85 円出すなら Labyrinth を選ぶのをお勧めします。
iPhone 4S の登場で新規ユーザーが増えているため、それで上位になっている感じですね。
● Oh!SUSHI
お客さんの注文に合わせて次々と寿司を流していく「回転寿司」ゲームです。
このタイプのお仕事系ゲームも iPhone には結構ありますが、このゲームはお客さんに商品を直接渡すのではなく、「回転するベルトに流す」と言うのがポイント。
だから奧のお客さんが注文した商品を、手前にいる別のお客さんが取ってしまう場合があるのです。
だからと言って余分に寿司を流し、誰もそれを取らなかった場合は廃棄されてスコアが下がります。
この点は他のゲームにはない、回転寿司を生かした面白い部分と言えますね。
寿司はドラッグでベルトに流せますが、その度にストックが減っていきます。
よって注文された寿司を流しつつ、画面下のボタンを長押しして寿司を補充していく必要があります。
やや難点なのはこの補充の部分で、マルチタップに対応しているためボタンを2つや3つ同時に押せば複数の寿司をまとめて補充することができ、これはこれでテクニックの1つと言えるのですが、そのためハイスコアを狙う場合は常に両手持ちして、複数の指をフル活用してプレイしなければなりません。 ここはちょっとやり辛いかも。
まあ無理に複数の指を使ってプレイする必要はないのですが、やはりゲームは高スコアを狙いたいもんなぁ・・・
また現時点(2011/10)では安定性が悪く、しかも落ちるとその時のプレイデータが消えるため、ステージクリアごとにメニューに戻らないと不安で仕方ありません。(戻ると内部的にセーブが行われる)
さらに表示される広告が暴走して画面が隠れる場合もあります。
しかし安定性や広告の暴走については今後のアップデートで修正されると思いますし、コミカルなグラフィックとキャラクターが動きは良く、和風ロックの BGM やサウンドもいいですね。
ゲームも十分楽しめる出来ですし、無料アプリとしては明らかにレベルが高い、オススメできるアプリです。
今後 iTunes のランキングに長くランクインしそうなゲームですね。
● 原人ビレッジ (運営終了)
ソーシャル系ゲームを多く公開している「beeline」のゲーム。
このメーカーは Smurfs' Village(スマーフ・ビレッジ)や Lil' Pirates(リル・パイレーツ)を開発したカプコン・アメリカ傘下のメーカーですが、この「原人ビレッジ」はその beeline の日本法人で開発されたゲームのようです。
内容はほぼ「スマーフ・ビレッジ」のまんまですが、「狩りに出かける」という要素が追加されています。
村作りのシーンでは畑で作物を育てて「石のお金」を手に入れ、それで家を建設し住民を増やします。
住民が増えればさらに多くの畑で作物を作れるようになります。
また活動によって経験値が増えてレベルが上がり、作れる建物や作物などが増えて行きます。
ただし作物の栽培や建物の建設には、「現実の時間の経過」が必要です。
内容は最初に述べたようにスマーフビレッジと変わりません。 単にグラフィックを差し替えただけと言っても過言ではありません。
ただミニゲームのようなものはなく、まだ作れる施設も少なめです。
しかしこのゲームならではの特徴として、巨大な動物を「狩り」に行くことが出来ます。
狩りは動物をタップして参加人数と武器を選択するだけです。
すると小さな住民達がワーっとやって来て、取り囲んでボコボコ殴ったり、少し距離を置いて投げ槍で攻撃したりします。
もちろん動物も噛み付きやダッシュで反撃してくるため、住民がダウンする場合もあります。(ダウンした住民はしばらくお休みになります)
ほぼ見ているだけのシンプルなものですが、いかにも RTS っぽいその戦闘シーンは相応に良く出来ています。
ゲームとしてはやはり「作物を植えてしばらく放置し収穫を待つ。たまに狩りや建設をする」というだけで、ゲーマーとしては物足りないレベルのものに過ぎません。 少なくとも私はそんなに楽しいとは思えません。
しかしスマーフ・ビレッジはそんなシンプルなシステムでも世界的に大ヒットしており、ライトユーザーにはこの単純な内容がウケているようなので、これはこれで良いのでしょうね。
ソーシャル系のゲームはあまり多くの要素を詰め込むと面倒に思われますし。
良くも悪くもスマーフ・ビレッジと同じなので、それが楽しめた方ならこちらも楽しめるでしょう。
iPhone ゲーム情報ブログとしておなじみの「ゲームキャスト」さんが、この度 iPhone のゲームアプリを紹介した書籍を出版されました。
その名も「凄い!!iPhoneゲームアプリコレクション」。
ど真ん中に「なめこ」が鎮座する特徴的な表紙です。
セリフがやたら「ガンダマー」な感じになっていますが、この表紙にはゲームキャストさんもビビったとの事。
どうやら編集さんがインパクトを重視してデザインされたようですね。
ゲームキャストさんがこれまでにプレイしてきた膨大なゲームアプリの中から 200 個のアプリを厳選し、その紹介記事を収めたもので、コラムやゲームメーカー/開発者へのインタビュー記事も掲載されているようです。
ゲームキャストさんは「ゲーマー」な訳ですが、アプリの選出は出来るだけ多くの人が楽しめるよう「ライトユーザー」のことも考慮して選択されたようで、難易度がかなり高いものや、英語が表示されまくるようなものは今回は除外したそうです。
iPhone アプリの書籍は数あれど、これだけ「ゲームアプリ」に集中した本は他にないのではないでしょうか。
また他の iPhone アプリ書籍は、そのアプリのチョイスに(特にゲームにおいては)疑問が残るものが多いのですが、ゲームキャストさんはちゃんとゲームをプレイされている人なので、その点は安心できます。
コラムなども個人ブロガーらしい、結構きわどいコメントが載っている模様。
発売は10月25日なのでまだ先ですが、Amazon ではすでに書籍リストに掲載されています。
価格は 1344 円、全 160 ページ。
おそらく最初の「ユーザー視点の iPhone ゲーム本」だと思うので、内容に期待ですね。
・凄い!!iPhoneゲームアプリコレクション(Amazon 書籍ページに移動します)
爆発、転倒、大回転、なんでもアリのアクロバチック・モトクロスゲームが登場しています。
「Bike Baron」です。
こうした横から見た視点のモトクロス・バイクゲームは、コケっぷりが楽しいヒット作 Moto X Mayhem が特に有名で、他に見た目はシンプルながら動きが滑らかな Stick Stunt Biker などがありますが、この Bike Baron もこれらのゲームによく似た内容です。
そのため iPhone アプリとしてはオリジナリティーがある訳ではないのですが、斜め後方から見た立体感のある綺麗なグラフィックとスピード感のあるゲーム性、コースが爆発して歓声があがるハデな演出などにより、ソフトウェアとしてのクオリティーは他よりも数段上です。
ゲームとしては Stick Stunt Biker を綺麗にしたもの、と言った感じですね。
ただ私的には、これはレースやアクションゲームと言うより、モトクロスバイクのスタイルの「パズルゲーム」と言った印象を受けています。
開発は全方向スクロールシューティングのヒット作「Minigore」を作ったフィンランドのメーカー Mountain Sheep と、Qwiboo というメーカーによる合作です。
GO ボタンでアクセル、STOP ボタンでブレーキとバックを行い、左右のキーでバイクの体勢を変えます。
走行中に方向キーを後ろに入れるとウィリーになり、ジャンプ中に前に入れると前傾、後ろに入れたら後方に傾いていき、押し続けると後転します。
着地時に地面の角度にバイクの角度を合わせておくと、スムーズな着地ができます。
もし逆向きに着地したり、ドライバーの体や頭が壁や天井に触れると転倒してしまいます。
しかしコースの数ヶ所には給油機のようなものが置いてあり、ここがチェックポイントになっていて、これを通過しておけば転倒してもそこから再開できます。
また転倒時にはドライバーが吹っ飛び、タイヤが外れてポンポン跳ね、物理シミュレートされた動きで「リアルに」転けます。
このユニークなコケっぷりは Moto X Mayhem や Stick Stunt Biker を踏襲していると言えますね。
コースは大ジャンプや一回転などがあるアクロバチックなもので、スピード感がありジャンプするたびに歓声もあがるため、気持ちよく走ることが出来ます。 ・・・最初のうちは。
グラフィックとサウンドは非常に高レベルで、こうした横から見た視点の「物理シミュレート系アクロバチックレースゲーム」としては、決定版と言っても良いクオリティーです。
しかしこのゲーム、気持ちよく走れるのは最初だけ。
ステージは Easy、Medium、Hard と、さらに Extreme に分かれているのですが、Medium の途中あたりからやたら難しくなります。
各所に給油機(チェックポイント)があるため転倒しても近くから再開できることが多いのですが、障害物を何度も転けながら1つ1つクリアしていく展開になり、さらに Hard に至っては難しいとか以前に「どうすりゃいいのコレ?」と思うような障害物が連発されます。
こうなるともう疾走感もアクロバット感もなくなり、クリア方法を何度も失敗を繰り返しながら模索する「パズルゲーム」に変わります。
Moto X Mayhem や Stick Stunt Biker も難しいゲームで、何度もチャンレンジを繰り返すゲームと言えました。
チェックポイントからの再開を繰り返すゲーム性は iStunt 2 も同様と言えます。
しかしそれでもこれらのゲームは「難しい」と思う事はあっても、「どうすれば良いのか解らない」と思う事はほとんどありませんでした。
Bike Baron はもう、ただの「1つの坂道」「1つの突起」でさえも突破方法が難解なものがあり、それにタイミングの良し悪しも加わって、Hard レベルになると突出した難しさを誇ります。
こんな風に1つの障害物で何十回もミスっているとストレスが溜まりまくる訳で、ハッキリ言って私が今年プレイした数あるゲームの中で、一番イライラしたゲームです。
ぶっちゃけ、このゲームの後半ステージはもう二度とやりたくないのが本音ですね。
以下は海外のサイト GameTrail により Youtube で公開されているプレイムービーです。
価格は 85 円。 このクオリティーでこの値段だとお得と言えます。
後半ステージのイライラする難しさの批判が目立つ記事になりましたが、イージーのステージは面白いし、ゲームとしての完成度は高いです。
オススメかそうでないかで言うと、値段を考えるとオススメできるアプリですね。
前半ステージだけでタイムトライアルを楽しんだり、エディットモードで色々やってみるのが面白いアプリと言えるでしょうか。
後半ステージは、マゾな人にだけオススメいたします・・・
・Bike Baron (iTunes が起動します)