iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2011/12

帝国タクティクス

シンプルながら深い戦略性とテンポの良い遊びやすさを合わせ持つ、Flash ゲームの名作戦術シミュレーションが iPhone / iPad に移植されています。
帝国タクティクス」です。

元は海外で作られた HEX EMPIRE という名前のゲームで、日本では Goo / OCN (NTTレゾナント)が日本語化し、帝国タクティクスという名前で自社の Flash ゲームサイトで公開していました。
iPhone / iPad 版はその移植となります。

内容としては「ヘックス(六角形)マップになった RISKLux)」という感じなのですが、「士気」の要素が存在し、それが戦闘や占領で激しく上下するため、そのコントロールが重要になります。
見た目は地味ですが、戦略/戦術シミュレーションやボードゲームが好きな方なら、間違いなくハマれるゲームですね。

帝国タクティクス

プレイヤーは自分のターンに兵士を動かし、自国の領土を広げ、都市や港を占領していきます。
兵士は支配下の都市から自動的に生み出され、その量は自国の領土と都市・港の数が多いほど増えて行きます。

兵士は1ターンに2マスしか移動する事はできません。 また1ターンに動かせる兵士は5つまでです。
画像には兵士・大砲・戦車のコマが写っていますが、実際には「兵種」というものは存在せず、兵士の量が多くなると「見た目」が大砲や戦車に変わると言うだけです。
兵士数は「合流」して増加させることができ、都市の上で待機していても自然と高まっていきます。
ただし上限は 99 で、それ以上は増えません。

兵士が敵兵士にぶつかると戦闘になり、「兵士数+士気」の高い方が勝ちます
ここで重要なのは「士気」で、これは自身が都市を占領すると +20 、港を占領すると +10 、そして他の味方ユニットもその半分を得ることができます。
ポイントは味方ユニットも増えるという点で、つまり都市を占領すれば全ユニットの戦力が増す訳です。
ただし士気は兵力以上にはならないので、高い兵力と士気を得たいなら、先に合流で兵力を増やしてから占領を行う必要があります。

逆に自分の都市を敵に占領されると全ユニットの士気が -10 、港を占領されると -5 されてしまいます。
よって都市や港を連続で占領されると全軍の士気が大きく下がり、そのまま総崩れになってしまう場合もあります
戦闘によっても士気は増減し、兵力が 10 減少するごとに士気が1低下します。
兵力 50 の部隊が負けると全ユニットの士気が -5 されるため、更なる連敗を招く場合もあります。

他にも士気に関しては、首都の占領で大きく変化する、総兵力が士気の最低値に関わっている、土地を占領した部隊は士気 +1 、動かなかった部隊は士気が -1 、などのルールがあります。

この士気をいかに活用するかがゲームのポイントで、例えば「都市を占領する前に合流して士気の上限を上げておく」「味方に都市を占領させて士気を高めてから攻撃する」「敵都市を占領して相手の士気を減らしてから攻める」などの攻略がありますね。

帝国タクティクス

首都を占領された国は、他の都市やユニットが残っていても敗北。
敗北した国の都市と領土は占領国のものになりますが、もし敗北した国が他の首都を持っている場合、そこで再独立します。
1つのマップに国は4つあるため、必ず他の3つの首都を自分で攻め落とす必要があります。

クリア後に経過ターン数に応じて「勲章」とスコアを得られ、スコアの累積により階級が上がっていき、それによって上のステージがアンロックされていきます。
階級は全部で 18 、1つの階級に3つのステージがあるため、ステージは合計 54
ボリュームは十分と言えますね。

なお、勲章を「わいろ」として消費し、上の階級のステージをアンロックすることも可能です。

帝国タクティクス
※「不可侵条約」という外交も存在するが・・・ 相手が不利でないと成功しない上に、すぐ破られてしまうのであまり役に立たない。
「演説をする」は全軍の士気を上げられるので非常に便利。 ただし 10 ターンに一度しか使えない。 都市を連続で占領され、士気が大きく下がった時などに有効です。

価格は 250 円。 グラフィックのクオリティーは高くはありませんが、戦略ゲームが好きな方なら十分楽しめる内容です。
素朴で少し奇妙な感じのサウンドも、この雰囲気とゲーム内容に妙にマッチしていますね。

このゲームは説明を見るより、実際に試用してみるのが一番だと思います。
Flash ゲームですからパソコンからなら、以下のページで実際に遊ぶ事が可能です。

・Goo / OCN ゲームサービス 「帝国タクティクス」
http://game.goo.ne.jp/premium/game06.html
(日本語解説あり。 会員でない場合、プレイ時間は1日30分まで)

・HEX EMPIRE (オリジナルの英語版)
http://www.freewebarcade.com/game/hex-empire/
(読み込みが終わってから左下の赤い PLAY のボタンを押して下さい)

iPhone 版には新聞の見出しのような演出はありませんが、ピンチ操作で自由なズームイン/ズームアウトが可能で、iPad にも対応しているユニバーサルアプリです。

忙しい操作が必要なく、気軽に遊べて、それでいて奥深いゲーム
「RISK (Lux)+大戦略」という時点でなかなかのアイデアですが、そこに士気の要素も加わった、秀作と言える戦略思考ゲームです。

・帝国タクティクス (公開終了)

Pew Pew Land II - The Ultimate Defense Game

2009 年後半から 2010 年にかけて、iPhone では優秀な「タワーディフェンス」が数多く登場していました。
しかしあまりにブームになっていたからか、秀作が登場しすぎてハードルが高くなったからか、2011 年に入ってからは急に数が減ってしまいました。

三国TDタワーディフェンス:LOST EARTH HD、変わり種の Anomaly Warzone Earth などもありましたが、普通のタワーディフェンスはやや飽きられてきたのかもしれません・・・
しかしそんな中、2010 年に登場した秀作と言えるタワーディフェンス Pew Pew Land に続編が登場しています。
Pew Pew Land II - The Ultimate Defense Game」です。

タワーディフェンスのタイプとしては敵の通り道が決まっている「ルート固定型」で、ゲーム性としては「geoDefense」に似ています。
前作と比べると特にデザイン面でパワーアップしていますが、今回は課金要素がある「フリーミアム」のようなアプリになっていて、この点がゲームとしては良し悪しだと言えます。
開発は台湾のメーカーのようですね。

Pew Pew Land II - The Ultimate Defense Game

敵が緑のランプの入口から赤いランプの出口に向かって、道に沿って進んで行きます。
プレイヤーは敵を自動的に攻撃するユニットを道の周囲に配置して、これを迎撃します。
要するに一般的なタワーディフェンスのルールですね。
配置したユニットが敵の攻撃を受けたりすることはありません。

ユニットの種類は多めで、アップグレードすると複数の玉を発射するショットガンや、スプラッシュダメージ(範囲ダメージ)を持つミサイル、遠距離攻撃のスナイパー、貫通攻撃のレーザーなど、オーソドックスなものが一通りそろっています。
ただし最初は少数のユニットしか使えず、ステージクリア時に得られるクレジットを貯めてアンロックしていかなければなりません。
必要なクレジットは基本ユニットは安いのですが、上位ユニットはかなり高額で、がんばって貯めるか、もしくは課金で購入しなければなりません。
また初期資金を多くしたり、ユニットのアップグレード上限をアップさせられる「アビリティー」もあるのですが、これらも課金しなければ利用することは出来ません。

ステージはかなり豊富で、5つのワールドに各 20 ステージがあり、合計 100 ステージ!
2つ目のワールド以降はなかなか手強いステージがそろっていますが、難易度は Easy から Nightmare まで4段階用意されており、ステージごとに選択可能です。
低い難易度だとクリア評価が低くなりますが、自分のレベルに合わせて楽しむ事もできますね。

Pew Pew Land II - The Ultimate Defense Game
※ユニットは全部で14種類。 基本ユニット9、高額な上級ユニット5です。 ただし出撃させられるのは5種類まで。
ステージ評価はノーマルかナイトメア以上でノーダメージなら「S」になります。 出来るだけ高評価を並べていくのが楽しいゲームと言えますね。

グラフィックは前作以上にポップな感じになっていて、より見栄えのするユニークなデザインになっています。
ただ、このデザインはイギリスのメーカー Big Pixel Studios が作ったアプリ Piyo BlocksMeow Meow Happy Fight に非常によく似ています。
単に真似ただけなのか、グラフィックデザイナーが同一なのか・・・ ちょっと気になりますね。


タワーディフェンスとしては相変わらず楽しめるのですが、難点はフリーミアム化した事と、クリア時に得られるクレジットにステージごとの差がないこと。
ユニットは前述したように基本ユニットと上位ユニットに分かれており、上位ユニットを使えるようにするにはかなりのクレジットが必要になります。
課金しない場合は地道に貯める必要がありますが、難しい後半ステージをがんばってクリアしてもノーダメージでないと得られるクレジットは微々たるもの。 これでは上位ユニットの購入はおぼつきません。

となると必然的に、課金するか、1面をひたすら繰り返す作業をするかになります・・・
難易度「ナイトメア」でパーフェクトクリアすると $300 貰えますが、これは1面でも 100 面でも同じなので、まだユニットがそろっていない段階だと普通にステージをクリアして行く気が削がれます。
(上位ユニットのアンロックには1つ $5000 ぐらい要ります。 普通のクリアでは $100~$50 ぐらいしか貰えず、しかも中盤以降は1ステージが 50 Wave とかある)
しかし「金稼ぎ作業」はやってるうちに飽きるので、この辺のバランスがイマイチですね。

特に前作の Pew Pew Land は初心者は初心者なりに楽しめ、上級者でも歯応えがあるバランスの良い難易度が大きなウリと言えました。
それがフリーミアム化によって崩れてしまった印象で、この点に関しては前作の方が良かったかなぁ、と言うのが本音です。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



やや難点もありますが、価格は 85 円。 
このクオリティーとボリュームでこの値段は安いです。

課金もそれほど高い訳ではなく、上位ユニットを全部買える資金を得て、さらにアビリティー(初期資金増加・レベル上限拡大)も購入しても 85×5 で 450 円ぐらい。
また課金しないとプレイ出来ないと言うようなゲームでもありません

最近見なくなってしまった、「歯応えのあるタワーディフェンス」に飢えている人にはお勧めですね。

Pew Pew Land II - The Ultimate Defense Game (iTunes が起動します)

スヌーピー ストリート

あの「スヌーピー」のキャラクターを使った箱庭系のソーシャルゲームが登場し、公開直後から大きな人気になっています。
スヌーピー ストリート」です。

念のため言っておきますが、このアプリはグリーやモバゲーのゲームではありません。
開発はカプコンの子会社で、主にソーシャルゲームを作っている Beeline というメーカー。
スマーフ・ビレッジ」や「原人ビレッジ」などの開発と運営を行っているところです。

ちゃんとスマートフォンに適したクオリティーを持っているゲームで、私が今年見たソーシャルゲームの中ではグラフィックや演出などはナンバー1ですね。
ゲーム内容はやはり「シンプルな課金型の箱庭ソーシャルゲーム」であり、ゲーマーが楽しめるレベルではないのですが、それでもこのゲームは他の同型のアプリより1ランク上で、キャラクターの仕草なども細かいです。
AR 機能やコレクション要素など、数々の要素が盛り込まれた野心作でもありますね。

スヌーピー ストリート

ゲームのタイプとしては、解りにくいかも知れませが Zynga (ジンガ)系のソーシャルゲームと言えます。
建物を配置しておくと一定の実時間経過後にお金や経験値を生み出してくれ、それを回収してさらに次の建物を建てていく、と言うのを繰り返す形です。
また経験値が貯まるとレベルが上がり、作れるものの種類が増えていきます。
同タイプのゲームとしては(当サイトでは紹介していませんが)「シティビル」(CityVille)や「ジャパンライフ」などのアプリが有名ですね。

スマーフ・ビレッジ」や「原人ビレッジ」にも似ていますが、これらが「農園ゲーム」だったのに対し、こちらは施設の設置と町(このゲームの場合はフェア)の拡大がメインです。

そしてこのゲームが既存のソーシャルゲームと違うのは、登場するキャラクターが「スヌーピー」に登場する固有のキャラクターであると言うこと。
町を訪れる人にもそれぞれにちゃんと名前があり、単なる「通行人A」ではありません。
タップすればちゃんと挨拶してくれますし、長々と呟いてくれるキャラもいます。
さらにフキダシをタップすれば考えている事が表示され、これがキャラごとに違っていて、ユニークで面白いです。
(ちゃんと特定の施設が遠いとか、混んでいて利用出来なかったなど、拡張のヒントになる事も表示されます)

また、これらのキャラクターがお店を利用することで収入が発生するため、他の同タイプのゲームと違って登場キャラの行動が運営に影響します。
これはこの手のソーシャルゲームには珍しく、ちょっとしたカイロソフトのゲームのような感じがありますね。

お店が利用された時にも単に収入が表示されるだけではなく、例えばレモネード屋ならちゃんとコップが出て来てレモネードが注がれるところが表示されます。
木をタップするとウッドストック(鳥)が出て来たり、スヌーピーが雪玉を人にぶつけたりなど、結構細かいアクションも作り込まれていて、眺めているだけでも楽しめますね

そしてもう1つの特徴が、豊富に用意された追加要素でしょう。
Facebook や Game Center のフレンドのフェアに訪問できたりプレゼントを贈れる他に、様々なミニゲームメッセージカード画像、スヌーピーの原作コミックの閲覧、カードや衣装のコレクション、さらにスヌーピーキャラを入れて写真を撮るなど、とにかく非常に豊富な要素が盛り込まれています。
もう「思い付くことはなんでもやろう」みたいな感じで、気合いが感じられますね。

スヌーピー ストリート

箱庭ソーシャルゲームとしては非常に完成度が高いのですが、唯一残念なのは課金。
最低でも 450 円からです

ゲームを楽しんでいても、この手のソーシャルゲームにはあまりお金を使いたくないのがユーザーの本音でしょうから、一番下でも 450 円ってのはさすがにためらわれます。
私もかなりデキが良いので、思わず「少し課金しようかな」と思ったのですが、最低 450 円というのを見てその気が萎えました。
しかも 450 円の上は一気に 850 円。

さらに 450 円で得られるキャッシュではショップを2つ設置できる程度で、おまけに課金キャッシュでないと買えないショップやキャラクターも多く、その中にはスヌーピーの主要キャラも含まれているため、本気で楽しもうと思ったら相当の金額が必要になります。
いわゆる「タダより高いものはない」系のアプリですね。

まあ無課金でも設置できるショップやキャラクターは多いので、課金しないと楽しめないって事はないし、最低 450 円というのは、このタイプのゲームでは一般的なのですが・・・
もうちょっと安くないと、逆に課金しようというユーザーを引き離してしまう気もしますね・・・

スヌーピー ストリート
※気軽に課金できる金額ではない。 「iTunes アカウントに請求されます」「実際にお金がかかります」と明記してくれている点は良心的ですが。
まあ、ソーシャルゲームは広く細く集めるより、少数の課金ユーザーからガッポリ取った方が儲かるらしいので、ビジネス的には間違ってないんだろうけど・・・


と言う訳で、課金はちょっとアレですが、それ以外はかなり良いですね。
私はこの手のソーシャルゲームを良いと思った事は今までなかったのですが、今回初めてこの手のゲームをオススメしたくなりました。

改めて言いますが、「ゲーム性」という点では乏しく、あくまでお金を貯めては施設を配置していくだけの「箱庭ソーシャルゲーム」に過ぎません。
ですからシミュレーションゲームのような戦略性は期待しないで下さい
でも箱庭ゲームって「眺めて楽しい」ことが重要だと思いますから、そこが良く出来ているこのゲームは、やはり秀作だと思います。

考えてみれば、この手のゲームのキャラクターをマンガやアニメの「なじみのあるキャラクター」にしてしまうというのは、うまい手だと言えます。
そこに世界的人気があり、オシャレなイメージもあるスヌーピーを持ってきたのは、うまいなぁと思えますね。

スヌーピー ストリート (iTunes が起動します)

虫姫さま

2004 年に登場した、魅力的なキャラクターと独特な世界観、そして高い難易度を持つケイブの縦スクロールシューティングゲームが iPhone / iPod touch に移植されました。
虫姫さま」です。

iPhone ではすでに「虫姫さま BUG PANIC」というオリジナルのアクションシューティングが発売されていますが、それとは違う「ケイブシュー」(ケイブ製シューティング)らしい弾幕シューティングとなっています。
ケイブシューとしては怒首領蜂・大復活エスプガルーダIIデススマイルズに続く4作目ですね。

この「虫姫さま」と言うゲームは、私もゲームセンターでオールクリアするまでプレイしていた思い出のゲームなのですが、正直あまり万人向けとは言えない内容でした。
当時の筐体にゲーセンの店員さんが作ったと思われるポップが貼り付けてあったのですが、そこに「敵の弾がすごく速い! すごく多い! どうしてこんなの入荷しちゃったんだ~!」と書かれていて、それを見ながら「あぁ、もうシューティングゲームはマニアしかプレイ出来ないものになりつつあるんだな・・・」としみじみ思った記憶があります。 (実際、私以外にやってる人をほとんど見なかったです)

点稼ぎに関するシステムが簡略化された反面、敵弾がメチャ速くてメチャ多いその内容は、弾幕シューティングの流行でシューティングの難易度がインフレを起こしていた時代を象徴していたように思います。
ただ、今回発売された iPhone 版は難易度の選択が可能で、基本の難易度は大幅に落とされており、かなり遊びやすくなっているので、その点はご安心下さい。

虫姫さま

ゲームはおなじみの縦スクロールのシューティングゲームです。
操作は指の位置に関わらず、指をスライドさせた方向と速度に合わせて自機が移動する「相対移動」で、ゲーム画面の周囲には外枠があり、それが「指置き場」になるため画面の端にも移動させやすく、操作性は非常に良好です
要するに、今まで通りのケイブシューの操作方法ですね。
(画面や外枠のサイズはオプションで調整可能です)

ボタンは2つ、「ボムボタン」と「(オプションの)フォーメーション変更ボタン」で、ちょっと小さめのボタンですが、押し辛さは特にありません。
オプション(支援機)はフォーメーションボタンで散開させたり集結させたり出来ます。

このゲームにはモードが3つ用意されています
敵弾の数は少ないが弾速が速い「オリジナルモード」、弾速は遅めだが敵弾が非常に多い「マニアックモード」、メチャメチャ難しい上級者用の「ウルトラモード」の3つです。
最初はオリジナルモードしか選択できず、クリアする事で上の他のモードが解禁されていきます。

勘違いしている人も多いようですが、これらのモードは全てアーケード(ゲームセンター)版からあったもので、マニアックが iPhone 用に作られたモードという訳ではありません。(今回 iPhone 特別モードはありません
また、オリジナルよりマニアックの方が難しいとは限らず、実際に私はアーケードではマニアックはクリア出来たけど、オリジナルはクリア出来ませんでした。
オリジナルは「パターン化で対応するモード」、マニアックは「気合い避けで対応するモード」とも言えます。

ただ、iPhone 版はこれとは別に NOVICE・NORMAL・HARD・HELL に分かれた4つの難易度があって、ノーマルだとアーケード(ゲームセンター)版よりかなり簡単になっています。
特に「オリジナルモード」は本来は敵弾が少なめで弾速が速いモードなのですが、ノーマルだと弾速が遅くなるため、単なる「弾が少ないモード」になっています。
これならシューティングが得意でない方でも十分プレイできるでしょう。

その下にさらにノービスも用意されていますから、アーケード版とはうって変わって、かなり控えめな難易度設定だと言えますね。
なお、ゲームセンター版の難易度は iPhone 版では HELL(ヘル)に相当します。

また、iPhone 版には「オートボム」も導入されました
ボムを持っている状態で被弾すると、ボムは全てなくなりますが、自動的にボムが射出されミスを回避してくれます。
このオートボムの実装も iPhone 版のプレイしやすさに繋がっていますね。

虫姫さま
※左はステージ選択画面。 各ステージのスコアを競うモードがあって、Game Center のランキングのトップには、この1つのステージだけをプレイするモードのスコア合計が表示されます。
右は「ウルトラモード」開始時の警告で、アーケード版にもありました。 「絶望に挑戦」したい人のためのモードですが、難易度を「ノービス」にすれば何とかなるかも・・・

ゲーム内容は、「破壊する楽しさ」と「避ける楽しさ」の双方を重視した内容だと言えます。
例えば、ケイブシューは大型の敵を倒すと画面内の敵弾が全て消える「弾消し」が発生する場合が多いのですが、その「弾消し」が起こる敵がちょうど攻撃の激しい場面にうまく配置されていて、「敵の攻撃を弾消しで対処し、大量の得点アイテムに替えて回収できる」ようになっています。
弾消しが発生する敵も多めで、敵弾を回避ではなく破壊で対処する爽快さがあります

また、このゲームの敵の弾は大量にバラまかれながらも、その間にハッキリとした「回避するための道」が用意されている事が多く、見た目よりも回避しやすくなっています。
自機の当たり判定も非常に小さく、かすった程度では被弾しないので、それほど回避が得意でない人でも回避の楽しさを体感できます。

だから見た目よりもプレイしやすいゲームで、敵弾が飛び交う凄い状況になっていても、それを切り抜けられるシステムになっています。
ただ、「見た目は凄い状況になっていても、実は対処しやすい」なんてのはハタから見てる人には解らないので、ギャラリーにとっては単に「バカみたいに難しいゲーム」にしか見えない訳で、それが虫姫さま、及び当時のシューティングが一般ユーザーに避けられてしまった原因の気もしますけどね・・・
(虫姫さまの場合は「敵弾が速すぎる」というのが最大の問題だった気もしますが)

虫姫さま
※大量の弾が飛んで来ても、左画像のように一直線に並んで飛んで来て、その間に隙間がある場合が多いです。
右はステージ3のボス前。 ここで左右の手(?)のパーツを全て破壊し、最後に頭を破壊することで 1UP が出現するので覚えておきましょう。




価格は 450 円。 iPhone / iPod touch と iPad の双方に対応したユニバーサルアプリです。
今までのケイブのゲームより安いのは、iPhone 用のモードがないからでしょうか?

iPhone / iPad 両対応でこの価格はお得と言えますが、iPad だとゲーム画面はやや荒く見えてしまいます
また初代 iPad や iPod touch だと落ちるという報告があり、実際に私も本体を再起動せずにプレイすると iPad で落ちました。(本体再起動をすれば問題なくなります)
メモリが 256MB 以下の機種(iPad 1、iPod touch 全般、iPhone 3GS 以下)でプレイする方はご注意下さい

なお、iPhone でプレイした後、iPad でプレイすると、iPhone のハイスコアが iPad にも反映されました。
実績やゲームモードの解除などは反映されないので、ゲームデータが共用化される訳ではないようですが、ハイスコアは Game Center のデータを元に更新されるようです。
これは他のゲームにも見習って欲しいシステムですね。

遊びやすい難易度が用意されていて、複雑なスコアシステムが存在しないため、アーケード版とは違い、ケイブシューの中ではもっとも万人向けのアプリだと言えます。
シューティングの初心者から上級者まで楽しめるので、ぜひ多くの人に試して欲しいアプリですね。

虫姫さま (iTunes が起動します)

がっかりアプリ3種 (Desert Zombie、Crimson、Theme Park)

がっかり
望みがなくなったり、当てが外れたりして、気力をなくすさま。
(iOS 内蔵辞書より)

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今やもっとも将来性のあるゲーム市場として注目されている iTunes の App Store。
そこには海外の有力メーカーや、著名なゲームデザイナー、そして大型タイトルが集まっています。
ユーザーの期待を集めるゲームも次々と発表されています。

しかしそんな中には、ユーザーの期待を裏切った残念なアプリも数多く存在します
と言う訳で今回は、そんな注目を集めながらも残念な結果に終わり、ランキングの外にひっそりと埋もれていった「がっかりアプリ」にスポットライトを当て、無理やり表に引っ張り出してフルボッコにするドSな記事をお届けしたいと思います。

なお、解説には偏見も多分に混じっているのでご了承下さい。
(以下のタイトル名のリンクは iTunes が起動します)

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Desert Zombie Last Stand

3D グラフィックのゲームエンジン「アンリアルエンジン」の最新型 Unreal Engine 3 を使って開発された、次々と襲いかかってくるゾンビを銃で撃ちまくる FPS/TPS 系のサバイバル・ガンシューティングです。
美麗で気合いの入った様々なムービーが Youtube で事前公開されており、海外では非常に期待されていたタイトルの1つです。

desertzombie

しかし iPhone 4 ユーザーのその期待は完膚無きまでに打ち砕かれました。 まさに Warm Gun の悲劇の再来。
なぜなら死ぬほど重くて話にならないのです。

iPhone 4S や iPad 2 でプレイした場合はまだマシなようですが、iPhone 4 で試してみたところ、FPS は負荷が低い状態でも常に 10~20 といったところ。 常にカクカクです。
そして敵が接近してくるとカクカクどころか完全にコマ送りとなり、複数の敵に囲まれると FPS はもう 1~3 ぐらいになります。 つまり1秒間に1コマとか2コマとか
しかもこれが「たまにそうなる」とかいうレベルではなく、敵が接近してくると「毎回」そうなります

ゲームとしても単に周囲から襲いかかってくる敵を撃ちまくるだけで、なんの捻りもない展開
オンラインが協力プレイになっている辺り、ゲームとしては Call of Duty: Zombie を目指したのだと思われますが、CoD:Zombie のような扉を開いて行動範囲を広げていく要素も、アドベンチャー的な要素も一切なく、戦略的な要素はほとんどありません
資金を貯めて武器を買う要素はありますが、システム的にも CoD:Zombie に遥かに及びませんね。

ゾンビが銃を撃ってきたり、タレット(機関銃)を使用する点はユニークですが、物陰に隠れたりする訳ではないので、銃撃戦としては本格 FPS と比べられるものではありません。

どうも iPhone のアンリアルエンジンのゲームは当たり外れが大きいですね・・・
まさに光と影、Infinity Blade II に対する Desert Zombie と言ったところでしょうか。

まあ iPhone 4S や iPad 2 だとそこそこまともに出来るようなので、最新機種の方は試してもいいかも・・・
と言いたいけど、これを 500 円で買うんなら CoD を買った方がマシだな・・・


Crimson: Steam Pirates

欧米では大定番と言える大ヒット FPS 「Halo」(ヘイロー)。
この Halo を開発していた Bungie と言うメーカーがマイクロソフト社ならびに Halo シリーズとの決別を宣言し、独立して新たに発表した iOS 用のゲームがこの「Crimson: Steam Pirates」です。

数々の名作を送り出してきた Jordan Weisman (ジョーダン・ウェイスマン)というゲームデザイナーの初 iOS ゲームであり、欧米では超期待されまくっていたタイトルです。
そしてその期待は発売後・・・ あれよあれよという間にしぼんでいきました。
まさに「ガッカリゲー」に相応しい作品だと言えますね。

crimson

画面をなぞってラインを引き、船の移動方向を指示して、敵船を撃破したり指定のポイントに移動するなどの勝利条件を満たすステージクリア制のゲームです。
リアルタイム制とターン制の中間のようなシステムで、少し進むとゲームが止まって移動先を設定し、また少し進んでは設定をする・・・ この繰り返しで進行していきます。
攻撃は自動で行われますが、船は側面への攻撃の方が強いので、それを考慮して向きなどを決める必要があります。

で、ゲームを一言で言うと・・・ 地味
真上から見下ろした感じのドットグラフィックには質感や立体感やリアルさのようなものは一切なく、攻撃も自動で派手さがなく、大船団同士が戦うような展開もなく、なにか淡々としています。

蒸気時代が続いているという世界観は非常に良く、ステージの合間に入るストーリーの絵も雰囲気があるのですが、英文だから日本人には理解し辛いし、ステージ中の任務もやらされてる感が強い。
そもそもゲームシステムも「ラインを引いて動かす」という Flight Control 以降使い古されてるシステムで、著名なゲームデザイナーが作ったとは思えない凡庸な内容。 目新しさはありません。

大砲の種類ごとに射界や射程などが細かく設定されていて、船員の能力も豊富なのですが、装備の変更や船員の編成、船の買い換えなどの要素は一切なく、ステージごとに決められた状態でのクリアを目指すのみなので、細かい設定も生かされていません

私的にはこのゲームは、非常に「勿体ない」ゲームに感じています。
知らない人には全く解らない話ですが、かつて同じような上空から見下ろした視点で艦隊戦を行う「鋼鉄の咆哮」というゲームがあって、そのゲームは自由に船の設計や開発が行え、装備も好きな形で配置でき、兵器の研究も行えるなど、豊富なカスタマイズ要素がありました。
そういった船ごとの性質の違いや兵器ごとの射界・射程をカスタマイズ出来るゲーム性があれば、このシステムも生きると思うのですが、今の時点では単なる超劣化版の鋼鉄の咆哮に過ぎませんね。

とは言えこのゲーム、無料で公開されていて、序盤ステージは課金せずに楽しむ事が出来ます。
序盤と言ってもそこそこのボリュームはありますし、期待されたほどの内容ではありませんがクソゲーというほどでもないので、「そこそこ」お勧めは出来ます。
すっかり話題がしぼんだゲームですが、興味があったら試しても損はないかも・・・?


Theme Park™ (テーマパーク)

「ポピュラス」などの名作を作り出したゲームデザイナー Peter Molyneux(ピーター・モリニュー)が、東京ディズニーランドの機能性を見て感動し、その経験を元に開発した 1990 年代の大ヒット遊園地開発シミュレーションゲーム「テーマパーク」
お客さん1人1人の行動がシミュレートされていて、それが遊園地の運営に直接関わるという内容は、近年のカイロソフトの配置型経営 SLG のハシリとも言えます。

そんなテーマパークの iPhone 版が EA より発売されました。
「名作の復活か!?」と噂され、私的にも非常に期待していたタイトルだったのですが、フタを開けてみれば・・・
最近流行りの「アレ」でした

themepark

空き地をタップし、建設する施設を選択してしばらく待てば完成、お客さんがそこで遊ぶ様子を眺めて楽しむという、いわゆる「開発型ソーシャルゲーム」ですね。

内容としてはそれ以上のものは何もなく、本当にシンプルに施設を作ってお金と経験値を回収してはまた作る、この繰り返しのみで進行します。
ソーシャルゲームはライトユーザーを対象にしていますから、あえてシンプルに作られている事が多いのですが、このゲームもその1つと言えます。

タイプとしては「シティビル」(CityVille)や「ジャパンライフ」などの、いわゆる Zynga(ジンガ)系のソーシャルゲームです。
Zynga は日本ではあまり馴染みがありませんが、欧米の大手ソーシャルゲームメーカーで、有名どころでは「スマーフ・ビレッジ」なんかも Zynga スタイルのゲームと言えますね。

しかし単なるソーシャルゲームになってしまったため・・・ 本来のテーマパークにあった戦略性は綺麗サッパリなくなっています。
例えば元のテーマパークには、アトラクションの回転速度や過激さなどの設定、従業員や清掃員の雇用と行動範囲、ゴミ箱やトイレの配置、さらにポテトの塩の量やコーヒーのカフェインの量の調整までありました。

お客さんを楽しませると購買意欲が増すので、入口に着ぐるみや風船配りなどを配置して機嫌を良くし、すかさず塩たっぷりのポテトを食べさせて喉をかわかせ、そこでカフェインたっぷりのコーヒーを飲ませて移動スピードをアップさせる、みたいな戦略性があったのです。
(まあ今考えると、このシステムもハチャメチャな気がしますが(笑)

しかし今回発売された iPhone 版のテーマパークは、ただ建物を作るだけ。 お客さんは単なる飾り
従業員なんてもちろんなく、アトラクションごとの調整やトイレ・ゴミ箱などの配置なんてものも皆無です。
「遊園地をテーマにしている」という部分以外には共通性の全くない、「違うゲーム」になっています。
もちろん上位の遊具やショップを設置するには課金が必要で、無課金で作れるものは限られています。

一応ちゃんとスマートフォンに合わせたグラフィックや演出を持つため、グリーやモバゲーのソーシャルゲームよりはマシです。
ですからこのタイプのソーシャルゲームが好きな方には悪くないアプリです。
しかし「テーマパーク」の名を使うのなら、少しは「テーマパークらしさ」を残して欲しかった所で、私的にはガッカリ感が否めません・・・
アプリ名の最後に付いている「™」に虚しさを感じます。
かつてのテーマパークを知っている人は、むしろ手を出さない方が幸せですね・・・

最近、グリーやモバゲーの簡易ソーシャルゲームの高収益に釣られて、日本のゲームの質の低下が懸念されています。
しかしアメリカの最大手メーカーである EA が本家のテーマパークを簡易ソーシャルゲームにしてしまったのを見ると、その傾向は日本だけに留まらないのを感じます・・・

Mini Motor Racing

チョロQみたいな寸胴の車がガンガンぶつかりながらレースを繰り広げる、非常にグラフィックが綺麗な上空見下ろし型のレースゲームが登場しています。
Mini Motor Racing」です。

上空見下ろし型のレースゲームと言えば、iPhone では Reckless Racing が定番ですが、このゲームはそれに勝るとも劣らないクオリティーで、新たな見下ろし型レースの定番になるアプリだと言えます。
開発はオーストラリアの The Binary Mill というメーカーで、ここは iPhone では過去に Assault Squadron を開発し公開しています。
3D の CG グラフィックに定評があるメーカーのようで、そのグラフィック技術はこのアプリでも如何なく発揮されています。

Mini Motor Racing

画面左下のハンドルを回して向きを変え、右下のボタンでアクセル。
ハンドルは左右ボタンやスライダー操作に変えることもできるのですが、ハンドルが一番やりやすいですね。 操作性はなかなか良好です。
アクセルはオート(常にアクセルON)にも出来るのですが、コースによってはアクセルを OFF にしないと曲がりにくい場合もあるので、オートアクセルはお勧めしません。

短いコースを何周かして1位になればトロフィーと賞金が貰えます。
コースは1周が10秒~20秒、1レースにかかる時間は1分~2分程度と非常に短く、サクサク進められるのが良いですね。
難易度は低めで、レースゲームが苦手な方でも手軽に楽しむ事が出来ます。
上級者の方だとやや物足りなさを感じるかもしれませんが、このゲームはテンポ良く進むのもウリだと思うので、これはこれで良いと思います。

賞金を貯めてマシンをパワーアップさせることも可能で、マシンは複数の中から選べます。
マシンは「ニトロ」を使って一時的にダッシュすることもでき、ニトロの使用回数はマシンをパワーアップさせることで増えていきます。
またコース中に現れるアイテムを取ることで補充することも出来ます。

Mini Motor Racing

Mini Motor Racing

Mini Motor Racing

コースは全部で 10 コース。 逆走コースもあり、昼夜や天候が違う場合もあります
またレースによって視点が変わるため、同じコースでも違った感覚でプレイできます。
ただ 10x2 コースあっても1回のレースが短いので、すぐにまた同じコースが回ってきて、やや少ない印象は受けてしまいます。

最大の特徴は冒頭でも述べたように、そのグラフィックでしょう。
コースは非常に美しく細密で、砂ぼこりや車体の傾く様子などもとてもリアル
さらに衝突した時にはズームインが行われるなど、カメラワークの演出も優れています
Reckless Racing もその美しさと細かさで評判になりましたが、このゲームのグラフィックはそれを越えますね。
iPhone 4 でプレイした限りでは動作も滑らかで、コースごとに違う BGM も良く、技術面のクオリティーは非常に高いです。

難点は、追いつ追われつの「デッドヒート」が繰り広げられるような展開にはならないこと。
コース幅に対してマシンが大きめなので、ガチャガチャぶつかりながらのレースになります。 これはこれでこのゲームの面白さなのですが、こういう展開だと必然的に、混戦から抜け出したトップのマシンが独走してしまうことになります。
自分が混戦に巻き込まれると、もう独走しているトップに追いつくことはまず無理です。
逆に自分が早めに抜け出すと、後ろがガチャガチャやってる間に大差を付けられるので、あっという間にライバルを周回遅れにすることも出来ます。

こんな感じなので攻略法も全レース共通で、「開始直後にニトロでダッシュし、そのまま最初の周で独走する」という形になります。
レースゲーム本来の面白さであるライバルとの競い合いはあまり期待しないで下さい。

また、Reckless Racing に比べるとオンラインの機能に乏しく、オンライン対戦はもちろん、ラップタイムなどのランキングもありません
対戦は Wifi か Bluetooth によるローカル対戦のみです。

あと、資金を貯めると購入できるマシンがいくつかあるのですが、かなり高くて追加課金しないと購入困難なレベルです。
最初から複数のマシンを持っているのが幸いですが、マシンは実質、無課金でも使えるものと、課金しないと使えないもの(もしくは「やり込み要素」としての購入になるもの)の2つに分かれていていると思った方が良いですね・・・

レースとしてはスピード感があまりないのも難点かもしれませんが、スピードが遅めなおかげでプレイしやすくなっているので、この点は一概に欠点とは言えないでしょうか。

以下は Youtube で公開されている公式トレーラーです。



価格は 360 円。 このクオリティーでこの値段ならお得と言えるでしょう。
特に iPhone 4S から iPhone ユーザーになった人には、強くお勧めしたいゲームです

このアプリをやれば美しく緻密なグラフィックと滑らかな動きに、思わず「iPhone スゲー!」となるのではないでしょうか。
Infinity Blade II などよりも一般向けですし、誰でも楽しめる難易度で、ステージ数も豊富です。

コミカルなレースゲームなので万人にお勧めできる、最近イチオシのアプリですね。

Mini Motor Racing (iTunes が起動します)

Paper Toss 2.0

いよいよ年末が近くなり、世界的にクリスマス商戦に入りました。
iTunes でもこの時期に合わせて次々と話題作や大作が公開されている訳ですが・・・
そんな中、あの定番の「ゴミ投げ入れゲーム」に新バージョンが登場しました!
Paper Toss 2.0」です。

開発はオリジナルの Paper Toss を作った iPhone ではおなじみのメーカー Buckflip 。
今回は紙クズだけでなく、トマトやら空き缶やら、色々なものを投げられるようになりました。

Paper Toss 2.0

ゲーム内容は相変わらずシンプル。 フリックして物をゴミ箱に入れるだけ
投げる強さは常に一定で、影響するのは方向のみです。
ただし扇風機によって風が送られているため、その風の向きと強さを計算して投げる必要があります
スコアは連続でいくつ入れられたかで決まります。

ただ今回はスコアとは別に、投げた物がゴミ箱に入るたびに Paper Point(ペーパーポイント)というものが蓄積されるようになりました。
成功時にペーパーポイントがいくつ増えるかはステージによって異なり、難しいほど高くなります。
さらに連続で入れていくとメーターが上がっていき、最大になると入手ポイントに倍率がかかります

手に入ったペーパーポイントは投げるアイテムの購入や使い捨てのパワーアップに使用でき、投げる物にはトマトやバナナ、スイカや手榴弾などトンでもないものも含まれています。
また投げる物によって重さが違うため、風の影響が変わり、ゲームが変わって来ます。
パワーアップはどれも効果は1回限りで、一時的にゴミ箱を大きくしたり、風を止めたり出来ます。

今回は物の動きがちゃんと物理シミュレートされるようになったので、ゴミ箱の隅に当たった紙くずがバウンドしてこぼれ落ちたり、近くの机に当たったボールが跳ね返って偶然入るなど、よりリアルな動きを見せるようになっています。

Paper Toss 2.0

ただ、ペーパーポイントのおかげでアイテムを買う楽しみが出来たのは良いのですが、「パワーアップ」の方が問題。
前述したようにポイントを使って状況を有利にする事ができ、さらに投げミスった時にやり直す事もできるので、ポイントさえあれば実力がなくても高スコアを狙えるのです
ポイントを課金で買うことも出来るため、お金さえあれば好記録が狙える訳で・・・ これはスコアを競うのが楽しいショートゲームとしては残念な点ですね。

なお、オリジナルの Paper Toss にあった、画面外に物を投げると色々な音が聞こえたり、文句を言われたりするユニークな隠し要素は今回も健在です。

攻略は前作同様、背景を目安にすること
例えば人がいるステージ「CUBICLE」の場合は、ゴミ箱の端は風速 1.2 、左の人の頭は風速 3.0 、右の机の上のコップは風速 4.0 の時に、目安にして投げるとうまく入ります。

Paper Toss 2.0

価格はもちろん無料。 今回も没頭できる楽しさがあります。
画面上部に広告が表示されますが、これは課金すると削除することが出来ます。
邪魔になる程ではないのですが、85 円と高くないので、気に入った方は寄付のつもりで課金しても良いかもしれませんね。

相変わらず「シンプル・イズ・ベスト」を体現しているようなアプリです。
オフィスのような雰囲気のバックサウンドも良い感じで、テンポ良くプレイでき、iPhone ユーザーならとりあえずやっておくべきアプリでしょう。

Paper Toss 2.0 (iTunes が起動します)

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