iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2012年04月

Total War Battles

「外国人から見た戦国時代のニッポン」と言った感じの、渋い雰囲気のリアルタイムの戦術シミュレーションゲーム(RTS)が登場しています。
Total War Battles」です。

「Total War」(トータルウォー)はパソコンで人気の RTS シリーズで、2011年に「Total War: Shogun 2」と言うゲームが発売されているのですが、この「Total War Battles: Shogun」はそれとは全く違う、スマートフォン用に作られた別のゲームですのでご注意下さい。
しかし開発元は同じ(イギリスのメーカー)で、渋くて純和風、でもちょっとヘンな戦国の雰囲気はそのままです。
発売元はセガなのですが、セガのアメリカ支社の担当のようで、日本語化されている訳ではありません。

ゲームは RTS の「施設建築」「資源収集」「移動と戦闘」という3つの要素を簡略化したような感じで、戦闘だけを見ると「源平大戦絵巻」や「アレクサンドリア大戦絵巻」にも少し似ていますね。

totalwarbattles

画面はヘックス(六角形)のマスで区切られていますが、ターン制のゲームではなく、各ユニットは命令に従って自動で進軍し、敵がいたら勝手に戦います
ユニットの購入は資源を消費して行い、資源は施設を作ることで時間と共に少しずつ増えて行きます。

プレイヤーはまず、自軍側のマスの上に各施設を建設していきます。
施設には「」「市場」「鍛冶屋」「製材所」などがあり、各施設には「」も付属されています。
市場は城と道で繋がっている必要があり、鍛冶屋は市場と、製材所は鍛冶屋と繋がっていなければなりません。
さらに道や建物が重なってしまうと建てられないので、うまく建てるには配置を考える必要があり、ちょっとしたパズルになっていると言えますね。

施設を作ると、市場からはお金が、鍛冶屋からは鉄が、製材所からは木が、少しずつ増えていきます。
ユニットはこれらの資源を使って生産し、浪人や平民は市場で雇用できますが、弓兵や槍兵を作るには製材所で資源を使って「兵舎」(Barrack)を生産し、それを設置しなければ雇用できません。
さらに侍や騎馬は城で寺院を造った後、そこで生産できる「道場」を設置しなければ雇用できません。

もちろん敵が攻めてくると、これらの施設も攻撃されてしまいます。
壊されないように迎撃して守る必要があり、この辺の施設を巡る攻防はパソコンの RTS っぽいと言えますね。

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※「寺院」は製材所に繋がっていて、かつ市場に繋がらないように建てなければならず、ちょっと設置が難しい。
でも寺院からは「大(名声)」を得られ、それはサムライや騎馬を作るのに必要になるので重要。
道の向きはタップする事で回転させられるので、それを使って出来るだけ隙間なく作っていこう。
市場を水辺や港に、鍛冶屋を岩場に、製材所を森に、寺院を桜に接して作ると、そこから一定時間ごとにボーナス資源が生み出され、タップで回収できる。
これは結構バカに出来ないので、施設建設時にはこれらのボーナスも考慮に入れたい。
なお、施設は撤去するとストックに戻ります。


ユニットは生産完了後、画面下にストックされていき、任意のタイミングで自陣側に配置することができます。
自陣の範囲内なら敵の目の前にも出せるので、敵の弓兵の前にいきなり歩兵を配置して迎撃することも可能で、ステージによってはこれが攻略のポイントになる場合もあります。
ただしこれは敵も同様なので注意して下さい。

ユニットには「前進」と「上下のラインに移動」、「停止」の命令を出すことが出来ます
命令を変更しない限り、ユニットはゆっくりと前進を続け、敵が射程内に入ると自動で戦闘を開始します。
1つの部隊は4人で構成されていて、多数の部隊がぶつかると小さなキャラが入り乱れて戦う状態になるので、なかなか合戦ぽい雰囲気がありますね。
ユニットは 3D グラフィックで描かれており、滑らかに動き、殺陣の様子もリアルです。

戦闘では長射程ユニットの活用が重要です。
長射程ユニットには「弓兵」「鉄砲」「大砲」の3種類があり、弓兵は威力は弱めですが間に障害物があっても攻撃が可能で、使いやすいです。
鉄砲は非常に強力ですが、間に森や岩などの障害物があると撃てません。 間にいるのが味方1部隊だけなら、その向こうの敵を撃つ事が出来ます。
大砲はかなり長射程のユニットですが、発射間隔が非常に長く、命中率も低めで、あくまで支援ユニットに過ぎない印象です。 しかしマップによっては有用です。
長射程ユニットは近接されると長距離攻撃が出来なくなるので、敵にいる時はいかに間合い詰めるかが重要ですね。

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※乱戦状態の様子。 兵士が大勢いるので賑やかですね。
1つの部隊が複数の方向から攻撃されると、当然双方からダメージを受けるので不利になります。
相手を包囲するように戦うのも戦略の1つです。
弓隊や鉄砲隊は必須と言えるユニットですが、コストが高いのでなかなか作れません。
場所に余裕があるなら、市場は2つあった方が収入は安定します。


以上の解説は、基本的なステージの説明です。
実際にはステージによって勝利条件が違い、中には「特定の施設を指定の数だけ建てる」「特定の資源を制限時間内に一定量貯める」と言った、生産メインのステージもあります。
また、ユニットの生産が出来ないステージもあり、この場合は決められたユニットをうまく活用して敵大将を狙うといった、パズル的な攻略が必要になります。

ステージには本編と派生ステージが存在し、派生ステージはクリアする事で経験値が得られます。
この経験値を使って建物のアップグレードが行え、ユニットを強化したり、資源が貯まる速度を高める事などが出来ます。
ユニットや施設は本編の進行によって徐々に新しいものが登場する形で、ある程度進むとユニットの回復や強化などの特殊戦術、味方の攻撃力を上げる陣太鼓といった施設も登場します。

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※雨の中、敵総大将を狙うのが勝利条件のステージ。
これは割と一般的なもので、中には生産がなく、敵ユニットの間を抜けながら大将を狙わなければならないステージも存在します。


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※ステージマップ。 家紋が書かれているのは本編ステージで、EXP というのが派生ステージ。
基本的に、本編ステージは合戦を行うのがメインで、派生ステージは特殊条件のパズル的なものが多いです。
本編をクリアしても経験値は一切入らないので、アップグレードを行うには派生ステージのクリアが必須となります。
なお、パソコン版のトータルウォーのような内政シーンは一切ありませんので悪しからず。

なかなか楽しめる RTS で、歌舞伎音楽のようなサウンドや、兵士の細かい動き、渋い和風の雰囲気も良いですね。
日本人が作る和風とは違い、「和風であること」を過剰に押し出したような感じで、その一方で「洋ゲー」的なテイストも残っているので、それがまた独特で良いです。
iPad でないと辛いと思いますが、1台で対戦できるマルチプレイも用意されています。

難点は、舞台は日本ですがあくまで海外のゲームなので、全文英語で日本語の解説がないこと。
英語が解らなくてもプレイにはそれほど支障はありませんが、アップグレードの効果などは解り辛いです。
ただ、このゲームは「和風なのに全文英語」というのが1つの雰囲気を作り上げているので、これはこれで翻訳されていない方が良いのかも?

もう1つは「倍速モード」がないことでしょうか。
ユニットの進行が遅く、生産がないステージで敵や味方が少ない時は、戦闘が始まるまでやや間が開いてしまいます。
出来れば2倍速が欲しかった所ですね。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



価格は 600 円とやや高め。
しかし RTS やシミュレーション系のゲームが好きな人であれば、十分に遊べる内容で、クオリティーも値段分のものはありますね。
なお、iPhone / iPod touch と iPad の双方に対応しているユニバーサルアプリです。

建物の建築条件や生産関連のシステムが解りにくいのですが、それほど複雑な訳ではないので、理解できてしまえばサクサク遊べるゲームです。
雰囲気や内容は決してライトユーザー向けではなく、万人にお勧めできる訳ではありませんが、ボリュームは相応にあり、この手のジャンルが好きな人にはオススメできます

iPhone の RTS としては、レベルの高い方ではないでしょうか。
やや敷居の高いゲームですが、個人的にはかなり好みのゲームですね。

Total War Battles (iTunes が起動します)

MASS EFFECT INFILTRATOR

XBOX で発売された、宇宙を舞台にした SF ストーリーのガンシューティングの新作「Mass Effect」(マスエフェクト)。
スターウォーズ的な世界観の FPS/TPS (3D ガンシューティング)で、その点では良くある欧米スタイルのゲームと言えるのですが、それをスマートフォンに合わせた独特な戦闘スタイルに変えた、ちょっと変わったシステムのゲームが登場しています。
MASS EFFECT™ INFILTRATOR」(マスエフェクト インフィルトレーター)です。

iPhone 版を開発したのは EA の元で、SF サバイバルシューティングの名作 Dead Space や Retina グラフィックにいち早く対応した Mirror's Edge 、さらに Need for Speed シリーズやシムズシリーズなどを作成しているオーストラリアのメーカー IronMonkey Studios 。
あの iOS 版 Dead Space を作ったスタッフの新作と来れば、FPS/TPS ファンなら見逃せないでしょう。

ただ、今作は前述したようにタッチパネルに合わせた独特なゲームスタイルが導入されており、それが旧来の FPS ファンから賛否両論を受けていたようです。
そのため先日のアップデートで一般的な FPS/TPS スタイルでもプレイ出来るようになったのですが、とりあえずここでは本来のシステム(タップによる照準)をベースに解説を行います。

MASS EFFECT INFILTRATOR

画面左側をスライドして移動、右型をスライドして視点を動かします。
普段の移動に関しては、一般的な FPS/TPS と変わりません。 操作性は良好ですね。

そして敵に遭遇すると、主人公は近くに壁や遮蔽物がある場合、それに身を隠します
つまり既存の FPS/TPS で言うと、ブラザーインアームズSHADOWGUN のような「隠れながら戦うタイプ」のゲームで、モダンコンバットDead Space のようなずっと立っているタイプとは異なります。

さらにこのゲームは隠れている時、横や前方にある他の遮蔽物に転がって移動することができます。
立って走らずに遮蔽物から遮蔽物へとスムーズに飛び移ることができます。

そして、もっとも特徴的なのは・・・ このゲームには「射撃ボタン」がありません
敵が攻撃可能な位置にいる場合、その敵に枠が表示されます。 この時にその敵を「タップ」すると、主人公は自動的にその敵への攻撃を開始し、画面が少しアップになって照準が現れます。
撃ち始めた時は、この照準はターゲットから少しズレています。 よって画面をスライドさせ、照準を調整して敵に弾を当てます。
敵がいなくなるか、画面をダブルタップすると射撃は終わりますが、敵を倒しても別の敵がまだいる場合、他の敵をタップすることでそちらに素早くターゲットを移すことが出来ます
また、敵を倒した後はスローがかかるので、スロー状態のままで次々と複数の敵を狙っていけます。
ただし銃はしばらく撃つとリロードが必要になるので、そうなると射撃は中断されます。

飛び移るような移動と、敵をタップすることで射撃が半自動で行われるシステムのため、戦闘スタイルはスマホに特化したガンシューティング EPOCH. に少し似ています。
EPOCH. と Dead Space を足して2で割ったような感じと言えるでしょうか。

ただし一般的な FPS/TPS と比べると、敵が真正面にいても撃つのに「敵をタップ」→「照準合わせ」という2テンポが必要なため素早い対応が難しく、しかも撃ちながら動くという事ができないため、この辺りが旧来の FPS/TPS ファンの批判を買った模様です。
普段このタイプのゲームをしない人には、とてもやりやすいシステムではあるのですが・・・ 

MASS EFFECT INFILTRATOR
※青い枠が付いている敵が2人いる。 ここで敵をタップすると主人公が壁から飛び出して攻撃を開始する。
もちろん撃っている最中はこちらも撃たれる。 ダメージを食らうと画面が白黒になっていき、周囲に血のようなものが付いていくが、ダメージを受けないようにしていれば自然と回復していく。
画像の主人公の横に矢印が付いているが、これは右に飛び移れる遮蔽物があることを表している。
その方向に画面をフリックすると、右(および右前方)の遮蔽物に転がって移り、すぐにまた隠れる。


MASS EFFECT INFILTRATOR
※射撃中の画面。 射撃中は画面の外周にぼやけるエフェクトがかかる。
射撃開始時は照準が必ずズレているので、すぐに修正しなければならない。
敵の頭など弱点部分には丸印が付き、そこを狙うのが一番ダメージが高い。
武器の射程は銃とは思えないほど短いので、敵を攻撃する(タップする)にはある程度近づかないといけない。


武器は最初はマシンガン(アサルト)ショットガンの2種類ですが、クレジットを集める事でスナイパーライフルビームを購入可能です。
武器のチェンジは画面右上の武器ボタンを押しっぱなしにし、その後に武器アイコンの方に指をスライドさせることで行います。
武器チェンジをするとリロードを待つことなく攻撃を続行できる利点もあります。

また、画面左上には「バイオテックス」という特殊兵器のボタンがあり、隠れている敵をおびき出したり、広範囲攻撃を行ったりすることが出来ます。
これは一般的な FPS/TPS の手榴弾のようなものですね。 ただし一度使うと、しばらく使用できなくなります。

また、画面右下には「クローク」のボタンがあり、これを押すと少しの間だけ姿が透明になって、敵にターゲットされなくなります。 俗に言う「ステルス」や「光学迷彩」というやつですね。
これも一度使うとしばらく使用できなくなります。

一度の攻撃で複数の敵を連続で倒したり、うまく武器チェンジしてリロードを短縮したり、バイオテックスを活用して敵を倒すと「スタイル」という評価が上昇します。
そしてこのスタイルと時間・ダメージによって、戦闘が一度終わる度に戦闘評価が付けられ、それに応じてストアのクレジットが貰えます。
クレジットは武器、アビリティ(特技)、バイオテックス(特殊攻撃)、近接攻撃(パンチなど)、防具(ヘルメットとアーマー)の購入やアップグレードに使用でき、これによって主人公を徐々にパワーアップさせていくことが出来ます。

MASS EFFECT INFILTRATOR
※一回の戦闘が終わる度に、その回の評価が付けられる。
ちょっと解りにくいが、この画面で「ストア」の部分(画像の矢印の部分)をタップすると、ストア画面に移動して武器やパワーアップの購入を行うことが出来る。
つまり、ショップはいつでも利用できる形式。
「情報」と言うのは Xbox360 や PS3 で発売されている Mass Effect 3 との連動機能で、このアプリで入手した情報を送信することで Mass Effect 3 の戦いが有利になるらしい。 送信せずに換金することも可能です。


MASS EFFECT INFILTRATOR
※「クローク」を使って透明化しているシーン。 これを使っている間は安心だが、効果時間が短すぎる・・・
少しでも長くしたいならクレジットを使ってアップグレードしよう。
隠れている敵を浮上させるバイオテックスや、近接攻撃のパンチは敵の体勢を崩すことが出来るのだが、あくまで体勢を崩すだけでダメージは低いので、使ったらすかさずタップして銃で追い打ちをかけよう。


見てのようにグラフィックはかなり綺麗で、iPhone の FPS/TPS 系の中ではトップクラスと言って良いでしょう
モダンコンバット3 ほどではありませんが、かなり細かいグラフィックと言えますね。
iPhone 4 でプレイした限りでは、若干カク付く場面も見られましたが、動作はスムーズです。
もちろん iPhone 4S や iPad 2 / 3 ならかなり快適にプレイできるはずです。

難点は、やはりその特殊なゲームシステムの部分ですね。
タップして照準を合わせて攻撃するのは良いとして、敵1体倒した後、さらに連続で敵を狙わないと「スタイル」の評価が減少し、さらに武器の持ち替えやらバイオテックスやらクロークやらもあるので、一見シンプルに見えて、実は結構忙しいシステムです。
遊びやすいんだかそうじゃないんだか判断し辛いシステムで、とにかく「慣れ」が必要になりますね。

また、姿を隠す「クローク」があるためか、敵が四方八方から出て来て、普通に戦ったのでは切り抜けられないような場面が多いです。
例えば部屋の四方に扉があって、前の扉から出て来た敵を相手にしていると横や後ろから出て来た敵に撃たれた、みたいなことが多く起こります。
クロークの使用が前提の、妙に難しい場面が多い気がします。

あと、メッセージは全て日本語化されていて、以前の EA のゲームに良くあったおかしな翻訳もないのですが・・・
それでも「ストーリー」が解りやすいとは言えません。 というか、このゲームだけではぜんぜん解らない。
このゲームは3部作であるマスエフェクトシリーズの、3作目の外伝にあたるようです。
よって基本的にマスエフェクトの一連の流れを知っている事が前提で作られているようで、だからこのゲームだけやっても主人公がなぜ戦っていて、どういう状況で、敵が何者なのか、その辺さっぱり解らない。
ストーリーシーンは結構多いのですが、おかげで余計に流れがよく解らないのが気になります。 まあ、要は敵を倒しながら進んで行けば良いのですが・・・

MASS EFFECT INFILTRATOR
※倒した敵の隊長に銃を突き付ける主人公。 ここで2つの選択を迫られる。
「パラゴン」なら逃がしてやるのだが、「レネゲイド」だと撃ち殺す。 どちらにするかでストーリーが変化するようで、こうしたストーリー分岐がマスエフェクトの特徴のようですが・・・
しかし背景やストーリーを知っていればそれに合わせた判断も出来ますが、ストーリーがさっぱり解らないので判断のしようがなく、好みで(?)選ぶしかない。
もうちょっと導入が解りやすければ良いのですが・・・


MASS EFFECT INFILTRATOR
※ちょっと気付きにくいのですが・・・ この端末は宝箱のようなもので、近づいてタップするとクレジットを得られます。
画面をタップすると矢印が表示され、目的地の方向を教えてくれるのですが、わざと寄り道することでクレジットが見つかったりするので、分かれ道があったら目的地でない方を先にチェックしてみましょう。


MASS EFFECT INFILTRATOR
※ボスも登場! このロボットは第一の難関! ハッキリ言って手強い。 周囲から出てくるザコも鬱陶しい。
画像はボスの間近で戦っていますが、二階のベランダ部分に身を隠しながら、離れて戦った方が無難。
ただし画像の極太レーザーは爆発を発生させるので動いて避けないと危険。
離れてスキを見ながらマシンガンでチクチク攻撃し、ザコが来たらクローク併用でショットガンで処理しよう。
このロボットにはターゲットが3ヶ所あり、中央のメインカメラを先に壊すと周囲を認識できなくなって、武器をデタラメな方向に乱射し始めるのがユニーク。


価格は 450 円。 ちょっとシステムが特殊ですが、クオリティーは非常に高く、内容を考えるとこの価格は安いぐらいです。
さすが「あの Dead Space のスタッフが作った作品だけある」と思えるアプリですね。
なお、iPhone / iPod touch と iPad 共用のアプリ(ユニバーサルアプリ)です。

賛否ありそうな戦闘スタイルも私は好みで、これはこれで慣れればなかなか面白いです。
アップデートで従来型の FPS/TPS スタイルの操作(自動照準、オプションの「タップで照準」をオフにする)も導入されたので、新しい戦闘スタイルが気に入らない方でも、おなじみの戦い方で楽しむ事が出来ます。

先日ご紹介した「マックス・ペイン」といいこれといい、ここに来て急に優れたガンシューティングが出て来ている印象ですね。

MASS EFFECT™ INFILTRATOR (iTunes が起動します)

無料有名ミニゲーム3種(Sence 体内感覚、TtN Live、Four Letter)

本日はメディア露出が多かったり、表彰を受けていたりする、有名どころの無料アプリを3種類まとめてご紹介したいと思います。
どれもちょっとした「ミニゲーム」的なものですが、シンプルだからこそ解りやすく、広くプレイされているというのもありますね。
ゲーマーには物足りないと思いますが、ライトユーザーにはお勧めの、気軽に試せるアプリばかりです。

※以下のゲームタイトルのリンクは iTunes が起動します。

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Sense 体内感覚 / Sence2 ~体内感覚で料理を作ろう~

先日お伝えした iPhone ゲーム大賞 2011 の「子供向け賞」一般投票5位となり、さらに Apple が選出する App Store Rewind 2011 でも 2011 年度の代表ゲームの1つにノミネートされた、無料アプリとしてはかなりメジャーなゲームです。
プレイヤーの「感覚」を計るという、シンプルなミニゲーム集ですね。
ちなみに見た目はいかにも海外っぽいデザインですが、開発したのは沖縄の Web 開発会社です。

Sence 体内感覚

1作目の「Sense 体内感覚」は、正確な円を描く、ストップウォッチを決まった秒数で止める、指定の角度を測る、指定の長さの線を引く、という4つのミニゲームをプレイし、その結果を競います。
内容としては非常にシンプルなのですが、味のある絵柄とテンポ良く遊べる作りで、思わず何度も繰り返してしまいます。

「Sence2 ~体内感覚で料理を作ろう~」はミニゲームを料理の工程に見立てていて、食材を均等に切る、「本体を揺らして」正確な円を描く、「本体を傾けて」水をこぼし指定の量を残す、調味料を目分量で量る、という4つのミニゲームの結果を競います。
傾きセンサーを使ったゲームが導入されたのが特徴で、味のあるユニークなグラフィックも健在です。

一人でやるより、家族や友人、子供と遊ぶときにプレイするのがオススメですね。 特に絵柄は小さな子供も喜びそうなタッチです。
これ以上ないほど「万人向け」「家族向け」のゲームと言えるでしょう。


Touch the Numbers Live

シンプルな内容とセンスの良い見た目で、特に芸能人にファンが多く、そのためメディア露出も多くて非常に知名度のあるアプリ「Touch the Numbers」に、オンライン対戦バージョンが登場しました。
ユーザー登録に Twitter アカウントが必要ですが、登録後は自動マッチングでサクサク対戦できます
プレイ時に勝手にツイッタースパムされたりすることはないのでご安心を。

Touch the Numbers

1 から 25 までのボタンを順番に押し、そのタイムを競うだけの非常にシンプルなゲームです。
単純ですが気楽に遊べ、「周辺視野も鍛えられる」とのこと。
オンライン対戦は先に 25 まで押した方が勝利。 相手の状況は画面上部にリアルタイムに表示されており、タイムは 0.001 秒単位で計られます

同レベルの相手と対戦できれば、なかなか楽しめるというか、暇つぶしになりますね。
しかしユーザーの多くは 10 秒を切るのが当たり前の猛者ばかり。 よって並レベルの人が入っても相手になりません
この辺はこの手のオンラインゲームに良くある問題点です。

よって1人用の Touch the Numbers をよほどやり込んだ人でないと楽しめないと思いますが、有名なゲームだけに好きな人は多いと思うので、自信のある方はチャレンジしてみては如何でしょうか。


Four Letter Words 英語脳トレゲーム Lite

毎年2月~3月に開催されるアメリカのインディーズゲームの表彰「Independent Games Festival(IGF)」で、特別賞にノミネートされていたゲームです。

今年の IGF 2012 は iPhone ゲームの表彰は少なく、ビジュアル賞に Beat Sneak BanditLume、オーディオ賞に Waking Mars 、モバイルゲーム賞に iBlast Moki 2 や Temple Run 、デザイン賞に SpaceChem などがノミネートされていましたが、これと言った新ゲームはありませんでした。
いくつか見覚えのないゲームもノミネートされていましたが、やってみてもイマイチで、以前から IGF はゲームの面白さよりデザインやセンスを重視する傾向があったのですが、今年は特にそれが強かった印象ですね。

しかしそんな中、「相応に遊べて勉強にもなるな」と思ったのがこの「Four Letter Words」です。

Four Letter Words

最初に4文字の英単語が表示されます。 この英単語の中の1文字を入れ替えて、別の単語を作っていきます
例えば、「FAST」という単語の F をタップすると文字の候補が現れ、その中から L を選択すると「LAST」という新しい単語が作られます。
さらに LAST の A を O に変えると LOST が新たに作られ、さらに L を P に変えると POST が作られます。
このようにしてどんどん単語を作っていく事で、評価が上がっていきます。

単語の意味は「?」アイコンをタップする事で、ちゃんと日本語で表示されます
ですから4文字の英単語のみですが、単語を覚える勉強にもなりますね。

ゲームモードは制限時間内にいくつ単語を作れるかを競う Classic と、コンボボーナスなどがあり時間内に指定数の単語を作るとステージクリアになる Arcade の2つ。
無料版と有料版がありますが、双方に違いは感じられず、無料版で普通に遊べます
特に学生の方にオススメのゲームと言えるでしょう。

マックス・ペイン モバイル

妻と幼い子供をマフィアに殺された元麻薬捜査官が、マフィアに潜入して復讐を果たしていくハードボイルドな「シネマティック・アクション・シューティング」の名作が iPhone に移植されています。
マックスペイン モバイル」(MAX PAYNE)です。

元は 2001 年に発売されたソフトで、その映画的な演出で大ヒット、数多くの表彰も受けています。
原作の開発元はフィンランドの Remedy というメーカーですが、数多くの FPS/TPS に携わったアメリカの 3D Realms というメーカーが監修を行っています。
また、発売は GTA (グランド・セフト・オート)シリーズで有名なスコットランドの Rockstar Games が行っていて、多国籍なゲームと言えますね。

このゲームは使用する本体に合わせてグラフィックが一部変化します。
当方は iPhone 4 と新 iPad (iPad 3rd)でプレイしましたが、記事に使用している画像は新 iPad のものなのでご了承下さい。

マックス・ペイン モバイル

FPS/TPS と呼ばれるガンシューティングゲームで、画面左側をスライドすることで移動を行い、画面右をスライドして視点移動、右下に並んでいる銃撃ボタンで攻撃を行います。
右上には武器の種類と残弾数が書かれており、ここをスライドすることで武器チェンジ。
iPhone の FPS/TPS 系としては一般的な操作方法ですね。

操作性は良好で、しかもかなり細かく操作スタイルや感度を調整できるようになっています。
最初にやったときは視点移動が速すぎるように感じましたが、その辺もオプションで変更可能で、オートエイムの有無やボタン以外で銃撃できるようにするなど、設定項目は豊富です。

特徴的なのはジャンプが出来ることと、「バレットタイム」と呼ばれるスローモーションを使えること。
ジャンプは障害物を飛び越えたり、窓を突き破ったりする時に使用し、場所によっては車の上に登ることも可能です。

一時的にスローモーションになる「バレットタイム」は、似たシステムがいくつかのゲームに導入されていますが、このゲームが最初のようです。
普通にボタンを押すと単にスローになるだけですが、レバーを入れながら押すとその方向に銃を構えたまま飛び退きつつ、スローモーションにすることが可能で、これはゲームの攻略に重要です。

ただ、銃撃戦の難易度はあまり高くなく、それほどテクニックが要求される訳ではありません。
物陰に隠れるようなアクションもなく、ダメージは蓄積されるタイプで自然回復はしませんが、耐久力は高めで、回復薬も頻繁に手に入ります。

マックス・ペイン モバイル
※やや解りにくいですが、「バレットタイム」を併用した後方飛び退き撃ちで敵を迎撃しているシーン。
バレットタイムになると画面に青いフィルターがかかり、ゆっくりと動くようになります。 銃弾を目視でかわせるほどではありませんが、狙いは付けやすくなりますね。
ただしバレットタイムの使用時間には限りがあり、使いすぎるとなくなります。


そしてこのゲームの大きな特徴は、各所で展開される映画的な演出と、ゲーム中にリアルタイムに流れる豊富なボイス、そして関係ないのにやたら作り込まれている様々なしかけです。

たまにコミック風のストーリーシーンが表示されますが、登場人物のセリフは基本的に音声のみで語られます。
字幕はありませんが言葉は聞き取りやすく、しかもセリフ回しが非常に魅力的!

主人公はとにかく声が渋く、パスワードが必要なドアを調べたときも単に「開きません」と表示されるのではなく、「防犯システムが俺をあざ笑う。暗証番号が必要だ」と低い声でつぶやいたりします。
敵に近づいた時も場面ごとに異なるマフィアの話し声が聞こえ、そのまま見ているとマフィアが仲間割れを起こしたりするなど、単なるザコにも様々なアクションが用意されています

演出も豊富かつ頻繁で、まるで映画のようなカメラワークが多用されており、本当に「映画の中にゲームが入っているような作品」と言えます。 (ちなみに実際に映画化されています)
BGM も普段は効果音や環境音のみで、盛り上がる場面でのみ流れるなど、映画的な使い方になっています。

このゲームのもう1つの魅力は、色々なものが反応すること。
シャワーに近づいてボタンを押すとシャワーが流れ出すし、トイレを流せたり、ブラインドの開閉が出来たり、引き出しの開け閉めが出来たり、とにかく細かいです。
自動販売機なんか、近づいてボタンを押すとジュースが出て来て、それを撃つと中身が噴き出ながら転がり、さらに自販機を撃つと前面パネルが粉々になって壊れます。 もう作り込み過ぎ。

おかげで、実は各ステージはゴールまで直行すると結構短かったりするのですが、反応する部分が多くて色々寄り道してしまうので、結果的にクリアまで時間がかかったりします。
ボリュームもかなりのもので、パート1だけでも9章もあり、かなり遊びがいがありますね。

マックス・ペイン モバイル
※チンピラ2人が爆弾をしかけようとして、配線を間違って自爆!
その後、主人公が近くのドアを開けようとするが鍵がかかっていて開かない。
しかしガチャガチャやっているとさっきの爆発でヒビが入った壁が「ドアの部分を残して」バタンと倒れる。
こんな映画のような演出が数多く用意されており、とにかく見所が多いです。


マックス・ペイン モバイル
※ホテルの休憩室での銃撃戦。 敵は最初イスに座ってテレビを見ており、テレビではドラマをやっていて音声もちゃんと聞こえます。
銃弾がテレビや自動販売機に当たると割れて壊れ、消化器に当たると消化液が噴出し、壊れる前ならテレビは ON/OFF 出来て、自動販売機からはジュースが出ます。 とにかく作り込みがハンパない。


10 年以上前のゲームなので、さすがにグラフィックは今見ると古く、ポリゴン(3D モデル)は荒く感じますが、テクスチャ(表面の絵)の書き込みは細かく、iPhone の FPS/TPS としては見栄えは良い方ですね。

iPhone 4S や新 iPad なら町の外には雪がちらついていて、蒸気や煙、灯りなどの効果も追加されるため、かなり美しい場面も見られます。
iPhone 4 だと雪が無くなるなど、一部の演出がカットされますが、そのぶん動作は快適で、iPhone 4 でも「動きが重い」と感じたことはありませんでした

銃撃戦は戦争をテーマにしたものより簡易的ですが、このゲームは銃撃戦よりストーリー展開がメインだと思うので、このぐらいで良いと思います。

若干迷子になりやすいステージはありますが、目立った難点はなく、iPhone 版 GTA3 で見られたようなインターフェイスの解りにくさや、文字の見にくさ・小ささなどもありません。
GTA3 で問題になっていた部分はきっちり修正してきた印象です。

ただ、オートセーブは各章の最初しか行われないので、ミスして死んでしまうと手動セーブしていない場合、章の始めからになってしまいます
任意セーブはポーズボタンを押してタイトルに戻り、「セーブ」のコマンドを選択すればいつでも出来るので、ある程度進んだら小まめにセーブしておいた方が良いでしょう。
特にジャンプで穴を飛び越えたり、爆発物を撃ったり、ボスが待ち受けている部屋に入る前は、事前にセーブは基本です。

以下は海外の情報サイト App Spy により Youtube で公開されているプレイムービーです。
海外版なので字が小さく、セリフも当然英語ですが、日本語版はやや大きめのフォントが使われており、セリフも日本の声優さんの声になっています。



価格は 250 円。 ハッキリ言って、この内容で 250 円というのは破格値だと思います
iPhone / iPad 両対応のアプリで、新 iPad の大画面 Retina にも対応しています。

本当に映画的なゲームと言うより、「ゲームであり映画である」と言ったアプリです。
似たタイプにゲームロフトの 9mm がありますが、9mm よりはるかに演出や雰囲気、ボリュームや作り込みなどで勝ります。

元々このゲームは 18 禁指定で、マフィアの抗争を扱ったハードボイルドで退廃的な内容なので、子供には見せられない過激な内容も含まれています。
よって万人に勧められる訳ではありませんが、FPS/TPS が嫌いでないなら、かなりオススメのアプリです。

マックス・ペイン モバイル (iTunes が起動します)

愛と勇気とかしわもち

先日「iPhone ゲーム大賞 2011」の結果を一通りお届けしましたが、上位にランクインしていたにも関わらず、当サイト/ブログでまだ扱っていなかった作品がいくつかありますので、それを順次ご紹介していこうと思います。
と言う訳で、まずはこのゲームを選んだのですが・・・ 何だかいきなり「曰く付きのゲーム」を選んでしまったな・・・
ショートパズルゲームの「愛と勇気とかしわもち」です。

このゲームは「iPhone ゲーム大賞 2011」の「マッチパズル部門」で一般投票5位に選ばれました。
元はパソコンのフリーソフトだったのですが、iPhone 版はオリジナルより画面が綺麗で動きも滑らか、iPhone 用に改善されたものになっています。
ゲーム内容は他の一般的なマッチパズルゲームとは違い、パネルをスライドさせるのではなく、回転させて並べ替えます。

ただ、このゲームが話題になったのは、ゲーム意外の部分で非常に際立った演出があるからで・・・
しかしこれを言うと激しくネタバレになってしまうので、ここでは控えます。
うーん、ぶっちゃけ、レビューし辛い・・・(汗

kasiwamoti

同じパネルを縦横ナナメのいずれかに4つ以上並べると消すことが出来ます。
しかしパネルは上下左右に動かすのではなく、4つのパネルの中央を中心として、右回りか左回りに回転させるように動かします
よってこのゲームはパネルをタップして動かすのではなく、まず4つのパネルの中央部分をタップします。 それから指を左右にスライドすることで回転させます。

kasiwamoti2

「回転」と「ナナメ」があるおかげで他のマッチパズルとは勝手が違い、慣れないとなかなか難しいです。
しかしパネルの種類が少ないので、消せるパネルは見つけやすい方ですね。

画面左にはタイマー表すバーグラフがあるのですが、「赤いバー」と「青いバー」の2種類が存在します。
まず青いバーから減っていき、これが尽きると赤いバーが減り始めます。
パネルを消すと青いバーはそのつど全快するのですが、赤いバーはただパネルを消しただけでは回復しません。
つまり青いバーは短期的なタイマーで、赤いバーは累積タイマーですね。

赤いバーを回復させるには、パネルを「一回動かしただけで」消さなければなりません。
1回だけの移動でパネルを消せば、赤いタイマーが少量回復し、さらに「チェイン」が増えていきます
チェインは増えれば増えるほどスコアの倍率が上がっていくため、高得点を目指すには常にチェインを狙っていく必要があり、つまり「一手で消せるパネルを探しながらプレイする」ことになります。
縦横ナナメの3方向で消せるので、よく見ていけば大抵は一手で消せるパネルが見つかります。

しかしパネルはランダムに落ちてくるので、どうしても一手では消せないケースもあります。
そんな時は探し続けても時間の無駄なので、さっさと諦めてパネルを普通に動かし、並べ替えなければなりません。
この「注意深くパネルを探しつつも、ダメな時はスパッと諦める」という判断が攻略のポイントであり、このゲームの難しく、かつ面白い部分でもありますね。

よって短時間で終わるパズルゲームではありますが、意外とアクションパズルという感じではなく、慎重に頭を使いながらプレイするタイプのゲームと言えます。

kasiwamoti3
※とにかくチェインを重ねていくのが高得点のコツ。 何度かプレイしながら、一手で消せるパターンを掴んでいこう。
レベルが上がると青いゲージの減少速度が速くなっていき、レベル5や6になるとかなり高速でゲージが無くなってしまう。 この時に一手で消せるパネルを探すのに手間取ると致命的なので、ダメだと思ったらさっさとパネルを消して、赤いゲージの減少を抑えよう。
レベル7に達するとゲージの減少はまた遅くなるので、レベル6の突破が第一の関門。
ゲーム終了後は右の画像のように、スコアに応じたイラストが表示されます。 これはストーリーの進行によっても変わっていき・・・


そしてこのゲーム、ちょっとしたストーリーが用意されており、ゲーム終了後にそれに関するメッセージが表示されたり、関連するイラストが表示されたりします。
そしてゲームが進むと、さらに異なる演出が現れます。

これがこのゲームが話題になった最大の特徴であり、今回の「ゲーム大賞」のマッチパズル部門で上位になった要員の1つでもあると思われます。
が、これを言うと思いっきりネタバレなので・・・ とりあえず「興味のある方は自分で見て下さい」としか言えません・・・
まあ iTunes レビューにも若干書かれているので、その辺で察して下さい・・・
とりあえず、「キャラがかわいい♪」とか言ってやろうとしている女の子がいたら、止めたくなるかも・・・

ゲームには大きな難点はありませんが、若干操作ミスしやすいので、しっかりタップしてから指をスライドさせるのを心がけた方が良いです。 チェインが操作ミスで途切れたらショックなので。
あと、ハイスコアを狙うのが面白い内容ですが、Game Center に対応しておらず、ローカルのランキングしかないのが残念ですね。

価格は 85 円と安く、ゲーム自体は遊びやすい内容です。
内容にマッチした BGM も3種類用意されており、Retina 画質に対応、絵がかわいいオープニングムービーなども用意されています。

パソコン版の頃から、色々な意味で話題作だったゲームです。
そのブラッシュアップ版が iPhone でも楽しめるというのは嬉しい事ですが・・・
万人にオススメできるかどうかは・・・ まあ、色々ひっくるめて、話のネタになるゲームですね。

愛と勇気とかしわもち (iTunes が起動します)

アイドルマスターモバイル i

アイドルをプロデュースするという、いわゆる「ギャルゲー」でありながら、ナムコがその開発力を惜しみなく投下したことで高クオリティーの内容となり XBOX 360 で大ヒット。
その後は様々な機種で続編や多くの派生ゲームが登場している、バンダイナムコの代表作である「IDOLM@STER」(アイドルマスター)の iPhone アプリが登場し、話題になっています。
アイドルマスターモバイル i 」です。

このゲームはガラケーで展開していた「位置ゲー」(GPS 機能を利用し現在の位置情報をゲームに利用するもの)のアプリ「アイドルマスターモバイル」の iPhone 移植版で、基本的には同じシステムですが、グラフィックは iPhone の Retina ディスプレイに対応したものにブラッシュアップされています。

正直、このアプリを取り上げるのは虎の尾を踏む行為な気がするのですが・・・
ネームバリューがあるシリーズだけに話題になっているし、本格的な(ガラケーのようなブラウザ型ではなく、ちゃんとした iPhone アプリとしては)初の位置情報ゲームなので、ここでご紹介しておこうと思います。

ただ先に言ってしまうと、ゲームとして楽しめるようなものではなく、ファンアイテムに過ぎない印象です。
ネガティブな記事になっていますが、全国のプロデューサーさん、どうかお手柔らかに・・・

idolmasteri

位置ゲー」とは携帯の GPS 機能を利用して実際にプレイヤーが「移動すること」で、それがゲームに影響を与えるものです。
この手のゲームには「移動距離」が影響するタイプ「現在位置」が影響するタイプの2つ(及びその複合)があり、移動距離が影響するものは実際の移動距離に応じて資金や開発力などが得られるものです。
現在位置が影響するものは、例えば名古屋に移動してコマンドを入力すると「名古屋城攻略!」などのイベントが発生し、特産品などが得られたりするものですね。

この「アイドルマスターモバイル i」は後者の「現在位置」が影響するタイプで、「営業」のコマンドを実行するとその地区、すなわち「その時点で自分が実際にいるエリア」の担当アイドルの知名度が上昇し、そのエリアを制覇したことになります。
営業することでファンも増えていき、目標はファンの増加によるランキングの上昇と、日本の 505 に及ぶ全エリアの制覇となります。

こう言うと「じゃあ『実際に』日本全国を回らないといけないのか!?」と思ってしまいますが、別の土地からの「オファー」が届く場合があり、それを他のプレイヤーに「代行」に出す事が出来ます
例えば東京にいる人が大阪のオファーを受けて、それを代行に出し、大阪にいるプレイヤーがそれを見て代行を実行してくれたら、東京にいる人は東京に居ながらにして大阪の知名度をアップさせられます。
ただし代行で上がる知名度は少量なので、何度も繰り返し行わないと制覇は出来ません。
なお、代行してあげた人はファンが増加します。

営業や代行依頼をするとアイドルの「体力」が減り、なくなるとコマンドは実行できなくなります。
また、同じ土地での営業は1日2回までしか効果が無く、3回行うとマンネリ化して(?)逆にファンが減少してしまいます。

idolmasteri2
※誰かが出した代行依頼は「掲示板」という機能に掲示されていきます。
自分で移動して埋められる範囲には限りがありますから、基本的にはオファーの代行依頼で各地区の知名度を上げていきますが、代行でアップする知名度は初期状態だと 25 %前後。
しかも全国には 505 のエリアがあるのですから、普通にやって狙ったエリアの知名度を代行だけで 100 %にするのは相当困難です。
ただ、携帯電話版の「アイドルマスターモバイル」とデータが共用なので、全国にプレイヤーがいて、代行を出せばすぐに誰かが達成してくれますね。
むしろ代行請け負いの取り合いになっている印象も・・・?


このゲームの(というか iPhone 版の)最大のウリはアイドルの 3D グラフィックでしょう。
アニメ絵のようなキャラクターが滑らかな 3D 表現で動き、iPhone を傾けると角度も変わります
アイドルマスターシリーズのグラフィック技術にはナムコはかなり力を入れているようですが、その片鱗はこの iPhone アプリでも見て取れますね。
最初に見た時は「おぉっ」と思います。

アイドルはタッチやフリックをすることで反応を見せ、その反応は内部で蓄積されている「好感度」によって変化します。
またセリフもすべて音声で流れます。 さすがに歌ったり踊ったりはしませんが。

他にはツイッター連動機能やアイドルを表示してのカメラ機能などが盛り込まれています。
担当アイドルは(2012/4 時点では)女性のみ 13 人で、変更は月1回、決められた日にのみ可能です。
なお、アイドルの各データは個別にダウンロードするようになっているため、アプリ本体の容量は少なめに抑えられています。

idolmasteri3
※動いたときの髪や影の表現などもリアルです。 反応はタップとフリック(もしくは放置)で変わります。 胸とかタッチすると怒りますが、好感度が上がってくると怒り方にも変化が・・・
ただし、現時点ではセリフや動きのパターンはあまり多くない印象です。
なお、上部の時刻をタップするとそれを喋ります。 「22ふん」とか「43ぷん」とかを全部アフレコしたんでしょうか?


しかしこのアプリ、肝心のゲーム部分は位置ゲームとしてもソーシャルゲームとしても全然楽しめるものになっていません
しかも課金要素がかなり多く、多めの課金を継続しないとまともに楽しめない印象です。

まず、営業に必要な体力消費は(初期状態では) 30 で、体力の最大値は 100 しかなく、また同じエリアでの営業は2回までとなっています。
そして体力は時間経過で徐々に回復していくのではなく、24 時に1日1回、全快するのみです。
つまり移動しない場合、1日に2回コマンドを実行したら、もうそれで終わりです。
移動しながら実行したとしても1日3回で終わり。
よって、(無課金では)ものすごーーくやることが少ない!!

さらに代行したり自分で実行したりする「オファー」も、2日に1回ぐらいしか届かない
その場所に行けなくて代行に出す場合、代行ボタンを押したらもう終わりなので、ますますやることがない。

で、そのやることのなさを解消したい場合は・・・ オファーが来るアイテムや、体力が回復するアイテムを「課金ポイントで」購入する事になります。
ハッキリ言ってこのゲーム、課金し続けないとホントやることがないゲームです。

さらに「位置ゲー」としての面白さである「移動によるゲームへの影響」も、実際にその場所に行って営業コマンドを実行する必要がありますから、頻繁に移動を行う人でないと楽しめるものではありません
エリアは大都市圏は細かく区切られており、例えば東京だと山手線で一周するだけでも多くの地域を制覇していくことが出来ますが、東京以外はそこまで細かくなく、大都市圏以外は「市」単位の長距離移動が必要になります。
このゲームのためだけにそんなに移動するなんて、普通の人はしないでしょう。

多くの人は普段の生活で移動する範囲は、家と会社/学校の往復と、買い物ぐらいだと思います。
よって多くの「位置ゲー」は現在位置だけを反映するのではなく、場所に関わらず「移動した距離」をゲームに反映するものが多いです。
しかしこのゲームにそんな配慮は皆無。 「その場所に行かないとダメ」という、位置ゲーとしてかなり旧式なシステムです。

加えて実際にその場所に移動して制覇したとして、そうするとその土地ならではの「お土産アイテム」をゲット出来るのですが、これが有料。
位置ゲーは移動先の、その土地ならではのアイテムを集めていくのも楽しみなのですが、このゲームでそれを得るにはその都度課金ポイントが必要です。(オファーで獲得できる場合もありますが、確率はかなり低めです)

普通この手のゲームは、少なくとも序盤はプレイヤーを楽しませて誘引するために、もっとやることが多いのが一般的です。
しかしこのゲーム、序盤から「1日2回コマンドを実行して、数字が増えて、はい終わり」。
最初は目立ったイベントも起こりません。
課金演出が多い訳ではありませんが、これでは余程のファンでないと続けるとは思えませんね。

idolmasteri4
※とにかく課金して「元気ドリンク」や「オファーチケット」を買わないとまともに進行できない。 ゲーム開始直後からその状態。
まあ無課金で1日1回だけノンビリやっても良いのですが、それだとイベントも少ないしアイテムも入らないし、変化がなさ過ぎて飽きます。
それに新しい土地を制覇したときは、その土地のアイテムぐらいはタダで欲しかったのが本音。
あと課金ポイントは 100pt が 100 円ではなく、若干少なめで、課金リストが高いものから順番に並んでいるというやり方は、いかにも「グリー的手法」でイヤですね。


アプリ本体は無料。 しかし前述した通り、継続した課金がないと続けるのは辛い印象。
iTunes の評価は高めですが、それは「このゲームをプレイする人は元々アイマスのファンだから」だと思われ、一般の人にはとても勧められません
(グラフィックは良いので、それを見て勢いで★5にした人も多い気もします・・・)

ただ・・・ そもそもアイドルマスターというのは楽曲や衣装などが1つ500円とか1000円とか、そんな高額課金の世界。
それでも熱心なプロデューサーさんは喜んで(?)課金しまくっていた訳で、それで買い手と売り手の双方が納得しているのであれば、それはそれで良いのかなぁ、とも思ったりします。
AKB だって握手券や投票券のために CD を数十枚・数百枚買ったりする人がいる訳で、そういう世界はもう、部外者がとやかく言うべきものではないのでしょうね・・・

しかし一般のゲーマーとしてはやはりゲーム性を見る訳で、もうちょっと位置ゲーとしての進行やシステムがきちんと作られていれば、グラフィックや素材は良いのだから、もっとファンの裾野を広げるものにすることも出来るはずで、そうなっていないのは残念と言わざるを得ません。

今後のアップデート次第で変わるかもしれませんが、現時点では(アイマスのためなら死ねるという人を除くと)東京及び大都市圏に住んでいていて、移動を頻繁に行う(もしくは長距離移動を行う)人で、ある程度の継続した課金は構わないという人だけ、試してみても良いんじゃないかな、ぐらいのアプリです。

アイドルマスターモバイル i (iTunes が起動します)

拡散性ミリオンアーサー

※このゲームは 2015年3月 に運営終了しました。
続編と言える「乖離性ミリオンアーサー」の紹介は こちら です。


スクエニが作った『グリー型』のソーシャルゲーム」。
多額の収益を上げつつも賛否両論が渦巻いているソーシャルゲームを、スクエニが豪華スタッフをそろえて開発したという曰く付きのゲームで、スマホ界の大きな話題となっているアプリ。
その「拡散性ミリオンアーサー」が、ついに公開されました。

ガラケーのブラウザをベースにした旧世代的なソーシャルゲームが多い中、スマホの性能を生かしたグラフィック・演出・サウンドが展開される新時代のソーシャルゲーム・・・ なのですが、基本システムはむしろオーソドックスでシンプル
昨今のソーシャルゲームは旧来のブラウザ型を固持しつつ、ゲーム性の面で強化されつつあったので、演出面を強化してシステムが旧来のままというスタイルは、その逆を行く設計だと言えます。

シナリオに「とある魔術の禁書目録」で知られる人気ライトノベル作家「鎌池和馬」さんを起用しており、キャラクターのデザイン、セリフ回し、ストーリーなどその全てがライトノベル風に仕上げられています
そのためシナリオはソーシャルゲームとは思えないほど本格的かつボリュームがあるのですが、モロにラノベ調の展開は好き嫌いが分かれそうです。
ソーシャルゲーム自体も好き嫌いがハッキリしているジャンルですから、人を選ぶゲームである事は確かですね。
なお、サウンドコンポーザーは最近多方面で活躍されている「ヒャダイン」さんで、スタッフからしてかなり「今風」と言えます。

拡散性ミリオンアーサー

ゲーム自体はまんま「グリー型ソーシャルゲーム」、いわゆるポチポチゲーです。
探索地を決定して「進む」のボタンを押すたびに進行度が増えていき、代わりにアクションポイントが減っていきます。
進行する度にお金と経験値を得られ、たまにカードやお宝も貰えて、経験値が一定量たまるとレベルアップします。
アクションポイントがなくなったら回復するまでしばらく待たなければなりません。
良くも悪くもボタンをポチポチ押していくだけの内容で、お手軽でどこでも気楽に出来ますが、ゲームを良くする人にとっては物足りないシステムでしょう。

ある程度進行度が貯まると、そのエリアの「ボス」が現れ戦闘になります。
戦闘もシンプルで、手札(デッキ)の HP の合計が総耐久力となり、攻撃の度にカードが3枚自動で引かれ、その攻撃力の分だけ相手の HP が減っていきます。 これを交互に繰り返します。
カードには特殊な「スキル」も付加されていますが、特殊な効果のスキルはあまりなく、しかも発動がランダムなので戦略にはそれほど大きく影響しません。
スキルの有利不利や相性のようなものもないので、あくまでカードの付加価値に過ぎませんね。

レベルアップすると探索時に消費するアクションポイントや、デッキの総コストを増やすバトルコストをアップできます。
デッキは自分で編成する事も出来ますが、この「バトルコスト」の範囲内で「自動的に」組まれるため、デッキ構成を気にしなくてもゲームを進行させることが可能です。
つまりシステムはとことん「ソーシャルゲーム初心者向け」になっていると言えます。
それでなくてもソーシャルゲームはシステムが簡易的ですから、その初心者向けと言えるため、誰でも遊べる反面、ゲーマーだとますます物足りないでしょう。
スクエニの製作と言う事で、ある程度のゲーム性を期待すると思いますが、そういうゲームではないと思って下さい。 最初に述べたように、あくまでグリー型・モバゲー型の基本スタイルのソーシャルゲームです。

ただ、グリーのゲームほど頻繁に「課金演出」がある訳ではありません。
起動時にグリーっぽい課金広告が出て来たりしますが、ゲーム中に課金を意識させるシーンは(ソーシャルゲームとしては)少なめです。
10連ガチャなどもありますが、これは「ゲーム内のポイント」で引くものであり、課金ガチャをタダで引かせてくれるチケットもストーリーの進行に合わせて度々貰えます。
スクエニは「無料でも十分進める内容」としており、実際に無課金でも通常のゲーム進行は特に問題ないように思えます

拡散性ミリオンアーサー
※探索中の画面。 右上の「進む」のボタンを押すだけの簡単なお仕事です。
スクエニだからと言って特に変化がある訳ではなく、「怪盗ロワイヤル系」のまんまですね。
たまに他プレイヤーに遭遇し、フレンド申請などを行えます。
ランダムエンカウントはなく、探索中の戦闘は基本的にボス戦のみです。


拡散性ミリオンアーサー
※戦闘シーン。 引かれたカードが光って敵に飛んでいきます。
グラフィックの質、軽快な BGM、演出の綺麗さなどはさすがスクエニで、旧来のガラケーのソーシャルより遥かに高レベルです。
ただし戦闘自体は自動で進行し、プレイヤーが途中で介入することはありません。
見た目と違い、システムは簡易的です。


他のソーシャルゲームとは違うこのゲームの大きな特徴は、ゲームの進行(と言うかプレイヤーのレベルアップ)に合わせて「本編のストーリー」が進行していくこと。
単に進んでいくだけのソーシャルゲームとは違い、プロのラノベ作家によるシナリオが展開されていきます。
ストーリーシーンの登場キャラクターや細かく描かれた背景も豊富で、このシナリオが存在するだけで、かなり「普通のゲーム」に近づいている感じがしますね。
プレイヤーは「剣術派」「技巧派」「魔法派」に分かれており、それぞれに異なるシナリオが用意されています。
もちろんシナリオ中にはボス戦・通常戦なども発生します。

ソーシャル要素については、「妖精」と呼ばれる強力なボスが出現し、フレンドと協力して戦える仕様があります。
妖精は探索中にランダムで遭遇し、そこで倒せなかったりスルーしても、その出現がフレンド全員に告知され、協力して HP を減らしていくことが出来ます。
これは「ドリランド」を始め、他のソーシャルゲームでも見られるものですね。

また「因子のカケラ」と呼ばれるパズルピースのようなものをプレイヤー同士で奪い合う、「お宝争奪」の要素があります。
カケラを集めて完成させると強力なカードを得られますが、完成前のカケラを他のプレイヤーに奪われる事もあり、これは「○○ロワイヤル」でおなじみのシステムです。
ソーシャル要素については、必要なものはそろっていると言えますが、目新しいものはない、とも言えますね。

拡散性ミリオンアーサー
※戦闘により徐々に貯まっていく「SUPER ゲージ」というものがあり、これが貯まると必殺技が発動、その際にはスクエニのお約束の「ムービーシーン」が流れます。
ソーシャルゲームでこうした派手な演出があるものは少なく、この辺はやはりスクエニの技術力というか、大手のゲームメーカーが作ったゲームだなと言うのを感じる事ができます。
ちなみに SUPER ゲージの貯蓄量は戦闘後も引き継ぐので、適当なバトルで貯めて手強いボスで発動、ということも可能です。


しかし今の時点では、色々と難点と言える部分も目に付きます。
まずなんと言っても「デッキ編成画面」が使いにくい

このゲームは BC (総コスト)の分だけ自動的にデッキにカードが入れられるシステムなのですが、このため自分でデッキを組むのがやり辛い
「最初から勝手にデッキが組まれている」という時点で初見のユーザーにはわかりにくさがあるのに、デッキにカードを入れる行為を「ロック」と呼称するなど用語も解り辛く、しかもこの辺りの説明が何もない
さらにロックでデッキのカードを変えると、それに合わせて自動で入れられているカードの編成も変わるので、システムを理解していないプレイヤーにとっては意味不明な理由でデッキのカードがどんどん変わっていく訳で、ますます解り辛い。

※デッキ編成画面はアップデートで一新されました。 現在は解りやすいインターフェイスとシステムになっていて、カードが出る順番を自分でカスタマイズすることも出来ます。

また戦闘中に同じ手札が繰り返し使われるシステムであるため、カードの枚数を少なめにして高威力カードの回転率を高めた方が良いのですが、そのために「BC が余ってると勝手にカードがデッキに入る」というのが邪魔
HP はカードが多い方が高くなるので、単に攻撃力の高いカードだけで勝つことは出来ず、その点のバランス取りのシステムは面白いと思うのですが、その辺を考えてデッキ構成をしたいプレイヤーにとっては非常に使い辛いインターフェイスになっています。

※現在はアップデートでカードが勝手にデッキに入ることもなくなりました。

そして、これは難点という訳ではないのですが・・・ この「徹底したラノベ風のデザイン&ストーリー」は好き嫌いがあるように思えます。
ストーリー自体は面白いのですが、次々と美少女が登場し、性格に問題があるヒロインが主人公を引っかき回すラノベおなじみの展開は、人によっては違和感を感じそう。
表現などに「厨二病」的な演出も多く、それが悪いという訳ではないのですが、好みは分かれそうです。
まあ「普通の演出」にしたのでは面白くないので、私的にはこういう尖った特徴を持つゲームの方が好きなのですが、嫌いな人は徹底的に叩くと思われ、それは iTunes レビューなどでもすでに見られますね。

さらに、これはゲーム内容とは直接関係ありませんが・・・ すでに各所で話題になっている通り、「招待 ID」を iTunes レビューに書くことを推奨するメッセージが含まれています。
本来レビューを書く場所である iTunes のレビュー欄に、招待 ID などを書き込む行為は昨今問題になっていましたが、それを誘導しているのですから、もうこの流れは止められない感じ。
こういうアプリは他にも多いし、私的には勘違いレビュー、おバカレビュー、高評価誘導、工作、サクラなどが氾濫する iTunes レビューに今さらモラルを求めるのも無駄だと思っているのですが、でも「スクエニがそれを誘導しちゃダメだろう」というのが本音です・・・

※現在はこの招待 ID に関するメッセージは表示されなくなっています。

拡散性ミリオンアーサー
※このデッキ編成画面はアップデート前の古いものです。 ご了承下さい。
評判の悪かった編成画面は、現在は改善されています。
実際の攻撃は3枚ずつカードを引いて行われるため、ATK の合計値はゲーム的にはあまり意味がありません。
HP は少なくなりますが、少数精鋭のデッキにして、常に高 ATK のカードが出るのを狙う手もあります。

拡散性ミリオンアーサー
※毎度おなじみ(?)、ラノベ的高飛車ヒロインが主人公を困らせる展開。
ただ「魔法派」「技巧派」は主人公が女の子(及び性別不詳?)なのでちょっと違う展開です。 ラノベ的なのは変わりませんが。
全体としては「アーサー王物語」がベースなので、舞台は群雄割拠のブリテン(イギリス)で、登場人物の名前もアーサー王物語にちなんでいます。
話が面白くなってくるのは2章・3章からなので、1章の時点で見限らないで欲しいけど・・・ ダメな人はダメかも?


拡散性ミリオンアーサー
※「恋慕秘薬」と書いて「サイケデリックポーション」と読む。 それってどこのエル・プサイ・コングルゥ?
こういう表現は「シュタインズゲート」で連発されていましたが、シュタインズゲートがそれを「ネタ」として扱っていたのに対し、こちらは本気で厨二病です。
もちろんダメと言ってる訳じゃなくて、これはこれで面白いのですが、違和感ある人も多そう。 まあ、そのうち慣れます。


本体は無料。 ソーシャルゲームですから課金型のゲームですが、スクエニの新作ですし、とりあえず試してみるのがオススメですね。

色々な意味で人を選ぶゲームですが、私的にはガラケーのブラウザをベースにした旧世代的なソーシャルゲームをやるぐらいなら、こちらの方が良いと思います。
ただあくまでソーシャルゲームに過ぎないので、ゲーマーが楽しめるかどうかは微妙で、「スクエニだから」みたいな期待感は持たない方が良いでしょう。
むしろ「絵が綺麗なグリーのゲーム」というイメージでやった方が、コレジャナイ感を受けずに済むと思います。

私自身はソーシャルゲームにも演出やサウンド、相応の戦略性やゲーム性は必要だと思っていて、ゲームメーカーが本気を出してそれを作ったら、既存のソーシャルゲームユーザーは徐々にそちらに流れていくだろうと思っていました。
ただ、そもそもソーシャルゲームの主要ユーザーは高レベルのシステム・グラフィック・サウンドなどを求めていないという意見もあります。

このゲームはグラフィックやサウンドは高レベルですがシステムはむしろ初期タイプなので、これが巷でどう受け取られるのか・・・ その点でも注目作といえますね。

・拡散性ミリオンアーサー(運営終了)

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