iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2012/06

フライトコントロール ロケット

タッチパネルならではのゲーム性と、解りやすいシンプルな内容、何度も繰り返してしまうハマり性を持っていた iPhone 初期の大ヒット航空管制ゲーム「Flight Control」。
大人から子供まで楽しめる内容で、特に iPad 版は Apple からの推薦も受けていました。
そんな Flight Control に続編が登場しています。
フライトコントロール ロケット」です。

フライトコントロールは Real RacingSPY mouse なども開発しているオーストラリアのヒットメーカー Firemint が公開したものですが、Firemint は昨年(2011年)に EA に買収されたため、今作は EA からの販売となっています。

フライトコントロールは「指でなぞって移動ルートを指定する」というタイプのゲームの元祖と言え、タッチパネルを使ったゲームの可能性を提示したアプリだと言えますね。

フライトコントロール ロケット

画面の外周からロケットが飛んで来るので、それを指でなぞって誘導し、赤いロケットは赤い滑走路に、黄色のロケットは黄色の滑走路に、緑のロケットは緑の着陸地点に移動させます。
ロケットは指でなぞったルート上を飛んでいきますが、途中でルートを変更することも可能です。
ロケット同士がぶつかてしまうとミスになります。

基本ルールは以上で、内容としてはシンプルですが、今作は異なる性質を持つ多くのロケットが登場します
例えば、滑走路に誘導すると速度アップするもの、編隊を組んで飛んで来るもの、2機に分裂するもの、誘導後に子機をバラまいていくものなど多様です。
そのぶん難易度は上がってそうですが、今回は3ミスするまでゲームオーバーにならないので、その点でバランスが取られています。

プレイ中、たまにコインが出てくる場合があり、これをタップすると資金が増えます。
資金は「ボット」の購入に使用でき、ボットごとに「スコアボーナスアップ」「コイン入手量アップ」「小型機の速度が上がる」などの効果が付いていて、ゲーム開始時に3つまで装備できます。
装備したボットはプレイすることでレベルが上がり、効果がより高まっていきます。
また、コインを貯めれば新しい宇宙船(滑走路の配置が変わる)を購入することも出来ます。

フライトコントロール ロケット
※こんな大型輸送機が出現する事も。 小さなロケットがたくさん積まれていて、全部着陸させるとボーナスを獲得できます。
滑走路に向かっているロケットはぶつかりそうになると自動的に減速し、ロケットの出現警告をドラッグしても出てくるロケットの誘導が可能になっているなど、システムにも細かい調整が加えられています。


フライトコントロール ロケット
※これが「ボット」。 3つ装備できますが、最初は1つしか装備スロットがなく、コインを貯めてアンロックしていく必要があります。
一度使ったボットはバッテリーが減り、実時間が経過しないと回復しませんが、それほど気になるレベルではありません。
こうした育成要素や収集要素があるのは良いですね。


ゲームモードは3種類、従来通りのミスらない限り延々と続く「INFINITY」(インフィニティ)、ステージクリア制でボーナスステージもある「ODYSSEY」(オデッセイ)、漂流している宇宙飛行士を助ける「RESCUE」(レスキュー)。
ただしオデッセイとレスキューは最初はプレイできません。
他にプレイ方法を説明してくれるチュートリアルも用意されています。

今回の大きなポイントとして、ロケット着陸時のスコア倍率がアップしていくボーナスがあります
「インフィニティ」と「レスキュー」では同じロケットを続けて着陸させることでアップしていくため、ハイスコアを狙う場合は「赤の倍率が高いので、黄色と緑のロケットをワザと着陸させず、赤だけを狙っていく」といったプレイも必要になります。
「オデッセイ」は色に関わらず連続で着陸させることで倍率が上がっていきますが、コンボが途切れると倍率は戻ってしまいます。

フライトコントロール ロケット
※オデッセイにはボーナスステージもあり。 大量のロケットを小型船の滑走路に着陸させます。 連続着陸数に応じてコインもゲット可能。
大量に出てくるのでぶつからずに着陸させるのは困難ですが、ぶつかってもその分のスコアが減るだけでミスにはなりません。


そつなくまとまっているゲームで、プレイしやすくてルールも解りやすく、こういう表現はおかしいかもしれませんが優等生的なアプリと言えます。

ただ個人的には、前作と比べるとゲームバランスが今ひとつな印象もありますね。
前作は開始直後は簡単でしたが、すぐに大量の航空機が出て来て忙しくなり、しかも1ミスでアウトなのでかなりシビアでした。
しかしだからこそ高スコアを狙って何度もやり直してしまうハマり性と、テンポの良さがあったと思います。
またゲーム自体はシンプルだったので、パニックに近い状態になっても何とか切り抜けられるゲーム性でした。

しかし今回は難易度の上昇ペースが遅く、おまけに3ミスするまでゲームオーバーにならないので、ダラダラ続いてしまいます。
また前作にあった「倍速モード」が今回はないため、序盤の簡単な時期をノンビリやらなければならず、ゲームのテンポが悪くなっています。
一方でロケットが大量に出て来て忙しくなると、ロケットに複数の種類があってそれぞれが異なる性質を持っているため、一気に難易度が上がり、対処が急に困難になります

加えてステージクリアモードの「オデッセイ」は1ステージのクリアにかかる時間がどんどん増えていき、しかも序盤ステージはかなり簡単なので、30 分以上は平気で続いてしまいます。
こちらはさすがに簡単すぎて、やってられなくなります

まあこのゲームは子供から大人まで、さらにライトユーザーからヘビーユーザーまでの幅広い人を対象にしているでしょうから、どの辺りの難易度が正解なのかの判断は難しいところですが・・・
いずれにせよ、ゲーム速度の調整はアップデートで追加して欲しいところですね。

あと、コインさえあればいくらでもコンティニュー出来るようになっているので、それによってスコアが左右されてしまいます。
コンティニューに必要なコインの量はだんだん高くなっていきますが、それでも「ハイスコアを競うショートゲームでコイン(及び課金)次第でスコアが決まる」というのは、残念な点と言えます・・・

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



定価は 85 円。 前作同様、かなり安めの価格です。
あくまでショートゲームなのでボリュームはありませんが、価格以上のクオリティーはあります。

正直、私は前作の Flight Control をかなりやっていたので、すでに飽きていた感もあるのですが、前作が好きな方や、前作を未プレイの方には十分オススメできます。
タッチパネルを有効に活用したスマートフォン / タブレットならではの内容なので、iPhone や iPad で普段ゲームをしない方にもお勧めしたいアプリですね。

フライトコントロール ロケット (iTunes が起動します)

Temple Run: メリダとおそろしの森

iPhone のショートゲーム(短時間で終わるシンプルなアクションゲーム)としては世界的定番となっている「Temple Run」。 私もかなり好きなゲームです。
この Temple Run と、日本では7月21日に公開されるディズニーの新作CG映画「メリダとおそろしの森」がなんとタイアップ! プロモーション用のアプリが公開されました。
Temple Run: メリダとおそろしの森」です。

そう言えば去年も、CG 映画「長ぐつをはいたネコ」と Fruit Ninja がタイアップした「Fruit Ninja: Puss in Boots」が公開されていましたが・・・ こうしたタイアップゲームが一般的になって来たという事でしょうか。
登場と同時に各国の iTunes ランキングで首位になっており、Temple Run の世界的人気とディズニーの知名度の高さをうかがい知ることが出来ます。

なお、「メリダとおそろしの森」というのは映画の邦題で、日本以外では Brave という題名なので、アプリ名も Temple Run: Brave になっています。

Temple Run メリダとおそろしの森 Brave

ゲーム内容はオリジナルの Temple Run とほとんど変わりません。
良くも悪くも「Temple Run のグラフィックを差し替えたもの」ですね。

突然何の前触れもなく巨大熊に追いかけられるメリダが飛び出して来て、そのまま道を疾走し続けます。
画面の上フリックでジャンプし、下フリックでスライディング。 曲がり角では左右フリックでその方向に曲がります。
障害物に衝突したり、反応が遅くて穴に落ちたり、曲がりきれなかったりするとゲームオーバー。
つまずいてスピードが落ちると後ろから巨大熊が接近して来て、そのまま追い付かれてもゲームオーバーになります。 残機のようなものはありません。

スピード感は相変わらずで、フリックの反応も良く、手軽にスピーディーなアクションを楽しめるのがこのゲームの面白さですが・・・ 環境によっては動作が引っかかることもあるのが気になります。
この点については後述します。

iPhone を傾けることで少し左右に動くことができ、これで落ちているコインを拾い集めていく事が出来ます。
集めたコインはゲーム中に出てくるアイテムの強化や衣装の購入などに使う事ができ、これが長期的な育成要素になっています。

このゲームのオリジナルの要素は、たまに「的」が出てくるエリアが追加されたこと。
ここでは画面の左右をタップする事で矢を射ることができ、セットで出てくる的を全て射抜くとボーナスコインを得られます。
また、的が出てくるエリアでは障害物が出ないので、安全に進むことが出来ます。
この的当てが追加された事で、オリジナルより距離やコインを稼ぎやすくなっていますね。

Temple Run メリダとおそろしの森 Brave
※左の画像は「的」を矢で射抜いているところ。 左タップで左側を、右タップで右側を撃ちます。 特にタイミングを合わせる必要はなく、その方向に的があれば自動で狙ってくれます。 ただし連射は出来ません。
的が見にくいこともあるので、狙って撃つより、左右交互に撃ちまくってた方が成功しやすいかも。
右はアイテムで無敵になっているシーン。 無敵中は穴にも床が現れ、落ちるのを防いでくれます。


アイテムの強化はゲーム中ではなく、メインメニューの「ストア」で行います。
アイテムの種類はオリジナルの Temple Run と変わりません。
多くのコインが貰える「メガコイン」、コインを引き寄せる「マグネット」、しばらく無敵になる「透明」、一定距離をダッシュする「ブースト」、一定距離で2枚分の赤コインや3枚分の青コインが出現する「コイン」の5つです。
ただ、的当てのボーナスを増やす「コインボーナス」が追加されています。

前作同様、それぞれの1段階目を強化したら、3段階目でコインの入手量が2倍になる「マグネット」と、赤コイン/青コインを出現させる「コイン」の強化を先に行い、コインの入手量を増やすのが良いですね。

他に「グッズ」と呼ばれる使い捨てアイテムもあり、復活できる羽などが用意されています。
コインの入手量が増えてきたら、この「復活の羽」の使い方が攻略のポイントになります。
羽は事前に使っておくアイテムで、効果時間は 30 秒。 効果中にミスった時に復活できますが、その間に使用されなくても効果は消えてしまいます。 さらに効果が消えた後、40 秒間は再使用できません。
持っている分だけ復活できる、と言う訳ではないのがポイントです。

また、これも前作と同様ですが、「ターゲット」(前作のオブジェクティブ)という「目標」があり、これを達成することでゲーム全体のスコア倍率が上昇していきます
よってハイスコアを目指すなら、まずこのターゲットを達成していくことが重要になります。
今作はこの達成条件が日本語で書かれているため、日本人にも解りやすいのが良いですね。

Temple Run メリダとおそろしの森 Brave
※アプリを購入すると、いきなりコイン 2500 枚(課金 85 円分、つまりアプリ価格分)貰えるので、それで各パワーアップの1段階目は解除できます。 1段階目を解除しないとそのアイテムが出てきません。
ただ、今回は前作よりアイテムの出現率自体が減っている気もします。
右はスライディング中の画面。 ハッキリ言って、向こう側が見にくい。 この直後に穴があったりすると・・・


しかし今作には、前作にはなかったいくつかの難点もあります。

一番問題なのは、前述したように環境によってはたまに動作が引っかかること
iPhone 4 でプレイした場合、プレイ中にたまに「カクッ」とコマ落ちする場合があります。
それはほんの一瞬ではありますが、コマ落ち中は操作が受け付けられないので、素早い反応を繰り返すこのゲームでは、それはかなり致命傷になります。

最新機種なら問題ないと思いますが、iPhone 4 の場合はこの症状は結構頻発し、しかも「処理が一瞬重くなる」ということは、「重くなる場面では負荷が高い」「つまり何かの障害物が出ているか曲がった直後」「よって危険なときに限ってコマ落ちが起こる」という事なので、ますますこれが原因のミスが起こりやすくなっています。
正直、iPhone 3GS や iPod touch でプレイするのはかなり厳しい気がします。

元々 Temple Run は反応の良さとキビキビした動きが最大の長所であり、こうした動作の問題は前作にはなかったので、前作をプレイしていると余計に気になりますね。

もう1つの問題は、グラフィックが綺麗になった事で、逆に解りにくい場面が多くなったこと
例えば段差かと思ったら背景で、実は曲がり角だったとか、曲がり角だと思ったら道の継ぎ目だったとか、そういう事が結構起こります。
こういう事態が発生する一番の原因は自分が慌てている事だと思うのですが、それでも前作はこういう「道だと思ったら違った」というようなミスは滅多に起こらなかったので、やはり気になります。

また狭いすき間をスライディングで通過するとき、すごく視点が低くなるので、それは演出としてはダイナミックなのですが、道の先が非常に確認し辛く、それによるミスも発生しやすいです。
スライディングの後にすぐ穴とか高い段差とかあったりすると、反応するのは非常に困難です。

全体としては、的当てシーンのおかげでスコアやコインは増えやすくなっていますが、やっていて「前作にはなかったやり辛さ」を感じる事も多く、総合的に見ると難易度は上がっている気がします。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



価格は 85 円。 ゲームは本当に面白いです。
ただ、前作の Temple Run が無料で公開されていて、ゲーム内容にあまり違いはないので、それを考えると有料なのはどうなのかなぁ、という気はします。
まあ Temple Run が好きで、新バージョンもやってみたい方には価格は安いしオススメです。

ところで余談ですが、Survival Run (iTunes 起動)というゲームがありまして、このゲームにすっごく似ています。
熊に襲われるところといい、森からスタートするところといい・・・ 単なる偶然だとは思うのですが・・・
価格は無料なので、Temple Run が好きな人はこちらも試してみてもいいかも。

まあヒットゲームの亜種が登場するのは世の常なので、内容がかぶるのも良くある事でしょうか。
ともあれ、今後さらに増えるであろう人気アプリと映画のタイアップには、注目していきたいですね。

Temple Run: メリダとおそろしの森 (iTunes が起動します)

Babel Rising 3D

旧約聖書の創世記に登場する、地上の人々が神に近づこうと建てた天高くそびえる塔「バベルの塔」。
神の怒りによってその建設は妨害される事になりますが、それをゲーム化したアクション・ショートゲームが「BABEL Rising」です。
このゲームは特に海外で評価が高かったのですが、それを先日、大手 PC メーカー「Ubisoft」が 3D グラフィックエンジンを用いてリメイクしました。
Babel Rising 3D」です。

ゲームジャンルとしては、次々やってくる敵を「プレイヤー自身の手で」撃退し続ける、「キャッスルディフェンス」と呼ばれる防衛ゲームになりますが・・・ 最近は目立ったキャッスルディフェンスが全然登場していなかったので、この手のゲームの紹介は久々ですね。
防衛ゲームと言っても、このゲームの場合は「神となって城の建設を妨害する」という内容なので、やってることはキャッスルディフェンスという言葉とは正反対ですが。

3D で表現されたグラフィックは流石に美しく、絵画などでおなじみの「バベルの塔」が徐々に作られていく様子は、最初に見た時は「おおーっ」と思えます。
なお、このゲームは Android 版も公開されています。

Babel Rising 3D

新世界の神になったプレイヤーは様々な「神の奇跡」で、ひっきりなしにやってくる労働者に「神の裁き」を与えていきます。
神の奇跡には火・水・土・風の4つの属性があり、土には「落石」や「地割れ」、風には「雷」や「竜巻」などがありますが、1つのステージで2つの属性しか使用できません。
攻撃を実行すると、その攻撃はゲージが貯まるまで再使用できなくなります。 よってゲーム中は様々な技を素早く切り替えながら使っていくことになります
ゲージは大技ほど貯まるのが遅く、小技だと短時間で回復します。

操作はタップで落石や火球などのシンプルな技を使い、スライドで画面スクロール。
横にスライドすると塔を中心にして、全体が回転するような感じに視点が動きます。
一本の指で画面を押さえ、もう一本の指で画面をスライドさせることで、広範囲に効果がある「地割れ」や「火柱」などの技を使う事が出来ます。

造られていく塔や神殿には労働者の移動ルートがあり、倒しきれなかった労働者がルートの終点まで到達すると、建物の建築が進んでいきます。
塔や神殿が完全に完成してしまうとゲームオーバー。 その前に「労働者を○人倒す」「一定時間防ぎきる」などの勝利条件を満たせばステージクリアとなります。

基本的にはアクションゲームであり、次々やってくる敵をどんどん攻撃していかなければならない、かなり忙しいゲームですね。

Babel Rising 3D
※労働者に混じって、特定の属性の攻撃を防ぐ「神官」も登場します。 赤く光っている神官の場合、その光の範囲には火属性の攻撃が通用しなくなります。
建物は3種類、「ジッグラト」「バベルの塔」「空中庭園」。 どれも既存の絵画や遺跡をモデルとしているようです。


Babel Rising 3D
※画面上部には得点倍率の表示があり、敵を連続で「違う技で」倒すと倍率が上がっていきます。
よって属性を切り替えながら、次々と技を繰り出して敵を倒し続ける事が、攻略であると同時にスコア稼ぎにも重要になります。
なお、最初の建物(ジッグラト)は労働者の移動ルートが一本道なので容易に撃退できるのですが、2つ目のバベルの塔は二重螺旋構造になっていて、敵のルートが2本あるため一気に難易度が上がります。


ステージをクリアすると評価に応じてコインを貰え、それでパワーアップを購入する事ができます
パワーアップには技の強化パッシブスキル(継続効果)、スクロールの3種類があり、技をパワーアップすると威力が増すと同時に、ゲージが最大3本分まで溜まるようになります。
パッシブスキルは「土属性のゲージの回復速度をアップ」などの効果がありますが、どれか1つしか装備できません。
スクロールは使い捨てアイテムで、敵の速度を落としたり、塔を崩壊させたりする強力な効果を持ちます。

コインは課金でも購入出来ますが、追加課金が必須なほどではない印象です。
3つ目のワールド(空中庭園)は購入しなければプレイできませんが、その購入はゲーム内のコインで行え、必要な量もあまり多くありません。

ゲームモードには「キャンペーン」と「サバイバル」の2種類があり、勝利条件があるのは「キャンペーン」のみ。
「サバイバル」はステージクリアがないモードで、ひたすら耐えながらハイスコアを目指します。
サバイバルでは一定時間経過するごとに船を撃退するボーナスステージが発生し、またサバイバルでもコインを得る事が出来ます。

Babel Rising 3D
※4つの属性に技は3つずつ。 それぞれの技を3段階目まで強化できます。
それぞれ「タップ」「一本の指で押しっぱなしにしつつ、もう一本の指でスライド」「三本指タップ」の共通の操作で発動します。
でも3つ目の技はいわゆる「必殺技」なので、普段使うのは各属性の1つ目と2つ目のみ。
キャンペーンの場合、ステージによって使える属性が決められている場合もあります。


Babel Rising 3D
※水属性の必殺技「大洪水」。 旧約聖書の創世記と言えばやっぱりコレ。 でも塔の上部までは届かない。
ちなみにバベルの塔は、「大洪水を経験した人々が、そこから逃れるために造った」と記されている書物もあるそうです。


難点は、まず1ステージがちょっと長すぎること。
ショートゲームっぽいシンプルな内容ですが、その割には1ステージのクリアに 5~10 分ぐらいかかります。
もうちょっと短い方がお手軽感があって良かった気がしますね。
また序盤ステージは難易度が低すぎて、ちょっとダラダラ感があるかも。 2つ目のワールドからは相応に手強くなり、良い意味で忙しくなりますが。

そして、見た瞬間に「どうなんだコレ!」と思ったのが・・・ 機種ごとのグラフィックの違い
最近は旧機種でも動かせるように、機種に合わせてグラフィックのクオリティーを変えるアプリが多くなっていますが、このゲームの場合は・・・
とりあえず、画像を見て頂ければと思います。

Babel Rising 3D

信じられないと思いますが、この2つの画像は「まったく同じシーン」のものです
iPhone 4 、モノがなさ過ぎ!! 

いくらなんでもコレだけ違うってのはどうなんでしょうか。
iTunes のスクリーンショットを見て買った iPhone 4 の人は、さすがに詐欺だと思っても仕方がないレベル
先に iPad 3rd でやって、その後に iPhone 4 でプレイしたので、この画面を見たときはのけ反りました。
もはや iPhone 4 も切り捨てられる時代なのでしょうか・・・?

まあ建物が出来てくると iPhone 4 でも見栄えがしますし、ゲームの動作自体は快適です。
しかし iPhone 4 ならもうちょっと背景があっても、普通に動くと思うんですけどね・・・

※iPhone 4S の場合、塔の影がないそうですが、それ以外は iPad 3rd と同じ画質のようです。

Babel Rising 3D
※一応、iPhone 4 でも建物が高くなると、このぐらいの画像にはなります。 影とかないけど。
ゲーム自体には機種ごとの差はありませんが、指の真下が見やすい iPad の方がやりやすいかも。




価格は 250 円。 グラフィックは凄いですが、ショートゲーム的な内容であることを考えると、このぐらいが妥当でしょうか。
ゲーム自体はシンプルなので、その点はお間違えの無いように。

どちらかと言うとライトユーザー向けのゲームだと思います。
iPhone 4S や iPad 3rd などの新機種を持っていて、シンプルなゲームが好きだと言う人には、解りやすい内容でありながら新機種のパワーを実感できるグラフィックを備えているので、うって付けと言えるのではないでしょうか。
旧約聖書の伝承を題材にしている点と、その雰囲気を醸し出している BGM やインターフェイスも良いですね。
逆にゲーマーだと、ちょっと単純すぎる印象を受けるかも。 あと、ある意味「人を虐殺しまくるゲーム」なので、子供にはお勧めできませんね。

ともあれ、一見の価値のあるゲームではあると思います。

Babel Rising 3D (iTunes が起動します)

真・女神転生II

※このアプリは 64bit(iOS11 以降)には対応していません。

今年2月、あの「神と悪魔」「一神教と多神教」「秩序と混沌」をテーマにした、ある意味「日本でないと発売できない」伝説的な RPG 「真・女神転生」が公開されました。
しかしその正体は単にゲームボーイアドバンス用のソフトを「そのまんま」 iPhone で動かしているだけのシロモノであり、ユーザーに嬉しさとガッカリ感を同時に与えた微妙なアプリでした。
そして先日、1の公開からまだ4ヶ月しか経っていませんが、早くもその続編が公開されています。
真・女神転生II」です。

今回もその内容は、ゲームボーイアドバンス用の「真・女神転生II」を「そのまんま」流用したものです。
言わばエミュレーター(別のシステム用のソフトを他のシステムでも動かせるようにすること)ですね。
iPhone 用に新しいシステムが追加されている訳でも、iPhone の解像度に合わせてグラフィックが調整されている訳でも、何でもありません。
良くも悪くも昔のまんまです。

ただ、前作で酷評された「iPhone のスクリーンの半分ぐらいしか使っていない極小なゲーム画面」は、横向きのスクリーンに大きめに画面を表示する「横画面モード」が追加された事で解消されています。
この横画面モードはアップデートにより前作「真・女神転生」にも導入されています。

真・女神転生2

真・女神転生II は、前作の数十年後が舞台となります。
ストーリーは前作の続きですが、直接の繋がりはないので前作をプレイしていなくても物語的にはあまり支障はありません。
しかし難易度は明らかに「前作の経験者向け」であり、それでなくても高めの難度だった前作よりさらに難しく、特に序盤は不親切な感じが否めないので、1を全くプレイした事のない人がいきなり2をやるのはお勧めしません

2から新たに加わった要素は、敵が2種類同時に出現すること
他にも自動でダメージを全快してくれるオートリカバー、オート戦闘の改善、漢字表示の追加などが行われているのですが、これらは GBA(ゲームボーイアドバンス)版の場合、真・女神転生(1)の方にも導入されていたため、GBA 版(つまり iPhone 版)に関して言うと2からの新要素という訳ではありません。
細かい点で言うと「合体による魔法継承」や「剣合体の拡張」などがあるのですが、この辺はやり込み要素に近い部分ですね。

GBA 版にあった「悪魔辞典」や、登場人物のサイドストーリーを見られる「ビジョナリー」なども、中身は GBA 版のソフトですからそのまま存在します。
前作がインストールされていると今作に新しい悪魔が追加される「ハロウィンシステム」も GBA 版にあった機能であり、一部の記事で「iPhone 版特有の機能」という感じで紹介されていますが、実際には iPhone 版で新たに追加されたものではありません

真・女神転生2
※とにかく序盤が解りにくい。 最初は上の画面のような「ヴァーチャルトレーナー」でレベル上げをします。 レベルが1つ上がらないと外に出して貰えません。
外に出れるようになったら町の中のヴァーチャルトレーナーに入り、その後も町の中で情報を集めましょう。
町でやることをやったら決勝戦に出れるので、外に出てコロシアムへ。


真・女神転生2
※コロシアム内でマップ中央にある入口に入ると、いきなり上記の試合画面へ。 準備不足だとまず負けますが、入るといきなり戦闘になるうえに、このダンジョン内にはセーブポイントはありません。 不親切極まりない。
レベルが 10 ぐらいあり、コロシアムのダンジョン内で「スライサー」を取っておけば普通に勝てるはず。
勝った後はフィールドの上の方にある「マダムの屋敷」に向い、その後にスラム街に向かうのですが、その過程にボス戦とかもあるのにセーブポイントがありません。 もちろん負けたら前回のセーブまで戻されます。
この段階でのセーブポイントはマップ右下の教会の中にしかありません。 ますます不親切極まりない。


前作「真・女神転生」の iPhone アプリと同様、GBA 版をやったことがない人にとっては「リニューアル版の真メガテン2」なので、グラフィックの解像度が低くて古くさいイメージは拭えませんが、iPhone でプレイできるというのは嬉しいことでしょう。

ただ、これは個人的な好みもあるのですが、私的には真・女神転生2は1と比べると劣る印象があります
現代の東京とその崩壊が舞台であった前作とは違い、今作は未来の話であるため、全体的に SF チックな話になっており、舞台も前半は架空の都市、後半は魔界と、前作のようなリアリティーのある舞台ではありません。
また、前述したように前半の難易度がかなり高く、解りにくい場面も多く、またマグネタイト(仲魔を連れて歩くのに必要な資源)がシビアで、せっかく強い仲魔を合体で作っても連れて歩いているとすぐ枯渇します。

あくまで個人的な意見ですが、私的には真・女神転生(1)の方がお勧めで、今作はあくまで「1をプレイし終わった人のためのゲーム」という印象ですね。

あと、この iPhone 版の真・女神転生II は若干動作が重い時があるのが気になります。
バックで何かが動いていたりすると全体的に動きが重くなり、ダンジョンの移動、戦闘の流れなどが慢性的に遅くなります。 しかし何かの拍子に急に軽くなったりもします。

このアプリは「ポーティング」(他のシステムのプログラムを別のシステムで動かせるようにコンバートするもの)で作られたとのことですが、どうもエミュレーター(他のシステムのプログラムを別のシステムで動かす互換ソフトウェア。その性質上 CPU パワーをかなり必要とする)っぽい動作をしているような気がしますね。
まあ、やる方にとってはポーティングもエミュも同じようなものですが。

真・女神転生2
※フィールドマップはこんな感じ。 巨大施設の中なので、現実の地名はほとんど出て来ません。
ゲーム後半の「魔界」はオカルトに強い人ならピンと来る構造(セフィロート)にはなっていますが、普通の人には「単なる架空世界」に過ぎません。
私的には、全体的に普通の RPG になってしまった感じがあります。(1が「普通ではない」RPG だったので)。


真・女神転生2
※メガテンでは毎度おなじみのケルベロス。 今回も序盤のイベントで味方として登場。
しかしこいつが強さ相応にマグネタイトをバクバク喰うので、連れ回しているとあっという間にマグネタイトが尽きます。 と言うか今回は後半になるまで慢性的にマグネタイトが足りない。
前作を持っていると追加される特典悪魔はメガドライブ(メガCD)版のメガテンで追加されたもので、メガドライブ版の追加悪魔はユーザーアンケートで加えられたものであるため、当時人気の女神や妖怪などが加わっています。
例えば、サザンアイズのタクヒとか、ああっ女神様っのノルン三姉妹などですね。


価格は1と同じく 1200 円
正直、前作同様 GBA のエミュ的なものに 1200 円ってのは高い印象が否めません。
基本的にはメガテニスト(女神転生シリーズのファン)のみに向けた内容・価格設定という感じです。

とは言え前作と同じく、GBA 版そのままの内容と言うことは、つまり(古いとは言え)一般のゲームソフトとしてのボリュームやシステムである訳で、それを携帯電話である iPhone で遊べるというのはファンにとって嬉しい事ではありますね。
さすがに万人にお勧めできるようなものではありませんが、話題性のあるアプリであることは確かでしょう。

インターフェイスやスクリーンサイズも改善されましたし、もしやりたいと思っている場合は、真・女神転生(1)の方からやってみるのをお勧めします。

真・女神転生II (iTunes が起動します)

Inferno+

先日、線画で描かれた全方向スクロールのシューティングゲーム Ballistic SE(現在非公開)をご紹介しましたが・・・
本日も、線画で描かれた全方向スクロールのシューティングゲームをご紹介したいと思います。
Inferno+」です。

開発は先日の Ballistic SE と同じ Radiangames で、元は XBOX のオンライン配信用のゲームだった点も同じです。 見た目も非常に似ています。

しかしその内容は敵を倒しながら迷宮内をさまよい、出口を目指して進んで行くというもので、ダンジョン探索アクションゲームの名作「ガントレット」に近い感じと言えます。
メーカー側は「スタイリッシュ・ツインスティック・アクション RPG」と称しています。

Ballistic SE と同じく、iPad 3rd の大画面 Retina ディスプレイに対応、iCloud によるデータ共有も備わっています。

Inferno+

敵も味方も丸い形をしていて、画面左側のスティックで移動、画面右側のスティックで弾の発射方向を動かす、2スティック制のシューティングゲームです。
スティックの位置は固定ですが、操作性が気になることはなく、非常に快適にプレイすることが出来ます

フィールドは迷路状になっていて、目的は敵を倒すことではなく、出口(EXIT)を探して到達すること
迷宮内はドアの役目をする薄い壁で隔てられていますが、これは「」のアイテムを取って触れれば開けることが出来ます。

敵の出現位置は決まっていますが、ザコをどんどん生み出す「ジェネレーター」や、弾を撃ってくる砲台のような敵、壊すと炸裂して弾をバラまく敵などがいて、戦闘部分は完全にシューティングゲームです。
自機の攻撃は最初から 3WAY で、押しっぱなしで弾をバンバン連射してくれるので、爽快感がありますね。

迷宮内にはオレンジ色のチップが置かれていて、敵を倒すことでも小チップを得られます。
これらを取ることで資金が貯まっていき、各ステージの「ショップ」でパワーアップやアイテム(ボムや鍵)の購入を行えます
ただしこのゲームのパワーアップ方式は少し変わっていて、強化を購入しても「パワーアップ上限」がアップするのみです。
実際にパワーアップさせるには上限を増やした後、ステージクリアで獲得できる「アップグレードポイント」を振り分けなければなりません。

Inferno+
※画面内の敵を殲滅するボムを発動しているシーン。 敵の中にはボムでしか倒せない、追尾してくる黒い敵も存在します。
黒い敵は要するにガントレットの「デス」であり、時間制のボーナスステージがあったり、自機を4種類から選べるなど、見た目は全然違いますが、各所にガントレットをリスペクトしている部分が見られます。


Inferno+
※パワーアップの一覧。 機体によって誘導攻撃か反射攻撃か、シールドが広範囲か電撃型かに分かれていて、シールドと誘導/反射のパワーアップはその特性を強化するものです。
ノックバックは撃った敵を後退させるもので、これがあればボムがなくても黒い敵を押し退けられます。
支援機は一緒に攻撃してくれるオプションみたいなもので、被弾すると破壊されますが、迷宮内にたくさん落ちていてどんどん補充できます。


自機は4種類あり、パワーアップするとショットとシールドに違いが出て来ます。

ショットは Homing だと敵を追尾、Reflect だと弾が壁で反射します。
シールドは広範囲の弾を消す Repulsor と、シールド中に体当たりで敵にダメージを与えられる Electrocute の2種類です。

シールド使用中は無敵になりますが、使用しているとシールドエネルギーが減っていき、連続で使うことは出来ません。
またシールド中はショットを撃てなくなります。

自機は1発の被弾ではアウトにならず、しかも迷宮内には回復アイテムがたくさん落ちているので、ゲームの難易度はそれほど高くありません
1ステージの時間も長くなく、サクサク進行していくことが出来ますね。
10 ステージが1つのエリアになっていて、各エリアの最後にはボスも登場します。

Inferno+
※左上はホーミングショット。 弾がグニャグニャ曲がりますが、壁の向こうの敵にも反応してしまうのが難点。
右下はリフレクとショット。 弾が壁で反射しまくるため、発射数と連射数が上がった状態で撃ちまくると画面中が弾だらけに。
どちらも強いので、どっちが良いかは好みでしょうか。


Inferno+
※ボス登場! 大量の弾をバラまいてきますが、シールドで防げるのでそんなに手強くはありません。
難易度は全体的に低めですね。


ステージによっては通り抜けられる壁や特定の条件で消える壁があり、その奧にボーナスステージに通じる隠し出口があったりもします。
ダンジョンをどんどん突破していくテンポの良さがあり、徐々にパワーアップしていく様子もちょっとした RPG っぽくて良いですね。

ステージは全部で 40 。 サクサク進むゲームであるため、集中してやっているとすぐに終わってしまうのが難点です
ただ、オールクリア後は難易度を3種類から選べ、「New Game+」(強くてニューゲーム)も用意されています。
でも、もうちょっと長く遊べればなぁ、というのも正直なところでしょうか。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



定価は 250 円。 ショートゲームと言える Ballistic SE よりは少し高め。
でも内容を考えると妥当だと思います。
シューティングゲームが好きな方にはオススメできますね。

ずっと XBOX で配信用ゲームを作ってきた Radiangames ですが、すでに XBOX での開発は終了すると宣言しています。
最近は iOS への移植をメインに活動していたようですが、Inferno+ で一通りの移植が終わったようなので、今後の新作に注目です。

Inferno+ (iTunes が起動します)

Paper Monsters

コレっぽいペーパークラフト風の主人公が活躍する、見た目も難易度もゆるゆる系のスーパーマリオ型アクションゲームが登場しています。
Paper Monsters」です。

開発したのは Crescent Moon Games というメーカーで、ここは Aralon や Pocket RPG などの高評価なゲームを開発している一方、GearsSiegecraft などゲームとして今ひとつなアプリも多く、技術力は誰もが認める所でありながら、当たり外れが大きいメーカーという印象があります。

そしてこの Paper Monsers は・・・ 非常に遊びやすいスーパーマリオ型のゲームでありながら、ゲーマーとしては物足りない内容で、iTunes でも否定的なレビューが多く見られます。
しかし一般ユーザーにとっては、遊びやすい難易度と解りやすくて馴染みのあるゲーム性、ほのぼのした見た目と変化に富んだステージのおかげで、高い評価を受けているようです。
プレイヤーのタイプによって評価が分かれるゲームと言えるかもしれません。

なお、iPad 3rd の Retina ディスプレイに対応しており、Apple が選ぶ「今週の iPad ゲーム」にも選出されています。

Paper Monsters

左右移動とジャンプで障害物や敵をかわしながら進んで行くスーパーマリオのようなゲームで、各所にスーパーマリオをリスペクトしていると思われるしかけが見受けられます。
「土管に入るとシーン移動」というところなんか、まさに「そのまんま」ですね。

Bダッシュはありませんが、ジャンプは二段ジャンプが可能です。
スティックは画面を触った場所に出る形式で、ボタンはなく画面右側のどこかをタップすればジャンプになります。
操作性は良く、スムーズな移動が可能で、難しい操作が要求される場面もありません。
移動はそれほど早くないので、素早いアクションは出来ないのですが、プレイはしやすいですね。

ステージごとに様々な特色があり、ソリやコンドルなどの乗り物も多く、潜水艦に乗って進む水中ステージや列車内のステージなどもあり、変化に富んでいます
残機はなく、やられたり下に落ちたりすると1発でゲームオーバーになりますが、リトライは何度でもできるので、実質残機は無限と言えます。
ステージの途中には風車のようなチェックポイントがあり、やられてもそこから再開できます。

Paper Monsters
※水中では潜水艦になり、魚雷で敵を攻撃できます。 画像では解りませんが、光源の揺らめきが綺麗。
他にも色々なシーンがあって、変化のある展開が楽しめます。
やっぱりこの手のゲームは場面の豊富さが大切ですね。


Paper Monsters
※観覧車のようなものに乗っているシーンですが、奧にもコースがあるのに注目。
特定の土管に入ることで、この奥側の通路に移動できる場合があります。
どのステージにも複数のルートや隠し通路などが用意されています。


ステージ内にはスーパーマリオのコインのように「(服の)ボタン」が配置されていますが、残機がないゲームなので集めても 1UP はしません。
その代わり、ボタンを集めてクリアすると最後に「金のボタン」が貰えます。
また、ステージ内に隠されているプレゼントボックスを開けることでも金のボタンは獲得できます。

金のボタンは主人公の「衣装」を買うのに使用でき、衣装を変えても特に強くなったり有利になったりはしないのですが、ちょっとした収集要素になっていると言えます。
他にも各ステージには隠し通路が多くあり、その先にはクリア評価がアップする「金のクリップ」や実績の条件となる「パネル」が隠されていて、スーパーマリオらしい隠し要素が用意されています。

ワールドは全部で4つあり、1つのワールドは4ステージで構成されていて、全 16 ステージ。
各ワールドの最終ステージにはボス戦もあり、オールクリアした後には追加ステージ(6ステージ)を遊ぶ事もできます。
またこれとは別に、常に主人公が走り続けていてジャンプのみで障害物をかわし、どこまで進めるかを競うミニゲームも用意されています。

Paper Monsters
※ボタンを集めて衣装を買える、アバター的な要素があります。
オールクリアしても衣装は3つか4つぐらいしか買えないので、衣装集めはやり込み要素に近いと言えますね。
なお、ボタンは課金で購入する事も出来ますが、衣装を変えてもパワーアップしたりする訳ではないので、課金が必須な訳ではありません。


Paper Monsters
※ステージ3のボス、テンガロンハットをかぶったクモとの戦い。
ボス戦の戦い方はステージごとに異なっていて、スイッチを押して大砲を撃ちダメージを与えるものや、潜水艦で機雷を撃ってボスを爆発に巻き込むものなどがあります。


全体的に良く作られているのですが、やや淡々としているのが難点でしょうか。
このゲームをやって解ったのですが、スーパーマリオから B ダッシュを抜くと、素早い動作が出来なくなるため、単調なゲーム展開になってしまいますね。
とは言えタッチパネルでは「B ボタンを押しっぱなしのまま A ボタンでジャンプ」という操作は困難なため、やはりこのタイプのゲームは物理コントローラーがない欠点が生じやすいのかもしれません。

後は、かなり難易度が簡単で、ゲームに慣れている人だと何の問題もなく進行できるため、派手なアクションがない事もあり、やや物足りない展開が続くこと。 苦戦するのは最終面ぐらいでしょう。
とは言え普段ゲームをしない人だとこちらの方がやりやすいと言えるので、この辺は一概に欠点とは言えない部分でしょうか。 良くも悪くも「ライトユーザー向け」ですね。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



価格は 85 円と、かなり安い値段です。
前述したようにコアゲーマーだと物足りない内容ですが、85 円という価格とクオリティーを考えると、コストパフォーマンスは非常に高いです。
ライトユーザーにとってはかなりお買い得ですね。

iOS のスーパーマリオ型のゲームは、やはり「ソニック・ザ・ヘッジホッグ4」のエピソード1 / エピソード2 が一番良いのですが、ソニックは玄人向けのゲームなので、普段あまりゲームをしないけどスーパーマリオ型のゲームがやりたいと思っている人には、こちらの方が良いかもしれません。

少なくとも、最近よく見られる悪質なパクりスーパーマリオとかをやるぐらいなら、こちらの方が遥かにマシですね。

Paper Monsters (iTunes が起動します)

Ballistic SE

画面を埋め尽くす程の無数の敵を撃ちまくる、シンプルながら爽快感のあるセンスの良い全方向スクロールシューティングが登場しています。
Ballistic SE」です。

このゲームを開発した Radiangames は XBOX 用のオンライン配信ゲームを作っている小メーカーとして有名で、iPhone / iPad でも Super Crossfire などをすでに公開しています。
ワイヤーフレーム(線画)型のサイバーなグラフィックと、スピーディーでテンポの良いゲームが多いのが特徴で、この Ballistic SE もそうした傾向を踏襲している内容です。
なお、元のゲーム名は Ballistic(バリスティック)で、SE と言うのは「スペシャルエディション」の略のようです。

こうした狭いフィールド内で敵を撃ちまくる全方向スクロールシューティングは Geometry WarsInfinity FieldCritical Wave など iPhone には結構多いのですが、このゲームは出現する敵の量が他よりも明らかに多く、「無双っぷり」では一番ですね。

Ballistic SE

敵も味方も丸い形をしていて、画面左側のスティックで移動、画面右側のスティックで弾の発射方向を動かす、2スティック型のシューティングゲームです。
スティックの位置は固定ですが、操作性が気になることはなく、非常に快適にプレイすることが出来ます。

ショットは自動で連射され、しかも最初から 4WAY。 大量に出てくる敵をどんどんなぎ倒すことができます。
また、前述したように画面右のスティックで弾の発射方向を動かすのですが、右のスティックを押していなくても自動的にもっとも近い敵に向かって発射方向を変更してくれます
よって避けに集中し、特定の方向に撃ちたいときだけ発射方向を指示すると言うプレイも可能で、状況によって使い分ける事が出来ます。

爆発を発生させて広範囲の敵を倒すボムや、得点倍率がアップする×マークなどのアイテムが出る場合もあり、特にボムは攻略上重要です。
また、敵を倒していると画面右下のメーターが貯まり、最大になったところでボタンを押すと敵にスローがかかり、一時的に攻撃も強化される「バリスティックモード」になります。
メーターは結構早く貯まり、2回分までストックできるので、あまり惜しまずにどんどん使っていくことが攻略のポイントですね。

Ballistic SE
※黄色く光るアイテムを取るとボム発動! 周囲の敵を一掃できます。 花火みたいで綺麗。
アイテムは一定時間で消えてしまうので、進行方向を撃って安全な道を確保しながら、ボムを回収して回るのがゲームの基本となります。
「×」に光るアイテムは得点倍率アップ。 スコアアップには欠かせません。
他に黄色い 1UP アイテムがあるのですが、ボムと見間違えやすいので注意して下さい。
1UP アイテムはランダムで出るのではなく、一定スコア到達時に出現し、次に 1UP が出るスコアは右上に書かれています。


Ballistic SE
※こんな風に画面端で戦うのも1つの手。 ただし突っ込んで来る硬い敵や、画面端から出てくる敵もいるので、常に安全とは限りません。
外周を回るように戦うのも有効です。 後は、出来るだけ自機を見るようにするのがコツでしょうか。


画面上部には倒すべき敵の数が表示されていて、その分だけ敵を倒すと Wave クリア。
5 Wave ごとにパワーアップポイントを1つ貰え、これで自機を強化していく事が出来ます
強化には連射力アップやボム範囲拡大などがあり、地雷を撒きながら移動する特殊なものもあります。

敵にぶつかってしまうとミスになりますが、敵が弾を撃ったりすることはなく、体当たりしてくるのみです。
しかしステージが進むと大量に分裂する敵や、耐久力がある敵、前方からの攻撃を遮断する敵なども登場するため、うまく逃げながら対処していく必要があります。

残機がなくなるとゲームオーバーですが、5 Wave ごとにチェックポイントのようなものがあり、コンティニューするとそこから再開できます。
例えば 28 Wave でゲームオーバーになった場合、コンティニューで 25 Wave から再開できます。
また、一定の Wave まで到達するとゲーム開始時にそこからのスタートが可能で、高次 Wave から始めるとパワーアップポイントや得点倍率も高い状態から始められます

Ballistic SE
※パワーアップのポイントは最初に2つ持っていて、5 Wave ごとに +1。 チャレンジでは 10 ポイントあります。
連射が重要なのは言わずもがな。 他に地雷とボム範囲拡大が便利。
誘導は攻撃が1つの敵に集中してしまい、攻撃範囲が狭まるケースがあるので注意。
バリスティックメーターを増加させるパワーアップは、バリスティックモードの継続時間も増やします。


1つの Wave は 30 秒~1分ほどで終わり、サクサクと進んで行く事が出来ます
自機や敵のスピードはこのタイプのゲームとしてはあまり速くないのですが、無数に現れる敵と高速連射される自機の攻撃、テンポ良く進むゲーム内容と焦燥感のある BGM のおかげで、スピード感は感じられます。
また、自機や敵のスピードが早すぎないおかげでこのタイプのゲームとしては遊びやすく、シューティングが苦手な方でも楽しめるでしょう。

結構長く続くゲームですが、短時間で終わる「CHALLENGES」(チャレンジ)というモードも用意されています。
チャンレジには出現する敵が違う数種類のモードがありますが、どれも最大2分で終わる点は共通していて、時間内でのスコアを競います。
攻撃が激しいので、慣れないうちは2分耐えるのも難しいですね。

これと言った欠点はなく、高いレベルでまとまっているアプリです。
以下は TouchGameplay により Youtube で公開されているプレイ動画です。



価格は 170 円。 手頃な値段と言えますね。
iPhone と iPad の双方に対応しているアプリで、iPad 3rd の大画面 Retina ディスプレイにも対応しているため、iPad 3rd でやるとすごく綺麗です。
iPad の方が指で画面が隠れる範囲も少なくなるため、iPad がある人はそちらでのプレイをオススメします。
iCloud にも対応しているため、iPhone と iPad でスコアや進行状態を共有できます。

今までやった全方向スクロールシューティングの中でも、かなり上位の完成度だと思います。
撃ちまくって倒しまくるという、シューティング本来の面白さを体験できますね。

パワーアップの選択だけ若干解りにくいのですが、それ以外は非常に解りやすい内容なので、割と万人にオススメできるゲームだと思います。

Ballistic SE (iTunes が起動します)

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