iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2012年10月

ソニックジャンプ SONIC JUMP

ピョンピョン飛んで上へ上へと昇り続ける Doodle Jump 型のジャンプゲームに、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」を組み合わせたアプリが登場しています。
ソニックジャンプ SONIC JUMP」です。

このタイプのゲームは iPhone ではゴマンと出ているので物珍しさは全くない訳ですが、やはり「ソニック」と聞くと試さざるを得ませんね。
毎度おなじみの内容ではありますが、ソニックらしい高クオリティーなグラフィックと滑らかな動き、数々の仕掛けや豊富なやり込み要素を持ちます。

ただ、ゲームシステムには本当に「ひねりがない」です。
2段がジャンプが出来たり、ダメージを受けてもリングを持っていると助かる点などは他のゲームとは異なっていて、ソニックらしいとも言えるのですが、ゲーム内容はそのまんま「Doodle Jump + ソニック」の一言で片付くような内容です。
でも、ヘンにややこしくするよりは良いのかな・・・

ソニックジャンプ SONIC JUMP

ピョンピョン跳ね続けるソニックを本体を左右に傾けて操作し、下に落ちないように昇っていきます。
横移動の速度は他の同タイプのゲームより遅く、思ったほど機敏には動きません。
反面かなりコントロールしやすく、2段ジャンプも可能なので、プレイしやすいゲームになっています。

ジャンプ中は回転アタックをしているので敵を倒すことが出来ますが、落下中に敵に触れるとダメージになります。 敵を「踏みつぶす」ことは出来ないので注意して下さい。

しかけがかなり豊富で、よくある「崩れる床」や「消える床」、「ジャンプ台」などの他に、トゲトゲの床や回転する床、落下する隕石、通り抜けられない壁などが登場します。
よってダメージを受ける機会は多いのですが、途中にある「リング」を拾っておくとダメージを受けても助かります。
ダメージ時に持っているリングを全てバラまいてしまいますが、1つでもあれば再びダメージを受けても助かるので、無理やりトゲや敵に突っ込んで進むことも可能です。
単にステージクリアしていくだけなら難易度は低めですね。

ゲームモードには「ストーリー」と「アーケード」の2つがあり、アーケードはひたすら昇り続ける一般的なジャンプ系のゲームで、ストーリーはステージクリア型のモードになっています。
アーケードは一定のパターンがランダムで出現しますが、ストーリーのステージ構成は固定されています。

ストーリーモードの各ゾーンは 11 のステージとボスステージで構成されていて、現在(2012/10 時点)は3ゾーンが公開されているので合計 36 ステージになります。
なお、ボス(エッグマン)はアーケードモードでも一定距離を進むと登場し、ソニックの邪魔をしてきます。

ソニックジャンプ SONIC JUMP
※ 左はエッグマンとのボス戦。 エッグマンのマシンはバリアに包まれていて触れるとやられてしまいますが、しばらく避け続けているとバリアが解けるので、その時に2段ジャンプで体当たりすればダメージを与えられます。
各ステージはクリア後に評価と「レッドスターリング」の取得数が記録されていきます。
レッドスターリングは各ステージに3つずつ存在しますが、全部集めても何も起こりません・・・
今後のアップデートで何か追加されると思いますが、現時点(2012/10)では単なるやり込み要素に過ぎませんね。


1ステージが1分ほど、ボス戦も3分かからずに終わるので、ストーリーモードのクリアまでそんなに時間はかかりませんが、ショートゲームですから高評価を目指してプレイする遊び方がメインでしょうか。
最終的には記録を目指すアーケードモードが中心になると思います。

ただ、微妙なのが「アイテム」の存在
ゲーム中に集めたリングで落下したときに助かる「リバウンド」や任意に使える「シールド」などを購入できるのですが、このために記録は「アイテム次第」という感じが否めません。
また、リングは課金で大量に購入することも出来るため・・・ ハイスコアは金次第、という印象を受けてしまいますね。

ソニックジャンプ SONIC JUMP
※特定の条件を目指す「ミッション」があり、これの達成によってレベルが上がり、購入できるアイテムが増えていきます。
よってコインがあっても最初はアイテムを買えませんが・・・ 一度買えるようになったら落下しても復帰できる「リバウンド」が強力すぎて、しかも大量に保持できるので、アーケードのハイスコアはこれの所持数次第になります。
使用回数や連続使用の制限などがあれば、まだマシな気もするのですが・・・


あと個人的に気になるのは、ソニックらしいスピード感が皆無なこと。
ソニックと言えばバカみたいな猛スピードでトゲや穴に突っ込んで死ぬのが醍醐味だと思うのですが(?)、「ソニック風のしかけが付いた単なるジャンプゲーム」に過ぎず、スピード感や爽快感では Mega JumpPAC'N-JUMP に劣ります。
グラフィックが綺麗でプレイもしやすいけど、全体的に「普通」で、まとまり過ぎている印象がありますね・・・

ジャンプ系のゲームを慎重にゆっくり進む Doodle Jump 系と、派手に突き進む Mega Jump 系に分けたとすると、このゲームは明らかに前者で、それが悪いって訳じゃないけど「ソニックらしくないなぁ」と思います。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



価格は 170 円。 内容を考えると価格相応かなと思います。
課金はありますが、「アイテムを使いまくってハイスコアを狙おう」と考えない限り必要ありません。

グラフィックやサウンドを含む、全体のクオリティーはジャンプ系のゲームの中では一番高いです。
よって今このタイプのアプリを買うのであれば、これがオススメと言えますが・・・
でもゲームとしては、システムに深みのある こねこあっぷ や、派手な展開が楽しめる Mega Jump の方が個人的には楽しいかなぁ・・・

いずれにせよ、この系統のゲームが好きなら買って損はありませんね。

ソニックジャンプ SONIC JUMP (iTunes が起動します)

SYMPHONICA

クラシックの名曲とオーケストラをテーマにした音楽ゲームが、スクウェアエニックスより発売されています。
SYMPHONICA グランド・マエストロ」です。

販売はスクエニですが、開発は DS のリズムゲーム「押忍!闘え!応援団」で知られている iNiS(イニス)
この組み合わせは先月発売された「DEMONS' SCORE」と全く同じな訳ですが、ゲーム内容はそれとは正反対です。
曲がロック調で声優とムービーがメインだった DEMONS'S SCORE に対し、SYMPHONICA は楽曲とストーリーがメインです。
ゲーム内容も(解る人にしか解らない説明ですが)、DEMONS' SCORE が「応援団」的なシステムだったのに対し、こちらは「ビートマニア+リズム天国」と言った感じのシステムですね。

今作は曲作りを noisycroak というゲーム音楽専門の製作会社が行っており、そのためか非常に音に広がりがある、重厚でオーケストラらしいサウンドになっています。
そのためイヤホンを付けてプレイするのを推奨します

なお、iTunes には「動かない」「起動しない」という意見も多いようですが、当方で試した限りではそういった症状は(iPhone / iPad 共に)発生していません。
もし起動しない方は本体再起動を試してみて下さい。 iPhone 5 が発売されたばかりなので、ご存じない方が増えているのだと思いますが、インストールしたアプリが起動しない、及びすぐに落ちる時に、本体を再起動するのは iPhone の『常識』です

SYMPHonICA

演奏だけを楽しむモードもありますが、メインとなるのは「ストーリーモード」です。
「音楽都市」で新人の指揮者が小さな楽団と共に上位のコンサートホールを目指す内容で、1つの章はストーリーの合間に入る2度の練習と1度の演奏で構成されています。

曲は誰もがどこかで聞いた事がある名曲ばかりで、それが深みのある音色で鳴るため聴き応えがあります。
このゲームの魅力はこのサウンドだと思うので、改めてになりますがイヤホンを付けてのプレイが必須ですね。

ゲームの内容は、iTunes の解説文には「まったく新しい音楽ゲーム」という表記がありますが・・・
ぶっちゃけ既存の音楽ゲームのシステムであり、目新しい部分はほとんど見られません
ライン上を流れてくるマークが目印の位置に来た時に画面をタップするというおなじみのもので、マークによってはフリックしたり、弧を描くように指をスライドさせたり、押しっぱなしにする必要がありますが、これらも音ゲーとしては良くあるものですね。

しかしゲームとして面白くない訳ではなく、むしろ iPhone / iPod touch や iPad でも非常に遊びやすいシステムになっていて、音ゲーとして十分に楽しめます
タップやフリックをする場所は画面上のどこでもよく、そのためプレイ中に指が邪魔になる事はありません。
タイミングもシビア過ぎずユル過ぎずのちょうど良いバランスです。
やはりタッチパネルの場合、単にタップやフリックするだけのリズム天国系の操作の方がマッチしていますね。 グルーヴコースターも同様のシステムでしたし。

SYMPHonICA
※コンボを重ねると演奏者が光るようになり、100 Combo や 200 Combo を越えると輝くようになります。
コンボはプレイ中のスコアには影響せず、プレイ後に最大コンボ数に応じてスコアが 1.05 ~ 1.2 倍されるようになっています。
弧を描いているマークや並んでいるマークなどは楽譜の記号を思わせますね。


SYMPHonICA
※曲名を見てもさっぱり解らないと思いますが、聞いてみると「あぁ、これかぁ」という曲が多い。
収録曲数は 20 で、それぞれに3つの譜面が用意されています。
ただしストーリーモードではそれぞれの譜面の1つ目しか使われません。
2つ目、3つ目の譜面は演奏モード専用の譜面ですね。


ストーリーは全 10 章。 ただしエピローグの章とクリア後にプレイできる特別エピソードがあるため、合計で 15 の章があります
単なるリズムゲームを繰り返すだけでなく、こうしたストーリーがある方がゲームとしても面白いですね。

ただ1つの章は 10 分~ 15 分で終わるため、そんなに長く続くゲームではありません。
ストーリーのボリュームはそれほどではないので、そこが欠点と言えば欠点でしょうか。
しかしクリア後でなければプレイできない譜面も用意されているため、音ゲーとしてやり込む場合はクリア後もまだまだ遊べます。

ただ、なぜか Game Center に対応していないので、ハイスコアを出してもランキングを見たり知人とスコアを競ったりする楽しみはありません。
この規模の音ゲーで Game Center に対応していないのは、ちょっと不可解ですね。

もう1つ個人的に気になったのは、これは私の勝手な思い込みなのですが・・・
「指揮者になるゲーム」と言うから、てっきり指揮によって演奏をコントロール出来るのかと思ったら、そういうことはない単なる音ゲーだったこと。
過去の「指揮者」を扱ったゲームは、例えば Wii Music のように演奏速度などがプレイヤーの指揮によって変わるものが多かったので、ちょっと指揮者という設定が生きていないのが残念な気もします。
(ちなみに iPhone には、本体の振り方によって曲の速度や強弱が変わる String Trio という疑似演奏アプリがあります。 こっちの方が指揮っぽい感じは味わえます)

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



アプリ本体は無料。 ただし無料のままでは体験版に過ぎず、チュートリアルの章と1~3章までしかプレイできません。
ただ、その3章だけでもゲームの雰囲気は十分に解るし、相応に遊べるので、とりあえず試してみるのをオススメします。

クリア後の特別エピソードを含めた「全エピソードセット」は 1300 円の課金が必要になります。(バラ売りだと1章 250 円、4章セット 600 円)
問題は前述したように1章が 10~15 分で終わるので、全エピソードをプレイしても4時間ほどで完結すること。
ストーリーだけで終わった場合は、コストパフォーマンスが良くないのは否めません。

しかし個人的には高評価のゲームです。
著作権を気にする必要がなく、新曲を作る必要もない昔のクラシックを使った音楽ゲームは結構ありますが、そのためにイマイチなものが多いのが実情でした。
やっぱりクラシックと言うものはオーケストラで演奏されるのを想定して作られているので、オーケストラらしい重厚なサウンドが必要で、中途半端な音色で演奏されても全く魅力がありません。

しかしこのゲームはかなりオーケストラらしいサウンドで演奏され、ストーリーや雰囲気もオーケストラらしさを醸し出しているので、それらが非常にマッチしています。
クラシックを使った音楽ゲームで、私が「いい」と思ったのはこれが始めてですね。

SYMPHONICA (iTunes が起動します)
SYMPHONICA for iPad (iPad 専用版。価格は同じです)

リアルサッカー2013

今月の初めにサッカーゲームの決定版と言える「FIFA 13 by EA SPORTS」が発売され、現在も世界的な人気が続いているのですが・・・
実はほぼ同じタイミングで、もう1つの iPhone 定番のサッカーゲームシリーズの新作が公開されていました。
ゲームロフトの「リアルサッカー2013」です。

しかしこの「リアルサッカー」、完全に FIFA 13 の陰に隠れてしまい、話題にすらなりません
日本はもちろん、サッカーが盛んなヨーロッパにおいてもイマイチな模様。

なんだか見てて不憫なので、何がダメなのか、FIFA 13 と比べて何が足りないのか、その辺りをレポートしたいと思います。

リアルサッカー2013

今回のリアルサッカーは開発シミュレーション的なゲームモードが付加されているのが特徴です。
試合だけでなく、スタジアムや練習施設の拡張を行う要素が加えられていて、選手やチームの人気、スポンサー契約などの要素も加わっています。
また病院やスパ(温泉)などの施設もあり、負傷したりスタミナが下がった選手はここで治療する必要があります。

試合は練習試合に近い「フレンドリーマッチ」と、総当たりの「リーグ戦」、トーナメントの「カップ戦」があり、事前に組まれているスケジュールに沿って進行します。
最初はリーグもトーナメントも最下層の「ルーキーズ」から始まり、参加チームは4チームしかないので、リーグ戦3試合、カップ戦は2試合のみ。 これにフレンドリーマッチ2試合を含んだ7試合で1シーズンが終了します。
優勝や施設レベルなどの条件を満たすと上のリーグに参加できるようになり、徐々にステップアップしていく楽しみがありますね。
この辺りの長期的なゲーム構成は悪くなく、FIFA 13 よりもやり甲斐があるものになっています。
ただしオンライン対戦や Bluetooth 対戦などは今回はなく、1人プレイのみです。

試合の方は、左スティックと3ボタンで行います。
オフェンス時は「シュート」「パス」「ダッシュ」、ディフェンス時は「タックル」「プレス」「ダッシュ」になり、選手の切り替えは自動ですが、任意の選手を直接タップしての切り替えも可能です。
シュートやパスはレバーを入れている方向に行い、ボタンを押す長さによって強さが決まります。 長すぎると強く蹴りすぎてしまいますのでご注意を。
この辺の基本的な操作は FIFA 13 と変わりません。

選手のグラフィックはなかなか綺麗で、演出も良いですね。
ズームは3段階に調整可能で、FIFA 13 ほど細かい設定が出来る訳ではありませんが、ボールが見やすい近距離視点から周囲を把握しやすい遠距離視点まで選べるので、不満はありません。

リアルサッカー2013
※ゴールシーン。 このゲームはキーパーの精度が高く、ロングシュートはまず入らないと思った方が良いです。
ペナルティーエリア内まで入ってからシュートする事が必要ですが、慣れないうちは相手のディフェンスをかわし辛く、そう簡単には得点できません。


ここまで聞いた限りでは、そんなに悪くないゲームに思えるでしょう。
では何が悪いのか?

試合については、私的にはそんなに悪くないと思います。 と言うか及第点以上です。
選手の動きはリアルですし、ボールや選手がクッキリ大きめに描かれているため、FIFA 13 のように選手が密集した時にボールを見失うというケースもあまりありません。
シュートを決めたときの演出は以前より控えめになっていますが、リアルな表現を優先しているのだと思います。

ただ FIFA 13 と比較すると、細かい部分で気になる点が多いです。
まずなんと言ってもディフェンスし辛い。 「プレス」のボタンを押しっぱなしにすることで自動的に競り合ってくれるのは良いのですが、完全に抜かれても操作する選手がチェンジしないうえに、チェンジボタンがなくて選手を直接タップしないといけないので、素早い切り替えがし辛いです。
おまけに操作していない選手はボールを全く取りに行ってくれないので、なおさら操作は忙しくなります。

加えて操作感覚が FIFA 13 と比べるとやや劣ります。
サッカーゲームとしては決して悪くない操作感なのですが、同時に登場した FIFA 13 がかなりコントロールしやすかったので、両方やってしまうと少しやり辛く感じますね。

そして大きな問題なのはチーム運営の部分。 ここは完全にソーシャルゲーム的になっています
選手にはスタミナがあり、1試合すると 1/4 ほど減りますが、これを回復するには「休息」のコマンドを実行させても2時間ぐらいかかります。
2試合したら4時間以上、3試合したら6時間以上待たないと次の試合は出来ません
スタミナが少ない状態で試合させると怪我をしてしまう確率が上がり、怪我すると治療に 24 時間ほどかかります。

おまけに休息は「スパ」の施設のレベルが上がらないと3人しか実行できず、休息を実行できない選手のスタミナはほとんど回復しません。
さらに施設の拡張にも資金に加えて4時間とか8時間とかの時間がかかります。
選手のトレーニングも資金+時間経過が必要で、6時間~12時間ぐらいかかります。 この間、その選手は使えません。

リアルサッカー2013
※選手管理画面。 スタミナの回復には実時間の経過が必要で、だいたい2~3試合したら8時間ほどプレイできなくなります。 よって課金を繰り返さないと自由に遊ぶことは出来ません。
こうしたゲームは最近増えてきましたが、このゲームはあまりにも待ち時間が長すぎる印象。 ソーシャル系のゲームの中でも最長クラスです。
もちろん、課金を繰り返せば好きなだけ遊べますが・・・


とにかく何から何まで実時間の経過が必要で、「キャッシュ」を使えば時間は短縮できますが、もちろんキャッシュを得るには追加課金が必要になります。
選手のスカウトも★3以上の選手は 150 円、★4以上の選手は 300 円分のキャッシュが必要で、つまり「ガチャ」で得るシステム
1日1回の無料ガチャもありますが、ほぼ★1~★2の顔なし選手しか出て来ません。

こんなシステムですから試合できる数は限られていて、最初はなかなか難しく、ある程度慣れないと点は取れないのですが、その練習さえも自由に出来ません。
おまけに難易度設定がなく、最初は選手の能力も低いので、これではサッカーゲームにある程度慣れている人でないとお話にならないですね。

加えてライセンスの問題なのか、チームは「似ている」だけですべて架空
FIFPro(国際プロサッカー選手会)のライセンスを受けているため、実在の選手が写真付きで登場するのですが、FIFA や各国リーグのライセンスは受けていないようで、各チームの所属選手は適当です。
日本のリーグも用意されていますが、それっぽい名前とユニフォームなだけで、選手は全員架空の外国人なのでガッカリ感が否めません。
もちろん最初から有力選手がそろっていたのではチームを強化していく楽しみがありませんが、せめて日本チームは日本人の顔と名前にしといて欲しいものです・・・

なお、試合のスキップはありませんので、チーム運営はありますが、純粋なシミュレーションゲームとして遊ぶ事は出来ません。
ちなみに試合を「放棄」した場合、強制的に負けになり、さらに選手のスタミナもボロボロにされ、怪我人も高確率で発生するので、負け確定でも絶対に放棄しないようにして下さい。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



アプリ本体は無料。 ただし俗に言う「フリーミアム」で、前述したように課金要素が多くあります。
無課金で進行する場合、かなりゆっくりとしたものになりますね。

ゲームロフトはゴルフが「レッツ!ゴルフ3」で、ダーククエストも「Dark Quest 3」でフリーミアム化し、ユーザーから賛否両論(と言うか大半は批判)を受けた訳ですが、サッカーシリーズも「リアルサッカー2012」以降はフリーミアム化しています。
今回シミュレーション要素が入ったことで、そのソーシャルゲーム的な部分がさらに強化されたと言えます。

ただ、じゃあこのゲームは課金を厭わない人にオススメなのかと言われると・・・ むしろ逆です。
これに課金を繰り返すぐらいなら 600 円で FIFA 13 を買った方が良いでしょうから、「アプリにお金をまったく払いたくない」という人にこそオススメで、実際にそうした人からの支持を受けているようです。
一応、タダでクオリティーの高いサッカーゲームが出来るアプリでもありますからね。

FIFA 13 よりは、日本人向けのゲームである気がします
しかし私的にはアクションゲームやスポーツゲームにソーシャル的なプレイ制限を加えて欲しくないのが本音で、ここまで課金要素と待ち時間が多いと、さすがに人に勧めたいとは思えませんね。

ともあれ、このアプリの最大の不幸は FIFA 13 と発売日が重なってしまった事でしょう。
やっぱりスポーツゲームで EA VS Gameloft になると、EA が強いよなぁ。

リアルサッカー2013 (iTunes が起動します)

Topia World Builder

神の視点で惑星を創造し、そこに生物を住まわせてその活動を眺める「惑星シミュレーター」が登場して、iTunes ランキングの上位になっています。
Topia World Builder」です。

このゲームを作ったのは Crescent Moon Games と言うメーカーで、iOS では過去に GearsSiegecraft、Aralon や Paper Monsters などを公開しています。
相応に知られているメーカーで、技術力は間違いなく高いのですが、ゲームとしては微妙なものが多く、当たり外れのあるメーカーという印象があります。
そしてこのゲームは、いかにも Crescent Moon Games らしい内容で・・・ 見た目も技術力も確かに凄いのですが、ゲームとしては疑問です。

と言うか、現時点(2012/10)でこのアプリはゲームになっておらず、あくまで「シミュレーター」に過ぎません
iTunes のカテゴリは「ゲーム」になっていますが、今の段階では「エンターテイメント」か「教育」に属するべきアプリで、ゲームとしては β テストどころか、それ以前の開発途上バージョンと言った感じです。
見た目が凄いので初見で判断されやすい iTunes ランキングで上位になるのは頷けますが、長期的に遊べるようなアプリではありませんので悪しからず。

Topia World Builder

サンプルとなる惑星上に、好きなように山や陸地などを作り、そこに生物を配置できます。
ワールドビルダー(土地生成ソフト)としてはなかなか優れていて、球体の表面をドラッグするだけで簡単に土地が盛り上がり、大陸や山脈が作られ、それを滑らかに回転させることが出来ます。
惑星の表面には大気のような表現もあり、質感がありますね。

生物(クリーチャー)は草食動物が3種類、肉食動物が2種類、が1種類で、好きなように配置できます。
現れた生物は自動で動き始め、草食動物なら草がある地域を中心に群を作って移動しつつ、繁殖して数を増やしていきます。
肉食動物はその草食動物を追いかけて補食し、繁殖します。
鳥は現時点ではただ飛ぶだけで、あまり生態系や世界には影響しません。

ちゃんと追われた草食動物は逃げまどい、肉食動物はそれを追いかけ、それによって草食動物の群が四散するという表現が行われ、その様子は見ているだけで楽しめます。
それが数百頭単位で行われている様子はなかなかダイナミックですね。

Topia World Builder
※ゲーム開始時はまずチュートリアルを行います。 これを終えないとゲームを始められませんが、メッセージが英語なので日本人にはちょっと解り辛いです。 チュートリアルの手順は以下の通りです。

「Movement」のチュートリアルは「1本の指で画面スクロール」→「2本の指で画面スライド」→「ピンチ操作でズームアウト」→「ピンチ操作でズームイン」→「二本指を回転させて画面旋回」→「本体を横向きにする」→「本体を縦向きに戻す」で完了です。
「Landscape」のチュートリアルは右上のアイコンをタップした後、「光ってるアイコンをタップ」→「画面をドラッグしてその効果を見る」の繰り返しで OK です。「範囲拡大」「範囲縮小」のボタンは何度か連続で押して下さい。
「Creatures」のチュートリアルは「左上のタブ(フキダシ)を押しっぱなし」→「生物をドラッグ」→「生物を長い距離ドラッグ」→「新しいタブを押しっぱなし」→「右上のアイコンをタップして光ってる肉食動物ボタンをタップ」→「画面をドラッグして肉食動物を置く」→「右上のアイコンをタップして稲妻のアイコンをタップ」→「肉食動物をタップ」で完了です。
ただ、どのチュートリアルもオプションのボタンを押して「Skip Tutorial」を選べば完了したことになり、パスできます。

しかし現時点(2012/10)で出来るのはここまでです。
今後の予定として、ゲームモードの追加、作った惑星の共有、チャレンジモード、リーダーボード(ランキング)の対応などが挙げられていますが、今の時点ではテキトーに作った惑星に生物を置いて、その様子を眺めるだけのソフトに過ぎません。 ゲーム要素は皆無です

また生態系のシミュレートも良いとは言えず、肉食動物を配置するとすぐに草食動物を殲滅してしまい、その大陸の草食動物は絶滅、それによってエサが無くなった肉食動物も餓死して、どう転んでも「そして誰もいなくなった」の結末にしかなりません
そうならないよう肉食動物を数頭だけにしても、肉食動物は勝手に海に突っ込んで溺れてしまうことが多いので、あっさり事故死して維持できません。
まるでレミングスのように次々海に突っ込むのはどうなんだと思ってしまいます。

そして何より、海洋生物がいないし、進化や突然変異もないし、出来ること、起こる事が少なすぎ
最初に群を見て「スゲー」って思って、それだけという印象です。
まさに冒頭で述べたように「開発途上」って感じですね。

Topia World Builder
※肉食動物が草食動物の群を追う様子は見ていて楽しいのですが、現時点ではその部分の技術アピールをしているだけという感じ。
動物には繁殖力があって、大型のものの方が繁殖力が鈍いです。 首長の草食動物はほとんど繁殖しません。


価格は 85 円。 安いのですが、ゲームと考えて購入しないようにして下さい。
今の時点では眺めて楽しむだけのものです。

ただ、確かにワールドビルダーと群制御の技術力は凄いので一見の価値はあり、これで高額だったら全くオススメしませんが、通勤・通学中の暇つぶしとしては、これはこれでアリかなぁ、とも思います
あまり操作しなくていいし、縦持ちで良いので、見られても恥ずかしくありませんからね。

今後大化けしそうな気配もありますが、どうなるかは微妙。
私的には、見栄えの良いものが作れたから先に公開しておき、注目を集めておこうという戦略なのかなぁ、とも思います。
とりあえず気長にアップデートによる拡張を期待したいところです。

Topia World Builder (iTunes が起動します)

展覧会の絵

※このアプリは iOS8 以後、不具合が発生しており、現在は iTunes から削除されています。

1980 年代中期、ほんの数年だけ、しかし爆発的に流行した、プレイヤー自身が行動を選択するアドベンチャーゲーム形式の小説「ゲームブック」。
そのゲームブックを「iグレイルクエスト」で iPhone / iPad に蘇らせた Faith が、新しいゲームブックアプリを公開しました。
展覧会の絵」です。

組曲「展覧会の絵」をモチーフにした作品で、公開されたのはゲームブックのブームが終息しつつあった 1987 年。
ゲームブックは元々 TRPG(テーブルトーク RPG)を書籍化したものであるため、戦闘やそれに関連したステータスがあるのが普通でしたが、この「展覧会の絵」には RPG らしい戦闘はありません。
アイテムやステータスはあるものの、旧来のゲームブックとはまったく趣の異なる異端の作品です。
しかしゲームブック史上に残る名作の1つと言われていて、私も読んだことはなかったのですが、その名前は聞いたことがありました。

ちゃんとゲームブックの形式にはなっていますが、1つの文芸作品と言えますね。
なお、ゲームブックとは「選択肢のある小説」で、選択に応じて読むページ(パラグラフ、段落)が変わります。
実際のゲームブックはその都度ページをめくって段落を探す必要がありましたが、電子書籍ですからページの移動は自動で行われます。

展覧会の絵

主人公は記憶を無くした吟遊詩人です。
市場で見つけた絵画の世界に入り込み、「プロムナード」と呼ばれる通路を通りながら、全く異なるモチーフの 10 の絵の世界を旅します

様々な世界の旅の中で、主人公は「宝石」を見つけていきます。
宝石は 12 個存在し、これを集めて「鶏の足の上に建つ小屋」の魔女に会うことが旅の目的となるのですが、この宝石は全部集まってなくてもラストに辿り着くことは可能です。
しかし各所を探索し、出来るだけ集めておいた方が良いのは言うまでもありません。

このゲームブックには前述したように RPG 風の戦闘はありませんが、冒険の途中で様々な困難や敵に出くわします。
この時、主人公は持っている琴で「魔法の旋律」を奏で、それを切り抜けます
旋律には「戦いの旋律」「魔除けの旋律」「和解の旋律」があり、例えば戦いの旋律を弾くと敵を撃退することができ、和解の旋律を弾くと相手の怒りを静めて会話することが出来ます。
通常、これらを使う時にサイコロを振ってダメージを算出したりすることはありません。
敵によって効く効かないがありますが、有効な旋律なら必ず効果が発揮されます。

ただし、1度奏でるごとにその旋律の使用回数が1つ減っていきます
残りの回数が0になれば使用できなくなり、もし特定の旋律を使わないと切り抜けられない状況で、その旋律が使えない場合は旅はそこで終わりとなります
また、ゲーム開始時に決めた特定の旋律の残り回数が0になった時も、その時点で琴が壊れ、旅は続行できなくなります。

つまり、旋律の残り回数はそのまま HP も表している事になります。
旋律を使える回数にはそれほど余裕がないため、どうやり繰りしていくかがポイントになりますね。

サイコロを使う場面もありますが、戦闘ではなく、何かが起こったときの回避や運の判定に使われます
体力に相当するものが無いので、判定などで失敗した時のペナルティーは旋律の残り回数が減るか、見つかるはずのものが見つからないか、何らかのアイテムを無くすなどの形になります。

展覧会の絵
※ 左はサイコロの画面。 転がるようなアニメーションはなく、スロットのような感じなのがやや残念ですが、全体の操作感は良好です。
右の画像はステータスシート。 RPG ではないので簡潔です。 「宝石を出来るだけ集めるが、全部集めなくても目的地に向かうことは出来る」というのは、ロマンシング・サガを彷彿とさせますね。 吟遊詩人も出るし。


電子書籍としての機能ですが、ページめくりはタップかスライドで行います。
ページをめくるアニメーションはなく、ページ全体が横にスライドしていく形なのはやや残念ですが、文字サイズは自由に変更可能で、小説としては非常に読みやすいですね。

別のページ(パラグラフ)に移動するときは、そのパラグラフの表示を直接タップします。
ただし移動する条件が整っていないパラグラフのボタンは灰色で表示され、タップしても反応しなくなっています
これにより、例えばアイテムの有無で移動先が変わる場合などに、条件に合った選択を見た目で簡単に判別する事ができます。

ブックマーク(しおり)は 10 も保存が可能で、これはつまり 10 ヶ所にセーブできる事を意味します。
さらにこのゲームは画面下部に「前へ」というボタンが付いていて、これを押すと即座に前のパラグラフに戻ることが出来ます。
例えば選択で誤ったものを選んでしまい、ペナルティーを受けるような状況になって「あっ、ヤベェ」と思っても、このボタンを押せばすぐ直前にバック出来ます。
移動してきた順番が保存されているため、「前へ」のボタンでかなり前まで連続で戻ることも可能です。

つまり、ゲームブックで前のページに指を挟んでおき、選択がヤバそうだったら即座に戻ってやり直す「魔法の指」をいつでも簡単に実行可能ですw
ちゃんと減った旋律の使用回数やアイテムなども、戻った地点に応じて復元されます。

ただ、この作品はそれほど頻繁に戻らなければならないような展開にはなりません。
なぜなら「即死トラップ」がないからです。
このメーカーの1つの前のゲームブック「グレイルクエスト」は即死トラップてんこ盛りで、ひたすら死にまくりながら対処法を学んでいくゲームでしたが、こちらはゲームオーバーになるのはあくまで「旋律が無くなって状況を切り抜けられなくなった時」だけであり、選択や判定のミスだけですぐ終了というような事はありません。
この点は、「グレイルクエスト」とはまったく違う内容のゲームブックを提供しようという意図があるのだと思います。

演出に関しては、グレイルクエストにあったような「ページが燃える」というような表現はなく、戦闘シーンもないので、やや地味になっている印象もあります。
しかし内容が内容なので、あえて素朴にまとめているのかもしれません。 また名曲をモチーフにしている作品らしく、常に BGM が流れています
ゲームブックに BGM があるのはちょっと異質で、これのおかげでアドベンチャーゲームっぽさがありますね。

展覧会の絵
※左の画像の 202 のボタンは灰色になっていて押せなくなっています。 これはこのシーンに「一度入った場所はもう入れなくなる」というルールがあるため。
見た目でそれが簡単に判別できるのでプレイしやすいですね。
右は移動先を情報に基づいて入力するシーン。 ゲームブックではおなじみのしかけです。
 

定価は 500 円。 電子書籍1冊分と考えると、こんなものでしょうか。
短編小説といった感じですが、名作と言われるだけある、爽やかな気持ちになれる作品です。

「前へ」機能が強力でお手軽過ぎることもあり、割とあっさりクリア出来ると思いますが、これはこれでストレスなく遊べますし、12 の誕生石を全部集めて完全クリアしようとしたら相応に探索が必要になります。
(なお、全くズルせずにプレイした場合はかなり難易度が高いです。 っていうかサイコロ運が絡みます)

ゲームブック最後期の作品なのでご存じない方も多いと思うのですが、ゲームブックを知っていてこの作品を知らない方には、特にオススメしたいですね。
もちろんゲームブックを知らない方でも、ちょっと風変わりな小説として楽しめます。
スマホやタブレットとゲームブックの相性の良さを、改めて感じるアプリですね。

・展覧会の絵 (iTunes が起動、iPhone / iPad 両対応) ※公開終了

空気読み。2

ただひたすら「空気を読み続ける」。
そんなあり得ない内容で大人気になったガラケーアプリの最新作が、ようやくスマートフォンにも登場しました。
空気読み。2」です。
iPhone と Android の双方で公開されています。

ガラケーでは 2010 年末から公開されていて、それをスマホに移植したものですが、スマホ用にいくつかの問題が入れ替えられているようです
今回は「2」だけあって前作よりやや難しい問題が多く、操作方法が解りにくいものも多くなっています。
しかしそのおかげで、解法を探すアドベンチャーゲームに近い楽しみ方が出来るようになっていますね。

内容は例によって「まじめにおバカ」です。
独特のヘタウマ風のグラフィックとテンポの良い展開は今回も健在です。

空気読み。2

「空気を読んだ行動」が正解となる問題が、100 問次々と出題されます
どんな行動や操作が正解となるのかは、プレイヤーが「空気を読んで」判断していく必要があります。
よって問題ごとに、やるべきこと、やるべき操作は全部違います

中にはちょっと捻った考えが必要なものや、マナーに関する知識が必要なものも含まれています。
タイミングが必要になる問題もあり、「空気を読めるかどうか」より「瞬間的な推理力」が要求されるものが多いですね。
難易度は明らかに前作よりも高めです。

ただ、そのおかげで今回は1度プレイしただけでは理想の解答ができない場合が多く、2度3度遊べる内容になっています。
問題は常に 100 問全部一緒なので、前作は何度も出来るようなゲームではなかったのですが、今回は後で「ああ、こうやれば良かった」と思うケースが多く、思わず再プレイしたくなりますね。

空気読み。2
※まだ自分は電車から降りません。 その時、左の画像の正解は?
「降りないからそのまま乗っている」は KY 。 「空いた席に移動する」が空気読めてる解答。 右の画像は・・・ 超解答。


空気読み。2
※左の戦隊ヒーローの問題は解りにくいです。 ここの解答はヒーローの必殺技をワザと食らった後に「ピンチ操作で巨大化する」こと。
ガラケーにはピンチ操作なんてありませんから、この問題はスマホ用に追加されたものだと思われます。
右の画像は「彼氏がなんで鹿なんだろう?」とずっと思ってたのですが、どうやら「草食系」という意味のようで・・・


1問は 10 秒ほどで終わり、100 問すべて終えると「空気読めてる度」の診断結果が表示されます。
今回の診断は「知識」「役割理解」「共感」「洞察」「タイミング」の5項目に分かれていて、さらにそれぞれの項目が2つの評価に分かれています。
高いスコアを取るのはなかなか難しく、最後に貰える「称号」もかなりの種類が用意されているようです。

また前作同様、クリア後はひたすらボケ続ける「読まない。」のモードもプレイできます。
それぞれの問題には正しい行動以外に、ボケボケの解答パターンも用意されていて、そうしたボケをひたすら続ける、及びボケ方を探すのがこのモードです。
これはこれで笑えて良いですね。

難点は、どう操作すれば良いのか解らない問題が多いことですが、これは「その辺を探す楽しみも増えている」と捉えたいところでもあります。
前作は解りやすかった分、数度のプレイでほぼ全ての問題の解答が判明し、あっさり終わってしまった印象があるので、それよりは良いのかな、という気もしています。
とは言え問題が常に同じである以上、そう長く遊べる訳ではありませんが・・・

空気読み。2
※フリスクをあげる問題。 左が空気を読めてる人。 中央は空気読めていない人。 右はある意味、空気を読めすぎている人。
こういうおバカパターンもちゃんと用意されているのが良いです。


空気読み。2
※最終結果画面。 1000 点満点のようですが、なかなか難しい。
結婚式でのマナー問題など、一般知識が要求されるものもあります。
初見では対応できないようなものもあるので、ちょっと「空気を読む」以前の問題の部分もありますが、繰り返す事でスコアを上げていく楽しみは前作より増しています。


価格は 85 円前作は最初 350 円だったのですが、最近はずっと 85 円のセールが続いています。
今作は公式サイトにも 85 円と書かれているので、最初からこれが定価のようです。(ちなみにガラケー版は月額 300 円でした)
内容を考えると安く、一発ネタのゲームではありますが、価格以上に楽しめますね。

一発ネタと言ってもちゃんとしたゲームメーカーのソフトであり、そこいらのネタ系のアプリよりはずっと丁寧に作られています。
誰でも楽しめる万人向けの内容ですし、今回もオススメしたいアプリです。

空気読み。2 (iTunes が起動します)


以下は Youtube で公開されている「空気読み」のプロモーションビデオと言うか・・・
空気読みシリーズを元にした「ネタ動画」です。 なかなか秀逸な内容です(笑

Tentacles: Enter the Dolphin

4本の触手を持つ奇妙な生物がマッドサイエンティストの人体の中を冒険する、ちょっと不気味な、しかし触手を使った移動が病み付きになるアクションゲームが登場しています。
Tentacles: Enter the Dolphin」です。

このゲームは 2011 年の IGF(インディーズ・ゲーム・フェスティバル、個人や小メーカーのゲームの表彰)にノミネートされていた作品なのですが、その後公開されたという話を聞かず、どうなったのかと思っていました。
それが先日、なんと「マイクロソフト」から販売されています。
開発はデンマークの Press Play というメーカーです。

iTunes の登録名は英名のままですが、実際のゲームは完全に日本語化されていて、タイトルは「テンタクル -燃えよドルフィン-」になっています。

Tentacles: Enter the Dolphin テンタクル -燃えよドルフィン-

人体内が舞台のため、見た目はちょっと気持ち悪いのですが、それほどグロいという訳でもありません。
少しでも不気味さを和らげようとしているのか、日本語フォントにはラクガキ風の丸文字が使われています。

プレイヤーが操るのはゴムみたいにビヨーンと伸びる4本の触手を持つ小型生物で、タップした場所に足となる触手を伸ばして壁にひっつけ、それを使って進んで行きます
また敵をタップすると手となる触手が伸び、捕食して倒すことが出来ます。
4本の触手のうち1本はこの攻撃用なので、足は実質3本です。

この触手はかなり素早く、連続でビュンビュン飛ばすことが出来ます
よって主人公となる黒い生物は見た目以上に機敏で、かなり自在に、あちこちに触手をくっつけて進むことができます。
その様子は言葉では説明し辛いのですが、文字通りの「直感的な操作」が可能で、進んでいるだけでも楽しいですね。

ルート上にはノコギリのような器官や吹き出す酸などの障害物があり、触れるとダメージを受けてしまいます。 もちろん敵にぶつかってもダメージになります。
しかしダメージはルート上にあるコインのようなものを取る事で回復可能で、敵を捕食しても大きく回復します。
ダメージを受けすぎてやられてしまうとゲームオーバーですが、かなり細かくチェックポイントが設けられているため、ミスってもあまり戻されません。
おかげで後半ステージはかなり難しくなりますが、ストレスなくプレイすることができます。
またアクションが苦手な人のために「イージーモード」も用意されています。

Tentacles: Enter the Dolphin テンタクル -燃えよドルフィン-
※やっぱり触手は便利でゲソ。 かなり遠くまでビヨーンと伸びます。
足は3本で、その中間地点に本体が来るので、それを考慮してくっつけていくのがコツ。
また同じ場所に2本・3本くっつけていると、そちらに本体が寄るので、これも障害物回避に重要になります。
なお、メニューはゲーム中に下から上に画面をスライドすると表示されます。


Tentacles: Enter the Dolphin テンタクル -燃えよドルフィン-
※ボス戦もあり。 敵の目玉の部分を攻撃するとダメージを与えられますが、正面から攻撃しても通用せず、側面や背後から狙わなければならない敵も存在します。
ただボスが数段階に分かれているときは、段階ごとにチェックポイントが用意されていて、やられても直前からリスタートできるなど、見た目に反してかなり親切設計になっています。


Tentacles: Enter the Dolphin テンタクル -燃えよドルフィン-
※ステージは人体図になっています。 正直、ちょっとキモい。
ただスプラッタな表現があるゲームではないので、慣れてくれば大丈夫なはず・・・
各エリアは4ステージで1セットになっていて、毎回心臓のステージを経由して移動します。


ステージは全 10 エリア、合計 40 ステージ
1ステージはそれほど長くありませんが、全体としては結構なボリュームで、さらに課金が必要ですが追加ステージも用意されています。

ゲーム自体にこれといった難点はなく、なによりこの操作感や動きは秀逸で、見た目は気持ち悪いけどプレイ感覚は気持ち良い、そんな不思議なゲームです。

価格は 85 円で、内容を考えるとかなりリーズナブル。
追加課金も 85 円で、16 ステージのセットが追加され、本編とは違うシナリオと攻撃方法が用意されています。
課金するかどうかは本編を終えてから考えれば良いでしょう。

この見た目なのでさすがに万人に勧められるかどうかは微妙ですが・・・ 見た目の取っ付き辛さ以外の部分はかなり良いです
マイクロソフトがパブリッシュを担当するだけありますね。
若干の気持ち悪さなら大丈夫という人は、ぜひ試して欲しいゲームです。 私的には十分にオススメです。

Tentacles: Enter the Dolphin (iTunes が起動します)


最後になりましたが touchgameplay により Youtube で公開されているプレイ動画です。

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