歴代ガンダム作品のモビルスーツとキャラクターが総登場する人気シミュレーションゲーム「Gジェネレーション」。
各ゲーム機で展開されている非常に有名なシリーズですが、それをソーシャルゲームにアレンジしたものが先日公開されました。
「SDガンダム ジージェネレーション フロンティア」です。
iPhone にとって「Gジェネレーション」は、まさに黒歴史でした。
2010 年に発売された SDガンダム Gジェネレーション タッチ は、スマホとは思えない汚い画面、最悪の操作性、高額な課金、致命的不具合を数ヶ月放置という iPhone アプリ史上に残るトップクラスの「クソゲー」であり、最後は新 OS への対応を拒否して、現行機種では動作不可能になりました。
そんなGジェネレーションが今度はソーシャルゲーム化した訳ですから、もう嫌な予感しかしなかった訳ですが、今回は意外にも相応に楽しめる内容になっています。
あくまでソシャゲ版Gジェネですから、オリジナルのGジェネレーションのようなターン制シミュレーションゲームではなく、戦闘は短時間で終わるのですが、Gジェネらしさは確かに感じられるし、「スマホ用の派生作品」として考えると悪くはありませんね。
もちろんグリーやモバゲー型の、いわゆる「ポチポチゲー」ではありません。
戦艦と艦長、数台のモビルスーツとそのパイロットで構成されたチームを編成し、歴代ガンダムシリーズの各話を元にした「クエスト」を戦います。
ソーシャルゲームなので、クエストを実行すると EN(エネルギー)を消費し、なくなるとしばらく待たなければ再プレイできません。
戦闘は簡易的な RTS(リアルタイムのシミュレーションゲーム)になっています。
ユニットをタッチしてドラッグすると、そこまでのラインが引かれ、それに沿ってモビルスーツが移動します。
敵ユニットを移動先にするとその敵を狙って動き、味方ユニットを移動先にするとその味方を追尾して、味方が狙った敵に攻撃を行います。
各ユニットは射程に敵が入ると自動で攻撃を行います。
よってプレイヤーがやることは移動先の指示だけですね。
チームには戦艦が同行しており、戦艦にユニットを帰投させると HP の回復を行えます。
戦艦がやられると他のモビルスーツが残っていても敗北です。
敵を全滅させると勝利で、1回の戦闘にあまり時間はかかりません。
1分程度、長くても2分ぐらいです。
よって本格的なシミュレーションゲームを期待していると拍子抜けすることになりますが、何度も戦闘を繰り返すソーシャルゲームであることを考えるとこのぐらいなのかな、とも思います。
ユニットの書き込みは結構細かく、多彩なモビルスーツのグラフィックが用意されていて、例えばシールドを飛ばして攻撃する「ガンダムデスサイズ」の場合はちゃんと刃の付いた盾を飛ばします。
モビルスーツには近接戦闘の S タイプ、中距離射撃の M タイプ、遠距離型の L タイプがあります。
あまり戦略性のある戦闘ではありませんが、S タイプばかりだと味方が邪魔になり、M や L ばかりだと防御に問題があるので、S・M・L をバランス良くそろえるのが攻略の基本になりますね。
※盾役となる S を前に出して、M と L はその後ろから攻撃する。 これが基本。
M と L は敵ではなく、前に出す S ユニットを追尾させる形にしておいた方が操作しやすくなります。
一応、L は M に強く、M は S に強く、S は L に強いという関係があり、強い側は与えるダメージが 1.5 倍になりますが、それよりも S で守りながら敵を1体ずつ片付ける方が重要です。
戦艦も一応戦えますが、やられたらヤバいので後方に控えておきましょう。
※各クエストではおなじみのキャラクターが登場し、そのシーンに合ったセリフが表示されます。
クエストで特定の条件(大抵は速攻で敵を撃破)を満たすと、特殊な敵の増援が出現し、勝利後の報酬と経験値が2倍になります。
基本的には待ち伏せる方が有利なのですが、クエストで速攻クリアを目指すならどんどん突っ込みましょう。
クエストをクリアすると、次のクエストをアンロックするための「クエストキー」と、ガチャをやるためのチケットを入手でき、さらに報酬のモビルスーツやキャラクターを獲得できます。
各ステージでゲット出来るモビルスーツやキャラクターの候補は決まっているようで、ガチャ以外でもこれらのものを集めていく出来ます。
ガチャはおなじみのものですが、このゲームはレベルアップや特定条件のクリア、ログインボーナスなどで、頻繁に「ゴールドチケット」という上位のガチャを引けるチケットを貰えます。
ゴールドチケットのガチャは無料ガチャと課金ガチャの中間のものであり、「ゴールドガチャだから課金と同じガチャなんだ」という訳ではありません。
しかしゴールドガチャなら高確率でレアカードが出るので、レアなモビルスーツやキャラクターの入手はそれほど困難ではありません。
何かのトラブルがあった時の「お詫び」のゴールドチケット配布も頻繁で、この辺はパズドラの「ポカポカ運営」を参考にしているのが伺えますね。
モビルスーツやキャラクターのレベルは、一般的なソーシャルゲームと同じく「強化」コマンドでいらないカードを合成することで上げて行きます。
ただ、クエストの戦闘で経験値が貯まることでもレベルアップしていくので、合成しなくても徐々に強くなっていきます。
この点はシミュレーション RPG であるGジェネらしくて良いですね。
Gジェネシリーズらしくモビルスーツの「開発」や「設計」も存在しますが、開発は正確には「武器開発」で、レベルの条件を満たしたカードを他の武装に変更するものです。
例えば、ビームサーベル装備のガンダムは Lv10 でビームライフルに変えられます。
しかし変更するとレベルが1に戻りますし、タイプが S から M に変わるため、それが有利とは限りません。
「設計」は特定のモビルスーツを組み合わせて新モビルスーツを作るものですが、素材に加えて「設計図」というアイテムが必要です。
この設計図はフレンドを増やすことで得られる「フレンドポイント」と引き替えで貰うか、「Gコロシアム」での連勝賞品として貰うもので、素材があればいつでも出来るという訳ではありません。
「Gコロシアム」は他プレイヤーのチームと戦うもので、連勝し続けることで様々な賞品を貰えますが、1回ごとにコロシアムのチケットを消費します。
上位の連勝賞品が欲しいなら、チケットを貯めて一気に行う必要がありますね。
戦う相手は候補の中から選べるので、弱めの人と戦えば無難に勝てます。
※編成画面。 搭載するモビルスーツとパイロットのコストは「搭載上限」以内に抑えなければなりません。
搭載上限と搭載枠は戦艦の種類ごとに決まっていますが、搭載上限は戦艦のレベルアップで上昇します。
(ファースト)ガンダムのクエスト4で高確率で戦艦が手に入るので、そこで戦艦を貯めて合成でレベルアップさせましょう。
戦艦やモビルスーツの地形適正は合ってなくても出撃可能です。(攻撃力と防御力は落ちます)
コロシアム対戦時、搭載枠の1つ目と2つ目は前列中央、3つ目と4つ目は前列の左右、5つ目は後列になるので、それに合わせたモビルスーツを配置しましょう。
※Gジェネと言えばコレ、MS 設計。 でも設計図が必要なので、無駄に実行する事は出来ません。
組み合わせは素材さえあれば「オススメ設計」のボタンで簡単にチェックできます。
でも正直、レアなモビルスーツはガチャで手に入れるのがメインになっているので、設計の必要性は下がっています・・・
なお、メニューの「図鑑」でモビルスーツやキャラクターの解説文を読むことが出来ます。
※Gコロシアムの模様。 ガンダムが入り乱れてます。
時間を気にせず戦えるので、待ち伏せて集中攻撃すれば良いため、格上の相手でも撃破は可能です。
ただ、相手が強くても弱くても、得られるものには変化はないようです・・・
連勝するほど良いものが貰えますが、チケットが大量に必要なので、3連勝ずつして「クエストキー」を3個ずつ貰った方が最初は良いかも。
コロシアムでの戦いによって「拠点レベル」を上げることが出来ますが、拠点レベルは条件を満たしても、ホーム画面左上にある拠点レベル表示をタップしないと上がらないので注意。
難点は、ゲームが単調なこと。
色々なガンダム作品の様々なステージが用意されていますが、どのステージも変わり映えしません。
敵の攻撃もシステムが簡略化されているが故に同じようなものしかなく、本家Gジェネのようなバラエティーに富んだ装備や演出はありません。
ソーシャルゲームらしく、ひたすら同じことを繰り返すのみです。
おまけに難易度が低すぎて、少しモビルスーツが強くなると簡単に敵を倒せるようになるため、ますます単調になって来ます。
戦法を駆使しないと倒せないような強敵や、回復なども考慮しないと勝てないような大量の敵が出てくるならゲームとして面白いと思うし、モビルスーツやキャラクターをパワーアップさせようという気にもなるのですが、手軽さを優先し過ぎているのか常に同じパターンで勝てるので、だんだん飽きてきます。
キャラが強くなり過ぎると突っ込むだけで終わるし。
さらにクエストをアンロックするのに「クエストキー」が必要なのですが、後のクエストになるとこれが十数個必要です。
クエストクリアで得られるキーは1つか2つなので、何度も同じクエストを繰り返して貯めなければなりません。
それでなくても単調なゲームが、さらに単調になります・・・
加えてこのアプリは(2013年4月時点で)まだ未完成です。
クエストが中途半端なところまでしか完成しておらず、そのため登場するモビルスーツやキャラクターの数も限られています。
例えば(ファースト)ガンダムだと、ランバラル隊との戦いまでしかクエストがありません。
ガンダムW、ガンダムSEED、第08MS小隊などのシナリオがありますが、どれも途中までのようですし、Z などはありません。
ナムコは以前から「スケジュール通りにとりあえず発売、後のアップデートで完成させていく」という方法を取ることがあるのですが、今回もそのケースのようです。
でも、ちょっと今の段階では中途半端すぎて、まだ β 版的な印象が拭えませんね。
せめてファーストガンダムぐらいは完結させといて欲しいものです・・・
※クエストセレクト画面。 次のクエストを出すには「クエストキー」を貯めなければなりません。
同じステージの繰り返しを強要されるため、サクサク感のようなものはありません。
キーが無かったらすぐ先に進まれてしまうのは解るけど、こういう延命の仕方はちょっとなぁ・・・
こういうのは敵の強さなどのゲームバランスの方で調整すべきではないかと思うのですが、ソーシャルゲームだから誰でも簡単にクリア出来ることを優先したんだろうか・・・
ソーシャルゲームだから本体は無料。 もちろん課金ガチャは存在します。
ただ、前述したように課金しなくてもゴールドガチャでレアカードが手に入るし、そもそもレアがたくさん必要なほど敵が強くないし、課金する必要性は(2013/4 時点では)全く感じません。
色々と足りない部分も目に付くのですが、やっていて思うのは「それでもやっぱりガンダムだと楽しい」ということ。
知らないモンスターとかデーモンとかのカードより、「ガンダム」とか「ザクII」とかのカードの方がピンと来る訳ですよ、知っている人間だと。
その方が集めていて、育てていて楽しい訳で、「あぁ、やっぱり版権モノは強いわ」と言うのを改めて実感しましたね。
ちゃんとスマホらしい演出を持つネイティブアプリであり、全体のクオリティーは高いのですが、現状では飽きが来るのが早そうなので、今後の運営や拡張がどうなるかで最終的な評価は変わってきそうです。
とりあえず黒歴史となった「アレ」よりはマシなので、アレのせいで敬遠している方には、今回はまだ大丈夫ですと言っておきます。
冒頭でも述べましたが、本家のGジェネほどの面白さやゲーム性を期待したらガッカリになると思いますが、「スマホ用の別のゲーム」として考えると、少しずつ遊んでいく分には良いと思います。
・SDガンダム ジージェネレーション フロンティア (iTunes が起動します)
2013/04
ファミコン風のグラフィックで固定画面のステージクリア制アクションゲームと言う、いかにもレトロなスタイルの「ハック&スラッシュ」(ストーリーよりも敵を倒しまくって経験値を稼ぐことがメイン)のゲーム。
それが「Spell Sword」です。
ちょっと懐かしい雰囲気のゲームですが、大量に飛び散るアイテムや物理シミュレートされたしかけなどがあり、新旧融合の内容と言えますね。
短時間で終わるステージを次々とクリアしていく形で、テンポの良いゲームです。
昨年(2012年)の春に公開された結構前のアプリなのですが、ドットグラフィックの秀作アクションゲームなので、今更ですがご紹介しておきたいと思います。
なお、Android 版も公開されています。

左下の方向キーで左右に動き、右下の2つのボタンでジャンプと攻撃を行います。
足場を飛び移りながら、次々出てくる敵を剣を振って倒し続けるという、固定画面のゲームです。
大きな特徴は「スペルカード」と呼ばれるアイテムが出現し、それを取ると「魔法効果」と「攻撃強化」の2つが発揮されること。
例えば、火のスペルカードだと誘導するファイアーボールが数発放射され、さらにしばらく攻撃が炎をまとうようになります。
氷のスペルカードだと周囲に氷の弾が発射され、さらにプレイヤーの周囲に吹雪が発生します。
スペルカードは1つ取ると、すぐにまた別の場所に現れるため、常に画面のどこかに出現しています。
カードを連続で取りまくり、魔法と強化攻撃で敵を倒していくのが基本ですね。
ただ、ステージクリアの条件は「敵を全滅させること」ではありません。
ステージごとに固有のクリア条件が定められていて、それを達成することでクリアとなります。
クリア条件はステージ開始時に表示され、「敵を一定数倒す」「カードを一定数拾う」という一般的なものや、「一定時間耐える」「数 Wave 耐える」といった耐久制のもの、「箱を一定数壊す」といった変わり種もあります。
「カードを制限時間内に一定数拾う」という複合条件も存在します。

※ステージ4(1-4)の条件は「Collect 5 cards in the time limit」。 つまり制限時間内にカードを5つ拾う。
このステージは敵を倒していてもクリア出来ず、しかも制限時間があるので、ノンビリせずに急いでカードを拾い集める必要があります。
勝利条件を見ていないとクリア出来ないとか、いきなりゲームオーバーになったとかいう事になるので、開始前によく確認しておきましょう。
なお、ゲーム中にポーズしても確認可能です。

※上の画像は一定時間経過するとことが勝利条件のステージ。
こういう場合は取り辛いカードは無理に取りに行かず、画面の端でひたすら粘っていてもクリア出来ます。
逆にカードを集める条件の場合は、敵も適度に処理しておかないと、敵だらけになってカードを取りに行けなくなります。
条件に合わせて戦法を変えるのが攻略の基本ですね。
もう1つの特徴は、ブラブラ揺れ動く鉄球やら足場やらが存在すること。
これらはちゃんと物理シミュレートされていて、受けた衝撃や乗ったものの重さに応じてリアルに動きます。
画面がファミコン風のドットグラフィックなのに、これらのしかけは妙に滑らかに動くのがユニークですね。
鉄球は邪魔ですが、敵にも味方にもダメージを与えるので、うまく使えば敵を倒すことも出来ます。
1つのステージが1~2分ほどで終わるため、サクサクと進行することができます。
後半ステージになると「カードを 40 枚集める」など、かなり大変な条件も出て来ますが、全体的にテンポ良く進む爽快感のあるゲームです。
敵を倒した時に派手にクリスタルが飛び散る演出も良いですね。
ステージをクリアするとボーナスのクリスタル(ルピー)や装備が手に入ります。
クリスタルはスペルカードの強化に使用でき、例えば火の魔法や氷の魔法ならファイアーボールや氷弾の発射数が増え、無敵になる魔法なら効果時間が伸びます。
また、これによって主人公のレベルも上がり、それに伴ってライフが増加します。
装備は 頭・首飾り・指輪 の3種類があり、特定のスペルを強化したり、ライフを増やしたりできます。
装備を買えれば主人公の見た目も変化します。
新しいスペルカードの習得や、新ワールドのアンロックなどもステージクリアのボーナスとして獲得します。
4つのワールドが用意されており、1つのワールドに 30 のステージがあるので、合計 120 ステージ。
1ステージが短いとは言え、ボリュームは十分ありますね。

※拾い集めたクリスタル(ルピー)はカードのパワーアップに使います。 必要な量がだんだん上がっていくので、基本的には平均的に伸ばしていきましょう。
スペルカードは最終的に 10 種類になります。
余談ですが、クリスタルを「ルピー」と呼ぶのはゼルダのリスペクト?

※上部の黒い円はちょっと変わり種のスペルカード「ブラックホール」。
敵を吸い込んで倒し、さらに主人公は剣を振る度に「シャドウスライム」を召還します。
シャドウスライムはたまに自爆して周辺の敵にダメージを与え、さらにクリスタルもバラまきます。
難点は操作性。 スティックのないタッチパネル向きの操作でありながら、お世辞にも操作しやすいとは言えません。
ボタンの判定範囲が小さく、押しミスが発生しやすいため、常に操作に気を配っておく必要があります。
また、微妙な段差につま先がひっかかって動けなくなったりするので、急に動かなくなって押しミスかと思ってたら、実は足場の問題だった、みたいなことも起こります。
最初のワールドで出てくる鉄球も、面白いしかけだとは思うけど、最初はかなり邪魔なので、序盤ステージはない方が取っ付きやすかった気はしますね。
しかし全体的にバランスの良いゲームで、難易度も適度、主人公の成長ペースも早いので、思わずハマってしまいます。
高難度ステージは出てくるスペルカードの運に左右されやすいのが気になりますが、この程度のランダム性は許容範囲でしょうか。
以下は Youtube で公開されているゲームのプレイ動画です。
価格は 85 円。 手軽に買える値段ですね。
追加課金もありますが、ゲームの進行には全く必要なく、無課金でもゲームは問題なく進められます。
結構忙しいアクションゲームなので、普段ゲームをやらない方には向かないかもしれませんが、逆にゲームが好きな方にはかなりオススメです。
・Spell Sword (iTunes が起動します)
【 ちょこっと攻略 】
特に解りにくい訳ではないのですが・・・ スペルカードの一覧と、クリア条件の日本語訳を掲載しておきますので、プレイされる方は参考にしてみて下さい。
●スペルカード一覧
・赤カード
魔法効果:誘導ファイアーボールが多数発射される
武器効果:剣が炎をまとって攻撃範囲と攻撃力アップ
・青カード
魔法効果:氷柱弾が放射状に連続発射される
武器効果:主人公の近くにいる敵の速度が遅くなる
・黄カード
魔法効果:地表にいる敵にツタが絡ませて動けなくさせる
武器効果:攻撃時に地表部分に土柱が発生する
・緑カード
魔法効果:なし
武器効果:貫通ウェーブを発射して遠くの敵を攻撃できる
・白カード
魔法効果:円状にレーザーを1回放射
武器効果:放射状のオーラが出て周囲を攻撃できる
・黒カード
魔法効果:ブラックホールが出現し敵を吸い込む
武器効果:自爆するシャドウスライムを出現させる
・水色カード
魔法効果:しばらく半透明になり、無敵になる
武器効果:なし
・紫カード
魔法効果:全ての敵に毒を与え、数秒後に破壊する
武器効果:なし
・黄色の星カード
魔法効果:敵の速度が遅くなる
武器効果:なし
・明るい紫の星カード
魔法効果:主人公が巨大化する。敵に当たっても被害を受けない
武器効果:なし。しかし巨大なので攻撃範囲は増大する
●クリア条件の一例
・Collect ○ Spell cards = スペルカードを○枚集める
・Kill ○ enemies = 敵を○体倒す
・Defeat ○ enemies = 敵を○体倒す(上と同じ)
・Defeat the ○ = ○の敵を倒す
・Survive until wave ○ = ○ wave に到達する
・Survive ○ seconds = ○秒間、耐える
・Destroy ○ boxes = 箱を○個壊す
・~ in the time limit = ~の条件を制限時間内に達成する
それが「Spell Sword」です。
ちょっと懐かしい雰囲気のゲームですが、大量に飛び散るアイテムや物理シミュレートされたしかけなどがあり、新旧融合の内容と言えますね。
短時間で終わるステージを次々とクリアしていく形で、テンポの良いゲームです。
昨年(2012年)の春に公開された結構前のアプリなのですが、ドットグラフィックの秀作アクションゲームなので、今更ですがご紹介しておきたいと思います。
なお、Android 版も公開されています。

左下の方向キーで左右に動き、右下の2つのボタンでジャンプと攻撃を行います。
足場を飛び移りながら、次々出てくる敵を剣を振って倒し続けるという、固定画面のゲームです。
大きな特徴は「スペルカード」と呼ばれるアイテムが出現し、それを取ると「魔法効果」と「攻撃強化」の2つが発揮されること。
例えば、火のスペルカードだと誘導するファイアーボールが数発放射され、さらにしばらく攻撃が炎をまとうようになります。
氷のスペルカードだと周囲に氷の弾が発射され、さらにプレイヤーの周囲に吹雪が発生します。
スペルカードは1つ取ると、すぐにまた別の場所に現れるため、常に画面のどこかに出現しています。
カードを連続で取りまくり、魔法と強化攻撃で敵を倒していくのが基本ですね。
ただ、ステージクリアの条件は「敵を全滅させること」ではありません。
ステージごとに固有のクリア条件が定められていて、それを達成することでクリアとなります。
クリア条件はステージ開始時に表示され、「敵を一定数倒す」「カードを一定数拾う」という一般的なものや、「一定時間耐える」「数 Wave 耐える」といった耐久制のもの、「箱を一定数壊す」といった変わり種もあります。
「カードを制限時間内に一定数拾う」という複合条件も存在します。

※ステージ4(1-4)の条件は「Collect 5 cards in the time limit」。 つまり制限時間内にカードを5つ拾う。
このステージは敵を倒していてもクリア出来ず、しかも制限時間があるので、ノンビリせずに急いでカードを拾い集める必要があります。
勝利条件を見ていないとクリア出来ないとか、いきなりゲームオーバーになったとかいう事になるので、開始前によく確認しておきましょう。
なお、ゲーム中にポーズしても確認可能です。

※上の画像は一定時間経過するとことが勝利条件のステージ。
こういう場合は取り辛いカードは無理に取りに行かず、画面の端でひたすら粘っていてもクリア出来ます。
逆にカードを集める条件の場合は、敵も適度に処理しておかないと、敵だらけになってカードを取りに行けなくなります。
条件に合わせて戦法を変えるのが攻略の基本ですね。
もう1つの特徴は、ブラブラ揺れ動く鉄球やら足場やらが存在すること。
これらはちゃんと物理シミュレートされていて、受けた衝撃や乗ったものの重さに応じてリアルに動きます。
画面がファミコン風のドットグラフィックなのに、これらのしかけは妙に滑らかに動くのがユニークですね。
鉄球は邪魔ですが、敵にも味方にもダメージを与えるので、うまく使えば敵を倒すことも出来ます。
1つのステージが1~2分ほどで終わるため、サクサクと進行することができます。
後半ステージになると「カードを 40 枚集める」など、かなり大変な条件も出て来ますが、全体的にテンポ良く進む爽快感のあるゲームです。
敵を倒した時に派手にクリスタルが飛び散る演出も良いですね。
ステージをクリアするとボーナスのクリスタル(ルピー)や装備が手に入ります。
クリスタルはスペルカードの強化に使用でき、例えば火の魔法や氷の魔法ならファイアーボールや氷弾の発射数が増え、無敵になる魔法なら効果時間が伸びます。
また、これによって主人公のレベルも上がり、それに伴ってライフが増加します。
装備は 頭・首飾り・指輪 の3種類があり、特定のスペルを強化したり、ライフを増やしたりできます。
装備を買えれば主人公の見た目も変化します。
新しいスペルカードの習得や、新ワールドのアンロックなどもステージクリアのボーナスとして獲得します。
4つのワールドが用意されており、1つのワールドに 30 のステージがあるので、合計 120 ステージ。
1ステージが短いとは言え、ボリュームは十分ありますね。

※拾い集めたクリスタル(ルピー)はカードのパワーアップに使います。 必要な量がだんだん上がっていくので、基本的には平均的に伸ばしていきましょう。
スペルカードは最終的に 10 種類になります。
余談ですが、クリスタルを「ルピー」と呼ぶのはゼルダのリスペクト?

※上部の黒い円はちょっと変わり種のスペルカード「ブラックホール」。
敵を吸い込んで倒し、さらに主人公は剣を振る度に「シャドウスライム」を召還します。
シャドウスライムはたまに自爆して周辺の敵にダメージを与え、さらにクリスタルもバラまきます。
難点は操作性。 スティックのないタッチパネル向きの操作でありながら、お世辞にも操作しやすいとは言えません。
ボタンの判定範囲が小さく、押しミスが発生しやすいため、常に操作に気を配っておく必要があります。
また、微妙な段差につま先がひっかかって動けなくなったりするので、急に動かなくなって押しミスかと思ってたら、実は足場の問題だった、みたいなことも起こります。
最初のワールドで出てくる鉄球も、面白いしかけだとは思うけど、最初はかなり邪魔なので、序盤ステージはない方が取っ付きやすかった気はしますね。
しかし全体的にバランスの良いゲームで、難易度も適度、主人公の成長ペースも早いので、思わずハマってしまいます。
高難度ステージは出てくるスペルカードの運に左右されやすいのが気になりますが、この程度のランダム性は許容範囲でしょうか。
以下は Youtube で公開されているゲームのプレイ動画です。
価格は 85 円。 手軽に買える値段ですね。
追加課金もありますが、ゲームの進行には全く必要なく、無課金でもゲームは問題なく進められます。
結構忙しいアクションゲームなので、普段ゲームをやらない方には向かないかもしれませんが、逆にゲームが好きな方にはかなりオススメです。
・Spell Sword (iTunes が起動します)
【 ちょこっと攻略 】
特に解りにくい訳ではないのですが・・・ スペルカードの一覧と、クリア条件の日本語訳を掲載しておきますので、プレイされる方は参考にしてみて下さい。
●スペルカード一覧
・赤カード
魔法効果:誘導ファイアーボールが多数発射される
武器効果:剣が炎をまとって攻撃範囲と攻撃力アップ
・青カード
魔法効果:氷柱弾が放射状に連続発射される
武器効果:主人公の近くにいる敵の速度が遅くなる
・黄カード
魔法効果:地表にいる敵にツタが絡ませて動けなくさせる
武器効果:攻撃時に地表部分に土柱が発生する
・緑カード
魔法効果:なし
武器効果:貫通ウェーブを発射して遠くの敵を攻撃できる
・白カード
魔法効果:円状にレーザーを1回放射
武器効果:放射状のオーラが出て周囲を攻撃できる
・黒カード
魔法効果:ブラックホールが出現し敵を吸い込む
武器効果:自爆するシャドウスライムを出現させる
・水色カード
魔法効果:しばらく半透明になり、無敵になる
武器効果:なし
・紫カード
魔法効果:全ての敵に毒を与え、数秒後に破壊する
武器効果:なし
・黄色の星カード
魔法効果:敵の速度が遅くなる
武器効果:なし
・明るい紫の星カード
魔法効果:主人公が巨大化する。敵に当たっても被害を受けない
武器効果:なし。しかし巨大なので攻撃範囲は増大する
●クリア条件の一例
・Collect ○ Spell cards = スペルカードを○枚集める
・Kill ○ enemies = 敵を○体倒す
・Defeat ○ enemies = 敵を○体倒す(上と同じ)
・Defeat the ○ = ○の敵を倒す
・Survive until wave ○ = ○ wave に到達する
・Survive ○ seconds = ○秒間、耐える
・Destroy ○ boxes = 箱を○個壊す
・~ in the time limit = ~の条件を制限時間内に達成する
ボタン連打でパンチを出しまくり、並み居る敵をひたすらぶっ飛ばしながら突き進む、ファミコン風グラフィックの殴り系ランニング・ショートゲーム。
それが「Punch Quest」です。
昨年(2012年)の10月に公開されていたゲームで、発売元は Hook Champ などのドットグラフィックの人気作を多く公開しているメーカー Rocketcat Games。
見た目はレトロでありながら、スピーディーでテンポの良いゲームが多いのが特徴で、それはこの Punch Quest でも踏襲されています。
ただこのゲームは、テキトーにやっても爽快にバリバリ敵を倒せるので、誰でも簡単に楽しめる反面、テクニックを駆使したプレイはやり辛く、どうすればうまく進めるのかも解り辛いです。
その結果、良くも悪くも、誰がやっても、初心者でもゲーマーでも、同じようなプレイになりがちです。
それはそれで万人が楽しめると言えるのですが、釈然としないのも本音で、この辺りをどう捉えるかで評価の分かれるゲームですね。

方向キーはなく、2つのボタンだけでプレイするシンプルな操作です。
画面右下を押すと前方にパンチを繰り出し、同時に前に加速します。
連打するとバシバシパンチを連打しながら高速で走っていきます。
画面左下を押すとアッパーカットをしながらジャンプします。
つまりジャンプと上方向への攻撃が同時に行われます。
ジャンプ中にボタンを押すと、ジャンプ加速パンチやアッパーからの打ち下ろしパンチなどを出す事もでき、2つのボタンだけで様々なアクションを行えるのが特徴ですね。
とにかく爽快感のあるゲームで、殴った相手が吹っ飛んで地面を転がったり、大きく吹っ飛んで他の敵にぶつかったり、演出が豊富かつ派手です。
ガイコツの山を殴ると派手に四散して周囲の敵にボコボコ当たったり、花ビンを殴ると飛んでいって敵に当たって割れるなど、敵以外にも様々なものを殴れます。
単に突き進むだけでなく、豊富なイベントがあるのも特徴です。
ボーナスステージやボス戦も用意されていて、ボーナスステージにも恐竜に乗って進むステージや、小人になって蜂の巣を叩くステージなど、ユニークなものが用意されています。
ボスは単に殴るだけでは倒せず、相応に攻略が必要になっていて、パワーアップ後に左右のボタンを押しっぱなしにすると実行できる「ブロッキング」でちゃんと攻撃を防がないと勝つことは出来ません。

※とにかくバシバシ殴りながら突き進む。 何も考えずにボタンを連打してても爽快に戦えるのが良いところ。
たまにこうした分かれ道があって、何らかのミニイベントが起こります。
ボーナスステージになるタマゴがあったり、コインが手に入る宝箱があったり、特殊なパワーアップを得られたりしますが、ボスが登場したり落石トラップが作動したりする場合もあるので要注意。

※恐竜のボーナスステージ。 いきなり火を吐く恐竜が現れ、なぜか背景も原始時代に。
突拍子もないステージが出て来るのに、終了後は何事もなかったかのように普通に戻るのがユニークですね。

※でっかい目玉にロケットパンチが付いたようなボス。
この敵は普通に殴っても有効ではなく、ジャンプからの打ち下ろしパンチを当てるのが効果的です。
ただし有効打を当てるとパンチを振り回して反撃してくるので、ブロッキングするのを忘れずに。
ゲームオーバーになると結果に応じてコインを貰えます。
また、ゲームごとに3つの「クエスト」が提示され、それを達成することでも多めのコインを獲得できます。
コインは Shop でパワーアップを購入するのに使用でき、パワーアップには画面下のゲージが1段階目の時に使用できる「Power I Skill」、2段階目の時に使用できる「Power II Skill」、最大になった時に発動する「Super Move」、常に効果がある「Upgrades」に分かれています。
前述の「ブロッキング」も Upgrades のスキルの1つです。
これ以外に、装飾品である Customize や、次のゲームだけ有効な使い捨てのパワーアップ Boosts を買うこともできます。
クエストの中には特定のパワーアップを活用しなければ達成できないものもありますが、そのパワーアップにはマークが付いて教えてくれます。
これらを少しずつ習得していく長期的な育成要素もありますね。

※パワーアップは大きく分けると6種類。 スキルはゲージ1~3のものをそれぞれ1つずつ装備できます。
逆に言うと、各ゲージのパワーアップは1つしか装備できないので、どれを選ぶかが重要です。
Upgrades は常時強化なので、クエストで必要なものが特にない場合は Upgrades のものを習得しましょう。
パワーアップはやや複雑ですが、ゲームはシンプルで、手軽かつ爽快に敵をボコボコ殴れます。
ただ欠点は、どうしてダメージを受けたのか、なぜやられたのか、よく解らないまま終わる場合が多いこと。
何度かやれば解ります。 ボタンを連打しているだけでバシバシ気持ちよく戦えるけど、いつの間にか終わってしまった、みたいなことが延々と続くことが。
ガイコツ兵士は普通に正面から殴ればまず攻撃は受けません。 でも、たまにやられます。
コウモリは地上を走っていれば、普通はそのまま通り過ぎることが出来ます。 でも、たまにやられます。
空飛ぶガイコツも地上にいれば当たらない場合が多いです。 でも、たまにやられます。
つまり「特にミスってないけどダメージを受けた」ということが多いのです。
また魔法弾を撃つゴーストや、地面にある針などは解りやすいダメージ源なので、これでやられるのは納得いくのですが、「常に前進している」という性質上これらを回避するのも相応に難しく、反射神経も必要です。
ある程度進むと敵も急に強くなります。
よく解らないけどやられるケースと、急な攻撃でやられるケース、さらに普通にミスるケースが相まって、いつもいつの間にか終わってしまい、全然上達してる気になれません。
気楽に遊ぶには良いけど、ハイスコアを目指そうとするとどうも釈然としない、どうすれば良いのかもイマイチ解らない、そんな印象を受けますね。
このゲームは「課金付き無料アプリ」として公開されたのですが、ダウンロード数が多かったにも関わらず課金者が少なすぎて全然儲けが出ず、それを開発者が嘆いていて、iPhone アプリのビジネススタイルの難しさや、「遊べるゲームならユーザーはお金を払ってくれる、というものではない」という実例になったと、一時期話題になりました。
でも私的には、このゲームが儲からなかったのは実はそんなビジネススタイルの話じゃなくて、単にゲームが解り辛く、どうすればうまくいくのか、何をすれば良いのかが見えなくて、見えないものにお金を払うことは出来ないから課金されなかったという、ただのゲーム性の問題であったように思えます。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
前述したようにアプリは無料。
無料のままでは途中からパワーアップするのが大変になりますが、ゲーム自体はショートゲームですし、パワーアップも必須という程のものではありません。
「簡単にボタンを連打するだけで誰でも爽快に楽しめる」というのは、ある意味ゲームの理想だと思います。
それを実現しているアクションゲームであり、スマホにマッチしている内容とも言えます。
私的にはもうちょっと上達を実感できる、もっと解りやすい形で「慣れる」ことが出来るものにして欲しかった気がしますが、そういう遊び方をするゲームではないのかもしれません。
ちょっとした空き時間に楽しむには、非常に向いているゲームです。
ヒマ潰し用のゲームとしてはオススメできるアプリと言えますね。 なにせタダですし。
・Punch Quest (現在非公開)
それが「Punch Quest」です。
昨年(2012年)の10月に公開されていたゲームで、発売元は Hook Champ などのドットグラフィックの人気作を多く公開しているメーカー Rocketcat Games。
見た目はレトロでありながら、スピーディーでテンポの良いゲームが多いのが特徴で、それはこの Punch Quest でも踏襲されています。
ただこのゲームは、テキトーにやっても爽快にバリバリ敵を倒せるので、誰でも簡単に楽しめる反面、テクニックを駆使したプレイはやり辛く、どうすればうまく進めるのかも解り辛いです。
その結果、良くも悪くも、誰がやっても、初心者でもゲーマーでも、同じようなプレイになりがちです。
それはそれで万人が楽しめると言えるのですが、釈然としないのも本音で、この辺りをどう捉えるかで評価の分かれるゲームですね。

方向キーはなく、2つのボタンだけでプレイするシンプルな操作です。
画面右下を押すと前方にパンチを繰り出し、同時に前に加速します。
連打するとバシバシパンチを連打しながら高速で走っていきます。
画面左下を押すとアッパーカットをしながらジャンプします。
つまりジャンプと上方向への攻撃が同時に行われます。
ジャンプ中にボタンを押すと、ジャンプ加速パンチやアッパーからの打ち下ろしパンチなどを出す事もでき、2つのボタンだけで様々なアクションを行えるのが特徴ですね。
とにかく爽快感のあるゲームで、殴った相手が吹っ飛んで地面を転がったり、大きく吹っ飛んで他の敵にぶつかったり、演出が豊富かつ派手です。
ガイコツの山を殴ると派手に四散して周囲の敵にボコボコ当たったり、花ビンを殴ると飛んでいって敵に当たって割れるなど、敵以外にも様々なものを殴れます。
単に突き進むだけでなく、豊富なイベントがあるのも特徴です。
ボーナスステージやボス戦も用意されていて、ボーナスステージにも恐竜に乗って進むステージや、小人になって蜂の巣を叩くステージなど、ユニークなものが用意されています。
ボスは単に殴るだけでは倒せず、相応に攻略が必要になっていて、パワーアップ後に左右のボタンを押しっぱなしにすると実行できる「ブロッキング」でちゃんと攻撃を防がないと勝つことは出来ません。

※とにかくバシバシ殴りながら突き進む。 何も考えずにボタンを連打してても爽快に戦えるのが良いところ。
たまにこうした分かれ道があって、何らかのミニイベントが起こります。
ボーナスステージになるタマゴがあったり、コインが手に入る宝箱があったり、特殊なパワーアップを得られたりしますが、ボスが登場したり落石トラップが作動したりする場合もあるので要注意。

※恐竜のボーナスステージ。 いきなり火を吐く恐竜が現れ、なぜか背景も原始時代に。
突拍子もないステージが出て来るのに、終了後は何事もなかったかのように普通に戻るのがユニークですね。

※でっかい目玉にロケットパンチが付いたようなボス。
この敵は普通に殴っても有効ではなく、ジャンプからの打ち下ろしパンチを当てるのが効果的です。
ただし有効打を当てるとパンチを振り回して反撃してくるので、ブロッキングするのを忘れずに。
ゲームオーバーになると結果に応じてコインを貰えます。
また、ゲームごとに3つの「クエスト」が提示され、それを達成することでも多めのコインを獲得できます。
コインは Shop でパワーアップを購入するのに使用でき、パワーアップには画面下のゲージが1段階目の時に使用できる「Power I Skill」、2段階目の時に使用できる「Power II Skill」、最大になった時に発動する「Super Move」、常に効果がある「Upgrades」に分かれています。
前述の「ブロッキング」も Upgrades のスキルの1つです。
これ以外に、装飾品である Customize や、次のゲームだけ有効な使い捨てのパワーアップ Boosts を買うこともできます。
クエストの中には特定のパワーアップを活用しなければ達成できないものもありますが、そのパワーアップにはマークが付いて教えてくれます。
これらを少しずつ習得していく長期的な育成要素もありますね。

※パワーアップは大きく分けると6種類。 スキルはゲージ1~3のものをそれぞれ1つずつ装備できます。
逆に言うと、各ゲージのパワーアップは1つしか装備できないので、どれを選ぶかが重要です。
Upgrades は常時強化なので、クエストで必要なものが特にない場合は Upgrades のものを習得しましょう。
パワーアップはやや複雑ですが、ゲームはシンプルで、手軽かつ爽快に敵をボコボコ殴れます。
ただ欠点は、どうしてダメージを受けたのか、なぜやられたのか、よく解らないまま終わる場合が多いこと。
何度かやれば解ります。 ボタンを連打しているだけでバシバシ気持ちよく戦えるけど、いつの間にか終わってしまった、みたいなことが延々と続くことが。
ガイコツ兵士は普通に正面から殴ればまず攻撃は受けません。 でも、たまにやられます。
コウモリは地上を走っていれば、普通はそのまま通り過ぎることが出来ます。 でも、たまにやられます。
空飛ぶガイコツも地上にいれば当たらない場合が多いです。 でも、たまにやられます。
つまり「特にミスってないけどダメージを受けた」ということが多いのです。
また魔法弾を撃つゴーストや、地面にある針などは解りやすいダメージ源なので、これでやられるのは納得いくのですが、「常に前進している」という性質上これらを回避するのも相応に難しく、反射神経も必要です。
ある程度進むと敵も急に強くなります。
よく解らないけどやられるケースと、急な攻撃でやられるケース、さらに普通にミスるケースが相まって、いつもいつの間にか終わってしまい、全然上達してる気になれません。
気楽に遊ぶには良いけど、ハイスコアを目指そうとするとどうも釈然としない、どうすれば良いのかもイマイチ解らない、そんな印象を受けますね。
このゲームは「課金付き無料アプリ」として公開されたのですが、ダウンロード数が多かったにも関わらず課金者が少なすぎて全然儲けが出ず、それを開発者が嘆いていて、iPhone アプリのビジネススタイルの難しさや、「遊べるゲームならユーザーはお金を払ってくれる、というものではない」という実例になったと、一時期話題になりました。
でも私的には、このゲームが儲からなかったのは実はそんなビジネススタイルの話じゃなくて、単にゲームが解り辛く、どうすればうまくいくのか、何をすれば良いのかが見えなくて、見えないものにお金を払うことは出来ないから課金されなかったという、ただのゲーム性の問題であったように思えます。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
前述したようにアプリは無料。
無料のままでは途中からパワーアップするのが大変になりますが、ゲーム自体はショートゲームですし、パワーアップも必須という程のものではありません。
「簡単にボタンを連打するだけで誰でも爽快に楽しめる」というのは、ある意味ゲームの理想だと思います。
それを実現しているアクションゲームであり、スマホにマッチしている内容とも言えます。
私的にはもうちょっと上達を実感できる、もっと解りやすい形で「慣れる」ことが出来るものにして欲しかった気がしますが、そういう遊び方をするゲームではないのかもしれません。
ちょっとした空き時間に楽しむには、非常に向いているゲームです。
ヒマ潰し用のゲームとしてはオススメできるアプリと言えますね。 なにせタダですし。
・Punch Quest (現在非公開)
スネークゲーム(ヘビゲーム)と呼ばれる古典的なゲームをご存じでしょうか?
エサを食べると体がどんどん伸びていくヘビを操作して、壁や自分の体にぶつからないようにエサを食べ続けるというゲームです。
そんなスネークゲームの雰囲気を持った、ちょっと変わったファミコン風のアクション RPG が登場しています。
「Nimble Quest」です。
開発したのは Tiny Tower や Pocket Planes などをヒットさせ、今や世界的に注目されているアメリカのメーカー NimbleBit。
今回も愛らしいドットグラフィックは健在です。
勇者ご一行が一列に並んで行進している様子はドラクエを思い浮かべますが、それが近くの敵をアクションゲーム的に攻撃し、さらに何かにぶつかるとゲームオーバーになる・・・ という感じですね。

スティックやボタンのようなものはありません。
キャラクターは画面をスライドした方向に曲がり、止まることはなく、常に走り続けます。
敵に近づくと、戦士なら剣を振って、魔法使いなら魔法弾を撃って、弓使いなら矢を撃って敵を攻撃します。
それぞれに攻撃力が高い、攻撃範囲が広い、射程が長いなどの特徴があります。
ただし敵もこれらの手段で反撃してくるので、不用意に突っ込むとダメージを受けます。
敵を倒すとたまに仲間が現れることがあり、これを取ると主人公の後ろを付いて歩くようになります。
仲間も敵が射程に入ると攻撃を行い、仲間が増えていくとどんどん列は長くなっていきます。
冒頭で述べたように、このゲームは「先頭が壁や自分の体にぶつかるとゲームオーバー」になるスネークゲームの特徴を持ちます。
どんなに HP があっても壁や敵にぶつかると1発で即死してしまい、さらに味方にぶつかってもその仲間が消滅してしまいます。
よって自分や仲間が何かにぶつからないように動くことがもっとも重要になりますね。
また、このゲームの方向転換は 90 度にしか曲がれず、180 度反転は出来ません。
反転したら味方にぶつかって死んでしまうので当たり前ですが、この点はちょっと慣れが必要です。

※左の画像は敵の戦士が剣振って攻撃をしているところ。 敵も職業に合わせた攻撃をしてきます。
でも一番厄介なのは攻撃ではなく、僧侶が使う回復魔法なので、敵僧侶は優先して倒しにいきましょう。
逃げ回っているとどんどん敵が増え、危険度が増していくので、積極的に倒すのも攻略の1つでしょうか。
右の画像は縦向きでプレイしているところ。 このブログはレイアウトの都合上、横画面をメインに掲載していますが、縦でもプレイ可能です。 プレイ感覚はどちらも大差ありません。
新しいステージに到達するごとに、新しい仲間がアンロックされていきます。
仲間は総勢 15 名+α、仲間が増えると列の最大人数も増えていくので、ゲームが進むと行列もかなり長くなり、多彩な攻撃が飛び交うようになりますね。
敵を倒していると「ジェム」やアイテムを落とします。
ジェムはゲーム終了後にアイテムやキャラクターの強化に使うことができます。
アイテムには攻撃力アップや先頭のキャラに一定時間シールドが付くもの、爆発で周囲の敵を倒す爆弾、ジェムを引き寄せるマグネットなどが存在します。
各キャラクターには経験値とレベル(アップグレード)もあり、敵を倒した分だけ先頭にしたキャラクターの経験値が増えていくのですが、レベルアップに必要な経験値はかなり多いので、ジェムを経験値に変換してレベルアップさせるのが普通です。
ただ、ジェムはアイテム強化にも必要なので、ここは悩みどころです。
アイテムを強化すると効果時間が伸びたり、爆弾の爆発範囲が増えたりします。
ジェムとは別に金色のコイン(Token、トークン)もあって、ゲーム中の攻撃力や耐久力アップ、ゲームオーバー時のリトライなどに使うことができます。
これはいわゆる課金通貨で、あまり無駄使いは出来ませんが、敵が落とすことも多いので、課金しなくてもそれほど困りません。
無課金でも普通に使っていけるレベルですね。

※ファミコン時代の RPG っぽい勇者や魔法使いが勢ぞろい。 好きなキャラを先頭(メインキャラ)にできます。
★の数がアップグレード(レベル)で、★3にするのはかなり大変です。
まずはアイテムの宝箱やマグネットの強化を行ってジェムの入手量を増やし、それから各キャラを★1にしていきましょう。
アイテムの強化が最大になれば1回のプレイで 2000 ジェムぐらい得られるので、★2も現実的になります。

※ステージ開始前の冒険者ご一行。 ここでトークン(ゴールドコイン)を使って攻撃力や耐久力のアップを購入できます。
これはそのステージだけ効果があるのではなく、1度買えばゲームオーバーまで継続します。
Add Hero はトークンで仲間を1人追加するもの。
リトライは最初はトークン1枚、次は2枚、次は4枚と必要量が倍増していきます。
価格は 85 円。 追加課金はありますが、無課金でも普通に遊べます。
ただ、無課金だとキャラクターのレベルを★2にするのはかなり大変です。
170 円課金して 50,000 Gem 購入すると、アイテムの強化を全部買って、さらにキャラクターのレベルも上げられるので、かなりラクになります。
このメーカーのゲームは Tiny Tower や Pocket Planes もそうでしたが、無課金でも普通にゲームは進行できるけど、思わず課金したくなるぐらいのバランスで、この辺りの作り方はうまいですね。
課金するとしてもソーシャルゲームみたいに湯水の如くお金を使うようなものではありません。
シンプルで遊びやすいゲームでありながら、ちゃんとしたアクション要素と RPG 要素があって、難易度も適度なので、ついつい繰り返してしまうゲームです。
タダで試せるし、万人にお勧めできるアプリですね。
・Nimble Quest (iTunes が起動します)
エサを食べると体がどんどん伸びていくヘビを操作して、壁や自分の体にぶつからないようにエサを食べ続けるというゲームです。
そんなスネークゲームの雰囲気を持った、ちょっと変わったファミコン風のアクション RPG が登場しています。
「Nimble Quest」です。
開発したのは Tiny Tower や Pocket Planes などをヒットさせ、今や世界的に注目されているアメリカのメーカー NimbleBit。
今回も愛らしいドットグラフィックは健在です。
勇者ご一行が一列に並んで行進している様子はドラクエを思い浮かべますが、それが近くの敵をアクションゲーム的に攻撃し、さらに何かにぶつかるとゲームオーバーになる・・・ という感じですね。

スティックやボタンのようなものはありません。
キャラクターは画面をスライドした方向に曲がり、止まることはなく、常に走り続けます。
敵に近づくと、戦士なら剣を振って、魔法使いなら魔法弾を撃って、弓使いなら矢を撃って敵を攻撃します。
それぞれに攻撃力が高い、攻撃範囲が広い、射程が長いなどの特徴があります。
ただし敵もこれらの手段で反撃してくるので、不用意に突っ込むとダメージを受けます。
敵を倒すとたまに仲間が現れることがあり、これを取ると主人公の後ろを付いて歩くようになります。
仲間も敵が射程に入ると攻撃を行い、仲間が増えていくとどんどん列は長くなっていきます。
冒頭で述べたように、このゲームは「先頭が壁や自分の体にぶつかるとゲームオーバー」になるスネークゲームの特徴を持ちます。
どんなに HP があっても壁や敵にぶつかると1発で即死してしまい、さらに味方にぶつかってもその仲間が消滅してしまいます。
よって自分や仲間が何かにぶつからないように動くことがもっとも重要になりますね。
また、このゲームの方向転換は 90 度にしか曲がれず、180 度反転は出来ません。
反転したら味方にぶつかって死んでしまうので当たり前ですが、この点はちょっと慣れが必要です。

※左の画像は敵の戦士が剣振って攻撃をしているところ。 敵も職業に合わせた攻撃をしてきます。
でも一番厄介なのは攻撃ではなく、僧侶が使う回復魔法なので、敵僧侶は優先して倒しにいきましょう。
逃げ回っているとどんどん敵が増え、危険度が増していくので、積極的に倒すのも攻略の1つでしょうか。
右の画像は縦向きでプレイしているところ。 このブログはレイアウトの都合上、横画面をメインに掲載していますが、縦でもプレイ可能です。 プレイ感覚はどちらも大差ありません。
新しいステージに到達するごとに、新しい仲間がアンロックされていきます。
仲間は総勢 15 名+α、仲間が増えると列の最大人数も増えていくので、ゲームが進むと行列もかなり長くなり、多彩な攻撃が飛び交うようになりますね。
敵を倒していると「ジェム」やアイテムを落とします。
ジェムはゲーム終了後にアイテムやキャラクターの強化に使うことができます。
アイテムには攻撃力アップや先頭のキャラに一定時間シールドが付くもの、爆発で周囲の敵を倒す爆弾、ジェムを引き寄せるマグネットなどが存在します。
各キャラクターには経験値とレベル(アップグレード)もあり、敵を倒した分だけ先頭にしたキャラクターの経験値が増えていくのですが、レベルアップに必要な経験値はかなり多いので、ジェムを経験値に変換してレベルアップさせるのが普通です。
ただ、ジェムはアイテム強化にも必要なので、ここは悩みどころです。
アイテムを強化すると効果時間が伸びたり、爆弾の爆発範囲が増えたりします。
ジェムとは別に金色のコイン(Token、トークン)もあって、ゲーム中の攻撃力や耐久力アップ、ゲームオーバー時のリトライなどに使うことができます。
これはいわゆる課金通貨で、あまり無駄使いは出来ませんが、敵が落とすことも多いので、課金しなくてもそれほど困りません。
無課金でも普通に使っていけるレベルですね。

※ファミコン時代の RPG っぽい勇者や魔法使いが勢ぞろい。 好きなキャラを先頭(メインキャラ)にできます。
★の数がアップグレード(レベル)で、★3にするのはかなり大変です。
まずはアイテムの宝箱やマグネットの強化を行ってジェムの入手量を増やし、それから各キャラを★1にしていきましょう。
アイテムの強化が最大になれば1回のプレイで 2000 ジェムぐらい得られるので、★2も現実的になります。

※ステージ開始前の冒険者ご一行。 ここでトークン(ゴールドコイン)を使って攻撃力や耐久力のアップを購入できます。
これはそのステージだけ効果があるのではなく、1度買えばゲームオーバーまで継続します。
Add Hero はトークンで仲間を1人追加するもの。
リトライは最初はトークン1枚、次は2枚、次は4枚と必要量が倍増していきます。
価格は 85 円。 追加課金はありますが、無課金でも普通に遊べます。
ただ、無課金だとキャラクターのレベルを★2にするのはかなり大変です。
170 円課金して 50,000 Gem 購入すると、アイテムの強化を全部買って、さらにキャラクターのレベルも上げられるので、かなりラクになります。
このメーカーのゲームは Tiny Tower や Pocket Planes もそうでしたが、無課金でも普通にゲームは進行できるけど、思わず課金したくなるぐらいのバランスで、この辺りの作り方はうまいですね。
課金するとしてもソーシャルゲームみたいに湯水の如くお金を使うようなものではありません。
シンプルで遊びやすいゲームでありながら、ちゃんとしたアクション要素と RPG 要素があって、難易度も適度なので、ついつい繰り返してしまうゲームです。
タダで試せるし、万人にお勧めできるアプリですね。
・Nimble Quest (iTunes が起動します)
ファミコン風のグラフィックと、シンプルながらやり応えのあるゲーム性、適度なゲームバランスによって iTunes のランキングで上位に定着している、RPG 風のアクションゲームが登場しています。
「Slayin」です。
ここまで人気になっている理由がよく解らないのですが、すぐに解るルールとハマり性のある内容、それでいてゲーマーも喜ぶレトログラフィックなので、ライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広く支持されている結果かもしれません。
手軽に遊べて操作性も良く、スマホに向いたゲームと言えますね。

操作は左右キーとボタン1つ。 上下には動かないので、それが操作しやすさに繋がっています。
初期キャラであるナイト(Knight)はボタンを押すとジャンプしますが、攻撃ボタンはありません。
常に剣を前に突き出した状態で移動していて、この剣の部分に敵を当てると倒すことが出来ます。
体の部分が敵に触れるとダメージを受けます。
敵を一定数倒すとレベルアップしますが、強くなる訳ではなく、レベルはゲームの進行度を表しています。
これが 10 に達するとボスが登場し、倒せばステージクリアとなって次のシーンに進みます。
「エンドレス・アクションRPG」と紹介されていますが、実質的にはステージ制ですね。
モンスターを倒すとコインや得点アイテムを落とし、たまに出てくるショップで買い物ができます。
武器と鎧、体力回復の肉が売られていますが、ザコモンスターは全て一撃で倒せるので、武器を買っても攻撃力が上がる訳ではなく、攻撃範囲や移動速度がアップするといった効果になっています。
ナイトの鎧は体力ゲージが増加するもので、これによって高い耐久力を持てることがナイトの特性となっています。

※1面ボスの撃破シーン。 ボスは最初は手強いのですが、何度かやると慣れるぐらいの難易度で、弱くはないけど手強すぎないバランスですね。
ノーダメージで倒せば1万点のボーナスが入ります。

※敵を倒すと画面左上の「コンボゲージ」が貯まり、これが尽きる前に敵を連続で倒していけば、コンボ(Slayin)が加算されていきます。
コンボが 30 を超えるとキャラクターが光るようになり、敵を倒した時に出るコインが価値2倍のゴールドコインに変わります。
また、コインを取ると体力も少し回復します。
ダメージを受けずにコンボを重ねることで、得点倍率も最大5倍まで上がっていきますが、こちらは1度でもダメージを受けるとリセットされます。
ゲームオーバーになると結果に応じて FP と呼ばれるポイントを得られます。
これはメニュー画面から行ける Tavern(酒場)での買い物に使用できます。
ナイト以外のキャラクターの「ウィザード」と「ネイヴ」は、この酒場で FP を使ってアンロックします。
他にもコントローラーの見た目や、ハイスコア画面に出てくる墓の見た目、ボスラッシュモードなどの購入を行えるのですが、キャラクターを強化するものはありません。
よって課金で FP を購入する事も出来るのですが、必須なものではなく、それがスコアを左右することもありません。
追加キャラのウィザード(Wizard)は魔法使いの女の子で、ボタンがジャンプではなく攻撃ボタンになります。
攻撃は自身を少しの間だけ竜巻に変えて、体当たりで敵を倒せるというもので、敵の飛び道具などもこの竜巻化で回避します。
買い物でファイアーやアイス、サンダーボールなどの魔法を買えるのですが、魔法を使うにはしばらく攻撃せずに「タメ」を行わなければなりません。
防具はこのタメに必要な時間を短縮します。
ネイヴ(Knave)は2刀流のならず者で、前方と後方の双方に武器を構えているためダメージを受けにくく、攻撃もしやすいのが特徴です。
ただしナイトよりジャンプ力が低く、鎧も購入できません。
ネイヴの武器と防具はほとんどコインの出現率を上げるもので、よってコインを取りまくって体力を回復しながら進行する形になります。

※3人目のキャラクター Knave。 あまり聞かない単語ですが、シーフのような職業だと思えば良いでしょう。
画面下の「クエスト」は達成することで追加の FP を獲得できますが、FP は普通のゲームでも十分に得られるので、あまり気にしなくても構いません。

※酒場画面。 色々なものが買えますが、ゲームに必須と言えるものはキャラクターのアンロックぐらいしかなかったり。
Advanced モードはレベル 80 から始まるもので、ハイスコアを目指すエンドレスモードです。
通常モードはレベル 80 のボスを倒すと一旦エンディングとなり、このエンドレスに移行します。
価格は 85 円。 手軽に買える値段ですね。
価格を考えるとかなりお得なアプリと言っても良いでしょう。
iTunes ストアでは、たまに遊びやすい内容の一定のクオリティーを持つ安価なアプリが「スマッシュヒット」となりますが、今はちょうどこのアプリがそれに該当している形だと思います。
そんなにボリュームがある訳ではなく、ショートゲームに近い内容ですが、適度に難しくてチャレンジ意欲が湧くバランスが良く、サウンドも優れていて、欠点と思える部分はありません。
スマホらしい万人向けのアプリで、ショートゲーム系が嫌いでない方にはオススメですね。
・Slayin (iTunes が起動します)
「Slayin」です。
ここまで人気になっている理由がよく解らないのですが、すぐに解るルールとハマり性のある内容、それでいてゲーマーも喜ぶレトログラフィックなので、ライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広く支持されている結果かもしれません。
手軽に遊べて操作性も良く、スマホに向いたゲームと言えますね。

操作は左右キーとボタン1つ。 上下には動かないので、それが操作しやすさに繋がっています。
初期キャラであるナイト(Knight)はボタンを押すとジャンプしますが、攻撃ボタンはありません。
常に剣を前に突き出した状態で移動していて、この剣の部分に敵を当てると倒すことが出来ます。
体の部分が敵に触れるとダメージを受けます。
敵を一定数倒すとレベルアップしますが、強くなる訳ではなく、レベルはゲームの進行度を表しています。
これが 10 に達するとボスが登場し、倒せばステージクリアとなって次のシーンに進みます。
「エンドレス・アクションRPG」と紹介されていますが、実質的にはステージ制ですね。
モンスターを倒すとコインや得点アイテムを落とし、たまに出てくるショップで買い物ができます。
武器と鎧、体力回復の肉が売られていますが、ザコモンスターは全て一撃で倒せるので、武器を買っても攻撃力が上がる訳ではなく、攻撃範囲や移動速度がアップするといった効果になっています。
ナイトの鎧は体力ゲージが増加するもので、これによって高い耐久力を持てることがナイトの特性となっています。

※1面ボスの撃破シーン。 ボスは最初は手強いのですが、何度かやると慣れるぐらいの難易度で、弱くはないけど手強すぎないバランスですね。
ノーダメージで倒せば1万点のボーナスが入ります。

※敵を倒すと画面左上の「コンボゲージ」が貯まり、これが尽きる前に敵を連続で倒していけば、コンボ(Slayin)が加算されていきます。
コンボが 30 を超えるとキャラクターが光るようになり、敵を倒した時に出るコインが価値2倍のゴールドコインに変わります。
また、コインを取ると体力も少し回復します。
ダメージを受けずにコンボを重ねることで、得点倍率も最大5倍まで上がっていきますが、こちらは1度でもダメージを受けるとリセットされます。
ゲームオーバーになると結果に応じて FP と呼ばれるポイントを得られます。
これはメニュー画面から行ける Tavern(酒場)での買い物に使用できます。
ナイト以外のキャラクターの「ウィザード」と「ネイヴ」は、この酒場で FP を使ってアンロックします。
他にもコントローラーの見た目や、ハイスコア画面に出てくる墓の見た目、ボスラッシュモードなどの購入を行えるのですが、キャラクターを強化するものはありません。
よって課金で FP を購入する事も出来るのですが、必須なものではなく、それがスコアを左右することもありません。
追加キャラのウィザード(Wizard)は魔法使いの女の子で、ボタンがジャンプではなく攻撃ボタンになります。
攻撃は自身を少しの間だけ竜巻に変えて、体当たりで敵を倒せるというもので、敵の飛び道具などもこの竜巻化で回避します。
買い物でファイアーやアイス、サンダーボールなどの魔法を買えるのですが、魔法を使うにはしばらく攻撃せずに「タメ」を行わなければなりません。
防具はこのタメに必要な時間を短縮します。
ネイヴ(Knave)は2刀流のならず者で、前方と後方の双方に武器を構えているためダメージを受けにくく、攻撃もしやすいのが特徴です。
ただしナイトよりジャンプ力が低く、鎧も購入できません。
ネイヴの武器と防具はほとんどコインの出現率を上げるもので、よってコインを取りまくって体力を回復しながら進行する形になります。

※3人目のキャラクター Knave。 あまり聞かない単語ですが、シーフのような職業だと思えば良いでしょう。
画面下の「クエスト」は達成することで追加の FP を獲得できますが、FP は普通のゲームでも十分に得られるので、あまり気にしなくても構いません。

※酒場画面。 色々なものが買えますが、ゲームに必須と言えるものはキャラクターのアンロックぐらいしかなかったり。
Advanced モードはレベル 80 から始まるもので、ハイスコアを目指すエンドレスモードです。
通常モードはレベル 80 のボスを倒すと一旦エンディングとなり、このエンドレスに移行します。
価格は 85 円。 手軽に買える値段ですね。
価格を考えるとかなりお得なアプリと言っても良いでしょう。
iTunes ストアでは、たまに遊びやすい内容の一定のクオリティーを持つ安価なアプリが「スマッシュヒット」となりますが、今はちょうどこのアプリがそれに該当している形だと思います。
そんなにボリュームがある訳ではなく、ショートゲームに近い内容ですが、適度に難しくてチャレンジ意欲が湧くバランスが良く、サウンドも優れていて、欠点と思える部分はありません。
スマホらしい万人向けのアプリで、ショートゲーム系が嫌いでない方にはオススメですね。
・Slayin (iTunes が起動します)
ハイドライドや初代イースのような雰囲気の、1980 年代のアクション RPG を模したような、ファミコン風グラフィックのゲームが登場しています。
「フェアルーン」です。
このアプリは Flash で作られたゲームをスマホ用にグレードアップさせたもので、オリジナルは以下のページで公開されています。
(Flash なので iPhone / iPad ではプレイできません)
http://www.skipmore.com/freegames/fairune/fairune.html
アクション RPG 風のゲームではありますが、武器や装備はほとんどなく、戦闘も簡略化されているため、RPG というよりは「ゼルダの伝説」のような謎解きがメインの内容ですね。
ジャンルとしてはアドベンチャーゲームと言った方が良いかもしれません。
とても遊びやすく作られていて、非常に携帯機器に向いたゲームです。
iOS 版だけでなく、Android 版も公開されています。

画面下の十字キーで移動し、戦闘は敵に体当たりして行います。
2つのボタンはセーブとアイテムの使用で、戦闘時・移動時に使うことはありません。
戦闘は倒せる敵に体当たりすると一撃で倒すことができ、倒せない敵に当たると全くダメージを与えられないという、シンプルなシステムになっています。
自分と同レベルの敵を倒すことでダメージを受ける代わりに経験値を得られ、経験値のメーターが最大になるとレベルが上がります。
自分よりレベルが低い敵を倒した時は、ノーダメージですが経験値は増えません。
よって適正な敵を倒していく必要がありますが、オススメの敵は「はじまりのしょ」というアイテムを使えば確認する事ができますし、画面をスクロールさせると敵は復活します。
よってレベル上げは簡単で、ゲームはサクサク進みますね。
前述したように育成ではなく謎解きがメインで、色々なしかけを見つけなければ進行できません。
しかけはスイッチを押すと開く扉や、押すと動く岩、すり抜けられる壁など、この手のゲームでよく見られるものが大半です。
解りにくいものもありますが、すり抜けられる壁の近くにキズがあったり、順番を表す石像や模様が設置されているなど、何らかの視覚的なヒントが用意されている場合がほとんどです。

※左は石を動かしたら下に階段があるという、この手のゲームでは割とおなじみのしかけ。
あやしい場所には何かの目印があるので、行き詰まったら床や壁などをよーく見ながら進むようにしましょう。
右の画像は塔を昇ると辿り付ける雲の上。 他にもキノコがいる地底世界や、3体の精霊など、ハイドライドをリスペクトした世界観になっています。
死んでも目立ったペナルティーなくスタート地点から再開でき、弱い敵に当たってもノーダメージなのでかわしながら進む必要もなく、(行き詰まらない限り)テンポ良くプレイする事ができます。
ただ、十字キーの操作性はお世辞にも良いとは言えず、見た目通りの判定範囲なのでちょっとでも指がズレたら途端に動かせなくなりますし、指をスライドさせた方向に動くといったタッチパネルに合わせた調整もありません。
正直、最初から最後まで操作性を気にしながらのプレイになるため、ここは残念な点と言えます。
謎解きに関しては、ネット上で検索すれば解法やヒントが見つかりますから、どうしても行き詰まった時は調べてみると良いでしょう。
ただ、謎解きが面白いゲームですから、出来るだけ見ずにプレイすることをオススメします。

※この2枚は「これはちょっと解り辛い」と思った場面のヒント。
左の画像は、よーく見ると木の幹が・・・
右の画像はダンジョン内。 ダンジョンでは自分の周囲しか見えないので、見落としが発生しやすいので注意。
価格は無料。 課金もありません。
広告はありますがゲーム中には表示されないので、ほとんど見ることはありません。
ファミコン風のドットグラフィックや BGM なども良く、最後にはボス戦もあって、無料アプリとしてはかなりレベルの高い作品ですね。
古くからのゲーマーには懐かしく、最近の人でもレトロゲームとして十分に楽しめる、秀作のアプリだと思います。
・フェアルーン (iTunes が起動します)
「フェアルーン」です。
このアプリは Flash で作られたゲームをスマホ用にグレードアップさせたもので、オリジナルは以下のページで公開されています。
(Flash なので iPhone / iPad ではプレイできません)
http://www.skipmore.com/freegames/fairune/fairune.html
アクション RPG 風のゲームではありますが、武器や装備はほとんどなく、戦闘も簡略化されているため、RPG というよりは「ゼルダの伝説」のような謎解きがメインの内容ですね。
ジャンルとしてはアドベンチャーゲームと言った方が良いかもしれません。
とても遊びやすく作られていて、非常に携帯機器に向いたゲームです。
iOS 版だけでなく、Android 版も公開されています。

画面下の十字キーで移動し、戦闘は敵に体当たりして行います。
2つのボタンはセーブとアイテムの使用で、戦闘時・移動時に使うことはありません。
戦闘は倒せる敵に体当たりすると一撃で倒すことができ、倒せない敵に当たると全くダメージを与えられないという、シンプルなシステムになっています。
自分と同レベルの敵を倒すことでダメージを受ける代わりに経験値を得られ、経験値のメーターが最大になるとレベルが上がります。
自分よりレベルが低い敵を倒した時は、ノーダメージですが経験値は増えません。
よって適正な敵を倒していく必要がありますが、オススメの敵は「はじまりのしょ」というアイテムを使えば確認する事ができますし、画面をスクロールさせると敵は復活します。
よってレベル上げは簡単で、ゲームはサクサク進みますね。
前述したように育成ではなく謎解きがメインで、色々なしかけを見つけなければ進行できません。
しかけはスイッチを押すと開く扉や、押すと動く岩、すり抜けられる壁など、この手のゲームでよく見られるものが大半です。
解りにくいものもありますが、すり抜けられる壁の近くにキズがあったり、順番を表す石像や模様が設置されているなど、何らかの視覚的なヒントが用意されている場合がほとんどです。

※左は石を動かしたら下に階段があるという、この手のゲームでは割とおなじみのしかけ。
あやしい場所には何かの目印があるので、行き詰まったら床や壁などをよーく見ながら進むようにしましょう。
右の画像は塔を昇ると辿り付ける雲の上。 他にもキノコがいる地底世界や、3体の精霊など、ハイドライドをリスペクトした世界観になっています。
死んでも目立ったペナルティーなくスタート地点から再開でき、弱い敵に当たってもノーダメージなのでかわしながら進む必要もなく、(行き詰まらない限り)テンポ良くプレイする事ができます。
ただ、十字キーの操作性はお世辞にも良いとは言えず、見た目通りの判定範囲なのでちょっとでも指がズレたら途端に動かせなくなりますし、指をスライドさせた方向に動くといったタッチパネルに合わせた調整もありません。
正直、最初から最後まで操作性を気にしながらのプレイになるため、ここは残念な点と言えます。
謎解きに関しては、ネット上で検索すれば解法やヒントが見つかりますから、どうしても行き詰まった時は調べてみると良いでしょう。
ただ、謎解きが面白いゲームですから、出来るだけ見ずにプレイすることをオススメします。

※この2枚は「これはちょっと解り辛い」と思った場面のヒント。
左の画像は、よーく見ると木の幹が・・・
右の画像はダンジョン内。 ダンジョンでは自分の周囲しか見えないので、見落としが発生しやすいので注意。
価格は無料。 課金もありません。
広告はありますがゲーム中には表示されないので、ほとんど見ることはありません。
ファミコン風のドットグラフィックや BGM なども良く、最後にはボス戦もあって、無料アプリとしてはかなりレベルの高い作品ですね。
古くからのゲーマーには懐かしく、最近の人でもレトロゲームとして十分に楽しめる、秀作のアプリだと思います。
・フェアルーン (iTunes が起動します)
※このアプリは 2015年3月 に運営終了しました。
コナミが発売した多人数オンライン対戦型のアーケードクイズゲーム「クイズマジックアカデミー」(QMA)。
ネットワーク対戦がメインのゲーム性と、魅力的なキャラクター、頻繁に開催されるイベントなどによって大きな人気を得たゲームですが、その iOS 用アプリが先日公開されました。
「クイズマジックアカデミーSP」です。
しかしこのアプリ、オリジナルのクイズマジックアカデミーとは全然違う内容で、ステージクリア型のソーシャルゲームになっています。
舞台は原作を踏襲していますが、インターフェイスもゲーム性も関連がなく、内容はまったく別モノだと考えて下さい。
先日ご紹介した「アンサー×アンサー」は、まだインターフェイスや演出などに原作の雰囲気を残そうとしている感じがありましたが、このアプリはもうオリジナルの QMA とは異なるものになっています。
このアプリは Android 版の方が先行していて、昨年10月にはすでに公開されていました。
iOS 版はその移植ということになります。

ゲームモードは、お供キャラである「マジックペット」を育てる「迷Qクエスト」と、選択したジャンル/形式のクイズを6問だけ行う「授業モード」、細分化されたジャンルのクイズを 12 問行う「検定モード」の3つがあります。
メインは「迷Qクエスト」ですね。
どのモードもゲーム開始前にジャンルを選択します。
ノンジャンル、アニメ&ゲーム、スポーツ、芸能、ライフスタイル、社会、文系学問、理系学問に分かれていて、迷Qクエストの場合はこれが冒険にいくダンジョンになっています。
「検定モード」は日本文学や戦国時代など、さらに細分化されたジャンルを選択できます。
問題の形式は通常の4択問題、2択の○×クイズ、徐々にヒントが出る連想クイズ、文字を並べ替える並べ替えクイズ、解答を入力する文字パネルクイズがあり、「授業モード」以外はランダムで出題されます。
「○○の答えは~ですが・・・ では××は何?」といったひっかけ問題もあり、「ですが」の前で一瞬出題が止まるなど、クイズ大会らしい出題方法があるのも特徴ですね。
「迷Qクエスト」の場合は正解するごとにダンジョンを進んでいき、ゴールすると次のフロアに移動できますが、進むには MP と呼ばれるポイントが必要になります。
MP はソーシャルゲームの「スタミナ」や「エネルギー」に相当するもので、なくなるとしばらく待つか、課金アイテムを使わないと続行できません。
MP は「解答時間を伸ばす」「進行距離を増やす」「強制的に正解にする」などの「魔法」を使う際にも消費します。
迷Qクエストではフロアの最後にモンスターが登場する事があり、これを倒すとマジックペットを成長させる「マナ」を入手できます。
マジックペットを成長させると姿が変わり、ステータスに応じて進行距離やモンスターに与えるダメージが増えるようです。
授業モードは普通にクイズをするモードで、クリア回数が増えると問題の難易度が上がっていきます。
検定モードもクイズをするだけのモードですが、出題数が多めで、最後に D~SS の評価が行われます。
どちらも結果に応じてプレイヤーの経験値が得られ、レベルアップできます。(迷Qクエストは経験値は得られません)

※左は文字パネルクイズ。 正解の文字を下の候補から入力していきます。 難易度は高めですが、そのぶん進行距離やスコアが高めになります。
右は迷Qクエストモードでモンスターが出現したシーン。 クイズは並べ替え問題。
正解するとモンスターにダメージを与えられますが、倒す前に最終問題を過ぎると逃げてしまいます。(フロアクリア扱いにはなる)
マジックペットを成長させる「マナ」は、基本的にこのモンスターから入手します。
クイズゲームとしては良く出来た内容だと思うのですが・・・
色々と難点も目に付きます。
まずなんと言っても、プレイできる時間が短い。
迷Qクエストの場合、ゲームの進行に必要な MP はダンジョンのフロアを1つクリアするごとに4必要になります。
初期値は 20 なので、5階層のダンジョンに行ったら1回のプレイで尽きてしまいます。
プレイ時間は5分程度ですが、その後は3時間以上の待ち時間が必要。(10 分で MP 1 回復)
迷Qクエストは途中で「魔法」を使えますが、MP を 5 とか 6 とか消費するので、使ったらますますプレイ時間は短くなります。(つまりスタミナを削って魔法を使う)
さらに検定モードはジャンルを解禁するのに課金アイテムが3つ必要になります。
課金アイテムの「賢者の石」は1個 85 円、3個 250 円で、最初に持っているのは2つのみ。
途中で増える事はないので、課金しないとプレイ自体できません。
多くのジャンルを楽しみたいならさらに課金が必要です。
加えて迷Qクエストでマジックペットを成長させるにはアイテムを持ったモンスターを倒さなければなりませんが、このモンスターの出現率が低い。
このモードでは経験値を得られないので、モンスターが出なかった場合、MP だけ消費して一切何も得られないまま終わります。
モンスターを必ず出現させる魔法もあるのですが、例によって MP を使います・・・
レベルが上がったら賢者の石を貰える、という事もないので、とにかく課金しないとまともに遊べない印象。
そのスタイルはまさに「キツキツ運営」ですね。
もう1つの難点は、昨年からコナミのアプリで始まった Kiwi という SNS に登録しないとまともに遊べないこと。
この Kiwi 、入力項目が多めで生年月日や所在地が初期設定で「公開」になっている、ゲームごとに ID とパスワードの入力が必要など、他の SNS と比べるとシステムがイマイチで面倒。
そして何よりガッカリなのは、十数人でクイズ大会に参加しているような臨場感のあるオンライン対戦が楽しめた QMA のオリジナルの面白さが、何一つ反映されていないこと。
「アーケード連動」という機能はありますが、単に検定のジャンルが一部解禁されるのみです。
アンサー×アンサー はまだネットワーククイズっぽさを出そうと工夫している様子が見られましたが、そういう様子は何もなく、単なるクイズゲームになっているのは残念です。
QMA のファンの方からは、キャラが2人しか選べない点についての不満が多いようです。
アップデートでの追加は予告されていますが・・・ Android 版の公開から数えるとすでに半年が経っていて、それでも音沙汰なしなので、あまり期待しない方が良さそうですね。

※左は「マジックペット」の育成画面。 しかし育成に必要なアイテムが手に入りにくい!
それでなくても少ない MP を削ってモンスター召還の魔法を使わないとぜんぜん出ない。
出なかったら得るものなしで、出ても倒せなかったら最悪と、キツ過ぎる印象です。
右は「検定モード」の選択ジャンルですが、1つ解禁するのに課金アイテム3つ必要。
普通に遊ぼうと思ったらいくらかかるのか計算するのが嫌になる、まさに「タダより高いものはない」状態。
アプリ本体の価格は無料です。
クイズアプリとしての完成度は悪くなく、相応に楽しめるアプリではあります。
しかし無課金では遊べる時間が短すぎて、出来ることも少なく、これでは人にオススメとは言えませんね。
昨年からのコナミのアプリは急激にソーシャルゲーム化とクオリティの低下が進み、課金形態も「キツキツ運営」で、良い印象がまったくないのですが、残念ながらこのアプリもその延長です。
そんなに「悪い」という程ではないのですが、「クイズマジックアカデミー」であることを考えるとガッカリ・・・ と言うのは、単なるファン心理に過ぎないのでしょうか?
あまり期待を持たず、1回数分クイズで遊べるんならまあいいや、という人には良いのですが・・・
・クイズマジックアカデミーSP ※公開終了
コナミが発売した多人数オンライン対戦型のアーケードクイズゲーム「クイズマジックアカデミー」(QMA)。
ネットワーク対戦がメインのゲーム性と、魅力的なキャラクター、頻繁に開催されるイベントなどによって大きな人気を得たゲームですが、その iOS 用アプリが先日公開されました。
「クイズマジックアカデミーSP」です。
しかしこのアプリ、オリジナルのクイズマジックアカデミーとは全然違う内容で、ステージクリア型のソーシャルゲームになっています。
舞台は原作を踏襲していますが、インターフェイスもゲーム性も関連がなく、内容はまったく別モノだと考えて下さい。
先日ご紹介した「アンサー×アンサー」は、まだインターフェイスや演出などに原作の雰囲気を残そうとしている感じがありましたが、このアプリはもうオリジナルの QMA とは異なるものになっています。
このアプリは Android 版の方が先行していて、昨年10月にはすでに公開されていました。
iOS 版はその移植ということになります。

ゲームモードは、お供キャラである「マジックペット」を育てる「迷Qクエスト」と、選択したジャンル/形式のクイズを6問だけ行う「授業モード」、細分化されたジャンルのクイズを 12 問行う「検定モード」の3つがあります。
メインは「迷Qクエスト」ですね。
どのモードもゲーム開始前にジャンルを選択します。
ノンジャンル、アニメ&ゲーム、スポーツ、芸能、ライフスタイル、社会、文系学問、理系学問に分かれていて、迷Qクエストの場合はこれが冒険にいくダンジョンになっています。
「検定モード」は日本文学や戦国時代など、さらに細分化されたジャンルを選択できます。
問題の形式は通常の4択問題、2択の○×クイズ、徐々にヒントが出る連想クイズ、文字を並べ替える並べ替えクイズ、解答を入力する文字パネルクイズがあり、「授業モード」以外はランダムで出題されます。
「○○の答えは~ですが・・・ では××は何?」といったひっかけ問題もあり、「ですが」の前で一瞬出題が止まるなど、クイズ大会らしい出題方法があるのも特徴ですね。
「迷Qクエスト」の場合は正解するごとにダンジョンを進んでいき、ゴールすると次のフロアに移動できますが、進むには MP と呼ばれるポイントが必要になります。
MP はソーシャルゲームの「スタミナ」や「エネルギー」に相当するもので、なくなるとしばらく待つか、課金アイテムを使わないと続行できません。
MP は「解答時間を伸ばす」「進行距離を増やす」「強制的に正解にする」などの「魔法」を使う際にも消費します。
迷Qクエストではフロアの最後にモンスターが登場する事があり、これを倒すとマジックペットを成長させる「マナ」を入手できます。
マジックペットを成長させると姿が変わり、ステータスに応じて進行距離やモンスターに与えるダメージが増えるようです。
授業モードは普通にクイズをするモードで、クリア回数が増えると問題の難易度が上がっていきます。
検定モードもクイズをするだけのモードですが、出題数が多めで、最後に D~SS の評価が行われます。
どちらも結果に応じてプレイヤーの経験値が得られ、レベルアップできます。(迷Qクエストは経験値は得られません)

※左は文字パネルクイズ。 正解の文字を下の候補から入力していきます。 難易度は高めですが、そのぶん進行距離やスコアが高めになります。
右は迷Qクエストモードでモンスターが出現したシーン。 クイズは並べ替え問題。
正解するとモンスターにダメージを与えられますが、倒す前に最終問題を過ぎると逃げてしまいます。(フロアクリア扱いにはなる)
マジックペットを成長させる「マナ」は、基本的にこのモンスターから入手します。
クイズゲームとしては良く出来た内容だと思うのですが・・・
色々と難点も目に付きます。
まずなんと言っても、プレイできる時間が短い。
迷Qクエストの場合、ゲームの進行に必要な MP はダンジョンのフロアを1つクリアするごとに4必要になります。
初期値は 20 なので、5階層のダンジョンに行ったら1回のプレイで尽きてしまいます。
プレイ時間は5分程度ですが、その後は3時間以上の待ち時間が必要。(10 分で MP 1 回復)
迷Qクエストは途中で「魔法」を使えますが、MP を 5 とか 6 とか消費するので、使ったらますますプレイ時間は短くなります。(つまりスタミナを削って魔法を使う)
さらに検定モードはジャンルを解禁するのに課金アイテムが3つ必要になります。
課金アイテムの「賢者の石」は1個 85 円、3個 250 円で、最初に持っているのは2つのみ。
途中で増える事はないので、課金しないとプレイ自体できません。
多くのジャンルを楽しみたいならさらに課金が必要です。
加えて迷Qクエストでマジックペットを成長させるにはアイテムを持ったモンスターを倒さなければなりませんが、このモンスターの出現率が低い。
このモードでは経験値を得られないので、モンスターが出なかった場合、MP だけ消費して一切何も得られないまま終わります。
モンスターを必ず出現させる魔法もあるのですが、例によって MP を使います・・・
レベルが上がったら賢者の石を貰える、という事もないので、とにかく課金しないとまともに遊べない印象。
そのスタイルはまさに「キツキツ運営」ですね。
もう1つの難点は、昨年からコナミのアプリで始まった Kiwi という SNS に登録しないとまともに遊べないこと。
この Kiwi 、入力項目が多めで生年月日や所在地が初期設定で「公開」になっている、ゲームごとに ID とパスワードの入力が必要など、他の SNS と比べるとシステムがイマイチで面倒。
そして何よりガッカリなのは、十数人でクイズ大会に参加しているような臨場感のあるオンライン対戦が楽しめた QMA のオリジナルの面白さが、何一つ反映されていないこと。
「アーケード連動」という機能はありますが、単に検定のジャンルが一部解禁されるのみです。
アンサー×アンサー はまだネットワーククイズっぽさを出そうと工夫している様子が見られましたが、そういう様子は何もなく、単なるクイズゲームになっているのは残念です。
QMA のファンの方からは、キャラが2人しか選べない点についての不満が多いようです。
アップデートでの追加は予告されていますが・・・ Android 版の公開から数えるとすでに半年が経っていて、それでも音沙汰なしなので、あまり期待しない方が良さそうですね。

※左は「マジックペット」の育成画面。 しかし育成に必要なアイテムが手に入りにくい!
それでなくても少ない MP を削ってモンスター召還の魔法を使わないとぜんぜん出ない。
出なかったら得るものなしで、出ても倒せなかったら最悪と、キツ過ぎる印象です。
右は「検定モード」の選択ジャンルですが、1つ解禁するのに課金アイテム3つ必要。
普通に遊ぼうと思ったらいくらかかるのか計算するのが嫌になる、まさに「タダより高いものはない」状態。
アプリ本体の価格は無料です。
クイズアプリとしての完成度は悪くなく、相応に楽しめるアプリではあります。
しかし無課金では遊べる時間が短すぎて、出来ることも少なく、これでは人にオススメとは言えませんね。
昨年からのコナミのアプリは急激にソーシャルゲーム化とクオリティの低下が進み、課金形態も「キツキツ運営」で、良い印象がまったくないのですが、残念ながらこのアプリもその延長です。
そんなに「悪い」という程ではないのですが、「クイズマジックアカデミー」であることを考えるとガッカリ・・・ と言うのは、単なるファン心理に過ぎないのでしょうか?
あまり期待を持たず、1回数分クイズで遊べるんならまあいいや、という人には良いのですが・・・
・クイズマジックアカデミーSP ※公開終了