iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2013/08

サムライ ディフェンダー

城に次々やってくる敵兵を弓矢で撃退する、シンプルながら思わずハマってしまう無料アプリが人気になっています。
サムライ ディフェンダー」です。
どちらかと言うと Android で人気が高いゲームで、ロングセラーを続け、先日 50 万ダウンロードを突破したようです。

こうした弓矢で敵を撃退するディフェンスゲームは iPhone の初期に多く登場していて、Alone at WarMedieval などが有名でした。

これらのゲームに共通しているのは、面白さの中心がパワーアップにあること。
サムライディフェンダーも豊富なパワーアップが用意されており、その効果が目に見えて解るため、強化していく楽しみと、さらに強化したいという欲求で、思わずゲームを続けてしまいます

サムライ ディフェンダー

画面をタップすると、お城の屋根にいる弓兵が自動で矢を撃ちます。
狙いを付けたり、パワーや角度を調整したりする必要はなく、単にタップした辺りに連射し続けます

画面右からは敵兵が出てきて、城に攻め込んできます。
弓矢でそれを全員撃退すればステージクリア。
城に取り付かれて攻撃を受け、お城が落城するとゲームオーバーですね。

最初は弓兵は一人だけで、攻撃も遅く、敵兵も1人か2人がトコトコ歩いてくるだけです。
あまりのショボさに、「あ~、しょせん無料のミニゲームだなー」って感じでした

しかしパワーアップすれば弓の発射速度が増え、弓兵の人数も増加し、「援軍」や「工兵」などの計略も使えるようになります。
さらに敵兵の人数もどんどん増えていき、ステージ 20 辺りになると一度に 30 人ぐらいの兵士が一斉に攻め込んでくるようになります。
ステージ 30 を超えた頃にはやって来る敵兵は 100 人以上のレベルになり、それをバシバシ倒しまくる無双状態に。
このエスカレートっぷりが良いですね

10 ステージごとに真田幸村や徳川家康、織田信長などの武将がボスとして登場
それぞれがユニークな特技を持っています。

サムライ ディフェンダー
※ステージ 20 のボス「長宗我部元親」は、なんと巨大な軍艦を引き寄せて大砲を撃ってきます!
「どう見ても陸地だろここ!」っていうツッコミはもはやナンセンス。
ちょっとラクガキ風の絵のタッチも良いですね。


サムライ ディフェンダー
※ステージ 40 のボス、徳川家康。 特技は援軍呼びまくり。 つまり物量作戦。
防御用の特技を使いつつ、家康に攻撃を集中して押し切られる前に叩くしかない。
他にも忍者を使う秀吉などが登場します。


プレイヤーは3つの計略(と言うか特殊技)を装備できます。
自動で前進し敵と戦う「援軍」や、敵の進攻を防ぐ柵を作る「工兵」、一時的に攻撃力を上げる「お姫様」、敵に射撃を行う「鉄砲隊」などがあり、時間と共に回復していく「士気」を消費して使用します。

援軍や鉄砲隊を多く出すと敵と味方が入り乱れて戦う状態になるので、ディフェンスゲームと言うよりは RTS(リアルタイム制シミュレーション)のような雰囲気になりますね。

パワーアップには威力を上げる「パワー」、射速を上げる「連射速度」、弓兵の人数を増やす「弓兵数」などがあり、敵の撃退とステージクリアで得られる「銅銭」で購入します。
レベルアップするか、城の耐久力を半分以上残してクリアすると「小判」を得られ、こちらは計略の強化に使用します。

これらは課金で購入することも出来ますが、しかしやってみれば解りますが無理に課金が必要なゲームバランスにはなっておらず、無課金でも普通にゲームを進めていくことが出来ます
もし敗北してもステージ中に得た銅銭はそのまま獲得できるし、クリア済みのステージに戻ってお金を稼ぐことも出来る親切設計で、行き詰まることがないようになっています。
これで儲かるのかどうかは別として、こうしたフレンドリーな設計がダウンロード数の増加に繋がっているのでしょうね。

また冒頭で述べたように、パワーアップの効果がハッキリしており、それを実感できるのが良い点です
威力や射速を上げたら明らかに攻撃力が増すので、強化のしがいがあり、その強化を延々と続けられるため、いつまでも続けてしまう、そんなゲームです。
やればやるほどハマってしまうスルメゲーと言えますね。

サムライ ディフェンダー
※パワーアップ画面。 買えば買うほど必要な銅銭が増えていきますが、ステージの進行に伴って収入も上がっていきます。
左上に広告バナーが表示され、それのせいで所持金が見えなくなってしまいますが・・・
ボタン以外の部分をタップすると広告を消すことが出来ますので、覚えておきましょう。


サムライ ディフェンダー
※こちらは計略の選択画面。 計略はパワーアップに「小判」が必要になるため、どれを上げるのか絞った方が良いでしょう。
序盤は「援軍」が頼りになりますが、中盤以降は柵の後ろに鉄砲隊を並べる長篠戦法が強いです。


価格は無料。 そして無料のままでも十分遊べます
ソーシャルゲームのような「行動力」があり、これが尽きると時間経過による回復を待たなければならなくなるのが難点ですが、回復は割と早いです。
ここまで無料で遊べる内容だと、むしろ「カンパ」として課金するのも良い気がしてきますね。

ゲーム序盤がつまらないので、そこで見限ってしまう人もいそうですが、20 ステージぐらいまで進めば評価も変わると思います。
そしてその頃にはもう、すっかりハマってると思います。

ずっと iPhone のゲームを見てきた私としては、ちょっと懐かしく思えるアプリです。
でもこういうゲームが一番楽しめたりするんですよね。

サムライ ディフェンダー (iTunes が起動します)

テトリス モンスター

おそらく誰もが、いつか出ると思っていたであろう「テトリス+ソーシャルゲーム」。
テトリスの版権は専門の会社により厳しく管理されているため、そのタイプのゲームが出ても正式なものではない場合、片っ端から削除されてきた訳ですが・・・
先日ようやく、公式ライセンスを得ているテトリスのソーシャルゲームが EA より発売されました。
テトリス®モンスター」です。

EA のゲームという時点で、日本人だと良くも悪くも「洋ゲー」の印象を受ける訳ですが、今回開発を担当しているのは EA が新規に作った日本のスタジオ「EA JAPAN STUDIO」で、そのため非常に日本的なデザインで開発されています
ゲーム性やキャラクターなどに洋ゲーっぽさはありません。

操作スタイルは EA の TETRIS® に導入され、「テトリスの新しい形」として世界中で絶賛された、ブロックを落とす場所をタップするだけで OK の「ワンタッチ操作」になっていて、スマホでも快適に、サクサク感のあるテトリスを楽しむことが出来ます
ソーシャル要素と RPG の部分については、いわゆる「パズドラ系」ですね。

テトリス モンスター

ブロックを落として横一列にすき間なく並べると、その列が画面下に「ストック」されます。
ストックされた列をタップすると、それを消費して敵を攻撃できますが、攻撃後には反撃を受けます

ストックが少ないと与えたダメージより受けるダメージの方が大きくなってしまうため、出来るだけストックを貯めてから攻撃した方が良いことになりますね。
ただしストックが貯まるほどブロック全体がせり上がって来るので、ブロックが上まで到達してしまうリスクが高まります。

ブロックが上まで来てしまうと、ストックがあるなら攻撃力半分で強制的にストックが消費され、ストックがない場合は大ダメージを受けてしまいます
ただ、その際にブロックが全て消えるので、HP があって積み方がメチャクチャになった場合は、ワザと埋めて一旦クリアする手もあります。

味方モンスターはそれぞれ「スキル」を持っていて、ブロックを落とした数に応じて使用可能になります。
その中には敵を攻撃したり HP を回復するものの他に、「ブロックのすき間を埋める」「ブロックを左に寄せる」「上から小さなブロックを降らせる」などのテトリスらしい効果もあります。

なお、設定を変更することでワンタッチ操作ではなく、ドラッグで移動、タップで回転、下フリックでドロップする従来通りの「スワイプ操作」にすることも出来ます。
「昔の操作の方が良かったのにウギャー!」と言っている方もいますが、昔の操作でのプレイも出来るのでお見逃しなく
でも、スマホでやるならやっぱりワンタッチ操作の方が良いと思いますね。

テトリス モンスター
※左の画像のように、ストックが貯まるほどパズル自体はやり辛くなります。
攻撃時には1人のキャラに3つのストックがチャージされ、例えば7つストックがあった場合、2人のキャラに3チャージ+1人のキャラに1チャージという形になります。
3チャージでないと十分な攻撃力が出ないので、3の倍数のストックの時に攻撃するのが良いですが、9つまでストックすると左画像のような危険な状態に。
6ストックでの攻撃を繰り返すのが安全かつ効率が良いようです。
右は戦闘の合間に入るストーリーシーン。 基本的に、お供のトリ(?)がボケて、主人公がツッコミます。


テトリス モンスター
※ブロックを早く落とすと Quick Drop となって攻撃力が少量上がり、TETRIS(4列同時消し)を達成すると攻撃力が 40 %アップします。
テトリス達成による攻撃力アップが大きいので、出来るだけ狙っていきたいところ。 真っ直ぐなブロックをホールドしておき、チャンスを伺いましょう。
もう1つ、ブロックを回転させてはめ込むと成立する T-Spin という効果があるのですが、これが解り辛い。
右の画像の矢印の部分に落とせば、そこに入れるには回転させてはめ込むしかないため T-Spin が成立するのが解るのですが・・・
しかし回転させてはめ込む必要がない時でも、攻撃力アップのために T-Spin を自動で利用してくれたりするため、そのおかげで返って T-Spin がどういうものか理解し辛いです。
攻撃アップの効果はそこそこ大きいので、任意に狙えるようになると強いのですが・・・


テトリス モンスター
※左はスキル発動時の画面。 このブロック型のモンスターは弱いのですが、すき間を5ヶ所埋めてくれる「フィックスホール」のスキルは、テトリス的にすごく便利!
メンバーはスキルも考慮して選びたいところですね。
メンバーの所持スキルは画面右上のポーズボタンを押せば確認できます。


テトリスのルールはアメリカで(勝手に)決められた「テトリスのガイドライン」に沿っています
ブロックを1つホールド(保持)することができ、NEXT 表示は3つ先まで行われます。
ブロックの色もセガ版とは異なる「ガイドライン版」ですね。

「パズル+ソーシャルゲーム」だと、パズルの部分がすごく簡易的でゲームとしては楽しめないアプリも多いのですが、このゲームはちゃんと「テトリス」しています
連戦する場合、前の戦いのブロックの積み方を次に引き継ぐため、ヘンな積み方になると後々まで響きます。
テトリス(4列消し)の効果が大きいため、それを狙う楽しさと、うまく狙えなくてグチャグチャになる楽しみ(?)もありますね。

BGM が良いのもこのゲームの特徴で、日本でテトリスの BGM と言えばロシア民謡(コロブチカ)が思い浮かびますが、それをうまく(ランバダっぽく)アレンジしたものが流れます。
これがすごくゲームにマッチしていて、ある意味「しっくり」来ますね。

パーティー編成やモンスターのレベルアップは、前述した通り「パズドラ系」です
モンスターは合成でレベルアップし、「同じ属性を合成すれば経験値 1.5 倍」「合成費用はベースモンスターのレベルに応じている」「同じスキルを持つモンスターを合成するとスキルレベルが上がる場合がある」という部分まで同じです。

ただ、パーティーには「編成コスト」に余裕があるなら、メインメンバー4体の他に、サブメンバー4体を加えられます
サブメンバーは HP や防御力などのステータスに若干の補正を加えます。

しかし編成コストにそんなに余裕はなく、序盤にレアモンスターを何体か手に入れてもコストが高すぎて使えません。
サブメンバーの能力まで考慮できるのは、ゲームが相応に進んでからになるでしょう。

テトリス モンスター
※パーティー編成は、サブは余ったコストで埋めるものと考え、メインだけ重視すれば良い感じ。
メインモンスターは攻撃役、回復役、ミスった時のリカバリー役がそれぞれいた方が良いです。
右はクエスト選択画面ですが、リストが並んでいるだけで、ちょっと簡素ですね。
なお、モンスターの属性は 火 → 風 → 土 → 水 → 火 という形で有利で、光と闇は互いに強い関係です。


目立った難点はありませんが、強いて言えば1回の戦闘に時間がかかります
最近は チェインクロニクル など「ゲームのプレイ時間」が長いソーシャルゲームが増えていて、ゲーム性を重視するとそうなるのは必然ではあると思います。
また、テトリスの内容を考えると、ブロックが上まで積まれるぐらいの時間でないと楽しめないというのもあるのですが・・・

ただ、このゲームは序盤から結構長い
さらに中盤以降、攻撃力が不足気味の場合、ますます長い

パズドラなども中盤以降は相応に長くなりますが、このゲームは1回の攻撃までにかかる時間が長いため、なかなか敵を倒せない時はかなり戦闘が続きます。
もうちょっと敵の HP を低くするか、ダメージボーナスを多くするなどして、バランスを調整した方が良い気がしますね。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



ソーシャルゲームなので本体は無料。 もちろん課金はありますが、課金アピールは強くありません
EA だから、どっかの レーシング とか ウルティマ みたいに圧迫するような課金があるのでは、とも思っていましたが、このゲームに関してはそれはないですね。

また、キャラクターが可愛らしく描かれていて、それが 3D で動くため見栄えも良いです
最近は男性向けソーシャルギャルゲーが多いので、こういう子供から大人まで、さらに女性も楽しめるデザインにしているのは好印象です。

そして何より、パズル部分が「テトリス」ってのはやっぱり強いです。
評判の良いワンタッチ操作のテトリスを、本家の EA がそのまま持ってきているので、パズル自体がやってて楽しいです。

テトリスは知名度的にも非常に強いので、それでこのクオリティーと万人ウケする作り方なら、評判になるのも当然でしょう。
無料アプリランキングで上位を維持し続けていますが、実際ロングセラーになるアプリだと思います

テトリス®モンスター (iTunes が起動します)

Junk Jack(Junk Jack X / Junk Jack Retro)日記風レビュー後編

2D のマインクラフト型(テラリア型)のゲーム「Junk Jack」。
今回の記事は、その日記風レビューの後編です。

※2016年11月、新バージョンへのアップデートに伴い、Junk Jack X は「Junk Jack」に、以前の Junk Jack は「Junk Jack Retro」に変更されています。

まだ 前編 をご覧になっていない方は、まずそちらから見て頂ければと思います。

今回は、石や鉄を入手し、家を作って設備を整えたけど、レシピがないからベッドやドアの作り方が解らない・・・ という段階からのお話です。

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【 平面的 サバイバル生活 5日目 】

サバイバル生活というものは、すなわち「0円生活」である。 それが基本である。

さて、では課金しよう。
だってレシピが解らないもん。

このままアテもなく探索を続け、ランダムドロップのドアやベッドのレシピの出現を待つのは不毛すぎる。
Junk Jack X はレシピの出現率が高まっており、ドアのレシピも最初から用意されているが、ベッドや窓のレシピはやはりない。

※ Junk Jack X はアップデートで、ベッドのレシピは最初から所持しているようになりました。

と言う訳で、おもむろにタイトル画面に戻り、SHOP の看板をタップして課金リストの中から The complete craftbook(Junk Jack X は Full Craftbook)選択する。
これを 85 円で購入すれば、全レシピを確認出来るようになる。

Junk Jack

購入後、それを使用する設定にしてゲームに戻る。
レシピブックが金色になり、ドアや窓、ベッドなど、全てのレシピをチェックできるようになった。
棒にスライムのかけらを付けると松明になることも発覚する。

ガラスや布、鉄の棒などの基本材料の作り方も解り、これでようやくゲームの進行と当面の目標の設定が出来るようになった。
やっぱこの系統のゲームは、レシピがちゃんと解ってないとダメだ。

Junk Jack
※ドアの作り方は Junk Jack X では上記と異なります。

まずはドアから作ることにする。 ドアの材料は木とクギ(Nail)だけなので簡単だ。
ドアはタップで開閉可能で、これがあればもう家に入るのに壁をぶっ壊して豪快に進入する必要はなくなる。
また、ドア越しの攻撃が可能で、出入口に敵がたむろしていてもドアの内側から簡単に排除できる。

ベッドは設置場所で寝ることが出来る。
作成にはが必要だが、糸巻き機の前で羊毛から糸を紡ぐことができ、その糸があれば織り機の前で布を織れる。

ただし Junk Jack X の場合は手順が少し変わっており、織り機(Loom)で羊毛から直接布を作れるが、織り機の作成に鉄のインゴット2つで作る鉄の棒(Iron bar)が必要だ。
鉄がどうしても足りない時は、金床でクギ9つを鉄のインゴットにすることが出来る。

Junk Jack X で銅鉱石(Copper)がある場合は、それを金床で錫鉱石(Tin)と組み合わせれば青銅石(Bronze)になり、それを精製して青銅のインゴットを作ればクギ(Nail)に加工できる。
ここから鉄を得るのも良いだろう。

ベッドを使えるのは夜のみで、近くに敵がいると「SPAWN MOVED」と表示され寝れないこともあるが、大抵は何度かタップしていれば就寝できる。
起きた時には朝になっており、HP も回復する。(Junk Jack Retro は全快、Junk Jack X はハート1つのみ

※アップデートで Junk Jack X もハートが全快するようになりました。

さらに砂を炉であぶりガラスを精製、窓ガラスも取り付けた。
Junk Jack X で窓を作るには大工台(Carpentry Bench)が必要になるが、鉄の棒があれば作成できる。

今度こそ、納得のいく我が家の完成だ。

Junk Jack

ちょうど夜になったので、今夜はベッドで就寝しよう。
木材がなくなって来たので、明日はちょっと遠出してみようか・・・


【 平面的 サバイバル生活 6~7日目 】

この日は遠くまで木を伐りに行くことにした。
近くの木は全部伐ってしまっているし、植林すれば良いのだが、育つまで少し時間がかかる。
また、木箱を探してクギを調達し、石炭を補充する目的もあった。

そしてもう1つの遠出の目的は・・・ 苗の調達だ。
料理をするにも、家畜を飼うにも、食材や餌となる作物の栽培が必要になる。
よって次の目標を「農園を作ること」に定め、その種を探しに行くことにした。

実際には、苗や種は遠出したからと言って見つかる訳ではなかったのだが、それを知るのはもう少し後である・・・

この世界の地表の景色は、バラエティーに富んでいる。
海がないのは残念だが、砂漠や雪原、そしておどろおどろしい墓地もある。

Junk Jack

興味半分に墓を壊したらゾンビが出て来たりするので要注意。

出現する動物も地形に合わせられていて、雪原にはクマやペンギンがいたりする。
逆に岩場には動物は少ない。

探索を続けていると日が暮れてきたので、適当に穴を掘って中にベッドを設置し、そこで野宿することにした。
ベッドがあればこうやって夜をやり過ごせるので、遠出もしやすい。

Junk Jack

だが、翌朝になって問題発覚。
ハンマーでベッドを壊して回収しようとしたら、ベッドは叩き壊すとバラバラになることが判明した。
材料は回収できるが、100 %ではないようだ
しかもベッドを作るには作業台が必要になる。

ベッドの材料はそんなに希少ではないので、持ち歩いて活用できるのは確かだが、寝袋のように使い回そうとするのは甘かったようだ・・・

※ Junk Jack X は設置したベッドを壊してもバラバラにならず、そのまま回収できます。

また、夜まで捜索し、その辺の茂みを片っ端から探したが、野菜や果物のようなものは見つからなかった。
見つかるのは草とその種ばかりだ。

木を伐ればリンゴは手に入るが、これを植えることは出来なさそう。
試しに持ってきたクワで地面を耕し、リンゴを植えようとしてみたが、特に反応はなく、色々やってるうちに食べてしまった。

木の苗は手に入るので、砂地にヤシの苗を植えればココナッツの栽培は出来そうだが、今欲しいのは畜産に必須となる「」だ。

とりあえず、木材とクギは十分に手に入ったので、一旦帰還することにする。


【 平面的 サバイバル生活 8~9日目 】

苗や種は後回しにして、調理器具の設置を先に行うことにした。
と言っても肉はキャンプファイアーを使えば焼けるし、料理に必要な材料をそろえるのは大変で実用的ではないので、装飾や目標としての意味が強い

Junk Jack X はキャンプファイアーを作るのに大工台が必要になったが、肉は炉で焼ける。
焼き肉を食べても思ったほど体力は回復しないが・・・ 生肉をかじるよりはマシだ。

Junk Jack X

調理器具を作るには鉄が必要になるが、金床などの作成で尽きてしまった。
そこで再び準備を整えて、深い地底へと潜って行く。

銅や鉄が出てくるのはかなり深い場所なので、階段状に掘りながら、ひたすら下へ下へと向かっていく。
たまに深い縦穴が空いていて、不用意に踏み込んで落下してしまうと危険なため、小まめに暗闇を松明で照らしながら慎重に進む。

このゲームは掘れる範囲は周囲1マス以内だが、ブロックの設置は周囲2マスまで可能だ
Junk Jack X なら、さらに3マス以上先にもブロックと松明を設置できる。
もし縦穴が空いていても、2マス下に足場を作れば安全に降りることができる。
無理に飛び込まないのが地下探検の基本だ。

Junk Jack

ひたすら下へ下へと降りていくと、風景が変わってきた。
地層にレンガのような硬い岩が混じるようになる。

そしてさらに下へと降りていくと、いきなり古代遺跡のような空間に出た。

これは・・・ エジプト?

Junk Jack

柱が立ち並び、壁画が描かれていて、水色の植物が咲いている。
小さいピラミッドのような装飾もあり、地底とは思えない光景だ。
嫌が応にも冒険心をくすぐられる。

だが、この場所ではゾンビやスケルトンに加え、耐久力のあるミイラが襲いかかってくる。
さすがエジプト、昨今は危険だ。

特に鉱石も見当たらないため、今はそのまま通り過ぎ、さらに奧へと探索を続けた。
すると今度は・・・ キノコ??

Junk Jack

この世界の地下は思った以上にバラエティーに富んでいるらしい・・・
地下の奥深くがキノコの世界って I Dig It を思い出す。 土の色も紫で、いかにも不気味。

キノコを破壊するとマッシュルームが手に入り、試しに食べてみると HP が若干回復した
茶色のマッシュルームは料理の材料にもなるようだ。

だが、この場所はエジプト以上に危険だった。
中を散策していると、なにやらキノコ魔人みたいなキャラが出現、しかも複数の浮遊弾を放ってくる!
剣で撃退しようとしたが、すでに HP が少ない!
慌てて逃げようとしたが、その先にはスケルトンが! おふぅ~~

Junk Jack

このゲーム、少し油断するとすぐに死んでしまう・・・
だが、ナナメ下に真っ直ぐ降りてきたので、死んだ場所までほぼ一本道だし、アイテムの回収に向かうのはそんなに大変ではないだろう・・・

と、思ってたら、あれぇ? ここはどこ!?

Junk Jack

家でもなく、スタート地点でもなく、見知らぬ場所から再スタート!?

いや、見覚えはある。 確かここは・・・ 地上散策中に野宿をした場所!
最後にベッドで寝た場所が復活地点になると言うことか。

そういえば、地上の散策から帰った時、まだ夕方だったので、そのまま寝ずに地下に降りてしまっていた・・・
ここから家まで戻ると(ゲーム内の時間で)半日かかる。 バラまいたアイテムは残っているのだろうか?

焦燥感に駆られながらダッシュで家まで戻る。
途中で夜になってしまったが、休んでいるヒマはない。
家に入るとそのまま地下に入り、先ほど死んだ場所まで急いで移動する・・・

よかった、まだバラまいたアイテムは残っていた。
と言うか、時間で消えるのをまだ見たことがないので、当分そのままなのかもしれない。

まだ鉄鉱石は見つかっていないが、今は一旦家に戻り、改めて出直すことにする。


【 平面的 サバイバル生活 10 日目 】

再び装備を調え、ちゃんと家で寝て、それから深い地底へと向かう。
今度こそ鉄鉱石は見つかるだろうか?
途中までは昨日掘った通路を進み、そこから方向を変えてみた。

しばらく掘り続けていると、今度は青い木が生えている「ジャングル地帯」に辿り着いた。

Junk Jack

潜るたびに新しい地形に辿り着く。 一体どれだけエリアがあるんだ?
これなら飽きの来ない探検が続けられそうだ。

そしてしばらくジャングルエリアを捜索し、そこにあった木箱を破壊したとき、なにやら野菜のようなものを発見した。
いや、これは野菜じゃない・・・ Sprout、苗だ!

Junk Jack

Eggplant、つまりナスビの苗
もしかしてこのゲーム、苗や種はこうやって木箱から入手するのか?
確かに地上に野菜や果物が生えているのを見たことないが・・・

と言うことはもしかして、レシピと同じように、苗や種の入手も箱からのドロップ待ちということになるのだろうか?
そうすると麦の入手で、また途方に暮れることになる・・・

他の箱からまた苗が手に入るかもしれないと思い、周辺の探索を続けたが、そう簡単に木箱は見つからない。
だが探索したおかげで鉄鉱石が相応に手に入ったため、とりあえず一旦地上に戻り、入手した苗を植えてみることにした。

家の屋上を少し拡張し、そこに土を入れて、クワで耕す
小さな畑が完成し、さっそくナスの苗を植え・・・ られねぇ!

調べてみると、ナスを植えるには Wood Support という支柱が必要らしい。

Junk Jack

この世界にはかなり多くの野菜や果物があるが、トマト、ナス、ビーン、ペッパーの4つはこの支えが必要なようだ
支柱にはもう1種類、真っ直ぐなもの(Straight Support)があり、そちらはグレープとホップの栽培に使う

支柱の材料は大小の棒だけで良いので、すぐに作成できた。
それを畑に備え付け、ナスを植えてみる。

Junk Jack

うん、良い感じだ。 だが、これだけ探索して野菜はようやくこれ1つか・・・
十数種類もある野菜や果物を集めるのは、かなり大変なことになりそうだ。
と言うか、本当に入手方法は木箱から得るのみなのだろうか?

情報やガイドが足りなさすぎる
Wiki などできちんと調べないとダメそうだ。


【 平面的 サバイバル生活 11~12 日目 】

この世界の農業について、改めて調べてみた。
やはり苗や種は、地中で見つかる木箱から得るしかないようだ
正規の方法で得るには、かなり地道に探索を続けるしかない。
Junk Jack X は苗や種が出る確率が上がっているようだが、それでも入手は運次第だ。

だが、もう1つ入手方法があった。 それは・・・ 課金
85 円で購入できる Botanist Hat(植物学者の帽子)というアイテムを装備すると、ランダムで作物の苗が生み出されるようになるらしい。

またこのパターンかよ・・・
だが、それでなくてもなかなか見つからない木箱から、麦の種を得られる確率は非常に低い。
しかし麦を得られないと畜産には進めないため、今回はやむなく課金することにする。

金額的には大した事ないのだが・・・ あぁ、課金的サバイバル生活。
せめて基本のシステムに必要な作物ぐらいは(以下略

※ Junk Jack X は麦の種の出現率が高まっており、浅い場所の木箱からも手に入るようになっています。
他の植物の苗も初代 Junk Jack よりは出現しやすくなっています。


Junk Jack

植物学者の帽子を装備し、再びゲームに復帰。
するとたまにポロっと作物の苗を落とすようになった。

本来はレアであろう苗が課金によってポロポロ落ちるのを見るのは、正直複雑な気分だが・・・
今回は割り切ることにする。

ともあれ、トマトやビーン(豆)の苗が手に入ったので、支柱を作って畑に植えていく。

Junk Jack

作物がなったら、素手でコツンと叩くと実がポロッと落ちる
たまに落ちないことがあり、その時はそのまま叩いて刈り取るしかないのだが、支柱や苗、作物はそのまま回収できる
また、地面に直接植えるタイプの作物は刈り取って回収するしかない。

植物の育成には光が必要だが、水はなくても良いようだ。
光は松明の明かりでも良いので、地下での栽培も出来る
ただし背が高い植物の場合は、真上に相応のスペースが必要になる。

と言う訳で、しばらく後にポロッと出てきた待望の麦(wheat)の種は、地下に植えてみることにする。

Junk Jack

成長を待つ間に、調理器具を作成しておくことにした。
先日の地下探索で鉄鉱石が手に入ったので、それで鉄のインゴットを精製。
さらにインゴット2つで鉄の棒(iron bar)を作る。
調理器具や家具の作成には、主にこの鉄の棒を使用する。

レシピを何度も確認しながら、金床や作業台(Junk Jack X では細工台)の前で鎖と鉄の棒を加工し、鍋(iron pot)を作成。
それを使ってかまど調理台を組み立てた。

また、食卓と調理場に相応しい部屋を用意するため、屋上にさらに部屋を増築し、シャンデリアとイス、テーブルとグラスなども作成。
4階にダイニングキッチンが完成した。

Junk Jack

なにかようやくマインクラフトっぽいことをした気がする。
せっかくキッチンを作ったので、手持ちの材料で「鶏肉とサボテンの煮込み」を作り、テーブルの上に置いてみた。
料理には様々な食材が必要になるため、現時点で作れるものは少ないのだが、この料理は「鶏肉・岩塩・葉っぱ・サボテン・木の皿」という入手しやすい材料で作成できる。

一通りの作業が終わり、麦を植えた場所に行ってみると・・・

Junk Jack

うん、そろそろ収穫の頃合いだ。
素手で何度かバシバシ叩くと、麦の束、そして麦の種を回収できた。

種は再び畑に植え、麦は大切に保管しておく。
作物は収穫時に種や苗を2つ回収できる場合があり、よって収穫を続けていれば、徐々に数を増やしていくことが出来る。
麦が手に入ったので、いよいよこの生活の最終段階、家畜の飼育を目指すことにする。


【 平面的 サバイバル生活 13 日目 】

家畜の飼育に麦がいる理由は、厩舎(餌やり場)を作る材料になっているためだ。
さらに牧場のフェンスと、そして肝心の動物が必要になる。

飼える動物はニワトリ、牛、ブタ、ヒツジ
今回は牛とヒツジの牧場作りを目指す。

Junk Jack

家畜を得るには、まず首輪(Taming Collar)を作らなければならない。
必要な材料は銅の棒毛皮

銅はこれまでの採掘ですでに入手している。
毛皮は牛や熊などを倒して手に入れなければならないが、これまでの地上の散策でいくつか入手していた。
さっそく作業台の前でこれらを組み合わせ、首輪を作れるだけ作る。

Junk Jack

用意が出来たら、いよいよ動物探しだ。

動物にはオスとメスがいて、見た目で区別が付く
牛ならオスは角を持っていて、メスはおっぱいが大きい。
ヒツジもオスには角があり、メスにはない。

捕らえる方法は簡単で、首輪を装備して動物に使えば良い
シャキン! という音がして、その動物がバッグに入る。

Junk Jack

バッグの中の動物アイコンがかわいい。
性別で名前が異なっていて、牛なら Bull と Cow、ヒツジなら Ram と Sheep だ。
「動物が入るってどんなバッグだ」と言いたくなるが、好意的に解釈しておこう。

動物を捕らえたら、牧場を建設する。
まずは作業台で厩舎(餌やり場)を作り、さらに木の棒とクギでフェンスを作成。
Junk Jack X の場合はフェンスは大工台で作成する。

その後、牧場用地の中央辺りに厩舎を置き、その左右にフェンスを配置していく
フェンスの広さは任意で、左右の端には自動的に扉が作られる。 通常のドアと同じくタップで開閉だ。 開けっ放しだと家畜が逃げるので注意。
設置を終えたら、バッグに入っている動物を厩舎に使えば、その場に現れる。

Junk Jack

牧場の動物にはエサをあげなければならない。
ニワトリ・牛・ヒツジは草を食べるので、エサは草や葉っぱ、麦で良い。

ニワトリはトウモロコシの種・草の種・麦の種も食べる。
ブタは草ではダメで、リンゴやポテト、オニオンやカボチャが必要。 先にこれらを栽培できる体制を整えておく必要がある。

厩舎をタップすると、エサを入れる枠と、家畜の幸福度が表示される。
エサがあれば家畜はハッピーになっていき、オスとメスがそろっていて、厩舎に空き枠があれば、そのうち子供が産まれる

Junk Jack

今回は木の葉を大量にエサ箱に入れておいた。
これだけあれば当分は持つだろう。

牛牧場が完成したので、さらにヒツジ牧場も作ろうとしたのだが、鉄が足りなくて必要な鍋が作れなかった。
そこで再びツルハシを担ぎ、地中へと潜っていく。
戻った頃には牛の子供も産まれているだろう。

再び地中で、かなり奥深くまで探索を続けていると・・・ 金鉱石を発見!
さらにダイヤモンド鉱石まで見つかった。

Junk Jack

金はこのゲームでは、鉄より上位の加工用金属だ
一方ダイヤモンドは加工用の金属ではなく、「宝石」の部類になっている。

宝石は「ソケット」と共に剣・ツルハシ・シャベルに装着することで、特殊効果を与えられる
その効果は本の中に書かれていて、ダイヤモンドの場合はアイテム発見率がアップするらしい。

ソケットを作るには「」も必要なので、まだこれを活用することは出来ない・・・ と思ったら、バッグの中に銀鉱石も入っていた。
鉄鉱石と見た目がほとんど変わらないので、全然気付かなかった・・・

せっかくなので最後はこの宝飾アイテム作成も行ってみるとしよう。


【 平面的 サバイバル生活 14 日目 】

家に戻ってみると、小っこいのが増えていた。

Junk Jack

良い感じで飼育が成功している。
牛は地上を歩いていれば見つかるため、こうしてがんばって飼育する必要はあまりない。
料理と同じく、1つの目標だと言えるだろう。
ただ雌牛にバケツ(bucket)を使えばミルクが手に入るので、その利点はある。

なお、1つの厩舎で飼える動物は3体までなので、子供が生まれて成長した後は、1匹間引かないと次が生まれない

まずは先日作れなかった羊の厩舎を完成させ、屋上にヒツジ牧場を設置。

そして最後の作業として、金と銀、ダイヤモンドを使った宝飾アイテムの製作に取りかかる。
まずは設備の「宝飾台」が必要だ。 そのためにはペンチを作っておく必要がある。
その後、ペンチとダイヤモンドのかけら、鉄の棒などで宝飾台を組み立てる。

ただし Junk Jack X の場合は宝飾は細工台で行えるため、それがあるなら準備は必要ない。

Junk Jack

宝飾台が出来たら、まずは宝石のかけら(原石)を「宝石(カット済み)」にしなければならない。
宝石はかけらの状態で発見され、カットされた宝石にするには4つのかけらが必要になる
今回はかけらを6つ手に入れていたので、数には余裕がある。

カットされた宝石が出来たら、金の棒と銀の棒を4つずつ使って「ソケット」を作り、カットした宝石、ソケット、装着したい道具を組み合わせれば、宝飾アイテムの完成だ。

Junk Jack

Junk Jack

ただしソケットが必要なのは初代 Junk Jack の場合。
Junk Jack X ではソケットは不要になっていて、カットした宝石を長押しすれば、そのまま装着できるようだ。
宝飾の手順がかなり簡易化されている。

今回は材料がなかったこともあり、レシピ通りに鉄のツルハシにダイヤモンドを付けてしまった。
でも宝飾があっても鉄のツルハシは鉄のツルハシなので、本当は勿体ない。
宝飾を付けるなら銀か金の道具にするべきだろう

また、ダイヤモンドの「アイテム出現率アップ」の効果は、ツルハシではなく剣に付けた方が良かったかもしれない・・・ 効果がイマイチ曖昧だが。

射程を伸ばすルビーや、発光するサファイアなど、ユニークな効果の宝石もある。
長く探索を続けるなら、これらが強い味方になるはずだ。
また、まだ確認していないが、地底の奥深くにはミスリルやアンタニウムなる上位金属もあるらしい。

最後に、ヒツジの様子を見に行ってみると・・・
小っこいのが出来ていた。

Junk Jack

一通りの目標は達成した。

今回の日誌は、これで終わりにしたいと思う。

深層にはまだ見ぬエリアがあり、様々な宝物が眠っているらしい。
また宝箱からは数々のユニークな装飾品を得られるようで、彫像や絵画、スマホやゲーム機があったりもするようだ。

それらの捜索は、ここをご覧の皆さんにお任せしよう。

Junk Jack

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と言う訳で、Junk Jack Retro / Junk Jack X の日記風レビューでした。

本体は Junk Jack Retro 360 円、Junk Jack X 600 円ですが、本文中でも述べているように全レシピ解除の課金をしないと辛いし、作物の苗の入手がランダムなので、スムーズにプレイしたかったら 85円 x2 の課金は欲しいところです。
ただ、それらを加味してもそんなに高い訳ではありませんから、内容を考えると価格以上に楽しめるゲームですね

しかし序盤の解り辛さ、アイテムとレシピが豊富すぎる事のややこしさ、システムに対する説明不足などは、ゲームを取っ付き辛いものにしています
こんな言い方は酷いかもしれませんが、解りやすさを無視して「ぼくがかんがえたさいきょうのテラリア」を作ってしまっている印象もあります。

まあ、ずっとアップデートが続いていたゲームなので、後付けで仕様を追加していった結果、こうなっているのだと思いますが。

しかし慣れてしまえばかなり遊べるゲームです
発見物や装飾品がとても豊富で、地下探索のしがいもあります。
Junk Jack X はマルチプレイにも対応していて、Game Center のフレンドを誘ってのオンライン2人プレイや、Bluetooth を通しての4人プレイなども可能なようです。

iPhone ではテラリア系の先行者のゲーム。
初心者向けとは言えませんが、この系統が好きな方には、もちろんオススメです

Junk Jack Retro(iTunes が起動します)
Junk Jack(新バージョン。一部仕様が異なります)

Junk Jack(Junk Jack Retro / Junk Jack X)

2D のマインクラフト」と言われる、横視点のサンドボックスゲーム(広い世界に自由に建物を作れるゲーム)「Terraria」(テラリア)
それをリスペクトしたようなアプリが一昨年(2011年)の11月、すでに公開されていました。
Junk Jack」です。

※さらに 2013 年の8月末、その続編となる「Junk Jack X」も公開されました。
X の内容は初代 Junk Jack をほぼそのまま踏襲しているため、このページの解説は Junk Jack X にも対応したものにしています。


※2016年11月、Junk Jack は新バージョンになりました。
これに伴い、Junk Jack X は「
Junk Jack」というアプリ名になり、以前の仕様の Junk Jack は「Junk Jack Retro」という別アプリになっています。
このページは Retro の解説ですが、新 Junk Jack(Junk Jack X)の内容も盛り込んでいます。


先日取り上げた「The Blockheads」と同じスタイルのゲームですが、The Blockheads はグラフィックが 3D になっていたため、テラリアにゲーム性は似ていても見た目は大幅に異なっていたのに対し、Junk Jack は見た目もゲーム性もテラリアです

しかしファンタジー RPG 風のテラリアに対し、Junk Jack は主人公がヘルメットをかぶっていて、ちょっと近代風。
さらに地形を構成するブロックがテラリアとは逆にかなり大きく、アイテムの種類も非常に豊富で、畜産の要素もあるなど、単なるパクリではなく「テラリアを超えようと頑張っている意欲作」という印象を受けます。

ただ、ちょっと「頑張りすぎていて」、面倒な部分や解り辛いところも多く・・・
ゲームとしては雑然としている感じがありますね。

Junk Jack

マインクラフト系は簡単に内容を説明できないため、今回もプレイ日記風のレビューでお届けいたします。

ゲームの進行方法の解説も兼ねているので、これから始める方は参考にして頂ければと思います。

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【 平面的 サバイバル生活 1日目 】

このサバイバル生活も、はや4世界目。
SurvivalcraftBlock StoryThe Blockheads での自給自足生活を経て、今回私は Junk Jack の世界に降り立った。

この世界は完全な平面だが、非常に賑やかだ。
周囲には木々が立ち並び、草が生え花が咲き、少し歩くとヒツジやウサギが飛び跳ねている姿を見ることができる。

Junk Jack

自分も黄色いヘルメットと赤いジャンパー、青いジーパンの出で立ち。
4世界目にしてようやく、無人の地に薄着で行く無謀さを改めた。

まずは素材の調達が必要だ。
近くの木を毎度おなじみのマイクラ百裂拳でボコボコ叩き、木材をゲットする。

テラリア系のご多分に漏れず、木は幹の部分を破壊すれば全体が一瞬で崩れ、多数の木材や葉っぱを入手できる。
マイクラ系のように木を伐っても上の方が浮いたまま、ということはこの世界ではない。

Junk Jack

さらにこれまでの生活で腕力が付いたのか(?)、百裂拳がケンシロウの如く強力だ

連打すれば森の木々を次々と粉々にでき、その辺の竹や草もあっという間に刈り取ってゆく。
土もザクザク掘ることができ、牛や羊などもマシンガンパンチで簡単にボコボコだ。

普通この手のゲームは序盤のひ弱な状態を脱却するため、あれこれ考えるものなのだが、ここまで強いと「道具とか作る必要あるのか?」とさえ思ってしまう。

だが、調子に乗って周囲の自然破壊と動物虐待に勤しんでいると・・・ アイテム所持枠があっという間に埋まってしまった。

Junk Jack

草や花、動物の肉や鳥の羽、散策中に発見した木箱から出た松明やクギ(Nail)などなど・・・
まだ始まったばかりなので、何が必要でどれがどういう用途なのか、さっぱり解らない。

この手のゲームは家の装飾のためにもアイテムは多い方が良いとは思うが、さすがに序盤からこんなに出てくると混乱してしまう

とりあえず今は草などは捨て、アイテムの所持枠を空ける。
捨てる方法はアイテムを選び、画面下のゴミ箱アイコンをタップだ。
もしくは枠外にドラッグしてその場に落とす。

アイテムの名前はタップしただけでは解らず、右下にある虫眼鏡アイコンを押し、名前表示モードにしないと確認できない。 この辺はやや面倒だ。

探索中に何枚か書類のようなものが手に入ったが、長押しすると製作物のレシピ(作成方法)が表示された。

Junk Jack

なるほど、こうやって少しずつレシピを獲得していくシステムらしい・・・
一度確認したレシピは、最初から所持している本に自動的にファイルされていく。

これはなかなか面白いシステムだ。 と、最初は思った。
数日後、その考えを改めることになるのだが・・・

さて、そうこうしていると日が暮れてきた。
この世界は昼は安全なのだが、夜になると急にスライムやらガイコツやらが出てきて危険になる。
おまけに夜はかなり暗く、まともに周囲を視認できない。


最初に操作確認のために訪れた時は、真っ暗な中で多数のスライムに闇討ちされまくり、そのまま行き倒れになってしまった。

そこで夕方のうちに木材を並べ、仮の家を建てておくことにする。
何もない空間に木や土のブロックを置くと、最初は奧に配置されて背景となり、もう一度置くと手前に配置されて壁となる

2D なので四方をぐるっと囲む必要はなく、左右と天井だけで良いため、家の建設は簡単だ。
あまりにも簡単すぎて、マインクラフト系の「やったー! 家が出来たー!」という感動は全くないのだが、これはこれで手軽で良いだろう。
そのままでは真っ暗なので、木箱から得た松明を置いて明るくする。

Junk Jack

さて、夜に出歩くのは危険だが、まだ寝るためのベッドなどもないので・・・
読書をして時間を過ごすことにする。

最初から所持している一冊の本。 そこにはゲームの基本的な解説と、序盤に必要となる道具のレシピ、そして大雑把な進行手順が書いてある

操作については、1マス分の穴はナナメフリックで飛び越えられることと、自分のいる場所にブロックを置くと自動的にその上に飛び乗り、真上に登れることが重要だ。

道具については、基本的な木製道具のレシピは以下の様になっている。

Junk Jack

このゲームでは、これらの基本的な道具を作るのに「作業台」は必要ないようだ
松明に使っている石は「石炭」で、これは黒いものが混じっているブロックを掘れば得られる。
見つけるのにそんなに苦労はしないだろう。

たくさんある材料はダブルタップする事で半分に分けることが出来る
逆に長押して離すと分けたものが1つにまとまる。
製作後、残った材料は下にある回収ボタンを押せばバッグに戻る。

前述したように素手パンチでも木を伐るのは早いので、斧などの必要性を感じないのだが、石は硬いだろうし、道具は一通り用意しておくべきだろう。
ハンマーは家具や宝箱などの破壊・撤去に使うようだ。

Junk Jack

また Junk Jack X では、「Simple Craft」という作成モードが加わった。
これはレシピ帳から作りたいアイテムを選び、作成ボタンを押すだけで加工を行える便利なモードだ。

だが、この方法の作成には若干の時間がかかる。
また、レシピがないアイテムはこの方法では作成できない
加えて製作ウィンドウがなくなるため、そこに一時的にアイテムを置いておくことが出来ない。
(この影響でアイテムを持てる数が9枠分減る)
メリットとデメリットがあるため、自分のスタイルに合わせて使い分ける必要があるだろう。

通常モードとシンプルクラフトモードの切り替えは、タイトルの OPTIONS にある GAMEPLAY の項目で行う。
なお、シンプルクラフトモードでアイテムの残り数を表示したい場合は、INTERFACE にある Item Count in book を ON にしておく必要がある。

最初に持っている本には、他にも炉や織り機などの設備の設置、鉱石からの金属の精製、調理器具の設置、作物の栽培、家畜の飼育のことなどが書いてある。
今回のサバイバル生活は、これらを順番に達成していくことを目標としよう。


【 平面的 サバイバル生活 2日目 】

マニュアル本を読みつつ、基本的な道具の作成を行っていると、そのうち夜が明けてきた。
当面、昼は材料の収集を行い、夜に作成作業を行うのが良さそうだ。

とりあえず地表を探索し、石炭や木箱を探しながら、木を伐採して木材を集める。
ときどき見つかる木箱からは、クギや道具、レシピなどが見つかった。
しかしレシピが手に入っても、いつ作れるのか解らない料理や装飾品のレシピばかり。
なかなか有用そうなものは得られない・・・

しばらく収集作業を行っていると、例によってアイテムが一杯になってきた。
そこでいらないものを整理していたのだが、アイテムの中に苗木のようなものがあるのを発見。
これを植えれば木が生えるのだろうか・・・?
と言う訳で、仮設の家の近くに適当に植えてみた。

Junk Jack

その後、さらにバッグの中のアイテムを整理し、いらないものを一通り捨ててから、バッグを閉じてみると・・・

さっき植えた木がビヨーンと・・・

Junk Jack

なんだこの木? ちょっとバッグをのぞいてる間にこんなにニョキニョキするのか?
どんだけ速成栽培なんだよ!

とりあえず、この世界ではタケノコも真っ青なぐらいの速度で木が生えるのが解った。
これならガンガン伐採しても、その都度植林していけば木材で困ることはなさそうだ

その後、日が暮れてきたので家に戻ることにする。
まだドアがない(作り方が解らない)ので、中に入るために仮設の家の壁をガンガン叩いていると、背後の暗闇に何かの気配が・・・

スライムか? だが今は木の剣がある! これでバシバシ叩けば アッー!

Junk Jack

そう言えば体力が減ったままだった・・・

と言うか、たまに木から落ちてくるリンゴとか食べても、体力はほんのちょびっとしか回復しない
今の段階で調理器具など作れるはずもなく、レシピがないから肉を焼く方法も解らない。

死んだ場合、その場に所持品を全部バラまき、スタート地点に戻される
幸い死んだのが家の側で、家はスタート地点の近くに建てていたから、アイテムの回収はすぐに行えた。
スライムには百裂拳で倍返しをしておいたが、やはりベッドか回復手段がないと今後辛そうだ。


【 平面的 サバイバル生活 2日目深夜~3日目 】

とりあえず仮設の家に帰還したが・・・ やることがない。
外はスライムやガイコツが大量に飛び跳ねているのでデンジャラス極まりないし、素材があってもレシピがないので、作れるものもない。
炉や金床などの家の設備の作り方は本に書いてあるが、石や鉄が必要で、今の段階では作れない。

と言う訳で、ツルハシとシャベルを持って地中を掘り進んでいくことにした。
松明を大量に作成しておき、少し進んでは松明を設置して明かりを確保する、という作業を繰り返して進んでいく。

ほどなくして石の層に辿り着き、ツルハシでガンガン掘って石材を確保する。
石炭も途中で頻繁に見つかり、松明がなくなる心配はない。

Junk Jack

ただ、地底も地底で結構危険。 そこら中に空洞があり、そこにモンスターがいたりするのだ
さらに暗闇からはモンスターが湧き出てくるようで、松明の光が届かない場所があると次々とスライムやゾンビが出てきたりする。

戦闘と採掘を繰り返していると、そのうち耐久力のない木製のツルハシは全て折れてしまった。
道具の作成に作業台はいらないので、その場で製作して補充しようとしたのだが、木の代わりに石を使ってみると・・・
そのまま石のツルハシや剣が完成


Junk Jack

レシピが無くても、ある程度は予想して作ることが出来ると言うことか・・・?
石の道具が作れるのなら木製の道具はもういらないため、道具を全部石器に変えておく。

また、モンスターを倒していると骨やら肉やらスライム片やらが大量に手に入ってアイテム欄を圧迫してしまう。
そこで一旦地表近くまで戻り、保管箱を作成。
それをいくつか設置して、役に立つのかどうか解らないアイテムは全部そこに放り込むことにした。

Junk Jack

保管箱を開けると、箱の中にあるアイテムと同じものを全部箱側に移すボタンが表示されるので、これを使えば1つ1つ捨てる手間も省ける。
Junk Jack X では、画面下の箱のタブをタップすればアイテムが箱側に移る。

その後、採掘して一杯になってきたら戻って箱に入れる、というのを繰り返し、地中深くへと進んでいったのだが・・・
石炭は結構見つかれど、鉄鉱石や銅鉱石はなかなか発見できない。
宝箱がたまに見つかるが、目立ったものは入っていない。

しばらく掘り進み、「このまま掘ってても進展あるのかなぁ」と疑問に思っていた頃・・・
なにやら光っている茶色いものが。 あった! 銅鉱石だ!

Junk Jack

近くにあったクリスタルのようなものは岩塩だった。
さらに同じ深度を掘り進み、白く光る鉄鉱石も発見する。
これでようやく鉄の精製を行え、新しい家の設備を作ることが出来る。

鉱石が発見できたのは深度 40 マスほど。
結構な深さまで掘らないと見つからないようだ

Junk Jack
※Junk Jack X は縮小表示で画面を押しっぱなしにするとさらに表示が広域になります。

また、近くにあった木箱を開けたときにレシピを発見、「ハシゴ」の作成方法が判明した。
ようやく役に立つレシピが手に入った・・・

これらを使えば、本格的に家の設備を整える事が出来そうだ。

junkjack32
※Junk Jack X では、ハシゴの作成方法は最初から判明しています。


【 平面的 サバイバル生活 4日目 】

家に帰還し、まずは「作業台」の作成と設置を行う。
その後、その側で作成モードに入り(Junk Jack X では設置した作業台をタップし)、松明と石材を使って「」を作る。
これらは最初からレシピが本に載っているので問題はない。

Junk Jack

炉を設置したら、その前で作成モードに入り、鉱石2つと石炭1つで銅と鉄のインゴット(延べ棒)を精製
さらにインゴットを使って「金床」を作る。
これでようやく金属製品の作成が出来るようになった。

Junk Jack X では、金属の精製はもう少し詳細になった。
炉をタップすると専用のウィンドウが現れ、左側の枠には材料を、右側の枠には燃料を入れる
燃料は石炭でなくても良く、木材でも良いが、葉っぱや草は燃料にならない。

junkjackx1

後は待っていれば、自動的に精製が進行する。
完了まで少し時間がかかるが、必要なものを入れておけばウィンドウを閉じていても作業は進む
しかし大量の鉱石を精製したい時は、炉は複数あった方が良さそうだ。

ハシゴも作れるようになったため、せっかくなので家の拡張を行うことにする。
仮設で作っていた家を上に伸ばし、3階建てにして、上階を広くして作業台や炉、金床や糸巻き機などを設置した。

家が家らしくなり、やっと拠点が完成した気がする。
銅は当面使い道がないので、銅製のツルハシや剣に加工した。

Junk Jack

とりあえず第一段階は達成したという感じだろうか・・・?

だがぶっちゃけ、ここに来て行き詰まりも感じていた
だって家っぽくはなってるけど、ドアはないし、ベッドもないし、窓もない。
レシピがないから作り方が解らない。 目指すべき家具も解らない
延々と探索を続け、いつ出るか解らないレシピを待つのは不毛だ。

実はこのゲーム、課金要素があり、85 円で売られれている The complete craftbook(Full Craftbookを購入すれば、全レシピを確認できるようになる
正直、これを買わないとこれ以上の進展はない気がする。

せめてベッドなどの基本設備のレシピぐらいは、最初から用意しておいて欲しかった・・・
※Junk Jack X 以降は基本レシピはそろっています。

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と言う訳で、ブログの文字数制限もあるため、前編はここまでとします。

ついに課金生活に入るのか? そして無事に農産と酪農を行うことはできるのか?
以下、後編 に続く。

Junk Jack Retro(iTunes が起動します)
Junk Jack(新バージョン。一部仕様が異なります)

Wings Of Valor

空母から飛び立つ艦載機を操り、敵の駐屯地や軍艦などを空襲する、レトロゲームを復刻した横スクロールのシューティングゲームが登場し、ランキング上位になっています。
Wings Of Valor」です。

1989 年に Apple II で発売されていた「Wings of Fury」というゲームをベースにしており、よって正確にはリメイクと言うより続編になります。
iOS 版は昨年すでに発売されていたのですが、口コミで噂が広まったのか、某ジブリ映画の影響なのか、今になって日本でヒットしています。

昔のゲームを再現しているので、グラフィックはシンプルだし、内容もそんなに凄いという訳ではないのですが、延々とやり続けてしまう中毒性があります
とても丁寧に作られていて、難易度のバランスも良く、ゲームの根本的な面白さがあるのが、このハマりやすさの理由でしょうか。

Wings Of Valor

まず発進の仕方が解りにくいので、そこを解説しておきましょう。

ステージが始まったら、下部にあるプロペラのボタンを「数回」押します
昔のエンジンなので、何回か押さないとかかりません。

エンジンが動いてプロペラが回り始めたら、左にレバーを倒し、そのまま「余計なことはせずに」まっすぐ走りましょう
まっすぐ走っていれば揚力を得られるだけのスピードが出るので、そのまま空母の端から出れば、飛び立つことができます。

途中で余計なことをして減速すると揚力を得られるだけのスピードが出ず、海にポチャンと落ちます。
また右に行くと滑走路の長さが足りなくてスピードが出ず、やっぱりポチャンと落ちます。
左に移動して助走距離を取り、それから右に走れば右方向に飛び立つことも出来ますが、左に飛び立ってからターンした方が早いです。

飛び立ったら車輪のボタンを押し、脚を引っ込めます。 引っ込めないとスピードと揚力が落ちます。

以上が離陸の方法で、この説明でこれがどんなゲームなのかが解ると思います。
こういう「手間をかける面白さ」があるゲームは、昔の海外の PC ゲームにはよくありました。

着艦の方法は、まず車輪ボタンで足を出し、それから甲板の上にそっと(水平に近い角度で)降ります。
そんなに難しくはありませんが、甲板には飛行機にブレーキをかける「ワイヤー」が付いていて、このワイヤーの場所でなければ減速が行われません

ワイヤーは艦の右側に付いているので、右から降りた場合、ワイヤーの手前で降りないとそのまま走っていってしまいます。
左側から降りれば右にあるワイヤーまで距離があるので、そのまま走っていればブレーキがかかります。

着艦後は格納庫の上まで移動し、そこでスティックを下に倒せばエレベーターで艦内に格納され、帰投や補給、修理や換装などを行えます。

Wings Of Valor
※離陸前の状態。 まずはプロペラボタン。 それからまっすぐ左に移動し、そのまま飛立ちぬ。
プスン、プスン、ウィーン、ブルブルブル・・・ っていうローテクなエンジン音が良いです。


Wings Of Valor
※こちらは着艦した時の様子。 緑の矢印の部分に「よーく見ると」突起があり、そこに着艦用のワイヤーがあります。
格納庫の右側にあり、行き過ぎるとそのまま走っていってやり直しになるので注意。
なお、任務完了しても着艦し、エレベーターの上に移動して、格納庫に入るまで終わりになりません。 家に帰るまでが作戦です。


ゲームにはステージクリア型の「キャンペーン」と、敵の襲撃にどれだけ耐えられるかを競う「ディフェンス」がありますが、メインになるのはキャンペーンですね。

開始時に日本とアメリカのどちらでプレイするかを選択でき、日本だとゼロ戦(A6M ZERO)、アメリカだとヘルキャット(F6F HELLCAT)になります。
ゼロ戦は機動力に勝り、ヘルキャットは耐久力に勝ります。

キャンペーンの序盤は、敵の島に空襲をかけるステージが続きます。
上から爆弾をポイポイ落としていれば撃破できますが、破壊した建物から歩兵が出てきて、壊された設備を応急修理してしまいます
島を制圧するには建物を全て破壊し、さらに敵兵も全滅させなければなりませんが、爆弾の搭載数には限りがあるため、機銃で敵兵を狙う必要もあります

対空砲でダメージを受けたり、爆弾がなくなったりした時は、空母に戻って格納庫に入れば修理・補給できます。
またゲームが進んで別の機体や装備を手に入れていれば、そちらに変更することも可能です。

ただ、ステージによっては何度も補給に戻らなくてはならないため、それが面倒なのが難点ですね。
しかしこの「面倒さ」がゲームの良さだったりもするので、難しいところですが。

作戦を完了して帰還すればスコアが入り、さらにスコアに応じて Valor Point を得られます。
このポイントでパワーアップや新装備、新機体などを購入する事が出来るのですが・・・ 新しい装備の方が良いとは一概に言えません。

例えば、最初に買える「AP Bullet」は装甲貫通力のある機銃弾ですが、連射性能は下がるため、建物などを狙うのには良いのですが、空中戦や歩兵の掃討にはあまり向いていません。
「ROCKET」は強力なロケット弾を前方に撃てますが、どちらかと言うと空中戦用であり、爆撃には使いにくいです。
パワーアップも用途に合わせて使う感じでしょうか。

なお、「DIVE BOMBER」というパワーアップを購入すると、日本だと九七式艦攻(B5N KATE)、アメリカだとドーントレス(SBD DAUNTLESS)という攻撃機 / 爆撃機も使えるようになります。
スピードに劣りますが、爆弾の搭載量が多めです。

Wings Of Valor
※発進前の装備選択画面。 ちょっと解りにくいのですが、各装備欄がダイヤルのようになっていて、上下にスライドすることで装備品を変更することが出来ます。
アップグレードのリストも上下にスクロールするので見逃さないように。
購入に必要な Valor Point はやられると 10 %失ってしまうので、貯めている時は無理は禁物です。


最初は敵の島を1つ制圧するだけのステージが続きますが、次第に制圧する島の数が増えていき、敵戦闘機も迎撃してくるようになります。
ステージ 15 からは敵の軍艦も登場し、ステージ 20 からは敵編隊がこちらの空母を襲撃してくる防戦ステージも発生するようになります。

全体的に派手さはないのですが、適度なパワーアップ要素と遊びやすいゲームバランス、シンプルなのになぜか飽きの来ないゲーム展開で、冒頭でも述べましたが、延々とやってしまうゲームです
グラフィックや演出ではなく、ゲーム性で勝負している感じでしょうか。

iPhone だとキャラがすごく小さいのが難点ですが、それほどやり辛いということはありません。
iPad の方がプレイしやすいとは思いますが。

エンディングはなくひたすら続くようですが、100 ステージクリアのゲームセンターの実績があるので、これが1つの目標と言えるでしょう。
ディフェンスモードはスコア(撃墜数)を競う、普通のシューティングゲームに近い形です。

Wings Of Valor
※敵の軍艦を空襲している様子。 爆弾でも倒せますが、魚雷があればそれが一番有効です。
味方の駆逐艦を購入することもでき、対空砲で援護してくれます。
空母や駆逐艦の対空射撃は結構強いので、ワザと敵を引き寄せれば有利に戦えます。


価格は 170 円。 課金要素はありません。
この販売スタイルもレトロ(?)な感じで良いですね。
iTunes の説明文でも「ゲーム内購買(IAP)無し」というのが「ゲームの特徴」として紹介されています。

私はこのゲームの原作を知らないので、いわゆる「思い出補正」はないのですが、にも関わらずここまでハマれるってのは、やはり良く出来ているということなのでしょう。

良い意味で、限られたハードウェアでゲーム性を追求していた頃の、「レトロゲームらしい」内容です。

Wings Of Valor (iTunes が起動します)
Wings of Valor for iPad (iPad 専用版です)

怪盗ニポンスキー

四文字熟語を正しく答えると物語が進む、ストーリー付きの漢字クイズゲームが登場しています。
怪盗ニポンスキー」です。

開発したのは Comcept というメーカーで、「ロックマン」や「鬼武者」「バイオハザード」などの開発に携わった後でカプコンを飛び出した、著名なゲームクリエイター 稲船敬二 さんが起こした会社です。
スマホではすでに「おっさんたまご」などを公開しています。

ゲーム自体より、Comcept の(稲船敬二 さんの)作品ということで注目されているアプリですね。
内容はシンプルな語学クイズで、特筆するほどのものではないのですが、グラフィックや演出などのクオリティーは相応に高いです。

怪盗ニポンスキー

1章が12 話で構成されていて、ステージを選択するとちょっとしたストーリーシーンになり、その後に「熟語錠」と呼ばれる鍵を開ける四文字熟語クイズになります。

クイズシーンでは表示されている4つの漢字の中で、四文字熟語としておかしい文字を修正します
漢字はダイヤルになっていて、上下にスライドすると文字が変わり、正しい文字にして「解錠」ボタンを押すと正解なら次の問題に進み、誤答なら制限時間が減少します。
制限時間内に規定の問題数を解けばステージクリア。 制限時間の半分でクリア出来れば「お宝」が手に入ります。

似たようなクイズがテレビ番組の「ネプリーグ」に出てきますが、それをアプリ化したものと考えて良いでしょう。
テンポよく進みますし、無難に遊べる内容ですね。

ステージの合間には、声にやる気がない美少女怪盗や、頭がリーゼントの銭形風の警部、怪盗に一杯食わされるために生きているような大金持ちなどが登場し、寸劇を繰り広げます。

怪盗ニポンスキー
※一般的な四文字熟語の他に、何かの固有名詞とか、歴史上の人物の名前とかも出てきます。
解らない時は「お助け」のボタンを押せば、「間違っている文字の表示」「時間一時停止」「問題をパス」のアイテムを使えますが、パス以外のアイテムは使い捨てです。


怪盗ニポンスキー
※ルパンを追う銭形警部のポジションの豊野警部。 セリフもそのまんま。
ただストーリーシーンはかなり短いので、物語としての面白さを期待しすぎるとガッカリするかも。


怪盗ニポンスキー
※タイムオーバーになると解らなかった問題の答えを教えてくれます。
よって謎のまま終わるということはなく、ちゃんと語学学習として使えるものになってますね。


ちょっとしたボイスもあるし、サウンドや演出も良く、全体としては良く出来ています。

ただ、欠点に思えるのは・・・ 内容が単調すぎること
ダイヤルで文字を変え、四文字熟語を答える、そのたった1つのクイズ形式しかないので、ずっとやってると流石に飽きます。
各章のラストにボスが出るとか、特殊なクイズが出てくるとか、そういうゲーム的な「盛り上がり」が皆無

ステージ間のストーリーも非常に短く、セリフが1つ出て終わりという場合もあって、物語自体がそんなに先が読みたくなるとか、ワクワクするものでもないので、長くやる気になれません
このゲームは通勤通学時などに、ちょっとずつ進めていくのが良いでしょうね。

さらにアプリ本体は無料ですが、4章目以降は1章ごとに、課金通貨の「クリスタル」で購入する必要があります。
いわゆる「細切れ課金」であり、しかもいくら払えば最後までプレイ出来るのかが明確になっていません。

クリスタルは各章をパーフェクトクリアしても貰え、制限時間内の解答数を競う「チャレンジモード」でも獲得でき、それらを含めて計算すると、無課金でも最後の 10 章までアンロックできるようにはなっているようですが・・・
しかし全ステージでパーフェクトクリア出来なければもちろん無理。
消費アイテムを買ったり、パスできる回数を増やしたりしても当然足りなくなります。

そしてパーフェクトなどを考慮せずに 10 章までのアンロックに必要なクリスタルを計算すると、最低でも 435 円の課金が必要で、アイテムなどを使っていればもっと高くなります。

こういう課金形態はずっと非難されてきた訳ですが・・・ リサーチしていなかったということなのでしょうか?

さらにもう1つ難点を言うと、ダイヤルの操作がややし辛い
思わず回転させすぎてしまうミスが多発します。
タップで1コマずつ回転させられるようになっていれば、まだ遊びやすかったと思うのですが・・・

怪盗ニポンスキー
※ステージセレクト画面。 12 のステージ全てで★3つを獲得すると、達成時にクリスタルを3つ貰えます。
クリスタルは最初に5つ持っていて、1章から9章までパーフェクトすると 3x9 で 27 個。 合計で 32 個。
4章以降をアンロックするのに必要なクリスタルは5つなので、必要量は 5x7 で 35 個。
難易度はそんなに高くないので、チャレンジモードで3つ獲得できれば、なんとか無課金でいけないことはないのですが・・・


怪盗ニポンスキー
※クリスタルの購入画面。 熟語が苦手な人がアイテムを使いながらプレイしたかったら、700 円はいると考えた方が良いかもしれませんね。
まあ今更ですが、タダより高いものはないです。


オススメかどうかは難しいところですね。
問題がそんなに難しくなく、それでいて展開が単調なので、大人や大学生など、それなりの知識レベルがある人だとあまり楽しめないと思います。

しかしそこまでの知識レベルではない小中学生なら、四文字熟語の勉強になり、序盤は無料でも遊べ、相応にクオリティーも高いので、オススメと言うよりは、学習系アプリとして推薦できますね

個人的には、「有名クリエイターによる Comcept の作品」として考えると、正直物足りないです。
演出面はともかく、内容的には「携帯電話ゲー」に過ぎない感じ。
Comcept は怪盗ニポンスキーの他に「みじんこパズル」というものも公開したのですが、これも制限時間付きの「さめがめ」で、手軽に楽しめるアプリではあるけど、凡庸な内容です。

まあ、どちらも「中小の新興メーカーのアプリ」として考えると悪くない内容なので、そのぐらいに考えておいた方が良いのかもしれませんね。

怪盗ニポンスキー (iTunes が起動します)
みじんこパズル (iTunes が起動します)

アスファルト8:Airborne

スマホの2大レーシングゲームと言えば、リアル系の「Real Racing」シリーズと、カジュアル系の「アスファルト」シリーズですね。
特に アスファルト7:Heat は遊びやすいゲーム性と低価格で、世界的な大ヒット作となりました。
そのアスファルトの最新作が、満を持して登場しています。
アスファルト8:Airborne」です。

今作はもう、「凄い」です。
グラフィックが凄い、スピード感が凄い、そしてハチャメチャっぷりがもの凄い。
エアボーンの名の通り自動車なのに飛びまくり、ビルを突き破るわ、川を客船ごと飛び越えるわ、建物の上を飛び移るわ、道なき道を爆走します。

派手なクラッシュシーンも相変わらずで、ライバルを次々と粉砕。
それでいて遊びやすさは維持されていて、きっちりとした減速やコース取りをしなくても、何となく走れてしまう手軽さはそのままです。

コースレイアウトも前代未聞で、立体的な分かれ道や裏道がそこら中に存在し、アスファルトの良い部分を極限まで高めた内容になっています。

アスファルト8:Airborne

スライド操作やタップ操作も用意されていますが、初期設定は本体を傾けての操作です。
画面左側をタップでブレーキ、右側をタップで「ニトロ」を使用して加速します。
操作性はかなり良好で、アスファルトシリーズの操作のしやすさは健在です。

車の挙動はリアル系ではなく、ゲーム的に遊びやすくアレンジされていて、細かいブレーキングやスピード調整は必要ありません。
ただ、前作よりもノーブレーキで曲がれるカーブは減っていて、ヘアピンカーブなどではちゃんとブレーキングする必要があります。

と言っても、スローイン・ファストアウトのようなものを考慮する必要はありません。
カーブ中に一度ブレーキすると「ドリフト」になり、コーナリングが良くなって、急カーブでもそのまま曲がりきることが出来ます。
ドリフト中の挙動も調整しやすく、再度ブレーキを押すことで解除も簡単に行えます
(よってブレーキはドリフトの ON/OFF ボタンとも言えます)
ただし今作はドリフト中の減速率がやや高いので、ドリフトなしで曲がれるならその方が速いです。

コース上にあるニトロアイテムを取ったり、ドリフトやジャンプなどを行うことで「ニトロゲージ」が貯まっていき、ゲージがある状態で画面右側をタップすると、ゲージを消費して急加速します。

今作はニトロ使用中に再度ニトロボタンを押したり、タイミング良くニトロを再使用することで、さらに加速力を高めることが出来ます。
この超加速中はライバルカーにぶつかるだけで相手を吹っ飛ばすことができ、爽快にクラッシュさせまくることが出来ます。

今作には物理エンジンが盛り込まれていて、クラッシュした相手の車やパーツ、ぶつかった街灯や看板などが「リアルに」吹っ飛ぶようになりました。
クラッシュした瞬間には破片が飛び散ってスローモーションになる演出もあり、事故シーンの派手さは相変わらずです。

ただ、クラッシュしてもさせても、若干タイムロスするだけですぐコースに復帰します。
この辺もリアル系ではない、カジュアル系のレースらしい部分ですね。

アスファルト8:Airborne
※クラッシュシーン。 砕けるガラス、吹っ飛ぶドアとバンパー! さらに壊れた車自体がゴロゴロと転がっていきます。
物理エンジンの導入のおかげで、車の傾きや飛びっぷりは以前よりリアルになりました。
なお、ニトロの中断はブレーキで行います。


アスファルト8:Airborne
※メニュー画面もなかなかオシャレ。 キャリアモードや限定レースに移行するボタンの他に、フレンドの動向なども表示されます。
画面上部の緑色のボタンでショップへ移動、左上の車の表示をタップすると乗っているマシンを切り替えられます。
左下の「ワールドシリーズ」は1人用ではなく、オンライン対戦です。


そしてなんと言っても今作の特徴はコース。 もう、とんでもないコースになっています
これまでのアスファルトシリーズも裏道があったり、看板を突き破ったりしていましたが、従来の比ではありません。

分岐は数え切れないほど多くあり、コースによっては途中で道が5つぐらいに分かれていることも。
さらにあちこちにジャンプ台があり、これを使った立体的な分岐が多数存在します

ジャンプして隣の高速道路に飛び移るとか、建物の上に着地するとか、地下の排水溝を走るとか、巨大な乗り物の上に飛び移って踏み台にするとか、もう何でもアリ。
このためコースの全体もかなり広くなっています

あまりに分岐が多く、ライバルがちりぢりになり、順位や上位との差がよく解らなくなることもありますが、走っていて楽しいコースばかりなので、前作にも増して面白くなってますね。

アスファルト8:Airborne
※東京コース名物、イスやテーブルを蹴散らしながらビルの中を突っ切るシーン。
もはやゲームは暴走ドライブアクションの元祖「ランナバウト」のような状態。
ライトの光や車体の写り込みも美しいですね。 グラフィックの質はアスファルト7と同じく、使用機種によって調整されるようです。


アスファルト8:Airborne
※特大ジャンプで滑空中。 ジャンプ中でもコントロールが可能で、着地地点を調整できます。
きりもみ回転する「バレルロール」や、スピンしながらジャンプする「フラットスピン」などの曲芸ジャンプも可能。
ジャンプ中はニトロゲージが増えるのでうまく活用しましょう。


ゲームのメインは「キャリアモード」で、順位や条件の達成により最大5つの「★」を獲得でき、これを集めることで上位のレースがアンロックされていきます。
また、成績に応じて賞金が貰え、これで新しい車を購入することが出来ます

レースは通常のものの他に、他の車をクラッシュさせた数を競う「ノックダウン」や、最下位が時間と共に脱落していく「エリミネーション」などの変わり種もあります。
今作からは最下位が「ウィルス」に感染し、他の車に触れるとそれが伝染、感染している車はニトロが使い放題になるが一定時間後にクラッシュするという「インフェクション」というレースも追加されました。

ただ、特定のマシンを持っていないと参戦できないレースも増えています。
またマシンは D から S までの5クラスに分かれていて、クラス制限があるレースも多いです。
このため必然的に、様々なマシンを購入して随時乗り換えていくことになります
マシンのチューンナップ(パワーアップ)も出来ますが、2段階目からはかなり高額なので、参戦できるレースを増やすためにもマシンの購入を優先した方が良いですね。

購入にかかる費用は、上位のマシンを買うのは相応に大変ですが、当面は無課金でも貯められるレベルです
Real Racing 3 のように「ものすごーく頑張ってようやく新しい車が1台買える」とか「課金しないと長期的にはとてもやってられない」みたいな残念な仕様にはなっていません。
もちろん「納車やチューンナップには実時間がかかる」みたいなこともありません。
さすがに後半は辛くなってくるようですが・・・

キャリアモードの他に、オンライン対戦である「ワールドシリーズ」も用意されています。
マッチメイクは自動で行われ、対戦中のレスポンスも快適
他プレイヤーの車の挙動も自然で、通信ラグを感じさせません。

マシンのクラス分けなどがないので、性能差があるマシンがマッチングされてしまう事があるのが気になりますが、手軽に対戦できるのは良いですね。
また、このオンライン対戦でも賞金を稼ぐことができます。

アスファルト8:Airborne
※キャリアモードのレース選択画面。 8つの「シーズン」に分かれていて、最初のシーズン1だけでも 12 のレースがあります。 レース総数は180。
コースは全部で9つですが、レースによってスタートとゴールが変化し、逆走コースもあります。
最下位がウィルスに感染してニトロ使い放題になる「インフェクション」は、どちらかと言うとオンライン対戦向きかな。


アスファルト8:Airborne
※マシン選択画面。 マシンの評価が「ランク」という数値で表されていて、そのレースに参戦するのに適している「推奨ランク」が右上に表示されています。
ランクが推奨より 100 ぐらい低いと勝つのはかなり難しいので、新しいマシンの購入も考えましょう。
マシンの価格は「速さ=価格」ではありません。 同じクラスで上位のマシンほど高くなります。
C クラスの上位のマシンは、B や A の下位のマシンより遅いですが、価格は高いです。
つまり「価格=レースの勝ちやすさ」ですが、オンライン対戦の場合は単純に速い方が有利。


価格は 85 円。 ハッキリ言って破格値です。
アスファルト7 の時も「こんなのが 85 円で販売されたら、他のメーカーは商売あがったりじゃないか」と思ったのですが、今回も同様です。
課金圧力も高くないし、コストパフォーマンスは最高ですね

アスファルトシリーズはゲームロフトの看板タイトルになっていますから、かなり気合いが入ったものが出てくるだろうとは思っていましたが・・・ 予想以上でした

とにかく走っていて面白いゲームになっていて、Real Racing 3 が色々と不便なシステムになったので、私的な評価はもう完全にアスファルトの方が上です。
今作も間違いなくスマホの定番レースゲームになり、そして世界的なヒットになることでしょう。

アスファルト8:Airborne (iTunes が起動します)

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