iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2013年10月

木こり(きこりの与作)

まだ旧ゲーム界がファミコンに支配される前の古い時代、日本にはあまたの小ゲーム機が乱立し、互いに覇を競っていました。
そんな古代世界において、比較的安価なカートリッジ交換式のテレビゲーム機として、日本でもっとも大きな勢力を誇っていたのが、エポック社の「カセットビジョン」です。

そのカセットビジョンでもっとも人気のあった「きこりの与作」をアレンジし、さらにオリジナルのゲームも再現したアプリが iPhone で公開されています。
木こり」です。

オリジナルの再現版は昔のまんまで、正直エポック社の許可を取っているのかどうか疑問なのですが、「インスパイアされた」と明言されているし、とりあえずそこは触れないでおきます。
そもそもカセットビジョンの与作がアーケードゲームのコピーだったらしいし。

とりあえず、アレンジ版の紹介から行いたいと思います。 こちらは無料で遊べます。

木こり(きこりの与作)

方向キーやボタンはありません。
移動したい場所をタップするとそこに向かい、木をタップすると斧を振り、画面上部をタップするとジャンプします。

落ちてくるドングリや鳥のフン、走ってくるオオカミや地面から出てくるヘビなどをかわしながら、全ての木を伐るとステージクリア。
4ステージクリアするとその日が終わり、難易度が上がった翌日になります。

オオカミは斧で撃退でき、タップするだけで良いので簡単に倒せるのですが、ドングリやヘビの攻撃がひっきりなしに続くので難易度は高いです。
また、木を伐ると左右のどちらかに倒れ、それに巻き込まれても死んでしまいます。

難点は画面を直接タップするため、指で表示が隠れてしまい、常にプレイし辛さを感じること
これだったら仮想キーやボタン操作の方がマシですね。

シンプルなゲームですが、手軽に遊べるし、無料ゲームとしてはこんなもんかな、と思います。

続いて、むしろこちらがメインであろうオリジナルの再現版について。
ただしこれをプレイするには 100 円の課金をするか、アレンジ版で累計 256 本の木を伐り倒さないといけません

木こり(きこりの与作)

こちらは方向キーと2つのボタンで操作します。 この方が操作はしやすいです。

アレンジ版と同じく、イノシシの突進や鳥のフン、ヘビの攻撃などをかわしながら木を伐り倒していきます。
木を伐るには2ドット離れて斧を振る必要があり、やや場所がシビアです。

木を伐っていると枝が落ちてきますが、当たっても即死ではなく、しばらく動けなくなるのみです。
イノシシを斧で撃退するのはタイミングが難しいですが、ジャンプでも回避可能。
ただし斜めジャンプは出来ません。

なかなか難しく、ステージが進むと敵もどんどん高速に。
常に回避を優先するのがコツでしょうか。

木こり(きこりの与作)

アレンジ版は無料のミニゲームといった感じだし、オリジナルはゲーム史的には弥生時代や邪馬台国のレベルで、内容もその程度です。
1プレイは3分ほどで、ショートゲームと言えますね

ここまで古典的なゲームだと、思い出補正が働く余地もありません。
ただ、オリジナルを見たことがある人なら、その粗いドットグラフィックとピコピコ音が、頭の片隅にかすかに残る淡い記憶を呼び覚ましてくれます。

ゲームと言うよりは、ノスタルジーを感じるためのアプリでしょうか
このぐらいのゲームが 30 年で今のレベルまで進化した・・・ そんな技術の進歩を感じられるアプリと言えますね。

木こり (iTunes が起動します)

まいにちスペランカー

ひ弱の代名詞、「ファミコン史上最弱のヒーロー」とも言われる、すぐ死ぬことで有名な冒険家が無謀な地底探検に挑む、1985 年発売のレトロゲーム「スペランカー」が iPhone に移植されました。
まいにちスペランカー」です。

このゲームは今年の7月に au の Android アプリ取り放題サービス「au スマートパス」用に公開されていたゲームを、iOS に移植したものです。

開発元は Tozai Games というメーカーで、ここはロードランナーとスペランカーの版権を活用するために設立された会社と言えるので、今年の初めに Lode Runner Classic が発売された時点で、スペランカーも iOS に登場することは予想されていました。

それが PS3 で発売された「みんなでスペランカー」のようなアレンジ版になるのか、それともオリジナルのままになるのか注目と言えましたが、今回はとりあえずオリジナル版を再現したようですね。
まあ再現というか、au スマートパス版の移植なんですが。

まいにちスペランカー

操作は十字キーとジャンプ・攻撃の2ボタン。
主人公「スペランカー」を操り、途中にあるお宝を集めながら、カギを取り、扉を開け、最深部にある財宝の眠る遺跡を目指します。

このゲームの最大の特徴であり、ゲーム性にもなっているのは、主人公がすぐ死ぬこと
自分の身長の高さから落ちたら死ぬ、下り坂でジャンプしたら死ぬ、コウモリのフンに当たったら死ぬ、自分が撃った照明弾の燃えカスで死ぬ、何もしてなくてもエネルギー切れで死ぬ。

とにかくすぐ死ぬため、小さな穴をジャンプするだけでも緊張が走ります。
これが1つのゲーム性になっていて、単にロープを飛び移っていくだけのシーンも、スペランカー先生のひ弱っぷりのおかげで死と隣り合わせのサバイバルゲームになります。
さすがは自称冒険家、スリルとサスペンスの与えっぷりは他の追従を許しません。

ただ先生の動きは結構機敏で、ある程度慣れればサクサク進行できるし、1UP する機会も多く、死んでも近場から復活できます。
マゾゲーと言うほどシビアなタイミングが必要な場面も(少なくともオリジナルステージには)ないし、ゲーム自体はテンポ良く進み、テンポ良く死ねます
この辺が人気の理由の1つと言えますね。

また、当時は国民的ヒーロー「スーパーマリオ」が大ヒットしている最中で、些細なことで死にまくるスペランカーの正反対な様子が、いかにも「おバカ」っぽくてウケたというのもあるでしょう。

まいにちスペランカー
※迷宮内には地底湖やトロッコ、間欠泉などの変わった地形もあります。
水に濡れる程度ではさすがのスペランカー先生でも死なないようです。 泳げないけど。
左右には壁紙が表示されていますが、このカッコイイ絵柄は先生には激しく合ってません。


まいにちスペランカー
※青い矢印で示している宝石は隠しアイテムで、特定の壁を爆弾で破壊すると出現します。
それなりの厚さの壁なので、見た目でだいたい見当が付くはず。
なお、この画像は2周目で、黄色の矢印の場所には本当はカギがあるのですが、見えていません。
2周目はカギが見えず、3周目は見えない+ジャンプしないとカギが取れない、4周目は見えない+フラッシュを使わないとカギが取れなくなります。


今作にはオリジナルのステージに加え、上級者用の追加ステージが付属されています
アンロックするにはそれぞれ 100 円の課金が必要になりますが、より難易度の高い地下世界が広がっており、本編をラクにクリアできる人でも苦戦は必至でしょう。
その分、チャレンジのし甲斐はありますね。

難点は、やはり操作性です
十字キーの操作性は「悪い」という程ではないのですが、スペランカーは些細な操作ミスが死に直結するゲームです。
かなりシビアなゲームのため、操作性が「そこそこ」だとプレイし辛く感じるのは否めませんし、それが原因のミスも多発します。

十字キーの反応範囲も見た目通りで広いとは言えず、キーの位置のカスタマイズなどもありません。
Lode Runner Classic にあった「指の位置を確認できる表示」もありません。

正直、このゲームはタッチパネルとの相性が良いとは言えないので、物理コントローラー推奨と言えるかもしれませんね。
ロープから足を踏み外さなくなる「ロープアシスト」の機能もあるのですが、これでプレイしてもスコアはランキングに登録されません。

また、これはこのゲームが悪い訳ではないのですが、iOS 7 の iPhone / iPod touch でプレイしていると、コントロールセンターの影響で十字キーの下の反応が悪くなる問題があります。
これは iPhone 本体の設定で「コントロールセンター」を選択し、「App内でのアクセス」をオフにすることで改善されます。

まいにちスペランカー
※マップの特定の場所でジャンプすると隠しアイテムが出現します。
あやしそうな何もない行き止まりでは試しに飛んでみると良いでしょう。
隠しアイテムには 1UP、しばらく得点2倍、しばらく無敵、しばらくスピードアップの4種類があり、取ると左右の壁紙が変わります。
スピードアップすると操作が困難になり、すみやかに逝くことが出来ます。


まいにちスペランカー
※追加ステージのワンシーン、滝の流れる洞窟。 ロープだらけで難易度はかなり高め。
追加ステージには「みんなでスペランカー」で見た覚えのある地形が多いので、それを利用して作っているものと思われます。
少なくとも BGM は、みんなでスペランカーと同じですね。


まいにちスペランカー
※2つ目の追加エピソードは、ステージ3にある上の画像のロープに飛び移るタイミングがシビア過ぎてやってられない・・・
噴水で上下している足場が黄色のラインの位置の時に飛び移ればよいのですが・・・ ちょっとでもズレてると即死。


価格は 400 円。 au スマートパスが月額 390 円なので、それを元にした設定でしょうか。

私的には、最大6人で同時オンラインプレイが出来た「みんなでスペランカー」の怒濤の死にっぷりがすごく楽しかったので、iPhone でもそれを密かに期待していたのですが、さすがにそれを移植するのは困難でしょうか・・・
でも、オリジナルも遊びたかったので、発売されたことは個人的には嬉しいです。

「レトロゲーム」であり、懐かしさを感じることの出来る人向けのアプリだと思いますが、色々な意味で伝説のゲームなので、興味のある方は試してみても良いと思います。
操作に難はありますが、手軽に楽しめるゲームですね。

まいにちスペランカー (iTunes が起動します)

G1牧場ステークス

モバイル用の経営シミュレーションゲームの老舗「カイロソフト」が、新たに競走馬の生産と育成を行う競馬牧場シミュレーションゲームを公開しました。
G1牧場ステークス」です。

ガラケーでは昨年3月、Android では昨年末に公開されていたゲームで、iPhone 版はそれからかなり時間が経ってからの公開となりました。
最近のカイロソフトは課金型のゲームが多く、その点を心配している方も多いと思いますが、今回は完全に売り切りのゲームとなっています。

カイロソフトのゲームは ゆけむり温泉郷お住まい夢物語 のような施設配置型と、開幕!!パドックGPサッカークラブ物語 のようなコマンド選択型に分かれますが、このゲームは「複合型」と言って良いでしょう。
競走馬の育成はコマンド型、牧場の経営は施設配置型となっています。

ただ、育成はほぼ自動で、施設の配置もそんなに難しく考えなくて構いません。
それでも戦略性・ゲーム性はカイロソフトの中では高い方で、育成と経営がうまく相互作用しています。
競馬シミュレーションと言うよりは「競走馬生産牧場運営ゲーム」であり、なかなかユニークな作りですね。

なお、この記事に掲載している画像は全て横向きですが、縦でも横でも遊べます
今回は課金による制限もないため、最初からどちらの向きも選択可能です。

G1牧場ステークス

競走馬を購入し、牧場に調教施設を建設すると、自動的に競走馬の育成が行われます。
調教師 兼 騎手を雇い、馬をレースに出場させると、結果に応じて賞金を得られます。
レースに勝てば牧場の知名度が上がり、見学者が訪れるようになるので、ショップを作っておくと売上金を得られます。
そうして稼いだお金で設備の増設などを行い、上位のレースに勝てる馬の生産を目指します。

馬の調教は基本的に自動です。 優先して利用する施設や調教師を設定することも出来ますが、絶対ではなく、足りない能力を伸ばすようにオートで進められます。
馬の育成についてプレイヤーがやることは施設の建設のみで、あとはほっとけば徐々に能力が上がっていく感じですね。
ですから普段やることは「見てるだけ」ですが、まあこの辺はいつものカイロソフトといったところでしょうか。

レースに登録すると、翌月にレースシーンに移行します。
プレイヤーが出来るのは開始前に 逃げ・先行・差し・追込 の走り方を指示するのみ。
開幕!!パドックGP みたいにレース中にオーラの発動を行ったりすることはありません。

G1牧場ステークス
※レース開始前の「戦法」の指示画面。 基本的に短距離レースは逃げ・先行有利。
ゲーム序盤は小回りコースの短距離レースが続くので、常に逃げにしておきましょう。
距離が 1600 を越えるレースになったら、先行や差しも考慮した方が良いです。
基本的にスタミナ型は逃げ・先行、スピード型は差し・追い込み向きです。


G1牧場ステークス
※騎手の能力によって馬のステータスにボーナスが付きます。
ゲーム序盤は騎手の能力が高い人は調教の能力が低く、調教の能力が高い人は騎手の能力が低いので、調教用の人と騎手用の人を別に雇っておいた方が良いですね。
調教は自動的に調教能力の高い人が行ってくれます。


「調教やレースが自動だと、やることがほとんどないじゃん」と思われるでしょう。
実際、ゲーム序盤はそうです

しかしレースに勝つと、そのレースを見ている競馬ファンの「知名度」が上がります。
知名度が上がったファンは、牧場に見学に訪れます。
そして牧場のショップや休憩室を利用し、その施設の品質が高いと、牧場に対する「評価」が高まっていきます。
この評価が高まることで、新しい設備や技能を貰えたり、購入できるアイテムが増えたり、上位の血統の馬を利用できるようになります。

つまり強い馬を作るには、調教設備を拡張したりお金を稼ぐだけではダメで、訪れた人を満足させる施設の充実も必要になる訳ですね。
施設の効果を高めるにはアイテムを使って「品質」を上げ、さらに周辺に植物などを植えて「魅力」も高める必要があります。
この辺がカイロソフトらしく、他の競馬ゲームとは全く違う「生産牧場シミュレーション」らしい部分です

このシステムが解ってくると、お金は調教や騎手の訓練だけでなく、アイテムの購入などにも費やされることになるので、常に金欠になります。
そして賞金を稼ぐために馬をどんどんレースに出場させることになり、それによって上位のレースや新しいアイテムも登場して、出来ることも増えていきます。

G1牧場ステークス
※レース後の知名度の上昇画面。 ファンの知名度が上がると見学者が増え、企業の知名度が上がると草レース(特別レース)に出場できます。
レースごとにファンが異なるため、特定のファンの知名度を上げるために同じレースに何度も出場することも必要です。
ただし知名度はあくまで来客を増やすものであり、その来客に満足してもらうには牧場施設の品質を上げなければなりません。
なお、調教施設も品質を高めることで効果がアップします。


競馬シミュレーションゲームに必須なのが「馬の血統」の要素。
このゲームも馬の「種付け」を行え、子孫を繋げることが出来ます。

このゲームはちょっと変わっていて、引退させていなくても一定の馬齢になれば「種付け」を行えます。
ただ数ヶ月いなくなるので、普通は引退馬か引退間際の馬を使うと思いますが。
(引退馬はすべて近くの牧場で管理されていることになっています)

馬はそれぞれ「スタミナ上限」「速度上限」「ゲート能力」などの「因子」を持っています。
仔馬にはこの因子が継承され、例えば「速度上限」を持つ父と「スタミナ上限」を持つ母を合わせれば、その両方を持つ仔馬が生まれます。
購入馬は2つの因子しか持っていませんが、仔馬は最大5つまで持てるので、つまり買った馬より種付けで作った馬の方が因子が多い分、強くなることになりますね

馬には個別の「血統」もあり、上位の血統の馬ほど基本能力と技能の習得数が増えます。
ただし上位の血統を利用できるようにするには、見学者の評価を最大まで高めて「血統研究書」を得なければなりません。

G1牧場ステークス
※買った馬は2つの因子を持っているので、最初の仔馬は2+2で4つの因子を持つことになります。
因子は5つまでなので、次の仔馬は古い因子(一番左の因子)が1つ消えます。
ただし同じ因子を隣同士に並べる形で配合すると、因子が合体して、1つで2倍の効果を持つ強い因子になります。


このゲームを「競走馬育成シミュレーション」として見た場合、「浅く」感じるのは否めません。
馬の能力の上限値が最初から見えているので、その馬でどこまで戦えるのか、どこが限界なのか、すぐに見当が付くからです。

ただ、カイロソフトのゲームは解りやすさ、遊びやすさも大きなウリと言えるので、カイロのゲームとしてはこれで正解なのかな、とも思います。
このゲームはあくまで「生産牧場運営シミュレーション」で、継続と経験により着実に馬の能力や牧場の収益が上がり続けていく・・・ そう考えるとカイロらしい作りと言えますね。

価格は 500 円。 冒頭で述べたように課金要素はないので、安心して遊べます。
実際の競馬をシミュレートした部分は少なめですが、カイロソフトらしいアレンジであり、経営 SLG が好きな方には文句なくオススメです。

G1牧場ステークス (iTunes が起動します)


【 ちょこっと攻略 】

・ゲームの基本的な流れは、勝てるレースに勝つ → そのレースの競馬ファンの知名度が上がる → 知名度の上昇によってそのファンの見学者が増える → 見学者が施設を利用して評価が高まる → 評価の向上によりアイテムや技能などを貰える → 評価が最大になると「血統研究書」が貰える → 血統の研究を行う → 購入・種付けできる馬の血統が増え、より強い馬を得られるようになる → 強い馬で上位のレースに勝利する → 新しいファンの知名度が高まる・・・、という形です。

・序盤は小回りコースの短距離のレースばかりです。 よって「逃げ」が有利です。
・「逃げ」か「追込」にすると目立つので、レース後の知名度の伸びが良くなります。 よってますます逃げが有効です。
・最初から使える血統の「ドサンコ系」はスタミナ型で、逃げとダートに強く、序盤はこちらの方が有利です。
・もう一つの初期血統「シャトー系」は因子が「速度因子」「瞬発因子」なので、種牡馬として適しています

・ゲーム序盤は調教の能力が高い調教役と、レースで主戦騎手にする騎手役を別々に雇用しておきましょう。
・上位のレース(500 万下、1000 万下 など)に勝つと、より能力の高い調教師&騎手が登場します。
・最初からある騎手の特訓はあまり能力が上がりません。 特訓を増やすにも見学者の評価を高めることが必要です。

・ゲームが進むと厩舎を増やし、多くの馬を持てるようになりますが、出場できるレースは毎月1つだけなので、4頭いればローテーションを回せます
・馬の数に応じた調教師と調教施設が必要で、月給や維持費もあるため、増やせば良いと言うものではありません。 3~4頭を基準にした方が良いでしょう。

・調教施設はゲームの進行によって増えていきますが、能力が瞬発しか上がらない坂路、器用しか上がらないスラロームは効率が良いとは言えません。
最初からあるウォーキングコースとプールの組み合わせで当分問題なく、最終的には芝コースとダートコースの2つで十分になります。
・芝コースは新馬特別競争に勝った後に出てくる 1000 万特別で勝利すると得られます。

・調教師がちゃんと乗っていれば、能力が上限になっていても能力値は少しずつ上がっていきます。
・放牧地は馬の数が3~4頭になり、ローテーションを回せるようになれば無理に必要なく、むしろ調教できる時間が減って能力の伸びは悪くなります。 能力が上限になった馬の調子を整えるのには使えますが・・・

牧場のショップや娯楽施設の品質はゲームの進行に非常に重要です。 アイテムで品質を上げ、周囲に植物をおいて魅力を高めましょう。
・調教施設も品質を上げれば効果が増すので、長く使うものはアイテムで強化しておきましょう。
・ショップや娯楽施設は、異なる種類のものであれば見学者がハシゴしてくれます。 新しいものが手に入ったら1つずつ設置しておきましょう。 同じ施設をたくさん配置しても利用者はどれか1つしか使ってくれません。
・レースに勝利するとバスがやってきて、勝ったレースの競馬ファンが大勢訪れます。

・種付けは「因子」に注目して行いましょう。 G はガッツ(根性)、SG はスタートゲート、I はインテリジェンス(知性)、V はバイタリティ(丈夫さ)の略のようです。
・知性は技能の習得成功率に影響しますが、重要度は低いです。
・自牧場の馬は全て牡馬です。 種付け時に選択するのは牝馬のみです。
・仔馬は5つの因子の習得枠を持っていて、牝馬の因子が右に追加されていきます
5つを越えると、一番左側の因子から外されていきます
・同じ因子を隣同士に並べる、つまり種牡馬側の最後の因子と、牝馬側の最初の因子を同じにすると、因子が合体して1枠で2倍の効果を持つ「」の因子になります。
・合体が起こらない順番の場合は、同じ因子でもそれぞれが枠の中に入ります。
・上位の血統の中には、最初から強の因子を持つ種類もあります。

種付けは6月~7月に行うのがベストです。 仔馬が産まれて成人するまで7ヶ月ほどかかるので、6月に種付けすれば1月に成人します。 年が明けた瞬間に馬齢が増えるので、5月に種付けして12月に成人してしまうと直後に2歳馬になってしまいます。
仔馬の血統は、成人になる瞬間に決定されます。 父の血統と母の血統、どちらになるかは五分五分です。
・芝とダートの得手不得手は血統によって決まります。
・やや邪道ですが、上位種の方が基本ステータスが高く、技能を付けられる数も多いので、成長直前にセーブしておき、望む方でなかった場合はやり直した方が・・・

・本来はゲームクリア時のデータが引き継ぎの対象となるのですが、このゲームはクリアしていなくても、セーブすれば引き継ぎデータが随時更新されます
・つまり初プレイ時の5年目でも、セーブしてやり直すと、その5年目のデータを引き継いでリスタートできます。 これを利用すればいきなり有利に・・・
・引き継ぎされるデータは、調教師 兼 騎手の能力、最後に所持していたアイテムのうち2種類(選択可)、発見済みの植物1つずつ、研究済みの血統と同じ数の血統研究書です。

Mosaika(隠された世界)

自然美の美しい手軽に遊べるアドベンチャーゲーム The Lost City(ロストシティ)を開発したアメリカのメーカー Fire Maple が、新しいアドベンチャーを公開しています。
Mosaika」です。

※現在はアプリ名が「隠された世界」に変わっています。

ちょっと不思議な魔法の町を探索する物語となっており、画面をタップするだけでサクサク移動と調査が行える手軽なシステムと、書き込みの細かい美しいグラフィック、難しすぎず遊びやすい難易度などは、ロストシティのものをそのまま継承しています。

また、今回は最初から日本語に対応しています。

Mosaika

インターフェイスはロストシティと変わりません。
アドベンチャーゲームですが文字が表示される部分は少なく、コマンド選択もありません。
移動は道の先や入口をタップして行い、調査も調べたいものをタップ。
操作はスマホ/タブレットに最適化されており、ほとんど文章を読む必要もないのでテンポ良く進められます

バッグのアイコンをタップすると、所持品と地図、虫眼鏡のアイコンが表示されます。
地図を選ぶと移動ルートが書かれた簡易図が表示され、迷子になりにくいようになっています。

そして虫眼鏡のアイコンをタップすると、何をすべきかのヒントが表示されます。
このヒントがヒントと言うより、そのものズバリ「解答」で、先に進む方法が解らなくなってもこれを見れば悩むことはありません。
今回は最初から日本語になっているので、ますます解りやすいです。

謎やしかけは多いのですが、そんなに難しいものはなく、解らなくなってもヒントをチェックすれば良いので、とにかくサクサク進行できます。

このプレイヤーを悩ませようとしていない、「美しい風景とゲームの進行を楽しんで貰おう」という、ある意味割り切ったスタンスは、ロストシティの時と同様ですね。

Mosaika
※マップ画面。 サムネイル形式になっていて、相関図や現在地が一目で解ります。
タップだけでサクサク動けるので、移動のめんどくささもありません。


Mosaika
※今回も謎解きのヒントになるものを発見すると、それが自動的にメモに書き込まれます。
メモはイラストになっていて、いつでも確認可能です。 謎は悩ませるものではなく、解いて貰うもの・・・ そんなコンセプトのゲームですね。


Mosaika
※途中にちょっとしたパズルをするシーンもあります。 パズルはどれも一目でルールが解り、それほど難しくありません。
ゲームのアクセントになっていて良いですね。


ロストシティはヒントを見ても解りにくい場面がありましたが、今回はヒント機能が前にも増して強力で、「俺は最後まで見ずにプレイする!」というポリシーでもない限り、ラストまでラクに進められるでしょう。
クリアまでは1時間弱ぐらいでしょうか。

よってボリュームのあるゲームではありませんが、このゲームはこのぐらいのサクサク感と手軽さがウリだと思うので、これで良いと思います。
出来るだけヒントを見ないで進めた方が楽しめるとは思いますが。

落ち着いた BGM も良く、安心して楽しめる雰囲気のゲームですね。

Mosaika
※相変わらず細かい書き込み。 1枚絵だけで展開されるゲームで、演出は少ないのですが、それでもここまで書き込まれていると「おおっ」と思えますね。

価格は 100 円。 この値段でこれだけ楽しめれば十分過ぎる程でしょう。
※現在は定価 240 円になっています。

ロストシティ が四季折々の自然美をテーマにしていたのに対し、今回は町の中を探索するゲームなので、正直言って日本人としては、前作の自然の中を散策するゲームの方が良かった印象はあります。
今回の舞台は「普通のアドベンチャーゲーム」という感じを受けますね。

それでも美しい風景を眺めながら探索できる、環境ソフト的な楽しみのあるゲームであることは変わりません。
今回も万人にオススメできるアプリです。

Mosaika(隠された世界) (iTunes が起動します)

【お知らせ】iPhone おすすめゲームアプリ FPS編 公開

本家の iPhone AC に追加中の、iPhone 新規ユーザー向けのジャンル別おすすめゲーム紹介ページ
新たに「FPS 編」(3D ガンシューティング編)を追加いたしました。
オープンワールドのゲーム(広い町の中を自由に散策できるゲーム)やクライムゲーム(犯罪が可能なゲーム)もこのページに含めています。

技術的・映像的に優れたゲームが多く、iPhone のキラータイトルと言えるソフトが並んでいます
一方で、かなりマニア向けのジャンルであり、ガッツリ遊ぶゲームが多いので、普段あまりゲームをやらない人だと取っ付き辛いジャンルでしょうね。
一応リストには、遊びやすいガンシューティングも含めています。

iPhone おすすめゲームアプリ FPS(3D ガンシューティング)編


今回も選出したアプリとその理由、さらに選出を考えたけど除外した「次点」のアプリとその理由を掲載いたします。
また、次点とまでは行かなくても、知名度が高いものや、見どころのあったゲームも合わせて紹介しておきたいと思います。
評価は私の独断と偏見なのでご了承下さい。

【 選出作品 】

モダンコンバット 2 / 3 / 4 (選出)
スマホの FPS を牽引するメジャータイトル。 ゲームロフトの CoD(Call of Duty)だったけど、もう旗振り役になった印象がありますね。
グラフィックも内容も圧倒的。 そしてオンライン対戦モードについては独擅場です。

N.O.V.A. 3 (選出)
SF の FPS。 3 になってクオリティーとゲーム内容が大幅にパワーアップ。
アメリカ的で壮大な SF ストーリーが展開されるゲームで、モダンコンバットとこれがゲームロフトの、そしてスマホ用 FPS の看板タイトルでしょう。

Dead Space (選出)
EA が放ったスマッシュヒットタイトル。 SF でホラーな FPS で、恐怖感を煽る演出が満載。
敵が多すぎると逆に恐くなくなりますが、このゲームはいつ襲われるか解らない恐怖を満喫(?)できます。
課金ゲーに傾倒しつつある EA が、そうなる前に公開した作品。

マックス・ペイン モバイル (選出)
ギャング映画を体験する、シネマ的アクション FPS。
映画を彷彿とさせる演出とカメラワーク、そしてセリフ回しが渋い! 価格も安いのでお得です。

DEAD TRIGGER 2 (選出)
先日まで前作の紹介にしてたのですが、この前公開された続編が前作の上位互換だったので、続編の紹介に入れ替えました。
手軽に楽しめる、マニア向けじゃない FPS は貴重だと思います。

Call of Duty: Black Ops Zombies (選出)
クリアや育成要素はないけど、プレイヤーの経験と戦略で少しずつスコアを伸ばしていく、最近あまり見ないタイプの FPS。
こういうゲームがうまく作られていると、本当に名作という気がしますね。

EPOCH. (選出)
カジュアルゲーム枠。 ゲーム性は FPS と言うより「豪華なゲームウォッチ」なんだけど、マニアックなジャンルなので、こういう遊びやすいガンシューティングも入れないとダメだろうということで。
iPhone でも Android でもユーザー評価はすごく高いです。

Grand Theft Auto: Vice City (選出)
その辺の人をフルボッコにして銃を乱射して車で事故って警察に捕まるゲーム。
オープンワールドのクライムゲーム(犯罪ゲーム)の定番で、日本はもちろん欧米各国でも上位常連。
でもクライムゲームは子供に見せちゃダメ!

ギャングスターベガス (選出)
ゲームロフトの GTA だったけど、この作品から路線変更? 作り込みよりもゲーム要素重視に。
こちらの方が遊びやすく、本編のストーリーを進めやすいので、ややライト向けのクライムゲームと言えます。

【 次点 】

アメイジング・スパイダーマン
スパイダーマンになって町を飛び回るのが楽しいオープンワールドのゲーム。 でも戦闘は簡素。
戦うよりも移動する方が楽しいという希有なゲーム。

ダークナイト ライジング
バットマンになって町の各所で起こる事件を解決して回るゲームで、正面切って戦うのではなく、不意打ちで敵を倒すメタルギア的なゲーム性が良い。 選出はしなかったけど秀作。

N.Y.Zombies
移動はなく、立ち止まって迫り来るゾンビを撃退するガンシューティング。
多数の武器を切り替えながらガンガン撃ちまくるゲーム性が良く、武器やパワーアップも豊富でサクサク強化でき、やってて飽きない。
古いゲームでグラフィック的に見劣りするので次点にしたけど、ファンは多い。

Call of Duty : Strike Team
満を持してやって来た本家 Call of Duty。 しかも移植ではなく iPhone オリジナル。
上空から見下ろした操作モードがあり、完成度は高いけど、もうちょっとボリュームは欲しかった。
スマホにおいてはまだモダンコンバットには及ばない。

SHADOWGUN
DEAD TRIGGER で有名になった MADFINGER の出世作。
前触れなく出てきた高品質なグラフィックのゲームで、Unity のパワーを見せつけた作品。
ただ中盤の展開が単調で、やや間延びしていたのが残念。 ラスボス戦は良いです。

Deus Ex: The Fall
スクエニが発売した FPS と言うことで話題になったけど、開発したのはイギリスのメーカー。
グラフィックが超綺麗でクオリティーは高いけどボリュームは少なめ。 物語的には序章に過ぎない。

MASS EFFECT INFILTRATOR
遮蔽物に身を隠しながら戦う SF の FPS。 クオリティーは高いが難易度も高め。
このゲームはシリーズ作の1つだが、これだけやってもストーリーの全貌がよく解らないのが難点。

【 今となってはもう古い作品 】

Brothers in Arms 1 / 2
第二次世界大戦ものの FPS。 1 は今見るとさすがに古いけど、スマホで最初の本格的な FPS 系だった。
2 はアップデートで課金要素が加わってゲーム性が変わった模様。
このシリーズはもう続編は出ないんだろうな・・・
※開発中だそうです。 アメリカのゲーム展示会でデモが公開されていました。

バイオハザード4
知名度が高いので上げておきますが、iPhone 初期の作品であり、今見るとグラフィックもゲーム性もかなり見劣りします。
でも当時はこのゲームを見て、色々と期待を膨らませたものです。

レインボーシックス
FPS っぽい視点で戦略的な RTS をやろうとしたようなゲーム。 個人的には高評価でした。
でもやっぱりみんな、FPS ではバンバン撃ち合いたいんだよね・・・

Splinter Cell Conviction
メタルギアが単なるガンシューティングで多くのユーザーがガッカリしていた頃に出た、メタルギア的な潜入アクションゲーム。 当時としては高クオリティーで楽しめるゲームでした。

(消滅)RAGE HD
強制スクロールのガンシューティング。 グラフィックのクオリティーが非常に高く、動きも超滑らか。
ゲーム性も高くて人気だったのですが、アップデートでおかしくなり、そのまま非公開になってしまいました。
PC で発売された本家の RAGE も不振だったようで、その後が心配です・・・

バットマン:アーカム・ビギンズ

アメリカン・ダークヒーロー「バットマン」が活躍する、非常にハイレベルなグラフィックの新しい格闘ゲームが公開されました。
オープニングムービーを見て「スゲー!」、3D グラフィックを見て「スゲー!」、ゲームをやってみて「・・・・・・」。
それが「バットマン:アーカム・ビギンズ」(Batman: Arkham Origins)です。

開発は格闘残酷洋ゲー「モータルコンバット」シリーズの開発元として知られ、Batman Arkham City Lockdown の開発も行っている NetherRealm Studios というメーカー。
実績と技術力のあるところで、その片鱗はグラフィックにおいて感じることが出来るのですが、ゲーム内容は「海外メーカーが作ったグリー/モバゲーのゲーム」といった印象。

ソーシャルゲームではないのですが、しかし明らかにゲーマー向けでもない。
日本でも最近よく見られる「ソーシャルゲームメーカーが作ったスマホ用アクションゲーム」といった感じです。

なお、同名の PS3 や XBOX 360 用のゲームが12月(日本では本日)発売される予定ですが、それとは全く別物ですのでご注意下さい。

バットマン:アーカム・ビギンズ Batman: Arkham Origins

ステージが始まると敵が1人ずつ順番に現れ、それを殴り倒していきます。
攻撃方法は画面を連打するのみ。 3発殴ると矢印が出て、その方向になぞると大技が出ますが、操作はかなりシンプルです。
移動はありません

画面左下にはガードボタンがあり、これを押しっぱなしにしていると相手の攻撃を軽減できます。 回避はありません
右下にはモード(スタンス)の変更ボタンがあり、攻撃重視の「アサルトスタンス」と防御重視の「ガードスタンス」を切り替えられます。

基本的には、敵を殴って、そろそろ攻撃してきそうだなと思ったらガード。 その繰り返し
時間の経過によって特殊技を使うことができ、その種類はアサルトスタンスかガードスタンスかで異なります。
攻撃力や防御力も変わるので、理想を言えばアサルトスタンスで殴り、その後にガードスタンスで防御する形になりますが、急に攻撃されることもあるし、切り替え時にはスキが出来ます。

ただ、アサルトスタンス中でもガードスタンスの特殊技のチャージは行われているので、アサルトスタンスで戦いつつ、ガードスタンスの技のチャージが貯まった頃に切り替えて、特殊技を発動したら元に戻す、みたいな戦い方は有効です。

バットマン:アーカム・ビギンズ Batman: Arkham Origins
※ガードスタンスの特殊技、体力回復(ヘルスブースター)。 ずっとガードスタンスで戦わなくても、ガード技のチャージは行われるので、随時アサルトとガードを切り替えた方が良いですが・・・
ある程度ゲームが進むと、パワーアップの都合上、どちらかをメインにした方が良くなります。


バットマン:アーカム・ビギンズ Batman: Arkham Origins
※敵の銃撃をブロックしているシーン。 でもアサルトスタンスだとガードしても結構痛い。
しかしスタンスの切り替え直後はガードボタンを押しても反応しないため、とっさに「切り替え→ガード」をするのはうまく働かない場合が多いです。
スタンスの切り替えはスキを見て行った方が良いですね。


ステージをクリアすると経験値と資金を得られ、稼いだお金でパワーアップやバットスーツの購入を行うことが出来ます
スーツはゲームの進行によって新しいものが登場し、ステータスが大きく上がるため、かなり高額ですが将来的には買い換えていかないと勝てなくなります。

特殊技も資金で習得とパワーアップを行う形で、スタンスの効果もアップさせることが出来ます。
ただその影響で、一方のスタンスを集中的に強化し、そちらをメインに戦った方が資金効率は良くなりますね。

バットマン:アーカム・ビギンズ Batman: Arkham Origins
※新スーツの購入画面。 まずは手数を増やすために新しい技を習得すべきですが、新スーツが登場したら、それを買うためのお金も貯めるようにしましょう。
なぜなら技の強化は威力などを数%アップする形なのに対し、スーツは基本ステータスを高めるからです。
つまりスーツを買い換えないと、技の威力も十分になりません。


バットマン:アーカム・ビギンズ Batman: Arkham Origins
※ボスに関節技を決められているシーン。 連打やフリックでゲージを貯めて回避します。
他にも銃弾を素早くタップしてかわすシーンなどがあり、ザコ戦はやや単調ですが、ボス戦のアクションは豊富。


1つのステージは2~3分ほどの短時間で終わり、割とテンポ良く進みます
ゲーム自体があまりにシンプルなので、高クオリティーな 3D グラフィックに見合ったゲーム性を期待するとガッカリする事になりますが、ある程度進んで特殊技が増えると、スタンスの切り替えも頻繁に行う必要が出てきて相応に面白くなって来ます。

しかしこのゲーム、ゲーマー視点では残念な点が多いです。

まずなんと言っても、ソーシャルゲーム的な「スタミナ」があること
ステージをプレイする毎にスタミナが減少し、なくなるとしばらく待つか、課金しないとプレイ続行できなくなります。
この時点で「またか」と思った方は多いでしょうね。

さらにゲームバランスがテクニックよりもレベルとスーツが優先される、ソーシャルゲームのようなバランスです
このゲームは前述したように回避がなく、攻撃を防ぐ手段はガードしかありません。
しかし敵の攻撃力が高くなると、ガードしても大きなダメージを受けるようになってしまいます。
そうなると・・・ どうあがいてもダメージが避けられないので、「絶対に」勝てないのです。

よって簡単なステージで地道にお金を稼ぎ、スーツを買うことになります。
しかしそこにスタミナと課金があるので・・・ それはまさにグリー/モバゲー的なバランスと言うか、ゲーム進行の強引なコントロールですね。

このゲームは見方によっては、前作 Batman Arkham City Lockdown の進化形とも言えます。
前作は Infinity Blade っぽいシステムにしながらも、先制攻撃ができる形に変えて、遊びやすくしていました。
今回は連打だけで攻撃できるようにし、回避もなくしてガードだけにまとめ、もっとシステムを簡略化したと言えます。

しかしさすがに簡略化し過ぎで、前作は Infinity Blade の亜種と言えましたが、今作はもう劣化 Infinity Blade と言うか、シンプルなミニゲームという感じ。
おまけにスタミナが付いてこのバランスですから、もはやゲーマーがやるものではなくなった印象です。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
見ての通り、グラフィックは一流ですね。



本体は無料。 もちろん課金要素はあります。
ただ、課金しなくても当面は普通に遊べるようになっています。

果たしてこれは、日本のソーシャルゲーム的なバランスを模倣したものなのでしょうか?
それとも偶然、カジュアルなゲームデザインの追求の末にこうなったのでしょうか?
いずれにせよ、力のある海外メーカーまでこの方向性になったことは、ゲーマーとしては複雑な気持ちです。

とは言え全く遊べない訳ではなく、最初にプレイした時は「なんだこの見た目だけのクソゲーは」と思いましたが、やってるうちに「まあこれはこれで、遊びやすくて悪くないかな」と思うようにもなりました。
これでスタミナとバランスがアレでなければ、普通にオススメしていたかもしれません。

iTunes レビューでは妙に高評価ですが、無料でこの見た目、しかもオープニングムービーも凄いので、初見で付けられがちな iTunes で評価が高くなるのは頷けます。
しかししばらくプレイした後でも、この評価になるのかは疑問なゲームですね。

でも、無料ゲームをメインにする層はカジュアルなプレイヤーが多いから、そう言う人に向けてのゲームと考えると、これはこれでも良いのかなぁ・・・?

バットマン:アーカム・ビギンズ (iTunes が起動します)

DEAD TRIGGER 2

最高級のグラフィックを持つ本格的な FPS でありながら、1ステージが短時間で終わるスマホにマッチしたゲーム性を持つ、カジュアルなゾンビ 3D ガンシューティングDEAD TRIGGER」。
その続編が先日、満を持して公開されました。
DEAD TRIGGER 2」です。

このシリーズは「SHADOWGUN」の製作で実力を見せたチェコのメーカー MADFINGER Games が、ビデオカード GeForce シリーズの販売元として有名な NVIDIA 社の技術提供を受けて開発しているもので、NVIDIA 社が製造しているグラフィック性能の高いモバイル用 CPU「Tegra」シリーズの技術アピールの側面を持ちます。

また 3D グラフィックのゲームエンジン「Unity」のアピールも兼ねており、同じ 3D のゲームエンジン「Unreal Engine」の技術アピールを兼ねていた Infinity Blade シリーズとは、ジャンルは違えどライバルとも言えます。

このような経緯のため、今作はモバイル用 CPU「Tegra 4」を搭載した Android 機種に最適化して作られているようですが、iPhone でもその高度なグラフィック技術は十分に堪能することが出来ます
(それに現時点で Tegra 4 を搭載している機種は、ごく一部のタブレットのみです・・・)

ただし、このゲームは iOS7 専用です。
iOS がまだ 6 以下の機種にはインストール自体が出来ませんのでご注意下さい。

DEAD TRIGGER 2

襲いかかってくるゾンビを銃で撃退しながら任務完了を目指す、ステージクリア制のゲームです。
画面の左側をスライドして移動し、右側をスライドして向きを変え、中央にある照準に敵を合わせると「自動で」銃を撃ちます。
この「自動で銃を撃つ」というのが大きな特徴ですね。

「それでは射撃感や爽快感がないのでは?」と思った方もいると思いますが、このゲームはゾンビの出現量が多く、ひっきりなしに襲いかかってくるため、これでも十分に銃を撃ちまくる感覚は得られます。
(この多数の 3D モデルを滑らかに処理できる点も、技術的なアピールポイントのようです)
ここまで敵が多いと、もう FPS と言うより無双っぽい感じですね
またスマホの場合、この方が照準合わせに集中できるので、プレイしやすく感じます。

自動で連射する性質上、リコイル(銃を撃った時の反動)は一切なく、リロードも短時間で自動的に行われます。
移動しながら連射しても弾があまりバラ付かず、無理にヘッドショットを狙わなくても敵を倒せるので、手軽にバンバン撃ちまくれるようになっています。
FPS はリアル系とスポーツ系に分かれますが、このゲームは前作以上に「スポーツ系」です

ミッション(クリア条件)には「敵を一定数倒す」「アイテムを集める」「味方を警護する」などのものがあり、前作よりも遊びやすくなっています
例えば、アイテムを集めるミッションはそれがどこにあるか方角が表示され、マップも前作より入り組んでおらず、迷子になりにくくなっています。
敵を倒しまくるミッションも、広場の隅に弾薬ボックスが置いてあったりします。

さらにミッションの難易度を開始前に選択でき、「簡単」にすればかなりサクサク進むことができます
手軽に楽しめることを、前にも増して追求しているようですね。

また、前作には「格闘武器がないので弾切れするとどうしようもない」「攻撃を受けた方向が解らないので急に死ぬと原因が不明なまま終わる」といった難点がありましたが、今作はスパナやナイフなどの格闘武器が用意され、近くのゾンビの方向も解るようになっており、以前の難点もきっちり改善されています

DEAD TRIGGER 2
※初期設定は自動射撃ですが、設定を変更すれば普通の FPS のような手動射撃にすることも出来ます。
この場合、上の画像のように射撃ボタン、リロードボタン、エイム(狙い)ボタンが現れます。
ただ、このゲームは自動射撃用に作られているので、無理に手動にしない方が楽しめる印象です。


DEAD TRIGGER 2
※水たまりに映り込む景色、水滴で歪む風景、壁を照らす光源・・・ NVIDIA のグラフィック技術がガンガンアピールされています。
前作も凄かったけど、今作のグラフィックのきめ細かさと美しさは、さらに驚きます。
もう携帯電話も、こういうのがアピールされる時代になったんですね・・・


DEAD TRIGGER 2
※進撃の巨ゾンビ。 ヘリから機銃掃射したり、こんな規格外のボスが出てきたりもします。
ストーリー性が向上しており、前作はサブミッションが中心で、それを何度も繰り返しているとメインミッションが出てくる感じでしたが、今回はメインミッションも豊富で、いつでもプレイ出来るようになっています。


今回は「アジト」があり、軍医や鉄砲工、エンジニアなどが常駐していて、軍医は回復薬の作成を、鉄砲工は銃の販売と強化を、エンジニアは使い捨てアイテムの作成を行ってくれます。
もちろん資金が必要ですが、これはミッションで得ることが出来ます。

ただ、難点なのは・・・ Real Racing 3 のような欧米的ソーシャル要素が入っていて、アイテムの作成や強化に資金に加えて時間経過も必要になっています
例えば、回復薬は 30 秒で出来ますが、武器の強化は1時間とか2時間、モノによっては6時間とかかかります。
もちろん課金通貨を払えば、すぐに完成するのですが・・・

一方、新しい武器は課金通貨でも買えますが、ゲーム中に得られる「パーツ」を集めることでも得られるようになっています
パーツはたまに出てくる中ボスが落とすことがあり、必要数が貯まれば鉄砲工に組み立てを依頼できます。
資金や待ち時間は必要になりますが、課金専用武器は今のところはないようです。

今回の特徴の1つは「グローバルキャンペーン」で、これは毎月違うエリアが登場し、そこでプレイヤーがゾンビを倒すと、その数だけエリアのゾンビの総数が減少。
世界中のプレイヤーと共にゾンビの撲滅を目指すというモードです。

現在はアフリカエリアが解放されており、アメリカのクリア後に移動することが可能です。
他に上海やロンドンなどが用意されるようですが、エリアの切り替えが1ヶ月毎というのは、ちょっとスローペース過ぎるかなぁ、という気もしますね。

また今作は日本語化されており、それは嬉しいのですが、現バージョンにはメッセージ送りにバグがあり、長文がほとんど表示されない問題があります

DEAD TRIGGER 2
※通路の奧に中ボス出現! 画面左にはカットインも表示されます。
このボスは倒れ際に自爆するので、射程が長めの武器で倒さないと大ダメージを食らうので注意。
他に画面にノイズをかけたり、表示が歪む液体を射出して来るなどの、グラフィック演出をうまく使ったボスが出てきます。
倒せば武器パーツを入手でき、それが出なくてもお金をたくさん落とします。


DEAD TRIGGER 2
※アジト画面。 完成したアイテムは中央のテーブルに並べられる。 薬は余裕を持って作っておきましょう。
武器をレベルアップさせるには職人をレベルアップさせる必要があり、そのためには科学者をまずレベルアップさせる必要があって、かなり資金が必要になってしまいます。
さらに待ち時間もあるので、この辺が難点ですが・・・ でもまあ、本体無料のアプリだからなぁ・・・
このゲームは前作の時に販売について色々あったし・・・


DEAD TRIGGER 2
※これが「グローバルキャンペーン」のエリアの1つ、アフリカ。
ゾンビウィルスによって真っ赤なゾンビ大陸になっており、武装組織が賢明に戦っています。 うん、どっかの疫病ゲームみたい。
発売日のゾンビの数は 89,998,182 体。 たぶん9千万からスタートしてますが、ホントに殲滅できるのか・・・?


本体価格は無料。 課金要素はありますが、無課金でもゲームを進める事は可能です
前作は Android で不正ダウンロードされまくり、アプリの有料販売が成り立たず、やむを得ず無料化したという経緯が話題になりましたが、それがあったからか今回は iOS 版も最初から無料です。

アイテムの購入や強化に待ち時間をかける欧米的ソーシャル要素には賛否あると思いますが、Real Racing 3 や Dark Quest 4 みたいに「課金しないと現実的でない」というレベルではないのでご安心を。

グラフィック、技術力、遊びやすさといった、このシリーズのウリの部分を全てパワーアップさせている作品です。
敵が増えて戦闘がスピーディーになり、ミッションの種類が増して中ボスも出てくるので、前作よりは単調さも改善されています。
「FPS はリアル系じゃないとダメ」という人以外には間違いなくオススメで、前作も大ヒットとなりましたが、今作はそれ以上にヒットするのではないでしょうか。

DEAD TRIGGER 2 (iTunes が起動します)


最後になりましたが、以下は公式のトレーラー・・・
と言うより、NVIDIA が今年の夏に公開した Tegra 4 のアピール用ムービーです。

 iPhone AC

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