iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2013年11月

Sid Meier’s Ace Patrol: Pacific Skies

世界でもっとも有名なゲームデザイナーの1人、シド・メイヤー(Sid Meier)。
シヴィライゼーション(Civilization)シリーズの製作者として有名な彼が、(実際にどの程度携わったかどうかは別として)iOS で公開した、戦闘機の戦いをターン制のシミュレーションゲームにしたアプリ「Sid Meier’s Ace Patrol」。
その太平洋戦争バージョンが公開されています。
Sid Meier’s Ace Patrol: Pacific Skies」です。

前作は第一次世界大戦のヨーロッパが舞台でしたが、今作は太平洋戦争なので日本とアメリカの戦闘機が登場します
もちろんプレイヤーが日本を担当することも可能で、前作よりなじみのある機体でプレイ出来るのが良いですね。

ただし、あまり史実を反映した内容にはなっていないので、「歴史ゲーム」としての深みのようなものは期待しないで下さい。
残念ながら、中身はほぼ前と一緒で、名前だけ太平洋戦争に変えたものとも言えます。

Sid Meier s Ace Patrol Pacific Skies

戦闘機のコマを交互に動かして戦う、ターン制の戦術シミュレーションゲームです。
ただ一般のシミュレーションと違うのは、コマの移動に実際の飛行機の挙動を反映していること

例えば、まっすぐ直進している時は前方に大きく動けますが、旋回するとスピードが下がるため1マスしか動けません。
また、旋回すると機体が傾くため、その後に反対側に旋回したい時は、一旦機体が水平になる方向に動き、それから逆方向に旋回しなければなりません。

移動できるマスは機体の速度と機動性、そしてパイロットのスキルにも影響されます
高速戦闘機なら前方に3マス動けますが、低速だと1マスか2マスしか動けません。
逆に速度が速くても旋回性能が低いと、急な横移動ができなかったりします。
しかしパイロットが宙返りなどを習得していれば、通常は行えない反転や急旋回を行うことが可能です。

ただ、急旋回などはパイロットにかかるG(重力)が高いため、繰り返していると水平飛行しか出来ないブラックアウト(失神)の状態になることがあります。
また「高度」の概念もあり、下降しながら前進すると速度が増します。
ある程度の高度がないと行えない機動も存在します。

攻撃は敵を前方に捕らえていれば自動で行われます
正面から接近するとこちらも撃たれるので、うまく相手の背後に回るのがポイントですね。
もちろん敵も回り込もうとするので、そう簡単ではありませんが。

Sid Meier s Ace Patrol Pacific Skies
※矢印のアイコンが移動できるマスと、移動後の機体の向きや高度の変化を表します。
緑色のアイコンは敵に大きなダメージを与えられる挙動。 攻撃したい時はこれを選べば良いのですが、移動後に撃たれるような位置の場合は要注意。
ピンチ操作で自由にズームできるので、アイコンをタップしにくい時は拡大しましょう。


Sid Meier s Ace Patrol Pacific Skies
※雲の中に入れば敵に見つからず、攻撃もされません。 逆に雲の中からの攻撃は可能なので、敵を一方的に撃てます。
ただし敵も雲の中に入って身を隠すのでご注意を。


敵を撃退したり、爆撃機を護衛したり、自分が爆撃機を操作して目標に向かうなど、ステージによって勝利条件は異なります。
ただ、基本的には敵を全滅させれば勝利です。
(爆撃するステージでも敵の護衛機を全滅させればその時点で勝利になる)
ピンチの時は、マップ端に移動することで離脱も可能です。

作戦が成功しようが失敗しようが、日程が進み続けるのもこのシリーズの特徴です。
さらに撃墜されたパイロットは捕虜となり、しばらく使用できなくなります。
機体のダメージも、その戦地の戦いが終わるまで回復しません。
よって初戦で手痛いダメージを受けると後々まで響きます。

1つの戦地には4つのステージがあり、例えば珊瑚海海戦のステージ2で2機出撃し、1機が大ダメージを受け、もう1機は撃墜され、敗北してしまったとします。
この場合、そのステージをリトライする事はなく、そのままステージ3に進みます。
撃墜された人も珊瑚海海戦が終わるまで使用できません。
大ダメージを受けた機体も珊瑚海海戦が終わるまで治りませんが、別の機体があれば乗り換えられます
珊瑚海海戦の次はミッドウェーで、もし撃墜された人がいる場合は1つ目のステージが必ず捕虜救出ミッションになり、ここで勝利すれば捕まっていた人は復帰できます。

難易度(Skill Level)はステージごとに選択可能で、上位の難易度ほど得点の倍率が上がるようになっています。
このゲームはスコアを競うものになっていて、全作戦の終了時に合計スコアが表示され、成功した作戦の数で戦争の勝敗が判定されます。

Sid Meier s Ace Patrol Pacific Skies
※パイロットは全部で4名。 敵を撃墜すればレベルアップして新しい機動を習得でき、ステージが進めば新たな戦闘機に乗り換えることも可能です。
戦闘機にパワーアップを施すことも出来ますが、乗り換えたら無効になり、撃墜されてもなくなるので、それを考慮しておきましょう。
なお、オプションで女性パイロットの有無を変更できます。


Sid Meier s Ace Patrol Pacific Skies
※レベルアップ時の新機動習得画面。 4つの機動が並んでいる場合、1つだけを選ぶのではなく、その4つを全てを習得します。
エースパイロット用の機動は1度に1つしか習得できませんが、ループしてその場に留まったり、真後ろに反転するなど、便利なものがそろっています。 特に反転系は1つは欲しいところ。
アイコンの意味は、矢印は速度や高度の変化、イスの絵は高Gがかかる、機体の絵は傾きの変化、照準に斜線マークは攻撃不可を表します。
高Gの起動を繰り返すとパイロットの背景が黒くなっていき、そのままではブラックアウトするので注意。


Sid Meier s Ace Patrol Pacific Skies
※登場する機体の一覧。 海軍機と陸軍機が別になっているのが特徴。
アメリカのゲームなので、日本軍機は日本名ではなくアメリカ軍の呼称になっています。
日本での呼び名は以下の通り。
・Type 96 'Claude' : 九六式艦上戦闘機。
・A6M2 'Zero' : ゼロ戦。アメリカ軍での呼び名は Zeke だけど、このゲームでは一般呼称の Zero
・J2M 'Jack' : 雷電。 ホントは艦載機じゃないです。
・N1K2 'George' : 紫電改。
・Ki-27 'Nate' :
九七式戦闘機。
・Ki-43 'Oscar' : 隼(はやぶさ)。 一式戦闘機。
・Ki-61 'Tony' : 飛燕。 三式戦闘機。
・Ki-84 'Frank' : 疾風(はやて)。 四式戦闘機。 「しっぷう」じゃない。


ゲームシステム自体には不満はないのですが、太平洋戦争を題材にしているゲームとして非常に残念なのは・・・
冒頭でも述べたように、史実を反映した内容になっていないこと

各戦地のスタート時には、その戦いの解説と絵が表示されますが、戦史ものっぽいのはそこだけ。
ステージミッションはランダム生成なので、史実が反映されている訳ではないし、最初から最後まで同じようなミッションばかり。
見た目もほとんど変化せず、パールハーバーだろうとミッドウェーだろうとレイテだろうと風景は全部一緒

史実の作戦を再現しろとまでは言いませんが、もうちょっとこう、艦船や基地に名前が付いてるとか、南方作戦だと風景が南国風になってるとか、そういう変化はないのかと。

まあシド・メイヤーのゲームって、細かい史実考証は重視していないものが多いので、それらしいと言えばそうだけど。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



価格は 500 円。 前作は本体無料のアイテム課金形式で、イギリス以外のキャンペーンや新機体を導入するには追加課金が必要だったのですが、今回は価格が高めな反面、その後の課金はありません。
課金仕様だと日本軍は追加課金が必要になっていたでしょうし、こちらの方が安心して遊べますね。

たとえ史実の再現が少なく、ほぼ名前だけ太平洋戦争であっても、第一次大戦時代の架空のヨーロッパ戦争が舞台だった前作よりは、こちらの方がしっくりきます。

ゲーム自体も思考性が高く、それでいて手軽に遊べる戦術 SLG なので、ややシステムが解り辛い部分もありますが、ウォーシミュレーションが好きな人にはお勧めできるゲームです。

Sid Meier’s Ace Patrol: Pacific Skies (iTunes が起動します)

オーシャンホーン - 未知の海にひそむかい物

一言で言うと「3D 版ゼルダの伝説」。
それで説明が終わりそうな、3D のゼルダの伝説をリスペクトした謎解きアクションアドベンチャーゲームが iPhone / iPad で公開されています。
オーシャンホーン - 未知の海にひそむかい物」(Oceanhorn - Monster of Uncharted Seas)です。

先日 2D のゼルダの伝説をリスペクトしたゲーム「Ittle Dew」をご紹介しましたが、今度は 3D の方です。
なんでしょう、このゼルダリスペクトブーム。 しかもどれも完成度が高い!

特にこのオーシャンホーンは長い開発期間と非常にハイクオリティーなグラフィック、さらに音楽担当にファイナルファンタジーで有名な植松伸夫さんや、サガシリーズ・聖剣伝説・パズドラなどで有名な伊藤賢治さんを起用していることでも話題になっていました。

海外のサイトではゼルダの「ヘビーリスペクト」と呼ばれており、「どこまでがリスペクトとして許されるのか?」みたいな話にもなっていますが、それだけ見事に 3D ゼルダを iOS 上で再現しているゲームとも言えます。

公開は FDG Entertainment というパブリッシャーで、開発はフィンランドの Cornfox & Bros というスタジオ。
ここは Death Rally の開発に携わっていたメーカーでもあります。

オーシャンホーン Oceanhorn

画面左側をスライドして移動し、ボタンで剣を振ったり、物を持ち上げたり、持っているものを投げたりします。
スティックのようなものは表示されませんが、スライドした方向に動くため操作し辛さはありません。
さすがに物理スティックに比べると操作性は劣るため、その点での批判はありますが、タッチパネルのゲームとしてはむしろ良好な方です

3D グラフィックで表現されたフィールドやダンジョンを駆け巡りながら、先に進む道を探し、たまに謎を解いたりして、アイテムを獲得しつつストーリーを進めていきます。

謎と言っても難しいものはありません。 スイッチの上に石を乗せたり、邪魔な箱を押したり、的に矢を当てるといったものですね。
ただダンジョンは結構広いため、探索には相応に時間がかかります。

もちろん敵もいるので、剣で撃退していきます。 ボタンを連打すると剣をブンブン振り回せるので、戦闘も快適に行えます。 ボタンを押しっぱなしにすると回転斬りも可能。
もしやられても経験値をほんの少し失うだけで、直前の位置からリスタートできます。

いかにもゼルダっぽいデザインのグラフィックは非常に美しく、滑らかに動きます。
先を見たくなるストーリーや、探索するのが楽しくなるマップ設計、ストレスを感じることなくプレイ出来るそのゲーム性は、本当にゼルダらしいと言えますね。

オーシャンホーン Oceanhorn
※立体感と影の表現が見事なグラフィック。 もちろん剣を振って草を刈ったり、壷を投げたりすることができます。
ほんと昨今の北欧圏の技術力は、ハンパないですね・・・


ゲームが進むと、船に乗って他の島に移動できるようになります。
このゲームの世界はたくさんの小島で構成されており、最初は移動できる島は少ないのですが、手紙や会話で新しい島の情報を聞くことで、それがマップに追加されていきます。

単にアイテムがあるだけの島など、ストーリーには直接関わらない小島もいくつかあって、単なる一本道ではない、世界を探索していく楽しみがあります。

海上移動中は銃で漂流物を撃ちまくれるミニゲームになっています。
海が舞台のゲームだけあって波の表現は見事で、最初に見た時はその美しさに見とれる程ですね。

もちろんゲームが進めばボスも登場。
ゼルダらしく、ボス戦も1つの謎解きになっています。

オーシャンホーン Oceanhorn
※海上移動からの接岸シーン。 かつて存在した大陸が水没し、小島が各所に残った世界という設定。
島ごとに「チャレンジ」が提示され、それを達成すると経験値を獲得できます。
ちなみに「スキルアタック」とはボタン押しっぱなしからの回転斬りのこと。


オーシャンホーン Oceanhorn
※こちらはダンジョン内の一部が水没したシーン。 水のゆらめきや透過処理、水面に映る光が綺麗です。
海をテーマにしたゲームなので、水の表現にはかなり力が入ってますね。


オーシャンホーン Oceanhorn
※ボスの弱点を弓で狙撃しているシーンなのですが・・・ 完成度の高いこのゲームにおいて、唯一不満なのがこの弓の使い方。
弓のボタンを少し押しっぱなしにして、それから離すことで矢を撃つのですが、どういう訳か押しっぱなしにしている時に方向を変えると、指を離した時に矢を撃つのをやめてしまいます。
持っているものを投げる時は、ボタンを押しっぱなしにしたままで方向を調整し、それから投げられるのに、弓矢の場合だけ操作が異なっていて、これを知らないといつまで経っても矢が飛びません。
「弓矢は引いてから撃つまで一切動いてはならない」というのを覚えておきましょう。


とにかくクオリティーの高いゲームで、ボリュームも十分。
「10 時間以上楽しめるストーリー」と言うのは伊達ではなく、実際に市販ゲーム並のボリュームを誇ります
ホントこれはもう、アプリじゃなくて「ゲームソフト」ですね。

やや気になるのは、日本語の漢字とひらがなの使い分けがおかしいこと。
魔法が「ま法」、邪悪が「じゃ悪」などと書かれていて、かなり違和感があります。
難しい漢字をひらがなにしているのかと思いきや、「剣」がひらがななのに心臓の「臓」が漢字とか、もはや基準が不明。
でも読めない訳ではないし、言い回しがおかしい訳でもないので、そんなに怒るほどではないでしょう。

巷では「パクリ過ぎだ」という意見もあるようですが、これは敢えて「ゼルダのリスペクト」として作っているのだと思います。
ここまで似せなくても変えようと思えば変えられたはずで、例えば神の秘宝の名前が「トライロス」と言うのですが、これもゼルダの「トライフォース」のまんまです。

そんなところまで似せて作っていると言うことは、もうワザとでしょうね。
パクってるのを隠すような作り方をしているよりは、潔いというか、この方が「リスペクト」(敬意・尊敬)を感じられる気はします。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



価格は 900 円。 iOS アプリとしては高めですが、ハッキリ言ってこのゲーム、フルプライス(5000円前後)で市販されていてもおかしくない内容です。
追加課金もないし、むしろ安いと言っても良いのではないでしょうか。

日本でも海外でも「ゼルダゼルダ」と言われているゲームですが、任天堂の本家ゼルダが iOS で出ることはあり得ないのだから、それと同じようなゲームが同じぐらいのクオリティーで iPhone / iPad でも楽しめるというのは、ユーザーにとって嬉しいことなのは間違いありません。

ゼルダライクなゲームがやりたい、アプリじゃなく「ゲームソフト」がやりたいと思っている方には、一押しのゲームです。

オーシャンホーン - 未知の海にひそむかい物 (iTunes が起動します)

EPOCH.2

高クオリティーなグラフィックとカジュアルで遊びやすいゲーム性を持つ、万人向けのガンシューティングゲーム「EPOCH.」。
iPhone / Android 共に人気となったタイトルですが、その続編が先日登場しました。
EPOCH.2」です。

ロボット同士の戦争によって文明が崩壊した未来が舞台で、前作で発見されたプリンセスの生存者捜索を助けるのが今回の目的となります。
前作は日本語化されていなかったため、ストーリーがよく解らない難点がありましたが、今回は日本語化されており、ムービーも字幕付き。 物語も楽しむことが出来ます。

こうした 3D 視点のガンシューティングはマニアックなものが多いのですが、このゲームは攻撃は半自動で、回避に専念すれば良く、手軽に楽しめるシステムになっています。 これが大きなヒットとなった要因でしょう。
ただ、今回はゲーム性が高まっている分、難易度も高くなっており、「カジュアルさ」は減っています。
この点は賛否両論ある気がしますね。

epoch2

パッと見は 3D グラフィックのフィールドが広がっているように見えますが、自由に探索できるゲームではありません。
左右フリックで横に飛び移り、下フリックで身を隠し、敵をタップでロックオン、上フリックで身を乗り出して敵を射撃します。
射撃は敵をロックオンしていれば自動で行われます
また、身を乗り出している時に上フリックすると大ジャンプし、これで敵の攻撃をかわしたり、反対側に飛び移ったり、別の足場に移動したりできます。

移動できる場所が決まっているのが特徴で、多くのシーンは左・中央・右の3ヶ所のみです
左にいる時に右フリックすると中央に移動し、そこで左フリックするとまた元の位置に戻ります。 その中間はありません。
ゲームウォッチのようなシステム」と言えば、昔のゲームを知っている人には解りやすいかもしれません。

ただし移動できる場所はシーンごとに変化し、左と右の2ヶ所しかない時もあれば、6ヶ所ほど移動できる場合もあります。

身を隠している時に下にフリックするとリロードを行います。
リロードは弾がなくなると自動で行われますが、今回は任意にリロードするとメーターが現れ、それを見ながらタイミング良くフリックすると、一時的に攻撃力がアップするボーナスが付きます。

他に、隠れている敵にも当たる手榴弾、敵全員を攻撃する誘導ミサイル、様々な特殊効果を発揮する追加装備も使用可能で、回数の制限はなく、一定時間ごとに使うことができます

EPOCH.2
※横になぎ払うレーザービーム。 これは横移動ではかわせないので、ジャンプで回避する必要があります。
見てからかわすのが困難な攻撃も多いので、撃っては動くを繰り返すのが基本。


EPOCH.2
※これがリロード時のタイミングメーター。 白いところでフリックすると、その時にチャージされた弾は攻撃力が少しアップします。
攻撃と回避を忙しく繰り返している時、これのタイミングまで計るのはちょっと大変ですが・・・


ステージをクリアするとストーリームービーが表示され、ゲームの背景が語られているファイルやクレジットなども入手できます。
前述したように今回は日本語化されているので、前作のように「英語の長文が解らないからチンプンカンプン」ということはありません。

クレジットはショップ(廃棄物処理場)で装備を買うのに使用でき、武器にはマシンガン系や電撃系、グレネードランチャーやスナイパーライフルなど多様なものがそろっています
追加装備も、一定時間スローにしたり、デコイ(おとり)を出すなどのユニークなものがあります。

ステージによってはボスや中ボスも登場
なかなか手強く、きっちりとした攻略が必要になります。
ただ、場面が切り替わる際にセーブが行われ、やられてもそこから再開できるので、繰り返していれば勝つ方法も見えてくるはずです。

EPOCH.2
※装備購入画面。 右下に書かれている「ベストアタック」「ベストディフェンス」は次のステージで有利になる属性。
その属性の装備を身に着けて出撃したいところですが、武器の場合は種類によって使い勝手が違うので、その辺も加味したいところ。
防具(アーマー)を変更すると見た目もガラッと変わります。


EPOCH.2
※ストーリーシーン。 前作でコールドスリープ状態のプリンセスを発見したけど、パワーがないから目覚めさせられない。
そこでまず、各所を巡ってパワーコアを探して回るのですが・・・


epoch25
※終盤に登場する、レーザーポインター付きのスナイパーライフルを持つ敵は要注意!
撃たれたら即着弾して大ダメージを受けるので、まともに戦っても倒せません。
全体をスローにする特殊装備を使い、その効果中だけ撃って、効果が切れる前に隠れ、ちびちび減らしていきましょう。
かなり時間がかかるので面倒ですが、普通にやり合うのは自殺行為です・・・


全体としては、前作をそのままパワーアップさせたような感じです。
グラフィックにさらに磨きがかかり、武器や敵の種類が増え、ストーリー演出も増加。
それでいて遊びやすいゲームシステムはそのままです。

ただし難易度は明らかに上がっていて、「誰でも楽しめるカジュアルゲーム」とは言えなくなっています
敵の攻撃が激しくなっており、厄介なレーザーや拡散グレネード、特攻してくる敵なども増加。
中ボスが多数出てくる場面も増えています。

加えて今回はリロード時間が長い武器が多く、前作はほとんどリロードなんて気にしなくても良かったのですが、今回は攻撃や回避を行いつつ、適宜身を隠してリロードも行わなければなりません。
リロードにも「タイミングを合わせれば攻撃力アップ&高速リロード」という仕様が追加されたため、むしろこれが煩わしい。

よって操作はかなり忙しくなっていて、前作の「隠れて撃って倒す」というシンプルな感じではなくなっています。
かわして撃ってジャンプして隠れてリロードして特殊武器を使って・・・ みたいな素早いアクションが必要。
ゲームとして面白くなったと言えますが、楽しめるユーザー層は狭まったでしょうね

また、前作はそんなに資金的に辛くなく、普通に買える範囲の装備でラストまで行けたのですが、今回はやや課金重視になった印象があり、上位グレードの装備がないと終盤ステージは厳しいです。
しかし無課金では上位グレードの装備を買うのはかなり辛い・・・

テクニックと攻略でカバー出来るゲーム内容なので、低グレード装備のみでもラストまで行けないことはないのですが、最低でも入手金を2倍にする課金はしておかないとスムーズにプレイ出来ない感じです
普段あまりゲームをしない人だと、それでも辛いかもしれません。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



価格は 600 円。 ただし +200 円で資金2倍の課金をしないとちょっと辛い気がするので、800 円と見ておいた方が良いかもしれません。
まあゲームは面白く、グラフィックもハイクオリティーなので、やや高めですが、高過ぎることはないと思います。

ややネガティブな意見も多くなりましたが、それはあくまで前作と比較しての話。
これ単体で評価すると、相変わらず遊びやすいガンシューティングであり、手軽な操作で派手な撃ち合いを楽しめるゲームです。
その点は前作の「正当進化」と言って良いでしょう。

ゲーマーには普通にオススメできるゲームですね。

EPOCH.2 (iTunes が起動します)

Deemo

スマホで大人気の音楽ゲーム Cytus を開発した台湾のメーカー Rayark が、ピアノをテーマにした新しい音楽ゲームを公開しました。
Deemo」です。

先に言ってしまいます。 これは素晴らしいです
独特でセンスの良い雰囲気と世界感を持ち、遊びやすく演奏感を感じられるゲームシステムで、幅広いアーティストから集められた楽曲の完成度も高いです。

「Cytus の開発メーカーが新しい音楽ゲームを作っている」と数ヶ月前から注目されていたタイトルですが、その期待に十分応える内容ですね。

Deemo

奧から降ってくるバーが手前のラインに重なった瞬間に、その場所をタップします。
タップするタイミングは曲に合わせられているため、曲を良く聞いてリズムに合わせてタップすることが重要です。
いわゆる「ビートマニア」のスタイルであり、音ゲーとしては一般的なシステムです。

ただ、このゲームは降ってくるバーの横幅が長めで、当たり判定が大きいため、タップミスはまず起こりません
タイミングもやや甘めなのでコンボも繋がりやすく、非常にプレイしやすくなっています。
譜面もそんなに強引なものはなく、基本的に2本の指でプレイ出来るようになっています。
バーが降ってくる速さもプレイヤーが開始前に設定できます

疑似演奏型の音楽ゲームであり、ちゃんとタップ時にその音階の音が出るようになっていて、タイミングがズレると音もズレます。
加えてピアノの音はハッキリした音なので、「タップによって音が出ている」「自分で演奏をしている」というのを感じられ、うまくプレイ出来ているとかなり気持ちが良いですね。

主に台湾と日本のアーティストによって作られた曲はどれもクオリティーが高く、ボーカル入りのものやポップ風・ロック風のものもあり、ジャンルは豊富です。
音色を楽しむため、プレイ時にはイヤホンは必須です

プレイ後に評価に応じて「」が成長していきます。
木の成長が一定量になるごとにストーリーが進み、さらに移動できる場所も増えて行きます。
ちょっと不思議な雰囲気のストーリーもこのゲームの魅力ですね。

Deemo
※黒いバーはタップしますが、黄色いバーは押しっぱなしにしたまま指をスライドすることで演奏します。
タップした時に黄色い光が出るとタイミングは完璧で Charming と表示されます。
若干ズレていると緑の光が、さらにズレていると青い光が出ます。 光らなかった時はミスです。


Deemo
※クリア画面。 右端に表示されているのが木の生長度。
普通にプレイすると 0.2m ほどの成長ですが、フルコンボだと 0.4m ほど成長します。
ただし同じステージを再度プレイしても差分しか成長しないので、まずは曲や難易度を変えてプレイしていきましょう。
ちなみにパーフェクト(All Charming)だと 0.6m ほど成長します。


最初は1曲しかありませんが、クリアするごとに新しい曲が追加されていきます
無課金でプレイ出来るのは全 18 曲。 ただしステージクリアによって追加されるのは 12 曲まで。
残りの曲はどこかで見つけなければなりません。

※現在はアップデートで曲が増えていて、無課金でも 40 曲以上プレイ可能です。

前述したように木の生長によって、行ける場所が増えていきます。
画面にも変化が生じ、例えばピアノのあるホールではどんどん木が伸びていきます。
人物をタップすると会話が表示されたりもするので、ちょっとしたアドベンチャー要素もありますね

追加課金で楽曲を買う要素もあり、5曲入ったブックが 400 円で売られています。
ただ、これを2つ買うと本体 200 円+ブック 400 円×2 で合計 1000 円になってしまいます。
曲を増やしていくと相応に高く付きます。

まあ、他の音楽ゲームも追加楽曲は1曲 100 円前後である場合が多いので、相場ではあります。
無理に買わなくても構いませんが、本当に良い曲が多いので、思わず欲しくなりますね。

Deemo
※序盤から行ける図書室。 追加楽曲の購入はここで行います。
また、本棚をタップするとイベントムービーの閲覧を行え、植木をタップするとゲームセンターのスコア記録をチェックできます。
奧にさりげなく置いてある宝箱は、最初は開きませんが・・・


Deemo
※楽曲選択画面。 音符マークをタップすれば難易度を変更できます。
参加アーティストは Cytus と共通している人が多いので、Cytus Wiki が参考になります。
ちなみにこの曲の提供者の Sta さんは Tone Sphere の作者さんでもあります。


Deemo
※課金追加楽曲の1つ。 この曲の提供者である EARTHBOUND PAPAS は、あのファイナルファンタジーシリーズの作曲者として有名な植松伸夫さんが率いるバンドです。
今回は最初からメジャーなアーティストも参加している模様。


とにかくクオリティーの高い音楽ゲームで、文句なくお勧めです
200 円の本体のみでも十分遊べますが、私的には追加楽曲を買う価値もあるゲームだと思います。

これといった難点はなく、プレイしたほとんどの人が「素晴らしい」と思えるアプリではないでしょうか。
私的には グルーヴコースター を最初に見た時と同じぐらいの衝撃を受けましたね。
スマホ必携のアプリと言っても良いと思います。

Deemo (iTunes が起動します)

Medieval Japan

美しい背景と思わず没頭してしまうゲーム性で人気になった、スマホの投射型ディフェンスゲームのパイオニア「Medieval」。
iPhone 初期の作品の1つですが、その続編が今になって、しかも日本を舞台としたゲームになって登場しました。
Medieval Japan」です。

攻め込んでくる敵を弓矢で撃退するゲームで、同タイプのゲームには人気の サムライディフェンダーClash of the Olympians などがありますが、そのハシリと言えるアプリですね。
全体の動きがゆったりしていて、後発のゲームよりテンポに劣りますが、手軽なゲーム性とパワーアップを主体とした面白さは共通するものがあります。

Medieval Japan

ゲーム開始時に「ニンジャ軍」と「サムライ軍」のどちらかを選びますが、見た目の違いだけで差はありません
さらに「高速射撃」と「バトルモード」の2つのモードを選びますが、こちらはゲーム性が大きく変わります
Medieval 本来のモードは「バトルモード」なので、先にこちらから説明します。

ゲームが始まると2つのお城が出てきて、自分の城の屋根には投射機が付いています。
これで矢や手裏剣をビシュビシュ撃って、相手の城から攻めてくる敵兵を撃退します。

撃つ方法は、本来の Medieval は後ろに引いて、それから指を離す Angry Birds のようなスタイル(ドラッグ射撃)なのですが、タップした場所に発射する「自動射撃」と、矢の軌道が表示される「円弧射撃」も用意されました。
ドラッグ射撃だと狙いを付けるのが難しいのですが、それがゲーム性でもあったため、タップするだけで撃ててしまう自動射撃ではゲームの面白さは半減だと私的には思いますが・・・
でも、難しいという意見も多かったようだし、これも時代の流れかもしれませんね。

画面下には攻撃方法のアイコンが並んでいて、最初は普通の矢(手裏剣)しかありませんが、ショップ画面でパワーアップを購入する事で火矢や 5way 弾、大岩や爆弾なども使えるようになります。
上位の武器は一度使うとしばらく使用できなくなるので、色々な武器を使い分けながら戦うのがコツです

勝利条件は敵を全滅させるか、敵の城を破壊するか、味方兵士に敵の「旗」を持ち帰らせるかです。
後者ほど難易度が高くなる分、クリアボーナスも多くなります。
こちらの城が破壊されたり、旗が持ち去られると敗北し、リトライとなります。

Medieval Japan
※騎兵で敵の旗を持って帰っているところ。 ただ、敵兵も迎撃してくるので簡単ではないし、やられて失敗すると資金の無駄になります。
ゲーム序盤は弓矢の強化を優先し、敵を全滅させてクリアする方針で行きましょう。


Medieval Japan
※ゲームが進むと気球や飛行船も飛んで来ます。
戦国時代に気球があるとか、手裏剣を投射機で発射するとか、こんなに近くに敵の城があるとか、忍者が忍んでないとか、そういうところをツッ込んだら負けです。


今作には前述したように「高速射撃」というゲームモードも用意されています。
これは弾を連射しまくれるモードで、1発ずつ慎重に狙っていく Medieval のゲームシステムを根本からくつがえしています。

強力な連装火矢や爆弾をバシバシ撃ちまくれるため、もはや武器の使い分けも必要ありません。
敵の耐久力も上がっていますが、それ以上にこちらの攻撃力がインフレしているため、敵も城もボッコボコに出来ます。
それがゲームとして面白いのかどうかは別として、とりあえず爽快感はありますね

オリジナルは慎重に1発ずつ狙いを付けながら撃つゲーム性で、さらに兵士の動きもゆっくりのため、最近の流行りではないことは確かです。
ですからこういうカジュアルなゲームモードも、必要だと判断されたのかもしれません。
でもやはり簡単すぎるので、あくまでお遊びであり、メインは「バトルモード+ドラッグ射撃」だと考えた方が良い・・・ と私的には思います。

難点というか注意点は、道場や鍛冶屋、馬小屋などのパワーアップを行うことで兵士を雇用できますが、雇用に結構な額の資金を消費し、しかも単独で出してもあまり強くないため、兵士を使おうとすると返って資金不足に陥り、パワーアップ出来なくなって不利になってしまうこと
この「弓より兵士を優先するとハマる」問題は前作と同じで、変わっていません。

Medieval はロングセラーのアプリなので、あえてシステムを変えなかったのだと思いますが・・・
ここはちょっと修正するか、弓の強化の優先を促すようなガイドは欲しかった気がしますね。

Medieval Japan
※アップグレード画面。 ポーズメニューからいつでも開くことができます。
まずは最下段の弓矢(手裏剣)のパワーアップを優先して下さい。 通常攻撃、火矢、5way ショットを最高まで高めてから他に移るのがお勧め。
兵士はチャンスを見計らってまとめて出さないと効果は薄いです。 ただ、大砲は敵の城を破壊する手助けになるので、城を狙う段階になったら1つ出しておくと便利です。


価格は 200 円。 資金を課金で買う要素もありますが、必要ではありません。
ショートゲームとしてはやや高めかもしれませんが、妥当な価格だと思います。

システムは今となってはやや古い印象も受けますが、個人的に好きなゲームなので、その日本バージョンが出たというのは嬉しいですね。
背景グラフィックもそんなに種類が多い訳ではありませんが、相変わらず美しく、中国と日本がごっちゃになってるような「欧米的アジア観」ではありません。(少なくとも背景は)

延々と続くゲームですが、1ステージはそんなに長くないので、テンポが良いとは言えませんが、手軽に遊び続けられるアプリです。
ヒマ潰し用のゲームとしてお勧めできますね。

Medieval Japan (iTunes が起動します)
Medieval Japan Lite (無料体験版です)

Anomaly 2

逆タワーディフェンス」として話題になり、2011 年には Apple から「Design Award」(デザイン賞)を授与された、一風変わったリアルタイムの戦術シミュレーションゲーム Anomaly Warzone Earth
その続編が先日公開されました。
Anomaly 2」です。

前作は地球に進攻してきたエイリアンとの戦いを描いていましたが、今作はその十数年後の話で、もはや文明はエイリアンによって崩壊しており、人類のレジスタンス的な活動が描かれます。

販売元は大手パブリッシャーの Chillingo、開発はポーランドのメーカー 11 bit studios で、前作と変わっていません。
ゲーム内容も前作の「正当進化」と言え、グラフィックや演出は大幅に強化されていますが、システムはほぼ同じですね。

Anomaly 2

ルート上を連なって進行する味方ユニットが、エイリアンの砲台(タワー)で固められた敵陣に突入していきます。
本当にゲームの基本システムは、一般的なタワーディフェンスの逆です

戦闘は自動で行われますが、もちろんそのままではフルボッコにされて負けてしまいます。
プレイヤーは進行ルートを変更し、ユニットを強化し、アイテムを使いながら、味方ユニットの戦いを支援します。

手順としては、まずは手持ちの資金でユニットを購入
ユニットには攻撃を連射するマシンガン車両や遠距離砲撃ができる移動砲台、味方にシールドを張る護衛機などが存在し、資金の範囲で好きなものを編成に加えられます。(最大6台)

次に移動ルートを設定
ユニットは自動で前進し続けますが、分かれ道でどちらに進むかはプレイヤーが任意に設定できます。
同じ場所をグルグル回ることも可能で、いつでも自由に変更できます。

購入と設定が終わったら進軍開始。
敵のタワーが迎撃してくるので、回復やデコイ(おとり)などの消費アイテムを使ってやられないよう援護しますが、ユニットはどんどん進み、停止やバックは出来ないので、素早い判断が必要になります。
アイテムは敵を倒せば入手できますが、尽きてしまうと行き詰まるので無駄使いは禁物です。

敵を倒したりマップ内にあるカプセルを回収することで資金が増えていきます。
これを使って好きな時にユニットの購入・売却・強化を行え、並び順なども変えられます。
ただし戦闘中のユニットの売却は入手額に -30% のペナルティが付きます。
(戦闘中でなければ購入費・強化費と同じ金額で売却できます)

途中で敵の援軍が出て来たり、イベントで道が塞がったりすることもあるので、移動ルートも小まめに変更した方が良いですね。
ゴールに到達すればステージクリアとなりますが、後半になると特定の敵を倒したり、目的地まで車両を護衛することが目的になる場合もあり、勝利条件はステージごとに変わります。

Anomaly 2
※移動ルートの設定画面。 「前方に強力な攻撃を行うが、側面や背後は無防備」という敵もいるので、そういう敵の裏に回り込めるようなルートにするのがコツ。
進行の邪魔にならない敵は無理に倒す必要はありません。


Anomaly 2
※ゲーム序盤は「バーチャルトレーナーでの訓練」という事になっているため、グラフィックがワイヤーフレームになっています。
そのためワイヤーフレームの画像しか紹介されていない記事も多く、ずっとこの画面で戦うのかと思っている人もいるようですが、4ステージ目からは普通のグラフィックの実戦になります。

Anomaly 2
※ガレキに埋もれる自由の女神・・・ 前半は氷河期状態のアメリカが舞台なので、退廃的な風景が続きます。
こういう無機質でリアルなグラフィックは、東欧は強いんですよね。


ここまで述べた内容は、前作 Anomaly Warzone Earth と同じ部分です。

今作からの新しい要素は、まず全てのユニットがロボットに変形すること
マシンガンの車両は手から火炎放射を出す二足歩行ロボになり、前方を砲撃をする車両は 360 度にロケットミサイルを撃つ四足歩行兵器になります。
後半に登場する戦車も支援無人機を従えたロボットになります。

ただし火炎放射ロボは強力ですが射程が短く、ミサイルロボも遠距離砲撃よりは射程は劣ります。
戦車も変形しない方が防御力があり、つまり一長一短ですね。
変形はユニットをダブルタップするだけで任意に行えるため、状況に合わせた使い分けが可能です。

もう1つは、これは新要素というよりも攻略の変化ですが、特定の攻撃に対して強い、もしくは反撃するような敵タワーが登場します。

例えば、こちらの攻撃をシールドで防ぐタワーがあり、これはマシンガンや火炎放射で攻撃しないとなかなかシールドを破れません。
一方、タマゴ型のエイリアンは攻撃し続けると孵化ゲージが貯まっていき、最大になると超強力なエイリアンに変化してしまいます。 これは攻撃が単発の砲撃やミサイルで撃たないと危険です。
衝撃波でこちらのシールドをはがしてしまう敵も存在します。

今回は戦闘中でなければユニットを損せずに売却できるので、敵の種類に合わせてユニットを入れ替える必要が出てきます
戦略性は前作より増していますね。

Anomaly 2
※この丸くて赤い奴が撃ち続けていると孵化してしまう敵。 マシンガンで撃ってると大ピンチに!
事前にユニットを砲撃型にして対処するか、迂回ルートを通りましょう。
もしマシンガンを撃ち始めた時は、すぐ変形させれば変形中は攻撃しないので一時的にやり過ごせます。


Anomaly 2
※シールド付きの敵が出現。 シールドは6枚あるので、砲撃で1枚1枚破ってると時間がかかります。
マシンガンなら一気に破壊できるのでラクに対処可能。
なお、味方のシールドを張るユニットは、変形すれば周囲の敵を弱体化させる電撃を発するようになります。
爆発でシールドを剥がす敵がいるステージでは電撃の方を活用しましょう。


価格は 600 円。 これと言った難点はなく、グラフィックや演出に優れた高クオリティーなゲームであり、値段以上の価値のあるアプリだと思います。
課金要素も(現時点では)特にありません。

全 14 ステージで、後半ステージはクリアまで 30 分以上かかったりするので、手軽に出来るゲームではありませんが、相応にボリュームのある内容です。
オールクリアまでスムーズに進めば4~5時間前後でしょうか。
難易度はステージごとに選択可能です。

RTS(リアルタイムの戦術シミュレーション)系が好きな方や、「逆タワーディフェンス」に興味のある方にオススメですね。

Anomaly 2 (iTunes が起動します)

Ittle Dew

一言で言うと「ゼルダの伝説」。
それで説明が終わりそうな、2D のゼルダの伝説をリスペクトした謎解きアクションアドベンチャーゲームが iPhone / Android で公開されています。
Ittle Dew」です。 Little ではなく Ittle です。

遊びやすく、適度にアクションとパズルの要素がある、かなり高いレベルで作り上げられたゼルダ風ゲームです。
ボスなども登場しますが、どちらかと言うとパズルの要素の方が強いですね。
開発はスウェーデンのメーカーのようです。

Ittle Dew

森や洞窟、城などのダンジョンを、謎を解きながら進んでいきます。
「謎」と言ってもそんなに難しい訳ではなく、スイッチの上にブロックを押したり、ヒビの入った壁を爆弾で壊したり、敵を全滅させたりといったものです。

閉じられた扉を叩くと、それを開くためのヒントが与えられます
例えば、スイッチで開く扉はそのスイッチに光が飛んでいき、敵を倒すと開く扉はその敵が光るようになります。

一応アクションゲームなので、敵の攻撃を受けるとライフが減っていき、なくなるとダウンしてしまいますが、すぐその部屋から再開できますし、回復のハートも頻繁に出てきます。

マップは結構広く、特に冒険の中心となる城の中はかなり入り組んでいるのですが、いつでもマップを確認可能。
階段や開いてない扉の位置も表示されており、目指すべき場所も矢印で記されています。

Ittle Dew
※トロッコで走り回りながら火山弾を放ってくる敵が出現!
殴っても効きませんが、ブロックで線路を塞ぐと衝突して倒すことができます。
爆弾も押して運ぶことが出来るので忘れずに。


Ittle Dew
※お城のマップ。 階段の位置にはワープゾーンがあり、相互に行き来できます。
行くべき方向が解らなくなったら、これを見てまだ行ってない場所を確認しましょう。


Ittle Dew
※会話シーン。 ラクガキっぽい絵のタッチが味があって良いですね。
セリフもちょっとおちゃらけた感じ。 英語なので解り辛いのが難点ですが。


城の入口付近にはショップがあり、お金を貯めれば新しい装備を買えますが、お金は城内で見つかる宝箱からしか手に入りません
敵を倒してお金を貯めて・・・ と言ったものではなく、ゲームの進行に合わせて購入する形です。

しかもこの品物、買ったら手に入るのかと思いきや・・・
いきなりそのアイテムがあるダンジョンにぶっ飛ばされます!
なんというナナメ上な展開。

アイテムには炎をまとった剣や氷の杖、ブロックを出す杖などがあり、その特性を活用しなければ解けない謎が出てきます
例えば、ブロックを凍らせて遠くまで滑らせるとか、凍ったものを炎の剣で壊す、松明を氷の杖で消すなどですね。

解説が英語なのでやや解り辛いのですが、主に以下のような特性を持ちます。

木の棒:最初から持っている。 これでも立派な武器。 松明に振るとしばらく火が付く。
炎の剣:常に火をまとっている。 松明に火を灯したり、爆弾に火を点けたりできる。
緑の杖:緑のブロック(ポータルブロック)を出せる。 出したブロックは障害物になり、押すことも可能。 ポータルの魔法弾を撃つこともでき、当てた生物や爆弾はブロックの位置にワープする。 トゲの上にブロックを置いて敵をそこにワープさせると一撃で倒すことが出来る。
氷の杖:アイスの魔法弾を撃てる。 敵や爆弾、ブロックなどを凍らせ、松明の火も消せる。 凍ったものは炎の武器で叩くと一撃で破壊できる。 凍ったブロックや爆弾を押すと何かにぶつかるまで滑っていく。 壁に使うと凍結し、そこに魔法弾を撃つと反射する。

Ittle Dew
※ゴチャゴチャ感がハンパないショップ。 でも売り物は少ない。
店の奥にはワープゾーンがあり、城の各所に通じています。
「いかだ」は城のボスを倒した後に入手できるもので、これを買うと島から脱出できます。


Ittle Dew
※そしてショップでアイテムを買うと・・・ 問答無用でズドーーン!
ショップで買うのはアイテムではなく、アイテムを入手できる場所へのぶっ飛びサービスだった!?
おまけにぶっ飛ばされる際に手持ちの装備を落としてしまいます・・・(後で回収可能)
基本的には、城でお金をゲット → ショップでアイテムを買おうとする → ダンジョンにぶっ飛ばされる → ダンジョンでアイテムを取って戻って来る → 再び城でお金を探す、という形で進行します。


Ittle Dew
※各ダンジョンのラストにはボスも待ち受けています。 このボスのレーザーはブロックを出せばガード可能。
ボスとの戦いも謎解きに近く、アイテムをうまく使い、ボスの攻撃をボス自身に当てて倒す場合が多いです。


価格は 500 円。 iPhone のアプリとしてはやや高めですが、値段分の価値のあるアプリだと思います。
追加課金もなく、安心して最後まで遊べますね。
クリアまでスムーズに行けば2~3時間ぐらいですが、ある程度悩みながら進行することになるでしょうから、実際にはもっとかかると思います。

特に目立った欠点はなく、謎解きも難しすぎず簡単すぎずで、適度に頭を使いながら進めていけるため、パズルを次々と解いていく爽快さのようなものもあります
ただ、パズルが苦手な人だと、ちょっと行き詰まることもあるかも・・・?
ヒントが書かれた看板があったり、お供の羽付きイタチ(?)がアドバイスをくれたりするのですが、英文なので日本人には解り辛く、強いて言えばそこが難点でしょうか

しかしちょっと考えれば解るシーンが多く、英語が読めないと解けないような謎は存在しません。
その辺りの謎解きとアクションの難易度も含めて、本当に「ゼルダのリスペクト」と言える作品ですね。
見た目も取っ付きやすく、万人に勧められるゲームだと思います。

Ittle Dew (iTunes が起動します)

 iPhone AC

 ブログトップへ

iPhone AC
https://iphoneac.com/

 最新のレビュー記事は
 電ファミニコゲーマーに
 移転しております。

iPhone AC レビュー記事移転

 移転の詳細は
 こちら をご覧下さい。

 更新情報は Twitter
 お伝えしております。

最新コメント


月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

livedoor プロフ

カムライターオ

ご意見・ご連絡は
iphoneac@mobile.nifty.jp へ
ブログ方針は こちら を。
Google