iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2013年12月

三國志戦記

様々な戦法をパズルのように連鎖させ、敵をフルボッコにするのが楽しい、三国志をテーマにしたシミュレーション RPG が iOS で公開されました。
三國志戦記」です。

このゲームは元々 PS2 で 2002 年に公開されていたもので、その移植となります。
このゲームには1と2がありますが、今回移植されたのは1の方です。

正直、このゲームが発売されたことは私的には凄く意外でした。
コーエーは iOS で「信長の野望 全国版」や「三國志2」を発売しているものの、普通のゲームはここ3年ぐらい公開しておらず、携帯やスマホにおいては「ソーシャルゲーム専門メーカー」という印象がありました。

さらに普通のゲームを発売するとしても、まさか三國志戦記を選ぶとは・・・
無双とか、太閤立志伝とか、コーエーテクモだから Dead or Alive とか、他にもメジャータイトルが色々あるだろうと・・・

とは言え、私はこのゲームは PS2 でかなりやり込んでいたので、移植されたことは嬉しいですね。
インターフェイスもスマホ / タブレットに最適化されており、多数の兵士が現れる戦闘演出や、美しいストーリームービーなどもそのままです。
データ量が多く、インストール後のサイズは 1.29 GB あるのでご注意下さい。

三國志戦記

フィールドは四角のマスで区切られており、機動力の分だけ部隊を移動させ、敵を攻撃して全滅させるか、大将を撃破すれば勝利になるシミュレーション RPG です。

ユニットは「戦意」が高い順番に行動するため、敵と味方が交互に動く訳ではありません。
また、戦意は攻撃やダメージによって増減するため、各ユニットの動く順番は毎ターン変わります
ただ、ユニットの上には動く順番が表示されているため、「誰がいつ動くのか解らない」ということはありません。

このゲームの大きな特徴は、敵や味方を強制的に移動させる効果を持つ様々な「戦法」があり、しかもそれが連鎖で発動すること。
例えば、「突撃」を持つ武将の前に、攻撃した敵を引き寄せる「偽退誘敵」で敵を誘い込むと、この2つが連続で発動して大きなダメージを与えられます。

うまくしかければ、味方を前進させる「督戦」を使って突撃を持つ武将を前に出し、相手にダメージを与えつつ「突撃」で敵を押し込み、押し込んだ先には「伏兵」を持つ武将が待ち構えていて、さらに伏兵を受けて逃げた先には「側面攻撃」を持つ武将がスタンバっていて、さらにそこから逃げた先には「単騎駆」を装備した関羽が待ち構えている、というような文字通りの「孔明の罠」をしかけることができます

ここまでフルボッコにしなくても合戦には勝利できるのですが、大ダメージを与えれば部隊は大きな経験値を得られますし、相手を捕縛して味方に加えられる確率も上がります。

うまく戦法を連鎖させるには、敵味方の行動順に注意し、連鎖する順番を逆算しながら各武将の位置と向きを整えていく必要があります。
その過程はシミュレーションと言うよりはパズルに近く、ある意味「シミュレーションパズル」「ピタゴラ系+戦術 SLG」と言っても良いかもしれません。

戦法が発動する際には多数の兵士が登場する、3D グラフィックのリアルな戦闘シーンが表示されます。
武将のボイスも豊富で、時には一騎討ちが発生したり、ライバル武将の激突が起こる場合もあります。

三國志戦記
※連鎖発生中のシーン。 四撃、五撃と連鎖数が表示され、その度に与えるダメージが増加していきます。
たまに戦法の字が燃え上がり、この時はクリティカルが発生します。
普通の攻撃でも相手がザコの場合、一騎討ちによる一撃必殺が起こる場合もあります。


三國志戦記
※軍師のみ「連環」という技を使うことが出来ます。 これは戦法の実行の予約で、使った相手には輪っかが表示されます。
この状態で味方の誰かが戦法を使うと、その場所に関わらず、連環で予約していた戦法も実行されます。
これにより離れた場所でも連鎖を繋げることが出来ますが、連環実行中の軍師が攻撃を受けると解除されてしまいます。


三國志戦記
※張遼と甘寧が戦闘で遭遇したシーン。 こういうミニイベントがたくさん盛り込まれているのも特徴。
会話があるイベントのセリフはすべてフルボイスです。
曹操のセリフは銀河万丈さんなので、なんだかとってもギレン・ザビ。


戦闘の合間には「戦略シーン」があり、ここで軍団の編成や移動などを行うことが出来ます。

ただ、内政のようなものはなく、武将を「使者」にして交友のある在野武将を登用したり、外交の特性を持つ武将を他国に送って同盟交渉をしたり出来ますが、ストーリーの進行に合わせて占領目標や参戦勢力、制限ターン数などが決められていて、無関係な相手を攻めたりすることはできません。

シナリオ開始時に作戦が提示され、それに沿って動く形ですね。
戦略シミュレーションではなく、あくまでステージクリア制のゲームといった感じです。

ただ、シナリオによっては作戦が複数提示される場合もあります。
例えば劉備の場合、呂布と同盟するか、それとも交戦するかでストーリーが分岐します
曹操の場合、袁紹が勢力を拡大した時、袁紹と対決するか、袁紹と一旦同盟するかを選べます。

必ずしも史実通りの選択が良いとは限らず、史実に反した展開に持ち込むことも出来るので、その辺もこのゲームの面白さでしょう。
オープニングや重要な場面では見応えのあるムービーも表示されます

三國志戦記
※戦略画面。 でも出来るのは在野武将の登用と軍団の編成・移動ぐらい。
在野武将の登用には友好関係のある武将が必要なので、取れる武将は限られています。
基本的に他国武将は、戦場で連鎖を決めてゲットするものだと思った方が良いでしょう。
なお、「工作」の特技を持つ武将を使者にして戦地に派遣すると、工作部隊として戦場に登場します。


三國志戦記
※劉備編のオープニング。 毎度おなじみの桃園の誓い。
ムービーは結構たくさん盛り込まれていますが、マルチストーリー&マルチエンディングのゲームなので、すべて見ようと思ったら様々な展開を試さないといけません。
2周目以降でないと発生しない展開もあります。


iOS 版の特徴ですが、まずグラフィックが高解像度に合わせて細密になりました。
PS2 の 3D モデルなので、iPad で見るとやや角張った感もありますが、iPhone ではかなり綺麗ですね。
ムービーはさすがに高精細に出来ないので、ややぼやけた感じがありますが、元々の品質が高いため、十分美しいと言えるレベルです。

また、新しいルールとして「行動順自由」が追加されました。
これをオンにすると戦意による行動順がなくなり、こちらが全員動いたら相手の番になるという、完全なターン制のゲームになります
このルールだと連鎖中に敵に割り込まれる心配がなく、こちらの全部隊を使って連鎖のしかけを好きなように組み立ててから発動できるので、手軽に大連鎖できます。

ゲームが簡単になり過ぎる印象があり、激励や威圧などの戦意をコントロールする戦法の意義も乏しくなりますが、連鎖の組立は慣れないと難しいので、スマホのゲームである事も考えると、こういうイージーモードも必要かもしれませんね。
なお、行動順自由のオンオフに制限はなく、戦略画面でいつでも切り替えられます。

課金要素が加わったことも、一応変更点と言えるでしょうか・・・
好きな戦法を習得させられる「兵法書」と、真・三國無双7のキャラクターモデルが課金アイテムとなっています。
ただ、どちらも必須なものではありません。

オートセーブも備わっており、これと言った難点は見当たりませんが、強いて言えば連鎖の組立で頭が混乱するかもしれません。
普段あまりゲームをしない人には、ちょっと複雑なシステムと言えそうです。
まあ「行動順自由」でだいぶラクになりますが。

三國志戦記
※2人の軍師の提案。 たいてい2つの献策が行われ、どちらかを実行することになります。
史実通りの行動を行えば、史実通りの結果になっていきますが・・・ まずは思うままに選択していくのが良いでしょう。


本体は無料ですが、そのままでは体験版に過ぎず、序盤の2ステージしか遊べません。
課金は全ストーリーの一括購入で 1600 円
個別購入の場合、魏・呉・蜀 の前編・後編がそれぞれ 300 円です。

個別で全部買うと 300x6 で 1800 円になるので、全てやり尽くすつもりなら一括購入の方が良いです。
ただ、このゲームは1つの勢力だけでも相応のボリュームがあります
その勢力の全エンディングを見ようと思ったら尚更です。
個別で全部買っても 200 円しか違わないので、とりあえず好みの勢力を 600 円で前後編買う、というのも良いですね。

PS2 時代のゲームソフトの移植なので、ちょっと古く見える部分もありますが、ボリュームやクオリティーなどは十分です。
三国志や戦術シミュレーションゲームが好きな人にはオススメですね。
最近、大航海時代の新作をブラウザゲームで出すという発表も行われましたが、コーエーも脱ソーシャルゲームに向かっているということなのでしょうか?

三國志戦記 (iTunes が起動します)


【 ちょこっと攻略 】

・連鎖は敵の行動順を見て、そこから逆算して考えましょう。
・例えば行動順が7番目の敵がいた場合、近くに6番目に動ける味方がいるなら、その味方が起点となります。
・そしてその敵を攻撃できる位置の味方の戦法をチェックして、どんな連鎖が出来るか考えます。
・ただし5番目に動く敵が近くにいる場合、その敵の行動によって邪魔される場合があります。 起爆前に動く敵がいる時は、連鎖は出来ないと思った方が無難です。

・戦法を受けて敵が動く場合、移動方向を向きますが、「奮闘」や「突撃」で動いた敵は移動後に攻撃した部隊の方を向きます。
・移動先が塞がれている場合は動きません。 相手を完全に取り囲んでしまえば連鎖は容易になります。
・連鎖を発動できる味方が複数いる場合、戦意の高い方から行動します。
軍師の「連環」は手軽に連鎖数を増やせるので多用しましょう。

・戦法を使わない時でも、通常の攻撃を行っておきましょう。 それによって相手の戦意を少し落とせます。
・「督戦」「激励」「威圧」などの戦意を増減させる特技は、行動順を有利にしたり、武将の特性を発動させるため、連鎖でなくても活用しましょう
・「後方奇襲」は相手を混乱させます。 単発でも便利な特技で、混乱した敵は次のターンは動けないので、ゆっくり連鎖を準備できます。
・「挑発」は遠くにいる敵を移動力を無視してこちらに引き寄せる強力な戦法です。 「陥穽」も同じ使い方ができます。

・曹操(奸雄)は戦意 80 以上で知謀・統率の戦法が使い放題になります。 「挑発」「激励」「後方奇襲」などを連発できます。
・劉備、孫権、曹丕(英雄)も戦意 80 以上で統率系を使い放題なので、「激励」「後方奇襲」があれば連発できます。
・孫策(覇王)と「万人敵」の特性を持つ人は戦意 80 以上で武芸系を使い放題です。 「督戦」は武芸系です。
・軍師タイプの人が持つ「策士」は戦意 80 以上で知謀系が使い放題になりますが、開始時の戦意が低い場合が多く、活用はやや難しいです。
・条件が満たされて武将の特性が発揮される状態になると、部隊から湯気(オーラ?)が上がります。

・ゲーム序盤はまだ戦法が少ないので、あまり無理はしないように。
・難しいと思ったら、戦意をあまり気にしなくて良い「行動順自由」でプレイした方が良いでしょう。 そこである程度慣れてから、通常のプレイに切り替えた方が良いかもしれません。

【特集】Apple BEST OF 2013 発表

その年のベストアプリを Apple が選出する「BEST OF 2013」が本日発表されました。
優秀作が多く選ばれているので、今年から iPhone を使い始めた人にとってはアプリ選びの指針になると思います。

ただ、この Apple の選出はデザインや技術に優れたもの、外部にアピールしたいものなどが優先される傾向にあり、一般ユーザーの視点とはちょっとズレている部分もあるため、その点は加味しておきましょう。
また、モラル的に問題のあるアプリも除かれている模様です。

BEST OF ○○ は世界共通のアプリが選ばれる傾向にありますが、国ごとにちょっと違います。
以下で紹介されているのはあくまで日本の Apple Store の選出作です。

Apple Store BEST OF 2013 (iTunes が起動します)

さて、ここではゲームアプリに絞って、選出されたアプリについての私的な感想を記載していきたいと思います。
辛口のコメントもありますので、絶賛コメントしか見たくない方はご遠慮下さい。


【 ベスト iPhone ゲーム 】

アスファルト8:Airborne (ゲームロフト)

とんでもないコースを大暴走するハチャメチャレーシング。
スマホのカジュアルレースの代表格であり、単純にやってて面白い。
納得できる受賞です。 Android でも大人気ですね。

【 ベスト iPad ゲーム 】

GO DANCE (セガ)

フェイスカメラでプレイヤーの動きを読み取るダンスゲーム。 こちらは全く納得ができない。
まだ技術的・ハード的に無理がある印象。 ある意味「セガ」過ぎてる。
ただ Apple の選出であることを考えると、新技術を使っているため、いかにも選ばれそうな作品です。

【 グッド iPhone / iPad ゲーム 】

ブラッドマスク (スクエニ)

スクエニのインフィニティブレード系の格闘ゲーム。
グラフィックや演出は高レベルですが、難易度と課金のバランスで賛否両論だった作品。
テレビ CM も行われたし、間違いなく「話題作」ではあったので、その点を評価しての選出かもしれませんが、私的にはもっと他に候補があったのでは、とも思う。

BADLAND (Frogmind)

モノトーンのグラフィックとやや残酷な世界感が印象的なアクションゲーム。
Apple がやたら推していたので、その意味で選出は理解できる。
しかし秀作ではあるが、私的にはそこまで凄いとは思わなかったし、巷でもそれほど話題になっていなかった印象。

【 インディーズゲーム 】

オーシャンホーン (FDG Entertainment)

3D ゼルダの伝説。 私的にはこれがベストゲーム候補。
インディーズゲームになってるけど、内容はインディーズのレベルじゃない。
これがグッドゲームやベストゲームになってないのが私的に不満ですが、パクりっぽいのは避けたんだろうか。

LIMBO Game (Playdead)

世界的大ヒットのアクションパズル鬱ゲー。 ゲームと雰囲気の完成度がかなり高い。
Apple が好みそうな作品でもあり、選出は妥当でしょう。

Space Qube (Playground Publishing)

ブロックを組み合わせて自機を作れるシューティング。 ただしゲームとしては単純。
これはゲームとしてではなく、作った 3D モデルを 3D プリンターに出力できる点が評価された、技術賞的なものだと思います。

Mr.クラブ (Illusion Labs) ※iTunes 起動

1本の柱の回りを螺旋状にグルグル昇っていくミニアクションゲーム。
これも Apple がかなり推していた作品で、うちでも紹介する予定だったけど、モロモロあって放置になってしまいました。 まあショートゲームの秀作と言ったところです。

Dark Reaper Shoots!  (SummerTimeStudio) ※iTunes 起動

Solomons Keep シリーズのような全方向スクロールシューティング。
パワーアップ要素が豊富で楽しめそうですが、課金しないと広告が死ぬほど邪魔。
後日レビュー予定です。

Shadow Vamp (Gamesmold) ※iTunes 起動

日差しの角度を変えて、光に当たらないようにヴァンパイアを進めていくパズルアクション。
美しい 3D グラフィックがウリのゲームですが、内容としてはミニゲームといった感じ。

【 大作ゲーム(ブロックバスター) 】

XCOM : Enemy Unknown (2K Games)

FPS をターン制シミュレーション RPG にした作品。 ゲームとしての評価はトップクラス。
ただ Apple アワードは以前から大作過ぎるゲームは敬遠される傾向があります。
「大作ゲーム」というコーナーが別に設けられているのはそのためでしょうか。

DEAD TRIGGER 2 (MADFINGER Games)

クオリティー的には大作だけど、手軽でカジュアルに楽しめるゾンビ物の FPS。
これはまあ、選出されて当然でしょうね。
割と早い段階でパワーアップがしんどくなってくるのがちょっと残念ですが・・・

FIFA 14 by EA SPORTS (EA) ※iTunes 起動

このゲームは公開当初やたら不安定でまともに動かず、当方でも落ちまくった挙げ句、起動不能に。
しかもソーシャル化したためサーバーが慢性的に過負荷で運営状態は最悪。
バグもてんこ盛りでレビューしたくても出来ない状態だったのですが、今はマシになったんだろうか・・・? ゲーム自体は前より面白くなってそうでしたが・・・
FIFA 14 だから選出されて当然と思う反面、そんな有り様のアプリを選出すんなとも思う。

FINAL FANTASY V (スクエニ)

ファイナルファンタジーの新作。 キャラグラフィックに批判が集中しましたが、ゲームは最高。
日本で純粋にスマホゲームを評価したら、本当はこれがトップクラスでしょうね。

Infinity Blade III (Chair Entertainment)

タッチパネルにマッチした操作の1対1の剣劇アクション「インブレ」シリーズの最新作。
これもトップクラスの作品ではあるけど、さすがに当初ほどのインパクトはなくなったか。

イザナギオンライン (Asobimo) ※iTunes 起動

国産のスマホ用 MMORPG。 これは手軽にレビューできるような作品ではなさそうなので、後回しにしたまま時間が経っている状態です。 いずれレビューしたいとは思います。

【 海外の人気ゲーム 】

Clash of Clans (Supercell)

村開発ゲームに RTS 要素を加えた、高クオリティーな作品。 どちらかと言うとバトル重視。
世界的な大ヒット作で、ダウンロード数で言うと世界トップクラス。
開発元のスーパーセルがソフトバンクに買収されるという驚きのニュースもありました。

ヘイ・デイ(Hay Day) (Supercell)

スーパーセルその2。 ソーシャル型の村開発ゲームの世界的定番。 こちらは開発重視。
総ダウンロード数はこちらも世界トップクラスです。
やはりシンプルな農園ゲームにも、高いクオリティーと多少のゲーム性は必要ですよね。

キャンディークラッシュ (King.com Limited)

マッチ3ゲームの世界的定番で、おそらく今年の総ダウンロード数はこれが世界ナンバー1でしょう。
最近テレビ CM が始まっててビックリしました。

Plague Inc. -伝染病株式会社- (Ndemic Creations)

これホントは 2012 年公開のゲームだから、選出外だと思うんだが・・・ 日本語化されたのは今年だけど・・・
疫病で人類を滅亡させる不謹慎なゲームですが、人気と面白さは本物。
これを作ったのはイギリスの20代の方で、あっという間に「大金持ち」になったそうです。
まだスマホアプリのアメリカンドリームは健在な模様。

Waking Mars (Tiger Style)

おじさんが火星に奇妙な植物を植えて回る、半分アクション、半分環境ソフト的なゲーム。
日本語化されたためストーリーを楽しめるようになっていて、セールされることも多いので、人を選ぶゲームですが当初よりお勧めできます。

CSR Racing (NaturalMotion) ※iTunes 起動

直線を走るだけのレースゲーム。 やることはスタートダッシュとシフトアップのみ。
私は楽しいと思わなかったけど、その手軽さが非ゲーマーな方にはウケている模様?
クラッチやマニュアルシフトじゃないのでゼロヨンチャンプのようなゲーム性はないです。
これも本当は 2012 年発売のゲームなんだけど・・・ 結構適当?

【 再定義されたレースゲーム 】

Real Racing 3 (Electronic Arts)

スマホ最高のレースゲームに、課金演出と待ち時間をてんこ盛りしたアプリ。
なんだかんだ言って課金者は多い模様。 まあメーカーにとっては儲かれば正義でしょう。
その儲けでいずれ遊びやすい作品を作って欲しいものです。
余談ですが、「再定義されたレースゲーム」の「再定義」ってなんだ。
って言うか、どうしてそれほど多くないレースゲームが個別部門になってるんだ。

GTレーシング2: The Real Car Experience (ゲームロフト)

ゲームロフトのパクリ RR3。 パクるのはいい。 課金と待ち時間のシステムまでパクらないでくれ・・・
しかもボリュームが「あり過ぎて」やってられない。 ゲームのテンポや達成感も大事ですよね。

2K DRIVE (2K Sports)

レース部分は良いんだけどインターフェイスなどが残念な第三のリアルレースゲーム。
ただ上記の2つほどヘビーな課金仕様ではないので、上の2つが合わないリアルレースファンから支持されている模様。

Riptide GP2 (Vector Unit) ※iTunes 起動

水上バイクレース。 波の表現がリアルでクオリティーは高く、まだ当方ではレビューはしてなかったけど、選出されるのも頷ける作品。
ただ水上バイクなので、実車などが登場する訳ではなく、その点はレースとして欠点か。

ワイルド スピード ユーロ・ミッション (Kadam) ※iTunes 起動

CSR Racing と同じハンドル操作のないレース風のミニゲーム。
一応カーブもあるけどボタンを押したら自動で曲がる内容で、CSR があるんならこっちはいらないだろ的なアプリ。
しかもどうしてこれと CSR が別部門なのかも疑問。

Groove Racer (Out Fit 7 Ltd.) ※iTunes 起動

昔懐かしいスロットカーをゲーム化したもの。 ワンキーゲームで非常にシンプル。
Apple アワードには一般向けのシンプルでオシャレなゲームが必ず含まれるので、そうしたカジュアル枠だと思われます。 ゲームとしてはシンプル過ぎる。

【 反射神経の限界に挑戦 】

Duet Game (kumobius) ※iTunes 起動

円を回転させて、円上にある2つの点が障害物にぶつからないように進んでいくシンプルゲーム。
サウンドや雰囲気が良く、やってみると意外に楽しめるが、結構マゾゲー。 でも選出は納得。

一瞬のスキマ X (コロプラ) ※iTunes 起動

動くブロックに一直線のすき間が出来た瞬間に画面をタップするミニゲーム。
内容はシンプルだが演出が良く、ゲームも解りやすい。 そしてテンポが良い。 通勤通学向け。

IMPOSSIBLE ROAD (Kevin Ng) ※iTunes 起動

ジェットコースターのようなレールの上でボールを転がしていく。
非常にシンプルかつシビアなゲームで、私的には選出するレベルではない印象。

Boson X (Ian MacLarty) ※iTunes 起動

穴だらけのチューブ状の中をジャンプで進んでいくようなゲーム。
これもかなり高難度のマゾゲー。 やはり選出するレベルではない印象。

Slayin (FDG Entertainment)

左右移動でモンスターを倒しながらステージクリアしていくミニアクション RPG。
システムはシンプルだがファミコン風の演出が良く、適度なゲームバランスで楽しめる作品。
でもこれって「反射神経」が必要か?

Mega Dead Pixel (Chillingo) ※iTunes 起動

小さなドットを左右に動かし、障害物を避けつつ、それにかすっていくゲーム。
見た目が Apple 好みだけど、シンプルなミニゲームであり、選出に相応しいレベルとは思えない。

【 クラフトゲーム 】

Minecraft - Pocket Edition (Mojang) ※iTunes 起動

元祖マインクラフト・・・ の劣化スマホ版。 正直スマホでは他のマイクラ系の方が良いです。
「スマホ版も大規模アップデートするよ!」という告知は何度も行われていますが、やるやる詐欺状態。
余談ですが、マイクラ系のゲームってそんなに多くないのに個別部門になってるのが微妙。 これも人気の成せる技か。

Survivalcraft (Igor Kalicinski) / プレイ日記2

サバイバルモードに特化したマインクラフト系。 スマホではこれが一番オススメです。
アップデートも継続的に行われており、長く楽しめる作品ですね。

Junk Jack X (Pixbits SRL)

テラリア系。 2D マイクラ。 日本では iOS 版のテラリアが発売されていないので、その代わりとなるアプリであり、そしてスマホで楽しむ場合はテラリアよりこちらの方が良いと思います。
アップデートも意欲的で、前作よりボリュームも増えました。

The Blockheads (Majic Jungle Software)

グラフィックは 3D だけとゲーム性は 2D という、ちょっと変わったテラリア系。
マイクラ系・テラリア系の基本が詰まっていて、それでいてプレイしやすい入門用アプリと言える存在。

Block Fortress (Foursaken Media)

マイクラ+タワーディフェンス+FPS。 個人的には今年一番のヒットアプリ。
選出されてなかったら怒るレベル。 ただ、あまりゲームをしない人には複雑かも・・・?

Guncrafter (Naquatic LLC) ※iTunes 起動

銃を作って試し打ちするゲーム。 銃の作り方はシンプルで、必要なパーツがあってそれっぽい形ならOK。
今回初めてやったけど意外と面白かったので、後日レビューする予定。

(どうしてこれが選出されてないんだコーナー)

Deemo (Rayark)

今回の選出作品はどれも2013年11月中旬以前のものなので、時期的な理由で対象外になった可能性はあるけど、でもこれはオーシャンホーンより発売は早い。
選出に入ってないのは正直納得できない。

Plants vs. Zombies 2 (PopCap)

アメリカやイギリスでは「グッドゲーム」にもなっているのに、日本だけ部門別選出作にすらなっていません。
もちろん日本でも人気の作品なので、もはや理由が解らない。
中の人の好みが強く影響してるんだろうか・・・?

Kingdom Rush Frontiers (Ironhide Game)

タワーディフェンスの名作。 これもアメリカではインディーズ部門に入ってるけど、日本では選出なし。
タワーディフェンスは日本の Apple ではあまり選ばれない?

Heroes and Castles (Foursaken Media)

3D のディフェンスゲーム。 クオリティーやボリューム、巷の評価などを考えると入ってないのが疑問。
でも、入れるとしたら「大作ゲーム」になるだろうから、枠が足りないのはあるよなぁ・・・

Block story (Mind Blocks)

RPG のマイクラ系だが、クラフトゲーム部門にこれが入ってないのはちょっと意外。
まあ作りがやや大雑把な感もあるので、選出外になったのも解らないではないですが。
最近日本語化されたので、マイクラ系が好きな方は注目です。

にゃんこ大戦争 (ポノス)

これは昨年末の発売なので、去年だと発表前、今年だと対象外という・・・
でも日本でユーザーがベストゲームを選出したら、間違いなく上位でしょうね。


BEST OF 2013 のゲーム選出作+α は以上です。
ここに来てまたドラクエや Dokuro など注目作ラッシュなので、それらが入ってないのは悲しいですが、まあしょうがないですね。

ちょっと選出基準が曖昧な部分もありますが、ソーシャルゲームが入っていないため、メディア系サイトのランキングがソシャゲばかりになっているのを考えると、それより役に立つかな、とも思います。

The Room Two

しかけのある箱を様々な角度からいじくり回し、そこに隠された謎を解いていく、3D グラフィックが美しいアドベンチャーゲーム「The Room」に続編が登場しました。
The Room Two」です。 2 じゃなくて Two なのでご注意を。

前作は Apple が 2012 年度の「iPad ベストゲーム」に選出しており、そのハイレベルなグラフィックは今作でも健在です。

内容は「脱出ゲーム」と言えますが、そこいらの量産型脱出ゲームよりもはるかに高クオリティー。
また今回は箱だけでなく、部屋のあちこちにある備品にもしかけがあります。
前作はストーリー性は薄かったのですが、今回はややオカルト的・ホラー的になっており、物語を感じるシナリオになっていますね。

※当初は iPad 専用でしたが、アップデートにより iPhone にも対応しています。

The Room Two

部屋の中にしかけのある箱やテーブルなどがあり、タッチやスライドで謎を解いていきます。

横にスライドすると画面がグルグル回転し、中央にあるものを 360 度好きな角度から見ることが出来ます
ダブルタップであやしい場所に拡大し、ピンチ操作でズームアウト。
稼動する部分は実際になぞって動かすことができ、カギやダイヤルを回す時も指で回転させて行います。
このタッチパネルに最適化された臨場感のある操作が、このゲームのウリの1つですね。

グラフィックが非常に細密なのもこのゲームの特徴で、ズームしてもまったく粗が見えません。
iPad の Retina ディスプレイが本領を発揮するゲームです。

各所にある手紙は英文なので日本人だと読むのは辛いですが、読めなくても問題ありません。
一部の謎で英文が影響しますが、文章の意味が解らなくても解読可能なレベルです。
また、全体のストーリーは映像だけでも察することが出来ます

ゲーム前半の流れは前作と似ているのですが、後半はホラーテイストが強くなり、ちょっとゾクっとする演出もありますね。

The Room Two
※好きな角度から見回せるので、謎がわからない時は隅々までチェックしましょう。 意外なところにしかけがあったりします。
また、しかけがある場所をダブルタップすると拡大するので、あやしい場所が解らない時はあちこちダブルタップしまくってみるのも手。


The Room Two
※箱の取っ手をよく見てみるとアイテムが・・・ 箱の中だけでなく、側面にも注意を払いましょう。
こんなにズームしてもグラフィックはとても滑らかです。 鉄の質感や汚れ具合もリアルですね。


もし解法が解らなくても、悩んでいるとかすかに「ポン」という音がして、左上にヒントボタンが現れます
ヒントは数段階に分かれていて、1つ目のヒントで解らなくても、しばらく時間が経つと2つ目、3つ目のヒントが現れます。

ただ問題は、このヒントが英語なので、日本人には理解し辛い点
英語が解らない場合は実質ノーヒントでやらないといけません。
ただ、そんなに極端に難しい謎はないので、色々やってるうちに解けるはず。
ヒントも曖昧にしか解らない方が、ゲームとしては面白いかもしれませんね。

※現在は日本語に対応した「The Room Two (Asia)」が公開されています。

特に前作をやっている人だと、その応用で解ける謎も多いので、意外とサクサク進めると思います。

The Room Two
※前作同様、レンズを覗くと、見えないものが見えて来る・・・
もし行き詰まったらレンズを使ってみるのを忘れずに。 今回はレンズで透過するものは、光が反射しているような表現が行われるため、それも目印になります。


The Room Two
※中盤の山場、タイプライター。 ダイヤルを動かしてレバーを押すことで、実際にタイプすることが出来ます。
ここは英文をヒントに謎を解かなければなりませんが、意味まで理解する必要はありません。
特定の単語が出てくる順番だけ注目しましょう。


価格は 500 円。 前作同様、レビューであれこれ語るようなゲームではありませんが、とにかくグラフィックがリアルで、操作もタッチパネルに最適化されています。

※現在はアプリが無料で、フルバージョンにするには 360 円の課金が必要になっています。

高い技術力を持つ海外メーカーが本気で脱出ゲームを作ったらこうなる」といった感じの内容で、iPad を持っている人にはぜひオススメしたいアプリです。

色々な意味でタブレットに適している、ちょっと大人のゲームと言えますね。

The Room Two (Asia)(iTunes が起動します)

Grand Theft Auto: San Andreas

広大な町を自由に散策できる「オープンワールド」のゲームであり、強盗や殺人など何でもやりたい放題できてしまう「クライムゲーム」(犯罪ゲーム)の代名詞でもある「Grand Theft Auto」(グランド・セフト・オート)シリーズ。 通称「GTA」。
道徳的に問題のあるゲームですが、その自由度の高さで世界的に人気のあるシリーズです。

スマホではすでに「Grand Theft Auto 3」や「Grand Theft Auto: Vice City」が発売されていますが、先日さらにシリーズ作が公開されました。
Grand Theft Auto: San Andreas」です。

オリジナルは 2004 年に公開されていますが、日本で発売され始めたのは 2007 年になってから。
日本での発売が遅れた理由は、その非道徳的な表現がアメリカで問題となり、司法を巻き込んだ大きな騒動に発展したからで、そのため PS2 で発売された日本版には様々な規制が加えられました。

しかし今回発売された iOS 版は、日本版 GTA:SA で規制されていた「人を殺すとお金が出る」「倒れた人への追撃」「イベントでの麻薬の表現」などがそのまま残っているため、基本的に海外版と同じだと思われます

いずれにせよ、暴力表現や犯罪行為の強いゲームなので、子供に見せられるようなゲームではありません
この点にはご注意下さい。

Grand Theft Auto San Andreas GTA SA

主人公は故郷に帰ってきた黒人ギャング。 舞台は 1992 年のアメリカ西海岸です。
彼が不在の間にファミリーの所属するギャング組織は麻薬と抗争によって弱体化しており、それを復活させるために奔走することになります。

ただ、オープンワールドのゲームなので、本編そっちのけで好きなことをやって構いません
その辺の人をぶん殴って金品を奪うことも、車を強奪して乗り回すことも、商店で銃を乱射しまくることも自由です。

ただし犯罪行為を行った場合、警察に追いかけられる事になり、それでも罪を重ねていると「手配レベル」が上がって大量のパトカーに追われ、そのうちヘリや特殊部隊まで現れる事になります。
まあ警察に追われながらハチャメチャな銃撃戦やカーチェイスをするのも、このゲームの醍醐味ではありますが。

また、今回はギャング同士の抗争は大目に見られているようで、他のギャングのメンバーを撃ち殺したり、車で轢いたりしても、手配レベルは(流れ弾が市民に当たったりしない限り)上がりません。
向こうから発砲してくることも多く、従来より戦闘が起こりやすくなっています。

ゲームの進め方は前より解りやすくなっていて、メインミッションの発生場所は自宅の近く。
少なくとも序盤は、依頼人があちこちにいたりすることはありません。

警察に捕まったりライフがなくなって倒れたりしても、若干($100)のワイロや治療費で放免となります。
ただしメインミッション中にやられた場合はチェックポイントからの再開となります。
中盤からのミッションにはかなり難しいものもあり、リトライを繰り返さないといけない場合もありますね。

Grand Theft Auto San Andreas GTA SA
※町には複数のギャング団がいて、シマ(縄張り)を争っています。
画像は別のギャング団同士がたまたま遭遇して銃撃戦を始め、援軍もやってきて、さらにそれに巻き込まれた車が止まって渋滞を引き起こしつつある状態。
ここにさらにパトカーが来たりすると大カオス状態になります。 そしてそういうケースがこのゲームでは珍しくありません。


Grand Theft Auto San Andreas GTA SA
※主人公が何もしてなくても、パトカーやヘリが犯人を追ってたり、どこかで銃撃戦が起きたりしています。
車を盗んだり通行人を殴っても、すぐ手配レベルが上がることはありませんが、警官の近くで犯罪行為をしたり、パトカーにぶつかったりすると現行犯ですぐ手配されます。
手配レベルが高くなると逃げ続けても減らないので、車に乗って塗装屋に入るか、一旦家に戻りましょう。
家に戻ってセーブすると時間が経過し、手配がなくなり、ダメージも回復します。


そして今作の特筆すべき点は、大幅に向上したオープンワールドならではの自由度

まず、町が広い。マジで広い
前作の時点で凄く広大だったのに、その5倍の広さを持つという今回のフィールドは、散策するだけで何時間かかるのか解らないレベル。
ユニークな地形や建物、壁画なども多く、迷子になっているだけでも楽しめます。

さらに利用できるショップが増えました
前作までは町が広い反面、利用できる施設は少しだけでしたが、今回は飲食店、洋服店、バー、トレーニングジム、理髪店、車両改造屋など店が豊富で、ジムでは実際にトレーニングして筋力をアップでき、服を購入すれば自宅で着替えられます。

サブミッションも豊富にあり、タクシーや救急車で人を運ぶおなじみのものや、公道レース、侵入窃盗、パトカーで凶悪犯を追いかけるものなどもあります。
メインミッションもフォークリフトで荷物を運ぶとか、音ゲーの如くダンスするとか、バラエティーに富んでいます
ガールフレンドとのデートや教習所での試験、他ギャングとの縄張り争い、カジノでのギャンブルなどもあり、とにかくやれる事がたくさんあります。

加えて細かいステータスやスキルが用意されており、自転車で走っていれば自転車スキルが上がって転け辛くなり、ピストルやマシンガンを撃っていれば照準が拡大します。
食べれば体脂肪が増えて太りますが、走っていれば痩せ、さらにスタミナも上がります。

「オープンワールド」の本領発揮といったところで、延々と遊べるゲームになってますね。

Grand Theft Auto San Andreas GTA SA
※車でダンス、フォークリフトで荷物運び、走り屋とレース、ジムでトレーニング。 他にもバスケとかカジノとか、色んなものがてんこ盛り。
本編も電車をバイクで追いかけるとか、屋敷に忍び込んでお宝をこっそり持ち出すとか、単なる「お使い」ではないミッションが豊富に用意されています。


Grand Theft Auto San Andreas GTA SA
※ハンバーガーショップで彼女とデートして好感度アップ。 もう何のゲームなんだか。
イベントシーンの人物の動きは相変わらず細かく、身振り手振りがリアルです。
ただ映画をリスペクトしていた前作 GTA:VC と比べると、カメラワークや動きが映画演出っぽくない。
今回は全体的に、アメリカの連続テレビドラマという雰囲気ですね。


9年前のゲームなので、さすがに今見ると 3D グラフィックのレベルは見劣りしますが、画面の解像度が増しているため、オリジナルより綺麗になっています。
iPhone 5 以上なら光と影の表現もリアルになり、車体への景色の写り込みも行われます

旧機種だと影が省略され、色ものっぺりした感じになるようですが、動作速度は iPhone 4S や iPad 2 でも快適なようですね。(iPhone 4 以下はプレイ出来るレベルではない模様)

難点は、これは前々作からなのですが、iPhone でプレイすると文字がかなり小さいこと
アルファベット表記以外はあまり考慮されていないようで、iPhone だと説明文などはギリギリ読めるといったレベル。
全体マップは見やすいものに一新されてますが、アイコンの説明は相変わらず小さいです。
iPad なら問題ないので、出来れば iPad でのプレイをお勧めします

まあ文字がはみ出たり、文字化けしている訳ではないし、日本語化されているだけでも喜ぶべきでしょうか。
翻訳は問題なく、これまで同様、ギャングらしい口調の自然な文章になっています。
道徳的なものを考慮したのか、ポン引きの訳が「人材派遣」になってたりしますが。

Grand Theft Auto San Andreas GTA SA
※車体のボンネットとガラスの写り込みに注目。 これはオリジナルにはなかった模様。
車体のダメージ表現は相変わらず細かく、ちゃんとぶつかったところが壊れます。


Grand Theft Auto San Andreas GTA SA
※マップ画面。 今回はすごく広いので、上記に写っているのはほんの一角。
色分けされているのは各ギャング団のシマを表していて、ゲームが進むとこのシマの争奪戦を行う事になります。 もちろん相手から攻め込まれることもあり。


価格は 700 円。 このクオリティーとボリュームなら、むしろ安いぐらいでしょう。
本当、ボリュームという点では圧倒的であり、遊び尽くそうと思ったら何十時間かかるのか予想が付きません。
寄り道要素てんこ盛りのゲームですが、本編だけでも相当な量です。

私はオープンワールドのゲームは、そこで様々なことが出来るようになっていないとその意味がないと思っていますが、これだけ各要素が豊富だと文句なしですね。
戦闘中心のゲームではないので、FPS や格闘ゲームと比べると戦闘部分は簡易的ですが、前よりも多人数での撃ち合いが発生しやすく、そこから大事故に発展する場合も多いので、予想しない出来事が起こる面白さもあります。

まあクライムゲームなので、ここでオススメとは言えません。
日本のゲームほど解りやすい訳ではないし、かなりヘビーなゲームですから、それほどゲームをやらない人には重すぎるでしょう。
「良くも悪くも最高クラスの洋ゲー」と言えるでしょうか。

Grand Theft Auto: San Andreas (iTunes が起動します)

Icycle: On Thin Ice

全裸の男が凍り付いた世界を自転車でさまよう、意味不明で芸術的なアクションゲームが登場しています。
Icycle: On Thin Ice」です。

このゲーム、芸術を「狂人の思考」と仮定するならば、まさにゲームという手法による芸術です
その演出には奇抜で優れたセンスがあり、しかし合理性は一切ありません。

こうした芸術性を優先したゲームはつまらない「雰囲気ゲー」になることが多いのですが、このゲームはちゃんとアクションゲームとしても成り立っています
中盤以降は欧米のアクションゲームにありがちな「マゾゲー」になりますが、しかし難しすぎて投げ出すほどではありません。

このゲームは Flash で公開されている Icycle というゲームの続編で、1作目は以下のページでプレイ可能です。(ただし Flash なので iPhone や iPad ではプレイできません)
http://www.dampgnat.com/icycle

開発はイギリスの Damp Gnat というメーカーで、過去には Wonderputt を製作・公開しています。

Icycle On Thin Ice

左右移動のボタンとジャンプボタンで全裸チャリ男を操作し、氷漬けになった世界を進んでいきます。
画面はスクロールはせず、右端に到達すると次の画面に切り替わる方式。
数画面分進むとステージクリアになります。
1ステージは(ストレートにクリアできれば)2~3分ほどで終わる、短いものです

トゲに刺さったり、壁に押し潰されたりするとミスになりますが、すぐその画面からリトライできます。
ただしリトライは3回までで、4回目のミスをするとステージの最初に戻されます。

」を手に入れ、空中でジャンプボタンを押しっぱなしにすると、ゆっくり降下したり、上昇気流に乗って浮遊することができるようになります。
また、着地時にジャンプボタンを押しっぱなしにしておくと、着地と同時に再ジャンプするのも重要です。

ステージ中には氷の欠片が落ちていて、これを拾い集めると上着や帽子、靴などを購入することが出来ます。
ただしこれらを買って身に着けても見た目が変わるだけで、特殊な効果がある訳ではありません。
また、なにかのポリシーなのか、それとも英国紳士のたしなみなのか、下半身の着衣はありません。

ただ「傘」は上位のものを得ることで、よりゆっくりと降下できるようになり、「掃除機」を買えば近くの欠片を吸い込むことが出来ます。

Icycle On Thin Ice
※アイテム購入画面。 帽子や靴はあるのにパンツはありません。 なぜスッポンポンなのか、なんで自転車なのか、何もかもが意味不明。
一部のアイテムはステージ内で獲得しないと使えません。 その場所の多くは隠されていて、例えばステージ1で逆走してみると・・・
「ROSE」は使い捨てアイテムで、使うとそのシーンをスキップできます。
特定のアイテムを集めることで、「DREAM」と呼ばれる特殊ステージをプレイすることが可能です。

ゲームシステムは障害物をかわしながら進んでいくシンプルなものですが、最大の特徴はステージの構成、そしてグラフィックデザイン。

突然足元の氷が割れて深海まで落下したり、建物がメチャクチャに崩れ始めたり、何が起きるか解りません
何を意味してるんだかよく解らない夢を見たり、いきなり凍り付いた戦場のまっただ中にいたり、各ステージのテーマも奇妙奇天烈

本当、何の脈絡もない非条理なシーンの連発なので、何が出てくるのか予測が出来ません
ただ、どのシーンも非常にデザイナブルで、センスだかナンセンスだかに溢れていることは感じます。
そのため次に何が起こるのか、先を見たくなる内容だと言えますね。

Icycle On Thin Ice
※奇妙なシーンの一部。 なにを訴えたいのか、どういう話なのか、まるで見えて来ません。
と言うか、意味なんて無いんでしょうね。 あったとしても誰にも解らない。 まさに前衛芸術的。
でも各ステージの全てのシーンが、1つの「見どころ」です。


難点というか、ちょっとストレスが貯まるのは・・・
中盤からかなり難しくなり、何度もリトライを繰り返しながら突破方法を模索していく展開になりますが、それなのに3回ミスするとステージの最初に戻されること。

ミスに制限回数があるのは、この手のリトライ型のゲームには珍しく、正直厳しいですね。
氷の欠片を使ってコンティニューすることも出来ますが、多用しているとアイテムは買えなくなります。

まあ1ステージがかなり短いので、それでも「辛すぎる」という程ではないし、全 20 ステージなので、集中してやれば1時間ほどでクリアする事が出来ます。
だからこういう形になっているのかもしれませんが・・・

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



価格は 100 円。 ステージは短めですが、これが 100 円ならかなりお得だと思います。
※現在は定価 360 円になっています。

また、条件を達成すると得られる雪の結晶を一定数集める(もしくは 100 円の課金を行う)と、前作の Icycle をプレイできるようになります。

ゲームをプレイしながら、その予想外な展開と演出を楽しむものと言えますね。
暗いようなふざけてるような、素敵なような狂ってるような、そんな雰囲気のアプリです。

Icycle: On Thin Ice (iTunes が起動します)

空気読み。3

ただひたすら空気を読み続ける。 そんな奇想天外な内容で大ヒットとなった KY 度判定アプリ空気読み。
その空気読みの新作がドラクエや FF などのキラータイトルが次々と飛び交ってる最中、空気を読まずに発売されました。
空気読み。3」です。

今回は「女子」となり、「女子力」をフル稼動して、女社会の空気を読んでいきます
女子会とか彼氏とのコミュニケーションとか、はたまた彼氏がいる友人との付き合い方とかに関するシチュエーションが次々表示され、その場の瞬間的な判断で、臨機応変に空気を読んだ行動を取り続けます。

今回はレーティングが 17+ の、完全な成人向けアプリ
下ネタがどんどん出てくるので子供には見せてはいけません
ただ、内容はこれまで以上にギャグ路線で、笑えるネタが豊富ですね。
ぶっちゃけ「よしもとの空気読み。」より笑えます。

空気読み。3

十数秒程度で終わる「女子としての空気を読む問題」を次々と答えていきます
解答をタップで選択したり、移動方向に画面をスライドするなど、問題によって答え方や行動の仕方は異なります。
それを素早く、臨機応変に、空気を読んで行っていきます。

瞬間的な推理力や判断力が必要となりますが、今回は「常識」はあまり必要ない・・・ 気がします。(男目線では)
女子としての行動、例えばみんなと同調して行動するとか、話を合わせるとか、そういったことが重要になるようですね。
おかげで男性である私の診断結果はボロボロでしたw

5問ごとに「女子からの評価」と「男子からの評価」が行われ、コメントと採点が表示されます。
この評価、例えば会社で同僚が上司の愚痴を言っていた時、女子的には同意した方が、男子的にはスルーした方が採点が良くなるようで、基本的に女子評価と男子評価は両立しない模様です。

空気読み。3
※彼氏のうわき現場を目撃! 彼氏をぶっ飛ばすか、こっそり写メを撮るか・・・ 座布団に座って一緒にテレビを見ることもできますw
なお、解答が遅いと問題が終わってしまいますが、それが「何もしない」という解答になる場合もあります。
右は女の大敵「紫外線」をひたすら避けるミニゲーム。 こういう変わった問題も少しあります。


空気読み。3
※左は評価画面。 女心はさっぱり解らない。 ついでに男心もさっぱり解らない。 モウダメダ。
右の画像は夜の過ごし方の選択ですが、なんでキュウリがあるんでしょうかね。 何に使うんでしょうかね。 全く解りません。
もっとモロな問題もあるので、お酒と空気読み3は二十歳を過ぎてから!


問題は全部で 50 問。 今までは 100 問だったので半分に減ってますが、少し長めの問題が増えたため、このぐらいでちょうど良い気もします。

また、メインモードを終えると「おまけ」が登場します。
これは前作まではメインと同じ問題で「おバカな解答」をするモードだったのですが、今回はおまけ専用に作られた問題を 20 問行います。(よって問題総数は実質 70 問)
おまけの問題はバカな解答をするのではなく、問題自体がおバカ、もしくは過激というものが多いですね。

空気読みのシリーズは本編の、派生作の「よしもとの空気読み。」が出ていますが、よしもとの空気読みはブラズザベースのアプリになっていて演出やサウンドが劣化、残念な出来になっていました。
しかし今回は元のネイティブアプリ(スマホ専用アプリ)に戻したようで、演出やサウンドも本編の水準に戻っています

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



価格は 100 円。 手軽に買える値段ですね。
例によって「一発ネタ」に近く、長く楽しめるゲームではありませんが、この価格ならネタゲーとして十分にオススメできます。

女子と男子で印象が違うアプリかもしれませえんが、とりあえず男子視点では、摩訶不思議な女子ワールドを体験できるので、その意味で面白いです。

ただし前述したように 17 歳以上推奨の下ネタが多いので、そういうのが嫌いな方や、子供が使う場合がある方はご注意を。

空気読み。3 (iTunes が起動します)

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君

ドラゴンクエストが初めて戦闘からフィールド、キャラクターまで全て 3D グラフィックになった作品「ドラクエ8」
それをスマートフォンで発売するという衝撃的なニュースが報じられたのが今年の10月。
それが本日ついに公開されました。
ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」です。

オリジナルは 2004 年に PlayStation 2 で発売されており、それ以外の機種には移植されていませんでした。
つまりドラクエ8は、初の移植がスマホということになります
いやー、凄い時代になりましたね。

ドットグラフィックで表現されていたドラクエがフル 3D になったことで、その見た目は大きく変化し、発売当時は賛否両論あったのですが、結果としてはドラクエらしさを保った形での 3D 化は多くのユーザーから絶賛されました。
優れたゲームバランスと日本の RPG らしい遊びやすいシステム、親しみやすいグラフィックと深いやり込み要素は、3D になっても損なわれていません

この作品はスクウェア・エニックスの発売ですが、オリジナルの開発はレベルファイブが行っていました。
当時はまだレベルファイブの名は知られていませんでしたが、このドラクエ8の開発を滞りなく終わらせたことで、大きな信用を得ることになります。

iOS 版の推奨機種は iPhone 5 以上か iPad 3 以上
iPhone 4 以下には対応しておらず、iPhone 4S / iPad 2 以下 / iPad mini も非推奨で、これらの機種では「長時間プレイされた時に動作が不安定になったり、アプリが強制終了されてしまう場合がございます」と明記されています。
シーン切り替え時の読み込みも結構長く、推奨機種でない場合はかなりの待ち時間になるようです。
基本的に推奨機種以外でのプレイは考えない方が良いでしょう
また、インストール後のデータ量が 1.5 GB あるので、空き容量に注意して下さい。

ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君

フィールドを移動するための仮想スティックは、先日発売された「ドラゴンクエスト1」と同じです。
スティックの位置は左・中・右の3段階に切り替え可能。
ドラクエ1の時はその操作性を酷評する声も聞かれましたが、今回は 3D 化して 360 度自由に動けるためか、操作し辛さはありません
(と言うか、私はドラクエ1の操作性も巷で言われているほど悪いとは思っていません)

縦画面になったため、横の視野範囲は狭く、移動の際に不便に感じることもあります。
しかし少しでも解りやすくするためか、画面右上にミニマップが表示されるようになりました
このミニマップには今どちらを向いているかを示す矢印も付いていて、視野の狭さから来る方向の解りにくさをカバーできるようになっています。
ミニマップをタップすることで全体マップと現在地の確認をすることもできます。
この仕様のため、ダンジョンのマップは「地図」のアイテムを取らなくても最初から見えるようになりました。

ゲーム展開は毎度おなじみの「ドラクエ」で、少し経験値稼ぎが必要になる、キャラクターの成長を実感できるバランスになっています。
ストレートに進むと苦戦するので、きついと思ったら装備を調え、アイテムを用意し、十分な準備を整えて進行する必要がありますね。
全滅するといつものようにお金が半分になるので、引くか進むか迷った時は、無理しないことが大切です。

3D になったキャラクターの演出はかなり見事で、モンスターのアクションもコミカル。
イベントシーンでも棒立ちで話すようなキャラは存在せず、身振り手振りを交え、細かい仕草を見せます。
その様子はドラクエと言うより、もう「鳥山ワールド」ですね。

ただ、縦画面になった影響で横の表示範囲が狭いため、全体的に視点が引き気味で、キャラクターの表示も小さめです。
それでなくても iPhone の画面は小さいので、オリジナル(PS2 版)と違ってキャラに迫力がありません
iPhone と iPad では印象が大分違うので、iPad を持っている人はそちらでのプレイを推奨します。

ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君
※モンスターが生き生きと動くのがドラクエ8の特徴。 3D モデルを 2D アニメ風に表現するトゥーンレンダリングの技法によって、CG っぽくない表現になっています。
右はダンジョンの中で、背景が綺麗ですね。 ダンジョンでも右上にマップが表示されるため、ほとんど迷いません。


ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君
※イベントシーン。 いかにも鳥山明なキャラクターが、鳥山明なアクションを見せてくれます。
表情や手の動きなどがすごく良く、こういう世界感もドラクエの良さですね。


ゲームシステム面では、ため攻撃の「テンション」と、特技を習得するための「スキルポイント」、「練金釜」を使ったアイテム合成が加わったのが特徴です。

テンションは「ためる」というコマンドを使った回数に応じて増えていき、3回使うと「ハイテンション」になって強力な「会心の一撃」を繰り出すことが出来ます。 ただし攻撃するとテンションは元に戻ります。
FF シリーズの「ためる」と使い方は変わりませんが、魔法や特技にも有効です。

スキルポイントはレベルアップで得られるもので、例えばこれを「剣」に振り分けていくと、合計4ポイントになった時点で剣の攻撃力が上がり、9ポイントで「ドラゴン斬り」を習得できます。
ただし各キャラは5系統のスキルを持ちますが、5つ全部をマスター出来るほどスキルポイントは得られません
主人公の場合は「剣・ヤリ・ブーメラン・格闘・勇気」の5つがありますが、どれを優先するかでゲームの攻略は変わってきますね。

練金釜は2つか3つのアイテムを素材として使い、新しいアイテムを作り出すものです。
組み合わせは完全に決められており、それ以外の組み合わせでは失敗します。
レシピさえ解っていれば早い段階で強力な装備を得られるので、攻略情報をネット上で調べられる今となっては、かなり有利なシステムです。

しかもスマホ版ドラクエ8は、最初から待ち時間なしで練金が完了します
オリジナルはしばらく移動する必要があったのですが、スマホ版はその辺は簡単にされているようですね。
他にも特殊なモンスターを見つけて「スカウト」し、闘技場に参加させるなどの要素があります。

ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君
※左は「さくせん」の画面。 作戦の変更だけでなく、「スキルの振り分け」や「練金釜」もこの作戦画面を通して行います。
また「HPまんたん」というボタンがあり、これを使うと手軽にパーティーの体力を全快させられます。
スキルポイントは一度振り分けると戻せないので、何をメインにして戦っていくのか、よく考えて振りましょう。
右の画面は練金釜の画面。 失敗しても素材は消費しません。 うまく使えばラクにゲームを進められます。


PS2 時代のドラクエだけあってクオリティーもボリュームも流石ですが、やっていて気になる部分もいくつかあります。

まず、戦闘のテンポが良くない
3D キャラのアニメーションがあるので、その分だけ進行が遅くなっているのですが、もっと気になるのがダメージの表示。
攻撃を受けるとダメージが表示され、その後に残り HP が表示されるのですが、この2つは同時に表示して欲しいところです。

と言うか Youtube の動画で確認したところ、オリジナル(PS2版)はダメージ表示が消える前から残り HP が表示され始めています。
それがなぜかダメージ表示が完全に消えてから残り HP を出し始めるようになっているので、これがテンポ悪化の要因になっています。
どうしてこういう仕様に変えたのか疑問です。

※戦闘のテンポはアップデートで幾分か改善されています。

それにこのゲームが悪い訳ではないですが、昨今のスマホの FF は「オート倍速戦闘」が加わってたりするので、それに慣れているとますます遅く感じてしまいますね。

細かいところでは、敵を直接タップしてのターゲット選択が出来ない(同じ敵が複数出てきた時、ターゲット選択したい場合は小さな矢印ボタンでカーソルを動かす必要がある)点もやや気になります。

戦闘以外では、前述したように 3D 表示なのに縦画面であるため、見渡せる範囲が狭いのが気になります。
見慣れた場所を移動する分には問題ないのですが、新しい町に入った時や狭い建物の中では、頻繁に画面を回して周囲を確認しなければならないことも多いです。
これはまあ、縦画面で 3D ですからみんな予想していたと思います。

スマホのアプリとして不便だと思うのは、中断セーブがフィールドでしか行えないこと
頻繁に「こまめにセーブしましょう」と表示されるのですが、ダンジョンではこまめにセーブできません。

※セーブ出来る場所はアップデートで増やされました。

戦闘後や場面切り替え時にオートセーブが行われているのですが、そのデータで再開できるのは電源が切れたりアプリが不正落ちした場合のみ。
スマホ版 FF みたいに無条件の再開&どこでもセーブだと、ピンチの時にアプリを落として直前からやり直せたり、ボスの前から再開できるので、その対策をしているようです。

このオートセーブの仕様はドラクエのゲーム性を考えると悪くないと思うのですが、ただスマホですから急な用件で切らなければならなくなる事もある訳で、ダンジョンの深部でそうなると攻略をあきらめて魔法で出るしかなくなります。
アプリを落としてもタスクには保持されますが、タスクデータやオートセーブはあくまで補助的なものなので、「おきのどくですがオートセーブはきえてしまいました」になっても文句は言えませんね。

※オートセーブも改善され、セーブタイミングの増加、セーブからの再開の強化などが行われています。

全体的に見て、同じスクエニのゲームですが、スマホ版 FF で培ってきたノウハウはあまり反映されていない印象があります。
まあ開発会社や部署は違うんだろうから、仕方ないかもだけど。

以下は Youtube で公開されている公式の PV です。



価格は 2800 円。 これが発表された直後、反射的に「たけーよバカ!」という意見がネット上で飛び交いましたが、PS2 版をそのまま移植し、しかもこれだけの大タイトルですから、私的には妥当なところだと思います。
そもそも最近は 2000 円の XCOM とか、3000 円の シュタインズゲート とか、5400 円のアイドルマスターとかが発売されてますしね。

FF シリーズが 1800 円なので、それより 1000 円高いというのは確かにあるのですが、価格分の内容が伴っているのであれば良いかと。
そしてあのドラクエ8がその内容とボリュームそのままで移植されているのですから、全体のクオリティーは十分だと思います

ただ縦画面のスマホ用インターフェイスにはなってるけど、それ以外の部分は「家庭用ゲーム機のゲーム」ですから、どこでもセーブがないこともあり、外出先や通勤通学中に進められるような感じではないですね。
出来るとしたら経験値稼ぎぐらいでしょうか。

しかしあのドラクエの 3D 時代の作品を、スマホやタブレットでがっつりと遊ぶことが出来る。
それはユーザーにとっては非常に喜ばしく、時代の変化を感じますね。

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