iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2014/01

ガンダムコンクエスト 【初心者の館】

スマホの戦略級ソーシャルオンラインゲームの代表格「キングダムコンクエスト」。
キングダムコンクエストⅡ も発売され、こちらも世界的な人気になっていましたが、そのキンコンのガンダムバージョンが登場しています。
「ガンダムコンクエスト」です。

キンコンの大ヒット以後、「ブラウザ型戦略ゲーム」「トラビ系ゲーム」と呼ばれるこのタイプの戦略ソーシャルゲームが世界各国で発売されるようになりましたが、この作品はそうした模倣ゲームではなく、セガのキングダムコンクエストとバンダイナムコのガンダムの、正式なコラボ作品です。

バンナムのアプリには製品チェックを行っているとは思えない劣悪な状態でリリースされたものが多く、特にガンダム関連のアプリには「黒歴史」が多かったのですが、この作品は昨年の夏に公開 β テストを行うなど、入念な準備が行われていました。
キンコンもアメリカで先行公開し、調整した後に日本でスタートするという慎重な運営が行われていましたが、その辺をちゃんと踏襲しているようですね。

ただ、ゲーム内容は結構変化しています。
解る人にしか解らない説明ですが・・・ ベースが「ブラウザ三国志」ではなく「戦国IXA」になった感じです。
「アクション+トラビ系」という点や、都市開発シーンは従来のキンコンを踏襲していますが、戦争は大きく変わりました。

という訳で今回は、このゲームの各要素を項目別に分けて解説していきたいと思います。
初心者向けのガイドも兼ねているので、これから始める人は参考にして頂ければと思います。

ガンダムコンクエスト

【 ゲーム概要 】

このゲームはコロニーの総督となり、本拠地を開発する「都市開発シミュレーション」のシーンと、モビルスーツを操作して他のプレイヤーと一緒に戦う「アクションシーン」、さらに部隊を編成して対立する軍勢と戦いながら拠点の占領を目指す「戦争シミュレーション」の3つで構成されています。

流れとしては、都市開発を行って資源を蓄え、アクションシーンで勝利してモビルスーツをゲットし、資源とモビルスーツを使って部隊を編成、それを戦争シーンで派遣して勝利に貢献する形になります。

軍勢は4つ、ファーストガンダムの「地球連邦」と「ジオン公国」、ガンダム SEED の「地球連合」と「ザフト」。
戦争はこれらの4勢力によって行われ、プレイヤーの同盟も存在しますが、同じ陣営の同盟なら味方という事になりますね。

そしてキングダムコンクエストとの大きな違いとして、「全体マップ」が存在しません。
プレイヤーの本拠地は安全な味方のコロニー群にあるという設定で、戦争は戦地の一部を間借りして行います。
よって支配地を広げていく長期的な戦略はありませんが、敗れても他のプレイヤーに支配されることはありません。


【 ガンダムコンクエスト 都市開発編 】

「キャピタル」(資金)を産出する住居、「メタル」を産出する金属加工場、「燃料」を産出する燃料生成場などを空きスペースに建設し、戦争に必要な資源を増やしていきます。
施設の大きさは種類によって異なっていますが、配置場所はいつでも(施設長押しで)変更できるので、どこに置くかであまり悩む必要はありません。

基本的にはキングダムコンクエスト2の開発シーンを踏襲しており、部隊の維持費は必要ありません。
(キンコン1やブラウザ三国志の「糧」に相当するものはありません)

ただし資源は産出された後、施設をタップしないと回収できません。
各施設はレベルに応じた量の資源を貯蔵できますが、上限以上は回収しないと蓄積されず、つまり最低でも半日~1日ごとにログインしないと生産が滞ります。
キンコン経験者としては、これは正直煩わしく思えますね。

ガンダムコンクエスト
※ピンチ操作でズームイン / ズームアウトでき、最大までズームアウトするとこんな風にコロニーの全景が表示されます。
ガンダムらしい風景で良いですね。


ガンダムのゲームなので、各施設の名称はキンコンとは異なっていますが、基本的には似た施設がそろっています。
「機体修理所」は部隊の生産効率を上げるもので、「兵装強化施設」は攻撃力、「装甲強化施設」は防御力を底上げする施設です。

「青色機体研究所」や「緑色機体研究所」は、キンコンの「亜人族研究所」や「精霊族研究所」などに相当し、モンスターの種族がこのゲームではモビルスーツの所属陣営になっています。
青色は連邦、緑色はジオン、水色は連合、紫色はザフトになっていて、つまりガンキャノンやガンタンクは青色機体、ザクやドムは緑色機体となります。

ただ、最初はこれが解りにくく、そのまま「連邦機体研究所」とか「ジオン機体研究所」でもいいじゃん、と思ったのも本音です。

※現在は連邦にエゥーゴが、ジオンにアクシズが加わるなど、どのカラーも複数勢力の混合になっています。

もう1つ、「戦艦建造所」「戦艦格納庫」という施設があるのがキンコンとの違いですが、戦艦については戦争の項目で説明いたします。


【 ガンダムコンクエスト アクション編 】

内政と平行して行うのが、自らモビルスーツを操って戦うアクションシーンです。
これをクリアする事で、戦争時に使う「モビルスーツカード」を得られます。

画面左側をスライドして移動、ボタンで接近攻撃と射撃、スキルの発動を行います。
グラフィックは 3D ですが、キンコンとは違い真上から見た視点なので、ゲーム性としては 2D アクションですね。

最大4人まで参加できる、いわゆる MO(マルチプレイ・オンライン)で、定型文による挨拶なども行えます。
1プレイは2分前後で、短時間で終わります。
1人でも出撃可能ですが、今はユーザーがかなり多く、すぐに4人集まりますね。

ガンダムコンクエスト

このシーンで使うモビルスーツは、ポイントを貯めて購入するか、クエストで獲得しないと増えません。
部隊編成に使う「モビルスーツカード」とは別なので注意して下さい。

キンコンのような「職業」や「装備」はなく、どんなスキルを使えるかはモビルスーツとパイロットレベルによって決まります。
ただ、パイロットレベルの上昇で得られるスキルは主にパッシブスキル(常時発動スキル)で、斬り攻撃を連打したり、砲撃を行ったりするスキルはモビルスーツ側に備わっています。
味方を強化するスキルを持つモビルスーツもありますが、あまり明確な役割分担はありません。
なお、セットできるスキルはパッシブスキルも含め3つまでです。

経験値はモビルスーツとパイロットの両方に入り、よってモビルスーツも使っていればレベルが上がります。
ミッションには敵を全滅させる「殲滅」や、味方拠点を守る「防衛」、敵拠点を攻撃する「破壊」などがあり、巨大モビルアーマーと戦うものも存在します。

高評価のコツは、連続で敵を倒すことで得られる「コンボ」を繋げることにあります。
よって素早く敵を殲滅できるよう、積極的に攻めていきましょう。


【 ガンダムコンクエスト クエスト編 】

ガンダムコンクエストはゲーム序盤、「クエスト」をこなしていくことで進行します。
クエストは「○○の施設を作れ」「アクションを5回クリアしろ」などがあり、これを通してゲームのプレイ方法を学ぶことが出来ます。
また、達成していくことで開発できる土地を拡大できたり、新しい施設が増えたりします。

基本的にはキングダムコンクエスト2と同じですが、今作はクエストが「内政」「戦争」「アクション」の3つに分かれており、進行具合を確認できるフローチャート画面が用意されています。

ガンダムコンクエスト
※クエスト進行画面。 ラインに沿って順番にクリアしていきます。
最後までクリアすると次の「ステージ」が表れるので、最初に見えている分を全部クリアしても終わりという訳ではありません。
これが内政、戦争、アクションで別々に存在します。


重要なのは、戦争のクエストを全部終わらせないと、戦争(実戦)に参加できないこと。
前述したように全体マップがないので、「とりあえず周辺の土地に出兵する」という事は出来ません。

じゃあそれまでは部隊を編成しても使い道がないのかというと、そんなことはなく、戦争クエストの1つ1つがミニマップで簡易的な戦争を行うものになっています。
クリアするとマップの内容は一新され、新たなミニマップで次のクエストを行います。

ただ、こんなシステムであるため、いまいち戦争の目標や意義が解りにくいのも本音です。
キンコンのように全体マップの中に自分の本拠地があり、周辺に他のプレイヤーや攻略すべき拠点があると、自然と「身を守らなければならない」「重要な土地を先に押さえないといけない」という指針ができ、そのため自然にレベル上げや戦力の拡大、領地の確保を行うことになるのですが、そういう感じではなく「一時的なマップで言われた事をやる」という形なので、長期目標を把握し辛いです。

加えて、戦争に参加できる「戦争ライセンス」が発行されるまでが結構長いので、戦争参加者は「150 万ダウンロード突破!」とか言ってる割には、それほど多くない・・・

色々やることがあるので、戦争に参戦しなくてもゲームは進み、内政やアクションだけでも楽しめないことはないのですが、本来は内政やアクションは戦争の準備段階なので、編成と部隊の強化をしっかり行って、戦争クエストを優先的に進めていくようにしましょう。

ガンダムコンクエスト
※クエストのシステムはとても親切で、最低限の戦力でも進行させられます。
でも言われた事をやるだけでは戦争に出てもボコられるだけなので、強くなる意志を持ちましょう。
まあ内政やアクションだけを遊ぶのも、このゲームの楽しみ方ではありますが。
なお、ハロを左にフリックすると1つ前の画面に戻ります。



【 ガンダムコンクエスト ユニット編成編 】

戦争を行うには、先にユニットの「編成」を行う必要があります。
アクションシーンでゲットしたモビルスーツカードを部隊(ユニット)にセットして、モビルスーツの耐久力を高め、さらにパイロットカードがあるならそれもセットして戦力を底上げします。

ただしモビルスーツには「コスト」があり、このコスト以内で編成しなければなりません。
最大コストはコロニーの開発がかなり進むか、課金しないと増えないので、当面はコスト内で使えるモビルスーツを使用する事になりますね。
ただ、自分の勢力のモビルスーツを使うと最大コストが若干増えます。(2体入れると最大コスト+1、3体で+2)
部隊は最初から5つ編成可能です。

そしてキンコンと違い、最初は解りにくいのがモビルスーツの「HP」。
これはキンコンや他のゲームの「兵力」に相当します。
よってこのゲームで兵力を増やすコマンドは「修理」になります。

兵力に相当する訳ですから、同じモビルスーツでも HP が低いと弱く、高ければ強くなります。
変な話ですが、このゲームの入手したばかりのモビルスーツは、いきなり壊れかけという事ですね。
最大 HP はモビルスーツのレベルアップにより上昇していきます。

パイロットカードはアクションシーンでは手に入らず、ガチャでしか入手できません。
一応、一日数回行える無料ガチャでも手に入り、セットしなくても一般兵が搭乗します。

ガンダムコンクエスト
※右下の「修理」のボタンが、他のゲームで言うところの兵力を増やすボタン。
だから最大 HP は最大兵力という事になります。
「戦いは数だよアニキ」ではなく「戦いは HP だよアニキ」なので、HP を出来るだけ増やしてから出撃しましょう。
少ない  HP で出撃して大ダメージ食らうのを繰り返すようでは戦力逐次投入です。
でも HP を増やすにはその分だけ資源が必要なので、まずは生産力の充実が先ですね。


モビルスーツは前衛の時に使う「近接」、後衛の時に使う「遠隔」の2つの攻撃力と、「スキル」を所持しています。
スキルは基本的に、名前は違いますが、キンコンのものを踏襲しています。
戦闘開始時に全体の攻撃力をアップするとか、敵をスタンさせるとか、バリアを張ったりとかですね。
そしてキンコンシリーズは、この「スキル」が戦闘の鍵を握ります。

スキルはいらないカードを「合成」することでスキル経験値を高め、レベルアップさせられます。
得られる経験値はレアリティが高いほど多く、同じ勢力のカードだとボーナスが付きます。
(と言うより、勢力が違うと入手経験値が 80 %になります)

また、全く同じカードを合成すると「覚醒値」が上昇し、これが 10 になるとスキルが上位のものに強化されます。
もちろん同じカードを自力で 10 枚集めるのは大変なので、オークションも併用して集める事になりますね。
覚醒させたスキルを他のユニットに習得させることも可能で、この辺はキンコン2と同様です。

今回も戦力アップの鍵を握るであろう「スキル習得」も、ほぼキンコン2を踏襲していて、素材モビルスーツの1つ目のスキルを通常通貨(DP)だと 35% 前後、課金通貨だと 50 %前後で習得させられます。
ただ、習得成功率は素材側のレアリティとスキルレベルによって増加します。

ただし今作は、モビルスーツごとに習得できるスキルの枠が決められています。
C や UC のカードはスキルの枠が1つしかなく、つまり追加で習得させられません。
R や HR は枠が2つ、つまり追加習得させられるのは1つ。
SR ならスキル枠は3つになるようです。
このシステムでは、UC 以下のモビルスーツは将来的には役に立たなさそうですね。

パイロットもスキルを持っていますが、追加で習得したりする事はできません。
また、能力はモビルスーツのステータスに補正を与える程度で、強さのメインとなるのはモビルスーツの方です。

ガンダムコンクエスト
※ミラージュ・・・ もといバリア付与を持つシャアザク。 「なんでザクがバリア張るんだよ!」みたいな意見もあるようですが、キンコンのスキルをそのまま持って来てるからですね。
スキルは戦闘バランスに影響する部分なので、あまり大きく変えなかったようです。
スキルレベルを上げないと発動率や効果が低いので、いらないカードを合成して積極的に上げていきましょう。
なお、ステータスボーナスの振り分けは廃止されてしまった模様。



【 ガンダムコンクエスト 戦争編 】

キンコンと大きく違う、ガンコンオリジナルになったと言えるのが、この戦争シーン。
戦争には「前哨戦」と「決戦」があり、どちらも決まった時間に行われます。
キンコンのように 24 時間行われる訳ではありません。

前哨戦はほぼ毎日、特定の時間に2時間行われます。
もちろん戦争クエストを進めて戦争ライセンスも得ておく必要があります。

参戦すると出撃エリアの選択画面になり、決定するとそのエリアのどこかに前哨基地ができます。
あとはそこを中心に、周辺の占領などを行います。
あくまで前哨基地であり、自分のコロニーではないので、もしそこが攻め落とされても滅亡したり配下にされたりすることはありません。

ガンダムコンクエスト

戦争クエストと実際の戦争、どちらも支配されていないマスに出撃し、勝利するとそこを占領できます。
キンコンとは違い、自分の支配地に繋がっていなくても占領可能です。
よっていきなり遠方の土地を取ることも出来ます。

そして実際の戦争でマスを占領すると、勢力の戦果が 10 増えます。
戦争は戦果の高い方が勝ちなので、これで勢力の勝利に貢献できる訳ですが、マスを占領するごとに「統率力」が減り、なくなるとそれ以上占領できなくなります。

また、ユニットを出撃させるとモビルスーツのエネルギーと、パイロットのスタミナが減少します。
これは最大で 300、1回の出撃で 100 減少、100 以下になると戦闘できなくなるので、何度でも出撃できる訳ではありません。
ただし防衛戦の時は、モビルスーツとサポートカードはエネルギー 100 以下でも戦えます。(パイロットはダメ)

減ったエネルギーやスタミナは時間が経過しないと回復せず、レベルが上がるほど回復は遅くなります。
ただしキンコンのように「エネルギーが高くないと経験値が十分入らない」ということはありません。

モビルスーツのエネルギーとパイロットのスタミナが別々になっているため、「機体のエネルギーは残っているけど、パイロットのスタミナがなくなった」という事も起こり得ます。
こういう場合、パイロットだけを入れ替えることが可能です。
さらに今回は機体を編成から外しても HP が維持されるので、状況に合わせて機体の入れ替えも行えます。
小まめな編成が必要になるのが面倒ですが、柔軟な運用が出来るようになってますね。

ガンダムコンクエスト
※戦闘シーン。 スキルが発動する際にはパイロットのカットインも表示されます。
演出はなかなか良く、効果音もガンダムしていて良いですね。


そして重要なのは、占領したマスに「戦艦」を派遣できること。
これは前線基地となるもので、配置が完了するとモビルスーツをそこから出撃させられるようになります。

今回は距離が遠いほど敵が強くなるという事はないのですが、出撃距離が 11 マス以上になると戦力が低下するため、遠くに部隊を派遣するには戦艦の配置が必須です。

また、戦艦は周囲を「サーチ」して、反応がある場所を調べることが出来ます。
これにより資源が増えるコンテナが見つかったり、敵のエース部隊を発見できる場合があります。
エース部隊は原作のキャラクターが率いる部隊で、撃破すれば大きな戦果を獲得できます。

マップ上には「戦略拠点」と呼ばれる場所もあり、強力な部隊が守っていますが、撃破して破壊すれば大きな戦果と通貨(DP)を得られます。
この戦略拠点はキンコンの「塔」に相当するものですね。

ガンダムコンクエスト
※戦艦のサーチでエース部隊を発見した時の模様。
エースにはレベルがあり、Lv1 なら楽勝、Lv5 でも HP 500x2 の部隊があれば勝てるはず。
Lv10 になると HP 800x3 の敵と連戦することになるので、十分な戦力がないとダメージは免れません。
土地は Lv3 で 250x2、Lv4 で 500x3、Lv5 で 1250x3 の敵が出ます。 経験値を稼ぐ時の目安にしましょう。
戦略拠点は Lv1 が土地 Lv4、Lv2 が土地 Lv5 と同等です。 中拠点や大拠点は敵の強さは変わりませんが、連戦数と耐久力が高くなります。


ガンダムコンクエスト
※ちょっとユニークなのが、この「ビンゴ指令書」。
戦争で特定の条件を満たすとパネルが埋まっていき、列がそろうとボーナスが貰えます。
プレイヤーに目標を提示するためのものでしょうか。


決戦は週末に開催され、もっと長い時間(8時間)行われます。
そして決戦に勝利すると、そのエリアを占領した事になります。
最終的に、エリアを多く占領している勢力が勝利となります。

※現在はシーズンの最後に「最終決戦」が行われ、それによって勝利勢力が決まります。 エリアが多いほど最終決戦で有利になります。

以上、長くなりましたが、ガンダムコンクエストのレビュー兼プレイ指南です。

キングダムコンクエストを結構ヘビーにプレイしていた者としての感想は、やはり物足りないのは否めません。
途中で述べたように、全体マップがないので長期的な戦略や領土の拡大がないからです。
戦争も1回1回の戦果ポイントを競うものであるため、同盟同士で潰し合っていたキンコンの戦争を「騎馬戦」とするなら、こちらは「徒競走」という感じです。

もちろん最前線で相手プレイヤーとバトルするようになれば別ですが、それでも戦争で拠点を落とされても支配されることはないため、緊張感のようなものは欠けますね。

しかし、このライトな感じがこのゲームの良さでもあります。
戦いに敗れても回復すれば良いだけだし、戦争も時間が区切られているので遊びやすく、少なくともキンコンよりは気楽にプレイ出来ます。
私はキンコン1と2でちょっと疲れていたので、ガンコンは続けるつもりはなかったのですが、ここまでライトなら「のんびり続けても良いかな?」なんて思えますね。

もう正式スタートして1ヶ月ほど経っているので、これから始めるなら新しいワールドでのプレイを勧めたいところですが、まだ新ワールドは作られていません。
全体マップがなく、支配されることもないため、「マップが埋まった」「負けた人の受け入れ先がいる」などの理由で新ワールドを用意する必要がないためだと思われます。
この辺は運営しやすいようにシステムを作り直したとも言えるでしょうか?

ともあれ、戦略級ソーシャルオンラインゲームとして、しっかり作られている作品です。
現時点ではたまに落ちるという難点もありますが、頻発するほどではありません。
解り辛い部分も目立ちますが、ガッツリ遊びたい人から軽めに遊びたい人まで、幅広く受け入れられる内容になっていると思います。

・ガンダムコンクエスト (iTunes が起動します)

Battle Supremacy

第二次世界大戦の戦車が活躍する、リアルな 3D グラフィックが美しい戦車戦アクションゲームが登場しています。
「Battle Supremacy」です。

このゲームはスマホのフライトシミュレーター型 3D シューティング「Sky Gamblers」シリーズのスタッフが開発したもので、「Sky Gamblers が今度は地上に降り立った!」という触れ込みで話題になっていたゲームです。

Sky Gamblers の Rise Of Glory が第一次世界大戦、Air Supremacy が現代、Storm Raiders が第二次世界大戦、Cold War が冷戦時代と来て、「もう一通りの時代を作ったから、今度はどうなるのかなー」と思ってたら、まさかの戦車でした。

私は元々、ミリタリー方面は空や海より陸が好きなので、このメーカーが戦車戦のゲームを作ると言うのを聞いて楽しみにしていました。
が、実際にプレイしてみたところ、空戦と比べると・・・ 微妙。
まだ地上戦に慣れていない、みたいな印象も受けますね。

Battle Supremacy

画面左側をスライドして移動、右側をスライドして視点と砲塔の旋回。
ボタンで射撃とズームを行います。

戦車であるため機動性が低く、あまり機敏な動きは出来ません。
車体の重さを感じるリアルな動きではあるのですが、地形に引っかかったり、思うような旋回が出来ないこともあります。
また、キャンペーンモードでは戦車以外の乗り物に乗ることもあるのですが、その操作性にはかなり問題があります。(思わぬ方向に旋回したりする)

射撃は自動照準(オートエイム)で、中央に近い敵に照準が吸い付くのですが、移動しながら撃つと着弾地点がズレます。
止まって撃つ場合でも、照準の大きさがだんだん収縮していき、一番小さくなってから撃たないとズレやすくなります。

加えて一度撃つと、次の弾が装填されるまで射撃できなくなります。 連射はできません。
双眼鏡ボタンを押すとズームし、精密に狙いを付けることが出来るので、これで1発ずつ慎重に撃つのがコツですね。
ズーム中はオートエイムは行われません。

射撃は正面を狙う時は問題ないのですが、側面を狙う場合、移動によって勝手に照準(砲塔)が前方に戻ってしまうことがあります。
これはコントロール設定を「上級向け」にするとなくなりますが、上級操作でも画面をダブルタップすると砲塔が前に戻るので、操作する時は画面を連打しないよう気を付けなければなりません。

Battle Supremacy
※ズームで遠方の敵を狙っているシーン。 車体より砲塔を狙った方が大きなダメージになり、相手の砲塔を故障させる場合もありますが、着弾誤差があるのできっちり狙っても砲塔に当たるとは限りません。
ズーム中は照準を自由に動かせますが、戦車なので上下に動かせる範囲には限りがあります。
坂にいると敵を狙いづらくなるので注意。


Battle Supremacy
※岩陰に隠れて敵を側面に捕らえ、出て撃ったらすぐに戻る、という感じで戦うと比較的安全ですが・・・
素早く動けないし、出た後でしばらく止まらないと着弾地点がブレます。
ヒット&アウェイ戦法はこのゲームには向いていませんね。


ゲームモードは1人用のキャンペーンと、様々な条件で戦えるフリーのバトル、オンライン対戦の3種類。

キャンペーンは1エリアに4つのステージがあり、全3エリアなので計 12 ステージです。
ただ早いステージは数分で終わるので、キャンペーンのボリュームはそんなにありません。

展開はバラエティーに富んでいて、途中で飛行機や装甲車、水上艇を操縦するシーンもあります。
常に多くの味方と行動するため、自分1人で頑張らなくても味方が敵を殲滅してくれる事もあります。

しかしこのため、基本攻略は味方を盾にして、その後ろから敵を撃つという形になります。
機動力を生かした戦いが出来るゲームではないので、プレイスタイルは止まって遠くから狙うスナイパースタイルが基本。
接近戦をする時は、耐久力を頼りにやられながら撃ち合う感じです。
味方の攻撃でいつの間にか終わることも多く、ゲームとしては正直微妙です。

また、飛行機の操縦シーンは作りが大雑把で、弾数制限がなく適当に撃っても当たるマシンガンを連射しまくる簡易的なもの。
コントロール設定もできず、地面に激突することもなく、Sky Gamblers のスタッフが作ったとは思えない代物です。

一方、オンライン対戦は結構楽しめます。
Sky Gamblers と同じく、すでに行われているゲームに乱入し、いつでも退出できる手軽なシステムで、チーム戦での撃ち合いを行えます。
味方と共に行動することが大切で、進むか待ち伏せるか、待ち伏せるならどこに陣取るかの駆け引きもありますね。
このゲームの戦闘システムは、対人戦でないとイマイチな気がします。

どのモードでも戦果に応じて経験値とお金を入手でき、経験値が貯まって階級が上がると新しい戦車がアンロックされ、資金を使ってパワーアップすることも出来ます。
ただしキャンペーンで使う戦車はステージごとに決められているため、アンロックした戦車を使えるのはフリーバトルとオンラインのみです。

Battle Supremacy
※飛行機で航空支援を行うシーン。 でも操作の設定が行えず、スティックの上で機体が上昇し、下で下降するという一般的なフライトシミュレーターとは逆の操作。
そして操作設定がないので、任意に変えることも出来ない。
簡単なのでテキトーにやってもクリアできるけど、もうちょっときちんと作って欲しかった・・・


Battle Supremacy
※オンラインでは日本の「一式中戦車 チヘ」を使うことも出来ます。
装甲は紙ですが、機動力があり装填も早いので、スピードを生かした戦い方も可能です。
でも日本の戦車を出すんなら、これじゃなくてチハだろうと言うのが本音。


価格は 500 円。 追加課金は(現時点では)ありません。
クオリティーを考えると高過ぎないとは思います。

ただ、色々な部分で作り込みというか、詰めが甘い気がしますね・・・
ここまで美しい 3D グラフィックと建物の破壊表現を作りあげているのに、コントロールとかキャンペーンモードのイベントとか、細かい点で手抜き感を受けてしまう。

機動力や砲撃間隔も、もうちょっと機敏に動けて、多く撃てた方が、ゲームとしては楽しめると思います。
オンライン対戦だとこんなもんかな、とも思いますが。

しかし戦車戦のアクションゲームとしては、今のところこれが一番だと思います。
陸軍なゲーマーの方は注目すべき作品ですね。
どちらかと言うとこのゲームは、オンライン対戦がメインだと思います。

・Battle Supremacy (iTunes が起動します)


最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。

エターニティーウォーリアー3

いわゆる「ディアブロ型のハック&スラッシュ」。
敵を倒して装備を集め、キャラクターを強化していくのが主体のアクション RPG が登場しています。
「エターニティーウォーリアー3」(Eternity Warriors 3)です。

海外では最大手クラスのモバイルゲームメーカー「Glu」の新作で、ディアブロ型のゲームである事と、事前に公開された美しいグラフィックで話題になっていたゲームです。

スマホのディアブロ型ゲームはゲームロフトの「ダーククエスト」シリーズが定番と言えますが、このゲームは ダーククエスト4 に勝るとも劣らないクオリティーです。
3D の美しいグラフィック、スピーディーな戦闘、派手な演出などは素晴らしいものがあり、1ステージが短時間で終わるのでゲームのテンポも良いですね。

しかし、やはり Glu のアイテム課金ゲーム。
本体は無料ですが、無課金では辛い場面があるゲームバランスなのは否めません。
その辺は「あぁ、やっぱりスマホのディアブロ系だなぁ・・・」と思ってしまいますね。

エターニティーウォーリアー3 Eternity Warriors 3

画面左側をスライドして移動、ボタンで攻撃を行うアクション RPG です。
操作性は非常に良好で、プレイ中に操作が気になることはほとんどありません。
タッチパネルのゲームとしては、かなり素晴らしい操作性と言えます。

グラフィックは美しい 3D で描かれており、書き込みも細かく非常にハイレベル。
キャラクターの動きもキビキビしていて、戦闘はスピーディーに展開します。

ザコを倒しながら進み、最後にボスを倒して終わるまで、だいたい2分前後。
一度に出てくる敵の数はそれほど多くありませんが、ザコをバシバシ倒しながら突き進む、爽快感のある格闘アクションになっています。
ただしディアブロ系ではありますが、(現時点では)マルチプレイはありません。

倒した敵や宝箱からは、ランダム生成の装備を入手する事が出来ます。
装備には攻撃力や防御力の他に、アイテム発見率やクリティカル率などがアップする特殊効果が付いている場合があり、より良い装備を探すのがディアブロ系の楽しみと言えます。

ただ、この手のゲームとしては、アイテムの特殊効果の種類は少なめです。
武器に付いている攻撃力以外の効果はクリティカル率とクリティカルダメージぐらいで、鎧に付いている効果も防御力以外には HP アップとアイテム発見率アップぐらい。
正直、装備のバリエーションは乏しいです。

ただ、装備はソーシャルゲームの如く「合成」でレベルアップさせて強化することができ、さらに素材アイテムを集めれば「進化」させることも出来ます。

もちろんキャラクターにも経験値とレベルがあり、レベルアップすれば様々なスキルを習得可能、ダッシュ斬りや炎の剣などの必殺技を使えるようになります。

エターニティーウォーリアー3 Eternity Warriors 3
※戦士の必殺技、巨大な炎の剣で敵を何度も叩き付ける攻撃。
ただし使用中は無敵じゃないので、敵の隙を狙って使うようにしましょう。
スキルは最初、課金通貨の「ジェム」でアンロックするように見えますが、レベルが必要量に達すれば普通に「ゴールド」で習得出来るようになります。


エターニティーウォーリアー3 Eternity Warriors 3
※装備画面。 装備の種類は武器1つ、防具5つ、アクセサリ2つの計8種類。
装備を変えれば見た目も変化します。 いらない装備は合成素材にしましょう。
レアリティは、黒がコモン、緑がアンコモン、青がレア。 入手困難ですが、紫がエピック(SR)、オレンジがレジェンド(SSR)です。


ただしこのゲーム、難易度や課金回りに残念な点が見え隠れします。

まず特筆すべきなのはゲームバランス。 最初のボス「サイクロプス」の異常な強さ。
7ステージ目でこのボスが登場するのですが、それまでのステージとは別次元の難しさで、最初に遭遇した時は相手の HP をほとんど減らせないまま叩きのめされます。

もうホント、スーパーマリオの 1-1 を6回繰り返した後に、いきなり 8-1 をやらされるような状態。
レベルも装備も全く足りてない状態で遭遇し、しばらくは全くかないません。

そのため必然的に、そこから地道なレベル上げと装備探しを繰り返す事になるのですが・・・ そんなゲームに「課金ガチャ」がある訳です。
もうお解りですね。

このような「ゲーム序盤は簡単で、そこでプレイヤーを誘引し、急に難しいステージをぶつけて、そこで課金欲求を引き出す」というやり方は、ダーククエスト4 でも見られました。
同じようなゲームで同じようなやり方なので、「またコレかぁ・・・」という感じは否めません。

地形や敵のバリエーションもそんなに多くないので、クリア済みのステージを繰り返して経験値稼ぎや装備探しをする段階になると、やや単調さも見えてきます。

また、このゲームはアイテムが結構ドロップし、多い時には1回に 10 個以上手に入ったりするのですが、アイテム所持枠は 40 までと少なめ。
小まめに合成で消費すればやっていけますが、ゲームが進むと進化素材も色々出てくるので、それが所持枠を圧迫してきます。

しかし所持枠を増やそうとしても、課金の最低額が 500 円から。
アイテムの所持枠増加も +5 で約 500 円と割高で、課金ガチャも上位のものは1回約 500 円です。
なにか全体的に高いですね・・・

まあそれでも、合成や進化に待ち時間のようなものはないし、確率は低いですが敵がエピックやレジェンドクラスの装備をドロップするのも確認しています。
サイクロプスも武器を十分に鍛え、パターンを覚えれば攻略可能なので、ダーククエスト4 ほど課金が要求されるゲームではありません。
邪魔な広告もなく、課金演出もそれほど多くはありません。

エターニティーウォーリアー3 Eternity Warriors 3
※強敵、サイクロプス戦! 簡単なステージが続いた後に、いきなり死ぬほどムズイ。
まずは何度も挑戦して、相手の攻撃をパリィ(タイミング良くガード)で防げるようになりましょう。
相手が片手を上げた時と、両手を上げた時でガードタイミングが変わるので、動きをよく見ること。
武器は Lv10 まで強化しないと威力不足です。 必殺技は相手がバテた時に使うこと。


エターニティーウォーリアー3 Eternity Warriors 3
※ステージマップ。 クリア済みのステージを繰り返してレベル上げと装備探しが出来るので、サイクロプスが倒せない人は「古代の洞窟」でレア探しをしてみましょう。
どうしても勝てない場合は 500 円課金して素材アイテムを買い、武器を進化させるのも良いかもしれません。
サイクロプスさえ倒せるようになれば、そこで効率良く装備と素材を探せるようになるので、ガチャを回すのはオススメしません。


1ステージが短いので、フィールドの広さやボリュームについてはダーククエスト4に劣りますが、それ以外の点では勝っている印象です。
なによりスタミナ制も強化の待ち時間もなく、好きなだけバトルを繰り返せて、スピード感がありますね。
サイクロプスで挫折しなければ十分楽しめるゲームです。

ややこぢんまりしている印象もあり、「スマホ用に縮小された簡易ディアブロ」という感はありますが、これはこれで手軽に楽しめて良いのではないでしょうか。

サイクロプス以後は簡単ではないので、あまりゲームをしないライトユーザーの方にはお勧めできません。
ディアブロ型のハクスラを楽しみたい、相応にゲーマーな方にはオススメできるアプリです。

・エターニティーウォーリアー3 (iTunes が起動します)


最後になりましたが、以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。

騎士とドラゴン

ボタンを押して敵を殴るだけの簡単操作でありながら、意外に高い戦略性と、装備探しが中心となる特異なシステムを持つ、一風変わったソーシャルゲームが人気になっています。
「騎士とドラゴン」です。

このゲーム、見た目やインターフェイスが個人作成っぽく、紹介していたサイトもソーシャルゲーム中心のメディアぐらいで、いかにも平凡に見える本体無料のソシャゲだったため、「どうせよくあるポチポチゲー的なやつだろう」と思ってスルーしていました。
味のあるドットグラフィックには引かれましたが、それも最近は珍しくないですしね。

しかしいくつかのゲーム情報サイトで「2013 年に注目だったゲーム」の1つに選ばれていたため、ちょっと試してみたところ・・・
既存のソーシャルゲームとは大きく違う内容であることが解りました。

インターフェイスはパズドラっぽいのですが、攻略のカギを握るのはランダム生成のドロップ装備。
合成やレベルアップが強さに大きく影響しないという、他にはない特徴を多く持ちます。

騎士とドラゴン

基本のゲームシステムはかなりシンプル。
画面下部に武器の「スキル」のボタンがあるので、それをタップするだけ。
「突き」のスキルがある武器を装備していれば、「突き」のボタンが表れます。
「アッパー」と「たたき」の2つのスキルが備わっている武器の場合は、それが交互に出てきます。

攻撃するごとに AP というポイントが消費され、なくなると攻撃できなくなります。
消費する AP はスキルによって異なり、強力な技ほど多くなります。
減ってきたら肉のボタンを押して回復しなければなりません。

攻撃したり肉を食べたりするごとに敵のカウンターが減っていき、0 になると攻撃してきます。
ただ、敵が攻撃する前には「!!」のフキダシが表示され、そのタイミングに合わせてガードボタンを押すことでダメージを軽減することができます。
タイミングが完璧だと AP が回復したり、攻撃を完全に無効化することもできます。

敵を攻撃するとダメージを与えると同時に、ピヨりポイント(PP)が増えていきます。
これが最大になると相手がピヨり、その間に攻撃すると必ず会心の一撃になるのに加え、こちらの AP も回復します。 さらにピヨった敵のカウンターはリセットされます。

単に攻撃するだけでは AP がすぐ尽きるので、敵をあと1撃で倒せる時は回復してから倒す、敵があと1撃でピヨる時も AP を貯めてからピヨらせる、敵をピヨらせても AP が尽きる時は一旦ガードする、などの戦い方が必要になります。

騎士とドラゴン
※左はタイミング完璧の「ミラクルガード」が発動したシーン。 成功すると AP が全快します。
相手の「!!」が消えると同時にガードすると良いようですが・・・ しかし狙いすぎるとやられるので、普段は普通にガードした方が無難。
でも、劣勢でもテクニックで挽回できる手段が用意されているのは良いですね。
またガードに成功していれば「コンボ」が貯まっていき、相手に与える PP が増えていきます。
右はマップ画面で、最初のマップはチュートリアルという扱いですが、そう簡単には突破できません。


そしてこのゲームの最大のポイントは「装備」。
敵を倒すと装備をドロップしますが、付いているスキル(攻撃手段)の種類と数はランダムです。

スキルには「スラッシュ」「2連撃」「メガヒット」など様々なものがあり、特定の敵に有効な「ゴブバスター」や「こうらわり」などもあります。
また、「斬り上げ → スラッシュ」と続けると強力な「ジャンプ斬り」になるといった組み合わせ技(必殺技)も存在します。

しかし強力なスキルは消費 AP も多く、例えば「3連撃」は AP が 5 必要で、肉を食べても1回で 2 しか回復しないので、攻撃できる機会が減って相手をピヨらせることも難しくなり、そのまま使っても逆に不利です。

スキルの数も3つ付いていると強そうですが、「ゴブリンをゴブバスターで攻撃したいのに3回に1回しか使えない」みたいなことになってしまいます。

しかし3連撃でピヨった相手を殴ると、会心の一撃を3連発できるのでかなり強いです。
複数のスキルが付いている武器も、それが「斬り上げ」と「スラッシュ」なら、その武器だけで組み合わせ技を発動できるので強力です。

つまり、武器はスキルと使い方次第。
弱い武器でもスキルの組み合わせがバッチリなら強力ですし、レア武器でもスキルがダメだと使い辛いです。
カメが多く出るステージでは「こうらわり」のある武器が、ドラゴンが出るステージでは「ドラゴン叩き」がある武器が何より強力です。
装備は2つ持って行けるので、どんな組み合わせにするかも重要です。

これに火・水・木などの「属性」と、武器の種類と敵種族の「相性」もあるため、そこを突き詰めていくと武器選びは非常に奥深いものになりますね。

騎士とドラゴン
※左は「突き → 2連突き → 突き」で発動する必殺技「マルチランス」を繰り出しているところ。
突きと2連突きの組み合わせの武器があれば連発できて強力。 ただし AP が合計 9 必要なので、十分に AP を貯めてから攻撃する戦い方をしなければなりません。
右の武器は次の攻撃の AP を 0 にする「精神統一」と「3連撃」がある組み合わせ。
これだと AP 消費を気にせず3連撃を連発できるので凄く使いやすい。
この武器自体はノーマルですが、スキルが良ければ生半可なレアより強力です。


武器には「スロット」というステータスもあって、この回数だけ「合成」で強化することができます。
逆に言うと、このゲームは「スロット」の回数しか合成を行えません。

しかも合成の効果がそんなに高くない。
例えば攻撃力 50 の武器を合成して「成功」すると攻撃力が 52 になりますが、2 しか違わない。
「大成功」だと +4 されて 54 になりますが、それでも上昇量は大きくありません。
これで合成回数に制限があるのですから、つまりソーシャルゲームには珍しく、合成がキャラクター強化のメインになっていません。

では勝てなくなった時、パワーアップするにはどうすれば良いのか?
欲しい武器がドロップするエリアで、望むスキルが付いた武器が手に入るまで、武器探しをすることになります。
そう、このゲームはウィザードリィやディアブロのような「レアハント重視のゲーム」な訳です。

ただ、これがこのゲームの面白い点であると同時に難点でもあります。
有用な武器がドロップしないと強くならないという事は、運が悪いといつまで経ってもゲームが進みません。

ソーシャルゲームですからスタミナ制があり、クエストに出発する度に「げんき」を消費し、なくなるとしばらくプレイ出来なくなります。
「げんき」を全部使ってもロクな武器が出ず、そのまま中断を余儀なくされると、徒労感は否めません。

一応武器には「会得度」というステータスがあり、クエストに成功する度にこれが増え、50 を越えると武器の攻撃力が上がるのですが、しかし 50 は多すぎる・・・
「経験値を貯めてレベルアップ」とかいう範囲じゃない。

まあなかなか手に入らないからこそ、有用な武器をゲット出来た時の喜びも大きいのですが、でもやっぱり経験値&レベルアップのような(手が届きやすい範囲の)継続的な強化要素も欲しかった気はしますね。

騎士とドラゴン
※左は合成画面。 素材は3つまで選ぶことができ、大成功率が N なら +5 %、R なら +10 %アップします。
また、同じマジックの武器を素材にすると奇跡率が +5 %アップします。
でもやっぱり運次第なので、条件をそろえても単なる成功で終わることも多いです。


ソーシャルゲームですから本体は無料。 しかし当然、課金はあります。
課金通貨は1つ 100 円、6つだと 500 円。 課金ガチャ1回で課金通貨は3つ必要なので、つまりガチャ1回 250 円です。
ただ、最初のマップをクリアしないと課金ガチャは出来ません。
最初から金にものを言わせた攻略をするのは許さない、ということでしょうか?

しかしゲームの性質上、武器の保有枠が十分にないと厳しく、でも最初の保有枠はかなり少なめなので、課金通貨での拡張は必須になります。
幸いゲーム中に課金通貨をたびたび貰えるので、無課金でもある程度は増やしていく事は可能ですが。

やはりソーシャルゲームですから、課金して SR 武器をゲットすればそれで力押しでき、逆に無課金だと2つ目のマップですでに辛くなるので、ゲーム性が優れている反面、ソシャゲ的なバランスの問題も存在します。
でも、そこいらのソーシャルゲームよりは、普通のゲームに近いゲーム性・戦略性がありますね。

既存のソーシャルゲームとは大幅に異なる、一見の価値のあるゲームだと思います。

・騎士とドラゴン (iTunes が起動します) (続編の開発のため公開終了)


【 ちょこっと攻略 】

・クエストの一覧画面で「詳細」のボタンを押すと、出現する敵をチェックできます。 これを確認して、出てくる敵に有効な武器を持っていきましょう。
・詳細画面ではドロップする武器のレアリティと属性も確認できます。

・最初のマップの最後のエリア「アーチッチ火山」の最終クエスト「見習い卒業試験!」のボスは強敵です。
・ただ、その1つ手前の「丸こげ古代兵器」のボスが、たまに「ナイトシールド」を落とします。 卒業試験を突破できない人はこのシールドのゲットを狙いましょう。
・それでも勝てない人は「おしごと」の「おけいこ」や「おていれ」を併用してみましょう。

・剣はゴーストとマーメイドに強いです。
・剣の必殺技は「斬り上げ+スラッシュ」が使いやすいです。 「フェンシング+斬り上げ」は2体に2回攻撃します。
・ハンマーはカメとゴーレムに強いです。
・ハンマーの必殺技は「アッパー+たたき」「アッパー2回」が便利です。
・槍はファビットとけものに強いです。 基本攻撃力は低めですが、敵2体を攻撃できます。
・槍の必殺技は「突き+ジャベリン」で3体を攻撃できますが、他は消費 AP が多く使い辛いです。
・「キック」は3回連続で使うと5連攻撃になります。 キックだけの武器が出ると非常に強力です。

・2つ目のマップの「おばけの森」の2つ目のクエスト「海よりも森な乙女」ではレアな槍が手に入る場合があります。 威力は高くありませんが PP が高いため(スキルも良ければ)強いです。
・「マリンライト洞」では「カブリモノハンマー」という武器が手に入ります。 これも PP が高くてピヨらせやすい武器です。

Knightmare Tower

お姫様を救い出してモテモテになるために、モンスターだらけの塔をロケットで突き進む、ユニークなアクションゲームが人気になっています。
「Knightmare Tower」です。

Apple によるベストアプリの表彰「BEST OF 2013」で、日本では選出外でしたが、欧米では「反射神経ゲーム」の優秀作に選ばれていた作品です。
元は Flash のゲームですが、キーボードやマウスで操作するより、ティルト(傾け)操作で遊んだ方が楽しいため、スマホ向きの内容と言えますね。

グラフィックがいかにも北米的で、モンスターをバラバラにする表現があるため、その辺で日本では選出外になったのでしょうか?
でもそんなに残酷というほどではなく、むしろコミカルです。
開発したのはカナダの小メーカーです。

Knightmare Tower

ゲームが始まると、まずはロケットでボーンとナイトが打ち上げられます。
その後は本体を傾けて左右に動かし、画面タップで真下にダッシュ+斬り攻撃を行います。

画面下からモンスターが湧き出てきて、これに斬りかかると真っ二つになり、その反動でナイトが飛び上がります。
それにより上昇スピードがアップし、「ブーストゲージ」も増え、ゲージが最大になると高速で昇っていきます。

逆に攻撃を空振って下に落ちてしまうと、スピードが大きく低下してしまいます。
落下によってダメージを受けることはありませんが、下からはマグマが迫って来ていて、スピードが落ちすぎるとこれに飲み込まれてしまいます。
マグマの速度はどんどん速くなっていきます。

スピードは自然低下していくため、上昇力を維持するために、出てくるモンスターを次々と倒していかなければなりません。
ただしモンスターはだんだん硬くなり、さらにトゲや火の玉などで攻撃してくるようになります。
ダメージを受けるとハートが減り、これが尽きてもゲームオーバーです。

Knightmare Tower
※マグマが迫って来ている状態。 この状態で落下してしまうとアウト。
画面左上のブーストゲージは敵を倒すとアップし、ダメージを受けると低下します。
落下では下がりませんが、落下するとせっかく上がったスピードが落ちてしまいます。


ゲーム終了後、成績に応じてコインを貰え、パワーアップを購入することが出来ます。
初期状態だとスピードが足りないため、どうあがいても塔の上層までは辿り付けません。
しかしパワーアップの効果がハッキリしていて、強化することでどんどん上に昇れるようになっていきます。

パワーアップには「耐久力(ハート)アップ」「攻撃力アップ」「斬りかかり速度アップ」などの装備系と、「速度の自然減少低下」「ブースト速度アップ」などのアクセサリ系があります。
どれも重要で、不必要なパワーアップはありません。

また、一定距離を進むことでお姫様を1人ずつ救出でき、救出した人数に応じて爆弾や回復などのお助けアイテムが出現するようになります。
特殊なパワーアップの種類として「薬」も登場します。

このゲームは Ridiculous Fishing や サムライディフェンダー のような「パワーアップが楽しい系」であり、テンポの良いプレイと実感できる成長を繰り返せるため、思わずハマってしまいます。

Knightmare Tower
※パワーアップ購入画面。 効果は以下の通りです。
・ARMOR : ハートが増えます
・SWORD : 攻撃力アップ
・BOOTS : 攻撃時の速度が上がり連打できるようになります
・ROCKET : 開始時・落下時にロケットで飛び上がる時の速度がアップ
・LUCK : アイテムの出現率アップ。 上位のコインアイテムも出やすくなる
・EXTRACTION POWER : モンスターを倒した時の速度アップが増える
・OIL : 速度の自然低下が減少
・SPEED BOOST : ブースト時のスピード増加量がアップ

Knightmare Tower
※お姫様は全部で 10 人。 10 ステージ+ラスト+ボス戦 という形です。
3人目を助けると可能になる薬の強化は以下の通りで、新たな効果が「追加」されていきます。
・HASTE : 攻撃速度アップ
・LEECH : モンスターを倒した時の速度アップが増える
・LEVITATE : 落下ペナルティがなくなる
・ENCHANT : 攻撃力アップ
・HARDEN : 無敵になる
・GHOST : 速度の自然低下がなくなる


もう1つ重要な要素として、クエスト(QUESTS)があります。
「落下せずに一定距離を進む」「指定の数だけ敵を倒す」などの条件を満たすとボーナスを貰えるものですが、このゲームはクエストを全部達成することで「ボスの部屋の鍵」を入手できます。

この鍵がないと塔の最上部まで進んでも、扉にゴチーンとぶつかって、そこで終わってしまいます。
よってクエストは必ずこなしていかなければなりません。

クエストは英文で表記されているため、そんなに難しい英語ではありませんが、日本人にとってはここが難点と言えるでしょうか。
どうしてもクリアできないクエストはコインを払ってスキップすることができますが、達成した事にするのではなく、他のクエストに入れ替えるだけです。

まあ最後のボスはかなり手強く、十分に強化しておかないと倒すのは困難なので、パワーアップがそろうまでは焦って達成していく必要はないかもしれません。
なお、ボスを倒すとエンディング後にスコアを競うサバイバルモードがアンロックされます。

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



定価は 300 円。 値段としては妥当なところだと思います。
追加課金もなく、安心して遊べますね。

このゲームをやっていると、やはりテンポの良いパワーアップは面白さに直結するなぁと、改めて思います。
画面をクリックしてクッキーを増やすだけの Cookie Clicker というブラウザゲームが巷で話題になっていますが、それはゲーム性は皆無で、そこにある面白さは「パワーアップの楽しさ」のみです。
でも、それでも効果を実感できるテンポの良いパワーアップがあれば、十分に楽しめる・・・

ともあれ、非常に遊びやすくてゲームバランスの良い、オススメできるアプリです。

・Knightmare Tower (iTunes が起動します)
・Knightmare Tower Free (無料体験版です)

コロッサトロン: 世界侵略の大脅威

マッチ3ゲーム+大破壊? 大暴れするヘビ型ドラゴンの体にパーツをくっつけ、その破壊活動を支援する、ちょっと変わったゲームが公開されています。
「コロッサトロン: 世界侵略の大脅威」(Colossatron)です。

このゲームは Fruit Ninja や Jetpack Joyride で世界的に有名になったオーストラリアのヒットメーカー Halfbrick の新作として注目されており、iTunes ストアの新年最初のオススメにも選ばれていました。

ただ私的にはこのゲーム、ラストまでやっても、いまだに面白いのか面白くないのかよく解りません。
微妙だなぁと思いつつも最後まで飽きずにプレイしてたので、決して悪いゲームではないのですが、「ゲーム性」は明らかに乏しい。
でも爽快感とかハマリ性はあるという、なんだか不思議なゲームです。
タッチパネルでないと成り立たない、スマホならではの内容でもありますね。

コロッサトロン 世界侵略の大脅威 Colossatron

パーツが数珠つなぎになった体のヘビのようなドラゴンが、「勝手に動いて」町を破壊しまくります。
プレイヤーはドラゴンを直接操作できません。

そして外周から赤・青・黄色のパワーアップアイテムが飛んで来て、これをドラッグしてドラゴンの体にくっつけると、その色のパーツが追加されていきます。
パーツは色に応じた武器で自動的に敵を攻撃します。

そして同じ色のパーツを3つ繋げると、合体して1つの強力なパーツになります。
強化されたパーツをさらに3つ繋げると、3段階目の強化パーツになります。

また、1段階目(未強化)の赤と青のパーツを1つずつ繋げると、合体して紫のパーツになります。
同様に、赤と黄色でオレンジに、黄色と青で緑になり、これらも固有の攻撃を持っています。

こうしてドラゴンのパーツを増やしていき、自動で暴れまくるドラゴンを勝利するまで強化していきますが、敵の攻撃でパーツはダメージを受け、そのうち破壊されてしまいます。
しかし合体させると耐久値が回復するため、破壊を遅らせるためにも色をそろえて合体させることが必要です。
画面では大バトルが繰り広げられていますが、やることはマッチ3ゲームですね。

1つのエリア(ロケーション)は4つのステージで構成されていて、一度に全部クリアする必要があります。
途中でパーツを全て失ってゲームオーバーになると、そのエリアのステージ1からやり直し。
ただ、ステージ中に得られた資金や「プリズム」はそのまま獲得することが出来ます。

資金はステージの合間にパーツの回復や補充を行うのに必要。
プリズムはいわゆる課金通貨ですが、無課金でも相応に得られ、パーツのパワーアップなどに使用します。

ユニークなのは各パーツの攻撃方法で、色ごとに複数用意されており、例えば赤だと「ミサイル」「クラスター爆弾」「拡散ショット」のどれかになるのですが、自由に選択はできません。
そしてどの攻撃になるかは、日ごとに変わります。
プリズムを使って自由に選択できるようにすることも出来ますが、この「日替わり攻撃システム」というのは面白いですね。

コロッサトロン 世界侵略の大脅威 Colossatron
※ステージの合間のインターバル。 回復やパーツ(パワーコア)の追加を行えますが、パーツは買うたびに値段が上がります。
「パワーアップ」というのは特殊な強化用パーツを追加するもので、バリアを張る「シールド」、隣のパーツの連射力を上げる「ラピッドファイア」、全体を攻撃する「ボム」の3つがありますが、どれになるかはランダムです。
重要なのは「設定しなおす」でパーツの順番を変更できることで、基本的に前の方がダメージを受けやすいので、シールドは前方に配置し、強力なパーツをその前後に置いておきましょう。


コロッサトロン 世界侵略の大脅威 Colossatron
※パーツごとの攻撃の選択。 プリズム 15 個で「アンロック」をしない場合、攻撃方法は毎日変わります。
強いて言えば赤は近距離系、黄色は遠距離系、青は中距離系ですが、色々な攻撃が混ざっているので分類はし辛いですね。
緑と紫には回復も含まれています。


パーツが増えれば攻撃はかなり派手になり、大量のミサイルとビームが飛び交います。
敵の量もハンパではなく、後半ステージになると画面を埋め尽くす程の敵機が現れ、大乱戦が展開されます。
自分で直接攻撃する訳ではないですが、これだけ派手だと見ていて楽しめますね。
その様子はタワーディフェンスに共通するものがあります。

しかしゲームとしては・・・ タワーディフェンスのような戦略性はありません。
ドラゴンの動きや出てくるパーツの色がランダムだし、「このステージではこの武器が有効」みたいなものもほとんどないため、やることはひたすらパーツをくっつけていくだけ。
パーツの効果も、戦闘への影響がいまいち曖昧です。

また、赤+青で紫、青+黄色で緑などの合体色になりますが、パーツが2つ必要な割に大して強くありません。
強化も難しいため、むしろ「合体色を発生させないようにする」のが攻略になります。

プレイ中は結構忙しく、パーツが頻繁に出てきて敵の攻撃も激しいので、ノンビリしているヒマはありません。
戦闘も派手だし、やっていて飽きずに遊べることは確かです。

ただ、戦略性もパズル性も乏しく、アクションゲームという程でもないため、前述したようにやってて面白いんだか面白くないんだかよく解らない。
でもなんとなく楽しめてる・・・
ホント、こんなに微妙なプレイ感のゲームは珍しいです・・・

以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。



価格は 100 円。 微妙なところもあるとは言え、100 円はお得です。
この値段なら落として損のないアプリとは言えますね。

これは私がゲーマーだから物足りなく感じるのかな・・・?
普段あまりゲームをやらない人だと、このぐらいの方が難しく考える必要がなくて良いのかもしれません。
でもこのゲーム性はライトユーザー向けでもないような気もする・・・

なんだかんだ言って最後までやり続けてたので、決してクソゲーな訳ではありません。
元々「シンプルなルールで派手な戦闘を楽しめる」ってのがコンセプトなんでしょうね。
そう考えると Halfbrick らしいゲームとは言えます。

・コロッサトロン: 世界侵略の大脅威 (iTunes が起動します)

麻雀 雷神 -Rising- (北斗の拳 世紀末覇者麻雀バトル)

無料でありながら高クオリティー、さらに快適なオンライン対戦も可能で、スマホ界の麻雀市場をあっという間に席捲した麻雀アプリ「麻雀 雷神 -Rising-」。
最近は後発の 麻雀 天極牌 に追い上げられ、課金要素も強くなり、更にハイクオリティーな新作アプリ NET麻雀 MJモバイル の猛追も受け、当初の勢いは無くしつつありました。

そんな雷神に、「北斗の拳」の世紀末覇者達が麻雀でバトルを繰り広げる新モードが追加され、話題になっています。
既存アプリのアップデートではありますが、ほぼ新作に近いゲームモードなので、今回はこれを扱っておきたいと思います。

開発は Ateam。(エイチーム。 エーチームではない)
ダービーインパクト や ダークサマナー なども公開しているモバイルアプリの老舗です。

麻雀 雷神 Rising 北斗の拳 世紀末覇者麻雀バトル

雷神はオンライン対戦が出来ることもウリの1つですが、このモードは1人用です。
ステージを選択後、まずはザコと東風戦を行い、その後にボス戦に移行します。

このゲームでは各対局者が点数とは別に HP と攻撃力を持っています。
ツモで上がると敵全員に攻撃力と同じ分だけのダメージを与えられ、ロンで上がると振り込んだ相手に2倍のダメージを与えられます。
HP がなくなった対局者は持ち点とは無関係に「ひでぶ!」「たわば!」になって退場します。
ザコは倒されてもすぐ補充されますが、ボスを倒した場合はステージクリア。 自分が倒されたら負けですね。

こんなルールですから、点数は補助的なものでしかありません。
役のみでも喰いタンでも、なんでもいいから速攻で上がれば相手は「ひでぶ」です。
満貫以上で上がるとダメージが2倍になるのですが、ザコの場合は役のみでも一撃必殺ですね。

ザコ戦が終わるとボス戦に移行します。 ザコ戦で受けたダメージは据え置き。
ボスは相応に HP があり、さらにボスを倒さないと終わらないので、ザコにロンあがりをしても有効打にはなりません。
ただし決着が付かないまま東風戦が終わると、ボスより点数が上位なら「順位差×攻撃力」のダメージを与えられます。
よってボス戦では点数も一応影響します。
もちろんこちらの点数が低い場合、こちらがダメージを受けます。

勝利できれば経験値である「あべし」が手に入り、あべしが一定量になるとプレイヤーレベルが上がります。
また、あべし量による「獲得あべしランキング」も用意されています。 名前が秀逸。

麻雀 雷神 Rising 北斗の拳 世紀末覇者麻雀バトル
※ザコを倒して「1あべし」ゲット。 ずっと昔、北斗の拳のアクションゲームで「敵を倒すと出てくる『あべし』を取ってパワーアップ! 『ひでぶ』はあべしの3個分」というゲームがあって笑った記憶があるのですが、それを思い出しました。
ザコ戦はボス戦の前座であり、無理に1位にならなくても進めるので、とにかくダメージを受けないことが大切。
早あがりと安牌の連打でやり過ごしましょう。 ツモられたら仕方ないけど。


麻雀 雷神 Rising 北斗の拳 世紀末覇者麻雀バトル
※ボス戦では北斗神拳奥義(?)「ドラ爆北斗ルール」を使えます。
これを使うと通常のドラに加えて、「北」と全ての「7」がドラになるため、跳満や三倍満を普通に狙えます。
しかし課金アイテムを消費しないと利用できません・・・
また、相手に与えるダメージは点数ではなく攻撃力分であり、満貫以上で2倍になるけどそれ以上にはならないので、見た目ほど有利になる訳ではありません。
これで点数を大きく稼げば、逃げ切り1位での攻撃は狙いやすくなりますが・・・


ステージをクリアすると消費アイテムや仲間もゲット出来ます。
仲間は装備や合成アイテムのようなもので、3人まで装備することができ、攻撃力と HP が上昇します。
キャラによっては「ピンフであがると攻撃力 1.2 倍」「ダメージを 15 ポイント軽減」などの特殊スキルを持っている者もいます。
また、合成によってキャラレベルを上げることでもステータスをアップさせられます。

ただしパズドラのように、パーティーメンバーとしてバトルに出撃させることは出来ません。
麻雀は常にケンシロウ対ライバル3人であり、2対2の対局はありません。

ソーシャルゲームのようなスタミナ制であり、プレイするごとにスタミナが減少、なくなるとしばらくプレイ出来なくなります。
また課金ガチャがあり、強力な仲間はこれでないと入手困難です。

やられてもその場で復活できたり、ライバルの手配をオープンするお助けアイテムもあります。
これらは課金アイテムですが、ステージクリア時に入手できることもあります。

麻雀 雷神 Rising 北斗の拳 世紀末覇者麻雀バトル
※チーム編成画面。 仲間と言うより単なる装備。
でも原作を知っているなら、全く知らない架空キャラのゲームよりは、キャラクター集めの楽しみは高いですね。
ゲームの進行によって若干のガチャチケットを手に入れられるので、無課金でもある程度はレアキャラをゲット出来ます。


ベースが「麻雀 雷神」なので、牌が大きくグラフィックもリアルで、視認性・操作性は良好です。
さすがに MJモバイル には劣り、縦持ちもなく、当たり牌表示やツモ切り表示がないのも気になりますが、それでも麻雀アプリとしては十分に高クオリティーですね。

ただ、難点という訳ではないのですが、個人的には・・・
「思ったほどはっちゃけてなかったな」という印象もあります。

見た目はバカゲーの雰囲気マンマンで、実際に良い意味で「おバカ北斗の拳」になっているのですが、麻雀自体は意外と普通。
点数無視の HP 制は面白いのですが、麻雀ゲームにはキャラにぶっ飛んだ個性が付いていたり、イカサマが飛び交ったりするものが多いので、それらと比べると割とオーソドックスです。

北と7がドラになる「ドラ爆北斗ルール」がありますが、課金アイテムが必要なのでそう簡単には使えません。
南斗聖拳の使い手は「南」がドラになるみたいなこともないし、何らかの北斗神拳奥義が炸裂することもありません。

まあ本体無料でスタミナ制+アイテム課金のゲームですから、「リーチ即一発ヅモ」とか「役満上がりまくり」みたいなキャラがいると「フザケンナ! アイテム代返せ!」みたいな話になるでしょうから、この辺が無難なところなのかもしれませんが。

ゲームの難易度は、結構高めです。
前述したように HP 制であり、点数は補助的なものですから、こちらが早あがりでもダメージを与えられる反面、ボスの早あがりでこちらも大ダメージを受けてしまいます。
そして受けたダメージは基本的に回復できないので、その後に大きな手であがっても挽回できません。

東風戦2回なので1プレイがそこそこ長めで、負けると得られるものが何もないのは辛いですね。
まあこのルールだと、勝てる時はアッサリ勝てたりするのですが。

麻雀 雷神 Rising 北斗の拳 世紀末覇者麻雀バトル
※対戦前にはなかなか迫力のある絵が。 ボイスはケンシロウの低い声と、妙にテンションの高いおなじみのナレーターの声があります。
残念ながらライバルキャラのボイスはなく、敵は共通の音声のみ。 でも北斗の拳らしさは十分ありますね。


課金はありますが、本体は無料。 無課金でも普通に楽しめます。
雷神のアップデートではありますが、普通に新しい麻雀ゲームとして楽しめるモードです。

個人的には、オフラインであるからこその遊びやすさも感じます。
最近の麻雀アプリはオンラインモードがメインのものが多く、もちろんそれはそれで楽しいのですが、制限時間が厳しく、常に早打ちをしなければなりません。

しかしこのゲームには待ち時間がありません。 じっくり好きなだけ考えられます。
それはオフラインの麻雀では当たり前なのですが・・・ 最近、こういう麻雀ゲームをやってなかったので、すごくやりやすいですね。

1人用の麻雀ゲームとして、十分にオススメできるモードです。

・麻雀雷神 北斗の拳 ~世紀末覇者バトル~(iTunes が起動します)

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