第二次世界大戦を舞台に、デフォルメされた戦闘機が空をくるくる回りながら戦う、横スクロールのシューティングゲームが登場しています。
「Sky Aces 2」です。
iPhone 初期の名作コミカルシューティング MiniSquadron と、艦載機の戦いをシンプルかつリアルに再現した Wings Of Valor を合わせたようなゲームで、コミカル半分ミリタリー半分といった感じのゲームになっています。
このゲームは昨年発売された Sky Aces (iTunes 起動)というゲームの続編で、前作は古いモノクロ映画のような演出がウリだったのですが、肝心のゲームが今一つでこのページでは取り上げませんでした。
今回はゲームとしての完成度が高くなり、シューティングとして楽しめるものに仕上がっています。
横スクロールのシューティングですが、操作が独特です。
左回転と右回転のボタンがあり、右に向かっている時は左回転のボタンを押せば上に、右回転のボタンを押せば下に旋回していきます。
向きが逆の場合は旋回方向も逆ですね。
慣れるまではどっちに回るのか迷うのですが、慣れればクルクルと自在に動けるようになります。
設定を変更して上昇ボタン・下降ボタンにする事も出来ますが、これだと迷わない反面、クルクル回りたい時にボタンを押し換える必要があります。
さらに機銃ボタンと爆弾ボタンがあり、これで敵機や地上の目標を攻撃できます。
敵戦闘機との戦いの際には相手の後ろを取るため、空中で互いに旋回し合うことになり、文字通りの「ドッグファイト」が展開されます。
ただし燃料に限りがあり、機銃や爆弾も弾が尽きると撃てなくなります。
なくなったら飛行場に戻って着陸し、補給を行わなければなりません。
飛行場への着陸は、(角度が急すぎなければ)地上に降りるだけで OK です。
飛行場じゃない場所にも着陸可能で、その時はしばらく待てば補給車が走ってきて燃料と弾を補充してくれるのですが、爆弾は補給車からは補給できず、耐久力も回復しません。
さらに着陸中に敵機に撃たれたり、爆撃される危険もあります。
ミッションの種類は豊富で、敵戦闘機と戦うものもあれば、進攻してくる敵軍を撃退するもの、敵基地や飛行場を爆撃するもの、さらに敵基地の写真を撮って帰るものもあります。
味方機や地上部隊が現れるミッションも多く、ちゃんと戦争っぽいゲームになってますね。
※友軍上空を飛行中。 友軍もちゃんと敵地上部隊と戦い、相手の基地や対空砲を破壊してくれるので、敵戦車を爆撃するなどして支援したいところ。
歩兵は兵舎、戦車は工場、飛行機は飛行場から出てくるので、それを破壊すると出現しなくなります。
※飛び立つ際に「銃弾追加」「燃料追加」「爆弾追加」を選択できます。 複数の機体を所持している場合は乗り替えも可。
ヨーロッパ戦線が舞台ですが、枢軸陣営にはゼロ戦も登場します。
ミッション開始前には、マップから進攻する地域を選びます。
土地ごとに異なるミッションが用意されていて、苦手なミッションは後回しにする事も可能ですが、難易度は後にするほど上がっていきます。
ヨーロッパが舞台ですが、あまり史実の作戦などは考慮されておらず、好きな方から攻めて構わないし、特定の土地を取ったら有利になるということもありません。
それでもマップがあると戦争っぽくなり、天下統一を目指したくなるので良いですね。
ステージをクリアすると戦果に応じて資金が得られ、それを使って機体の強化や、新機体の購入を行えます。
もちろん機体は史実に登場したものをモデルにしています。
※枢軸陣営の序盤の状態。 アイコンはミッションの種類を表しています。
連合の場合はソ連の一部とイギリス以外が全て枢軸側の状態からスタートします。
価格は 100 円。 手軽に買える値段で、追加課金もありません。
この値段でこの内容ならお得だと思います。
1ステージが短く、内容も複雑ではないため、手軽に遊べます。
それでいて後半ステージは相応に手強くなり、しかし長過ぎない程度でオールクリアできます。
難易度もゲーム性もヘビー過ぎずライト過ぎずで、バランスの良いゲームですね。
個人的にはかなり好みです。
・Sky Aces 2 (iTunes が起動します)
2014/02
「春のクソゲー祭り」延長戦、その2。
邪悪なダンジョンの主となり、進入してくる冒険者をトラップとモンスターで恐怖に突き落とす、風変わりなシミュレーションゲーム「ダンジョンキーパー」。
1990 年代の後半に公開された名作パソコンゲームですが、それをソーシャルゲームにアレンジしたものが EA より公開されました。
名前はそのまま「ダンジョンキーパー」(Dungeon Keeper)です。
このゲーム、クソゲーと言うほど悪い訳ではないのですが・・・
オリジナルのダンジョンキーパーのゲーム性はほぼ潰えており、大ヒットゲーム Clash of Clans(クラッシュ・オブ・クラン)の劣化パクリゲーになっているという、原作を期待していた人にとっては完全な「ガッカリゲー」になっています。
当然のように原作のファンからは国内外で批判続出。
でもまあ、こうなることは事前に解ってはいました。
昨今の EA はソーシャルゲームに傾倒後、テーマパーク や ウルティマ などの有名タイトルをガッカリ課金ゲーにするケースが続いており、さらに事前公開された情報やムービーで「ダンジョンキーパーを元にしたクラッシュオブクラン」であることは明らかだったからです。
しかしそれでも「大手メーカーが作るクラッシュオブクランのクローンなら、面白いかもしれない」という期待はあったのですが・・・ 残念でしたね。
EA の本体無料ゲームに期待するのが間違いだったのかもしれません・・・

地中を掘ってダンジョンを拡大し、そこに施設や罠を設置して、やってくる侵入者を撃退します。
最初から「金鉱」と「石切り場」は存在しており、それが通路で中心部の「ダンジョンハート」と繋がっています。
プレイヤーが掘った場所はそのまま通路となり、ある程度の空間を作ればそこに部屋を増設できます。
部屋には貯蔵庫となる「宝物庫」や「(石材の)倉庫」、罠や呪文の開発を行う「工房」や「図書館」、モンスターを増やすための「鶏小屋」などが存在します。
ただし部屋を作るにはゴールドや石材が必要で、一定時間ごとに「金鉱」や「石切り場」をタップして回収していかなければなりません。
トラップには大砲や飛び出る槍、火を噴き出す床や敵を遅くする氷結罠などがあり、部屋も倉庫と鉱山以外は独自の攻撃方法と、防衛用の常駐モンスターを持ちます。
戦闘はログアウト中に他のプレイヤーに攻め込まれるか、「襲撃」ボタンを押して他のプレイヤーに攻め込むか、もしくは「キャンペーン」と呼ばれるステージクリア型のモードに挑戦することで発生します。
他のプレイヤーに攻め込まれた場合、後でその模様をムービーで確認可能です。
戦闘では生産しておいた攻撃用モンスターを配置し、相手のダンジョンを破壊します。
モンスターは最初、外周付近に固定されている「金鉱」か「石切り場」にしか配置出来ませんが、部屋を破壊して占領するとそこからも出せるようになります。
モンスターは自動で動きますが「倉庫を優先」「罠の破壊を優先」などの優先目標があり、「毒に強い」「火に弱い」などの特性もあります。
宝物庫や倉庫を破壊すれば相手の資源の一部を奪え、ダンジョンハートを破壊できればクリア評価が上がります。

※襲撃前のダンジョンチェック。 ここは内側に全ての施設をまとめている模様。
左上に書かれているのが収奪できるゴールドと石。 報酬が少ないダンジョンは右上の「次へ」のボタンを押してパスしましょう。
基本システムは Clash of Clans(クラッシュ・オブ・クラン)と大差ありません。
ただ、このゲームはダンジョン内であるため、平地の真ん中に村を築いていたクラッシュオブクランとは違い、通路によって敵の移動を制限できます。
一本の道を作って、その途中に大砲やら槍やらを満載すれば、進んで来る敵をボコボコに出来ます。
しかし攻撃側は MP を消費して「呪文」を使うことができ、その中には壁を破壊するものも存在します。
一本の長い道を作っても、相手がその呪文でショートカットを作り、奥の部屋に直行してしまうと意味が無くなります。
ダンジョンはその辺も考慮して作らなければなりません。
他にユニークなのは、1人用のキャンペーンに「防衛ステージ」があること。
これは自分が攻めるのではなく、相手が攻めてくるステージで、タワーディフェンスのように数 Wave の攻撃に耐えなければなりません。
事後報告を見るだけの他プレイヤーからの攻撃とは違い、呪文で敵モンスターを直接撃退したり、迎撃モンスターを出撃させたり出来るので、このステージだけはクラッシュオブクランとは違う遊び方が出来ます。
もう1つのユニークな点は、自分のダンジョンを攻撃する「ダンジョンを試す」があること。
これはあくまでテストであり、使ったモンスターが疲弊したり、資源を失うことはありません。
少しゴールドが必要で、報酬もありませんが、トラップの動作をチェックしたり欠点を調べられるので便利です。

※時間限定で出現する「襲撃プレイ」も防衛用のステージで、耐えられた Wave に応じて報酬を貰えます。
オリジナルのダンジョンキーパーっぽいし、攻撃するよりこちらの方が楽しいかも。

※壁を壊す魔法を発動しているシーン。 グリッドが表示され、マスの数を数えやすくなります。
このダンジョンは通路の奧に倉庫を配置していますが、矢印の場所の壁を1マス壊せば、すぐに一番奥に進入できます。
こんな壁一枚でしきられているようなダンジョンの作り方はお勧めしません。
しかしこのゲーム、基本部分は良いと思うのですが、「バランス」が悪くて台無しになっている印象です。
そのバランスはゲームバランスと、ソシャゲ的な課金システムのバランスの双方を含みます。
まず戦闘面では、兵士の数が少なく、RTS やディフェンスゲームの醍醐味である「多数の敵との戦闘」の面白さが希薄です。
それでなくてもクラッシュオブクランより兵士数が少なめなのに、序盤から高コストだけど体力と攻撃力に勝る「トロル」を使えるため、少数精鋭を中心に攻めるのが基本で、よってこぢんまりした戦闘にしかなりません。
クラッシュオブクランは開始直後の状態でも戦士 25 人の部隊をワラワラ繰り出せましたが、このゲームはトロル5人だけで片付いたりするので、イマイチ地味。
そして兵士1人1人が強めのため、ほとんど敵を倒せずに防衛失敗したりするので、それでなくても攻撃側有利なのに、ますます守る側の手応えがない。
開発シミュレーションの部分では、作業員となる「インプ」が2人しかおらず、コマンドを2つしか出せないのに、1つの作業にかかる時間が長く、ゲームの進行にいちいち時間がかかります。 かなりテンポが悪いですね。
さらにインプを増やすのに必要な課金通貨は 800 円分で、ハッキリ言って割高。
手軽に課金する気にはなれない金額で、しかし課金しないと開発がダルいので、これじゃ続ける人は少ないでしょう。
課金演出も多く、勝利の度に一定期間報酬をアップさせる 700 円の課金を勧められるのが鬱陶しい。
頻繁にアプリの ON/OFF を繰り返すゲームであるにも関わらず、起動と再接続の時間が結構長いうえに、不安定なのも問題。
EA の課金型ゲームは過去の作品もそうでしたが、日本のソーシャルゲーム以上に「無課金では不便」「課金が高い」「課金演出が鬱陶しい」の3重苦で、残念ながらその点は今回も変わっていません。
ベースが悪くないだけに残念ですね。

※1週間報酬アップとか、攻撃力アップとか、課金要素が盛り沢山。
課金は 500 円からで、ガチャはないけど全体的に一回り高い。
これでどれだけ実益がでるのか知らないけど、ハタから見る限りでは EA の課金演出は嫌悪感しか覚えない。
まあ 2012 年にアメリカで「最悪の企業賞」を受賞したところだしなぁ。
アプリ本体は無料ですが、無課金でゲームを進行させるのは、かなり面倒というか、スローペース過ぎてヤキモキします。
一応時間さえかければ課金しなくても進めていける内容ではあります。
総評としては、「ダンジョンキーパー+クラッシュオブクラン」の面白さは確かにありますが、オリジナルのダンジョンキーパーを期待してプレイするとガッカリですし、クラッシュオブクラン未経験者の方にはクラッシュオブクランの方がお勧めですし、かと言ってクラッシュオブクラン経験者がやると見劣り感が否めません。
クラッシュオブクランが超好きで、そちらの待ち時間に同じようなゲームを平行してやりたいという人には良いかなぁ・・・
正直、後発でこの内容で、この課金回りでは厳しいですね。
・ダンジョンキーパー (iTunes が起動します)
邪悪なダンジョンの主となり、進入してくる冒険者をトラップとモンスターで恐怖に突き落とす、風変わりなシミュレーションゲーム「ダンジョンキーパー」。
1990 年代の後半に公開された名作パソコンゲームですが、それをソーシャルゲームにアレンジしたものが EA より公開されました。
名前はそのまま「ダンジョンキーパー」(Dungeon Keeper)です。
このゲーム、クソゲーと言うほど悪い訳ではないのですが・・・
オリジナルのダンジョンキーパーのゲーム性はほぼ潰えており、大ヒットゲーム Clash of Clans(クラッシュ・オブ・クラン)の劣化パクリゲーになっているという、原作を期待していた人にとっては完全な「ガッカリゲー」になっています。
当然のように原作のファンからは国内外で批判続出。
でもまあ、こうなることは事前に解ってはいました。
昨今の EA はソーシャルゲームに傾倒後、テーマパーク や ウルティマ などの有名タイトルをガッカリ課金ゲーにするケースが続いており、さらに事前公開された情報やムービーで「ダンジョンキーパーを元にしたクラッシュオブクラン」であることは明らかだったからです。
しかしそれでも「大手メーカーが作るクラッシュオブクランのクローンなら、面白いかもしれない」という期待はあったのですが・・・ 残念でしたね。
EA の本体無料ゲームに期待するのが間違いだったのかもしれません・・・

地中を掘ってダンジョンを拡大し、そこに施設や罠を設置して、やってくる侵入者を撃退します。
最初から「金鉱」と「石切り場」は存在しており、それが通路で中心部の「ダンジョンハート」と繋がっています。
プレイヤーが掘った場所はそのまま通路となり、ある程度の空間を作ればそこに部屋を増設できます。
部屋には貯蔵庫となる「宝物庫」や「(石材の)倉庫」、罠や呪文の開発を行う「工房」や「図書館」、モンスターを増やすための「鶏小屋」などが存在します。
ただし部屋を作るにはゴールドや石材が必要で、一定時間ごとに「金鉱」や「石切り場」をタップして回収していかなければなりません。
トラップには大砲や飛び出る槍、火を噴き出す床や敵を遅くする氷結罠などがあり、部屋も倉庫と鉱山以外は独自の攻撃方法と、防衛用の常駐モンスターを持ちます。
戦闘はログアウト中に他のプレイヤーに攻め込まれるか、「襲撃」ボタンを押して他のプレイヤーに攻め込むか、もしくは「キャンペーン」と呼ばれるステージクリア型のモードに挑戦することで発生します。
他のプレイヤーに攻め込まれた場合、後でその模様をムービーで確認可能です。
戦闘では生産しておいた攻撃用モンスターを配置し、相手のダンジョンを破壊します。
モンスターは最初、外周付近に固定されている「金鉱」か「石切り場」にしか配置出来ませんが、部屋を破壊して占領するとそこからも出せるようになります。
モンスターは自動で動きますが「倉庫を優先」「罠の破壊を優先」などの優先目標があり、「毒に強い」「火に弱い」などの特性もあります。
宝物庫や倉庫を破壊すれば相手の資源の一部を奪え、ダンジョンハートを破壊できればクリア評価が上がります。

※襲撃前のダンジョンチェック。 ここは内側に全ての施設をまとめている模様。
左上に書かれているのが収奪できるゴールドと石。 報酬が少ないダンジョンは右上の「次へ」のボタンを押してパスしましょう。
基本システムは Clash of Clans(クラッシュ・オブ・クラン)と大差ありません。
ただ、このゲームはダンジョン内であるため、平地の真ん中に村を築いていたクラッシュオブクランとは違い、通路によって敵の移動を制限できます。
一本の道を作って、その途中に大砲やら槍やらを満載すれば、進んで来る敵をボコボコに出来ます。
しかし攻撃側は MP を消費して「呪文」を使うことができ、その中には壁を破壊するものも存在します。
一本の長い道を作っても、相手がその呪文でショートカットを作り、奥の部屋に直行してしまうと意味が無くなります。
ダンジョンはその辺も考慮して作らなければなりません。
他にユニークなのは、1人用のキャンペーンに「防衛ステージ」があること。
これは自分が攻めるのではなく、相手が攻めてくるステージで、タワーディフェンスのように数 Wave の攻撃に耐えなければなりません。
事後報告を見るだけの他プレイヤーからの攻撃とは違い、呪文で敵モンスターを直接撃退したり、迎撃モンスターを出撃させたり出来るので、このステージだけはクラッシュオブクランとは違う遊び方が出来ます。
もう1つのユニークな点は、自分のダンジョンを攻撃する「ダンジョンを試す」があること。
これはあくまでテストであり、使ったモンスターが疲弊したり、資源を失うことはありません。
少しゴールドが必要で、報酬もありませんが、トラップの動作をチェックしたり欠点を調べられるので便利です。

※時間限定で出現する「襲撃プレイ」も防衛用のステージで、耐えられた Wave に応じて報酬を貰えます。
オリジナルのダンジョンキーパーっぽいし、攻撃するよりこちらの方が楽しいかも。

※壁を壊す魔法を発動しているシーン。 グリッドが表示され、マスの数を数えやすくなります。
このダンジョンは通路の奧に倉庫を配置していますが、矢印の場所の壁を1マス壊せば、すぐに一番奥に進入できます。
こんな壁一枚でしきられているようなダンジョンの作り方はお勧めしません。
しかしこのゲーム、基本部分は良いと思うのですが、「バランス」が悪くて台無しになっている印象です。
そのバランスはゲームバランスと、ソシャゲ的な課金システムのバランスの双方を含みます。
まず戦闘面では、兵士の数が少なく、RTS やディフェンスゲームの醍醐味である「多数の敵との戦闘」の面白さが希薄です。
それでなくてもクラッシュオブクランより兵士数が少なめなのに、序盤から高コストだけど体力と攻撃力に勝る「トロル」を使えるため、少数精鋭を中心に攻めるのが基本で、よってこぢんまりした戦闘にしかなりません。
クラッシュオブクランは開始直後の状態でも戦士 25 人の部隊をワラワラ繰り出せましたが、このゲームはトロル5人だけで片付いたりするので、イマイチ地味。
そして兵士1人1人が強めのため、ほとんど敵を倒せずに防衛失敗したりするので、それでなくても攻撃側有利なのに、ますます守る側の手応えがない。
開発シミュレーションの部分では、作業員となる「インプ」が2人しかおらず、コマンドを2つしか出せないのに、1つの作業にかかる時間が長く、ゲームの進行にいちいち時間がかかります。 かなりテンポが悪いですね。
さらにインプを増やすのに必要な課金通貨は 800 円分で、ハッキリ言って割高。
手軽に課金する気にはなれない金額で、しかし課金しないと開発がダルいので、これじゃ続ける人は少ないでしょう。
課金演出も多く、勝利の度に一定期間報酬をアップさせる 700 円の課金を勧められるのが鬱陶しい。
頻繁にアプリの ON/OFF を繰り返すゲームであるにも関わらず、起動と再接続の時間が結構長いうえに、不安定なのも問題。
EA の課金型ゲームは過去の作品もそうでしたが、日本のソーシャルゲーム以上に「無課金では不便」「課金が高い」「課金演出が鬱陶しい」の3重苦で、残念ながらその点は今回も変わっていません。
ベースが悪くないだけに残念ですね。

※1週間報酬アップとか、攻撃力アップとか、課金要素が盛り沢山。
課金は 500 円からで、ガチャはないけど全体的に一回り高い。
これでどれだけ実益がでるのか知らないけど、ハタから見る限りでは EA の課金演出は嫌悪感しか覚えない。
まあ 2012 年にアメリカで「最悪の企業賞」を受賞したところだしなぁ。
アプリ本体は無料ですが、無課金でゲームを進行させるのは、かなり面倒というか、スローペース過ぎてヤキモキします。
一応時間さえかければ課金しなくても進めていける内容ではあります。
総評としては、「ダンジョンキーパー+クラッシュオブクラン」の面白さは確かにありますが、オリジナルのダンジョンキーパーを期待してプレイするとガッカリですし、クラッシュオブクラン未経験者の方にはクラッシュオブクランの方がお勧めですし、かと言ってクラッシュオブクラン経験者がやると見劣り感が否めません。
クラッシュオブクランが超好きで、そちらの待ち時間に同じようなゲームを平行してやりたいという人には良いかなぁ・・・
正直、後発でこの内容で、この課金回りでは厳しいですね。
・ダンジョンキーパー (iTunes が起動します)
「春のクソゲー祭り」延長戦、その1。
映画「レッドクリフ」で知られるジョン・ウー(呉宇森)監督が監修を行ったという、水墨画のようなグラフィックが印象的なバイオレンスアクションゲームが先日公開されました。
「Bloodstroke」です。
監督のネームバリューと独特なビジュアルで、かなり注目されていた作品だったのですが・・・
悪い意味での「映画監督のゲーム」って感じですね。
ジョン・ウー監督は香港出身の方ですが、ゲームの開発はロサンゼルスのスタジオ Moonshark が行っており、販売は大手パブリッシャーの Chillingo です。
淡いモノトーンの背景に真っ赤な鮮血が飛び散るゲームで、同監督の作風である「バイオレンスの詩人」のイメージがそのまま表現されています。
ただし流血表現が強いため、そういうのが苦手な方はご注意下さい。

赤い服を着た主人公をスティックで操作し、同行者を護衛して、目的地まで送り届けます。
画面は自動でスクロールしていき、同行者も勝手に進んで行くので、その少し先を走って待ち構えている敵を排除していきます。
攻撃方法は体当たりによる斬撃と、ショットボタンによる銃撃。
倒した敵は真っ赤な鮮血を吹き出して倒れます。
ただ、血は少し経つと黒くなっていくので、赤色が目立つ表現になっていますが、画面が血だらけになることはなく、そこまで残酷ではありません。
そしてこのゲームの主人公は、なんと無敵。
敵は主人公や同行者にバンバン銃を撃ちますが、主人公は超強力な主人公補正を持っており、銃弾はかすりもしません。
体力は同行者にのみ存在し、そちらが撃たれてやられるとゲームオーバーです。
よってやることは、ひたすら敵に突っ込んで倒しまくるのみ。 回避とかガードとかは存在しません。
斬撃で倒すと得点が3倍になるので、出来るだけ体当たりで倒し、倒しきれない敵や斬撃できない位置の敵を銃で処理していく形ですね。

※数人にマシンガンを連射されても傷1つ付かず、ナイフの一降りで大男やエージェントをザクザク殺戮していく主人公。 いくらなんでも無敵すぎ。
現代の町の風景が水墨画で表現されている、ミスマッチ感のあるビジュアルはすごく良いですね。

※ステージ選択画面とストーリーシーン。 これらも全て赤と黒の墨だけを使ったスタイルで描かれています。
ぶっちゃけ、このビジュアルを見るためのアプリ、という感じですね・・・
で、ここまでの説明で、すでに不安になった方もいるでしょう。
「主人公が無敵なの? やられないの? それって面白いの?」と。
えぇ、ハッキリ言いましょう。 面白くないです。
全くダメージ受けないので、敵は単なる得点アイテムです。
同行者を守る必要はありますが、内容としては「アイテムを逃したらダメージ」みたいな感じ。
自分がやられる可能性がないおかげで、スリルは欠片もなく、テクニックが必要な場面もほとんどありません。
「もっとゲームが進めば面白い展開になっていくのかもしれない」という淡い期待を持ちながら、2時間ほどやってみましたが、結局何も変わりませんでした。
後半は敵が硬くなり、配置も難しくなってきますが、こんなゲームですから攻略と言えるものは敵の配置を覚えるぐらいで、ハッキリ言ってパターンゲー。
そして決定的にダメだと思ったのが、バイクで走ってくる敵。
この敵は高速で同行者に突っ込み一撃で倒してしまうため、急いで対処する必要があるのですが、これが画面の後方、同行者のすぐ側に、何の前触れもなく出現したりするのです。
一応出現前にはブルブルという音が聞こえるのですが、その時間が短いうえに、どこから来るのか解らない。
で、出た瞬間に同行者が斬られてゲームオーバー。 つまり完全に出現場所を知っていないと回避不可能。
初見殺しにも程がある訳で、これを見た瞬間に私の中でクソゲー認定が決まりました。
しかもこういうトラップが1ヶ所だけでなく、複数存在したりする。
面白くないうえに不条理で、先日「春のクソゲー祭り」と称していくつかゲームを紹介しましたが、それら比ではないクソゲーっぷりです。
映画監督が監修しているだけあって、ビジュアルは素晴らしいです。
水墨画風の背景は非常に雰囲気が良いですし、他の色を一切乗せず、赤だけを強調するその手法にも美しさとバイオレンスが感じられます。
コートの女性が二丁拳銃を乱射し、クリア後のリザルト画面で鳥が飛ぶ様子などには、ジョン・ウー監督らしさも見ることが出来ます。
でも、それだけですね。 単なる「ファンアイテム」に過ぎません。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 300 円。 ゲームとしてはオススメしません。
ジョン・ウー監督が好きな方が、その雰囲気を楽しむためアプリでしょう。
他のジャンルの著名人をゲームに関わらせることが悪い訳ではありませんが、ゲームの面白さとは別。
特にそれが芸術方面の場合、「雰囲気『だけの』ゲーム」に終わることが多く、これもそのパターンかなと思います。
それでなくてもゲームにおいては、「センス」を前面に出したものには地雷が多いですからね。
奇をてらわずオーソドックスな全方向スクロールシューティングにしてれば、まだ遊べたと思うんだけど・・・
・Bloodstroke (iTunes が起動します)
映画「レッドクリフ」で知られるジョン・ウー(呉宇森)監督が監修を行ったという、水墨画のようなグラフィックが印象的なバイオレンスアクションゲームが先日公開されました。
「Bloodstroke」です。
監督のネームバリューと独特なビジュアルで、かなり注目されていた作品だったのですが・・・
悪い意味での「映画監督のゲーム」って感じですね。
ジョン・ウー監督は香港出身の方ですが、ゲームの開発はロサンゼルスのスタジオ Moonshark が行っており、販売は大手パブリッシャーの Chillingo です。
淡いモノトーンの背景に真っ赤な鮮血が飛び散るゲームで、同監督の作風である「バイオレンスの詩人」のイメージがそのまま表現されています。
ただし流血表現が強いため、そういうのが苦手な方はご注意下さい。

赤い服を着た主人公をスティックで操作し、同行者を護衛して、目的地まで送り届けます。
画面は自動でスクロールしていき、同行者も勝手に進んで行くので、その少し先を走って待ち構えている敵を排除していきます。
攻撃方法は体当たりによる斬撃と、ショットボタンによる銃撃。
倒した敵は真っ赤な鮮血を吹き出して倒れます。
ただ、血は少し経つと黒くなっていくので、赤色が目立つ表現になっていますが、画面が血だらけになることはなく、そこまで残酷ではありません。
そしてこのゲームの主人公は、なんと無敵。
敵は主人公や同行者にバンバン銃を撃ちますが、主人公は超強力な主人公補正を持っており、銃弾はかすりもしません。
体力は同行者にのみ存在し、そちらが撃たれてやられるとゲームオーバーです。
よってやることは、ひたすら敵に突っ込んで倒しまくるのみ。 回避とかガードとかは存在しません。
斬撃で倒すと得点が3倍になるので、出来るだけ体当たりで倒し、倒しきれない敵や斬撃できない位置の敵を銃で処理していく形ですね。

※数人にマシンガンを連射されても傷1つ付かず、ナイフの一降りで大男やエージェントをザクザク殺戮していく主人公。 いくらなんでも無敵すぎ。
現代の町の風景が水墨画で表現されている、ミスマッチ感のあるビジュアルはすごく良いですね。

※ステージ選択画面とストーリーシーン。 これらも全て赤と黒の墨だけを使ったスタイルで描かれています。
ぶっちゃけ、このビジュアルを見るためのアプリ、という感じですね・・・
で、ここまでの説明で、すでに不安になった方もいるでしょう。
「主人公が無敵なの? やられないの? それって面白いの?」と。
えぇ、ハッキリ言いましょう。 面白くないです。
全くダメージ受けないので、敵は単なる得点アイテムです。
同行者を守る必要はありますが、内容としては「アイテムを逃したらダメージ」みたいな感じ。
自分がやられる可能性がないおかげで、スリルは欠片もなく、テクニックが必要な場面もほとんどありません。
「もっとゲームが進めば面白い展開になっていくのかもしれない」という淡い期待を持ちながら、2時間ほどやってみましたが、結局何も変わりませんでした。
後半は敵が硬くなり、配置も難しくなってきますが、こんなゲームですから攻略と言えるものは敵の配置を覚えるぐらいで、ハッキリ言ってパターンゲー。
そして決定的にダメだと思ったのが、バイクで走ってくる敵。
この敵は高速で同行者に突っ込み一撃で倒してしまうため、急いで対処する必要があるのですが、これが画面の後方、同行者のすぐ側に、何の前触れもなく出現したりするのです。
一応出現前にはブルブルという音が聞こえるのですが、その時間が短いうえに、どこから来るのか解らない。
で、出た瞬間に同行者が斬られてゲームオーバー。 つまり完全に出現場所を知っていないと回避不可能。
初見殺しにも程がある訳で、これを見た瞬間に私の中でクソゲー認定が決まりました。
しかもこういうトラップが1ヶ所だけでなく、複数存在したりする。
面白くないうえに不条理で、先日「春のクソゲー祭り」と称していくつかゲームを紹介しましたが、それら比ではないクソゲーっぷりです。
映画監督が監修しているだけあって、ビジュアルは素晴らしいです。
水墨画風の背景は非常に雰囲気が良いですし、他の色を一切乗せず、赤だけを強調するその手法にも美しさとバイオレンスが感じられます。
コートの女性が二丁拳銃を乱射し、クリア後のリザルト画面で鳥が飛ぶ様子などには、ジョン・ウー監督らしさも見ることが出来ます。
でも、それだけですね。 単なる「ファンアイテム」に過ぎません。
以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。
価格は 300 円。 ゲームとしてはオススメしません。
ジョン・ウー監督が好きな方が、その雰囲気を楽しむためアプリでしょう。
他のジャンルの著名人をゲームに関わらせることが悪い訳ではありませんが、ゲームの面白さとは別。
特にそれが芸術方面の場合、「雰囲気『だけの』ゲーム」に終わることが多く、これもそのパターンかなと思います。
それでなくてもゲームにおいては、「センス」を前面に出したものには地雷が多いですからね。
奇をてらわずオーソドックスな全方向スクロールシューティングにしてれば、まだ遊べたと思うんだけど・・・
・Bloodstroke (iTunes が起動します)
