iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2014年07月

THE KING OF FIGHTERS '97 / '98

チーム戦という形式と、魅力的なキャラクターで大人気となった 2D 対戦格闘ゲーム「THE KING OF FIGHTERS」シリーズ、通称 KOF
15 年以上に渡って制作され、本編だけで 13 作、リメイクや派生作なども含めると 20 を越える作品が登場している同シリーズの4作目と5作目が、スマホに移植されています。
THE KING OF FIGHTERS '97」「THE KING OF FIGHTERS '98」です。

移植を担当したのはフランスのレトロゲーム専門メーカー「DotEmu」。
DotEmu の移植は肝心な部分が欠けていたり、操作性に問題があることが多く、毎回ユーザーを心配させるのですが、今回は移植度だけで見れば十分な内容と言えます。
キャラの動きも滑らかですね。

ただ、スマホではすでに「THE KING OF FIGHTER-i 2012」が発売されています。
これと見比べると・・・ さすがに古い

KOF 97 / 98 は対戦格闘ブームの最中に発売されたもので、非常に人気があったため、この2作が移植対象になったのは確かに頷けるのですが、KOF-i 2012 があるのに今さらこっちが出てもなぁ、というのも本音です。

という訳で、いきなり本末転倒な書き出しですが、とりあえずレビューを進めたいと思います。

THE KING OF FIGHTERS

30 人以上に及ぶキャラクターの中から3人を選んでチームを組み、格闘バトルを行います。
1人目がやられると2人目が登場するという形式で、体力は引き継ぎ。
先に相手の3人目を倒した方が勝利です。

1チーム3人ですから、3つのキャラを使いこなす必要がありますが、様々なキャラが次々と登場するため、多彩なバトルが繰り広げられるのが良い点ですね。
「餓狼伝説チーム」「龍虎の拳チーム」など、基本となるチーム分けがありますが、どういうメンバーにするかはプレイヤーの自由です。

KOF '97」は 95~97 まで続いていた「オロチ編 三部作」と呼ばれるストーリーの完結編。
KOF '96 で飛び道具がほとんど削除されたため、打撃中心の内容です。
ただ隠しキャラとして飛び道具を持つ「'94 京」を選択可能で、他にも暴走庵など一通りの隠しキャラを最初から使えます。

KOF '98」は '97 でストーリーに区切りが付いたため、設定や物語を無視して 94~97 までの集大成として作られています。
登場キャラは最多クラスで、一部のキャラは '95 以前の飛び道具がある裏バージョンを選択可能です。
各キャラの強さのバランスが良く、対戦がかなり盛り上がった作品ですね。

どちらの作品もゲーム開始時に「ADVANCED」と「EXTRA」のプレイスタイルを選びます。

ADVANCED モードは攻撃したりダメージを受けると「ゲージ」が貯まっていき、最大になると「ストック」が1つ増え、これを消費して攻撃力を一定時間強化したり(パワーMAX)、超必殺技を発動させられます。
パワーMAX 時に超必殺技を使うと MAX 超必殺技になります。

EXTRA モードは '96 以前のモードで、ゲージの「タメ」を行うことができ、最大になれば超必殺技を放てます。
また体力が減ってピンチになると超必殺技を撃ち放題になり、ゲージ最大でピンチの時に超必殺技を放つと MAX 超必殺技になります。

スマホ版の場合、パワー MAX の発動やゲージのタメは画面上部の「顔」をタップ or 押しっぱなしで実行でき、超必殺技は体力ゲージをタップすれば手軽に発動させられます

KOF 97
※ KOF '97 のキャラクター選択画面。 画面下部にボスや隠しキャラ、チームに属さない単独キャラがいます。
京を選択するとすき間に「KYO '94」が現れ、これを選ぶと「くらえー」の京になります。
普通の京は「ボディがお留守」な京です。


KOF 98
※ KOF '98 のキャラクター選択画面。 裏キャラと追加キャラを含めると総勢なんと 50 名。
京や餓狼組、龍虎組、オロチ組を選ぶと「EX」のボタンが現れ、これをタップして OFF にしてから選択することで裏キャラになります。


ただこのアプリ、色々と気になる部分も目に付きます。
まずは操作性。 このゲームには ストIV VoltKOF-i 2012 のように必殺技を手軽に出せる SP ボタンが付いているのですが、その挙動がおかしい

SP ボタンだけを押すと飛び道具が出て、→+SP ボタンで対空攻撃が出るという場合に、レバーにまったく触れてなくても対空攻撃が出たりします。
急にランダムで別の技が暴発するような感じで、当然これではやられてしまいます。
アップデートで「SP ボタンの調整」が行われたはずなのですが、まだ治っていません。

レバーの挙動も、反応自体は悪くはないのですが、たまにナナメがスムーズに入力出来なくなる時があります。(画面から指を離して押し直すと治る)

また、これは解像度の違いのため仕方ないのですが、やはりドットの粗さが目立ちますね
画面サイズを「ウィンドウモード」にすると粗さの目立たない表示になりますが、ゲーム画面は小さくなります。
逆に iPhone 5 / 5s で画面サイズを一杯まで広げると(16:9)、外枠はなくなりますが、一昔前のワイドテレビみたいに横長になってしまいます。

対人戦も Bluetooth 接続のみで、オンライン対戦はなし。 おまけモードのようなものもありません。
KOF '97 にはトレーニングモードもありません。(98 にはある)
やはり KOF-i 2012 と比べると簡易的な印象を受けますね。
まあ新作の 2012 と違い、レトロゲームの移植なので、こんなもんだとも思いますが。

THE KING OF FIGHTERS
※ウィンドウモードだとこんな感じ。 粗さが目立たなくなり、指も邪魔にならなくなりますが・・・ さすがに小さい。
でも解像度の違いは仕方ないかな。


THE KING OF FIGHTERS
※物理コントローラー使用時のキー設定。 LR ボタンに必殺技・超必殺技を設定可能。
このゲームはコントローラーがあって初めて本領発揮ですね。


価格は '97 と '98、どちらも 400 円
KOF-i 2012 は 800 円なので、さすがに安くはなっています。
(が、実は今 2012 もセールで 400 円なので、価格面でもアドバンテージはなかったりする)

このアプリ、iPhone 用のコントローラーでも試してみたのですが、物理コントローラーでやるとだいぶ印象が変わります
私が試したのは Logicool G550 なので、方向キーに難がありプレイしやすいという訳ではなかったのですが、仮想ボタンが非表示になって見やすくなり、物理ボタンで攻撃できるのでダイレクト感が増し、なにより「いかにも格ゲーをやっている」という感じを受けます。

ホント、この手のゲームはコントローラーの有無で様変わりしますね。
SP ボタンの暴発も起こらなくなり、挙動がおかしいのも改善されます。

KOF シリーズのファンで、コントローラーでのプレイを考えている方なら、悪くはないかな、という感じでしょうか。

THE KING OF FIGHTERS '97 (iTunes が起動します)
THE KING OF FIGHTERS '98 (iTunes が起動します)

Traps n' Gemstones

インディージョーンズっぽい冒険家がピラミッドの地下迷宮を探索する、ダンジョン探索型アクションゲームが登場しています。
Traps n' Gemstones」です。

作者曰く「Metroid vania」(メトロイド+悪魔城ドラキュラ)。
でも戦闘の要素が低く、主人公が冒険家なので、どちらかと言うと「ピットフォール」ですね
足腰が丈夫なのでスペランカーほど弱くはないです。

最近は ケロブラスターVVVVVVパワーパフガールズ的にの洞窟2(Callys Caves 2) など、このタイプの秀作アクションゲームが多く出ていますが、それらに似た作品と言えます。
メッセージは英語ですが、読めなくても問題はありません。

Traps n' Gemstones

広い地下迷宮の中を、お宝を探してさまよいます
ジャンプと前転が可能で、前転は狭い場所に入ったり、素早く移動するのに使います。

操作性は悪くありませんが、ボタンの位置が若干ズレてる気も・・・
ボタンの少し上を押した方がミスなく移動できる気がします。

ムチを取ると攻撃できるようになりますが、そんなに激しい戦闘はありません
大抵の敵は一発叩いたら倒れるし、多数の敵が出てくる場面も少ないです。
あくまで探索がメインですね。

迷宮の各所に秘宝が入った宝箱があり、これを特定の祭壇に捧げると先に進む道が開かれます。
つまり秘宝は探索の目的であると同時に、ダンジョンの「鍵」にもなっています。

右上のボタンを下にスライドするとマップ画面が現れ、これまでに通った場所が自動でマッピングされていきます
このマップには回収していない宝箱の位置や、取得済みの秘宝を使う祭壇の位置なども記されています。
これで状況を確認しながら探索を進めていくことになりますね。

Traps n' Gemstones
※道が塞がれていても、近くの祭壇にお宝を捧げれば先に進めます。
祭壇が反応しない時は必要なお宝を持っていないので、後回しにしましょう。


Traps n' Gemstones
※マップ&ステータス画面。 使用済みのアイテムにはチェックが入ります。
行き詰まったらマップを確認し、ドットが付いている部屋を目指しましょう。


ダンジョン内には様々なしかけがあり、木箱を押して足場にするなど、ちょっとしたパズルのシーンもあります。
大岩が転がって来たり、水に流されて地底湖に落ちたり、トロッコに乗って走ったりという、この手の冒険の「お約束」も踏襲しています。
ただ、難易度はそんなに高くありません

各所にたくさんの宝石やコインが落ちていますが、集めても買いものが出来る訳ではなく、単にスコアが増えるだけです。
死んだらスコアはリセットされるので、ハイスコアを目指したいなら慎重に進まなければなりませんが、スコアを気にしない場合は、死んでもその部屋の入口からすぐ再開できるのでデメリットはありません。

ダンジョンはそこまで広大ではなく、2~3時間ほどでクリア可能です。
ただ隠し部屋が各所にあり、シンボルと呼ばれる収集アイテムも数多く存在するため、それらを発見して達成率 100 %を目指そうと思ったら、相応に時間がかかりそうですね。

Traps n' Gemstones
※地底湖を泳いでいくシーンもあります。 酸素メーターが尽きる前に水上に出ないと即死。
酸素ボンベがあれば、息を気にせず泳げるのですが・・・


Traps n' Gemstones
※冒険家のお約束にして必修科目「トロッコ」。
このシーンのみコウモリを踏ん付けられます。 その際にタイミング良くボタンを押すと踏み台にしてジャンプ出来ます。 やや気付きにくいので注意。


定価は 500 円のようですが、現在は発売セールで 300 円。
追加課金のない買い切りゲームで、無難に遊べます。

特に難点はありませんが、強いて言えば地味なことでしょうか。
スピード感のあるシーンはなく、パワーパフガールズ的にの洞窟2 のように戦闘が激しい訳でもない。
ケロブラスターVVVVVV ほどストーリー性がある訳でもない。

ただ、そつのない作りで、ストレスなく遊べるので、思わずやり続けてしまう
そんな感じですね。

ダンジョン探索系の中ではもっとも万人向きで、アクションゲームが苦手な方にも勧められるアプリです。

Traps n' Gemstones (iTunes が起動します)

白猫プロジェクト

ガラケー時代から続くモバイルゲームメーカー「コロプラ」。
昨年発売されたソーシャルクイズゲーム「魔法使いと黒猫のウィズ」が大ヒットし、一躍注目のメーカーになりましたが、その黒猫の制作チームが作った新作アクション RPG が先日公開されました。
白猫プロジェクト」です。

個人的な感覚では、このゲームは「ソーシャルゲーム」よりも「ゲーム」に近いアプリです。
(何を持って「ソーシャルゲーム」と呼ぶかの議論はここでは置いておきます)
課金ガチャはありますが、スタミナ制はなく、合成もなく、そして何よりプレイ感覚がソーシャルゲームのそれではありません。 普通にアクション RPG です

コロプラはガラケーからのメーカーであるため、どちらかと言うと古いタイプのソシャゲやミニゲームを作る印象が強いのですが、この作品は「王道 RPG を作る」というコンセプトであるためか、ゲーム性の高い内容になっています。

白猫プロジェクト

ワンフィンガー RPG」と銘打たれており、戦闘は指一本でプレイ出来るよう最適化されています
画面をスライドしてその方向に移動、タップで攻撃、フリックで回避します。

操作性はかなり良く、移動時には指をスライドさせた方向にスティックのようなものが「びよーん」と伸びます。
これは「ぷにコン」と題されていて、今後他のゲームでも活用されそうですね。

攻撃は自動的に近くの敵に行われるため、多くの敵がいても連打だけで OK です。
ただし向こうも反撃してくるため、危ないと思ったらフリックで回避しなければなりません。
アクション性は相応に高く、油断するとやられるぐらいの程よい難易度です。

パーティーメンバーは4人+助っ人1人。
ただし実際に戦うのはプレイヤーキャラ1人と、自動で戦う助っ人の2人のみ。
他のメンバーにはボタンで切り替える方式です。

そしてこの切り替えが攻略の重要なポイントになっています。
このゲームは「骸骨には打撃」「軟体の敵には魔法」「飛行敵には弓か槍」といった攻撃の相性があり、有利な攻撃だと 40 ダメージ与えられる敵に、それ以外の攻撃だと 4 ダメージしか与えられなかったりします。
10 倍ぐらい威力が違う

だから敵に合わせてキャラを変える必要があり、異なる武器を持ったキャラを編成に含めておくことが大切になります。

使える武器の種類はキャラごとに決められていて、攻撃のモーションも大幅に異なります。
剣や格闘はバシバシ連打でき、槍は単発攻撃ですが威力があって貫通します。
魔法は遠距離の単発系、弓は遠距離の連射系ですね。
ハッキリした違いがあって良いと思います。

各クエストの最後にはボスがいて、倒せばステージクリア。
フィールド上にトラップやスイッチなどのしかけがある場合も多く、マップの種類も豊富で、ちゃんと「アクションゲームらしさ」があります。
メンバーが全滅するとゲームオーバーですが、1人か2人やられたぐらいなら特にペナルティーはありません。

白猫プロジェクト
※左はちょっと解りにくいですが、ガイコツを格闘キャラが殴っているシーン。
45 ダメージ出てますが、剣で斬った場合は 3 とか 4 とかになります。
これを知らずに戦士で戦っているとボコボコにされるので要注意。
右はスキル発動シーン。 画面を押しっぱなしにするとスキルアイコンが出てきます。
スキル使用中は無敵ですしボス戦では惜します使いましょう。


ステージをクリアすると「ゴールド」「ソウル」といったポイントが得られ、さらに敵から「ルーン」を入手できます。

キャラクターの強化にはこのルーンとソウルを使うのですが、ソシャゲによくある合成ではなく、「ソウルボード」と呼ばれるスゴロク盤のようなものを使い、ここで好きな能力を獲得していけます。
FF10 の「スフィア盤」によく似ていて、自由度の高い成長システムになっていますね。

またプレイヤーは独自の町を持っていて、ゴールドを使って施設を建設できます
パーティー編成時のコスト、武器の所持数、最大フレンド数などは施設の建設と強化でアップさせていく方式で、ゴールドを生み出す金鉱や、特定の職業を強化する訓練所なども建てられます。

町は 3D グラフィックで表現されており、普段は上から見下ろしていますが、キャラクターを操作して散策する事も可能です。
仲間も町の中を歩いていて、タップで会話すれば親密度が上がります。

白猫プロジェクト
※左は町画面。 こういうのがあると楽しみが広がって良いですね。
右のソウルボードは、まんま FF10 のスフィア盤。 こういうコンシューマー的な方法でキャラを育てられるのは嬉しいです。
必要なソウルとルーンは中央から離れるほど多くなるので、まずは中心付近から獲得していきましょう。


ストーリーもしっかり作られていて、セリフの一部はボイスになっています
聖剣伝説 RoMマジック&カノン のように「途中からストーリーとは関係ないお使いクエばかりになる」という事もなく、ちゃんとメインストーリーを追うクエストが進行し続けるので、物語を見る楽しさがあります。

そして何より「スタミナ」がありません
プレイヤーはやりたいだけゲームが出来ます。
ゲームらしいゲームをスタミナを気にせずに遊ぶことができ、「当たり前の形」で楽しめます。

では課金はどうなっているのかと言うと、課金ガチャ以外に、経験値やアイテムの入手量が1時間2倍・3倍になる消費アイテムが売られていて、これがスタミナ課金の代わりのようになっています。
ただクエストの進行でも課金通貨はかなり頻繁に入手でき、消費アイテムの価格はそんなに高くないので、無課金でもこれらは十分に活用していけます。
私的には、時間のある時は2倍アイテムの使用がデフォだと思いますね。

課金ガチャをやって倍率アップも活用していると、さすがに課金通貨が足りなくなってきますが、しばらくやってみた感じでは無課金でも問題なく遊べる印象です
それでいて相応の課金欲求もあるので、「うまい調整だなぁ」と感じますね。

また、このゲームは最大4人で協力して戦えるマルチプレイヤークエスト「協力バトル」も用意されています。
友人と集まってプレイする際には盛り上がりそうです。

ただこのモード、オートマッチングはなく、ルームナンバーを入力して参加するクローズドなロビー形式のみで、つまりこのゲームをやっている知人同士でないとプレイ出来ません。
だから私のような、そういう知人を確保できない人にとっては宝の持ち腐れです。

モンスト がマルチプレイヤーを導入して大ヒットに繋がったので、こういうシステムが導入されていくのは自然な流れだと思いますが、ソロプレイしか臨めない人にとっては悲しくなりますね

※現在はアップデートでランダムマッチも導入されています。

他に難点なのは、バッテリーの消耗が激しいこと。
クオリティーの高い 3D グラフィックのゲームだから仕方ないのですが、私が iPhone 5 でプレイした限りでは、バッテリーは1時間で約 70 %消耗し、本体もかなり発熱します。
出先では充電できる環境でないとプレイし辛いでしょう。

またキャラの入手がガチャだけなので、例えば骸骨が出るステージで、ガチャ運が悪く骸骨に強い打撃キャラがいなかった場合、苦戦は免れなくなります。
無課金でも相応にガチャが出来るので「おそらく出ているだろう」という考えなのかもしれませんが、運が悪い人もいるので(例えば槍ばっかり出た私のように)、この点は唯一調整不足を感じます

※追記
後日判明したのですが、第三章まで進むと「マルチプレイヤーのレベル」を上げないとストーリーの進行が不可能になります。
つまりソロプレイではそれ以上進めません
このマルチ強制と言える、ソロしか出来ない人間を排除する仕様は、正直いただけませんね。


白猫プロジェクト
※ストーリーの会話シーンとマップ画面。 グラフィックが綺麗です。
ストーリーには引き延ばし感はなく、先が見たくなる物語で良いですね。
クリア済みの島は「HARD」を選べるようになり、おまけシナリオも展開されるので、アイテムの集めのついでに挑戦してみましょう。


全体としては、かなり高クオリティーな、手軽かつ本格的に遊べる「アクション RPG」です。
冒頭でも述べましたが、このゲームはソーシャルゲーム感が少なく、「王道 RPG を作ろう」というコンセプトが「本当に」再現されている印象です。

同じコンセプトで作られた DeNA の マジック&カノン は王道 RPG であったと同時に、ソシャゲも出来るだけ残そうとしていて、結局ソーシャルゲームの枠から出たものではありませんでした。
スクエニの 聖剣伝説 RoM もアクション RPG に「ソシャゲを盛り込んだ」内容で、結局ソシャゲでしかなく、ワンダーフリックドラクエモンスターズスーパーライト もソーシャルゲームとして作られています。

しかしこのゲームはこれらとは逆に、「ソシャゲのメーカーがその枠から出ようとした」のを感じます。
「普通のゲームを取り入れて、そちら側に近くなった」形で、前述のものとは方向が違いますね

そして結果的に、多くのユーザーが求めていたものが出来ていると思います。

白猫プロジェクト(iTunes が起動します)

ソシャゲまとめ斬り 2014 夏・四日目(ツムツム、ポコパン、ほしの島、野球PRIDE )

夏のソーシャルゲームまとめ斬り特集。
この第四回でラストになります。 今回は番外編と言ったところでしょうか。
第一回は こちら、第二回 は こちら、第三回 は こちら です。

今回は LINE ゲーム2つと、コロプラの人気作2つです。
LINE ゲームはソーシャルゲームと言うよりは「LINE ゲーム」であり、ちょっとジャンルが違うのですが、売上げ・知名度はトップクラスですし、ここで取り扱っておこうと思います。

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LINE:ディズニー ツムツム

LINE のユーザ数の多さと、LINE ゲームとしては別格のクオリティーで、国内トップクラスのプレイヤー数と売上げを誇る大ヒットアプリです。

Azkend や Dungeon Raid のような「一筆書きパズル」に物理シミュレートを加えた内容で、1分でどれだけスコアを稼げるかを競うシンプルなショートゲームですが、LINE ゲームとしては珍しく技術力の高さを感じられます。

開発は NHN PlayArt というメーカーですが、ここはハンゲームの運営を行っていた韓国 NHN の日本法人 NHN Japan が「LINE 株式会社」と「新 NHN Japan」に分割された後、新 NHN Japan が改名したものです。
旧 NHN Japan のゲーム開発事業を引き継いでいて、2011年頃に見せたハンゲームアプリの高い技術力が、ツムツムの下地になっているのでしょうね。

tumutumu

上部から「ツム」と呼ばれるボールが大量に落ちてきます。
プレイヤーは同じ種類のツムを指でなぞり、3つ以上繋げると消すことが出来ます
基本ルールはこれだけ。

ただ、ツムは物理法則に従って転がり、落下し、すき間に入り込みます。
この物理シミュレートが独特のゲーム性を生んでいます
消した後の状態を推測しにくいのですが、たくさんのボールが転がっていく様子には、他のパズルゲームにはないリアルさがあります。

7つ以上のツムを繋げるとボムが現れ、周囲のツムを一気に消すことが出来ます。
また、このゲームには「アクティブ連鎖」があり、ツムが消えている最中に他のツムを連続で消すことができ、「コンボ」も繋がって高得点を狙えます。
これに1分という制限時間があることで、ゲームはかなりスピーディーに展開。
一時的に得点が3倍になる「フィーバータイム」もあって、シンプルながらスコアアタックが楽しい内容に仕上げていますね。

私的に難点なのは、コインで購入する使い捨てのお助けアイテムがあること。
コインは通常のプレイでも増えますが、やはり課金しないとまとまった量は入手できません。
プレイヤーのレベルでも得点に補正がかかるため、最終的にはスコアはテクニックより、「お金」と「レベル」に左右されます
ガチャで入手するお助けキャラクターもありますが、これには一長一短の特性があって、特別強いというものはないようです。

ヒットの最大の理由は「LINE ゲームなのにこのクオリティー」という事でしょう。
こう言うと怒る人もいるかもしれませんが、やはり LINE ゲームはゲーマー視点で見ると、子供だましのようなショボいものが多いです。
しかしこのツムツムに限っては、リアルな動き、質感のある 3D キャラ、質の高い演出とサウンド、さらにオープニングムービーまであって、クオリティが突出しています。

思わず繰り返してしまうゲーム性も良く、この大ヒットも頷けます。
今月から世界展開も始まり、さらに飛躍しそうな勢いがありますね。

iTunes リンク:LINE:ディズニー ツムツム
Google Play リンク:LINE:ディズニー ツムツム
参考レビュー:Dungeon Raid


LINE ポコパン

ディズニーツムツムは日本では大ヒットしていますが、ディズニーの版権の問題があったのか、先月まで日本以外では公開されていませんでした。
その代わりに世界で大ヒットしている LINE ゲームが、このポコパンです。

内容はぶっちゃけ、Azkend のクローンです。
それを LINE ゲーム用に1分のタイムトライアル制にして、お助けアイテムやキャラクターを加えたものですね。

公開はツムツムよりポコパンの方が早いので、ツムツムはポコパンのアレンジとも言えます。
開発は Treenod という韓国のメーカーです。

pokopan

上から六角形のパネルが落ちてきて、同じ色のパネルを指でなぞり、3つ以上繋げると消すことが出来ます
7つ以上消すと特殊パネルが現れ、周囲のパネルをまとめて消せます。
基本ルールは「物理シミュレートされていないツムツム」とも言えます。

このゲームはバトル形式になっていて、パネルを消すと上部に表示されている敵にダメージを与えられます。
倒せばボーナスが入って次の敵が現れ、パネルのレベルが高いほど攻撃力が増します。
パネルレベルはゲームで入手できるポイント(チェリー)で上げていきます。
よって、ほぼ「パネルレベル=スコア」になりますね。

もちろん LINE ゲームですから使い捨てのお助けアイテムもあり、最終的にはスコアはテクニックに加えて、課金とお助けアイテム次第になります
この辺もツムツムと変わりません。

クオリティーは、やはりツムツムと比べると見劣りします。
正直、このゲームがヒットしているのは「LINE ゲームだから」でしょう。
もちろん一筆書きパズルの手軽に楽しめるゲーム性と LINE がマッチしていたのが大きいと思いますが、LINE でなかったらランキングの外に埋もれていたと思います。

ゲーマーの私としては、じっくり遊べる本家の Azkend / Azkend 2 の方が良いですし、DeNA の「パズ億」の方が面白いと思います。
ただ、LINE ユーザーだとこの形式に慣れているでしょうし、移動中に遊ぶ場合は時間が限られていた方がやりやすいのはあります。
でも、ツムツムの2番手かなぁ、ってのが本音ですね。

iTunes リンク:LINE ポコパン
Google Play リンク:LINE ポコパン
参考ページ:Azkend
参考レビュー:Azkend 2
参考レビュー:パズ億


ほしの島のにゃんこ

「日本の人気はすでにヘイ・デイを越えている」とも言われる、「ヘイ・デイ」のフォロワー(追従作)の農園ゲームです。

コロプラのマスコットキャラである白い「にゃんこ」が島を開拓していくゲームで、こうした農園ゲームはガラケー時代からありますが、キャラが可愛いのと、スマホらしいクオリティーの高さが特徴です。

hosinosima

畑を作って作物を植えると、一定時間後に成長するので、収穫してまた種を植える。
これを繰り返しながら畑を拡張して行く内容ですが、このゲームには「商店」があり、お客さんが望む商品を渡すことでお金を得ることが出来ます
逆に言うと、収穫しただけではお金は増えません。

収穫を繰り返してレベルが上がると「加工場」を作ることができ、麦からパンを焼いたり、ジャガイモをコロッケにすることが出来ます。
これらはより高い値段で売ることが出来ます。

ここまでの基本システムはヘイ・デイと全く変わりません。
違うのは、作業者となる「にゃんこ」を雇用する必要があることぐらいです。

ではなぜこのゲームがヘイ・デイを越えようとしているのか?
それはもう、日本向きのキャラクターとグラフィックだからですね

ヘイ・デイは農園ゲームとしては別格のクオリティーの高さを持ち、世界中で大ヒットしました。
ただクオリティーの高さについては、ほしの島のにゃんこも同等のものを持っています
サウンドや演出、グラフィックなどで見劣りする印象はありません。

同じ内容で同じクオリティー。 だったらどちらを選ぶか?
日本人なら日本人好みのデザインの方を選ぶ。 そう言うことですね。

パクリと思うか、アレンジと思うか、地域最適化と思うかは人それぞれですが、まあ農園ゲームってヘイ・デイ以前から似たものがたくさんありましたしねぇ。
いずれにせよ、私としても今からやるのであれば、ほしの島の方が日本人にはお勧めです。

iTunes リンク:ほしの島のにゃんこ
Google Play リンク:ほしの島のにゃんこ
参考レビュー:ヘイ・デイ(Hay Day)


プロ野球 PRIDE

プロ野球を題材にしたソーシャルゲームとしてはスマホで最も成功している、ロングセラーのアプリです。
内容としては「ドラゴンリーグ型ポチポチゲー」になるのですが、ポチポチ部分が 3D のバッティングゲームになっていて、ドラゴンリーグのような協力バトルの他に、ソロで行う試合シーンもあります。

またアプリがネイティブ(スマホ用アプリ)でありながら、旧来のガラケースタイルのメニュー画面になっていて、昔からのポチポチゲーマーが移行しやすい作りになっています。

baseballpride

まずはバッティングゲームで経験値と資金を貯めていきます。
ピッチャーの投げる玉に合わせてボタンを押すだけの内容で、単なるポチポチに近いのですが、タイミングが悪いと空振りになってしまうし、ミッションによってはレフトやライトへの打ち分けが必要で、コンボを重ねると剛速球を投げてくるなど、それなりのゲーム性はあります

また、このシーンは 3D グラフィックで表現されていて、ジャストミートだと派手な演出が表示されるなど、ポチポチ型のソシャゲとしては非常にリッチな見た目になっています。

バッティングゲームで貯めたポイントでガチャを引き、選手を集めてチームを編成すると、ペナントレースの「試合」に参加することが出来ます。
試合は自動で進みますが、ちゃんと1球ごとに結果をシミュレートしているようで、実況のボイスがあり、スキル発動の演出もあるなど、なかなか野球らしさがありますね。

さらにギルドやクランに相当する「リーグ」に加盟すると、敵チームを攻撃してポイントを稼ぐ「交流試合」が発生します。
このモードは仲間と攻撃のタイミングを合わせるとダメージが増す、プレイヤー同士の連携・連絡が必要になるもので、ドラゴンリーグや戦国炎舞の戦争と似た形式です。

全体としては「すごく進化したポチポチゲー」という印象です。
メニュー画面に広告がベタベタ張られていて、仲間がゲットしたレアカードの報告がデカデカと出るなど、課金演出は非常に露骨なのですが、ログインスロットやクリアボーナスでアイテムが配布される機会も多く、この辺も「うまいなぁ」と感じます。

ただペナントの試合はある程度ゲームが進まないと実行できず、交流戦もリーグのアクティブメンバーが少ないといつまで経っても起こらない可能性があります。
試合ができないと単なる「バッティングポチポチゲー」なので、これでは楽しめる前に脱落する人も多い気がしますね

私としては古いソシャゲの印象が強いのですが、ガラケー時代からある野球ソーシャルゲームの最終形と言えそうです。
ガラケー時代から野球ソシャゲをやっていたプレイヤーは、ここに集まっているのではないでしょうか。

iTunes リンク:プロ野球 PRIDE
Google Play リンク:プロ野球 PRIDE
参考レビュー:野球ソーシャルゲーム2種

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という訳で全四回、12 のゲームを紹介した夏のソーシャルゲーム特集。
また不定期に行いたいと思いますが、一旦ここで区切りたいと思います。

今回紹介したものの多くは iTunes の売上げランキングで上位常連になっている作品ですが、やはりやってみると、上位になるアプリにはそうなるだけの理由があるのが解りますね。

AC スマホゲーム関連ニュースβ(7/25)

アプリ市場調査会社、6月の売上げランキング発表(App Annie、Social Game Info)

App Annie はアメリカのアプリ専門市場調査会社。
iOS と Android 合算の、ゲームの世界売上げのランキングが発表されており、1位はクラクラ、2位はパズドラ、3位はキャンディークラッシュとなっています。 まあ、この辺は予想通り。
モンスターストライクは6位、そして意外なのはブレイブフロンティアが9位。 どうやら中国展開が始まったからの模様。
考えてみればブレフロの 2D ドット絵ってクセがないから、どの国でも受け入れられそうです。
日本しか公開されていない LINE ディズニーツムツムが 10 位で、日本市場の大きさを物語っています。
参考レビュー:Clash of Clans(クラッシュオブクラン)
参考レビュー:パズル&ドラゴンズ
参考レビュー:キャンディークラッシュ
参考レビュー:モンスターストライク
参考レビュー:ブレイブフロンティア

アプリ課金にいくら使った? アンケート調査(R25 スマホ情報局)

こちらは課金額に対するアンケート結果。
対象は20~30代の男女。 ただし Android のソシャゲユーザーが対象のようで、ユーザー全般ではないので注意して下さい。
「いかにもアプリにお金をかけてそうな人」を対象にしたアンケートですが、それでも「もっとも多く課金したアプリの累計額」は 55 %が 3000 円未満で、思ったほど高くないですね。

一方で、1万円~3万円のユーザーは 7.6 %、3万円以上は 14.8 %で、約 22 %の人が1万円以上支払っているようです。 重課金の人も結構増えた模様。
一番課金したアプリは「パズドラ」で、2位以下はドングリの背比べ。 この辺は予想通り。

スマホ市場調査会社、ゲームに関する調査を発表(GameBusiness.jp)

日本のリサーチ会社による、20 歳以上のスマホゲーム利用者を対象にした調査。
ただ「スマホゲーム=ソーシャルゲーム」と捉えているような質問もあり、微妙に解りにくいので注意。

「スマホゲームの課金経験」で「ある 41.7%、ない 58.3%」というのは、ちょっと意外かも。
これだけ市場がソシャゲしか注目していない状況でも、まだ無課金の人が過半数を超えるようですね。
平行して遊んでいるゲームは男性が2本以下 70 %、女性も2本以下 65 %。
ソシャゲは複数を平行してプレイするのは辛いので、当然と言えば当然ですが、つまり競争が激しく共存は難しいということでしょうか。

Google Play テレビ CM「マルチプレイゲーム編」(ファミ通 App)



以前お伝えした、ゲームの一場面が次々出てくる Google Play のテレビ CM 第二弾が本日から公開された模様。
今回はマルチプレイゲームをピックアップしているようです。
大半のゲームは iPhone でもプレイ可能で、パワプロ2014、Groove Racer、モンストクラクラ、Real Boxing、ログレスBAD LANDメタスラディフェンスてんめがガンコン、ドラゴンポーカー、イザナギ、モダコン5、BASH LAND、白猫 が出演しています。(文中のリンクはレビューへ移動)
モダコン5と BASH LAND は出たばかりの新作です。

ガンホー、2014年前期は過去最高の売上(日本経済新聞、Social Game Info)

日経のすっぱ抜きらしく、ガンホーの正式発表ではないのですが、相変わらずパズドラが絶好調でゲーム業界はガンホー無双です。
大規模イベントやテレビ CM で経費もかかっているので、利益率は減っているようですが。
パズドラの海外展開も進んでおり、29日は「パズドラW」のアップデートも控えているので、この勢いは当分止まりそうにないですね。

サイバーエージェント、好調ながら減収減益(Social Game Info)

相変わらず売上げは高いようですが、広告を出しまくった一方で Ameba の広告収入が落ち、収益は減少。
これに市場も反応し、株価はドーンと下げています。
また Ameba の従業員 1600 名の半分 800 人をネイティブアプリ強化のため人事異動すると発表。
ブラウザでやってたら先細り確定なので当然とは思いますが、しかし一気に 800 人も異動って、大企業は規模が違いますね。

チェインクロニクル、ショートアニメを作成(msn、ハリウッドチャンネル)
チェインクロニクル、テレビCM&ショートアニメのPV公開(4gamer)

チェインクロニクルがショートアニメに。 人気キャラクターのエピソードが映像化されるとのこと。
8月からは新しいテレビ CM も行う予定で、遊園地「としまえん」でも1周年記念イベントを行うようです。
アトリエシリーズやダンガンロンパとのコラボも予定されており、セガは当面「チェンクロ推し」で行くのかもしれません。
参考レビュー:チェインクロニクル

欧州のゲームイベントで「World of Warships」公開予定(4gamer)

スマホで「World of Tanks Blitz」を公開し、その高いクオリティーが賞賛されているメーカー「Wargaming.net」が、戦闘機バトルの「World of Warplanes」と、新たに開発中の軍艦バトル「World of Warships」を展示する模様。
あくまで PC 版の話で、スマホ版が作られるかどうかは解りませんが、注目のゲームですね。

「戦車がウケたから船と飛行機も作ろうぜ」的な感じが不安ですが、このメーカーならしっかりしたものを作ってくれると期待。
参考レビュー:World of Tanks Blitz

オーシャンホーン、大型アップデート動画を公開(touch arcade)

オーシャンホーンの開発元は、無料の大型アップデートのために半年近く作業を続けています。
島の呪いを解く4時間ほどの新シナリオが追加されるようで、さらに釣りや天気、グラフィックの改善、iPhone 5s の 64bit サポートなども加えられます。
公開日はまだ解りませんが「coming soon」との事なので、そろそろの模様。
まあ coming soon ってあまりアテにならないけど。
参考レビュー:オーシャンホーン

Wright Flyer Studios インタビュー(Social Game Info)

「消滅都市」や「天と大地と女神の魔法」を公開した GREE の新スタジオ Wright Flyer Studios(ライトフライヤー)の社長への突撃インタビューが掲載されています。
内容は「ブラウザ型よりネイティブアプリの方が作るのが大変だけど、出来ることが多い」みたいな当たり前の話が多いのですが、とりあえずグリーとライトフライヤーは全く別のブランドとして運営していき、グリーはブラウザ型を、ライトフライヤーはネイティブアプリを担当するとのこと。
後でグリーに吸収されるということは、現時点ではないようですね。
参考レビュー:消滅都市
参考レビュー:天と大地と女神の魔法

Klab「任天堂を抜けると思っている」(ブルームバーグ通信)
Klab「当社の意図とは異なる表現」(Social Game Info)

なんだか 2ch 系ブログの煽りタイトルみたいで申し訳ないですが、記事内の「任天堂を抜くことは十分あり得ると思っていたし、今も実は思っている」という一文が衝撃的だったので・・・
ともあれ「フラグ」を立ててしまったようなので、今後が心配です。
もっと好調ならともかく、ほぼラブライブ1本しかない状況なのに・・・
参考レビュー:ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル
※上記の記事ですが、インタビュアーのミスリードがあったようで、Klab の方が「任天堂に関する部分は完全に揚げ足を取られた」と憤慨されていたそうです。

「思ったよりダウンロードされない」 アプリ開発で直面した壁(iPhone PLUS)

アプリを作っても思った以上にダウンロード数が伸びず、儲からないという話。
もちろんお金は必要なのですが、しかし最初からそこが「焦点」になっている状況では、良いものが作れるとは思えません。 儲かるとも思えません。
でもこの考えはグリーとモバゲーのソーシャルゲームでぶっ壊されたので、正解は解らない・・・

iTunes や Google Play で自作ゲームを世界に公開できる環境は私には羨ましいのですが、お金が入ってくる、しかもサラリーではなく売上げがダイレクトに入ってくる時点で、そちらに目が向かざるを得ないのかもしれませんね。
とりあえず、好きなものを作っていない状況というのは苦しいと思います。 そして個人の場合、苦しいと続かない。

NVIDIA、Tegra K1 搭載 Android タブレット公開(4gamer)

どうにもパッとしない Tegra シリーズですが、最新の「Tegra K1」搭載タブレットが発売された模様。
Android 機としては最高スペックになると思います。
これだけを対象にしたゲームを作っても採算が取れる訳ないので、このパワーをフル活用できるアプリはあまり出てこないとは思いますが、とりあえずハードの進化の情報としてご報告。
現時点では iPhone 5s より処理能力は上のようです。 iPhone 6 が出るまでの短い天下かもしれませんが・・・(Tegra はずっとそのパターン)

セール情報(7/25)

スパイク・チュンソフトの「夏祭り Summer ワンコインセール」は引き続き続いています。
ボードゲームがいくつか値下げされていますね。
リンク先はレビュー記事です。

Scotland Yard(スコットランドヤード) (500円→100円)
 刑事と怪盗に分かれてプレイするドイツゲームの古典作品
Caylus(ケイラス) (500円→100円)
 工務店の労働者を派遣して町と城を作るドイツゲーム
Canabalt (300円→100円)
 スマホのランニングゲームのパイオニア。アップデート記念セール
Table Tennis Touch (400円→200円)
 超リアルな卓球ゲーム。 シンプルながらクオリティーは高い

解放少女 (300円→100円)
 引き続き値下げ。 PS Vita の解放少女 SIN 発売記念。 8/31 まで
Knock-Knock (500円→400円)
 引き続き値下げ。ジワジワ来る恐怖を描いたホラーかくれんぼ。

※ 以下はチュンソフトのサマーセール。 9/7 まで。
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生(2300円→500円)
 アニメ化された学園殺人アドベンチャー。 課金が値下げ中。
428 ~封鎖された渋谷で~(1800円→500円)
 現代の渋谷を舞台にした文庫的なミステリーサウンドノベル。
忌火起草(1800円→500円)
 ホラーサウンドノベル。 弟切草を連想させるシーンがある。
かまいたちの夜 Smart Sound Novel(800円→500円)
 推理ホラーの大名作「かまいたちの夜」のスマホ最適化版。
9時間9人9の扉 Smart Sound Novel(800円→500円)
 DS で発売されていたミステリーノベルの簡易版。

【お知らせ】Civilization Revolution の攻略ページを 2 に対応

本日、本家の iPhone AC の Civilization Revolution の攻略ページ を、2対応に差し替えました

まあ2対応と言っても、ゲームシステムは1と2で大差がないので、 差し替えたのは主に画像です。
ただ、文章の見直しを行い、細かい変更点を反映し、テクノロジーツリーも修正しているので、これからプレイされる方の助けになると思います。
中間目標の報酬なども追記しているので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

Civilization Revolution 1 / 2 攻略
http://iphoneac.com/civilization.html

なお、当ブログ(iPhone AC 番外レポート)の Civilization Revolution 2 のレビューは以下になります。
http://iphoneac-blog.com/archives/8437563.html

モダンコンバット5:Blackout

驚くほど美しいグラフィックとリアルな情景、映画さながらの演出、そして臨場感のある銃撃戦が展開される、ゲームロフトの代表作にしてスマホ最大のキラータイトル「モダンコンバット」
その最新作が遂に公開されました。
モダンコンバット5:Blackout」です。

毎年新作が登場していたシリーズですが、今回は発売延期が続き、前作の モダコン4 から一年半空けての公開となっています。
世界中で注目されているタイトルですから、妥協のない開発を行っていたのでしょうね。

今作の主人公は軍事警備会社「ギルマン・セキュリティ」に所属する元米軍隊員。
「世界解放軍」なるテロ組織がヴェネツィアでテロを起こし、アジアでサイバー攻撃を実行。
その対応のため各国首脳が東京で国際会議を開いている中、同時多発テロが発生する、というストーリーです。

そのため今回の主な舞台はヴェネツィアと東京
馴染みのある日本らしいビル街や下町で銃撃戦が繰り広げられる様子は、日本人だと「おおっ」と思いますね。

なお、このページの画像は iPad Air で撮影しています。
このゲームは機種によってグラフィックのクオリティーが調整されます
旧機種でもプレイ可能ですが、その分グラフィックの質は落とされるのでご注意下さい。

モダンコンバット5:Blackout

今回も最新グラフィックをフル活用した演出が行われており、オープニングがいきなり水中、リアルな水面や水滴の表現が出てきます。
前作は炎とライティングの表現が凄かったですが、今回はですね。

破壊表現もパワーアップしていて、壊れるものは思ったほど多くないのですが、破れる障子や崩れる壁など、破壊できるものは凄くリアルに壊れます。
そして障子は銃弾を通すなど、それが攻略にも影響しています。

操作は今までと同じですが、エイム(精密射撃)ボタンを押した時に照準が吸い付く範囲が、前よりも狭まっています
モダンコンバットシリーズはエイムすると近くの敵に自動的に照準が合うため、エイムの ON/OFF を繰り返せば手軽に敵を狙えるのですが、今回は離れた敵には合いません。
よってエイムを活用する場合、「手動で敵の近くまで照準を動かす」→「エイムボタンを押す」→「照準が吸い付くので撃つ」という手順になります。

やや手間は増えましたが、今回は手動でも普通に狙えるので、そんなにプレイし辛さは感じません。
今までがお手軽過ぎたのもあるので、程よい調整になったと思います。

他にもダッシュボタンがなくなった、しゃがんでも動くと自動的に立つ、などの違いがあります。
移動に関しては前よりも初心者向けにした感じですね。

仲間がダメージを受けてダウンするのも今回の特徴です。
倒れた仲間に近付くと方向スティックの上に救護ボタンが現れ、助けることが出来ます。
自分も仲間がいる時は、やられても即死せず1度だけ救護してくれます。

モダンコンバット5:Blackout
※水の都「ベニス」の街並み。 水面のゆらめきがリアルです。
ヴェネツィアを舞台にしたのは、これが理由かもしれませんね。


モダンコンバット5:Blackout
※ガンサイトで敵を狙っているシーン。 モダンコンバットはこの精密射撃による自動エイムを活用するのが攻略のポイント。
これのおかげで初心者でも、さらにタッチパネルでも、戦いやすくなっています。
ただしオンライン対戦時には自動エイムはないので注意。


次々と映画のようなシーンが出てくる派手な演出は今回も健在
いきなり足場が崩れ、攻撃ヘリが飛んで来て、ロケットランチャーが放たれる、ダイハード並みの不運が怒濤の如く押し寄せます。

今回は舞台が日本なので、背景も見どころですね。
寺の中、ビル街、下町などで戦闘が行われ、意外にも下町の「日本感」がすごいです
寺の中はキル・ビル的な、いかにも外国人好みの「ニッポンポン」なのですが、下町の住宅街、ビルの寂れた裏路地などは、すっごくそれらしい。
そこでテロリストと元米軍人が銃撃戦してるのが違和感あるぐらい、日本ぽくていいです。

ただ残念なのが、日本語で喋るテロリストたちの声。
発音がおかしい訳ではないのですが、緊張感がないというか、素人っぽいというか・・・
やはり戦闘シーンの声は、相応の人が喋らないとこうなっちゃうのかな、という感じです。

後はまあ、例の女性の顔ですね。
別にヒロインって訳でもないし、私的にはアレでもいい気はするけど、ヒドイと言えばヒドイ。

モダンコンバット5:Blackout
※ビルの裏路地。 この汚れて寂れた感じがいかにもジャパン。
看板の文字がおかしかったりしますが、その辺はご愛敬。


モダンコンバット5:Blackout
※ちょっと残念な日本人女性。 名前はミクだが、これではミックミクにはされない。 日本人視点だとあまり日本人ぽくもない。
まあ本文でも述べてますが、ヒロインって訳じゃないし、このぐらいの方がリアルではあるかも。

ゲームシステムについては、まず1ステージの長さが大幅に短くなりました
もちろんその分、ステージ数は増えています。

4までのモダンコンバットは1ステージが長く、30 分以上かかるステージもザラでしたが、今回は5~10分ほどになっています。
今までは長過ぎな感があったので、こんな風に細かく分けたのは良いと思います。

ただそのせいか、チェックポイントがなくなりました
ステージのラストで死んでも最初からやり直し。
5分の戦いをやり直すというのは結構辛いです。 繰り返されると特に。

また、メインストーリーのステージを全て終えても、すぐ次の章には進めません。
メインストーリーの他に「スペックオプス」と呼ばれるミッションステージと、マルチプレイのミッションがあり、これらもある程度クリアしないといけません
ストーリーを強制的に止められるのは、ちょっともどかしいですね。

ただ、スペックオプスには「スローモーションの間に部屋を制圧する」「敵を狙撃して味方を守る」などのユニークなステージが用意されています。
マルチプレイは普通のオンライン対戦と同じで、他プレイヤーと撃ち合います。
難易度は高いですが、スペックオプスを全てクリアすれば、マルチプレイはやらなくても先に進めるようになっています。

難易度は、序盤ステージはかなり低め
前作はステージ1から死にやすい場所がありましたが、今回の序盤ステージは敵の攻撃力が低く、バンバン撃たれてもなかなかピンチになりません。
もちろんダメージが蓄積しても、隠れていれば回復します。

ただし、「前より簡単です」とは言えません・・・
なぜなら3章のステージ4のラスト、ここが死ぬほど難しいから。 ホント、挫折するかと思った・・・
車の中からロケットランチャーで敵を撃退するのですが、車の中だから攻撃をかわせない、ロケランは弾が少なくリロードも遅い、敵はワラワラ出てくる、そして死んだら最初から。

他にも妙に難しいカーチェイスのシーンがあるなど、ピンポイントに「そこだけムズイ」という場面があるので、この辺はちょっと調整不足な印象がありますね。
ちなみに今回は難易度設定はありません。

※現在は本体無料の課金制に変わっているので、ゲームバランスも変化しているようです。

モダンコンバット5:Blackout
※ここが挫折しかけた 3-4、ロケットランチャーでワゴン車の後ろから敵を撃退するシーン。
画像では敵は少ないですが、この後ワラワラ出てきてフルボッコにされます。 ロケランを当てミスると即死が待っている・・・
主人公のタイプを HEAVY にすれば耐久力が増すので、そちらでプレイした方が良いでしょうね。


モダンコンバット5:Blackout
※この後ろからバギーが追いかけて来るシーンもかなり厳しい。
こうした回避が出来ないステージのために、HEAVY のスキルも獲得しておいた方が良いと思います。
ただ最初から最後まで乗り物に乗ってるステージだと、タイプは選択できませんが・・・


そしてモダンコンバットと言えば、オンライン対戦も魅力ですね。
今回は 6vs6 の最大 12 人対戦が可能です
もちろんチーム戦やフラッグ戦などを選べ、オートマッチングで手軽に入れます

今回のオンライン対戦の特徴は、ミニマップに地形が表示されていること
前作は地形表示がなかったので、敵が前方にいても迂回しないと辿り付けなかったり、壁の向こうだったりしたのですが、今回は部屋や通路の配置が解りやすくなっています。

また今回はマップ内に広い場所がほとんどありません。
おそらくスナイパーが同じ場所でずっと待ち伏せする「芋スナ」のような戦法を、出来るだけ防止しているのだと思います。
アサルトライフルで動き回るスタイルの方が良い印象ですね。

1人用でもオンライン対戦でも、戦果に応じてプレイヤー経験値や装備経験値が入ります
プレイヤーレベルが上がるとスキルポイントを得られ、銃の威力が上がったり、リロードが早くなる特技を習得でき、装備経験値が貯まると上位の装備がアンロックされます。

ただ、1人用でも経験値を稼げるためか、オンライン対戦をしない時でもサーバーへの回線接続が必須になります。
チート対策だと思いますが、出先でのプレイは難しいので、そこが難点ですね。

※また、現在はゲームが「本体無料+課金制」に移行したため、プレイごとにスタミナを消費し、課金ガチャが導入され、一定期間経験値が増える課金も導入されるなど、多くの課金システムが加えられてしまいました。
特にガチャが気になる点で、強力な装備の入手が課金次第になっている側面があります。
オンライン対戦はこの辺りの影響で、当初よりバランスが崩れているようなので、その点はご注意下さい。


モダンコンバット5:Blackout
※オンライン対戦中。 左上のミニマップに注目。
地形が書かれているので、より戦略的に動けます。 迷子になることもありませんね。


モダンコンバット5:Blackout
※銃のカスタマイズ画面。 複数のパーツを組み替えることが出来ます。
銃やパーツには一長一短があるので、単純に上位のものが良いとは限りません。
自分の好みを見つけるのが大切ですね。


価格は 700 円。 課金要素は一切ありません。
じっくり開発期間を経ただけあって、流石のクオリティーですね。
最新機種のパワーを感じるには最適のゲームだと思います。

※現在は本体無料の課金制に移行しました。
スタミナ制になり、課金要素も多くあります。


昨年は Call of Duty シリーズの派生版が発売されたりしましたが、結局モダコンを越えるものは、今回も現れませんでした。
後続をさらに引き離し、今後もスマホ / タブレットの FPS としては、トップを走るものと思われます

※ただ現在は、まだ買い切りのままである モダコン4 の方がお勧めかも・・・

モダンコンバット5:Blackout (iTunes が起動します)


以下は Youtube で公開されている公式のトレーラーです。

 iPhone AC

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