iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2014/12

Train Drive ATS 2

最近、笑神様などの影響で鉄道ファンが注目を集めていますが・・・
iPhone でも鉄道好きによる、鉄道好きのための、京王電鉄を運転するトレインシミュレーターが公開されています。
Train Drive ATS 2」です。

ゲームメーカーの制作ではなく、鉄道好きが集まって作られたゲームであるため、電車でGO! などと比べると粗さがあります。
ただ、同人的なソフトとして考えると、ここまで作り込んでいることは、むしろ驚きです
かなり難しいゲームですが、鉄道ファンなら思わずハマってしまうのではないでしょうか。

iPhone 版の 電車でGO! は非公開になってしまったため、現在スマホで楽しめるトレインシミュレーターは、これが一番でしょう。
価格は 800 円と高めですが、広告付きの無料版も公開されています。

Train Drive ATS 2

画面右に EB、B7~B1、N、P1~P4 と書かれたボタンがあります。
P はパワー、B はブレーキのことで、これで電車の加速と減速を行います。
数字は強さで、P1 なら少し、P4 なら大きく加速します。
N はニュートラルで、惰性走行します。 EB は非常ブレーキで、普段は使いません。

操作は「電車でGO!」と同じですから、そちらのプレイ経験がある方なら、すぐに理解できるでしょう。
ちなみに実際の電車では、これを「マスコン」と呼ばれるレバーで操作します。

操作はシンプルですが、ゲームは前述した通り、かなり難しいです
各表示の説明もなく、最初は意味が解らないと思いますが、以下の画像を参考にして下さい。

Train Drive ATS 2

「戸閉」の緑の表示が点灯し、ブザーがなったら運行開始です。
P1 や P2 のボタンを押して電車にパワーを与え、出発しましょう。

ただし速度制限を超えないようにする必要があります
もし少しでも超えてしまうと警告が表示され、スコアがどんどんマイナスされていきます。

制限の範囲で電車を加速させていき、駅が近づいて来たら、ブレーキのボタンで電車を減速させて停車します。
が、そう簡単ではありません・・・
最初はどのぐらいのスピードの時に、どのタイミングで、どの強さのブレーキで止まれば良いのか、さっぱり解らないでしょう。
おそらくオーバーランしまくると思います。

止まり方の一例としては、残り 200m で速度 45km/h の時に B4 で減速し、25km/h まで下げます。
そして残り 50m まで進み、そこで再び B4 に入れて速度を 10km/h に。
そのまま残り 10m まで徐行して、そこで B3 に入れて停車体制に入ります。
急停車すると減点なので、止まる直前に B1 に入れてゆっくり止まりましょう。
青い矢印の中心が、画面最下部に来たところで止まるのがベストです。

上記の止まり方だと、ゆっくり駅に入るため、やや遅着になってしまいます。
ただ運行時間は、ダイヤをある程度守って走れている時以外は無視されるようです。

もしオーバーランした場合、バックして戻らなければならず、減点もドーンと食らってしまいます。
しかし手前で止まった場合は、再び加速して停車位置に止まれば OK
です。
停止前に再加速や激しい切り替えを行うと獲得スコアが 80 %になりますが、駅構内再加速の減点はないので、最初は手前で止まるぐらいの気持ちで操作しましょう。

ただ、OK の範囲に止まっても停車位置のズレが大きいと 0 点です。
急停車と判定されると、むしろマイナスになる場合も。
おまけに線路に勾配があり、駅ごとに減速のタイミングが異なっていたりするので、一筋縄ではいきません。

高速区間の場合は、100km/h で走行中は残り 500m で B6 を、75km/h で走行中は残り 300m で B6 を入れて減速を開始しましょう。
ただ高速区間は駅の手前に速度制限がある場合が多いので、そちらが優先ですね。

Train Drive ATS 2
※駅に停車中に「スコア」のボタンを押すと、評価点が表示されます。
手前で止まるのは減点対象ではないので、オーバーランだけは避けるように。
最初はゆっくり、慎重に進入した方が良いですね。


Train Drive ATS 2
※矢印の所にうっすら見えてる青い三角が停車位置。 赤い三角が停車許容範囲。
ただかなり近付かないと見えないので、停車直前までは上部に表示されている距離を目安にしましょう。
8km/h なら残り 8m で B3 にすると良い感じ。 ただし駅の勾配に左右されます。


グラフィックは初代プレステのような印象で、チープさがあるのは否めませんが、山間や都市部など風景に変化があり、様々な形の駅や建物が登場します。
鉄橋や停車場、遊園地などが見えるシーンもあり、車窓として楽しめますね。

また、自分の電車だけでなく他の電車もダイヤに沿って運行されていて、ちゃんと自分の走行に合わせたタイミングですれ違ったり、並走したりします。
サウンドもリアルで、鉄道ファンらしいこだわりを感じます。

ただ気になるのは、やはり難易度。
特に最初の区間でいきなり勾配が連発され、最初は上り坂で勝手にスピードが下がるのに、駅構内は下り坂になっていて停車直前で速度が落ちずオーバーランしやすい形になっているのは、最初のステージとしてどうなのかと。
のっけからトラップてんこ盛りな印象です

その後の区間も、高速区間の後にやたら短い区間が出て来るとか、勾配と速度制限が妙に厳しいとか、序盤から意地悪なコースが多い
飽きの来ないコースにしようとしているのだと思いますが、どうもシロウト的なゲームバランスの厳しさを感じます。
ゲームを作る方はそのゲームを隅々まで熟知してるから、難しくしてしまいやすいんですよね・・・

簡単すぎるのも面白くないし、チャレンジ意欲の湧く難易度ではありますが、せめて最初の路線はもうちょっと楽な方が良かった気がします。
無料体験版の方には自動で運行を調整してくれる AUTO モードがあるので、有料版を買う予定の人も、まずは無料版で慣れた方が良いと思います。

Train Drive ATS 2
※最初のステージの地下駅がいきなりムズい。 構内が下り勾配なので早めに減速を。
残り 200m を切ったらブレーキを開始して、25km/h ぐらいまで落としておいた方が無難。
停止位置には 10km/h 以下で近付き、停車時はブレーキが少し遅れてかかるのを加味して、早めに入力しましょう。


Train Drive ATS 2
※こちらは2本目の路線。 快速電車ですが、最初の電車よりブレーキが利き辛いようで、おまけに最初の駅がすごく下り坂。
1本目の路線と同じようにブレーキをかけていると間に合いません。
早めに速度を落とすか、ブレーキを1つ上げましょう。


初期の難易度は気になりますが、慣れてしまえば電車を運転する楽しさを体験できるゲームです
本当に、鉄道ファンの集まりでここまで作っているのは凄いと思います。

興味のある方は、とりあえず無料版で AUTO 併用で走ってみましょう。
作り手の電車愛を感じることが出来ると思います。

Train Drive ATS 2 (iTunes 起動、有料版)
Train Drive ATS 2 Lite (無料体験版。AUTO あり、一部区間のみ、広告あり)

Lumosity Mobile - 脳トレ

世界で 6800 万人ものユーザーを持つ、最新の認知科学研究に基づいた脳を鍛えるトレーニングプログラム・・・ という触れ込みのアプリが登場しています。
Lumosity Mobile - 脳トレ」です。

Lumosity は脳科学研究者により 2007 年から提供されているサービスで、脳トレゲームのデータを研究者にフィードバックし、人間の認知能力の向上に役立てようというプロジェクトのようです。
ウェブサイト版は以下になります。
http://www.lumosity.com/

Lumosity のアプリは英語圏では1年以上前から利用されていたようで、海外では 2014 年の Android ベストアプリにも選ばれています。
そしてこの度 Lumosity の日本法人が発足し、英語圏以外で初めてウェブとアプリの双方で運営が開始されました。

脳トレの効果については諸説ありますが、軽度の認知障害者に対する効果は認められており、他にも Lumosity によると「子供の認知能力の向上」「朝にプレイすることで昼からパフォーマンスが上がる」などの研究成果があるそうです。
また、健常者でも年齢に関わらず、継続利用で認知能力は向上するとしています。

信じるか信じないかはあなた次第ですが、世界的に利用されている脳トレプログラムが日本でもスマホアプリ化されたのですから、かなり注目と言えますね。



ゲーム開始前にメールアドレスか Facebook を使い、アカウント登録を行わなければなりません。
やや面倒ですが、元々ウェブサイトで登録を行って利用するサービスでしたから、仕方のないところでしょうか。

その後、生年月日や性別などのデータを入力し、さらに「鍛えたい能力」を選択します。
「環境に素早く対応する」「効率的に頭を切り替える」などの項目があり、この選択に応じてトレーニングプログラムが内部的に作成されるようです。
まあ複数回答可能なので、色々な脳トレゲームをやりたい人は全部選んでも構いませんが。

登録が終わると、さっそく自動で選ばれたミニゲームが提示されます。
ゲームは スピード、記憶力、注意力、柔軟性、問題解決能力 の5つのカテゴリに分けられていて、もちろんスコアが良いほど、その分野の評価が高まります。

ゲームには文字の色を答えたり、簡単な計算問題を解いていく「脳トレ系」でよく見るものもあれば、電車を車庫に誘導したり、ペンギンを十字キーで操作するといった、脳トレと言うより「ゲーム」に近いものもあります。

現時点(2014/12)では5つのカテゴリに3つずつのゲームがあり、合計は 15
そんなに多い訳ではありませんが、今後増えていく予定です。

各ゲームは1~2分ほどで終わり、1日に提示されるゲームは無課金だと3つ、課金アカウントだと5つまで
終了後もさらに遊ぶことは可能ですが、無課金の場合、その日に提示されたものしかプレイできません。


※左は文字の「色」が正しいかを答えるゲーム。 文字を読んじゃダメ。
これは「脳を鍛える大人の DS トレーニング」にもありましたね。
右は決められた手数でペットを回収し、家に届けるゲーム。 脳トレと言うよりパズルです。



※プレイ前には解りやすい説明が表示されます。 見た目のセンスも良いですね。
「別の目標へと切り替えることで状況の変化に順応するプロセス」などの、もっともらしい解説が付いていると、なんとなく役立つ気がしてきます。


一通りのゲームを終えた後は「脳力分析」を見ることが出来ます。

LPI」と「脳力比較」のグラフがあり、LPI(Lumosity パフォーマンス指数)は各ゲームから算出された項目別の能力値、と言うか脳力値を表示します。
脳力比較は課金アカウントでないと確認できませんが、同年代のユーザーの中で自分の LPI がどのぐらいの位置なのかを知ることが出来ます。

ただしこの LPI は IQ などとは異なり、利用者の能力をそのまま反映している訳ではありません
例えばゲームの中にはステージクリア制のものがありますが、1回のプレイで1ステージしか遊べず、後半ステージほど高いスコアを狙えるため、何度もプレイして先に進まないと好成績は出せません。

他にも過去のスコアに応じて開始時の難易度を調整するゲームがあり、この場合も高難度から始まった方がスコアが高くなるため、最初の頃は能力の有無に関わらず高いスコアは望めません。

このアプリは結果を競うものではなく、あくまで自らの脳力を高めるトレーニングが目的です
LPI の高低よりも、継続的に利用することで徐々に評価が高まっていく、その過程を重視することが大切ですね。


※LPI は数値自体より、その増減を見るもの。 まあこういう「記録」があると、高いスコアを目指したくなりますけどね。
右は線路のポイントを変えて、列車を車庫に導くステージクリア制のゲーム。
このゲームはミスなくプレイしても、列車がたくさん出てくる後半ステージにならないと高いスコアは出ないようです。
こういうのも LPI に影響しますから、そういうものだと思っておきましょう。


このアプリで気になる点は課金回りでしょう。
有料アカウントにするには1ヵ月 1200 円か、1年で 5800 円の課金が必要です。
(iTunes の説明文には月額 1500 円、年額 8200 円と書かれていますが、アプリ内の表記は上記の通りです)
アカウントはウェブサイト版と共通なので、課金すればウェブの方も有料版を使えますが、しかしスマホアプリとしてはかなり高額、しかも月額課金制

おまけに一度課金すると「自動更新」が ON になります
(なっていなかった気もしますが、iTunes の説明文やゲーム内のヘルプには自動更新になると明記されています)
自動更新は「iTunes アカウントの設定から停止することができます」とのことですが、実際にどうすれば良いのかよく解らない
ヘルプを見ても PC 版の説明しかなく、おまけに詳細ページへのリンクがデッドリンクになっている。

とりあえず ウェブサイト版 Lumosity にログインし、こちらのページ に移動すれば自動更新のキャンセルを行えますが、この辺りは明確にしてくれないと不信感は拭えませんね。
※現在、自動更新については仕様が変わっています。

ただ、無料アカウントのままでも遊ぶことは、と言うかトレーニングしていくことは可能です。
集中してプレイしてハイスコアを目指すようなゲームではなく、「決められた時間のプレイを継続することが大切」とアプリでも説明されるので、無課金でも1日3ゲームは遊べるのですから、とりあえずそれで問題ありません

手軽には出し辛い金額なので、しばらく無課金で使い続け、継続して利用する価値があると判断した人のみ、課金を考えるのが良いでしょう。

寝起きの頭をシャキッとするのに良いようなので、通勤用のアプリに向いているかもしれません。
まだ不備な点もありますが、また脳トレブームがやって来たりするのでしょうか?

Lumosity Mobile - 脳トレ(iTunes が起動します)

SimCity BuildIt

都市開発シミュレーションゲームの元祖にして大定番 SimCity(シムシティ)。
そのシムシティのスマホ用の新アプリが公開されました。
SimCity BuildIt」です。

先に言っておきます。 これは従来のシムシティとは全く別物です
工場をタップしてお金やアイテムを回収し、それを使ってを建物を拡張していく・・・
そんなソーシャルゲーム型の簡易町作りゲームです。

ヘイ・デイ」のような欧米の農園ゲームに近い内容で、iTunes の説明文にも「これまでとはまっく違う、モバイル専用のシムシティをお楽しみ下さい!」と明記されています。
この言葉が全てを物語っていますね。
あくまでシムシティのモバイル用派生アプリだと思っておきましょう。

ソシャゲ型なのでアプリ本体は無料ですが、もちろん課金があります
無課金でも遊べないことはないですが、この手の開発ゲームとしては課金圧力は高めですね。

SimCity BuildIt

見てのように画像はフル 3D で描かれています。
最新機種ならこれがグリグリ動き、回転も拡大縮小も自由自在。
夜には明かりが灯り、昼間は道路を車が往来する、かなり素晴らしいグラフィックです

まあこのグラフィックは、昨年発売されたパソコン用の(新)シムシティの流用なのですが、いずれにせよスマホやタブレットでこの画面でプレイ出来るのは凄いですね。

ゲームが始まったら道路を敷き、その周囲に住宅・商業施設・工場を建てていきます。
ただ建てられる数が決まっていて、特に商業施設は序盤、各種類1つずつしか作れません。

そしてまず、工場で鉄や丸太の生産を行います。
生産スロットに作りたいものをセットし、しばらく経った後に完成したら、タップで回収。
次に商業施設でそれをネジや木材に加工します。 もちろんこれにも時間がかかります。
完成したら、再びタップで回収。

回収と生産の作業は、毎回自分で行わなければなりません。
前述したようにソシャゲ型・モバイル型の開発ゲームで、工場は生産施設、商業は加工施設です。

住宅は発展に必要なアイテムを要求し、それを与えると上位の建物に改築されます
ボロ屋が家に、家がマンションやビルになっていく様子は、見栄えの良さも加わって、見ているだけで楽しめます。

ただ、加工には1つ 15 分とか 30 分とかの時間がかかります。
原材料も上位のものになると1つ 30 分以上の生産時間が必要になります。
オリジナルのシムシティのようなずっとプレイし続けるゲームではなく、半放置型の内容です。

SimCity BuildIt
※このゲームの工場は農園ゲームの畑のようなもの。 作るアイテムを指定するとしばらく放置後に完成します。
待っている最中はアプリを落としておいても構いません。
ゲーマーの知っているシムシティーではないです。


SimCity BuildIt
※要求されるアイテムがそろったら建物の改築を行えます。
都市はなかなか広がらず、むしろ広げない方がプレイしやすいです。
狭い範囲で改築を繰り返していくのがメインですね。


一応シムシティなので、電力・公園・水道・下水など、住民は様々な要望を出します
要望が出たら発電所や貯水塔、下水処理施設などを作らないと支持率が低下し、発展も停滞します。
不満を述べている住宅からは改築要求が出なくなるので、公共施設の建設も随時行わなければなりません。

発電所や貯水塔を作る際には、送電線や水道管の管理画面が表示されます。
ちゃんと住宅にラインが引かれ、電力や水が供給されていく様子が表示されるのは、なかなかカッコイイですね。
ただ、供給ラインは道路が兼ねているので、道沿いに建物を作っていれば自然と繋がります。
必要な施設を作れば良いだけなので、あまり計画が必要なものではありません。
また、建物は建設後も自由に動かせます

公園は周辺の住宅の「地価」を上げるもので、これも発展(改築)を促します。
これには影響範囲があり、その中の住宅にしか効果がないので、設置場所を考える必要があります。
町を広げると範囲に入れられない住宅が増えるので、公園が少ないうちは家をあまり増やさず、改築をメインにした方が都市を発展させやすくなります
消防署なども同様に範囲があり、逆に石炭発電所や下水処理場は地価を下げる影響範囲が発生します。

問題は、これらの施設の建設に必要な資金が多いこと。
要求される施設が多い割に収入が少ないので、なかなか要望に応えられません。

税収は微々たるものなので、資金収入は住宅の改築で得られる報酬がメインなのですが、改築しようにもアイテムの生産を待たなければならないので、じっくり進めていくしかありません。
この辺はソシャゲ型の開発ゲームのバランスということですね。
序盤から厳しめのため、「あぁ EA のゲームらしいなぁ」と感じます。

ある程度、問題を妥協しながら進めていく展開の方がシムシティらしくはあるのですが、課金型ゲームだとそれは課金圧力になってしまいますね・・・

SimCity BuildIt
※上水道の画面。 景色がモノトーンになり、パイプラインが表示される様子がカッコイイです。
ちなみにこの演出も、PC 用の新シムシティからの流用です。

SimCity BuildIt
※消防署の範囲。 住宅地の中心に配置する必要があります。
効果範囲が狭く、施設の建設費も高いため、住宅地をあまり広げると効果を及ぼせない地域が生じてしまい、開発が辛くなります。


ここまで説明した時点で、これがどれだけ「シムシティではないか」「シムシティっぽい別物か」が解ると思います。
各地区のバランスなどを考える必要はなく、マップもかなり狭いです。
ゲームが進めば交通渋滞なども発生しますが、道路をお金でアップグレードして解決するものであり、全体的に簡易な作りになっています

ただ、それが悪いという訳ではありません。
この手の放置型開発ゲームもかなり人気があり、Megapolisジャパンライフ はかなりヒットしていました。
ちょっと毛色は違いますが、私も スヌーピーストリート はかなりやっていましたね。

今作はそうしたゲームを好む人に向けた、「シムシティの派生バージョン」ということでしょう。
アプリ名も「SimCity」ではなく、あくまで SimCity「BuildIt」ですし。

ただ納得できないのは、このゲームの公開に伴って、買い切りゲームであった本家のシムシティ「SimCity Deluxe」がストアから削除されたこと
 
ここまで内容が違うのですから、本家のシムシティと共存する事も出来ると思うのですが、安くて買い切りの、長期的に楽しめる本家シムシティがあったのでは、課金派生版シムシティは利用されないと考えたのでしょうか?
それは確かにビジネス的には妥当な話なのですが、ユーザー視点ではマイナスでしかありません
SimCity Deluxe も古いアプリではあったけど。

先日ちょうどタイミング良く、本格的な都市開発ゲームである ANNO: Build an Empire が公開されましたから、旧来のシムシティがやりたい人はそっちをやれ、という感じでしょうか。
皮肉にもシムシティがシムシティでなくなったために、棲み分けは出来ましたね
まあスマホ版 ANNO も課金型ゲームではあるのですが。

※ANNOも公開終了となりました。

SimCity BuildIt
※消防署がないと、ちゃんと火事が起きたりする。 この辺はしっかり作られています。
なお、フキダシをタップするとセリフが出ますが、そのセリフをさらにタップすると消えます。
そしてセリフを「タップで消した時」にアイテムが出る場合がありますので覚えておきましょう。


SimCity BuildIt
※交通渋滞の画面。 と言っても、単に発展した住宅地の近くに発生するだけのようで、交通径路が考えられている訳ではありません。
本家シムシティのように通勤などが考慮されている訳ではない模様。


私的には「スマホ版シムシティの新バージョンが出る」という期待感がありましたから、EA の課金型ゲームであるのが解っていたとは言え、ガッカリ感は否めません。
ここまでソシャゲ型・簡易型であるとは思っていなかったので。

ただ、それは私の勝手な勘違いであり、最初からそういうゲームであると思ってプレイするのであれば、悪くはないかも知れません。
この手の開発ゲームとしてはグラフィックは突出していますし

シムシティーのファンではなく、農園ゲームなどを好む人に向いたアプリです。

SimCity BuildIt(iTunes が起動します)

Bloons Monkey City

タワーディフェンスの中で、世界で最もプレイヤーが多いであろう Bloons TD シリーズ
おサルさんが風船を割っていくホノボノ系 TD ・・・
かと思いきや、後半になると数百・数千に及ぶ無数の風船が飛んできて、それをミサイルやレーザーでなぎ払う、トンでもなくエスカレートしていく展開が特徴です。

そんな Bloons TD が、村作りシミュレーションゲームと合体したアプリが公開されています。
Bloons Monkey City」です。

本体無料の課金型開発シミュレーションなので、最初はタワーやスキルを増やすのに時間がかかり、テンポの良い Bloons TD の魅力が損なわれているのではないかと思っていたのですが・・・
TD 自体はいくらでもプレイでき、意外にもスムーズに遊べます。

タワーディフェンスとしての面白さもそのままで、大量の風船が押し寄せてくる派手な展開は健在ですね。

Bloons Monkey City

まずは村開発のシーンから行います。
ノコギリのボタンをタップし、塀で囲まれた敷地内に建物をドラッグすると、コインが減って建設が始まります。
完了には実時間の経過が必要ですが、初期の建物は短時間で完成します。

建物は「タワーを増やすもの」と「タワーのアップグレードを研究するもの」、金庫や発電所などの「その他の建物」に分けられ、例えば「ダーツモンキーの家」を2つ建てれば、タワーディフェンスのシーンでダーツモンキーを最大2体設置できるようになります。

逆に言うと、必要な建物がないタワーは使用できません
タワーのアップグレード(ゲーム中に設置したタワーの強化)も、研究施設を建て、さらにそのアップグレードの研究を完了させておかないと行えません。

そのため「面倒になった」と思う人もいるかもしれませんが、オリジナルの Bloons TD も最初から全てのタワーとアップグレードを使えた訳ではなく、プレイヤーレベルを上げて少しずつアンロックしていく必要がありました。
今作はその過程が「村作り」になっている感じですね。

一部の施設はこのゲームでもレベルを上げないと使えませんが、大半のタワーと基本のアップグレードは、どれから開発しても構いません。
上位のものは相応に高額になりますが、オリジナルでは高レベルにならないと使えなかったガトリングガンや魔術師をいきなり使用可能にすることも出来るので、その辺りの自由度は増しています

Bloons Monkey City
※ 最初はこのぐらいのサイズしかありませんが、TD のプレイにより拡張されていきます。
とりあえず基本となるダーツモンキーを増やしましょう。
施設を建てていくと電力不足になるので、風車や水車を作って補います。


Bloons Monkey City
※ アップグレード画面。 下位のアップグレードは安価なので全部研究しておきましょう。
上位のものは高額なうえに、使いやすいものとそうでないものがあるので、どれを優先するかがポイントです。


最初の敷地は狭いので、建物を建てているとすぐに一杯になってしまいます。
しかし塀の外のマスをタップするとタワーディフェンス(TD)が始まり、これに勝利するとそのマスを敷地内にすることが出来ます

TD のシーンは、従来の Bloons TD と変わりません。
「ルート固定型」のタワーディフェンスですね。

タワーや飛んで来る風船(敵)の性質は Bloons TD 5 に準じています。
しかし前述したように、利用できるタワーとアップグレードは、村に建てている建物の分だけです。
また建物があれば無条件で設置できる訳ではなく、従来通り風船を割って資金を稼がなければなりません

進行速度を倍速にする事もでき、ゲームはかなりスピーディーに展開します。
ステージ数(Wave)は土地の難易度に応じていて、★1の土地なら 3 Wave ぐらいで終わります。
★5 だと 25 Wave 以上の長さになり、さらに強力な風船が大量に飛んで来ます。

マップ上には宝箱があったり、イベントが起こるマスもありますが、とりあえず★1や★2の簡単な土地を取って村を広げていきましょう。

マップをクリアする事で資金と経験値も獲得でき、ノーダメージクリアなら課金通貨である「バルーンストーン」も入手できます

Bloons Monkey City
※ TD はいつも通り。 風船をパンパン割っていきます。
課金通貨でお助けアイテムを購入できますが、通貨はアップグレードにも使うので無駄使いしないように。
黒い風船は炎に、白は氷に、縞模様は両方に耐性があります。 灰色は炎でなければダメージを与えられません。
迷彩模様は忍者か、専用のアップグレードを習得したタワーでなければ狙えません。


Bloons Monkey City
※Bloons TD の攻略のポイントは、矢印の場所にある優先ターゲットの選択。
First なら通過していく風船を、Last なら新たに入って来た風船を、Close なら近くを、Strong ならもっとも耐久力のある対象を狙います。
風船の侵入口を狙いたいなら Last、強力な攻撃で硬い敵を狙うなら Strong など、用途に応じて使い分けましょう。


ゲームが進むと、地域争奪戦(Contested Territory)と、他プレイヤーの村の襲撃(Monkey Vs Monkey)を行えます。

地域争奪戦はランダムに選ばれた6人のプレイヤーが参加するもので、エンドレスのマップをプレイし、規定のステージまでクリアすると地域の支配権を得られます。
支配権があると時間の経過で貯まっていくコインを得られますが、自分の記録を他のプレイヤーが塗り替えると、そのプレイヤーに支配権が移ります

そして支配権を持っている時間が蓄積されていき、争奪戦が終わった時にもっとも支配時間が長かった人が勝利、ボーナスの課金通貨を貰えます。
手軽に参加できるシステムなのが良いですね。(と言うか強制的にエントリーされます)

一方、他プレイヤーの村への襲撃は・・・ 実行するのに必要な敷居が高すぎて、楽しめるのはかなり先になります。
風船の製造所や研究所、試験施設など様々な施設が必要で、他に必要なものがある時期にはなかなか手を出せません

襲撃された場合、それを迎撃する TD をプレイ出来ますが、勝利しても土地は増えません。
名声ポイントは得られますが、増えても特に実利がないのが残念。 ただ、迎撃しないとお金を少し奪われ、建物の一部に火災が発生します。(一定時間で鎮火)
いずれにせよ、相当レベルが高くなり、施設も充実してから試すべきものですね。
クラッシュ・オブ・クラン のような、それがゲームのメインになっているものではありません。

難点は、動画広告が表示されること
TD の終了後に強制的に広告が始まり、しかも終了ボタンがなく、15 秒や 30 秒の動画を最後まで見なければなりません。

もし電話回線で遊んでいると、これによってデータ通信量を無駄に削られまくります。
データ通信量選択制になった日本のモバイル環境においては、これは最悪です

ただ、300 円以上の課金をすることで広告を消すことが出来ます。
最初に7日間限定の、大量のコイン+課金通貨+広告非表示がセットになった Starter Pack を勧められるので、これを買ってプレイする有料のアプリだと思った方が良いでしょう。
消せない動画広告は非常に鬱陶しいので、データ通信量云々は別にしても、広告なしにしないとやってられません。

Bloons Monkey City
※地域争奪戦の画面。 同じぐらいのレベルのプレイヤーが集められます。
支配権を得ていれば、中央の像をタップすることで貯まったコインを回収できます。


Bloons Monkey City
※スターターパック。 広告が消えるので、これを買うのがデフォだと思った方が良いです。
金庫が小さくてもコインはちゃんと入手できるのでご安心を。


ゲーム中盤以降になると、建物の建設やアップグレードの研究に丸1日の待ち時間が必要になったりするので、だんだん進行は遅くなって行くのですが、スタミナ制では無いため強制的にプレイを中断させられることはありません。
好きなだけ遊べて、コインや経験値も稼げます。

周辺のクリア可能な土地を全部取り尽くしても、メニューの「My Tracks」でクリア済みのステージを好きな難易度で遊べ、コインも稼げるのでご安心を。
まあ土地は豊富にあるので、当面はそういうことにはならないはずです。

クオリティーの高いタワーディフェンスに村作りの長期的な面白さも加わった、かなり楽しめるゲームです。
やはり買い切りアプリであって欲しかったのもありますが、TD 好きなら見逃せないアプリでしょう。
プレイ方法については Bloons TD 5 攻略 のページも参考にして下さい。

Bloons Monkey City(iTunes が起動します)

【お知らせ】iPhone / iPad 電子書籍案内 更新

本家 iPhone AC で公開している「iPhone / iPad 電子書籍案内」のページを更新しました。

解説文を見直し、新たに「楽天 kobo」と、無料マンガアプリ「マンガボックス」「comico」「LINE マンガ」を追加しています。
無料マンガアプリは正確には「電子書籍店」ではないのですが、かなりメジャーになっているため、今回紹介に加えました。

また、ご要望を頂いていたため、Android 版(Google Play)へのリンクを追加しました
紹介している電子書籍店は全て Android 版のアプリも公開しているため、Android の方も参考にして頂ければと思います。
ただし解説文は全て iOS 版を基準としていますのでご了承下さい。

電子書籍を利用する際の参考にして頂ければと思います。

iPhone AC : iPhone / iPad 電子書籍案内

Papers, Please

おめでとう。
貴君は厳正なる勤労抽選の結果、我らが祖国アルストツカの入国審査官に選ばれた。
至急、国境の町グレスティンの国境検問所に赴くように。
なお、審査業務には iTunes で所定のアプリを入手しておく必要がある。
アプリ名は「Papers, Please」だ。

このアプリを作った同志は、過去にも Helsing's Fire などの優れたアプリを開発している。
ただし今回は iPad 専用であるため、着任前に端末を用意しておくこと。
支給品はない。

知っての通り、祖国アルストツカは隣国コレチアと6年に渡る戦争を続けていたが、先日ようやく停戦の運びとなり、グレスティンの半分を「正当に」取り戻した。
グレスティンでは移民や就労、親族との面会など、様々な理由で入国を希望する者が列をなしている。

貴君はパスポートや身分証明書を確認し、厳正かつ公正に入国の是非を判断しなければならない
ミスの許されない崇高な労働である。
もちろんワイロを受け取ったり、書類の不備に目をつむるようなことがあってはならない。 貴君にも家族がいるのだろう?

なに? 職業選択の自由?
どこの世迷い言に毒されたのか知らないが、国と政府の指導の下、各人がその適正に合った労働に配置される事が、効率の良い国の発展に繋がるのだ。
シベリアで木を数える仕事に就きたくなければ、不用意な言動は慎むことだ。

Papers Please

では入国審査の手順を説明しよう。 二度は言わないので聞き逃しのないように。

検問所を開き、スピーカーで呼び出しを行うと、入国希望者がやってくる。
貴君は必要書類を机の上に広げ、パスポートの有効期限と番号、顔写真と名前、国籍などを照合し、不備がないか審査しなければならない。

入国を認めるのであればパスポートに緑のスタンプを、認めないなら赤のスタンプを押せ
不審な点があるなら隅にある赤いボタンを押し、問題の箇所を指し示して審問せよ。
回答が相応しくないなら入国を認めてはならない。
もし偽造書類などを発見した場合は警備兵を呼べ。 その不届き者を拘束する。

まだ終戦直後であるため、出入国に関する制度は整っていない。
初日は自国民の入国のみ許可しているが、後日外国人の入国も許可されるはずだ。
ただしそれに伴い審査項目が追加され、必要書類も増えることが予想される
貴君はそれに対し高度の柔軟性を持って、臨機応変に対応していくのだ。

む? 爆発音が聞こえたな。
どうやら愚かな反政府主義者どもがテロを起こしたのだろう。 国境では良くあることだ
なに、心配することはない。 国境と検問所は厳重な警備に守られており、鼠1匹通さぬ体制で監視されている。
不審者は文字通り蜂の巣だ。

だが間近で事故が起こった場合は国境は一時封鎖される。
その時は審査業務も終了となる。
報酬は歩合制のため少なくなるが、恨むのならテロリストどもを恨むのだな。

Papers Please
※書類やパスポートは机の上にドラッグすれば、自動的に広げられる。
有効期限などを忘れずに確認し、作業が終わったら返却せよ。
背景の横のラインは飾りではない。身長を照合するのに利用するのだ。


Papers Please
※パスポートがない相手への対処は最初は迷うかもしれない。
カウンターの左に入国管理規則の書かれた手帳がある。
パスポートが提示されない時は審問を開始し、この手帳の「パスポートが必要」の記述とカウンターを指し示すのだ。
手帳の内容は業務開始前に目を通し、パスポートの発行都市は随時確認せよ。


貴君には東グレスティンの8等級の官舎が割り当てられている。
報酬で日々の糧を得、家族を養っていくと良いだろう。

なに? 家賃が高い? 食費が足りない? 寒すぎて暖房費がかさむ?
我が国も戦争で受けた被害は少なくない。 街は失業者であふれ、配給は十分でなく、家を失った者が路頭に迷っている。
貴君はそんな中、幸運にも家と仕事を与えられたのだ。 これ以上は自分で何とかしたまえ。
仮に家族が飢えて亡くなっても・・・ そのぶん食費が減り、生活は楽になるだろう。
一人の死は悲劇だが、多数の死は統計でしかない。

もし手持ちに余裕ができたなら、審査室の改良を行うといい。
費用は自腹だが、多少は業務を行いやすくなるはずだ。
我々も指紋照合機や透過スキャナなど、より厳正な審査を行える機器を準備している。

1つ忠告しておくが、テロリストどもの世迷い言には耳を傾けないことだ。
入国審査官という立場上、そうした卑劣な連中からの誘いを受けることがあるかもしれない。
奴等は無慈悲なテロ活動のため、手駒を増やそうと躍起になっている。
祖国への忠節を忘れず、報国の精神を持って日々の労働に励むのだ。
背後に監視の目が付いていることを、くれぐれも忘れないように。

なに? 緊急時のための武器はないのかだと?
入国審査官に武器の携帯は許可されていない。 警備を務める同志達を信じるのだ。
だが愚かな自爆テロは確かに続いている。 あまりに危険なようだと、武器が支給されることもあるかもしれない。
だがその時は、自らの手で国境を守る責務も負うことを忘れるな。

Papers Please

着任するにあたり、支度金として 960 円が必要になる。
iTunes でアプリと引き替えに納めるのだ。

我らが祖国アルストツカは戦争で多少疲弊しているが、それでも諸国に比べれば楽園である。
見よ、今日も長い列を作る入国希望者の群を。 皆、我が国を羨望の眼差しで見ているのだ。
貴君は栄えある楽園の門番として、選ばれた者を招き入れ、不埒な者をはね付ける盾とならねばならない。

貴君の忠勤に期待する。 アルストツカに栄光あれ

Papers, Please (iTunes 起動、iPad 専用)

(Papers, Please の短編映画が公開されています。詳細は こちら を)

ドラゴンクエストV 天空の花嫁

※スマホ版ドラクエ5の攻略を こちらのページ で公開しています。

スマホへのドラクエ移植も、この1年ですでに が終わっています。
そして本日、また新しいドラクエが iPhone / Android で公開されました。
ドラゴンクエストV 天空の花嫁」です。

ドラクエ5 はシリーズ作の中でも、特に評価の高い作品です
主人公の誕生からスタートし、父との旅と成長の過程を経て、大人になった後に結婚相手を選びます。
そして子供を作り、その親として再び旅を続けます。
花嫁にビアンカとフローラのどちらを選んだかが、話のネタになりましたね。

また、モンスターが仲間になるというのも大きな特徴です。
当時すでにモンスターを仲間に出来るゲームは他にも存在していましたが、このゲームは仲間になったモンスターが成長し、特技を覚え、装備も行えます。
人間のパーティーメンバーとほぼ同じように扱える点に新しさがあり、様々なモンスターを仲間にして育成することは、やり込み要素でもありました。

スマホ版のドラクエ5は、ニンテンドー DS 版の移植です
町やダンジョンは 3D グラフィックで表現され、様々なイベント演出も加わり、モンスターも攻撃時にアニメーションします。
DS 版にあった3人目の花嫁候補や、新しいカジノのスゴロク場など、オリジナル(SFC 版)にはなかった要素も加えられています。

開発元はスマホ版ドラクエ4と同じ「アルテピアッツァ」が担当。
ここは DS 版のドラクエ4~6の開発元でもあり、インターフェイスはほぼスマホ版の4を踏襲しています。
価格は 1800 円。 追加課金のない、完全買い切りのアプリです。

ドラゴンクエストV 天空の花嫁

操作は画面下に表示される仮想パッドで行い、従来のスマホ版ドラクエと変わりません
パッドの位置は左・中・右の3ヶ所に切り替え可能で、大きさも大・中・小の3つから選べます。

パッドの周囲には8方向のボタンがあり、スライド操作だけでなく、このボタンでも移動が可能です。
ボタンの反応範囲がやや小さい印象がありますが、使い勝手は悪くありません。

さらに今作は、画面のどこをスライドしても移動できるようになりました
前作はパッドの位置をスライドしないと動けなかったのですが、今作はその必要はありません。 画面のどこを触っても OK です。
おかげで指のズレを気にする必要がなくなり、かなり動かしやすくなっています。

町やダンジョンは 3D グラフィックになっているので、視点を変更しないとドアなどが見えない場合がありますが、最下部に視点変更用の操作バーがあり、ここの左右にあるボタンを押しっぱなしにすると画面をグルグル回せます。
またスライドすると視点がその方向に 90 度回転し、中央をタップすることで標準の視点に戻せます。

しかし 3D のマップはリアルで見栄えがする反面、視点を変えることの煩わしさもあって、良し悪しと言ったところです。
頻繁にグルグル回さないといけないような、面倒なマップにはなっていませんが・・・

ドラゴンクエストV 天空の花嫁
※船の帆の裏に何かがあるが、隠れていて見えない・・・
しかし視点をグルッと回すと、全貌が明らかに。
色々な方向から見渡せるカッコ良さがあるが、見辛い場所が多いと煩わしさも。


ドラゴンクエストV 天空の花嫁
※ 3D 化されているため、高低差のある地形も多いです。
右はフィールドマップ。 地図機能があり、広域図と現在地を確認できます。


戦闘シーンのインターフェイスも、スマホ版ドラクエ4と変わりません。
ボタンが大きくて押しやすく、文字も大きめで視認性は良好

また仲間の行動は AI まかせに出来るため、コマンド入力は主人公だけで良く、ボタンを押さなければならない回数も前より抑えられています。
ブーメランなどの全体攻撃武器なら「たたかう」と「こうげき」だけで進行できるのでかなりラクですね。
もちろんボス戦では AI をオフにする(作戦を「命令させろ」にする)ことも出来ます。

モンスターはその行動に合わせた様々なアニメーションを行い、結構ダイナミックに動きます
魔法を使った際にも派手な演出が現れ、バギなら青、メラなら赤の光源が発生します。
ドラクエ5が登場したのは 1992 年であり、もう 20 年以上前のゲームですが、演出の強化により古くさい印象は受けません。

戦闘のテンポも悪くなく、アニメーションとメッセージ表示が平行して行われるため、「アニメの分だけ戦闘に時間がかかる」ということはありません。 ストレスなくプレイ出来ます。

ただ、ベースが DS 版ですからフィールド画面のドットは粗めです。
最近のゲームしか見ていない人だと、ショボく感じるかもしれませんね。
また iPad でやるとドットがかなり大きく見え、レトログラフィックな印象も受けます。
それはそれでドラクエらしかったりもしますが。

セーブは通常の教会でのセーブの他に、フィールドやダンジョンでの「中断セーブ」と、戦闘終了後に行われる「オートセーブ」があります
セーブスロットは3つあり、クラウドセーブにも対応。
ただし町中では中断セーブできません。

また、スマホ版ドラクエの追加機能として、最初からアイテムをたくさん入れられる「ふくろ」を持っています。
フィールド上で仲間と会話するボタンもあり、「さくせん」の「まんたん」を選べば手軽に HP を全快することも出来ます。

ドラゴンクエストV 天空の花嫁
※戦闘シーン。 静止画では解りませんが、モンスターがグニグニ動きます。
色分けされたマークは、敵が複数のグループに分かれている時に、それを表わすためのものです。
右は戦闘中にアイテムを使おうとしたシーン。 アイテムごとにアイコンが描かれています。


ドラゴンクエストV 天空の花嫁
※スマホ版ドラクエ3にはなかった「すごろく場」も完備。
右はゲーム序盤、妖精の村に春が訪れるシーン。 花が咲き乱れ、花びらが舞う演出が追加されており、イベントが大幅パワーアップ。
ゲーム序盤に子供時代のフローラが現れるなど、ちょっとした伏線も追加されています。


これまでのスマホ版ドラクエの中で、一番「アプリとしての完成度」が高かったのは4でした。
そのドラクエ4のインターフェイスを踏襲していますから、5もかなり良い出来で、さすがアルテピアッツァと思えます。

ゲーム自体も名作との呼び声が高い5ですから、文句なしでしょう。
親子3代に渡るストーリーも、若干シビアで成長を感じられるゲームバランスも、ドラクエらしさにあふれています

これでドラクエの移植も6作品になりました。
ドラクエが出る度に思いますが、これがスマホで遊べるようになるとは、良い時代になりましたね。

ドラゴンクエストV 天空の花嫁(iTunes が起動します)

スマホ版 ドラクエ5 攻略 (本家 iPhone AC 内)

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