奇妙な立体物の上でキューブを転がす、錯視を使った立体迷路ゲームが、そのビジュアルとセンスの良さで人気になっています。
「hocus.」です。
錯視(だまし絵)を使ったゲームと言えば「Monument Valley」が有名ですが、このゲームもそれに似たユニークさとセンスの良さがありますね。
遊びやすいゲームであり、iTunes ランキングで上位になっているのも頷けます。
ただ、このアプリは「パズルゲーム」と説明されていますが、私的にはパズルという印象はありません。
どこをどう進めばゴールにたどり着けるのか、それを論理的に考えるのが難しく、ほとんど手探りで進まなければならないからです。
冒頭で述べたように、ほぼ迷路ゲームに近い印象ですね。
120 円の有料アプリで、広告や課金はありません。
開発したのはスペインの個人制作者の方のようです。

立体物が現われ、その表面に赤いキューブと、ゴールとなる穴が配置されます。
画面をフリックするとキューブがその方向に転がっていき、何かにぶつかるか、行き止まりになるか、分かれ道にさしかかると止まります。
分かれ道でどの方向に進めるかは、画面上部に出る矢印で知ることが出来ます。
立体物は現実にはあり得ない「錯視」を使った形になっていて、キューブも遠近や重力を無視した動きが可能です。
例えば左下の画像の図形。 このままキューブが進んでいくと、一番下まで行きそうですが、実際には右下の画像の状態で止まります。
遠近がないので、手前にあるように見えるものにもぶつかるからです。

なにか特殊なしかけが出て来ることはなく、立体が動いたりすることもありません。
ただゴールに向かってキューブを転がして行くのみ。
よってゲームとしてはシンプルで、物足りなさもあるのですが、そのぶん手軽とは言えますね。
BGM やモノトーンのグラフィックも雰囲気が良く、メニュー画面なども洒落ています。
ただ、これは個人的な好みや得手不得手もあると思いますが、正解を思考で導き出すことが困難なのが、好きになれない点です。
どのあたりを進んでいけば良いのか、考える要素がない訳ではありませんが、錯視によるキューブの移動方向の変化が解り辛く、どうにも正解を推理して組み立てることが出来ません。
ただゲームはシンプルなため、適当に進んでいれば正解の道が見つかることが多く、おかげで深く考えるより、動き回ってゴールに近付く方法を探した方が早いです。
動き回った方が錯視による道の繋がりも把握しやすいです。
そのため単なる迷路ゲームになっている印象で・・・
空間と錯視の判断能力に長けている人だと違う評価になるのかもしれませんが、私はオールステージクリアしても最後まで慣れませんでしたね。
そして慣れてなくても、普通にオールクリア出来るという・・・
ステージは現時点(2015/10)で 50 用意されていますが、悩んでいる時間を含めても1時間ほどで終わります。
よってボリュームは多くありません。
ただ、これはサクサク進むということでもあるし、50 あれば少ないという程ではないでしょう。

※左の画像は上部の丸い球体に付いてる矢印に注目。 左下、右上、上の3方向に進めることを示しています。
「え? これで上に進めるの?」と思われそうですが、こういうのを見つけていくゲームですね。
右はステージリスト。 各ステージがサムネイル表示されています。
ステージは今後増やされていく予定なので、アップデート次第ではコストパフォーマンスの良いゲームになるかも。
さすがに Monument Valley と比べられるようなゲームではないので、そのレベルの内容は期待しないで下さい。
ただ、錯視が好きな方は多いと思うし、難しく考えなくてもクリア可能なおかげで、万人向けと言えるかもしれません。
人気になっているのは、その辺も理由かも。
これで値段が高いと厳しいですが、120 円なら悪くありません。
ちょっとセンスの良い暇つぶしゲームといった感じでしょうか。
・hocus.(iTunes が起動します)
「hocus.」です。
錯視(だまし絵)を使ったゲームと言えば「Monument Valley」が有名ですが、このゲームもそれに似たユニークさとセンスの良さがありますね。
遊びやすいゲームであり、iTunes ランキングで上位になっているのも頷けます。
ただ、このアプリは「パズルゲーム」と説明されていますが、私的にはパズルという印象はありません。
どこをどう進めばゴールにたどり着けるのか、それを論理的に考えるのが難しく、ほとんど手探りで進まなければならないからです。
冒頭で述べたように、ほぼ迷路ゲームに近い印象ですね。
120 円の有料アプリで、広告や課金はありません。
開発したのはスペインの個人制作者の方のようです。

立体物が現われ、その表面に赤いキューブと、ゴールとなる穴が配置されます。
画面をフリックするとキューブがその方向に転がっていき、何かにぶつかるか、行き止まりになるか、分かれ道にさしかかると止まります。
分かれ道でどの方向に進めるかは、画面上部に出る矢印で知ることが出来ます。
立体物は現実にはあり得ない「錯視」を使った形になっていて、キューブも遠近や重力を無視した動きが可能です。
例えば左下の画像の図形。 このままキューブが進んでいくと、一番下まで行きそうですが、実際には右下の画像の状態で止まります。
遠近がないので、手前にあるように見えるものにもぶつかるからです。

なにか特殊なしかけが出て来ることはなく、立体が動いたりすることもありません。
ただゴールに向かってキューブを転がして行くのみ。
よってゲームとしてはシンプルで、物足りなさもあるのですが、そのぶん手軽とは言えますね。
BGM やモノトーンのグラフィックも雰囲気が良く、メニュー画面なども洒落ています。
ただ、これは個人的な好みや得手不得手もあると思いますが、正解を思考で導き出すことが困難なのが、好きになれない点です。
どのあたりを進んでいけば良いのか、考える要素がない訳ではありませんが、錯視によるキューブの移動方向の変化が解り辛く、どうにも正解を推理して組み立てることが出来ません。
ただゲームはシンプルなため、適当に進んでいれば正解の道が見つかることが多く、おかげで深く考えるより、動き回ってゴールに近付く方法を探した方が早いです。
動き回った方が錯視による道の繋がりも把握しやすいです。
そのため単なる迷路ゲームになっている印象で・・・
空間と錯視の判断能力に長けている人だと違う評価になるのかもしれませんが、私はオールステージクリアしても最後まで慣れませんでしたね。
そして慣れてなくても、普通にオールクリア出来るという・・・
ステージは現時点(2015/10)で 50 用意されていますが、悩んでいる時間を含めても1時間ほどで終わります。
よってボリュームは多くありません。
ただ、これはサクサク進むということでもあるし、50 あれば少ないという程ではないでしょう。

※左の画像は上部の丸い球体に付いてる矢印に注目。 左下、右上、上の3方向に進めることを示しています。
「え? これで上に進めるの?」と思われそうですが、こういうのを見つけていくゲームですね。
右はステージリスト。 各ステージがサムネイル表示されています。
ステージは今後増やされていく予定なので、アップデート次第ではコストパフォーマンスの良いゲームになるかも。
さすがに Monument Valley と比べられるようなゲームではないので、そのレベルの内容は期待しないで下さい。
ただ、錯視が好きな方は多いと思うし、難しく考えなくてもクリア可能なおかげで、万人向けと言えるかもしれません。
人気になっているのは、その辺も理由かも。
これで値段が高いと厳しいですが、120 円なら悪くありません。
ちょっとセンスの良い暇つぶしゲームといった感じでしょうか。
・hocus.(iTunes が起動します)