ここ最近、狩猟免許を取得して山で狩りをするリアルモンスターハンターな「狩りガール」が話題になりつつありますが・・・
そんな狩りによって得た食材でレストランを営む、ジビエ料理(狩猟肉の料理)のゲームが公開されています。
「ハントクック -うさぎにカラス!?ジビエ料理のレストラン-」です。
このゲームはその内容よりも、制作メーカーの方に注目していました。
あの前代未聞の死にまくり育成ゲーム「生きろ!マンボウ!」を作ったグループが起業した「SELECT BUTTON」の新作だからです。
法人化したからか、アプリの作りはすごく丁寧になっている印象ですね。
ゲーム内容は、ミニゲームで狩猟をして、料理の完成を放置で待つ、半放置ゲームとなっています。
ただ・・・ ちょっと弱い。 面白いとか面白くないとかでなくて、インパクトとかプレイ時間とか、色々な意味で・・・
でも、手軽に遊べて、教育にも良い気がする内容ですね。
放置系なので課金はありますが、アプリ本体は無料です。
まずは猟に出かけます。
行き先を選んで獲物を発見すると、すぐに肉をゲットする「すばやくハント」か、多くの肉の獲得を狙う「じっくりハント」を選べます。
「じっくり」を選べばミニゲーム開始。
左右ボタンを押して犬を操作し、岩や穴などの障害物をかわしながら獲物を追いかけていきます。
そんなに難しいものではなく、内容もシンプルですね。
獲物をゲット出来たら「解体シーン」に移ります。
毛や羽を「ブチブチッ!」とむしり取り、肉を「グザグザッ!」と切り刻んで食肉に加工します。
画像は「自主規制」されていて、その模様がリアルに出て来る訳ではないですが、こういうのがちゃんと省略されることなく表現されているのは良いですね。
同じ獲物の2度目以降の解体はカット出来ます。
肉をゲット出来たらレストランで料理開始。
作りたい料理を選ぶとそれがコンロにかけられるので、後は完成まで待つだけ。
長いものだと2時間ぐらいかかったりしますが、待っている間はアプリを落としていても構いません。
料理は 煮る・焼く・加工・その他 の4つに分けられていて、それぞれに2つずつコンロがあるため、同時に8つの料理をセット可能。
コンロの数は課金通貨で増やすことが出来ます。
課金通貨はゲームの進行や定期的に動画広告を見ることで得られるので、無課金でも相応に手に入ります。
作った料理はストックされ、お客さんのオーダーに応じて提供することでお金と経験値を得られます。
最初は料理が少ないので、どんどん作ってどんどん提供すれば良いのですが、お客さんのオーダーは変更できないので、料理の種類が増えて来たら注文に合わせたものを作っていく形になるでしょう。
※まずは獲物を見付ける。 今回の獲物はカラス。 カラスって食べられるんですね・・・
ミニゲームは左右のボタンを押すと、斜め前のマスに1歩進む形式。 これで獲物に追いつきます。
※そして切り刻みタイム。 ドブチッと毛を引き抜き、グザッと皮を剥ぎ、その肉体をバラします。
実際の肉の解体は鮮度を落とさないようにするためスピード勝負らしいです。
このゲームはキャラクターのデザインが良く、犬の店長や無口なシェフ子ちゃん、獲物などがすべて可愛らしい、親しみのある絵柄で描かれています。
インターフェイスも良く、ボタンなども大きめで押しやすいですね。
料理も美味しそうで解説も詳しく、アプリ自体の作りは新興メーカーとは思えないレベルです。
しかし気になるのは、まずプレイ時間の短さ。
ハント出来る回数は1時間に1回分しか回復せず、最大で3回分まで。
1回の狩りはミニゲームをやっても1分程度で、ミニゲームがないと十秒ほどで終わります。
必ず獲物が見つかる訳ではないため空振りに終わることも多く、その時は野菜などの食材を得られるのですが、3時間待って3回ハントに出かけ、3回とも空振ってまた3時間待ちになった時は「なんだコレ」とか思ってしまいます。
待ち時間に対するプレイ時間の比率は、数あるゲームの中でも最低クラスでしょう。
このプレイ時間の短さもあって、序盤からゲームの進行は遅め。 加えて当面は出来ることも少ないです。
レベルが上がらないと新しい狩り場に行けない、新しい武器も買えない、レシピも買えない。
このためお金があっても使い道がない。
経営ゲームはお金を稼いでお店を拡張していくのも楽しさですが、しばらくはお金で出来ることがなく、調理場や倉庫の拡張は課金通貨に限定されています。
レベルが上がると罠を購入して設置できたり、武器や罠のアップグレードが可能になるのですが、そこまで時間がかかり過ぎな印象。
ハント終了後に全画面広告が出る場合もあるし、肉以外の食材を十分に得るためには定期的に動画広告を見る必要もあります。
12月から強制動画広告まで出るようになってしまいました。
バナー広告はなく、広告てんこ盛りのゲームという訳ではないのですが、なにせプレイ時間が短いため、広告ばかり見せられている気もしてきます。
あと、これは個人的な気持ちの話ですが、あの「マンボウ」のメーカーの2作目としてはインパクトは少ない気が。
とても丁寧に作られていると思うのですが、ちょっとこぢんまり?
まあ、そこいらのインパクトだけで一儲けを考えているような無料アプリより、よっぽど良いんですけどね。
※オーダーはメインとサブに別れていて、サブオーダーで経験値とお金を稼ぎながら、メインオーダーの達成を目指します。
課金通貨が貯まったらコンロも拡張したいところですが、食料庫が足りないとゲームが行き詰まるので、そちらを優先しましょう。
右は狩猟クイズを出してくる、堅気じゃなさそうなカタギさん。 キャラがユニーク。
私は片田舎在住で、少し山の方にいけばお店で普通に「現地調達の」イノシシ肉が売られてたりするので、割と身近な題材だったりします。
魚が切り身で泳いでると思ってる子供がいるとか言われるこのご時世、こういう題材のゲームがあるのは良いことではないでしょうか。
いくら放置系でも序盤の展開とプレイ時間が少なすぎだとは思いますが、インターフェイスの良さ、グラフィックのかわいさとサウンドの良さなど、全体のクオリティが良く、料理も美味しそうで、続ける気になれるゲームになっています。
ミニゲームもシンプルですが、アクセントになってますね。
のんびり進めていく、ほのぼの系のゲームが好きな方にオススメです。
・ハントクック -うさぎにカラス!?ジビエ料理のレストラン-(iTunes が起動します)
そんな狩りによって得た食材でレストランを営む、ジビエ料理(狩猟肉の料理)のゲームが公開されています。
「ハントクック -うさぎにカラス!?ジビエ料理のレストラン-」です。
このゲームはその内容よりも、制作メーカーの方に注目していました。
あの前代未聞の死にまくり育成ゲーム「生きろ!マンボウ!」を作ったグループが起業した「SELECT BUTTON」の新作だからです。
法人化したからか、アプリの作りはすごく丁寧になっている印象ですね。
ゲーム内容は、ミニゲームで狩猟をして、料理の完成を放置で待つ、半放置ゲームとなっています。
ただ・・・ ちょっと弱い。 面白いとか面白くないとかでなくて、インパクトとかプレイ時間とか、色々な意味で・・・
でも、手軽に遊べて、教育にも良い気がする内容ですね。
放置系なので課金はありますが、アプリ本体は無料です。
まずは猟に出かけます。
行き先を選んで獲物を発見すると、すぐに肉をゲットする「すばやくハント」か、多くの肉の獲得を狙う「じっくりハント」を選べます。
「じっくり」を選べばミニゲーム開始。
左右ボタンを押して犬を操作し、岩や穴などの障害物をかわしながら獲物を追いかけていきます。
そんなに難しいものではなく、内容もシンプルですね。
獲物をゲット出来たら「解体シーン」に移ります。
毛や羽を「ブチブチッ!」とむしり取り、肉を「グザグザッ!」と切り刻んで食肉に加工します。
画像は「自主規制」されていて、その模様がリアルに出て来る訳ではないですが、こういうのがちゃんと省略されることなく表現されているのは良いですね。
同じ獲物の2度目以降の解体はカット出来ます。
肉をゲット出来たらレストランで料理開始。
作りたい料理を選ぶとそれがコンロにかけられるので、後は完成まで待つだけ。
長いものだと2時間ぐらいかかったりしますが、待っている間はアプリを落としていても構いません。
料理は 煮る・焼く・加工・その他 の4つに分けられていて、それぞれに2つずつコンロがあるため、同時に8つの料理をセット可能。
コンロの数は課金通貨で増やすことが出来ます。
課金通貨はゲームの進行や定期的に動画広告を見ることで得られるので、無課金でも相応に手に入ります。
作った料理はストックされ、お客さんのオーダーに応じて提供することでお金と経験値を得られます。
最初は料理が少ないので、どんどん作ってどんどん提供すれば良いのですが、お客さんのオーダーは変更できないので、料理の種類が増えて来たら注文に合わせたものを作っていく形になるでしょう。
※まずは獲物を見付ける。 今回の獲物はカラス。 カラスって食べられるんですね・・・
ミニゲームは左右のボタンを押すと、斜め前のマスに1歩進む形式。 これで獲物に追いつきます。
※そして切り刻みタイム。 ドブチッと毛を引き抜き、グザッと皮を剥ぎ、その肉体をバラします。
実際の肉の解体は鮮度を落とさないようにするためスピード勝負らしいです。
このゲームはキャラクターのデザインが良く、犬の店長や無口なシェフ子ちゃん、獲物などがすべて可愛らしい、親しみのある絵柄で描かれています。
インターフェイスも良く、ボタンなども大きめで押しやすいですね。
料理も美味しそうで解説も詳しく、アプリ自体の作りは新興メーカーとは思えないレベルです。
しかし気になるのは、まずプレイ時間の短さ。
ハント出来る回数は1時間に1回分しか回復せず、最大で3回分まで。
1回の狩りはミニゲームをやっても1分程度で、ミニゲームがないと十秒ほどで終わります。
必ず獲物が見つかる訳ではないため空振りに終わることも多く、その時は野菜などの食材を得られるのですが、3時間待って3回ハントに出かけ、3回とも空振ってまた3時間待ちになった時は「なんだコレ」とか思ってしまいます。
待ち時間に対するプレイ時間の比率は、数あるゲームの中でも最低クラスでしょう。
このプレイ時間の短さもあって、序盤からゲームの進行は遅め。 加えて当面は出来ることも少ないです。
レベルが上がらないと新しい狩り場に行けない、新しい武器も買えない、レシピも買えない。
このためお金があっても使い道がない。
経営ゲームはお金を稼いでお店を拡張していくのも楽しさですが、しばらくはお金で出来ることがなく、調理場や倉庫の拡張は課金通貨に限定されています。
レベルが上がると罠を購入して設置できたり、武器や罠のアップグレードが可能になるのですが、そこまで時間がかかり過ぎな印象。
ハント終了後に全画面広告が出る場合もあるし、肉以外の食材を十分に得るためには定期的に動画広告を見る必要もあります。
12月から強制動画広告まで出るようになってしまいました。
バナー広告はなく、広告てんこ盛りのゲームという訳ではないのですが、なにせプレイ時間が短いため、広告ばかり見せられている気もしてきます。
あと、これは個人的な気持ちの話ですが、あの「マンボウ」のメーカーの2作目としてはインパクトは少ない気が。
とても丁寧に作られていると思うのですが、ちょっとこぢんまり?
まあ、そこいらのインパクトだけで一儲けを考えているような無料アプリより、よっぽど良いんですけどね。
※オーダーはメインとサブに別れていて、サブオーダーで経験値とお金を稼ぎながら、メインオーダーの達成を目指します。
課金通貨が貯まったらコンロも拡張したいところですが、食料庫が足りないとゲームが行き詰まるので、そちらを優先しましょう。
右は狩猟クイズを出してくる、堅気じゃなさそうなカタギさん。 キャラがユニーク。
私は片田舎在住で、少し山の方にいけばお店で普通に「現地調達の」イノシシ肉が売られてたりするので、割と身近な題材だったりします。
魚が切り身で泳いでると思ってる子供がいるとか言われるこのご時世、こういう題材のゲームがあるのは良いことではないでしょうか。
いくら放置系でも序盤の展開とプレイ時間が少なすぎだとは思いますが、インターフェイスの良さ、グラフィックのかわいさとサウンドの良さなど、全体のクオリティが良く、料理も美味しそうで、続ける気になれるゲームになっています。
ミニゲームもシンプルですが、アクセントになってますね。
のんびり進めていく、ほのぼの系のゲームが好きな方にオススメです。
・ハントクック -うさぎにカラス!?ジビエ料理のレストラン-(iTunes が起動します)