iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2015年11月

Wizards and Wagons

家を失いホームレスとなったヒーローが、ワゴンに交易品を積んで町を巡り、お金を稼いで新居の購入を目指す、「陸路の大航海時代」と言えるゲームが公開されました。
Wizards and Wagons」です。

交易にコツが必要で、メッセージが英語なので取っ付きやすいゲームとは言えませんが、新しいワゴンや装備を購入しながら徐々に世界を探索していく内容には、没頭できる楽しさがありますね。

600 円の買い切りゲームで、課金や広告は一切ありません。
開発はシンガポールのメーカーです。

Wizards and Wagons

Wizards and Wagons

基本的には交易所で商品を買ってワゴンに積み込み、街道を通って別の町に移動、その商品を売ることで利益を出していきます。

移動を開始するとワゴンが自動で走っていきますが、周囲から盗賊やスライムの皆さんがワラワラと襲いかかって来ます。
ワゴンに弓や剣、魔法の杖などを装備していれば撃退できますが、攻撃は自動では行われません。
自分で目標をタップして攻撃を行う必要があります。

最初に使う弓矢はかなり連射が効くので、戦闘時には敵をバシバシ連打する必要がありますね。
ゲームが進めば複数の武器を搭載し、切り替えながら戦うことも可能で、戦闘シーンにはアクション性があります。

町に到着したら交易所に行き、商品を売るのですが、このゲームは売買の相場がややシビアで、単に商品を運べば儲かる訳ではありません。

各都市には需要(Demand)と供給(Supply)があり、需要のある商品を売れば儲かる訳ですが、近場で売られている商品はたいてい需要がありません。
しかし最初は移動できる範囲が広くなく、扱える商品が限られているので、どうすれば良いのか困ってしまうはず。

とりあえず序盤は、最初の町「Millard」で売られているミルクを、2つ先の町「Cassopacca」に運べば相応に儲かります。
また、セールや供給過多によって商品が安くなることがあり、こういうものは特に需要が高くない町に運んでも、そこそこの利益を出すことが出来ます。
お祭りなどのイベントで、特定の商品の需要が高くなることもあります。

Wizards and Wagons
※町の取扱品目の画面。 緑の矢印は需要や供給が高まっており、赤い矢印は低下しています。
Supply に緑の矢印がある商品は近場で売っても儲かるので、単価が高いものを選んで運びましょう。
ただし自分が購入することで在庫が減り、矢印が消える場合もあります。
カレンダーで確認できるイベント情報も注目。 例えば春の初日から、Giam Peaks の町ではリンゴ祭りが開催されます。


Wizards and Wagons
※お金が貯まったら愛車を買い換えましょう。 耐久型の Tank か、スピード型の Sledge がオススメ。
ワゴンの耐久力は自動では回復しないので、減少したらその都度鍛冶屋で治す必要があります。
武器は投げ斧が強いです。 剣は近接攻撃なので注意。


ゲームの当面の目標は Millard の町で、30000 G で売りに出されている家を買うこと。
ただ、まずは新しいワゴンの購入を目指すことになるでしょう。

ワゴンには商品を置けるスペースがあり、商品にもそれぞれ形と大きさがあります。
大きな商品を運ぶには大きなワゴンが必要で、また HP や耐久力のあるワゴンでないと強力な盗賊に襲われた時に持ちません。

ワゴンには武器と補助装備を置けるスペースもあり、爆弾やクロスボウなどの様々な武器、さらに装甲や強化ルーン、自動攻撃装置などをセットすることも出来ます。
ワゴンはスピード重視のものから戦闘力重視のものまで豊富にあり、ワゴンを新調して強化するのがゲームの大きな楽しみと言えますね。

町には「ギルド」もあって、運搬や配達、討伐などの様々な依頼を受けられるのですが、聞いたこともない遠方の町への配達や、どこに出るのかよく解らない敵の討伐など、無理難題を出されることが多いので、あまり活用できるものではありません。
労力に見合わない報酬である場合が多く、この辺は調整して欲しいところです。

一方、町の人から依頼を請けることもあり、こちらは達成することで新しいルートが開拓されたり、同行者が増えたりします。
積極的に達成を目指していきましょう。

Wizards and Wagons
※荷物の搭載画面。 こんな風に商品はテトリスのブロックのようになっていて、ワゴンのスペースにうまくはめ込んでいく必要があります。 タップで回転。
基本的に単価の高い商品の方が儲かるので、それを優先して積み込んでいきましょう。


Wizards and Wagons
※ギルドの依頼画面。 Consignment(委託)は運ぶ商品を与えられますが、Delivery(配達)や Transport(輸送)は依頼品を自分で調達しなければなりません。
Bounty は討伐。 Search はペット探しで、たいていは該当の町で見つかります。
Invest は投資で、指定の町で商品を指定額だけ買うか売るかで達成できます。
ギルドの依頼は同時に2つしか請けられませんが、町の人の依頼はそれとは別枠です。


Wizards and Wagons
※全体マップの一部。 まずはどこにどんな町があるのか確認することが必要ですね。
ただし遠方ほど敵は強くなるので、装備も調えておくこと。
もしやられた場合、所持金の 10 %を失って近隣の町か最初の町に戻ることになり、交易品も奪われる場合があります。
一部の海路は季節によっては通行できなくなるので注意。


ゲームにこれと言った難点は見当たりません。
メッセージが英語なので最初は解り辛いですが、需要や供給はアイコンを見れば解るし、依頼も行き先や商品だけ見ておけばだいたい解ります。
サウンドやグラフィックなどの技術的なクオリティも良いですね。
 
こういう交易主体のゲームは日本人向きで、好みの人は多いと思います。
課金やスタミナもないし、オススメできるゲームです。

Wizard and Wagon(iTunes が起動します)

近代麻雀オールスターズ 闘牌伝

「アカギ」や「ムダヅモ無き改革」「哭きの竜」など、様々な麻雀漫画のキャラクターが登場する、新しい麻雀ゲームが登場しています。
近代麻雀オールスターズ 闘牌伝」です。

開発は Cygames(サイゲームス)で、オンライン対戦もありますが、漫画のキャラと対戦してその相手を獲得していく1人用モードが楽しいゲームですね。
最近のスマホの麻雀アプリはオンライン対戦がメインのものばかりですが、これは久々に1人用が面白い麻雀です。

ただ本体無料の課金型アプリで、そのビジネスモデルについて色々な意味で不安を感じる点もあります。

近代麻雀オールスターズ 闘牌伝

近代麻雀オールスターズ 闘牌伝

ゲームのメインと言えるのは「闘牌伝」モード。
ここでは漫画のキャラクターの1人となり、選んだ相手と麻雀勝負を行います。
対戦の組み合わせよっては開始前後にストーリーも語られ、最初から「アカギ」を所持しているので、当面はアカギとして戦っていくことになります。

ルールは「東風戦」で、最短4局で終わり、テンパイでも親が流れる短期戦。
ライバル1人との対決ですが、麻雀自体はザコ2人を含む4人打ちで、ライバルより点数が上なら1位でなくても勝利となります。

メニューやストーリーは縦画面で固定ですが、麻雀画面は縦でも横でもプレイ可能です
横の方がプレイしやすいですが、縦画面でも画面下に手牌がアップで表示されるため、操作ミスをすることはまずありません。

インターフェイスは至れり尽くせりで、ドラ牌の色付き表示やテンパイ時のアタリ牌表示はもちろん、手持ちの牌を選ぶと捨て牌の中にある同じ牌と、そのとなりの牌に色が付きます。
これによりアンパイや裏スジの区別も容易に付きます
アタリ牌の表示も、それがフリテンかどうか、残り何枚あるか、何翻になるかが一目瞭然。
これなら初心者の方でも遊びやすいでしょう。

演出もハデで、最近おなじみの落雷演出、閃光演出はもちろん、大きな手で上がるとキャラクターのカットインが入り、おなじみの名言が表示されます。
ボイスはありませんが、その演出は思わず笑ってしまいますね。

キャラクターの打ちスジもある程度再現されているようで、さすがに「強運」がどこまで再現されているかは解りませんが、例えば門前で打つのが信条の「哭きの竜」の雨宮は、たとえトップでオーラスになっても鳴いて早上がりを狙ったりすることはありません。

近代麻雀オールスターズ 闘牌伝
※縦画面だとこんな感じ。 画面下に拡大表示があるので牌を選びやすいです。
右はストーリー画面。 原作にはない組合わせの会話も用意されています。


近代麻雀オールスターズ 闘牌伝
※カットイン演出の1つ。 地獄に落とされそう。
麻雀もさることながら、この演出とセリフが最大の魅力ですね。


対戦に勝利すると経験値を得られ、プレイヤーレベルが上がると対局できるキャラクターが増えていきます。
ただ、キャラクターは勝つだけでは入手出来ません。

それぞれのキャラに「○○のキャラで勝つ」「満貫以上をツモであがる」「相手の立直を潰して勝つ」などの条件があり、それらを一定数達成しないとゲットできません。
勝つだけではダメで、運が悪いと勝利しても条件を1つも達成できず、ほとんど無駄に終わったと言うことさえあり得ます。 正直、ちょっと辛いルールですね・・・
「○回勝つ」「一定点数差で勝つ」といったシンプルな条件がもっと多ければ、普通に麻雀できるのですが。

「○○のキャラで勝つ」は、そのキャラを手に入れてないと当然達成できないので、キャラの少ない序盤が一番辛いのも厳しいところです。

オンライン対戦もあり、こちらもちゃんと作られてはいるのですが、スマホのオンライン対戦麻雀はセガの「NET麻雀 MJモバイル」の完成度が突出していて、ユーザーも多いので、そちらで遊んだ方が良い印象。

ただ、このゲームは1手ごとの猶予時間が5秒と長めで、1手1秒、長考卓でも3秒しかない MJ や、4秒しかない麻雀格闘倶楽部よりは、早打ちをしなくて済みます。
猶予時間をオーバーすると 20 秒の持ち時間が減っていき、それもなくなると強制的に打牌されますが、他のゲームよりは遊びやすいですね。
その分、進行のテンポは他より遅いですが。

このゲームのオンライン対戦の特徴は、選んだキャラクターのセリフをメッセージとして送信できること。
「どいつもこいつも地獄へ墜ちやがれっ・・・!」「そんな・・・ 危険察知に狂い!?」などのマンガのセリフを喋れます。
セリフは1人用モードで得られるポイントで購入可能で、これを使って劇画風麻雀を楽しんで下さい、みたいなコンセプトなのかもしれません。
まあ、喋ってる人ほとんどいないけど。

近代麻雀オールスターズ 闘牌伝
※登場する作品とキャラ解放条件の一部。 2015/11 時点でキャラは 27 人。
対戦前には解放条件を必ず確認して、その達成を目指しながら打つようにしましょう。


難点というか、気になる点は課金面です。
このゲームは闘牌伝モードやオンライン対戦をプレイするたびに、課金通貨が 100 コイン前後必要になります。
(フリーの CPU 対戦のみ無料。 闘牌伝モードで負けて再戦する時は半額)
そしてこのコインはあくまで課金通貨であって、スタミナではありません。
よって時間による回復はない。

では尽きたらどうするのか? 1日1回のログインボーナス以外、課金するしか回復手段がありません。
ログインボーナスは 100 コインなので、最初に与えられる 1000 コインが尽きたら、1日1回しか無課金ではプレイ出来なくなります・・・ これは厳しい。

さらにコインの値段は 120 枚で 120 円。 つまり1プレイごとに 100 円。
スマホゲームなのにアーケードゲーム並みのお値段・・・
1人用モードだと勝ったらコインが戻ってくるということもない。

一方で、課金ガチャがありますが、それで何が手に入るのかと言うとオンライン対戦用の「スタンプ」。
LINE スタンプのように対局中にチャットでこれを出せるのですが、そんなのに課金する人いるのか・・・?
そもそも前述したようにこのゲームはオンライン対戦がメインとは言えないので、そこで使うスタンプとか、ぜんぜん欲しいと思えない。

こんなシステムだと、プレイヤーはいずれまともに遊べなくなる懸念があり、メーカー側はこれで儲かるとは思えない懸念があり、なんだか誰も得しないマネタイズになっている印象です。
これだともう、買い切りで作ってた方がまだ良かったんじゃないのか? とか思いますね・・・

近代麻雀オールスターズ 闘牌伝
※左下に出てるのがスタンプ。 でもこんなの出しまくってたら鬱陶しく思われそう。
このアプリでオンライン対戦してるユーザーは多くなさそうだし・・・


将来的な課金やプレイ回数が気になるところですが、ゲーム自体は楽しめます。
私は原作の漫画を全部知っている訳ではありませんが、それでも各キャラの個性がメチャメチャ立ってるので、それを見てるだけでも面白いです。

1人用ならゆっくり考えながら打牌しても問題ありませんし、相手の思考も早いし、勝敗によるレートの変動も気になりません。
気軽に楽しめ、遊び心もある、クオリティーの高い麻雀アプリですね。

これで課金通貨を気にせず遊べたら文句なしなのですが・・・
ともあれ、麻雀が好きな方にはオススメです。

近代麻雀オールスターズ 闘牌伝(iTunes が起動します)

Le Havre: The Inland Port(ル・アーブル 内陸港)

ドイツゲーム愛好家からの評価は高いものの、ルールが細かすぎて賛否両論あるボードゲーム「ル・アーブル」(Le Havre)
そのルアーブルのルールを簡略化し、2人用の対戦ゲームに変えたドイツゲームが 2012 年に発売され、スマホ / タブレット版も先日登場しました。
Le Havre: The Inland Port」です。
日本では「ル・アーブル 内陸港」と呼ばれています。

町に建物を作り、それを使って資源を調達、その資源でまた建物を作って勝利点を稼いでいくゲームで、オリジナルのデザイナーは前作のルアーブルや、Agricola(アグリコラ)を作った人と同じです。

ただ、アプリ版の開発元は前とは違っていて、前作は多くのドイツゲームアプリを公開している Codito というメーカーでしたが、今回は Digidiced というドイツの新興メーカー。
Codito のアプリは見た目が地味なので、今作の方がアプリのクオリティは高いですね。

定価は 600 円。 買い切りゲームなので、スタミナ・広告・課金等はありません。



ゲームが始まると画面下に建物カードが並べられます。

プレイヤーは 木材(茶色)麦(黄色)魚(青色)レンガ(赤色)の4つの資源を持っていて、これらを使って町に建物を建設できます。
建設は欲しいカードを建設アイコンに移動させて行います。



建物を作ると、それは町の「0」のエリアに置かれます。
双方のプレイヤーが行動を行い、1日が経過すると、町の建物は「2」のエリアに移動します。

ここからは建設の代わりに、町の建物を使うことができます。
例えば木材会社(Wood Company)のカードを使えば木材を、粘土採掘場(Clay Mound)のカードを使えばレンガを得られます。

建物にもよりますが、得られる資源の量は建物がどのエリアにあるかで変化します。



「2」のエリアなら2つ、「4」のエリアなら4つの資源を貰えます。
使われなかった建物は 0 → 2 → 3 → 4 の順番で移動していくので、後で使うほど入手できる資源の量は多くなりますね。
ただし誰かに使われると0に戻ってしまうため、使うのは早い者勝ちです。

そしてこのゲームの大きな特徴は、資源の入手や使用に使う「資源管理ボード」。
このゲームの資源は、単純に数値で表わされている訳ではありません。



資源管理ボードは上の画像のようになっていて、左下が 0 です。
一番下の段はそこから右に行くに従って1つずつ数が増えていきます。
3のマスに木材のマーカーがあれば、木材を3つ持っていることになります。

そして2段目は一番左が3で、そこから 4・5・6 ・・・ と増えていきます。
3段目は一番左が6、4段目は9です。

資源を入手する際、使った建物に右向きの矢印が書かれていれば、マーカーは右に移動し、その分だけ資源が増えます。
しかし建物の中には上や左上の矢印もあります。

上向きの矢印なら1つ段が上がるごとに資源は3つ増えるので、2段上がれば一気に6つの資源を得られることになります。
しかし左上向きの矢印で、すでに一番左にマーカーがあった場合・・・ 左上に移動できないため、資源を増やすことは出来ません。
また上の段に昇れないまま一番右まで行ってしまうと、やはりそれ以上右には動かせません。

よって資源を得る時は、マーカーの位置を考慮して建物を選ぶ必要があります。
また資源を使う時も、マーカーをどちらに動かすか選べるので、今後を考えながら動かす必要がありますね。


※ルールの補足。 建物を動かす時に画面下に出て来るアイコンは売却で、その建物の価値(勝利点)の半額のコインを得られます。
「4+」のエリアの建物を使った時は、4の効果に加えてコインを1枚貰えます。
ただし 4+ のエリアの建物が使われなかった場合、その建物は翌日、強制的に売却されてしまいます。


資源はあくまで建物の建設に使うもので、勝敗の条件には直接関わっていません。
ゲームの目的は建物に付いている「勝利点」を稼ぐことで、カードに 10 と書かれている建物を建設すれば、ゲーム終了時に 10 点得られます。
その合計が高い方が勝利です。

なお、他のプレイヤーが建てた建物も使用することが出来ますが、その際に相手にコインを1枚支払わないといけません。
このコインの所持量も勝利点になります。

カードの効果は、主に以下のようになっています。

ル・アーブル 内陸港 資源施設
※普通の資源獲得施設。 3のエリアにあれば、資源を3つ得られる。

ル・アーブル 内陸港 資源施設2
※これは麦(黄色)を入手でき、それに加えて赤(レンガ)と茶色(木材)も1つ獲得できる。
麦は3のエリアにあれば3つ貰えるが、レンガと木材はエリアに関わらず1つだけ。
「+」ではなく「/」のカードの場合、得られるのはどちらか一方。


ル・アーブル 内陸港 引き替え施設
※コイン1枚と食糧資源2つを支払う事で、木材のマーカーを1段上げられる。
食糧資源(お鍋)は麦か魚のこと。 なお、3のエリアにあれば最大3段上げられる。


ル・アーブル 内陸港 複数資源施設
※カラフルな矢印マークは、複数の資源マーカーを同時に移動させられる。
上記の場合、3のエリアにある時は、3種類の資源を左上に1つ移動させられる。


ル・アーブル 内陸港 使用不可施設
※鍵マークがある施設は使用できない。
ただ、港のマークのカードは「Port」を所持している場合、1つ 10 点になる。
また勝利点のところに箱が書かれている場合、その色の資源の量だけ勝利点が増える。


ゲームは 12 日経過したら終了。
ただ、1日が経過するのに必要なターン数は徐々に伸びていくので、12 ターンで終わりではありません。
1プレイは1人用の場合、30 分ほどです。

ゲームモードはオンライン対戦の「Ranked Game」、近くの知人と対戦する「Casual Game」、1人用および本体を交互に使って対戦する「Local Game」の3つ。
ローカルゲームは4段階の難易度の AI と対戦できますが、このアプリはオンライン対戦をメインに考えられているようです。

オンライン対戦は(iOS 版は)Game Center を通してマッチングするため、Game Center をオンにしておかなければなりません。
マッチングされるまで放置して待つ必要がありますが、今はプレイヤーが多いようで、マッチングにかかる時間はそれほど長くありません。
また、ターン制の思考型ゲームであるため、プレイ中はラグも感じません。

しかし対戦だと相手の思考時間も含めて1プレイに 40 分以上かかるので、スマホアプリのドイツゲームとしては、あまり手軽とは言えませんね。


※ゲームモード選択画面。 Ranked Game に勝利すると ELO と呼ばれるプレイヤー評価が上昇し、ランキングも存在します。 またランクゲームでないと実績は獲得できません。
とりあえずはローカルゲームで慣れましょう。 Hard の AI はそれなりに手強いです。


確かにルールが複雑だった ルアーブル を、遊びやすくしたような感じのゲームです。
カードの効果もマークと数字で書かれているため、英語が読めなくても問題ありません。
最初は取っつき辛いかもしれませんが、何度かプレイすればすぐにコツがつかめるはず。

サンファン ほどの手軽さや、アグリコラ ほどの建設の自由さはありませんが、その間を取ったような内容で、オンラインプレイも備わっているため、ドイツゲームアプリとしては平均以上の作りだと思います。

ドイツゲーム(近年のボードゲーム)のファンなら、押さえておくべきアプリですね。

Le Havre: The Inland Port(iTunes が起動します)

AC スマホゲーム関連ニュースβ(11/13)

先月は iPhone 6s / 6s Plus が発売され、iOS9 も公開、ここ最近の iPhone ニュースと言えば、その話で持ちきりでしたが・・・
それ以外で最近目に付いた、iPhone ゲーム関連の話題をお届けしたいと思います。

news1113


スマホ関連ゲームメーカーの決算発表(Social Game Info)

多くのメーカーがこの半年(今年4月~9月)、及び今年度(昨年10月~今年9月)の決算を発表しているので、一通りまとめておきたいと思います。

まず大手六社のうち、スクエニDQMSLスクストFF レコードキーパー乖離性ミリアサ に加え、メビウス FF が好スタートを切ったことで増収増益となっています。
ずっと好調が続いているバンダイナムコも、デレステ が好スタートを切ったのに加え、ガンダムや妖怪ウォッチの IP(知的財産)が相変わらず強力、増収まっしぐらです。
ずっと下降線だったコナミスマホ版パワプロ が好調でようやく好転。

セガサミーモンスターギアオルタンシア・サーガ、戦の海賊が健闘するも失敗タイトルも多く、ゲーム事業はトントン。
パチスロで苦戦した分だけ減収で下方修正ですが、出費も抑えていたようで全体としては黒字化。

カプコンは家庭用ゲーム機で発売した戦国バサラや逆転裁判の新作が思ったほど伸びず、減収減益。
スマホの モンハンXR は今回の決算にはまだ影響していません。
目立ったヒットのないコーエーテクモも減収。 さすがに無双も飽きられ気味か。

ソシャゲの巨頭グリーと DeNAのうち、グランブルー 頼みの DeNA は、中国での伸びもあって何とか売上げ増。しかし利益は減少し、さらに任天堂のスマホゲームが来年にズレ込んだ余波を受けて株価は暴落。
逆に 消滅都市 頼みのグリーは LINE タワーライジング と NARUTO のソシャゲで何とか持ちこたえ、出費も抑えて黒字に。

サイバーエージェント及びサイゲームスは、収益を上げていた DQMSL戦国炎舞 に加えて グランブルー が伸び、デレステ が好スタートで、広告も好調なようで急伸。

スマホ御三家(ガンホー、ミクシィ、コロプラ)は、モンスト パワーで絶好調のミクシィが相変わらずの右肩上がり。 ただ、ここ数ヶ月は売上げがダウン。
初心者パックというお得な課金を導入した反動とのことですが、果たして?

コロプラは CM の効果もあったのか 白猫黒猫 が再び伸び始め、目立った新作がないにも関わらず増収増益。 なお、今後はアクション&RPG2本、スポーツ4本を出す予定とのこと。
一方、ガンホーはさすがに パズドラ の収益が落ちていて減収。 サモンズボードディバインゲート を伸ばしていきたいようですが・・・

中国のメーカーに買収された SNK プレイモアは目立った新作がなく減収。 またパチンコ・パチスロから撤退するとのこと。
中国にはパチンコなんてないので、その分のリソースが割かれるのは自然な流れか。

ログレス のエイミングとマーベラスは共に増収の模様。
Klabラブライブ スクフェス が映画の影響で好転して微増ですが、見通しが暗く株価は急落。
LINE は言うまでもなく伸び続けています。

海外ですが、キャンディークラッシュKING は流石に飽きられてきたのか下落中。
ゲームロフトは海外でいくつかヒット作があり増益になっていますが、日本でヒットしそうなゲームはなし。
やはり ダーククエスト5アスファルト8 が下支えになっている様子。
ちなみに任天堂はスプラトゥーンとマリオメーカーの大ヒットで黒字転換、大幅に増収増益です。


新たな iOS マルウエア「YiSpecter」、非脱獄も攻撃(日経)
中国バイドゥが Android にバラまいた猛毒(東洋経済)

9月末、アプリの開発ツールに潜み、アプリをインストールするだけで iPhone を感染させるウィルス「Xcode Ghost」が中国を中心に広がっていました。
そしてこの度、また新たなスマホを標的としたウィルスが中国や台湾で蔓延していることが確認されています。

1つは「YiSpecter」と呼ばれるもので、拡散開始は1年も前から。
これに感染するとなんと、どんなアプリを起動しても、特定の広告が表示されるようになってしまいます。
しかけたのは中国の広告会社である可能性が高いようで、もちろん普通はそんなトロイの木馬的なアプリは Apple の審査で弾かれるのですが、中華圏では非公式なアプリストアも広く利用されており、そういうところから拡散しているようです。

もう1つは Android をターゲットにした、中国の大手 SNS 会社バイドゥ(百度)が広めたと言われているもの。
バイドゥは「Moplus」というアプリ開発キットを公開していて、中国で広く利用されていますが、これに通信の裏口、いわゆる「バックドア」を開く機能が潜んでいて、悪用されると感染スマホが筒抜けになってしまうようです。

バイドゥ(百度)と言えば、日本語変換ソフト「Simeji」がキー入力を読み取って不正に送信している疑惑があり、「まさか」と言うより「またか」という感じなのですが、問題の開発キットで作られたアプリはすでに一万以上あって、他のウィルスとは比較にならないぐらい感染が広まっている可能性が高いようです。

注目なのは、この2つはミスで穴が生じてしまうセキュリティホールではなく、故意に、しかも相応に大きな会社がしかけているということ。
こういうのがあると、ますます中華製のアプリは警戒せざるを得なくなりますが・・・


アクティビジョン、キャンディークラッシュの King を買収(ITmedia)
ゲームフリーク、コアゲームスを吸収合併(Social Game Info)

「Call of Duty」シリーズなどで知られるアメリカのゲームメーカー Activision が、キャンディークラッシュ の開発元であるイギリスの KING を約 59 億ドル(約7120億円)で買収すると報じられています。
Activision は 2007 年にディアブロで知られる Blizzard の親会社と合併、Activision Blizzard になっていますが、さらにキャンディークラッシュも取り込み、モバイル市場への足がかりとしたい模様。

クラッシュオブクラン の Supercell もソフトバンクに買収されていますが、やはり大ヒット作を出した中小メーカーは大手に買収されるのが世の常なようですね。
某 EA のように吸収してすぐポイ捨てするようなことにならなければ良いのですが。

なお、それと比べると規模は小さいのですが、ゲームフリークがスマホゲームの開発会社「コアゲームス」を吸収することを発表しています。
ゲームフリークと言えば ソリティ馬 のスマホ版運営を12月で終了することを発表したばかりですが、この動きを見ると、それでスマホをあきらめたという訳ではないようですね。
コアゲームスは 伝説のレギオン街コロ、仮面の勇者 など、大ヒットはしてないんだけど技術力やゲーム性の高いソシャゲを出しているところで、今後に期待できるメーカーです。


ケイブ、シューティングゲームに復帰か(ケイブ IR 情報)

2012年に突然ソーシャルゲームに傾倒、開発者の流出や取締役の交代などのお家騒動を経て、遂にシューティングの開発を中止、アーケードゲームやパッケージゲームとの決別まで宣言、グリーやモバゲーの元でソシャゲに注力していたかつてのシューティングゲームメーカー「ケイブ」。

最近はソシャゲシューティング ゴシックは魔法乙女 が堅調で復活の兆しを見せていますが、そのケイブが決算の補足資料で「スマホ・アーケード・コンソール・PCゲームのコアシューティングファンへ、ケイブシューの再認識を促す」という今後の取り組みを発表しています。
かつてのシューティング・アーケード・パッケージゲームとの決別を 180 度ひっくり返すような内容で、先日の Steam 版 虫姫さま の公開も、この方針に沿ったものだと思われます。

今年の初頭に取締役が辞任し、その元取締役を「懇意の外注先に開発を発注してワイロを受け取っていた」という罪で告発したりしているため、またなにか内部であったのかも?
ともあれファンとしては、ケイブシューの大復活を望みたいところですね。


任天堂、決算説明会でスマホアプリの延期を発表(4gamer)

今年の3月、任天堂と DeNA の業務提携という、業界を震撼させた発表が行われました。
その席上、任天堂の IP(知的財産)を利用したスマホアプリを共同開発し、今年中に何らかのアウトプットを行うとコメントされていましたが・・・
先日行われた任天堂の決算発表会で、2016年3月以降に延期すると告知されました。

代わりに「Miitomo」と呼ばれるコミュニケーションアプリが紹介され、2017年3月までには5タイトル程度を投入すると言われましたが、やはり市場はガッカリ感が否めなかったようで、発表時に株価急落、DeNA もとばっちりを受けて下落しています。

任天堂自体は前述したように好調なのですが、まだどんなゲームが公開されるのか、その影も形も見えない状態。 また延期にならなければ良いのですが・・・


モンハンXR、開発者インタビュー(Social Game Info)

ガチャもスタミナもないスマホ用アクションゲームとして公開された「モンスターハンター エクスプロア」。
現在は運営に批判も出つつあるようですが、その開発/運営者のインタビューが公開されています。

「従来のソシャゲのルールを適用するほどモンハンではなくなる」という考えの元、「マネタイズをどうするんだ」と問い詰められながらも現在のシステムを目指して開発を進めた、その信念などが語られています。

私的には次の一文、「ガチャがあるゲームとそうでないゲームの開発会議における、議題内容が全然違うことに気づいたのです。 ガチャが無いゲームは『どのようにお客様を楽しませるか』という内容になり、一方でガチャが有るゲームは『いかにガチャが回るか』という内容となるのです」というのが印象的でした。

いや、解ってたけどね。 それはもう海の向こうが実は滝になっていないことぐらい解ってたけど。
でも、やっぱりそうなんだなぁと、思わずにはいられません。


ハースストーンが「日本はアジアサーバー中心」と決定してプレイヤー混乱(4gamer)

トレーディングカードゲーム「Hearthstone(ハースストーン)」は地域サーバーごとにデータが保存されます。
そして多くの日本人ユーザーは中国人・韓国人ばかりで、回線も細いアジアサーバーは避け、北米サーバーでプレイしていたのですが、ハースストーンの日本語化に伴って公式が「日本はアジアサーバーが中心」と発表。
データの移行サポートも行われることになりました。

しかし完全にそのまま移行できる訳ではないし、サーバーが変われば知人と遊べなくなる可能性もあります。
すでに北米サーバーに築かれたコミュニティはどうするのか、プレイヤーの間で混乱が生じています。
サーバーがどこだろうと日本語でのプレイは可能なので、「公式イベントがアジアサーバーで行われる」ということがない限り移転の必要はないのですが、公式が「日本はアジア」と言ってしまった以上、悩むことになります・・・

私的には、こういうものに公式が強制介入するとロクな事にならないのを見て来ているので、今回の決定は下策にしか思えません。
「日本サーバー」が立ち上がれば別だけど。


Appbank Games 消滅社長の言い分社員の言い分

ゲーム会社 AppBank Games が消滅したことについて、社長さんがその顛末を事細かにブログで公開。
しかしそれについて社員の方が、社員視点での反論のような記事を公開。
その内容が話題になっていました。

ゲーム会社の運営の恐ろしさ、ゲーム作りの大変さ、人と人の関係の難しさなどが如実に伝わってくるお話なのですが、社員さんの記事が削除されてしまったため、今では社長さん側の言い分しか見ることが出来ません。
この話は双方を読んで考えないとダメなので、一方だけ消えてしまったのは残念ですが、ともあれ読み応えのある内容ではあります。

まあ私的には、少なくとも トキノラビリンス に関しては、面白くなかったからしょうがない、としか言えませんね・・・

Dead Effect 2

ゾンビに制圧された巨大宇宙船の中で、改造人間の戦士が銃火器を撃ちまくりながら事態の収拾と調査を行う、高クオリティーな SF ホラー FPS が公開されています。
Dead Effect 2」です。

前作の Dead Effect もかなりクオリティの高い FPS だったのですが、今作はグラフィック、演出、強化要素など、あらゆる点でパワーアップ。
前作は全体のクオリティが高かった反面、際だった点が見られず、取り上げようと思いつつもスルーしてしまったのですが、今作はもうグラフィックだけでもトップクラスです。

しかし本体無料+課金型のゲームで、アカウント登録も必須、強制動画広告も出て来るなど気になる点も多く、F2P 化(課金型)によるデメリットも強く感じる内容です。

Dead Effect 2

Dead Effect 2

いわゆる「ゾンビシューター」の FPS です。
宇宙船内を移動しながら、どんどん出て来るゾンビやクリーチャーを銃でバリバリ撃ちまくります。
このゲームにスティックや射撃ボタンはありませんが、操作に違和感はありません。
画面左側をスライドして移動、照準は右側をスライドして動かし、タップでショット。マシンガンなら押しっぱなしで連射します。

未来が舞台のゲームですが、銃撃はリアル系で、リロードはもちろん、リコイル(反動)もあります。
連射する時は照準を微調整しながら撃たないとどんどん上にズレていき、移動しながら撃てば着弾地点がバラつきます。
もちろん弾切れもあり、ゾンビの動きも速く、銃や手榴弾を使う敵もいて、戦闘は結構ハードですね。
近接攻撃武器もあり、カタナでゾンビを一刀両断することも出来ます。

設定や見た目は Dead Space に似ていますが、ホラー感はあまり強くありません
死体がそこら中に転がってたりしますが、恐怖演出は少なく、どちらかと言うとパニックアクションです。

ステージ制のゲームで、目的地に到着すればクリアですが、途中には敵を全滅させたり、コンピューターを調べて扉を開かないと進めないシーンも出て来ます。
地形は割と複雑で、どこに進めば良いのか解らなくなる事も多いですが、画面左上の「?」ボタンを押すと目的地に目印が付き、そこへの道案内も行われます。
よって迷うことはほとんどありません。

ただ、各所にお金や銃弾が落ちていて、ロッカーの中にアイテムが入っていることもあります。
見つけるとクリア評価が高くなる「オーブ」や「ファイル」なども隠されているため、あちこち寄り道しながら進むのも良いですね。

Dead Effect 2
※スキル「ショックウェーブ」で敵を攻撃中。
連続では使えませんが、敵にダメージを与えつつ転倒させられるので便利。
ただし転倒しない大型の敵には有効ではありません。


Dead Effect 2
※司令室の様子。 周囲に宇宙が投影されていて、中央には宇宙船のホログラムがあります。 グラフィックはかなり綺麗。 
やや解りにくいのですが、中央にホログラムが出て来るようになったら、その中に入って盾のようなボタンを押すことでステージを選択することが出来ます。


このゲームの特徴の1つは豊富な強化要素です。
ゲームが進むとエンジニアから武器を購入できるようになり、アップグレードすることも可能。
武器にはプライマリ(メイン)とセカンダリ(サブ)の2つ、さらに固定装備があり、プライマリにはアサルトライフルやショットガン、セカンダリにはピストルや格闘武器などがあります。
武器の種類は豊富で、強化項目もダメージ・正確性・弾倉・リロード速度など多岐に渡ります。

加えてヘルメットやアーマーなどの防具があり、これらはステージ内でランダムに得られる場合もあります。
防具にはコモン・レギュラー・ミスティックなどのレアリティがあり、特殊効果が付いているものもあって、アイテムを集める楽しみがありますね。

さらに主人公は改造人間なので、目や手足、ボディーなどの取り替えも可能
これらも装備の1つで、上位の目なら正確性がアップ、足なら移動スピードが上がります。
コデックスと呼ばれる強化パーツを付加することも出来ます。

加えてステージクリアによってスキルポイントを獲得でき、スロー化やバリア、攻撃強化などの特殊スキル(アビリティ)を身に付けられます。

ミッションもメインストーリーだけでなく、サブミッションや、敵を全滅させるバイオハザードステージ、一定時間耐えるサバイバルステージなどがあり、それぞれ難易度も選択可能。
レベルや資金が足りない時は、これらを繰り返して稼ぐことが出来ます。

Dead Effect 2
※武器はハイテクガンから日本刀まで様々。  ただしどれも高いので、最初は既存装備のアップグレードをメインにしましょう。
ステージクリアしても銃弾は自動で補充されず、購入する必要があるので注意。
グレネードは Explosive weapons のスキルを習得しないと装備できません。


Dead Effect 2
※なんと体のパーツも変更可能。 心臓とか脳とかを取り替えられます。
ステージ中にドロップする場合もありますが、ドロップする体パーツってどんなのだ。

しかしこのゲーム、欠点も色々と目に付きます。

まず、途中でゲームを落とすと、再起動時にステージを最初からやり直しになる可能性が高いこと。
メモリの消費量が大きいのか、一度落とすとアプリが保持されていない事が多く、しかも1ステージが 10 分以上かかるのに、途中にセーブされるポイントがない。
スマホだと電話やメールなどで中断されることもあるので心配になります。

さらにバッテリー消費がハンパじゃない
高度な 3D グラフィックのゲームなので仕方ないのですが、それにしても消耗が早い。
私が今までプレイしたゲームの中では一番だと思います。

海外のゲームなので仕方ないのですが、英語なのも日本人には難点ですね。
ゲーム自体は文章が読めなくても問題ないのですが、会話シーンは結構な長文で、しかも会話の選択肢を一通り選ばないとストーリーが進まないこともあり、それは文章が読めない状態では単なる面倒でしかないです。

アカウント登録(メールとパスワードの入力)を行わないとゲームをスタートできないのも面倒な点。
ゲスト状態でもプレイ可能なのですが、データがセーブされませんのでご注意を。

そしてなんと言っても課金と広告。
スタミナやパワーアップ待ち時間はないのですが、途中でやられてチェックポイントからコンティニューする時には課金通貨が必要です。
必要な通貨量は1~5ほどで、360 円の課金で通貨は 150 貰えるので、1回課金すれば当分は心配ないのですが、逆に無課金だとやられる度に 10 分以上のステージを最初からやり直すハメになり、かなり厳しいです。
実質、1度は課金(360円)が必要なゲームだと思った方が良いですね。

さらにステージをクリアする度に、強制的に動画広告が表示されます。
しかも 30 秒のロングバージョン。
1度課金すると5秒待てばスキップ可能になるようですが、それでも5秒は待たないと行けないし、この手のゲームでステージクリアごとに動画広告が出て来るとガックリ来ます。

※広告は1度に 600 円以上の課金をすると消えるようです。

武器の購入価格も高額で、無課金だとかなり地道な資金稼ぎが必要になります。 もちろん課金専用装備もあり。
各ステージをイージーでプレイすれば当面は無課金でも進めますが、基本的にはある程度の課金を考慮してバランスが取られている印象です。

Dead Effect 2
※ステージ選択画面。 先のステージに進むには一定のレベルも必要になるので、足りない時はサバイバルなどで稼ぎましょう。
バイオハザードやサバイバルでも装備やお金はドロップします。


Dead Effect 2
※ゲーム開始時には3人の中から主人公を選択します。 左からマシンガン型、ショットガン型、カタナ型。
割と接近戦になりがちなので、威力重視のショットガンや格闘武器も結構使えます。

前作の Dead Effect は、最初は買い切りアプリだったのですが、後で本体無料+課金型に方針転換しました。
儲からなかったのか、それともコピー問題が深刻だったのか・・・
今作でアカウント登録が必須になったのも、おそらく不正対策だと思われます。

そのためか、今回は最初から儲けが出るような仕組みにされたようですが、やはり強制動画広告とかは鬱陶しいのが本音。
もちろんメーカーは収益が成り立つ形にしないといけないのは解るのですが・・・

しかし非常に高クオリティーなゲームであることは間違いありません
ある程度の課金仕様は気にならない、FPS ファンの方にはオススメです。

Dead Effect 2(iTunes が起動します)

Super Boys - The Big Fight

スマブラ(大乱闘スマッシュブラザーズ)のリスペクト
どこかで見たようなキャラクターが多人数でボコボコ乱闘する、良くも悪くも大雑把な格闘アクションが公開されています。
Super Boys - The Big Fight」です。

開発したのは香港の小メーカー Mooff Games で、元は Flash でゲームを作っていたところ。
Toon Shooters でスマホアプリに参入し、その後も良作を公開し続けています。

このメーカーはこれまでも MaximusBlackmoor(リンクは iTunes 起動)などの横スクロール格闘アクションを公開しているのですが、Maximus はゴールデンアックスっぽいベルトスクロールアクション、Blackmoor は PC エンジン版ソンソンや Goblin Sword のようなジャンプアクションで、それぞれゲーム性が異なります。

ここの作品は様々なパロディーが盛り込まれているのが特徴で、キャラも技も見たことあるようなものばかり。
元ネタは多岐に渡っていて、ゲームはもちろん、映画やマンガがネタになっているものもあります。
パクリと言ってしまえばそうなのですが、グラフィックのタッチが独特だし、そのまんまコピーされている訳でもありません。
見てて面白いし、良い意味での「悪ふざけ感」があって良いですね。
まあ、コアなゲーマーでないと解らないようなネタが多いのですが。

アプリ本体は無料ですが、「スタミナ制+ガチャ」があるソシャゲ型の収益スタイル。
ただ、キャラクターは課金しなくてもそろう上に、1プレイの時間が長いのでスタミナもほとんど気にならず、無課金でも問題ありません。
むしろこれで課金する人がいるのか疑問な程です。
※アップデートでスタミナは削除されました。

Super Boys - The Big Fight

Super Boys - The Big Fight

前述したようにゲームのベースは「スマブラ」です。
数名のキャラクターでチームを組み、相手チームをボコボコ殴って全員ダウンさせれば勝利。
ステージによってはチームがなく、最後の1人になるまで全員で殴り合ったり、特殊なボスと戦う場合もありますが、とにかく敵を倒せば勝ちですね。

操作は移動スティックと、攻撃を行うAボタン+ジャンプするBボタン。
AボタンとBボタンの間には「+」のボタンがあり、これを押すとA+Bで出せる特殊技が発動します。
他にAボタン押しっぱなしや、波動拳コマンドで出せる技があり、稲妻のボタンで必殺技も繰り出せます。

ただしA+Bの技と必殺技は、一度使うとしばらく使用できません。
また波動拳コマンドは狙って出そうとしてもなかなか出ない反面、必要ない時に暴発することが多く、操作性は良いとは言えません。
画面が自分のキャラクターではなく、全てのキャラクターの中心に位置しようとするため、自分が端の方にいるとスクロールに押されて思うように移動できない場合も多いです。

ただこのゲーム、多人数でボコボコ殴り合う内容なので、そんなに精密な操作は必要なく、連打で大雑把に戦っていても何とかなります。
慎重に戦おうとしても乱戦に巻き込まれてしまうことが多く、そのため操作の問題はそれほど致命的ではありません。

※アップデートで操作性は当初より改善されています。

チーム戦の場合、自分で操作していないメンバーは自動で戦います。
交代ボタンで任意に操作キャラを変更することもでき、誰かがダウンしても控えメンバーがいるなら追加で参戦します。
ただし制限時間があるので、逃げ回って仲間任せにしていたのでは時間切れになってしまいます。

Super Boys - The Big Fight
※必殺技の百裂ビンタが炸裂中。 このキャラのモデルは「くにおくん」のみすずですね。
他にも豪鬼みたいな奴とか、トランスフォーマーとか、X-メンとか、何でもアリ。
無論、全部「そのまんま」な訳ではないですが。


Super Boys - The Big Fight
※リングの上でのデスマッチ。  全員が敵のステージは安全な場所で漁夫の利を狙うのが基本。
ただしコインが出て来たら無理してでも取りに行きましょう。
このゲームの資金はステージ内でひろうコインで稼ぐのが基本で、クリアボーナスは雀の涙です。


キャラクターは最初は1人ですが、戦利品のコインや課金通貨のジェムを使って、ガチャを行うことで増やせます。
ガチャと言っても、コインは割と貯まりますし、課金通貨もゲームの進行で得られます。
さらにボスを倒すと無償でキャラクターを1人貰えるので、課金しなくても普通にキャラは増えていきます。

各キャラには★1から★4までのレアリティがありますが、これはコストにもなっていて、チームの最大コストが4の場合、★1のキャラなら4人加えられますが、★4のキャラだと1人しか入れられません。

レアリティが高い方が最大レベルは高いのですが、各キャラは固有の技を持っていて、★1でも使いやすいキャラや、★4でも使い辛いキャラが存在します。
また同レベルだと攻撃力なども大差ないので、むしろ★1キャラをたくさん入れた方が強いです。
最大コストが十分に増えるまでは、★4は大器晩成型、及び1人しか参戦できないステージ用だと思った方が良さそうですね。

各キャラのレベルは戦闘で増えていきますが、レベルアップしても強さはほとんど(まったく?)変わりません。
代わりにステータスの「最大値」が増えていきます。

ステータスは最大値を増やした後に、ステージクリアで得られるアイテムを使ってアップさせます。
ただキャラごとに必要なアイテムが違い、どれが手に入るかはランダムなので、育てたいキャラを育てられるとは限りません。
強くなるほど必要なアイテムも増えていきます。

逆に確実に強化していけるのは「チーム」のパワーアップ。
経験値が貯まることで「チームレベル」が上昇し、その分だけ全員の能力を底上げするドリンクやスナックを購入できます。
例えばチームレベルが6なら、アタックやディフェンスなどのチームステータスを+6まで強化でき、これはコインさえあれば上げることが出来ます。

他にも余ったキャラの合成による強化、装備アイテム、トレーニングによるレベルアップ、必殺技のパワーアップなど、豊富な強化システムがあります
キャラもどんどん増えるので、育てる楽しみがありますね。
ただシステムがやや複雑で、解り辛くなっているのも否めませんが。

Super Boys - The Big Fight
※メイン画面。 このゲームはテレビ番組という設定で、収録スタジオになっています。
チームステータスはレベルが上がった後に、下の POWERS のアイコンでドリンクなどを買って強化します。
コインは主に、そのパワー購入に費やすものだと思いましょう。
また、やや解りにくいのですが、このスタジオ画面を右にスクロールさせると、トレーニング画面やチケットでアイテムを獲得する画面が出て来ます。
※アップデートで、メイン画面をスクロールさせなくてもトレーニングとアイテム獲得のボタンが表示されるようになりました。

Super Boys - The Big Fight
※合成&強化画面。 レベルアップで上がるのはステータスの最大値だけなので注意。
同キャラの合成をするとレベルの最大値がアップします。
ちなみにこのくノ一っぽいキャラは★1ですが、リーチが長く、使いやすいです。


Super Boys - The Big Fight
※トレーニング画面。 ここにキャラをセットしておくと、時間の経過でレベルアップさせることが出来ます。
え? クレーム付きそうなキャラがいるって? 気のせいでしょう。


ボス戦を含めて5ステージあるエリアが合計 20 も用意されていて、全 100 ステージ
それぞれのボスに異なる演出が用意されていて、作り込みも感じます。

最後の1人になるまで戦うデスマッチステージでどうしても苦戦しますが、クリア済みのステージを繰り返してお金や経験値を稼げますし、育成しながら進めていけば行き詰まることはないはず。
なにより多人数でシンプルに殴り合うという内容には、ゲームの根本的な面白さがあります。

オンライン対戦や週間ランキングなどもあって、盛り沢山な内容。
操作性には改善の余地があり、たまに落ちるのも気になりますが、没頭して楽しめるお勧めのアクションゲームです。

Super Boys - The Big Fight (iTunes が起動します)

moto RKD dash

むかしむかし あるところに、ローラーで回転するベルトの上で、擬似的にバイクを走らせる機械仕掛けのゲームがありました。
それはまだ家庭用ゲーム機が登場する前、テレビゲームさえ生まれたばかりの、1973 年のお話です。

motoRKDdash_1973



このゲームを作ったのは、なんとセガ。

それから8年ほどが経ち、時代の進歩によって「液晶」が現われ、「ゲームウォッチ」が登場します。
このバイクゲームをベースにしたゲームウォッチも開発されました。

motoRKDdash_81

さらに時は流れ・・・ 約 30 年後。

当時、誰も想像し得なかったムーアの法則的進化によって、このゲームはここまで成長してしまいました。
技術の進歩とは、かくも恐ろしいものです。

motoRKDdash_2015

と言う訳で、今回はそんなゲームウォッチ、いや、それよりもっと前のアーケードゲームを超絶リメイクしたアプリをご紹介したいと思います。
moto RKD dash」です。

グラフィックは 3D 化し、サウンドも今風のものにアレンジされている、演出的には間違いなく最新のゲームなのですが、ゲーム性にはワザと当時のものを残していて、ある意味シンプルというか、「あざとい古さ」があるゲームです。

価格は 240 円。 正直、昨今の人だとこれで有料なのは厳しく感じるでしょう。
しかし高すぎるほどではありませんし、得も言えぬ懐かしい雰囲気があります。
それを楽しむゲームと言えるでしょうか。

moto RKD dash

メニューの操作が特殊で、ゲーム開始ボタンやゲームオーバー時のリトライボタンは、少し押しっぱなしにしないと反応しません。
これも何かを模しているのでしょうか?
ゲームを始めるとチュートリアルが表示されますが、これは画面上部の英語表示をタップすればキャンセル出来ます。

チュートリアル後、左下の赤いボタンを押せばゲームスタート。
ハンドルを模したボタンで左右に動き、右のギアボタンで加速します。

ギアには LOW・HIGH・TURBO の3段階があり、HIGH にしてしばらく経つと TURBO にすることが出来ます。
TURBO にすると集中線の演出が現われ、前方のバイクをビュンビュン抜きながら高速走行することが出来ます。

基本的に TURBO で走り続けないと間に合いませんが、他のバイクやガードレールなどにぶつかると LOW まで減速してしまいます。
他のバイクは左右に動くので、その動きを早めに見切るのがポイント。

また走行中は、道路が左右に大きく傾きます。
これはカーブを擬似的に表わしているようで、外側に寄ってしまうため、位置を調整しながら走らなければなりません。

走っていると燃料がどんどん減っていき、これが尽きるまでに 60 TRIP の距離に到達できないとゲームオーバー。
到達すればゴールとなり、次のステージに進みます。

moto RKD dash
※集中線の演出がなんとなく昭和。 ボタンの周りは良い感じに汚れています。
ギアボタンは TURBO になるまで、上を連打しておきましょう。 基本的に減速は必要ありません。


ステージはバラエティーに富んでいて、山道や海岸道路、市街地や謎の工場(?)など様々。
後のステージになるほど変わったシーンが出て来ます。

ゲームオーバーになってもコンティニュー可能ですが、回数が決められています。
ただコンティニュー回数はノーミスでゴールすれば 1UP します。

結構難しいゲームで、特に初心者にとっては道が細くなる4面が壁。
ここで急に難易度が跳ね上がるので、それが難点と言えるでしょうか。

他のバイクには移動範囲があって、道の端の方には来なかったりするので、そこに慎重に入るのがコツですね。

moto RKD dash
※左が問題の4面。 開始前にアドバイザー(?)が「風とスリップに注意」と言いますが、それより蛇行しながら高速で走るライバルが厄介。
右はステージマップ。 ちょっと黄ばんでいてかすれているのが良いです。
オールクリアするとエンディング画面になりますが、少し待っているとアドバイザーがツーリングに誘ってくれます。 画面上部のセリフをタップしましょう。


本格的なレースゲームではないので、そういうのを期待すると「なんだこりゃ」になりますが、「レトロゲームの鬼アレンジ」というのを知ったうえで見ると、非常にユニークなアプリです。

私はオリジナルは知りませんが、こういうエレメカ(機械ゲーム)はやったことがあるので、懐かしさは感じます。
まったく知らなくてもレトロな雰囲気は感じられるでしょう。
変わっているのは、見た目やサウンドからはそういうのは感じず、ゲーム性から感じるという点ですね。

昔を懐かしみたい・・・ というか、そういう気分になりたい(?)方にお勧めです。

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