iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2015年12月

2015 年 iPhone AC 的 ジャンル別ベストゲームアプリ 前編

いよいよ 2015 年も終わり、新たな年が始まろうとしています。
巷では各メディアが今年のベストアプリを発表しており、Apple や Google も「BEST of 2015」などを公開していました。

そこで当サイトでも、年またぎで「2015 年のジャンル別ベストゲームアプリ」を発表したいと思います。

選出は私の独断と偏見です。
ただ、自分で言うのも何ですが、ソーシャルゲーム偏重の多くのメディアサイトよりは、ゲームユーザー向けの実用的な選出になっていると思います。

各ジャンルで「特選」と「次点」を選び、他に注目だったアプリも紹介しつつ、選出理由や論評を掲載しています。

前編となる今回は、以下のジャンルのゲームを扱っています。
(ショートゲーム、アクションゲーム、パズル、RPG、サバイバルゲーム、シューティングゲーム、FPS系 / ガンシューティング)

後編では以下のジャンルのゲームを扱いたいと思います。
(アドベンチャーゲーム、経営/開発シミュレーション、戦略/戦術シミュレーション、タワーディフェンス、レース、ボード / カードゲーム、ソーシャルゲーム、放置系 / クリッカー系、インディーズゲーム、おバカ / ネタゲー / クソゲー、総合大賞)

リンクは全て、当サイトのレビューページへと移動します。
各アプリの詳細と iTunes リンクは、移動先の記事でご確認下さい。

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【 ショートゲーム部門 】

特選Alto's Adventure
Alto's Adventure

次点PAC-MAN 256
PAC-MAN 256 パックマン256

月並みな選出ですが、今年のショートゲームの特選は、スノーボードのランニングゲーム Alto's Adventure にしたいと思います。
ゲーム自体はありきたりですが、やはり美しいビジュアルはプレイヤーの心を打ちます。
トラップ(岩)が見にくい問題もありますが、ランニングゲームで簡単すぎるとダラダラ続いてショートではなくなってしまうため、このぐらいで良かった気もしますね。

PAC-MAN 256 は、あの名作パックマンを「パックマンらしさを損なわずに」クロッシーロード型のショートゲームにアレンジした作品。
バグで崩壊する世界から逃げるという戦慄するテーマも良く、完成度の高い作品です。

今年は他にも Shooty SkiesMountain Goat MountainDashy Crashy など、秀作のクロッシーロード型ショートゲームが数多く公開されました。
もうこのスタイルは1つのトレンドと言えるでしょう。

クロッシー型以外では、際限なくパワーアップしていく 30 秒ブロック崩し breaker、逆タワーディフェンスの 最強!グンマ海軍、超高速穴掘りゲーム ディグディグDX、スタイリッシュな時限制パックマン PAC-MAN Championship Edition DX、軽快な BGM が耳に残る Samurai Blitz が楽しめる作品だったと思います。


【 アクションゲーム部門 】

特選Heroes and Castles 2
Heroes and Castles 2

次点Downwell
Downwell

次点The Executive
The Executive

この部門の特選は悩みました・・・
ゲーム的には、指揮官となって軍勢を陣頭指揮し、城を防衛する Heroes and Castles 2 がクオリティも作り込みも素晴らしいのですが、完全なゲーマー向けで取っ付き辛すぎる。
Downwell は「アクションの楽しさ」という点では間違いなく一番ですが、こちらも難易度が高すぎて付いて来れない人が多数。
そうすると中間的なところで、サラリーマンが社畜獣人と戦うネタゲー格闘 The Executive が良いのですが、なにか妥協している気も・・・

とりあえず今回は、ゲームの奥深さと長期的に楽しめる内容を考慮し Heroes and Castles 2 を特選としましたが、この3つはどれも今年度を代表するスマホアクションゲームと言えるでしょう。

Apple や Google の選出 では、SF 剣劇アクション インプロージョン、オンライン対戦のアクション RPG(MOBA)Vainglory が高く評価されていました。
どちらも優れた作品ですが、私的にはインプロージョンは割と普通のアクション、Vainglory はシロウトは手を出し辛い印象があります。

他にはスマブラ風の Super Boys、横視点ダンジョン探索ゲームの キャリーの洞窟 3Nubs' Adventure、横スクロール格闘の トビーの冒険 などが秀作であったと思います。
新作ではありませんが、ケロブラスターのアップデート も話題になりましたね。


【 パズル部門 】

特選スバラシティ
SubaraCity

次点SPL-T
SPL-T

毎年秀作が多く出て来るスマホのパズルゲーム。
パズルとしてのゲーム性を重視し、特選に スバラシティ、次点に SPL-T を選びたいと思います。

どちらも一見シンプルですが、やればやるほど奥深さが解り、ハマってしまうゲーム。
「パズルとしての完成度」が高い作品です。
ただ、慣れるとかなり長く続くため、手軽に遊べるとは言えなくなってきますが。
また SPL-T は見た目がコレですから、人を選ぶとは思います。

Apple や Google の選出 では、Lara Croft GO と Prune、Shadowmatic が高く評価されていました。
冒険パズルの Lara Croft GO はとても良い作品ですが、ここでは次点の次点ということで。

Prune と Shadowmatic はパズルと言うより、ビジュアルが評価された作品。
日本風ビジュアルの Prune が欧米で高く評価されているのは、日本人としては嬉しいですね。
影絵パズルの Shadowmatic は正解が解ってもなかなか完成と認めて貰えないなど、イライラする部分があったのが私的にマイナス。

各国の BEST of 2015 では、変則マッチ3ゲームの You Must Build A Boat や、物理パズルの Brain Dots(ブレインドッツ)も上位になっています。
ブレインドッツは動画広告が煩わしかったのですが、課金で解除可能になりました。

他に、ボキャブラリーが試される単語作成ゲーム 口先番長VS が、私的には評価している作品。
アングリーバード2 も今さら感はありますが、完成度は高いですね。


【 RPG 部門 】

特選ドラゴンクエストVIドラゴンクエストVII
ドラゴンクエスト6

次点ナイト・アンド・ドラゴン - Knight & Dragon
ナイト・アンド・ドラゴン Knight & Dragon

次点異世界に生きる
異世界に生きる

RPG 部門の特選は、本家の ドラクエ6ドラクエ7 が出てるんだから、やっぱり選んどかないとダメだろうという思いもあり、ドラクエにしたいと思います。
ドラクエ6と7は、正直3や5ほどの評価ではないし、あまり話題にもなっていませんが、それでもクオリティは圧倒的です。
これだけのゲームを Apple も Google も、他のメディアもスルーしているというのは悲しい。
6はスキル制、7は 3DS 世代のグラフィックを持つ作品で、スマホアプリとしての完成度も高いです。

次点の2つは個人作成のインディーズゲームですが、今年の日本のスマホ RPG でもっとも遊ばれた作品でしょう。

ナイト・アンド・ドラゴン は絵もサウンドもないテキスト RPG ですが、ソシャゲの流行で多くのゲームに余計なものが付いているこのご時世に、根幹以外のものを廃した RPG として登場、多くの支持を受けている作品です。
異世界に生きる もシンプルな RPG ですが、退廃的な世界観とデザイン、意外と遊びやすいゲーム性で人気になった作品。 派生作の 異世界の闇の中で も登場しました。

クオリティで言うと、ダンジョンマスターをリスペクトした 3D ダンジョン RPG Legend of Grimrock が次点になると思いますが、英語が分からないと突破が難しい謎もあるため、ここでは次点の次点で。
ローグ系では、不思議のダンジョン系の面白さをそのまま再現した 勇者ダンジョン、逆に海外のローグ系の面白さを堪能できる Sproggiwood が秀作です。

他に、パズル RPG の Hero Emblems、ドラゴンアイランド系の後継作 ネオモンスターズ は、息の長い人気があります。
FINAL FANTASY VII も人気がありますが、私的にはカクカクポリゴンが今見ると辛い・・・
その当時が「思い出深い世代」の人には支持されていますが・・・


【 サバイバルゲーム部門 】

特選Radiation Island
Radiation Island

次点This War of Mine
This War of Mine

次点Craft the World(クラフト ザ ワールド)
Craft the World クラフト ザ ワールド

物資を集めて自給自足の生活を行っていくタイプのゲームを、ここでは「サバイバルゲーム」としています。
該当するアプリは少ないのですが秀作ぞろいですね。

無人島でサバイバルを行いながら島の謎を解いていく Radiation Island は、グラフィックのクオリティ、サバイバルのゲーム性、全体のボリュームなど、どれも圧倒的な作品。
これが 360 円で売られているとか、価格破壊もいいところ。 文句なしで特選です。

This War of Mine は戦火に巻き込まれた民間人となり、戦争の実態を伝える戦時下サバイバルシミュレーション。
難易度は高いですが、世界的に絶賛されている作品で、これも特選クラスのアプリ。

Craft the World(クラフト ザ ワールド)は 2014 年末の作品ですが、昨年選出しなかったので今年取り上げておきたいと思います。
ドワーフ達に指示を出して物資を集め、家を作り、探検を行う集団生活型のサンドボックスゲーム。
テラリアが iOS9 の互換問題でダウンしている今、横視点のサンドボックスゲームはこれが定番でしょう。

欧米では Don't Starve もかなり人気です。 狂気の世界で生き延びるサバイバルゲームで、とにかく難易度が高い死にゲー。 死にながら生きる方法を学んでいくタイプ。
また、This War of Mine をゾンビものにして簡略化した Buried Town も、手軽にサバイバルを楽しめる良作です。
このゲームのシステムは色々と応用が利きそうな気もしますね。


【 シューティングゲーム部門 】

特選.Decluster Zero: Bullet Nocturne
.Decluster Zero: Bullet Nocturne

次点AirAttack 2
AirAttack 2

特選とした .Decluster Zero: Bullet Nocturne は、シューティングゲーム好きが、シューティングファンのために作った縦スクロールシューティング。
激しく美しい攻撃が飛んでくる弾幕シューですが、強力な弾消しがあるため初心者でも遊べ、上級者にとっても十分に手強い、シューティングとしての完成度が高い作品。

AirAttack 2 はグラフィック、特に敵機や建物が崩壊していくシーンが見応えあります。
シューティングとしてはやや大雑把ですが、演出とビジュアルは特筆もので、遊びやすいバランスも良いですね。

BEST of 2015 では全方向スクロールシューティングの Xenowerk(ゼノウェルク)が選ばれており、こちらも遊びやすい万人向けの作品。
また人気全方向シューティングシリーズの最新作 Geometry Wars 3 も、流石のクオリティです。

今年はケイブもシューティングに本格復帰、ゴシックは魔法乙女 を公開していますが、ソーシャルゲームなので悪しからず。
2面しかありませんが 怒首領蜂 一面番長 は、ケイブシュー復活の兆しを見せてくれています。

横スクロールシューティングでは Mugen Vritraおしり前マン~OSIRIUS~ が注目だったでしょうか。
おしり前マンはシューティングとしてはツッこみどころ満載でしたが。


【 FPS系 / ガンシューティング部門 】

特選Hitman: Sniper
Hitman Sniper

次点UNKILLED
UNKILLED

本格 FPS ではありませんが、今年のガンシューティングは Hitman: Sniper が全部持っていった印象です。
ターゲットを狙撃して暗殺する、殺害シーンがリアルに描かれているゲームで、リアル過ぎてヤバい気もしたのですが、だからこそ人気になったのでしょうね。
ゲームとしての作り込みもしっかりしています。

UNKILLED は名前は変わりましたが、Dead Trigger シリーズの後継作。
相変わらず遊びやすい、ややカジュアルなゾンビ FPS で、グラフィックの美しさも健在です。
他には Dead Effect 2 が、Halo っぽい本格 SF FPS として人気でした。

Apple の発表会で紹介され話題になった Warhammer 40,000: Freeblade は、射撃のみを行うシンプルなゲームでゲーマーの評価は今ひとつ。
ゲームロフトの今年の FPS である スナイパーフューリー も、非常にカジュアルな簡易シューティングでした。
最近の FPS 系は二極化されている印象がありますね。

クライム(犯罪)ゲームである GTA シリーズの最新作 Grand Theft Auto: Liberty City Stories も発売されましたが、前作 GTA:SA より小粒な印象です。

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ジャンル別ベストゲームアプリ、前編は以上。
以下、後編に続きます

後編ではシミュレーションやソーシャルゲーム、ネタゲーや総合大賞などをお伝えしています。

一閃勇者

ボクセル(3Dドット)のモンスターを指でなぞって次々と一刀両断していく、爽快感のあるアクション RPG が公開されています。
スラッシュRPG 一閃勇者」です。

こうしたスラッシュ型のゲームは Fruit Ninja をはじめ iPhone 初期には多くありましたが、一通り出尽くしたためか、最近はあまり見なくなっていました。
このゲームは私的に久々に見たスラッシュゲームですが、ローグライク RPG っぽいシステムと、モンスターをスピーディーに真っ二つにしていくアクションが合わさった、テンポ良く楽しめるゲームになっています。

開発は日本の少人数のゲームサークルのようで、アプリの価格は無料。 課金も無し
ただしゲーム内通貨を得るのに動画広告を見る必要があります。

一閃勇者

ゲーム画面は 3x3 のマスに区切られていて、そこにモンスターが現れます。
縦に画面をなぞると中央の縦3マスに攻撃を行い、横になぞると中央の横3マスに攻撃。
ナナメの攻撃もあり、つまり「米」字の方向に斬ることができます。
関係するのはフリックの方向だけで、指の位置は影響しません。

攻撃したマスにモンスターがいればダメージを与えられ、倒せば真っ二つに。
モンスターの絵は奥行きのある 3D のブロックになっていて、それが両断されて落ちていきます。
攻撃時の演出もハデで、バシュッ、ザシュッと斬り捨てていくのが気持ち良いですね。

攻撃したラインに複数の敵がいた場合は、まとめてダメージを与えられます。
またモンスターには弱点を示す矢印が付いていて、その方向に斬ることで2倍のダメージを与えられます。

しかし攻撃するごとにスタミナが減少し、なくなると攻撃不能に。
スタミナは自然に回復していきますが、連続で斬りまくっていると尽きてしまうので、攻撃して来るのが遅い敵はワザとゆっくり倒したりして、回復しながら戦わなければなりません。
敵が攻撃して来るまでの時間は画面に表示されています。

ゲームが進むと邪魔な爆弾や、移動する敵、シールドバリアの付いた敵も登場。
爆弾は誤って斬ると爆発して大ダメージ。 シールドはそれがある方向から斬ってもダメージを与えられません。
バリアは特定の敵を先に倒さないと解除できません。

敵をタップすると突き攻撃を行うことができ、これだとシールドを無視でき、爆弾も避けて攻撃することができます。
ただし突き攻撃はスタミナを3倍消費するため、乱用は出来ません。

一定距離を進むとボスが登場し、倒せばステージクリア。
復活したドラゴンを打倒するストーリーがあり、ちゃんとエンディングもあります。

一閃勇者
※左の画面の爆弾は初心者泣かせのトラップ。 突き攻撃で慎重に対処しましょう。
右の赤いブロックは前方から飛んで来ている矢。 切り払って防ぎますが、早すぎても遅すぎてもダメなので注意。


一閃勇者
※左の画像にいるのはシールドで攻撃を防ぐ敵。 シールドのない方向から斬らないといけませんが、こんな風に全方向を防いでいる場合は突きしか通用しません。
右の鉄板みたいなものはバリア。 右上の黄色い魔術師系の敵を倒さないと解除できません。


ローグライク RPG のように、開始時の強さは毎回初期値からで、常にステージ1からスタート。
道中でイベントキャラクターが登場することもありますが、どこで誰に会うかはランダムです。

冒険中に宝箱やイベントで 武器・鎧・指輪・ネックレス の4種類の装備を得られる場合がありますが、これも何が手に入るかはランダム。
ただ、これらのランダム性のおかげで同じ展開にならないのは良いですね。

装備が有効なのはそのゲーム中のみですが、ゲーム終了後に経験値によってキャラクターのレベルがアップし、初期能力を高めることが出来ます。
これにより、何度も繰り返していれば徐々にゲームがラクになっていきます。

また、集めた「ゴールド」で「スキル」を獲得するガチャを行うことも出来ます。
スキルは最大5つまで装備でき、HP 回復や全体攻撃、一時的なパワーアップなどの効果を発動できます。

ただ、やや気になるのは、ゴールドを得るのにゲーム終了後に動画広告を見る必要があること。
これは最近のゲームでは一般的ですが、このゲームはゴールドをゲーム中に得るのが難しいため、ほぼ毎回ゲーム終了後に動画広告を見ないとスキルを集められません。
こうなると、もはや強制動画広告と変わらない気が・・・

スタミナ制もあり、尽きるとプレイ出来なくなりますが、こちらは動画広告を見ることで全快するため(1回分ではない)、プレイ時間の長さもあって、そこまで制限が厳しいものではありません。
なお、課金が存在しないため、ゴールドやスタミナを手早く得る方法は動画広告のみです。

一閃勇者
※装備を得た時は、新しいものに変えるか、今使っているものを引き続き使うかをその場で選択します。
変えない選択をすると HP が回復するので、あまり差がない装備の時は回復を優先する手も。
重い装備を多く身に付けているとスタミナの消費量が増えてしまうので注意。
右はイベント NPC との会話シーン。 返答を3つから選ぶことが出来ます。
ヘンな返答にすると失敗に終わるケースが多いですが、その方が報酬が良いことも・・・


ボリュームはそれほどではなく、意外とあっさりオールクリア出来ます。
ただ、ダラダラ続くのも良し悪しですから、このぐらいでサクッと決着が付くのも良いと思いますね。
もちろんアクションゲームなので、苦手な方だと苦戦するかもしれませんが。
なお、クリア後は難易度の高い EX モードに挑戦でき、ハイスコアランキングも用意されています。

遊びやすいアクションに、ローグ型のランダム性、武器ドロップ、長期的な育成といった、人気ゲームの要素を一通り盛り込んでいます。
それでいてうまくまとまっていて、手軽に遊べてバランスも良い、お勧めのアプリです。

スラッシュRPG 一閃勇者(iTunes が起動します)

ひまつぶフロンティア

「ゆうしゃよ。 どうせ ねんまつねんしも ひまじゃろ? まおうが ふっかつしたから ひまつぶしに たおしてまいれ」

敵を倒しながら一本道をひたすら進み続ける、シンプルな簡易 RPG「ひまつぶクエスト」。
単純なゲームながら敵が適度に手強く、レベル上げの楽しさがある、没頭して遊べる作品でした。
そのひまつぶクエストを改良し、システムを簡略化しつつ、新たにジョブ(職業)とアビリティ(特技)を加えた、ひまつぶシリーズの新作が公開されています。
ひまつぶフロンティア」です。

操作はほぼ前進と後退だけ。
しかしステータスの上昇量が異なる豊富な職業と、転職後も効果を発揮する多彩なアビリティによってキャラを好みに強化できる、手軽に育成を楽しめるゲームになっています。

今回もアプリ本体は無料で、課金もありません
画面下にバナー広告がありますが、強制的に割り込んでくるような全画面広告や動画広告も出て来ません。

ひまつぶフロンティア

左右に移動し、モンスターにぶつかると攻撃を行います。
敵を倒すと経験値が増えていき、一定値になるとレベルアップ。
「ずーっと右の方」にいる魔王を倒せばクリアの、シンプルな RPG ですね。

モンスターが動くことはありませんが、一応リアルタイム制で、モンスターの前でボーッとしていると殴られ放題になります。
敵の前に立ったら素早く攻撃を行いましょう。

今回は武器が7種類用意されていて、いつでも自由に変更できます。
そしてどの武器を使うかで、攻撃時の操作が変わります。

短剣は連打でバシバシ殴れる、前作と同様のスタイルですが、ハンマーは連打で振りかぶって連打をやめると攻撃、は押しっぱなしで引いて離すと突きます。
は上下する矢印が出てきて中央でタイミング良く止めると高ダメージを与えられ、逆には敵の前で制止することで魔法を放ちます。

連打が早いなら剣や短剣が強く、バシバシと気持ちよく攻撃できます。
一方、槍や杖は攻撃が出るまでが遅いですが、強力な攻撃を行え、連打しなくても良いので指も疲れません。
自分に合ったものを使っていくことができますね。

ただ、武器の強さはジョブ(職業)によって変わります。
フィールド上にある転職の神殿に入ることで、主人公は好きなジョブに変わることができ、それによりレベルアップ時のステータスの伸び率も変化します。
例えば、戦士は HP と腕力と体力が大きく伸びますが、他はサッパリで、武器は剣が「アックス」に変わって強くなります。
盗賊だと敏捷と幸運が良く伸び、武器は短剣とダイスを得意とします。

前作はステータスを好きなように割り振れましたが、今回はジョブチェンジでステータスの伸びをコントロールします。
武器は職業に付属している形なので、装備の入手や購入はなくなっており、戦士のアックスを勇者で使ったりすることはできません。
前作で解りにくかった武器と防具の属性もあまり気にする必要は無くなっていて、この辺は前より簡略化されています。

ひまつぶフロンティア
※職業選びが攻略のポイント。 序盤は戦士で攻撃力と HP を高め、僧侶で回復力を獲得しましょう。
中盤からは勇者で各種のステータスを伸ばしていくのが良いです。
武器は自分が使いやすいものを選ぶのが良いですが、剣・短剣・ダイスといった押しっぱなしでも攻撃できるものだと、経験値稼ぎがラクですね。


装備の入手がなくなった代わりに、新たに追加された重要な強化要素が「アビリティ」。
これは特定のジョブでレベルアップを行うことで習得でき、例えば戦士 Lv10 で「剣相性アップ」、忍者 Lv10 で「移動速度アップ」を習得できます。
これらはジョブを変えても効果を発揮し、おまけにアビリティはいくらでも覚えられます。

よってどんどんジョブを変えてレベルアップし、アビリティを習得しまくることで、多彩な特技を持つ強力なキャラクターを作ることができます。

HP の回復も、僧侶のレベルを上げると習得できる「自然回復」のアビリティによって行われます。
そして回復力は僧侶のレベルを上げれば上げるほど高まり、僧侶 Lv5 だと1秒あたり5回復ですが、Lv20 だと1秒あたり 20 回復します。 回復力4倍。

他にもオフライン中に回復する「休憩回復」や、敵を倒すと回復する「吸血回復」などがあり、これらも対応するジョブのレベルを上げれば上げるほど効果が高くなります。
ジョブは最初から 12 種類利用可能で、ゲームの進行で増えていき、最終的には 30 種類以上になります。

なお、前作はモンスターを「ペット」にすることでアビリティを身に付けていましたが、今回はジョブで習得する形になったので、ペットの特性はなくなっています。
ペットは単に援護攻撃をするだけの存在になりました。
この辺も簡略化された部分と言えますが、今回はずっと連れ回すことで、ペットもレベルが上がっていきます。

ひまつぶフロンティア
※ペットはやられると逃げてしまいますが、レベルが上がると相応に頼りになります。
右はボス戦のシーン。 運が良ければボスもペットにできます。


簡略化するところは簡略化し、代わりに備えるべきシステムを追加して、より遊びやすいゲームに仕上げている印象です。

私的には、これでランダム効果の付いた武器ドロップでもあれば・・・ とか思いますが、あまり複雑にし過ぎないのをコンセプトにしているのでしょう。
確かにこの形なら、ライトユーザーでも手軽に楽しめ、ゲーマーは好みのカスタマイズを行えます。
1つ前の「ひまつぶダンジョン」がちょっと解り辛かったので、その辺も影響あるのかも。

没頭して遊べる一方で、移動中でも手軽に、そして長期的にヒマをつぶせる、お勧めのアプリです。

ひまつぶフロンティア(iTunes が起動します)

Mountain Goat Mountain

ブロックを積み重ねて作ったような 3D の山をひたすら登っていく、変則的なクロッシーロード系のショートゲームが公開されています。
Mountain Goat Mountain」です。

中国で発表された BEST of 2015 に含まれていた作品で、グラフィックやサウンドが良く、テンポ良く遊べ、難易度も適度に難しく、思わずハマってしまう秀作アクションです。
言わば「立体になったクロッシーロード」ですね。

公開したのは中国ではなく、アメリカの課金型ゲームの老舗 Zynga(ジンガ)。
ただこのゲームは無料で遊べ、スタミナや強制広告もなく、無課金でもまったく問題ありません。

Mountain Goat Mountain

画面左側をタップで左上に1歩移動、右側タップで右上に1歩移動します。
後退も可能で、(初期設定では)左下か右下にフリックするとそちらに移動できます。

連打すればピョンピョンとテンポ良く跳ねていくことができ、1マス分の段差なら跳び上がれます。
そのまま山をどんどん登っていけば良いのですが、穴や水場に落ちたら1発でアウト。
テンポ良く移動できるだけに、思わず行きすぎてしまいがちですね。

岩や丸太も転がってくるし、崩れる足場もあって、そんなに激しい攻撃がくる訳ではありませんが、難易度は低くありません。
ただ、だからこそ短時間で繰り返せ、ついやり続けてしまいます。

各所にジャンプ台もあり、乗ると高いところや離れた場所まで一気にジャンプ。
ジャンプ台が連なっていて連続ジャンプしていくシーンもあり、スピーディーに展開します。

立ち止まることも出来ますが、しばらく時間が経過すると空腹を示す草のマークが出てきます。
これが消える前にたまに生えている草を食べないと餓死してアウトになってしまいます。
危ない場面では慎重に進むことも必要ですが、あまりノンビリはしていられません。

Mountain Goat Mountain
※ジャンプ台のおかげで、クロッシーロードにはなかったスピードと大きなアクションがあります。
右はたまに見つかる宝箱。 取ればコイン5枚分。 ただし危険な場所におかれています。
リスクを考えると5枚というのはちょっと少なめ?


クロッシーロード系らしく、自機(ヤギ)が豊富に用意されていて、コイン 100 枚で行えるガチャで集められます。
そしてヤギを変えると、風景も大きく変化します。

地下鉱山風、水中風、テクノ風、鉛筆画風、ギリシャ風、日本風、レゴ風、クリスマス風など多種多様。
ヤギに性能差は無く、ゲームシステムも変化することはありませんが、雪が降ったり、景色が揺らめいたり、光源ができたり、演出も含めて外観はおもいっきり「様変わり」します。

これにより、よりヤギを集めていく楽しみがありますね。
まあ、中にはプレイし辛くなる風景もありますが。

難点というか、私的に納得できないのは、ガチャでダブったヤギが出てしまうこと。
そしてダブった場合、単にコインが無駄になって終わります。
これはさすがにガックリ来るので、目立った難点のないゲームですが、ここだけは改善して欲しいですね。

Mountain Goat Mountain
※鉛筆画風のステージと水中のステージ。 BGM なども変化します。
他にも紹介したくなるステージが豊富にあり、ここまで大きく変わると「おおっ」と思いますね。


数あるクロッシー系の中でも、間違いなく上位のゲームだと思います。
特にグラフィックのクオリティは、この系統では現時点のトップではないでしょうか。

ゲームシステム自体はクロッシーロードと大差ないかもしれませんが、こちらの方がダイナミックでスピード感もあるため、やっていて楽しくなります。
課金不要でスタミナも無く、万人向けの内容で、お勧めできるアプリですね。

Mountain Goat Mountain(iTunes が起動します)

ガールフレンド(♪)

かわいい女の子のカードを手軽に集められる、萌えポチポチゲーの成功作「ガールフレンド(仮)」。
家族団らんを一瞬にして気まずい空気に変える CM で話題になり、アニメ化もされたこの作品が、スマホ用の音楽ソーシャルゲームになりました。
ガールフレンド(♪)」です。

iTunes では登録名に記号を使えないのか、「ガールフレンド(おんぷ)」という間抜けな感じの名前になっています。
Google Play では「ガールフレンド(♪)」です。

このゲームは 12/1 に公開されたのですが、公開してすぐアクセス過多と不具合が発生し、緊急メンテナンスに突入。
当初は 12/3 に再開される予定でしたが、「当初の予想を超えた修正対応が発生」しメンテナンス延長。
その後も「検証の度に不具合が発生」したため再開はズルズルと伸び、データが消えた、課金しても課金通貨をくれない、課金したら操作不能になるなど、コントとしか思えない問題を連発。

結局、再開は 12/16~17 になり、その後もイベントのためメンテナンスを実施後、すぐイベントに不具合が起きてまたメンテ、さらにメンテ中に別の不具合が見つかってメンテが延長など、ユーザーを笑いの渦に巻き込んでいます。
そんな状況を律儀に報告している公式ツイッターは こちら です。

そんなこんなで、年の瀬にやって来た「超大型ネタゲー」だった訳ですが、とりあえずサービスは再開されたし、話題作でもあるので、また何かありそうですがレビューしておきたいと思います。

ガールフレンド(♪)おんぷ

ガールフレンド(♪)おんぷ

ゲームシステムは既存の音楽ゲームと変わりません。
画面中央からマーカーが飛んできて、画面端に表示されるタップ位置と重なった時に指で押していきます。
音ゲーなのでタップするタイミングは歌や曲に合わせられています。
目で見て押すのではなく、声やリズムに合わせて押していくことが大切ですね。

画面のレイアウトは ラブライブ! スクフェス に似ています。
ただ、このゲームのタップ位置は常に表示されている訳ではなく、マーカーが出て来た後、それに対応した場所だけが表示されるようになっています。
これは背景のキャラクターを出来るだけ見せようとしているためだと思われますが、早い段階でマーカーが来る場所を把握できるため、プレイしやすさにも繋がっています。

難易度は4段階ありますが、かなりメリハリがある印象。
「カンタン」は本当に簡単ですが、「ムズカシイ」は実際に難しい譜面で、日替わり曲にある「激ムズ」は複雑な譜面が高速で飛んで来るためマジでムズいです。

また、譜面自体もトリッキーで、ボーカル中心であるためリズムを無視して声に合わせて押さなければならないシーンが多く、さらに長押しとタップの複合が多発します。
例えば「左の指で長押ししながら、右の指で連打しつつ、その途中で左の指を離す」みたいなのが普通に来ます。
デレステ(アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ)も上位の難度はそんな感じでしたが、それよりさらにトリッキー。

ただ、譜面は難しめですが、クリアの難易度は高くありません。
なぜなら、パーティーメンバーがプレイ中に強力なスキルを次々と発動させるから。

レア以上のメンバーは スコアアップ、判定を甘くする、スタミナ(HP)回復 のどれかのスキルを持っていて、特に回復が強い。
メンバーは7人+助っ人1人と多めなので発動機会も多く、これだけいれば誰かしら回復スキルを持っているので、ミスってもどんどん回復します。
無理に激ムズに挑戦してボコボコになり「もうダメだ~!」となった時でも、途中で回復しまくって終わった時には全快していた、みたいなことが起こります。

おかげで十分に手応えを感じる譜面でありつつも、初心者でもクリアしやすい形になっていて、一風変わったバランスですが、これはこれでアリだと思いますね。

ただ、気に入らないのが「ミラーボール」。
コンボを繋げていくと画面下にこれが現れ、フリックで回転させることでスコアがアップするのですが、リズムに全く無関係にスキを見て回さないと行けないので、ミスの原因になるうえにリズム感も損ねる。
無視してもいいのですが気になるし、取って付けたような感じが否めません。

ガールフレンド(♪)おんぷ
※ステージで踊っているのはメインキャラ1人だけで、サポートメンバーはスキル発動時のカットインのみ登場します。
上位の難易度に挑むなら回復系を持っているキャラを多く入れておきたいところ。


ガールフレンド(♪)おんぷ
※下部中央にあるのがミラーボール。 コンボを重ねた時のボーナスアイテムなのですが、ハッキリ言って邪魔。
忙しい時には構ってられませんが、止まってると損してる気分になります。 しかし回しに行くとたまにミスる・・・


クリアすると スコア・コンボ・クリア回数 の3つの評価に応じて報酬が貰えます。

スコアはメンバーのステータスに影響されるため、上位の難易度だとキャラのレアリティとレベルが高くないと高評価にならないのですが・・・
ただ割と判定は甘く、レアキャラをそろえていれば、たとえレベル1でも難易度「フツウ」なら S や A を取れます。
音楽ソシャゲは「高レアをそろえてレベルも上がってないとフルコンボしても低評価で報酬もショボい」みたいなことになりがちですが、さすがに後発なのでそれは出来るだけ避けているようですね。

これに以外に、経験値・アイテム・新メンバー・好感度なども入手できます。
経験値は難易度、好感度の上昇量は最大コンボ数に応じているため、キャラのステータスだけでなくプレイヤーのテクニックも重視されている印象です。

メンバーは合成でレベルアップし、同キャラ合成で進化する、一般的なソシャゲのパターンですが、このゲームのパーティーメンバーは「サポートメンバー」という事になっていて、全員メインキャラではありません。
では踊っているメインキャラは誰かというと、「センターガール」という別枠のメンバー。

センターガールは候補の中から好みの女の子を選択でき、利用できる人数はプレイヤーレベルのアップで増えていきます。
センターガールにステータスはありませんが、衣装を着せることができ、衣装のステータスがセンターガールのステータスと言えます。

一応センターガール自身にもレベル(なかよし度)があり、衣装のステータスに補正を加えられるのですが、影響は大きくなく、アップさせるにはアイテムが必要。
センターガールはあくまで「アバター」に近いものですね。

衣装はガチャやイベントで入手し、そのためガチャからはキャラクターが出る場合と衣装が出る場合があります。
衣装を変えれば見た目も変化。 ただ強力な衣装を得たら、そればっかり着ることになるので、どのキャラも顔以外は似たような感じになるのが気になりますが・・・

ガールフレンド(♪)おんぷ
※好感度の上昇値はコンボ数に応じているので、多く上げられるかは実力次第。
上の難易度ほどマーカーが多いので、ミスらずにプレイ出来るのなら難しい方がよく上がります。


ガールフレンド(♪)おんぷ
※衣装にもステータスがあり、合成で強化することも可能。
さらにスキルが付いていて、画面隅にあるボタンを押して発動させますが、音ゲープレイ中にそんなことしてられないので、普段は自動にしておきましょう。
衣装スキルの自動化はゲーム開始前に「設定を変更する」のボタンで行えます。

キャラクターや曲については好みがあると思いますが、とりあえず演奏中のステージやゲーム中の演出、キャラクターの 3D モデルなどは良く出来ていると思います。
デレステ のように複数のキャラがステージに現れる訳ではありませんが、グラフィックは見栄えがします。

9月以降、このゲームの PV(Youtube)が公開される度、地味なステージと演出がデレステと比較され、2ch 系まとめサイトなどで散々ネタにされていたのですが、実際にアプリで見るとゲームの演出とカメラワークが加わるため、そこまで見劣りする訳ではありませんでした。

まあ、このゲームはプロのアイドルがテーマではなく、一般の女子学生をテーマにしているので、そもそもコンセプトに違いがあったのだと思います。
実際に出て来たものはハデなステージで、アイドル張りに激しく歌って踊っていたので、逆に違和感がありましたが、その辺は反響を受けて調整していたりするのでしょうか?

曲はそれぞれのキャラをテーマにしたキャラクターソングという感じですが、言われているほど悪くないと思います。
作詞作曲は主にアニメの楽曲を手がけている方に発注されているようです。

ただ、キャラデザインといい曲といい雰囲気といい、とにかく「萌えゲー」なので、改めてになりますが、万人向けの音楽ゲームではないです。
音ゲーとしても楽しめる内容になっていますが、耐性がない人には辛いですね。

ただ、私は耐性はない方ですが、このゲームは割と普通に遊べています・・・
デレステあたりで耐性が付いたのかもしれませんが、全体的に「日常系」で、オープニングアニメもギャグ調、ラノベ的な感じでもないので、その辺が理由でしょうか?
まあ、このあたりは人によると思いますが・・・

ガールフレンド(♪)おんぷ
※曲はプロの方が制作されている模様。 最初から4曲あり、ゲームの進行でどんどん増えていきます。
なお、曲の属性とジャケットの色が合っていない場合があるので注意。
この曲の絵は背景が青、キャラの髪が青、服も青、それなのに曲は赤属性。 それってどうなんだ。


ガールフレンド(♪)おんぷ
※ゲームの進行でストーリーシーンが解禁されていきます。
ただ、昨今の萌えゲーには珍しく、ストーリーシーンにボイスは無し。 その分、テキスト量はかなり多め。


全体としては、十分にクオリティーの高い音楽ソーシャルゲームだと思います。
賛否両論あるゲームで、萌えゲーファンだと別の視点があるかもしれませんが、私はそこまで悪く言われるほどのアプリではない印象ですね。 ただし、あくまでアプリ自体は。
運営は・・・ さすがにヒドいと言わざるを得ない。 もう「炎上マーケティングかよ」というレベルで。

先日もクリスマスイベントの不具合で、クリスマス前の 22 日にメンテ突入という芸当をやらかしたばかり。
そのままクリスマス終了までメンテが続いていればもっと面白かったのですが、空気を読まずにイブの直前に復旧してしまいました。 残念。
しかしこんな状況ですから大詫び石バラマキ大会で、始めるには良い時期だと思います。
きっと正月もなんかやらかし、盛大にお年玉の詫び石をバラまいてくれるものと期待しております。

巷では デレステ派ガルフレ派ラブライバー の先兵達が三つ巴の争いを繰り広げているようですが、実際に天下三分の計を実現できる 映像力・音ゲー力・萌力 を持っていると思います。 運営力が致命的に足りてませんが。
果たして半年後に覇を唱えているのはどこの勢力なのでしょうか?
ともあれ私は、普通に音ゲーとして楽しめています。

ガールフレンド(おんぷ)(iTunes が起動します)

Grand Theft Auto: Liberty City Stories

広い町の中を自由に散策し、車を奪い、通行人を襲い、警察と銃撃戦を行える、強盗・殺人なんでもアリのクライム(犯罪)ゲーム「Grand Theft Auto」シリーズ。 通称 GTA。
スマホにも GTA IIIGTA:Vice CityGTA:San Andreas などが移植されていますが、先日新たにシリーズ作が公開されました。
Grand Theft Auto: Liberty City Stories」です。

が、やって思ったのは「あれ? GTA:SA よりも劣化してる・・・?」
それもそのはず、GTA:San Andreas は 2004 年の作品ですが、PS2 用に開発された家庭用据え置きゲーム機のソフトでした。
一方、今回の GTA:Liberty City Stories(以下 GTA:LCS)は 2005 年公開ですが、PSP 用に作られた携帯ゲーム機のソフト。
元の対象ハードが GTA:SA より下なのです。

よって内容は新しい GTA と言うより、GTA III や GTA:VC の外伝と言った感じ。
ゲームの舞台は GTA III と同じで、システムや演出などは GTA:VC を踏襲している印象です。

価格は 840 円。 買い切りゲームなので広告や課金は一切ありません。
ゲーム機用の日本語版には表現規制があったようですが、スマホ版は通行人を倒すとお金を落とし、ダウンした相手への追い打ちもあるので、規制はかけられていないと思われます。
メッセージは全て日本語化されています。

GTA LCS Grand Theft Auto: Liberty City Stories

GTA LCS Grand Theft Auto: Liberty City Stories

主人公はある大物を殺害して服役していたマフィアの構成員。 出所して幹部になれるのかと思っていたら、また下っ端としてこき使われるというストーリー。
日本のヤクザ映画でもありがちなパターンですね。

主に有力者から依頼を受けて、そのミッションを遂行するのを繰り返して進行します。
GTA:VC と同じパターンですが、今回は主人公がマザコンで、「ママに認めて貰うため」の自発的なミッションも存在します。

ミッションは逃走の手伝いや敵グループとの交渉、邪魔者の殺害や敵幹部を痛めつけて脅すなど、極悪非道なものを中心になんでもアリ。
交渉も売春婦(ゲーム内での呼び名はコンパニオン)を送り込んで懐柔するなど、やることなすことアウトロー。

ただ、ミッションの途中で警察に追われることも多々あります。
普段の行動時にも通行人を大量にひき殺したり、銃を乱射したり、警官の目の前で車を盗んだりすれば警察に手配されることになります。

警察に追われるとパトカーが大量にやって来てバンバン銃撃され、車で逃走すると激しく衝突してきてハデなカーチェイスが繰り広げられます。
さらに反撃すると「手配レベル」が上昇、追跡はますます激しくなり、ヘリが飛んできて、特殊部隊まで登場、どんどん大騒ぎに発展。
ただ、このハチャメチャぶりも GTA の面白さと言えますね。

捕まったりダウンしても、若干の保釈金や治療費を取られるだけで放免となりますが、ミッション中の場合はやり直しに。
ただ、今作は元から携帯ゲーム機用に作られていたので、ミッションは全体的に短めになっています。
この点はむしろ、スマホにはマッチしていると言えそうです。

GTA LCS Grand Theft Auto: Liberty City Stories
※車の色を変えて警察の目をくらませる塗装屋。 ここは頻繁にお世話になります。
ミッション中に「警察をまけ」と言われた場合、ただ逃げていてもダメなので、この塗装屋で色を変えるか、各所に落ちている警察バッジを取って手配度を下げましょう。


GTA LCS Grand Theft Auto: Liberty City Stories
※事故った後、車から降りてきた相手と格闘中。
FPS とか格闘ゲームではないので、戦闘は割とアッサリです。 そっち方面の作り込みは期待しないように。
一方、カーチェイスは車の挙動がリアルで面白いです。


ここまでに述べた点は、GTA シリーズに共通している部分。
今作、スマホ版 GTA:LCS の特徴については・・・

まずグラフィックは、最新のスマホに合わせた高画質なものになっています。
それでも 10 年近く前のゲームの移植なので、昨今の 3D グラフィックのゲームと比べると見劣り感はあるのですが、同じ舞台である GTA III と比べるとだいぶ違いますね。

キャラクターの影が省略されていて、車体への景色の映り込みもなくなっているので、GTA:SA より劣っているのは否めませんが、ライティングが綺麗で、車のヘッドライトやテールライト、街灯などで景色が綺麗に彩られます。
インターフェイスも使いやすく、ボタンサイズも変更可能で、操作し辛いと感じたことはありません。

※影が省略されていて、車体への映り込みもなかったのは、iPad Air でプレイしていたためのようです。
iPhone 6、iPhone 6s などであれば、影も映り込みも表現されます。
なお、ユーザーがグラフィック設定でこれらを ON/OFF することは出来ません。


車の破壊表現の細かさは相変わらず。
ちゃんと当たった場所から壊れていき、バンパーが曲がり、ドアが取れ、車体が歪むなど、段階的なダメージ表現が行われます。

GTA:VC を踏襲しているためか、ストーリーシーンのキャラクターのしぐさも細かく、棒立ちのまま喋ることはほとんどありません。 それっぽい身振りや手振りを交えて会話を行います。
ただ GTA:VC と比べると、キャラの動作や部屋の装飾は省略されている感もあります。
ちなみにギャングのストーリーであるためか、妙な性癖を持つヘンタイキャラ満載。

町は前述したように GTA III と同じなので、GTA:VC や GTA:SA と比べると狭いです。
あくまで比較しての話で、ゲームとして十分な広さではありますが。

私的に気になったのは利用できる施設の少なさ。
GTA:SA には飲食店やジム、理髪店、洋服店など、多彩なお店がありましたが、今回は III と同じでショップと言えるのは武器屋ぐらい。
スキルや細かいステータスもなく、この辺は古い GTA に戻った感じです。

GTA LCS Grand Theft Auto: Liberty City Stories
※パトカーと事故ったシーン。 車の破壊表現は GTA シリーズの特徴ですね。
ヘッドライトも綺麗で、これはスマホ版で強化された部分。
なお、車が横転したり火を噴いたらすぐ脱出しましょう。 ほどなくして爆発します。


GTA LCS Grand Theft Auto: Liberty City Stories
※乳と尻だけ切り取られたボンテージファッションのデブ男登場。
ややカクカクなポリゴンですが、キャラの一挙手一投足は非常に細かく表現されています。
ただ部屋の装飾は簡素な印象。


全体としては、やはり「携帯ゲーム機版の GTA だな」って感じです。
GTA:SA と比べると全体的に縮小されているのは否めません。
ただストーリーを進めやすいので、今までよりもサクサク感がありますね。

スマホ / タブレットでは GTA:SA が先に完全移植されているため、「後発なのに縮小版って・・・」というのも無きにしも非ずですが、新しい GTA シリーズを期待していた方には、この発売は嬉しいところでしょう。

ただ、クライム(犯罪)ゲームでヘンタイシーンもあるので、子供に見せられるようなゲームではありません。
この点はくれぐれもご注意を。

Grand Theft Auto: Liberty City Stories(iTunes が起動します)

Dashy Crashy

良くあるタイプの 3D ランニングゲームでありながら、軽快な BGM と疾走感、テンポの良さと派手なクラッシュシーンのおかげで思わず繰り返してしまう、レーシング型ショートゲームが公開されています。
Dashy Crashy」です。

ゲームウォッチ型」とも言えるシンプルな内容ですが、他の車が勝手に事故ってハデに吹っ飛び、それに巻き込まれたりすることもある、予測の付かないクラッシュシーンが特徴のゲームです。
また明るいボイスとサウンドの非常に「ノリ」の良いゲームで、Emoji による表現もユニーク。
終始楽しげな雰囲気なのも良いですね。

システムは「クロッシーロード系」とも言え、短いサイクルのゲームを繰り返し、豊富な自機を集めていくスタイル。
アプリ本体は無料ですが、何度かプレイするごとに動画広告が表示されます。
ただ、この広告は一度でも課金をすると非表示になります。

Dashy Crashy

車が自動で走り続け、画面を左右にフリックすると隣の車線に移動します。
後は他の車を避けてひたすら走り続けるのみ。 ゲームとしては非常にシンプル。
ぶつかったらゲームオーバーですね。

ルール説明はこれでほぼ終わりなのですが、たまに警告が表示され、後方からパトカーや逃走車、UFO などが走ってきます。
そしてそれがなんと、他の車のボコボコはね飛ばしながら暴走していきます。

事故って吹っ飛ぶ車はちゃんと物理シミュレートされた動きで、リアルかつ滑らかに飛んでいきます。
これを素早くかわさなければなりません。
どういう風に事故が起こるかは解らず、多重事故で大惨事になったりして、予想外の事態になるのがゲームの難しさであり、面白さでもあります。

他にも渋滞や事故現場などのイベントが発生し、何もイベントがなくても他の車が接触して事故が起きることがあります。

また、前にフリックすると加速、後ろにフリックすると減速できます。
ゲーム的にはゆっくり走った方が安全なのですが、それだと点効率が悪くなるので、何も起きてない時は早めに走ってスコアを稼ぎ、暴走車が来たら減速して慎重に抜けるのが基本でしょうか。

Dashy Crashy
※事故ってしまって「見ざる聞かざる言わざる」。 ちなみに来年はサル年。
絵文字というか「Emoji」の演出がユニークです。 意味は解ってないんだろうけど、目も当てられない大惨事ってことなんでしょうね。
右は「事故現場あり注意」のフキダシ。


冒頭でも述べたようにクロッシーロードのスタイルで、たくさんある自機(車)をコレクションするのが目的の1つになります。
ただ、このゲームで新しい車を手に入れる方法は「一定のスコアを獲得する」ことで、コインを集めたり、ガチャを回すのではありません。

プレイ中のスコアが 100 を越えるとランク D、250 でランク C、500 でランク B と上がっていき、このランクに応じた車が手に入ります。
よって上位ランクの車が欲しい場合は、頑張って高スコアを出さなければなりません。

このゲームの車には性能差があって、スポーツカーは速度が速く、大型車は耐久性に勝ります。
トラックだと4回ぐらいぶつかっても平気なので、手に入ればゲームはかなりラクになりますね。
ただ、同じ車ばかり使っていたのでは新車は手に入らないので、コレクションを増やしたいなら色々な車で高スコアを目指す必要があります。

難点は何度かプレイすると動画広告が出て来ることで、テンポとノリが良いゲームだけに、動画広告でそれが中断されるデメリットを強く感じます

ただ、1度でも車を購入する課金を行うと、以後広告は一切出なくなります。
買うのはどの車でも良く、低ランクの車なら 120 円なので、つまりこの値段で広告非表示に出来ます。
そう考えると安いと言えますね。

Dashy Crashy
※新しい車はゲーム中にプレゼントボックスのフキダシを出している車を追い抜くことで獲得できます。
このプレゼントの車はランダムではなく、一定スコアで現れるので、ゲームを頑張るしかないですね。
右はゲームオーバー時のシーン。 事故った自分の車に他の車が追突し、大事故に発展して行く様子を見ながらの終了となりますw


適度に難しく、テンポとスピード感が良いため、ついハマってしまうゲームです。
スマホには数え切れないぐらいあるタイプのゲームですが、その中では間違いなく上位でしょう。

私はクロッシーロードはそんなに楽しいと思えなかったのですが、このゲームは面白いです。
ルールが簡単で見栄えも良く、重課金もスタミナもない、万人にお勧めできるゲームですね。

Dashy Crashy(iTunes が起動します)

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