iPhone AC 番外レポート

iPhone や iPad(スマホやタブレット)の、主にゲームアプリのレビューを行っています。

2016年03月

Train Conductor World: European Railway

次々と走ってくる列車の線路を指でなぞって作り出していく、タッチパネルならではのアクションゲームが公開されています。
Train Conductor World: European Railway」です。

列車の行き先をコントロールするゲームは、スマホには昔からたくさんありました。
その多くは、線路のポイント(分岐)を切り替えたり、線路の付いたパネルを動かすものがほとんどでしたが・・・
このゲームには、分岐やパネルは出て来ません。

指でなぞった方向に線路が新たに作られるシステムで、どんな角度の線路でも瞬時に生み出せます。
これがタッチパネルの直感的な操作に非常にマッチしていて、スピード感もあり、やっていて楽しいゲームに仕上がっています。

ただ残念なのは「本体無料のアプリ」であり、スタミナ制ではありませんが、先に進むには長い時間をかけるか、同じステージを繰り返してコインを貯めるか、課金をする必要があります。
ゲーム自体はハイテンポなのですが、全体の進行は遅いという、なんとも微妙な作りです。
間違いなくゲームは面白いんですけどね・・・ ゲームはね・・・

なお、舞台はヨーロッパですが、開発したのはオーストラリアのメーカーです。

Train Conductor World European Railway

Train Conductor World European Railway

最初のステージは横に3本の線路が延びています。
ゲームが始まると左右から列車が走ってくるのですが、青い列車は一番上の青い標識のある線路に、赤は真ん中に、黄色は下の線路に移動させる必要があります。

青い列車が一番上以外の線路から出て来た時は、線路を新たに作り出して上に誘導しなければなりません。
誘導の方法は簡単で、青い列車を上の線路にドラッグするだけ
すると指を動かした方向に合わせて新しい線路が現れ、列車がそこを走っていきます。

列車はどんどん出て来るので、休みなく正しい線路に誘導していかなければなりません。
もしぶつかりそうになった時は、タップで急停車させることが出来ます
ただし停車させると積んでいる「★」が消滅し、クリア後のスコアが減少するので、出来るだけ停めずに走らせた方が評価は高くなります。
また、停車させたまま一定時間が経つとしびれを切らして勝手に走り出してしまうので、停めておいたらずっと安全という訳ではありません。

時間制のゲームで、1ステージは1分で終了
ただし列車がぶつかってしまうとミスになり、その時点で終わってしまいます。
違う出口に列車が入ってもミスにはなりませんが、その分のスコアは加算されません。

Train Conductor World European Railway
※川を越えるステージ。 鉄橋もなぞるだけで瞬時に完成。 列車を次々とさばいていくのが楽しいです。
水面に列車の姿が映っているなど、グラフィックも綺麗。
バルーンを取るとコインが多く増えるので、あえて寄り道させたり、バルーン優先で違う出口に向かわせてしまうのもアリ。


Train Conductor World European Railway
※凱旋門の周囲に環状線のある、一風変わったレイアウトのステージ。
中央の線路で一回転させ、進入してきた方向に戻らせても色が合っていれば OK です。
ただ時間制のゲームなので、出来るだけ早く出口に向かわせないとタイムロスになり、スコアは下がります。


通常、どの列車もコンテナを1つ運んでいて、正しく誘導したコンテナの数だけクリア後にコインが増えます
このコインが一定量貯まると、線路の描かれたタイルを1枚貰えます。

ステージ選択画面はマス目で区切られたヨーロッパのマップになっており、ここに線路のタイルを並べて都市同士を繋げると、新しいステージをプレイ出来るようになります。
最初のステージは線路が3本ですが、中には4本のステージや、出口は2つなのに進入路が4本あって渋滞しやすいステージなども登場。
追加ステージではありませんが、一定時間ごとにコインを生み出す都市も存在します。

ただ難点は、このタイルの入手が大変なこと。
タイルを集めるほど次のタイルの入手に必要なコインは増えていき、そのうち 150 枚とか 200 枚とかになります。
1ステージで入手できるコインの量は 15 枚前後なので、つまり 10 回はプレイしないと得られない。
そしてタイルを得ても、それを何枚も並べないと次の都市に繋がらないため、ゲームが面白くてもさすがにしんどく、そのうち飽きてしまいます。

加えてタイルには横向きや縦向き、カーブ型など様々な形があって、必要な形のタイルが手に入らないと都市同士を繋げられません。 しかしどれになるかはランダムなので、欲しいものが出ないことも。
加えて森を越えるには鉄のタイルが必要で、これは滅多に入手できず、合成でも手に入りますが木のタイルが5枚も必要。 ますますしんどい。

前述したように時間経過でコインを生み出す都市があり、一定時間ごとに多めのコインを貰えるイベントも発生するので、毎日少しずつ進めていくようにすれば、そこまで無数にプレイしなくてもタイルは集められるのですが・・・ それでもまあ、ラクではないです。
ともあれ、一気に集中して遊ぶようなゲームではないと思った方が良いでしょうね。

Train Conductor World European Railway
※マップ画面。 タイルは置いても後で回収し、置き直すことが可能。
しかし回転はさせられないので、横に伸ばしたいなら横向きのタイルが絶対に必要です。


Train Conductor World European Railway
※課金型ですから、タイルは課金購入も可能。 ただし内容や得られるタイルの枚数を考えると割高感は否めない。
森を越えられる鉄のタイルはもっと高額で、買える枚数も少なめです。

私的には、非常に惜しいゲームという印象です。
ゲーム自体は面白いし、クオリティも高い。 列車は 3D で描かれていて滑らかに動くし、1ゲーム1分だからサクサク遊べ、線路を自在に引けるのも新しいです。
もしこれが買い切りゲームで、もっと手軽に上位のステージまで遊べる内容であれば、おそらく iPhone の「名作」の1つに数えられたことでしょう。

しかし課金型にしてしまったがために、そうではなくなっている・・・
今さら「本体無料の課金型ゲーム」なだけで非難したりはしませんが、このゲームにこの方式はマッチしていない。 金額や待ち時間のバランスも悪い。

無課金ではやってられないし、コイン2倍の課金がある訳でもなく、課金したところで都市1つを繋げられるかどうかのタイルしか手に入らないし、後半の都市は高額なタイルが必要になるのでいくらかかるのか予想も出来ない。
ショートゲームにそこまで金は出せません。
プレイがうまければ一気に稼げるとか、早期に先に進めるとか、そういう訳でもないから作業感もあります
継続的なパワーアップがある訳でもない・・・

まあ、すごくじっくりプレイしていける人なら、何度も言うようにゲーム自体は面白いので悪くないかも。
本体は無料ですから、試す価値のあるアプリではありますね。
少なくとも初見は文句なく楽しめます

Train Conductor World: European Railway(iTunes が起動します)

※Youtube 公式 PV

おそ松さんのへそくりウォーズ ~ニートの攻防~

昨年10月から始まり、破天荒すぎる内容で大きな話題となっているアニメ「おそ松さん」。
あまりの人気っぷりに様々なイベントが行われ、グッズも数多く登場していますが、それにあやかろうとしたゲームアプリが先日公開されました。
おそ松さんのへそくりウォーズ ~ニートの攻防~」です。

内容はズバリ、「にゃんこ大戦争」のパクリ。クローン。
キャラがおそ松さんの登場人物になっている一本道型の RTS ですね。

正直、たくさんある一本道 RTS の中では、クオリティは高い方ではありません。
しかし思ったほど低い訳でもなく、「急造のアニメ便乗アプリ」としては意外としっかり作られています。
現時点(2016/3)の iTunes や Google Play には「落ちる ★1」というレビューが多くありますが、それ以外は及第点の評価が多いですね。

販売はエイベックスの映像コンテンツ部門であるエイベックス・ピクチャーズ、開発は「ちゅらっぷす」という沖縄のメーカー。
アプリ本体は無料ですが、課金やガチャ、スタミナはあります。

おそ松さんのへそくりウォーズ ニートの攻防

おそ松さんのへそくりウォーズ ニートの攻防

ルールは にゃんこ大戦争 とまったく変わりません。
時間と共に貯まっていく AP というポイントを消費して、味方のユニットを出撃させます。

出撃したユニットはまっすぐ敵基地に向かって進んでいき、敵に遭遇すると自動で戦闘を行います。
出撃後のユニットに指示は出せないため、プレイヤーがやることは出撃するユニットの選択のみ。
AP を消費し、AP 増加量と最大値をアップさせることも出来ます。

ユニットは「おそ松さん」のキャラになっていて、最初に使えるのはコスト(AP消費)が低くて量産できる「おそ松」、耐久力が高い盾役の「カラ松」、コストは高めですが素早さと攻撃力も高めの「チョロ松」の3人。

移動力がある突進型の「十四松」と、遠距離攻撃+範囲攻撃の「一松」「トド松」はガチャで当てなければ使えません。
また、この3人は高コストキャラで、強いですが出し辛いです。

同じキャラを何人も出撃させることが可能で、敵を退けて敵基地を破壊すれば勝利。
逆に敵に押し込まれてこちらの基地(松野家)が破壊されると敗北。
ただ松野家に敵が接近しても、一定時間ごとに「メガニート波」なる虹色光線を発射して撃退することが可能です。  要するに「にゃんこ砲」ですね。

基本戦略はまず AP の増加量を高め、敵が接近してきたら盾役(カラ松)や軽歩兵(おそ松)で足止めしつつ、メガニート波で一掃。
それから一気にユニットを出して反撃するのが定石でしょう。
この辺は一本道 RTS に共通した攻略です。

おそ松さんのへそくりウォーズ ニートの攻防
※メガニート波を出す際にはこんなカットインが。
射程を何度か強化しておかないと範囲が狭すぎて攻略には活用し辛いです。
また、序盤は見た目ほど強くないので、コインを使って強化しておきましょう。


おそ松さんのへそくりウォーズ ニートの攻防
※メガニート波で迎撃中。 事前に資金を貯めておき、一気にユニットを出して反撃に転じましょう。
ユニットは集中させるのが基本で、戦力逐次投入は RTS では厳禁。
盾役(カラ松)さえ絶やさないようにしておけば、それ以外のどのキャラを主力にしても進めると思いますが、相手にダヨーンがいる時は注意。
範囲攻撃して来るので低コストキャラ(おそ松)の量産は通用しません。


ステージは東京・大阪・北海道などのエリアに分かれていて、1エリアあたり 10 のステージがあります。
エリアが変われば敵キャラの衣装も変化。
ステージをクリアするとコインを得られ、それでユニットや基地耐久力、AP 増加速度やメガニート波などを強化できます。

コインや課金通貨で「ガチャ」も行え、ユニットはこれで増やします。
同じ「おそ松」でもレアのおそ松とノーマルのおそ松、特殊バージョンのおそ松がいて、レアリティが高いほど強くなります。

ただ、レアリティが高くなっても、キャラクターの特性は変わりません。
盾役のカラ松は、レアでも激レアでもやっぱり盾役です。
また、レアキャラは出撃コストが高くなり、同キャラをスロットに複数含めておいた方が良いこともあるので、下位のキャラが役に立たなくなる訳ではありません。

やや難点なのは、この「ガチャでキャラを得る」というところですね。
遠距離攻撃や範囲攻撃は、ガチャでそれが出来るキャラを当てないと使えない。
しかしこれらが使えないと一本道 RTS としての攻略ができない。
にゃんこ大戦争のようにステージクリアで使えるキャラが増えていくタイプではないので、序盤の展開はどうしてもガチャ運に左右されます。

また、一松とトド松がどちらも「遠距離攻撃+範囲攻撃」というのも気になります。
一松は遠距離重視、トド松は範囲攻撃重視ですが、似たような使い方で特性がかぶってる。
しかも「遠距離+範囲」だからどんな状況にもほぼ対応できる訳で、カラ松で守って一松かトド松のどちらかで攻撃していけばだいたい OK という・・・

ステージによっては、いきなり敵が来るので低コストキャラを量産しないといけないとか、敵基地がやたら遠くて移動力のあるキャラでないと増援にならないといった場面もありますが、敵の種類も少ないし、同タイプの他のゲームと比較して戦略性が低いのは否めませんね。
まあ、ライトユーザーがメインターゲットのゲームでしょうから、あえて難しくしていないのかもしれませんが・・・

もう1つ気になったのは、キャラクターの「コマ」が少ないことでしょうか。
ノーマルおそ松はアッパーカットで攻撃しますが、振りかぶる絵と、手を伸ばした絵の2コマしかない。
大抵のキャラは移動2コマ、攻撃準備1コマ、攻撃1コマ、やられシーン1コマの5コマのみ。

後ろに吹っ飛んでいくといった動きはありますが、今時のゲームとしてはコマ不足は否めず、ややチープな印象を受けてしまいます。
まあ、それぞれのキャラの絵を描き下ろして貰っているようなので、動きが少ないのは仕方ないかもしれませんが・・・

スタミナがすぐ尽きてしまうのも、やや気になるところ。
しかもスタミナの回復に必要な課金通貨が 360 円分と、ソシャゲの中でも高めです。

おそ松さんのへそくりウォーズ ニートの攻防
※マップ画面。 これは大阪のシーン。 よく見ると色々凝ってます。
この枠線のないデザイン化された背景は原作アニメと同様ですね。


おそ松さんのへそくりウォーズ ニートの攻防
※同じキャラは基本的に、ノーマルでもレアでも特性は変わりません。
しかし例外的に射程などが変わるキャラもいて、このアイドル追っかけチョロ松はサイリウムからレーザーが出るので射程が伸びます。 攻撃が早くコストが中程度で射程のあるキャラは結構強い。


全体としては、そのまんま「おそ松さんのガチャ付き にゃんこ大戦争」ですね。
こう言っちゃ何ですが、ヘンにオリジナルな仕様を盛り込まず、ほぼにゃんこ大戦争のままにしているおかげで、同様の面白さがあります
「劣化にゃんこ大戦争」と言ってしまえばそれまでですが、キャラクターはアニメそのままなので、おそ松さんのファンなら十分に楽しめるアプリではないでしょうか。

それにきっとおそ松なら、「今がチャンス! パクリアプリで一儲けしようぜ!」とか言うと思いますw

問題になっているアプリが落ちる件ですが、iPhone 6 Plus でプレイしたところ、開始時に落ちてゲームが出来ないという事はありませんでしたが、ステージクリア時に落ちる症状が頻発しました。
落ちても再開すればクリア直前の状態に戻れるため、プレイしたのがムダになる訳ではありませんが、一度発生し始めると繰り返し起こるので面倒ですね。

この症状は(少なくとも当方の環境なら)本体を再起動すれば改善されます
しばらくプレイしているとまた発生するのですが、再び再起動すれば当面は解消されます。(よっておそらくメモリ関連の問題)
落ちた時にそのまま続けていると症状はどんどん悪化するので、まず慌てず騒がず本体を再起動しましょう。

今は落ちる問題のせいで評価が割れていますが、ファンアプリとしては十分な内容だと思います。

おそ松さんのへそくりウォーズ ~ニートの攻防~(iPhone 版、iTunes 起動)

おそ松さんのへそくりウォーズ ~ニートの攻防~(Android 版、Google Play へ移動)

ブロッサム・ブラスト

キャンディークラッシュの大ヒットにより、数年で世界最大手のモバイルゲームメーカーとなったイギリスの King。
その King が次々と花を咲かせていく、一筆書きパズルゲームを公開しています。
ブロッサム・ブラスト」(Blossom Blast Saga)です。

相変わらずルールはシンプルながら、思わずやり続けてしまうゲーム性で、キャンディークラッシュ が好きな人ならこれもハマれることでしょう。
今作はビジュアルも強化されていて、次々と花が咲き乱れる様子には爽快感もありますね。

またパズルとしても、他の King のゲームより思考性が高めです。
テキトーにやっても運次第でクリア出来るゲームではありますが、「しかけを作ってから起爆させる」という方法で高得点を狙うこともでき、King のゲームとしてはその点で異色です。

今作もアプリ本体は無料ですが、課金型+スタミナ制
しかし課金圧力は低く、スタミナもミスらないと減少しません。

ブロッサム・ブラスト

同色の花のつぼみを指でなぞっていき、3つ以上繋げると消せる「一筆書きパズル」です。
下にあるつぼみを消すと上にあるものが落下し、消えた分だけ最上部から補充されます。
パズ億LINE ポコパン などと同じ、よくあるタイプのゲームですね。

ただ、このゲームは繋げた「つぼみ」の数と大きさに応じて、最後のマスに「花」が咲きます
花が咲くとその周囲1マスのつぼみが成長し、すでに成長したつぼみがあるなら連鎖で花が咲きます。
それが連続して3連鎖、4連鎖と次々に咲いていく場合もあります。

どれだけ繋げれば花が咲くのかは、画面上部のメーターで確認できます
メーターが1つ目のマークの場所まで伸びれば花が咲き、足りない場合は最後のマスに、繋げた量に応じた大きめのつぼみが出来るだけで終わります。
そしてメーターが最大まで伸びれば輝きながら破裂する花が咲き、周囲2マス分のつぼみを大きく成長させます。

クリア条件はステージによって違い、一定のスコアを稼いだり、耐久力のある特殊なつぼみを咲かせたり、お邪魔キャラの草をすべて消すなど様々。
ステージごとに手数制限があり、これがなくなっても条件を満たせないとミス、ライフ(スタミナ)が1つ減ります。
この辺は キャンディークラッシュ と同じシステムですね。

ブロッサム・ブラスト
※つぼみをなぞって消すと言うより、最後のマスに集めると言った方が正しいかも。 一定量集めていれば花が咲きます。
画面上部のメーターをよく見て、花が咲くかどうか確認しながら進めましょう。
右はパーフェクト達成時のシーン。 KING っぽくない絵ですね。


このゲームの特徴は前述したように、スコアを稼ぐのに「しかけ」と「起爆」が必要なこと
一定のスコアを取ることがクリア条件になっているステージも多いので重要です。

花を咲かせると、その近くに成長したつぼみがあるなら連鎖で咲きます。
逆に言うと、連鎖で咲かせたいなら成長したつぼみをたくさん用意しておく必要があります。
作った大きなつぼみをその都度咲かせていたのでは点数は稼げません。

つぼみを成長させるのにも花を咲かせる必要がありますが、大連鎖させたいなら、成長したつぼみが広く並んでいるように咲かせていかなければなりません。

広範囲を咲かせる輝く花を作りたい時も、小さなつぼみをいくら繋げてもメーターは最大まで貯まらないので、同色がたくさん並んでいる場所の近くで花を咲かせ、成長したつぼみを多く繋げられるようにする必要があります

そうして準備が整ったら、いよいよ起爆。
成長したつぼみの中心で花を咲かせれば、次々と連鎖で花開いていき満開状態、画面中のつぼみが心地よい音と共に咲き乱れ、消えていきます。
うまく決まれば本当に爽快で、それがこのゲームの楽しさでもありますね。
もちろん連鎖が多いほどスコアもアップします。

クリア条件を満たしても手数が残っている場合、花を咲かせる水滴が投じられ、それで次々と花が咲いていくボーナスシーンが発生。
すべての花を消せればクリア演出も変わります。

ただ難点は、パッと見ではどれだけ繋げれば花が咲くのか解りにくいこと。
つぼみの大きさに応じて花を咲かせるのに必要な量(メーターの貯まり具合)が違いますが、1段階目と2段階目、2段階目と3段階目のつぼみの見た目はあまり変わらず、慣れないと区別が付きません。

他のゲームのように「5マス繋げたら OK」みたいな明確な形ではないので、実際に繋げてみてメーターがどれだけ貯まるか確認し、花が咲くところまで達しないならキャンセルするのを繰り返さないといけません。

まあ、それぞれのつぼみに成長度の数字が書かれていたら、いかにも難しそうになります。
King のゲームでそれは避けたいところでしょう。
もしかすると、そこまで緻密なプレイは考慮されていないのかもしれません。

でも、花を咲かせてナンボのゲームだし、準備後の連鎖が決まればより爽快感があるので、もうちょっと解りやすい表現になってても良かったと思います。

ブロッサム・ブラスト
※1段階目から4段階目のピンクのつぼみの見た目。 アップで見ても微妙な差・・・
近くで花を咲かせると3段階成長します。
ステージによっては1段階目が出なかったり、場所によって落ちてくる段階が決まっている場合も。


ブロッサム・ブラスト
※植木鉢やガラスはお邪魔キャラ。 どちらも近くでつぼみを消すか、花を咲かせれば壊せます。
このゲームの場合、1つ1つ消していくのではなく、連鎖で一気に壊しましょう。
メーター最大の花を炸裂させても一撃で破壊できます。
右はステージマップ。 書き込みが細かいですね。


動かせるコマが限られているキャンディークラッシュと違い、どの色をどういう風に消していくかの選択が豊富なので、運の要素がまったくない訳ではありませんが、King のゲームとしては運ゲー度は低いです
おかげで慣れるとキャンディークラッシュほどミスらないので、長時間プレイ可能。
後半ステージになるとどうなるか解りませんが、少なくとも キャンディークラッシュゼリー よりはスタミナは減りにくいですね。

私的には、ゲームとしての面白さも、演出の良さも、キャンディーより上だと思います。
ただ、キャンディーはあまり考えなくても楽しめるのが良さだったりするので、こちらは面倒だと思う人もいるかも?

しかしルール自体はシンプルですし、テキトーにやっても十分遊べるゲームです。
そもそも「一筆書き系」なので、難しいゲームではありません。
キャンディーよりも若干ゲーム好き向け、及び女性向けかなと思います。

ブロッサム・ブラスト(iPhone 版、iTunes 起動)

ブロッサム・ブラスト(Android 版、Google Play へ移動)
ブロッサム・ブラスト(Android / Kindle 版、Amazon へ移動)

※Youtube 公式 PV

Retro City Rampage DX

もしファミコン時代に Grand Theft Auto があったら・・・?
盗んだ車で暴走し、町中で銃を乱射して好き放題暴れまくれる、オープンワールドのクライム(犯罪)ゲームを 8bit のグラフィックとサウンドで再現した、パロディー満載のアプリが iOS で登場しています。
Retro City Rampage DX」です。

このゲームは 2012 年に、パソコン(Steam)と XBOX360 で公開が始まりました。
その後 PS3/4/Vita や Wii、3DS などでも配信されたのですが、当初は日本では未発売
今回 iOS に移植されたのは、それを 2014 年にマイナーチェンジした DX 版です。

内容はまさに「ファミコン風 GTA」なのですが、様々なゲームや映画のパロディーシーンが盛り込まれており、とんでもなく趣味全開、かつトコトンまで作り込まれた内容です。
発売元は Vblank Entertainment というカナダのメーカーですが、実際には1人の開発者がシステム・グラフィック・サウンドまで全部作っているそうで、もう「個人制作ゲームの極み」ですね。

価格は 600 円。買い切りゲームなので課金や広告などは一切ありません。

Retro City Rampage DX

Retro City Rampage DX

見下ろし視点のアクションゲームで、スティックで移動し、ボタンで攻撃とジャンプ。
ジャンプがあるのが特徴的で、障害物を飛び越えるのはもちろん、銃弾を回避したり、敵を踏み付けてダメージを与えるのに使えます。

また状況に合わせてボタンが追加され、車の近くに行くと乗り込むボタンが、障害物の近くにいれば身を隠すボタンが、人の近くにいれば担ぎ上げるボタンが現れます。
走っている車も無理やり盗むことができ、そのまま暴走して歩行者をひきまくったり、他の車にぶつけまくるなど、好き放題が可能
スコアがあり、連続でひきまくるとコンボボーナスまで入ります。

車の操作はスティックタイプと旋回ボタンタイプの2つを選べますが、スティックタイプがオススメ
旋回ボタンの方が動きはリアルですが、スティックの方がクルクルと機敏に動かすことができ、車を自在に操って暴れまくることが出来ます。

無論、好き放題やっていると警察が来て攻撃してきます
ただ、このゲームは車両の耐久力が高く、警察が来てもすぐピンチに陥ることはありません。
撃退しているとたまに手配軽減バッジを落とし、それで解除することも出来ます。 よって無理に逃げなくても大丈夫。
またミッションの目的地に行けば、自動的に解除されます。

それに普通に車で走っているだけでも他の車や歩行者にぶつかりがちで、警察もそこら中にいてすぐ現行犯になるため、慎重に行動しないと警察に手配されずに進むのは難しいですね。

ストーリーは「おバカ」というか、突拍子もなくてパロディー満載。
最初は GTA 系らしく強盗集団に加わって銀行を襲撃するのですが、逃走中にいきなりタイムマシンが降ってきて別の場所にワープ。
そこにいきなりデロリアンっぽい車に乗ったドクみたいな博士が現れ、その後もメタルギアやらゼルダやらバットマンやら、あらゆるゲームや映画などのパロディーが続々登場

効果音がロックマンぽいとか、スロットの絵がマリオ3っぽいとか、小さなゲームネタもそこら中に盛り込まれていて、よほどのゲーマーでないとそれらをすべてを把握することは出来ないでしょう。
カラーをゲームボーイや古いゲーム機、グリーンディスプレイ風にしたり、ゲーセンのゲーム内ゲームにバーチャルボーイっぽいものがあったり、この辺もゲーム好きの作者の趣味全開で、思い付くものは何でも盛り込んだ印象です。

Retro City Rampage DX
※序盤の銀行強盗のシーン。 粗いドットでありながら、細かいところまでしっかり打ち込んでいるグラフィック。
この辺まではまあ、GTA 系のゲームだなぁと思えるのですが・・・


Retro City Rampage DX
※いきなり唐突に降ってくる、古いゲーム機とブラウン管モニターを組み合わせたようなタイムマシン。
操作盤が十字キーとボタン2つなのはお約束。


Retro City Rampage DX
※そしてお使いに行った先に軍曹みたいな男がいて、隠れながら軍隊のトラックに潜り込み、敵基地に潜入するよう言われる。 それなんてメタルギア?
さらに脱出時にはワイヤーで移動する軍服姿の男に追われる。 それなんてヒットラーの復活?


Retro City Rampage DX
※そして出てくる任天堂の黒歴史、バーチャルボーイ・・・ みたいなやつ。
無駄に赤青の 3D メガネを使った立体視に対応しています。


町中には武器屋、床屋、帽子屋、メガネ屋、車両改造屋、飲食店などの様々な店があり、コーヒースタンドでコーヒーを飲んでダッシュできるなどの特殊なパワーアップも。
車両もニトロ装備のスポーツカーから自転車まで豊富です。

基本的には町中にある「メインミッション」や「サブミッション」を達成していけば良いのですが、各所に「チャレンジ」を行えるマークも点在しています。
これは「ロケットランチャーを乱射して車を破壊しまくる」「飛行スーツで通行人を踏みまくる」「戦車で無差別に暴れまくる」などの行為のスコアを競うもの。

1分ほどで終わる短いモードで、特に報酬金などはありませんが、高評価を取れればメダルをゲットできます。
ストーリー中で行うミニゲームも豊富で、たまにボス戦もあり

ミニゲームやボス戦は結構手強いものが多いですが、何度もミスっていると「相手の攻撃をジャンプでかわそう」「距離を取ってドラム缶を投げよう」みたいなことが書かれたアドバイスコーナーが出て来ます。
英文ですが、そんなに難しい英語ではないので参考になるはず。

ただ、会話シーンやストーリーシーンの英語は長文なので、さすがに日本人だと理解し辛いです。
正直、ストーリーの細かい部分はよく解らず、海外のゲームだから仕方ないのですが、そこは難点と言えますね。
まあ、絵や演出で大雑把には解るし、どうせロクなストーリーじゃないので問題はないと思います。(ぉぃ

Retro City Rampage DX
※マップの一部。 色々な施設があるのが解りますね。
これで全体マップの半分ほどで、さすがに 本家 GTA ほど広くはないですが、多様な地形や施設があります。


Retro City Rampage DX
※ミニゲームの1つ、自転車に乗って家のポストに雑誌を投げ込んでいくお仕事。 それなんてペーパーボーイ?
他にもダンボールに隠れながら進むシーン、ワニの上でロープでぶらぶらするシーンなど、解る人には解るが、解らない人にはサッパリ解らないシーンが満載。
ガレージっぽいところで2人が新しいコンピューターと OS を作ってるシーンも。


Retro City Rampage DX
※オープニングの一場面。 飛んで来た鳥が撃ち落とされ、監視の頭に当たって犬が笑うシーン。
これの元ネタが解ったら少なくとも 30 才以上。 こうした大小の演出が豊富にあります。


ファミコンの時代、数々のゲームを目を輝かせてプレイしていた子供が、大人になって昔を懐かしみながら、自分がやりたかったゲームを全力で作った作品、という印象です。
個人作成だからこその趣味と作り込みで、たぶん作ること自体を楽しんでいたんだろうな、と思いますね。
こういうことを言うのも何ですが、上司の指示で嫌々仕様書通りのプログラムを組まされて出来たソシャゲとかとは、根本的に違うものを感じます。

まあファミコン風のゲームで、ネタも ’80 年代中心ですから、10~20 代がやって楽しいかどうかは疑問
少なくとも元ネタはサッパリ解らないでしょう。
ただゲーム自体は軽快に遊べるアクションゲームなので、見た目の古さを許容できる人なら、年齢を問わず楽しめると思います。

それでもクライムゲームだし、ロードローラーで歩道を爆走したりも出来るので、人には勧め辛いかな・・・
でもこの画面なので犯罪感は薄いし、悪ノリ感も良さなので、私的にはお勧めしたいゲームです。

Retro City Rampage DX(iPhone 版、iTunes 起動)

Retro City Rampage DX(PC 版、Steam へ移動)

※Youtube 公式 PV

Love You To Bits

千差万別の宇宙の星々を巡り、バラバラになったロボットの彼女のパーツを集めていく、可愛らしくてユニーク、そしてちょっと切ないアドベンチャーゲームが公開されています。
Love You To Bits」です。

非常に丁寧に作られたゲームで、キャラクターの様々なアクション1つ1つに滑らかなアニメーションが用意されている、深い作り込みを感じる内容です。
一方で謎解きはそれほど難しくなく、手軽に楽しむことが出来ます

開発はスペインの Alike Studio という新興メーカーで、すでにインディーズゲームのいくつかの表彰にノミネートされている注目作。
価格は 480 円で、買い切りゲームなので課金や広告はありません。

Love You To Bits

Love You To Bits

「バラバラになったロボ彼女のパーツを探す」という目的はありますが、訪れる星々での物語は独立していて、1話完結のオムニバス形式と言えます。

大都会の星もあれば田舎風の星もあり、1画面に収まるほどの小さな星もあれば、酒場や家の中だけで進む場合もあります。
時間の流れが異なる星もあり、タームワープしたり、逆回転で進むステージも。
中には人気ゲームのパロディーになっているシーンもありますね。

画面をタップして移動や調査を行うポイントクリック型の謎解きゲームで、ステージによってはちょっとしたパズル要素もあります。
ただ難解な謎はなく、テンポ良く進行できます。

アイテムはそれが必要な場所に行き、出て来るフキダシをタップすれば、自動で使用されるお手軽なシステム。
使うアイテムを選択する必要はありません。
調査可能な場所にはフキダシが出るため、どこを調べれば良いのか解らないといったこともありません。

移動範囲も広くなく、後半になると数画面に及ぶステージも出て来ますが、当面は1~2画面分ぐらいしかないので、あちこち動き回る必要はありません。
無理に悩ませようとしていない作りですね。

Love You To Bits
※スイッチで壁や床を回転させながら進んでいくステージ。
ここは Monument Valley のパロディーですね。 まん丸な目のカラスもいます。
他にも LIMBO やメトロイドを思わせるシーンなどが登場します。


Love You To Bits
スターウォーズの酒場のようなステージ。 脇役キャラの動きも細かいです。
アイコンが出ているテレビはタップする度に番組が変わり、しかもその数はかなり多く、それぞれアニメーションします。
細かい部分の作り込みが凄いですね。


Love You To Bits
※マンガのコマ割り風ステージ。 ステージごとに演出がガラッと変わるのが特徴。
遺跡のステージにはパックマンやインベーダー、ポンの石版があったりして、作者のゲーム好きが伺えます。


このゲームの最大の魅力は、キャラクターの細かいしぐさや演出でしょう
アイテムを拾う時、ただアイテムが消えるのではなく、ちゃんとキャラクターがそれを取るモーションをします。
落ちているなら屈み、棚の上なら手を伸ばし、スコップで砂をすくうならその様子がモーションで表現されます。

もちろん使うときも、場面に応じた細かいアニメーションをします。
他のキャラクターの反応もユニークで、謎解きを楽しむと同時に、謎解きの過程で見せるアクションを眺めるのもこのゲームの楽しさでしょう。
謎解きに直接関係のない行動、例えば道ばたのタンポポの綿毛を吹き飛ばす様子にも、綿毛が綺麗に散っていくアニメーションが用意されています。

ロボットのパーツを回収して脱出するとステージクリアですが、各ステージにはロボ彼女との「思い出の品」もいくつか隠されています。
これを取ると「メモリーズ」と呼ばれる、その品にまつわるショートムービーを見ることが出来ます
このムービーがまたセンスが良く、ユニークで切ない雰囲気を増幅させてくれます。

Love You To Bits
※バラバラになった彼女との思い出が語られる「メモリーズ」。
ただ集めるだけ、テキストがあるだけではなく、それぞれにショートムービーを作っているところがまた凝っています。


Love You To Bits
※ステージクリア画面。 ここにはそのステージの「後日談」の絵が表示されます。
これがまた「ほっこり」できる内容で、すごく良いですね。


ステージごとに展開が大きく違い、そこで見られるアクションも豊富。
そのため飽きずにゲームを進めていくことが出来ます
1ステージの時間も短めなので、思わずやり続けてしまう面白さがあります。

1ステージの長さは序盤は5分程度、後半は長くなり 20 分ほどかかったりしますが、平均 10 分として全 24 ステージなので、クリアまでのボリュームは4時間ほど
ただ、隠された思い出の品をすべて発見していこうと思ったら相応にかかります。
その辺はやり込み要素と言えますね。

実は現時点(3/14)で、まだ物語は完結していません。
アップデート待ちの状態ですが、今の時点でも相応のボリュームですし、ステージは無料で追加されると発表されています。

雰囲気も謎解きも演出も、すべてが素晴らしいアドベンチャーゲームです。
この手のゲームが嫌いでない人には、かなりオススメです。

Love You To Bits(iTunes が起動します)

※Android / PC 版は今年中に発売予定。
※Youtube 公式 PV

大海賊クエスト島

巨大船に町を作り、島々を巡って敵を討伐していく、開発シーンと RPG 仕立ての戦闘シーンを備えた、カイロソフトの海賊シミュレーションゲームが公開されています。
大海賊クエスト島」です。

昨年の12月から数えて、これでカイロソフトの iOS アプリはなんと6本目!
昨年 iOS9 の不具合に巻き込まれ、アプリを出せなかった反動なのでしょうか?
じっくりやるヒマがない程の勢いで連発されていますね。

今作のオリジナル(ガラケー版)は 2013 年に公開されており、Android でも同年発売。
よって iOS 版はかなり遅れての公開となっています。

その内容は アストロ探検隊冒険ダンジョン村開拓サバイバル島 のような、戦闘シーンのある RPG スタイルのゲーム
ただ、施設配置型の開発シーンや、訪れた島を発展させていく要素もあり、カイロの RPG 型ゲームの集大成といえる内容です。

買い切りゲームではなく、本体無料の課金型ですが、先日公開された 創作パティシエ部 よりも「課金ゲームのバランス」という感が少なく、普通に買い切りのカイロアプリと同じような感覚で進められます。
一方で、長期的なプレイを想定した深いやり込み要素が盛り込まれていて、その点はむしろ長所と言えるでしょう。

大海賊クエスト島

ゲームは戦闘のある「クエスト」を実行することで進みます。
と言っても戦闘は自動進行で、出撃メンバーを選んだら、後は眺めているだけで OK。
カイロおなじみのドットキャラがちょこまか殴り合います。

序盤のクエストを何度か実行すると「船」が手に入り、ここからが本番。
仲間を増やし、船に居住施設を整え、島にも施設を建設、更なる強敵と戦うための準備を整えていきます。

仲間は酒場で雇用するか、捕らえた敵を勧誘するか。
どちらも課金通貨の「メダル」が必要なので、好きなだけ雇用できる訳ではありません。
ただ、メダルはゲームの進行で割と頻繁に手に入ります。

酒場の雇用はガチャに近いのですが、3人の中から1人を選べる形式で、しかも候補者を3回まで変更可能、加えて事前にセーブしておけばリセットしてやり直し可能。
酒場のレベルが上がらないと上位のキャラは登場しませんし、ソシャゲの課金ガチャという感じではないですね。

仲間が増えたら船内に「寝室」を作り、周囲に「訓練施設」「トイレ」「水がめ」などの施設を配置します。
船員は寝室を中心にして施設を利用し、それによって訓練施設なら「近接バトル」、トイレなら「働く心」の知識が増加。
近接バトルが上がればいずれ「水夫」や「槍兵」に、働く心なら「大工」や「漁師」に転職可能になり、これによってさらなる強化が見込めます。

施設には HP や意欲を回復させる「快適」と、知識の入手量に関わる「鍛錬」という数値があり、周囲の他の施設にも影響を与えます。
特定の知識にボーナスを与えたり、利用されることで補給物資が増える「畑」「牧場」といった施設もあって、どう配置するか結構悩むことになりますね。
そしてだからこそ、施設配置型ゲームとしての面白さがあります。

大海賊クエスト島
※戦闘はクエスト先でも甲板でも起こります。 戦闘チームは複数組めるので、船を守るチームも作っておきましょう。
パーティーの人数はリーダーのレアリティ(★)に応じているので、酒場で★の多いキャラを雇っておくこと。
最初は前列2名、残りは中~後列となりますが、槍や弓などの中~遠距離武器を持っていないと後列のキャラは攻撃できません。 序盤はその調達が課題になります。
甲板で戦うチームの前列は3人まで OK です。


大海賊クエスト島
※部屋を配置する時、よく見ると緑色の枠が表示されています。 これはその部屋の住民が施設をよく利用する範囲。
施設も配置時に、他の施設に対する影響がマークで示されます。
住民の移動範囲も施設の影響力も、縦横ナナメ3マスまでで、近いほど利用率や影響力が大きくなります。


そしてこのゲームの大きな特徴で、延々とやり続けてしまう要因になっているのがキャラの育成システム。
最初はメンバーが少ないし、あれこれ試せる訳でもないので、レベルを上げていけば先に進めます。
経験値はクエストのクリアでも上がりますが、戦利品として得られる食べ物アイテムを使っても上げられます。

しかししばらく進むと敵が強くなり、レベルアップだけでは太刀打ちできなくなります。
こうなるとパーティーの職業構成や、スキルの獲得、転職による強化などを考慮する必要が出て来ます。

レベルがその職業の最大値まで上がると、ボーナスステータススキルを獲得できます。
スキルは水夫なら「HPアップ」、漁師なら「防御アップ」、鍛冶屋なら「水平アタック」など職業ごとに異なり、そのため多くのスキルを得たいなら、様々な職業に転職してそれを極めていかないといけません。
さらに上位職になるには「マスターした職業の数」が一定数必要になります。

各職業ごとにステータスと装備相性があるため、前列・後列の配置を加味した転職も必要ですし、転職に必要な知識が足りないなら設備を充実させて、知識が上がるまでしばらく船内活動もさせなければなりません。

また初期の職業に応じて、各キャラに「特殊技能」が付いています。
この特殊技能はずっと変わらず、ゆくゆくはそれを考慮した育成も必要になります。

例えば、初期職業が僧侶のキャラの特殊技能は「賢さの半分を攻撃にプラス」なので、賢さと攻撃力の高い銃士などに転職すれば非常に強力です。
僧侶をマスターすれば回復術を覚えられるので、コックのスキルで SP(MP)の最大値も上げておきたいなど、色々な育成プランが立てられます

前述したようにレベルアップは食べ物を使って行えるので、直接戦闘に参加していないキャラでも育てられます。
これらを加味して育成や施設配置、パーティー編成を考えていると、ホントあっという間に時間が経っていきますね。

島や船内だけでなく、海域マップもあり、行動範囲を広げるには未到達の海に行き「測量」を行わなければなりません。
この時には大量のモンスターが甲板に現れ、複数のパーティー総動員で迎撃にあたります。
停泊中や移動中にモンスターが飛び込んでくる場合もあり、集団戦となる海賊との戦い、さらに他プレイヤーと戦うネット対戦も可能になります

お店や民家のある島に停泊していると、船員がそれらを利用して島が発展して行きます
船内に商人や発明家などがいればショップが開かれ、島の方からもお客さんがやって来ます。
これにより島の人口が増えると自勢力が拡大し、それによって他の国に赴くこともできるようになります。

海域や国は十分にあり、数日のプレイでそれらを制覇することはできません。
没頭して楽しめるゲームでありながら、かなり長期的に遊べる、カイロアプリの中でもトップクラスのボリュームを持つゲームです。

大海賊クエスト島
※左は転職シーン。 転職に必要な知識を蓄えるには、船内設備の充実と効率的な配置が必要。
メインチームにしていると敵が来たときに迎撃に出てしまうので、早く転職させたいキャラは一時的に外しておいた方が良いかも。
島の発展も兼ねて、しばらく放置しておくのも良いです。
右はモンスターの育成画面。 魔物使いがいれば彼らも仲間として参戦させられます。
最初はヨワヨワですが、レベル上限が高いのでやり込めば強力に。


大海賊クエスト島
※左は海賊との戦い。 ネット対戦もこの形式で行われます。
ネット対戦は最初は1チームしか参戦させられませんが、ランクを 25 まで上げてメダルで「クエストチーム+1」を買えば参戦人数が増えます。
ただ、勝敗に関係なく、挑まれた方がお得なので、あえて弱そうにしてた方が良いかも・・・?
右は海域マップ。 島々を攻略していくのがゲームの基本目標ですね。


最初は「課金型の無料アプリかぁ・・・」とか思いながら始めたのですが、かなりハマりました。
本当に課金型であることを感じずにプレイ出来るゲームですね。
ログインボーナスやクエスト達成ボーナスなど、様々なところで課金通貨を貰えるし、広告を見ることでも貯められるので、課金の必要性は感じません。

課金通貨の購入以外の課金は、広告解除(+横画面)が 480 円、経験値などが永続的に2倍になる「ゴールドパス」と呼ばれるものが 1200 円。
さすがにゴールドパスは高いですが、必須なものではなく、それが前提のバランスではありません。
広告解除は下部のバナー広告がなくなるだけで、起動時に出て来る全画面広告は消えないし、これも必要なものではないですね。

難点は、起動時に通信があるので、通信不可の環境ではプレイ出来ないことでしょうか。
またスタミナがあるので、途中でプレイ出来なくなることもあります。
ただ、スタミナはランクアップで頻繁に回復するし、消費を軽減する職業もあるし、メダル2枚(動画広告2回分)で全快できるので、それほど気にはなりませんね。

カイロらしい没頭できる内容で、しかも終わりなく延々と遊べるゲームです。
私的には、買い切りでないのは不満ですが・・・ 無料で試せますし、RPG 型なので、カイロファンはもちろん幅広い人にオススメできます。

大海賊クエスト島(Android 版、Google Play へ移動)


【 ちょこっと攻略 】

ゲーム中盤までに転職できる職業と、得られるスキルの早見表、私的な感想を掲載しておくので参考にして下さい。
転職条件の★はマスターしている職業数、アルファベットは酒場で雇用する際のランクです。

水夫:近1:HPアップ1:F:初期職業が水夫のキャラは足が速いので回収役にお勧め。
船乗り:船1:賢さアップ1:F:初期職業が船乗りのキャラは船の速度を上げられる。将来は商人や鍛冶屋に転職して店員を兼ねるのが良い。
海賊:勇1:変速の術1:E:初期が海賊のキャラは補給量が多い。ただ賢さが低いので施設の経験はあまり増えない。
コック:探1:SPアップ1:F・E:コックの部屋は周辺の快適度を多く上げる。スキルがSPアップなので転職過程で有用。初期からコックのキャラはスタミナ回復を早めるので何人か雇って雑用にする手も。
農民:働1:杖相性UP:F:初期が農民だと畑の収穫が増える。航行中の補給役にしておくのが良い。
商人:遠1:洞察力アップ1(入手金アップ):F:早めにショップを開きたいなら仲間に。遠距離知識がいるので早期の転職はし辛い。商人の初期特性があると、どの職業になっても部屋は道具屋になる。
鍛冶屋:探2:水平アタック1:E:部屋が武器屋になる。獲得スキルが水平アタックなので前衛はマスターしておきたい。水平アタックなどの攻撃スキルは前列にいないと発動しない。
漁師:働3:防御アップ1:D:初期が漁師のキャラは解析物発見率アップの特性を持っている。これはゲームの要となる超重要な特性で、メインメンバーには必須。
大工:働2:打撃相性UP:F・E:建設が早くなる。島に滞在して建物を早く建てることもでき、初期が大工だと転職してもその特性は維持される。必須ではないが。
荒くれ者:近2:斧相性UP:D:最初のボスがこの職業。勧誘すれば序盤は頼もしいが、じきに通用しなくなる。長く使うなら転職必須。
戦士:★1勇2:剣相性UP:-:転職に勇敢戦士2が必要なので転職でなることはまずない。初期キャラに選べるが冒険家の方がお勧め。
武道家:★1近2船1:早さアップ1:-:初期に武道家だと「早さの半分を攻撃にプラス」の特性を持っていて強力。スキルも有用。
弓使い:遠2:弓相性アップ:E:初期が弓使いだと重い弓で攻撃が貫通するが、弓使いは重い武器は苦手・・・ 銃は最初から貫通特性があるのでそちらの方が・・・
僧侶:★2秘1:HP回復術2:E:初期が僧侶だと「賢さの半分を攻撃にプラス」があるので強力。さらにスキルも回復術なので有用。育成のポイント。
道化師:★5秘2:重さ克服:D:初期が道化師だと攻撃を受けた時にスタンを返すが、すぐSPが尽きてしまう。ステータスとスキルが良いので転職先に良いが、後衛用の武器は不得意。
冒険家:★1船2:SPアップ2:-:初期が冒険家だと「クエストスタミナ-1」を持っていて便利。メインパーティーに1人欲しい。というか初期キャラで選べる。スキルも有用。
発明家:探3船1:観察力アップ(物資を多めに拾う):D:防具屋を開けるので、お留守番キャラの転職先にお勧め。賢さが高く物資を多く拾うので、回収や補給、解析でも活躍。
銃士:★2遠3:変速の術2:D・C:初期が銃士だと銃装備で早さが減少するデメリットを軽減できる。しかしステータスが高いので、どちらかと言うと転職先にする職業。重い銃は苦手。
槍兵:近3:槍相性アップ:C:転職しやすくステータスが高いので、とりあえず戦力アップしたい時の転職先として便利。覚えるスキルも有用。
魔法使い:★5遠4探2:究極攻撃1:B:後列から杖で魔法攻撃でき、攻撃スキルも発動可能。初期が魔法使いだとその特性は転職しても維持される。ただし中列ではダメなので編成に注意。
王国兵:★5近4:盾の極意:B:この職業のスキルがないと盾を装備できない。そのため前衛キャラは必ず経由する必要がある。ステータスも普通に強い。
医者:探5働3:島への愛情(発展力アップ):A:賢さが高く、部屋が周辺の快適さを大きく上げる。しかしメダルを使って雇用するほどかは微妙。お留守番キャラが転職できるなら。
ギャンブラー:★4秘3探1:水平アタック2:C:スキルが水平アタックでステータスも良いので前衛の転職先に良いのだが、秘術3が必要なのでやや転職し辛い。
狙撃手:★1遠3船1:銃相性アップ:-:ネット対戦で大砲を撃てる。初期が狙撃手だと転職後も大砲を使える。スキルも有用。ただステータスが低い・・・
怪盗:★5船5遠3:節約の心(施設利用費軽減):A:ステータスは良いがスキルや初期特性が使えない。にも関わらず転職条件は厳しい。サブキャラの最終職業としてなら・・・
航海士:★1船3近1:HP回復術1:-:初期が航海士だと航海のスタミナが-1されるので1人欲しいところ。スキルは僧侶の劣化版。ステータスはこのクラスとしては低め。
調合士:探4働2:船への愛情(船内施設の経験値向上):B:お留守番キャラに良く、初期が調合士だと解析時にアイテムが増える。ただ初期調合士を酒場で得るにはBランクの勧誘でメダル10枚必要。
踊り子:★5秘4近2:早さアップ2:B:初期が踊り子だと攻撃で SP を5吸収。この特性を利用して回復術や究極攻撃を習得させるとかなり強い。スキルも有用。
バイキング:近5:攻撃アップ1:A:転職しやすくてステータスが良いので前衛の転職先に便利。
魔物使い:★5船4近2働1:B・A:なわ縛り向上:クエストにペットのモンスターを連れて行ける。モンスターは中列に配置されるため編成が変化するので注意。魔物使いを入れるなら後ろのキャラは槍ではなく弓か銃にすること。初期が魔物使いだと転職してもモンスターを連れて行ける。スキルは敵の捕縛率アップ。
提督:★5船7銃5探3:変速の術3:S:初期が提督だとモンスターに1.25倍ダメージ。ステータスは優秀だが転職するには条件が厳しい。このクラスとしては最大レベルが低め。(65。他は80~90)
大剣使い:★5勇7近5:連続攻撃1:S:転職にメダル1枚必要。転職条件の勇敢戦士7が厳しい。強力だが転職したいなら早いうちから狙った施設配置が必要。
大海賊:★5船7近5働3:全パラアップ2:S:転職にメダル1枚必要。船乗り7が必要でかなり転職し辛い。あったか島の追加クエで捕獲可。賢さは低いが攻撃Aで、攻撃重視の後衛の最終職候補。
貴族:★2働6船4:防御アップ2:A:転職条件が働く心6なので、いつの間にか農民が満たしているかも。スキルが防御アップだが前衛が転職するのは辛い。
魔人:★10近7勇5秘3:究極攻撃2:S:転職にメダル1枚必要。近接の知識はアイテムで上げられるので、このクラスとしては作りやすい。ステータス優秀、スキルは全体魔法。防御は勇者に勝る。
忍者:★8遠7近5働3:韋駄天(移動速度超アップ):S:転職にメダル1枚必要。遠距離も近距離もアイテムで上げられるので実は転職しやすい。賢さも高く、動きが超早い。
勇者:★15近7勇5:連続攻撃2:S:転職にメダル1枚必要。マスター職業15というのが大変だが、必要知識は勇敢戦士5なので比較的ラクな方。ステータスは超優秀なので最終職業候補。
王様:★10探7働5秘3:HP回復術3:S:守備力Aで最前線に立つ王様。ただ必要知識が前線キャラ向けではない。お留守番キャラが転職するにはマスター職業10が厳しい。
経営者:★12働4探2:洞察力アップ2(入手金アップ):-:中盤にさしかかった辺りで捕縛で仲間に出来る。アクセサリ店を開け、初期から経営者なら転職後も維持される。店員用。
富豪:★15遠7働5秘3:全パラアップ1:-:中盤にさしかかった辺りで捕縛で仲間に出来る。初期から富豪だと施設利用でお金が入るが微々たるもの。ステータスは高いが転職で作るのは厳しい。
武士:★5勇4近2働1:攻撃アップ2:-:バイキングや王国兵と、魔人や忍者の中間的な職業。比較的転職しやすくステータスも高め。後衛にも良いが弓や銃は苦手なので装備スキル必要。
格闘家:★3勇3近1船1:HPアップ2:C:初期から格闘家だと防具なしで常にオーラになる。しかし防具なしで後半戦に入ったらすぐ吹っ飛ばされる。前衛キャラの経由用か。
キグルミ:★10近7秘5勇3:武器完全克服:-:転職にメダル1枚必要。賢さは最高だが守備は低めで後衛向け。攻撃はBで、SPとスキル重視の後衛の最終職候補。

※酒場で仲間にする場合、酒場のランクを3まで上げるとDランクまで雇用できます。
2つ目の酒場を入手し、そちらのランクも3まで上げればCランクの雇用も行えます。
本拠地の8つ目のクエストをクリアし、施設の最大ランクをアップさせられる技能を覚え、酒場の最大ランクを上げることで、最高Sランクまで雇用できます。

※酒場で雇用するキャラの★は、FとEは最大3、Dは最大4、C以上は最大5です。
5人編成にするには★5キャラが必要で、スキルの装備数にも関わっているため、事前にセーブしてそのランクの最大の★が出るまでやり直しましょう。

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●以下は上級者向けの職業/攻略になります。

チンパン:★20働7勇5秘3:水平アタック3:-:転職にメダル1枚必要。ステータスは勇者とほぼ同じで最大レベルが少し高い。最初からチンパンだとオーラ時に攻撃半分、防御4倍になるが酒場で雇用不可。強さ Lv100 ぐらいのクエストでボスで登場し捕縛できるが、雇用にメダル37枚必要。
ロボット:★35秘7勇5遠3:究極攻撃3:-:転職にメダル3枚必要。賢さ以外Sで最強の職業だが転職困難、酒場で雇用不可。スゴロク場でゴールを繰り返してレベルを上げ、Lv9になれば1マス目と2マス目でゲット可能だが大量のメダルが必要。初期特性はオーラ時に攻撃1.5倍、防御1/4。
剣闘士:★45近13勇6秘3:ガードアップ:S:転職するのは現実的ではなく実質酒場のS雇用専用職。スキルでガード率が15%アップし、防御Sなので守備力最強。ガード時に反撃するがSPを消費する。
スモウレスラー:★46働11船5近2:肉体活性:S:転職は現実的でなく実質酒場のS雇用専用職。敵の補助スキルを消す初期特性を持つがSP消費。スキルはHP+25%。攻撃Sだが防御B、他は高くない。
生物学者:★44探10秘5近2:精神統一:S:実質酒場のS雇用専用職。重装備で相手のSPを少し削り、スキルは自身のSP+25%だが、ステータスはキグルミに近く、メダル30枚の価値があるか疑問。
魔界闘士:★47秘14勇7遠3:悪魔の足:S:実質酒場のS雇用専用職。防御A、他はSの最強クラスの職業。斧でモンスターに倍ダメージを与える特性を持つがSP消費が大きい。スキルは早さ2倍。

※鍛冶屋があると武器や防具のレベルを上げられます。 これは後半のキャラの強化に重要です。
この時、素材に使う武器や防具のレベルを上げておくと得られる経験値が増加するので、素材側がレベル1の時は先にそちらをアップさせましょう。
ただし装備強化にはかなりお金がかかるので、ご利用は計画的に。
金曜日は鍛冶や食べ物で得られる入手経験値がアップします。

※後半に入るとタマゴから産まれたモンスターも重要な戦力になります。
モンスターはレベルが 25 と 50 になった時に「進化」し、上位モンスターに変わります。
(変わらないモンスターもいます)
大型モンスターが進化した場合は「改」の小型モンスターになります。

モンスター牧場の合計ランクが 12 以上になると「合成覚醒」が出来るようになり、レベル 50 以上の改モンスターは2つの「素材」を用意することで「真」のモンスターになります。
素材はランダムで決まり、他の2つのモンスターが指定されます。
真のモンスターのステータスは非常に高く、大幅な戦力強化になります。

プレイヤーランクが 50 になるとメダル 25 枚で「周回データ」を購入できます。
これを購入して再スタートするとデータを引き継ぐことができ、難易度「ハード」も選択可能です。
引き継げるのはアイテム、装備(装備レベル含む)、メダル、モンスター(レベルや所持枠含む)、大砲、起動日数や Net ランクなどのデータ、オススメショップで購入したもの(チーム数や声援コマンドなど)、スゴロクレベル、カイロポイント。
船内設備は発見済みのものを1つずつ所持していてレベルは引き継ぎます。
船員は酒場で再雇用できますが、強さに応じてメダルが必要です。(勇者だと 30~40 枚ぐらい必要。ゴールドパスがあると8割減)
初期キャラの職業は発見済みの職業の中から選べます。
お金、町の建物、秘宝、王様のご褒美の状態などは引き継ぎません。 

※周回時、発見済みなら初期キャラをいきなり魔界闘士やロボットにすることも出来ますが、 転職を繰り返さないとキャラは強くならず、スキルも得られないので、初期職業はステータスではなく特殊技能で選びましょう。
オススメは重い剣で常時水平アタックの勇者や、重い斧や剣で常時後列まで貫通する魔人や大剣使いなど。
聖剣カイロくんがあるなら武士の「重くない剣で常時水平アタック」もお勧め。

Colonial Conquest

時は19世紀、1800 年代後半。 世はまさに大植民地時代
インドを植民地化した大英帝国は、さらに世界各地で戦争を引き起こし、帝国主義の道を走り始める。
次々と植民地を拡大していくイギリスに、長年敵対していたフランスや、工業化を進めるドイツ、イギリスから独立したアメリカ、欧州各国と戦っていたロシアは危機感を募らせ、イギリスに負けじと植民地の獲得に乗り出した。
まさに世界は、列強国の「狩り場」となったのである・・・

そんな黒歴史をテーマにした戦略シミュレーションゲームが公開されています。
Colonial Conquest」です。

いきなりこんな事を言うのも何ですが、このゲームは戦略 SLG としてはシンプルすぎて、あまり面白くはないです・・・
ただ、私的に歴史ゲームが好きだし、近代史の闇と言える帝国主義時代を扱っているのは珍しく、雰囲気などは良いので、趣味的に取り上げておきたいと思います。
担当可能国は前述の五カ国に加えて、日本も選択可能です

価格は 480 円、買い切りアプリなので課金や広告などはありません。
元は Steam(パソコン)で公開されていたゲームで、その移植版となります。
開発したのはカナダのメーカーです。

Colonial Conquest

Colonial Conquest

1年が春夏秋冬の4ターンに分かれていますが、生産や偵察などを行えるのは春のみ
夏から冬のターンは移動と侵攻しか行えません。

春には支配地から収入を得られ、工場のある土地を選択すれば兵力と艦船の生産を行えます。
生産に時間はかからず、実行すれば直ちに兵力や艦船数が増え、すぐに移動させることも出来ます。

移動は隣接した土地しか行えませんが、艦船がある場合、海上輸送も可能です。
このゲームの海上輸送に距離や時間の概念はなく、いきなり日本からブラジルに1ターンで移動することも出来ます。
開始と同時に日本がヨーロッパやアフリカに上陸するとか、色々おかしい軍事行動も可能ですが、そういうゲームなんだと思いましょう。
テーマと雰囲気に反して、システムはかなり単純化されていますね。

ただし海上輸送で送れる兵力は、艦船の数が上限です。
そこにある船が 80 なら、1ターンで送れる兵力も 80 が限度。
日本のような島国の場合、艦船を頻繁に行ったり来たりさせて輸送しなければなりません。

春には他国を選択して、偵察を行うことも出来ます。
相手の戦力を調べられますが、正確性の表記があり、それが緑なら正しいデータですが、赤だと誤差があります。

他にも、支配地に要塞を築いて防御力を2倍にしたり、他国に資金援助して兵力を増やさせたり、反乱工作をして兵力を削ったりできますが、普段は実行することはないでしょう。
つまりこのゲームは、ほぼ兵力を増やして攻める、それだけで進行します。

Colonial Conquest
※他国の調査画面。 各国の初期兵力はランダムなので、必ず調べてから攻めるように。
一度調べた国のデータはいつでも閲覧できますが、情報は再調査しないと更新されません。
前に調べたときは少なかったけど、列強国がそこに資金援助して翌年すごく兵力が増えていた、なんて事もあるので、攻める場所はこまめにチェックしましょう。


Colonial Conquest
※戦闘シーン。 上陸戦の場合、送り込める兵力は艦船数が上限となります。
日本の場合、上陸戦は避けられないので、兵力だけでなく艦船も増やしていきましょう。


戦力の移動先が他国の場合は侵攻になり、ターン終了後に戦闘フェイズになります。
このゲームに登場する「列強国」は 英・米・仏・独・露・日 の六カ国のみなので、それ以外の国は全部ただの小国。
スペインもイタリアも中国も、ただの「列強国に支配されるための土地」に過ぎません。
ただ、どの土地にも兵力があるので、相応の戦力で攻めないと返り討ちに遭います。

戦闘は自動で進行し、まずは防御側が攻撃を行います。
その後、それに耐えて残った攻撃側の兵力が反撃をします。
これを3度繰り返します。

こんなシステムなので、防御側が明らかに有利。
攻撃側は「相手の攻撃に耐えて、その後に反撃し、その反撃で十分なダメージを与えられるだけの戦力」で攻めなければなりません。 相手の2倍以上は必要だと思いましょう。
上陸戦で防御側に軍艦がある場合、先に軍艦同士の戦闘も行われます。

列強国同士で戦闘が起こると、両国が戦争状態に突入します。
ただ、このゲームは「植民地の取り合い」をするゲームなので、大国同士で戦うメリットはあまりありません。
取れる小国がなくなったら列強国の領土を奪いに行かないといけませんが、それまでは当時の状況と同じように、小国を早い者勝ちで取っていく展開となりますね。
なお、列強国への資金援助は和平交渉となります。

各土地には VP(勝利点)が付いていて、その増加量が設定値に達した国が勝利です
重要なのは「増加量」であり、合計値ではないこと。
例えばイギリスは最初から多くの植民地を持っていますが、勝利するにはそこから上積みした VP が設定値を越えなければなりません。
植民地を失うと VP はマイナスされるので、イギリスは最初から収入が多い反面、初期領土を守りながら戦わなければなりません。

Colonial Conquest
※いきなりイタリアに上陸してみた図。 船の移動距離に制限がないので、こんな作戦も出来てしまう。
でもイギリスが地球の裏側の香港やマレー半島を植民地にしていた訳だから、その時代のゲームとしてはこれでもおかしくないのか・・・?


Colonial Conquest
※初期設定画面。 シナリオは 1880 年、第一次大戦の 1914 年、架空シナリオの STANDARD の3つ。
STANDARD は全ての国が本国しか領土がない状態でスタートします。
勝利点の設定は 500、1000、1500 がありますが、500 だと小国の取り合いだけで終わりますね。
1000 だと大国の領土も少し奪わないと勝利できないぐらいです。


私的には、戦略ゲームとしては張り合いがない印象です。
ゲームシステムがシンプルなのに加えて、空白地の取り合いですから、戦争らしい展開が少なくて物足りない。
そして難易度も低く、STANDARD と HARD の2つが用意されていますが、HARD でも特に手強くはない

ただ、このゲームはあえてシンプルにまとめているのかもしれません。
コアな戦略 SLG ファン向けではなく、世界征服の雰囲気を楽しみたいライトユーザー向けなのかも。
題材や雰囲気からして、高い年齢層を対象にしている気もしますね。

現時点(2016/3)ではアプリが不安定で、落ちやすいのが難点ですが、ゲーム前に本体を再起動しておけば落ちるケースは減るはず。
メッセージは英語ですが、ゲームがシンプルなので読めなくても大きな問題はありません。

あまり難しいことを考えなくても良い戦略シミュレーションがやりたい方や、欧米列強をアジアから追い出して大東亜共栄圏の実現を目指したい方には、悪くないゲームかと思います。

Colonial Conquest(iPhone 版、iTunes 起動)

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