先日 iPhone AC に「戦略/戦術シミュレーションゲーム」の紹介/攻略ページを作り、「Strategery」と「欧陸戦争」、「Judgement Day War」を追加しました。
(Judgement Day War の攻略は今日、別ページとして独立させました)
そして実際には他にも「戦略/戦術系のシミュレーションゲーム」を試しているのですが・・・
今日はその中の1つ「World Wars - A Dice War Games」をここで取り上げたいと思います。
まあ、こちらで紹介して、前述のページで取り上げていないと言う事は・・・ つまり、「ページに追加する程のものではなかった」という事なんですけどね・・・

コミカルな兵士のグラフィックと見やすい画面が好感触の Lux 型のシミュレーションゲームです。
戦力のある自国の領土を選択し、敵の領土に攻め込んでサイコロを振って勝敗を決め、勝ったら領土を占領するという・・・
Risk / Lux 型ゲームのお馴染みのシステムですね。
ただ、このゲームはそのベースとなっている Lux を・・・ さらに極限まで簡略したゲームと言えます。
Lux を簡略化したものが Strategery と言えるのですが、それがもっとシンプルにされています。
本来の Risk / Lux は双方がサイコロを振り、一番高い目から順番に1つ1つ見比べる形で戦闘時の双方の損害を決めていました。
「欧陸戦争」 も同じシステムで、Lux も画面には表示されませんが、内部的に同じ方法で判定を行っています。
Strategery は必ず一方が全滅するため、違う計算方法になっているようですが、出目に応じて双方の損害がちゃんと計算されています。
ところがこの「World Wars」は・・・
単純に戦力の数だけサイコロを振って、目の合計が大きい方が勝ち、負けた方は全滅、という非常にシンプルなルールになっています。
勝った方には損害がなく、負けた方はどんなに戦力があっても一撃で全滅するのです。
おかげで戦略性が乏しく、どんなに有利な状況で攻めても、サイコロの出目が悪かったら一発で壊滅します。
さすがにこれは「運」の要素が強すぎる・・・
まあサブタイトルが「Dice War Games」だしなぁ・・・
こんなシステムのため、コンピューター同士の戦いもひたすらシーソーゲームが続きます。
戦力の補充が「繋がっている領土の数だけ行われる」という点などは Strategery に似ていますが、Strategery が「戦略性を維持したままで簡略化したゲーム」と言えるのに対し、World Wars は「戦略性まで簡略化させてしまったゲーム」と言えます。
コンピューターは戦力の少ないところを攻めるので、攻略法としては「常に各領土に多数の戦力を貯めて、攻められないようにしながら、絶対にサイコロで負けないところだけを少しずつ取って、徐々に領土を増やしていく」しかありません。
コレ以外だとどんなに兵力が多くても出目で負けると全滅なので、運勝負になってしまいます。
コンピューター国は勝手に消耗戦をしてくれるので、自分だけひたすら貯め込めば何とかなります。
でも、それもちょっとなぁ・・・
難しい事を考えず、ノホホンとテキトーにシンプルなシミュレーションゲームをやりたい人には良いかもしれません。
でも、そんな人ってそもそも戦略シミュレーションゲームなんかしないですよね・・・?
やっぱり見た目や操作が良くても、ゲームシステムが出来ていないとゲームとして面白くないよなぁ・・・
価格は安めですが、あまりオススメはできませんね。
・World Wars - A Dice War Games(iTunes が起動します)
(Judgement Day War の攻略は今日、別ページとして独立させました)
そして実際には他にも「戦略/戦術系のシミュレーションゲーム」を試しているのですが・・・
今日はその中の1つ「World Wars - A Dice War Games」をここで取り上げたいと思います。
まあ、こちらで紹介して、前述のページで取り上げていないと言う事は・・・ つまり、「ページに追加する程のものではなかった」という事なんですけどね・・・

コミカルな兵士のグラフィックと見やすい画面が好感触の Lux 型のシミュレーションゲームです。
戦力のある自国の領土を選択し、敵の領土に攻め込んでサイコロを振って勝敗を決め、勝ったら領土を占領するという・・・
Risk / Lux 型ゲームのお馴染みのシステムですね。
ただ、このゲームはそのベースとなっている Lux を・・・ さらに極限まで簡略したゲームと言えます。
Lux を簡略化したものが Strategery と言えるのですが、それがもっとシンプルにされています。
本来の Risk / Lux は双方がサイコロを振り、一番高い目から順番に1つ1つ見比べる形で戦闘時の双方の損害を決めていました。
「欧陸戦争」 も同じシステムで、Lux も画面には表示されませんが、内部的に同じ方法で判定を行っています。
Strategery は必ず一方が全滅するため、違う計算方法になっているようですが、出目に応じて双方の損害がちゃんと計算されています。
ところがこの「World Wars」は・・・
単純に戦力の数だけサイコロを振って、目の合計が大きい方が勝ち、負けた方は全滅、という非常にシンプルなルールになっています。
勝った方には損害がなく、負けた方はどんなに戦力があっても一撃で全滅するのです。
おかげで戦略性が乏しく、どんなに有利な状況で攻めても、サイコロの出目が悪かったら一発で壊滅します。
さすがにこれは「運」の要素が強すぎる・・・
まあサブタイトルが「Dice War Games」だしなぁ・・・
こんなシステムのため、コンピューター同士の戦いもひたすらシーソーゲームが続きます。
戦力の補充が「繋がっている領土の数だけ行われる」という点などは Strategery に似ていますが、Strategery が「戦略性を維持したままで簡略化したゲーム」と言えるのに対し、World Wars は「戦略性まで簡略化させてしまったゲーム」と言えます。
コンピューターは戦力の少ないところを攻めるので、攻略法としては「常に各領土に多数の戦力を貯めて、攻められないようにしながら、絶対にサイコロで負けないところだけを少しずつ取って、徐々に領土を増やしていく」しかありません。
コレ以外だとどんなに兵力が多くても出目で負けると全滅なので、運勝負になってしまいます。
コンピューター国は勝手に消耗戦をしてくれるので、自分だけひたすら貯め込めば何とかなります。
でも、それもちょっとなぁ・・・
難しい事を考えず、ノホホンとテキトーにシンプルなシミュレーションゲームをやりたい人には良いかもしれません。
でも、そんな人ってそもそも戦略シミュレーションゲームなんかしないですよね・・・?
やっぱり見た目や操作が良くても、ゲームシステムが出来ていないとゲームとして面白くないよなぁ・・・
価格は安めですが、あまりオススメはできませんね。
・World Wars - A Dice War Games(iTunes が起動します)
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