ハドソンが自社アプリのセールを 2010年2月 から開始します。
そこで、その対象となるハドソンのアプリをしばらく取り上げていきたいと思います。

まずは2009年11月に発売されたワイヤーアクションゲーム、
快盗ムーンダンサー」。

このゲーム、iTunes の登録名が「振って! 飛んで! 快盗ムーンダンサー」です。
だから検索しても「振って!飛んで!」の部分しか見えないので確認し辛いです。
おまけに「怪盗」じゃなくて「快盗」なので、怪盗で検索したら見つからない。

こういう部分って地味に売上げに影響あると思うんだけどなぁ・・・

moondancer

ゲーム内容は、横視点のスーパーマリオのようなアクションゲームです。
しかしジャンプは存在せず、かわりに「ワイヤー」を引っかけて、それを使って床や壁を飛び移っていきます。
ステージ中にあるターゲットを一定数回収し、出口に向かえばクリア。

操作方法が独特で、iPhone / iPod touch を「傾けて」左右に移動、画面をタップするとその場所にワイヤーを伸ばします。
伸ばしたい場所、狙った場所にワイヤーを簡単に出すことが出来るので、ワイヤーアクションのゲームとしては操作性は悪くない方ですね。

ただし、本体を傾けて左右に移動するのはちょっと馴染めません
これのおかげで、外出先でこのゲームをやるのも恥ずかしいです。
けっこう激しく本体を傾けまくる必要がありますからね。
ワイヤーを揺らすのも、本体の「揺らし」で行います。

面白さとしては・・・ 判断が難しいところです。
全体的にオーソドックスで、悪くはないんだけど、「これは面白い!」という程でもないような・・・
何というか、坦々としてるんですよね。

パワーアップ要素がなく、敵も少なく、行動パターンも少ない。
やることはずっと一緒で、あまり変化がない。
ステージごとの特色はあるんですが、この手のゲームとしては「しかけ」や「見どころ」と言えるものが少ない。
その辺が原因でしょうか・・・?

iTunes のコメントにもありますが「ハラハラ感」や「緊張感」に乏しい気がします。
このレトロ調でグラフィカルな絵柄は好きなんですけどね。

このゲームは普段は 350 円ですが、2009年2月11日から2月17日まで 115 円セールになるようです。
セール中で、これが 115 円で遊べるのなら悪くないと思います。
ゲームの出来自体はしっかりしていますからね。

振って!飛んで!快盗ムーンダンサー(iTunes が起動します)