スクウェア・エニックスが iPod のために開発した、iPhone / iPod touch オリジナルのシミュレーション RPG。
それがこの「ソングサマナー」です。
iPod に入っている楽曲ファイルから戦士を作り出し、それを使って戦うというユニークかつ iPod ならではのシステムを持ちます。
iPhone 版の FINAL FANTASY が発売され、こちらにも興味を持っている方が多いと思われますので、ご紹介したいと思います。
iPod の中に入っている楽曲ファイルを読み込んで、それを元に「ミュージックファイター」と呼ばれる戦士を作成します。
昔流行った、バーコードで疑似戦士を作って戦う「バーコードバトラー」のようなシステムですね。
作ったファイターは「ナイト」や「マジシャン」などのいくつかの職業や、50 に及ぶ様々な外見を持っており、戦闘で使うことでレベルアップさせる事が出来ます。
スクウェアだけあってグラフィックは非常に綺麗、魅力的な外観のキャラクターがそろっています。
戦闘はターン制の戦術シミュレーションゲームであり、ユニットを順番に動かして直接攻撃や魔法などで敵にダメージを与えます。
単に音楽ファイルからファイターを作るだけでなく、元となった音楽を iPod で聞くことで、次回起動時にその聞いた回数を集計しファイターをパワーアップさせられるという、面白いシステムも導入されています。
まさに「iPod のために作られたコンセプトのゲーム」ですね。
しかし、オススメ出来るかというと・・・ 正直言って微妙。
その最大の理由は、あまりも「簡単すぎる」。
音楽ファイルからどんなファイターを作れるのかが楽しみなゲームですが、せっかく強いファイターを誕生させても、あまりその価値がない。
ぶっちゃけ、弱くてもラクにクリアしていけるからです。
ファイターを作り、強化するのが楽しいゲームだと思うのですが、そんなに強いファイターが必要ない。
さらに出撃できるキャラクターの数が少なすぎる。
1つのステージで2~3体しかファイターを出撃させられません。
様々な音楽ファイルから色々なファイターを作り出しても、使えるのが2人とか3人じゃあまり意味がありません。
おまけにストーリーの進行で仲間になるキャラクターもいて、これが相応に強いので、そもそも音楽ファイルから作った「ミュージックファイター」を使う必要さえ無い。
そしてストーリーが「子供向けすぎる」。
いかにも悪者なロボット軍団が人間にひたすら悪いことをしてて、それを撃退するという感じのストーリー。
敵のセリフやデザインも完全に子供向け。
このストーリーで楽しめるのは小学生までだと思います。
全体を見て感じるのは、「ライトゲーマー向け」「子供向け」に作っているのかな、という印象です。
iPod はゲーム機ではありませんから、ゲーマーと言える人は少ない訳で、そういう人でも楽しめる難易度になっているのかもしれません。
また、キャラクターをたくさん集めて戦うというコンセプトは「ポケモン」や「ムシキング」などに似ています。
そういった「低年齢層」を狙ったのかな、とも思います。
しかし iPhone や iPod touch を持っている人は相応に年齢が高い人が多い訳で、ターゲットがズレているというか、狙いすぎているというか、そういう印象を受けます。
音楽ファイルを使ったコンセプトは非常に面白いと思います。
ただ、肝心のゲームバランスとシステムが、それを行かせる形になっていない・・・ そんな内容ですね。
グラフィックやサウンドは良く、完成度は高いのですが、高めの価格(1200円)に応じた価値や面白さがあるかどうかは疑問です。
もうストーリーは無視して、単にキャラクター(ミュージックファイター)を集めて鍛える事のみを楽しんだ方が面白いかもしれません。
と言う訳で、あまりオススメ出来るゲームではないのですが・・・
このコンセプトを引き継いでゲームバランスやシステムを改善した続編(もしくは別のゲーム)が出る事は、すごく希望したいです。 そんなアプリですね。
・ソングサマナー 歌われぬ戦士の旋律:完全版(配信終了)
それがこの「ソングサマナー」です。
iPod に入っている楽曲ファイルから戦士を作り出し、それを使って戦うというユニークかつ iPod ならではのシステムを持ちます。
iPhone 版の FINAL FANTASY が発売され、こちらにも興味を持っている方が多いと思われますので、ご紹介したいと思います。
iPod の中に入っている楽曲ファイルを読み込んで、それを元に「ミュージックファイター」と呼ばれる戦士を作成します。
昔流行った、バーコードで疑似戦士を作って戦う「バーコードバトラー」のようなシステムですね。
作ったファイターは「ナイト」や「マジシャン」などのいくつかの職業や、50 に及ぶ様々な外見を持っており、戦闘で使うことでレベルアップさせる事が出来ます。
スクウェアだけあってグラフィックは非常に綺麗、魅力的な外観のキャラクターがそろっています。
戦闘はターン制の戦術シミュレーションゲームであり、ユニットを順番に動かして直接攻撃や魔法などで敵にダメージを与えます。
単に音楽ファイルからファイターを作るだけでなく、元となった音楽を iPod で聞くことで、次回起動時にその聞いた回数を集計しファイターをパワーアップさせられるという、面白いシステムも導入されています。
まさに「iPod のために作られたコンセプトのゲーム」ですね。
しかし、オススメ出来るかというと・・・ 正直言って微妙。
その最大の理由は、あまりも「簡単すぎる」。
音楽ファイルからどんなファイターを作れるのかが楽しみなゲームですが、せっかく強いファイターを誕生させても、あまりその価値がない。
ぶっちゃけ、弱くてもラクにクリアしていけるからです。
ファイターを作り、強化するのが楽しいゲームだと思うのですが、そんなに強いファイターが必要ない。
さらに出撃できるキャラクターの数が少なすぎる。
1つのステージで2~3体しかファイターを出撃させられません。
様々な音楽ファイルから色々なファイターを作り出しても、使えるのが2人とか3人じゃあまり意味がありません。
おまけにストーリーの進行で仲間になるキャラクターもいて、これが相応に強いので、そもそも音楽ファイルから作った「ミュージックファイター」を使う必要さえ無い。
そしてストーリーが「子供向けすぎる」。
いかにも悪者なロボット軍団が人間にひたすら悪いことをしてて、それを撃退するという感じのストーリー。
敵のセリフやデザインも完全に子供向け。
このストーリーで楽しめるのは小学生までだと思います。
全体を見て感じるのは、「ライトゲーマー向け」「子供向け」に作っているのかな、という印象です。
iPod はゲーム機ではありませんから、ゲーマーと言える人は少ない訳で、そういう人でも楽しめる難易度になっているのかもしれません。
また、キャラクターをたくさん集めて戦うというコンセプトは「ポケモン」や「ムシキング」などに似ています。
そういった「低年齢層」を狙ったのかな、とも思います。
しかし iPhone や iPod touch を持っている人は相応に年齢が高い人が多い訳で、ターゲットがズレているというか、狙いすぎているというか、そういう印象を受けます。
音楽ファイルを使ったコンセプトは非常に面白いと思います。
ただ、肝心のゲームバランスとシステムが、それを行かせる形になっていない・・・ そんな内容ですね。
グラフィックやサウンドは良く、完成度は高いのですが、高めの価格(1200円)に応じた価値や面白さがあるかどうかは疑問です。
もうストーリーは無視して、単にキャラクター(ミュージックファイター)を集めて鍛える事のみを楽しんだ方が面白いかもしれません。
と言う訳で、あまりオススメ出来るゲームではないのですが・・・
このコンセプトを引き継いでゲームバランスやシステムを改善した続編(もしくは別のゲーム)が出る事は、すごく希望したいです。 そんなアプリですね。
・ソングサマナー 歌われぬ戦士の旋律:完全版(配信終了)
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