風向きを計算し、ゴミ箱に空き缶を投げ入れるゲーム。
こう言うと iPhone / iPod touch 定番のゴミ投げ入れゲーム Paper Toss のコピーかと思ってしまいそうですが、こちらは元々 Flash のゲームで、オリジナルは5年以上も前からあったようです。

開発メーカーは韓国の NC SOFT で、日本語版はその日本法人 NC JAPAN が販売しています。
NC SOFT と言えばパソコンでは「リネージュ」や「リネージュ2」を運営している、オンラインゲームの大手メーカー。

私は ここ とか ここ とか、オンラインゲーム関連のサイトも更新しているので、「NC SOFT の iPhone アプリってどんなのだ?」 と興味が沸いてプレイしてみたのですが・・・
このアプリは、割と普通のショートゲームでした。

canshooter

Paper Toss はフリックでゴミを投げましたが、このゲームは投げる方向を示すガイドが左右に動き続けており、画面をタップするとそのガイドの方向に空き缶が投げられます。

空き缶は風に流されるので、それを計算に入れて投げなければなりません。
また、缶がゴミ箱の側面に当たるとゴミ箱が動くので、それによって投げ入れ辛くなるという特徴もあります。


ゲーム自体は Paper Toss と似ていますが、ゲーム性や雰囲気という点では大きく異なります

Papar Toss は1度失敗したらスコアがリセットされるうえに的も小さいため、1投1投を集中して投げる必要があるのですが、Can Shooter はゴミ箱が大きくて割と簡単に入るので、サクサクと投げ入れる事が出来ます。
さらに中心部に3度投げ入れると風が止まって連投で入れまくれる「ショータイム」が始まるため、さらにポイポイと入れる事が出来ます

またステージクリア制になっていて、「一定時間で規定数投げ入れればクリア」となっているため、多少はミスっても問題なく、そのため一投一投を慎重に投げていた Paper Toss とはかなりゲーム性が違っていますね。

雰囲気も、Paper Toss が「リアル系」だったのに対し、Can Shooter はいかにも「ゲーム的」です。


Paper Toss と Can Shooter、どちらがいいかと言われると、私としては Paper Toss の方が好みかなぁ、と思います。
Paper Toss は難しいだけに短時間で遊べ、何度もやろうという気になるのですが、Can Shooter はステージクリア制で難易度が低いため、ある程度慣れるとかなり長時間続き、そのぶん気軽にやり辛くなります。

しかし前述したようにこの2つはゲームのルールは似ていても、雰囲気やゲーム性はかなり異なるので、それぞれに良さがあると思います。
Can Shooter のサクサク投げ入れられる「ショータイム」は結構気持ちいいですしね。

Paper Toss と同じく Can Shooter も無料なので、気軽にダウンロードして遊ぶ事が出来ます。
タダですから興味のある方は試してみて損はないと思います。

CAN SHOOTER(iTunes が起動します)