iPhone / iPod touch 用アプリケーションというよりは・・・
個人が作ったフリーソフト」と言う感じのシューティングゲーム。
それがこの「Internal Force」です。

あくまで「個人のフリーソフト」のレベルであって、商用ソフトでなければ、メーカー製のソフトでもないのですが・・・
割と初期(2009年1月)から無料で公開されているアプリであるため、知名度はかなり高いようですね。

internalforce

見てのようにグラフィックは商用レベルのものではなく、しかも画面の半分しか使われていません。
そのため最初見た時は「それでなくても小さい画面なのに、その半分しかないって何だよ!」と思ったのですが・・・

この左側の何もないスペースに指を置いて、それで自機を操作することが出来ます。
これなら確かに指で画面が隠れることなくプレイ出来る訳で、それを知った時は思わず「なるほど!」と納得してしまいました。
でもやっぱり、画面の半分しかゲーム画面がないってのは、寂しいですけどね。

また、このような操作であるため、操作性が良いのかと思いきや・・・ あまり良くない。
思ったように動かないケースが多く、敵弾の多い弾幕シューティングであるため細かい操作が要求されるにも関わらず、うまく動かないケースが多いため、操作性が原因のミスが多発します。
これだとストレスが貯まる一方ですね・・・

この辺の操作の問題は、「個人作成のアプリ」「まだタッチパネルでの操作性が十分でなかった頃のアプリ」であるのを感じます。

ただ、敵の攻撃は最近流行りの「綺麗な弾幕」で、iPhone / iPod touch でこうしたシューティングが楽しめるというのは確かに貴重かもしれません。
こういう表現は私は好きでないのですが、いわゆる「東方系」の弾幕です。
敵の体力表示と、その減少に応じて攻撃パターンが変わるところなんかも、いかにも東方っぽさがあります。
難度はかなり高めでボムもありませんが、最初から「携帯向けに短時間で楽しめる内容」として調整されているようなので、これはこれで良いのではないでしょうか。
敵は3種類しかいませんが、難易度は2周目になると飛躍的に上がります。 そりゃもう Lunatic 並に。
(東方シューティングを知らない方、よく解らない説明でごめんなさい。<(_ _)>)


あくまで「初期に作られた」「個人作成の」「フリーで公開されている」アプリであるため、クオリティーという面では他のメーカー製アプリと比べると劣ります
今はもう iPhone / iPod touch にも優秀なシューティングが多数登場していますから、他と比べると見劣りしますね。

でもなにせ「無料」ですから、やってみて損はないですし、東方系の弾幕のシューティングがタダで気軽に楽しめると言うのは、シューティングファンにはポイントが高いかもしれません。
私的には、「もうちょっと操作性が良ければなぁ」という気がしますが・・・ 個人作成のフリーソフトにあまりケチを付けるのもお門違いですね。

と言う訳で、日本の iPhone アプリ初期の定番(?)シューティング、興味のある方は試してみてもいいと思います。

Internal Force(iTunes が起動します)