何でも一定時間ごとに「倍」にする「ドラえもん」の秘密道具「バイバイン」。
それを題材にした、iPhone / iPod touch 用のミニゲームが、この「ドラえもん バイバイン」です。
ちゃんとした藤子プロの公認アプリですが、先に結論を言ってしまうと「単純なミニゲーム」であり、あまりゲーム性のようなものは期待しないで下さい。
ただ、この「バイバイン」のお話って、私も原作をよく覚えているのですが・・・ 結末がすっごく「納得いかない」「釈然としない」ラストなんですよね。
これ、けっこう有名なので、覚えている方や知っている方も多いと思います。

先に元ネタとなっている原作のストーリーを説明すると・・・
のび太が「くりまんじゅう」を食べようとしたけど、1個しかなかったので、ドラえもんにもっと食べられるようにお願いします。
するとドラえもんは「使った物が一定時間ごとに倍になる」という薬「バイバイン」を出します。
ドラえもんはのび太に「絶対に全部食べるように」と念を押して、これを「くりまんじゅう」に使いますが、のび太は食べきれなくなって1つ捨ててしまいます。
すると・・・ くりまんじゅうがねずみ算式に倍々に増えていき、ものすごく膨大な数に!!
もはや対処できなくなり、ドラえもんはそれを大きな袋に詰めてロケットで宇宙の彼方に飛ばしてしまいます。
こうして、お話は終わるのですが・・・
しかしちょっと待て。
倍々に増え続ける大量のくりまんじゅうを宇宙に捨ててしまうと、宇宙でどんどん増殖し続け、そのうち宇宙がくりまんじゅうで埋まってしまうんじゃないのか!?
私は原作を読んだ時、子供ながらにこう疑問に思って、何か釈然としない気持ちになったのですが・・・
同様に思った人はたくさんいるようで、「倍々に増え続けるくりまんじゅうによって宇宙は滅びるのか?」というのは、色々なところで議論(?)になっているみたいですね。
さて、そんな「バイバイン」をテーマにしたこのアプリですが・・・
「くりまんじゅう」が一定時間(初期設定では5秒)ごとに倍々に増えていくので、ドラッグでドラえもんの口にどんどん放り込んで、急いで食べていきます。
くりまんじゅうが一万個を越えると押し潰されてゲームオーバー。
全部食べきったらゲームクリアですね。
大半のくりまんじゅうを宇宙に飛ばしてしまう「ロケット」と、くりまんじゅうを小さくして一度に複数、かつ満腹にならないように食べられる「スモールライト」を使用することも出来ます。
ただ、たまにジャイアンが歌いながら出てきて、数秒間操作ができなくなります。
ゲームとしては非常に単純で、クリア方法もハッキリしています。
だって「まんじゅうが倍々に増えていく」のだから、全部消そうと思ったら、対処法は1つしかない訳で・・・
やり方が解れば、クリア自体はすぐに出来てしまいます。
ルールもシンプルで、ゲーム的な攻略にも乏しいので、あくまで「ちょっとしたミニゲーム」の域を出ていません。
ただ、このゲームは終了時に「増えたまんじゅうの数」や「消したまんじゅうの数」のトータルが表示されるので、「クリアすること」が目的なのではなく、「何個まんじゅうを消したか」を競うゲームなのかもしれません。

クリアせず、ゲームオーバーにもならないように、ひたすら「くりまんじゅう」を消し続けるゲームとして考えると、相応にゲーム性はあるように思います。
それでも単純なゲームではあるのですが、ロケットを補充してくれる「ドラミちゃん」はドラえもんが一定個数のまんじゅうを食べていないと出現しないようだし、時間が経つほどジャイアンの出現頻度も増していくので、相応のゲームバランスは取られているようです。
また、Bluetooth を使った対戦プレイもあり、こちらだとロケットを使ったまんじゅうの「送り合い」になるようなので、もしかするとそっちがメインなのかもしれません。
(まあ2人プレイはやっていないので、実際のゲーム性は解りませんが・・・)
単純なゲーム内容で、サウンドが(ワザとなのかもしれないけど)なんだか古くさく、インターフェイスも一世代前のような雰囲気なのが、やや気になりますが・・・
それでも許せてしまうのが、「ドラえもん」の魅力でしょうか?
ゲーム終了後にマンガのラストシーン(ドラえもんがロケットでまんじゅうを飛ばすシーン)が出てくるのもいいですね。
(アプリ起動時にもマンガのオープニングがあります)
もうちょっと調整や追加(ロケットの回復頻度やジャイアンによる硬直時間の変化・調整や、まんじゅうの数がスコアだと思うので、そのハイスコアの記録やランキングなど)があれば良かったかなぁと思うのですが・・・
でもミニゲームだから、そこまでゲーム性を考えるものでもないのかも?
ゲーム自体はシンプルなものなので、115 円 でも高く感じるかもしれませんが、「ドラえもん」という付加価値を考えるとこのぐらいかな、とも思います。
人にオススメ出来るアプリではありませんが、ドラえもんファンには悪くないかな?
しかし何度考えても、「バイバイン」のラストは釈然としないよな~。
・ドラえもん「バイバイン」(iTunes が起動します)
それを題材にした、iPhone / iPod touch 用のミニゲームが、この「ドラえもん バイバイン」です。
ちゃんとした藤子プロの公認アプリですが、先に結論を言ってしまうと「単純なミニゲーム」であり、あまりゲーム性のようなものは期待しないで下さい。
ただ、この「バイバイン」のお話って、私も原作をよく覚えているのですが・・・ 結末がすっごく「納得いかない」「釈然としない」ラストなんですよね。
これ、けっこう有名なので、覚えている方や知っている方も多いと思います。

先に元ネタとなっている原作のストーリーを説明すると・・・
のび太が「くりまんじゅう」を食べようとしたけど、1個しかなかったので、ドラえもんにもっと食べられるようにお願いします。
するとドラえもんは「使った物が一定時間ごとに倍になる」という薬「バイバイン」を出します。
ドラえもんはのび太に「絶対に全部食べるように」と念を押して、これを「くりまんじゅう」に使いますが、のび太は食べきれなくなって1つ捨ててしまいます。
すると・・・ くりまんじゅうがねずみ算式に倍々に増えていき、ものすごく膨大な数に!!
もはや対処できなくなり、ドラえもんはそれを大きな袋に詰めてロケットで宇宙の彼方に飛ばしてしまいます。
こうして、お話は終わるのですが・・・
しかしちょっと待て。
倍々に増え続ける大量のくりまんじゅうを宇宙に捨ててしまうと、宇宙でどんどん増殖し続け、そのうち宇宙がくりまんじゅうで埋まってしまうんじゃないのか!?
私は原作を読んだ時、子供ながらにこう疑問に思って、何か釈然としない気持ちになったのですが・・・
同様に思った人はたくさんいるようで、「倍々に増え続けるくりまんじゅうによって宇宙は滅びるのか?」というのは、色々なところで議論(?)になっているみたいですね。
さて、そんな「バイバイン」をテーマにしたこのアプリですが・・・
「くりまんじゅう」が一定時間(初期設定では5秒)ごとに倍々に増えていくので、ドラッグでドラえもんの口にどんどん放り込んで、急いで食べていきます。
くりまんじゅうが一万個を越えると押し潰されてゲームオーバー。
全部食べきったらゲームクリアですね。
大半のくりまんじゅうを宇宙に飛ばしてしまう「ロケット」と、くりまんじゅうを小さくして一度に複数、かつ満腹にならないように食べられる「スモールライト」を使用することも出来ます。
ただ、たまにジャイアンが歌いながら出てきて、数秒間操作ができなくなります。
ゲームとしては非常に単純で、クリア方法もハッキリしています。
だって「まんじゅうが倍々に増えていく」のだから、全部消そうと思ったら、対処法は1つしかない訳で・・・
やり方が解れば、クリア自体はすぐに出来てしまいます。
ルールもシンプルで、ゲーム的な攻略にも乏しいので、あくまで「ちょっとしたミニゲーム」の域を出ていません。
ただ、このゲームは終了時に「増えたまんじゅうの数」や「消したまんじゅうの数」のトータルが表示されるので、「クリアすること」が目的なのではなく、「何個まんじゅうを消したか」を競うゲームなのかもしれません。

クリアせず、ゲームオーバーにもならないように、ひたすら「くりまんじゅう」を消し続けるゲームとして考えると、相応にゲーム性はあるように思います。
それでも単純なゲームではあるのですが、ロケットを補充してくれる「ドラミちゃん」はドラえもんが一定個数のまんじゅうを食べていないと出現しないようだし、時間が経つほどジャイアンの出現頻度も増していくので、相応のゲームバランスは取られているようです。
また、Bluetooth を使った対戦プレイもあり、こちらだとロケットを使ったまんじゅうの「送り合い」になるようなので、もしかするとそっちがメインなのかもしれません。
(まあ2人プレイはやっていないので、実際のゲーム性は解りませんが・・・)
単純なゲーム内容で、サウンドが(ワザとなのかもしれないけど)なんだか古くさく、インターフェイスも一世代前のような雰囲気なのが、やや気になりますが・・・
それでも許せてしまうのが、「ドラえもん」の魅力でしょうか?
ゲーム終了後にマンガのラストシーン(ドラえもんがロケットでまんじゅうを飛ばすシーン)が出てくるのもいいですね。
(アプリ起動時にもマンガのオープニングがあります)
もうちょっと調整や追加(ロケットの回復頻度やジャイアンによる硬直時間の変化・調整や、まんじゅうの数がスコアだと思うので、そのハイスコアの記録やランキングなど)があれば良かったかなぁと思うのですが・・・
でもミニゲームだから、そこまでゲーム性を考えるものでもないのかも?
ゲーム自体はシンプルなものなので、115 円 でも高く感じるかもしれませんが、「ドラえもん」という付加価値を考えるとこのぐらいかな、とも思います。
人にオススメ出来るアプリではありませんが、ドラえもんファンには悪くないかな?
しかし何度考えても、「バイバイン」のラストは釈然としないよな~。
・ドラえもん「バイバイン」(iTunes が起動します)
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