iPhone / iPod touch で優秀なアプリを次々出している「タイトー」が、タワーディフェンス系のゲームを公開しました。
純和風のタワーディフェンス「SHOGUN DEFENSE」です。
システムを簡単に言うと、「敵の通り道が決まっている、近接戦闘(ユニット同士の殴り合い)があるタワーディフェンス」ですね。

ユニットを配置可能な場所には丸印が付いていて、そこに足軽・弓兵・槍兵・大砲の4種類のユニットを設置し、次々とやってくる敵を迎撃します。
足軽と槍兵は近接攻撃、弓兵と大砲は遠距離攻撃ですね。
ユニットはこの4種類しかなく、タワーディフェンスとしては少なめ。
ただ、「戦国武将」をユニットに付属することで、特殊な効果を付ける事が可能です。
各ユニットは敵の攻撃でダメージを受け、全滅した場合は一定時間しないと復活しません。(資金を使ってその場で復帰させることも可能)
敵を倒すと資金が手に入り、それで兵士の設置やアップグレードを行いますが、数 Wave ごとに城のパワーアップ画面になり、ここで資金を使って城や城壁を強化する事も可能です。
武将は有名な戦国武将(剣術家や茶人も含む。なぜか安倍晴明とかもいる)で、最初は上杉謙信しかいませんが、各ステージを「城を最大まで強化した状態でクリアする」とボスが出現、これを倒すことで新武将を得ることが出来ます。
ポイントは「城を最大まで強化する」という点で、これをするには資金をかなり節約しなければなりません。
つまり、「単にクリアするだけなら簡単だけど、武将ゲットを狙うと難しい」というゲームバランスになっています。
これは面白い点と言えますが、しかしそのために武将狙いだと取れる戦略は限られてきます。
とりあえずはイージーで武将を増やすのが基本でしょう。
敵は「妖魔」の軍勢で、いわゆるモンスターです。
こちらも「四聖獣」(青龍や朱雀など)が登場する必殺技を使う事が出来ます。
そのため戦国時代がテーマですが、武将が登場する以外にはあまり戦国らしさはなく、いわゆる普通の「和風ファンタジー」ですね。

欠点は、ユニットが小さくて地味なこと。
なんだか全体的に「ちまちま」しています。 派手さがありません。
四星獣が出る必殺技は派手ですが、通常の戦闘は他のタワーディフェンスと比べても、あきらかに演出面で見劣りします。
和風の水墨画のようなグラフィックも味はあるけど、やっぱり地味。
全体的に「海外向けなのかなぁ」という気はします。
向こうではこうした水墨画タッチの絵はウケますからね。
また、敵の体力が表示されないのも不満な点。
タワーディフェンスで敵の体力が表示されないゲームって、このゲームぐらいではないでしょうか?
ボスは表示されているので、なぜザコに表示していないのか謎です。
味方の体力も表示されませんが、味方は5人1部隊なので、人数の減り具合が目安になります。
ゲームとして面白いのは、やはり「戦国武将」をユニットに付加できる事でしょう。
相手の速度を落とす毒属性を付加したり、火属性攻撃が可能になる武将もいるので、それらを使う事でユニットの種類が少ないこのゲームでも戦略にメリハリを付ける事が出来ます。
しかしそれでもユニットが4種類というのは少ない気がしますが。
武将は経験を積んでレベルアップして強くなっていくので、育成の要素もあります。
難易度も「上級」以上だとかなり手強く、ボスを出そうと思ったらますます難しくなりますから、武将の育て甲斐や、攻略のしがいはありそうです。
地味でチマチマしているため、iPhone / iPod touch に多数存在する「定番のタワーディフェンス」と肩を並べられるほどではないと思いますが・・・
相応に遊べる秀作ではあると思います。
何より和風で戦国武将が登場するタワーディフェンスなんてこのゲームしかありませんから、それらが好きな人にはオススメですね。
ちなみに私は戦国好きでタワーディフェンス好きですから、ピッタリでした。
価格は 350 円で、クオリティーを考えると相応の値段だと思います。
(有料の価値のあるアプリだけど、600 円ぐらいするクオリティーじゃない、という感じ)
・SHOGUN DEFENSE (iTunes が起動します)
純和風のタワーディフェンス「SHOGUN DEFENSE」です。
システムを簡単に言うと、「敵の通り道が決まっている、近接戦闘(ユニット同士の殴り合い)があるタワーディフェンス」ですね。

ユニットを配置可能な場所には丸印が付いていて、そこに足軽・弓兵・槍兵・大砲の4種類のユニットを設置し、次々とやってくる敵を迎撃します。
足軽と槍兵は近接攻撃、弓兵と大砲は遠距離攻撃ですね。
ユニットはこの4種類しかなく、タワーディフェンスとしては少なめ。
ただ、「戦国武将」をユニットに付属することで、特殊な効果を付ける事が可能です。
各ユニットは敵の攻撃でダメージを受け、全滅した場合は一定時間しないと復活しません。(資金を使ってその場で復帰させることも可能)
敵を倒すと資金が手に入り、それで兵士の設置やアップグレードを行いますが、数 Wave ごとに城のパワーアップ画面になり、ここで資金を使って城や城壁を強化する事も可能です。
武将は有名な戦国武将(剣術家や茶人も含む。なぜか安倍晴明とかもいる)で、最初は上杉謙信しかいませんが、各ステージを「城を最大まで強化した状態でクリアする」とボスが出現、これを倒すことで新武将を得ることが出来ます。
ポイントは「城を最大まで強化する」という点で、これをするには資金をかなり節約しなければなりません。
つまり、「単にクリアするだけなら簡単だけど、武将ゲットを狙うと難しい」というゲームバランスになっています。
これは面白い点と言えますが、しかしそのために武将狙いだと取れる戦略は限られてきます。
とりあえずはイージーで武将を増やすのが基本でしょう。
敵は「妖魔」の軍勢で、いわゆるモンスターです。
こちらも「四聖獣」(青龍や朱雀など)が登場する必殺技を使う事が出来ます。
そのため戦国時代がテーマですが、武将が登場する以外にはあまり戦国らしさはなく、いわゆる普通の「和風ファンタジー」ですね。

欠点は、ユニットが小さくて地味なこと。
なんだか全体的に「ちまちま」しています。 派手さがありません。
四星獣が出る必殺技は派手ですが、通常の戦闘は他のタワーディフェンスと比べても、あきらかに演出面で見劣りします。
和風の水墨画のようなグラフィックも味はあるけど、やっぱり地味。
全体的に「海外向けなのかなぁ」という気はします。
向こうではこうした水墨画タッチの絵はウケますからね。
また、敵の体力が表示されないのも不満な点。
タワーディフェンスで敵の体力が表示されないゲームって、このゲームぐらいではないでしょうか?
ボスは表示されているので、なぜザコに表示していないのか謎です。
味方の体力も表示されませんが、味方は5人1部隊なので、人数の減り具合が目安になります。
ゲームとして面白いのは、やはり「戦国武将」をユニットに付加できる事でしょう。
相手の速度を落とす毒属性を付加したり、火属性攻撃が可能になる武将もいるので、それらを使う事でユニットの種類が少ないこのゲームでも戦略にメリハリを付ける事が出来ます。
しかしそれでもユニットが4種類というのは少ない気がしますが。
武将は経験を積んでレベルアップして強くなっていくので、育成の要素もあります。
難易度も「上級」以上だとかなり手強く、ボスを出そうと思ったらますます難しくなりますから、武将の育て甲斐や、攻略のしがいはありそうです。
地味でチマチマしているため、iPhone / iPod touch に多数存在する「定番のタワーディフェンス」と肩を並べられるほどではないと思いますが・・・
相応に遊べる秀作ではあると思います。
何より和風で戦国武将が登場するタワーディフェンスなんてこのゲームしかありませんから、それらが好きな人にはオススメですね。
ちなみに私は戦国好きでタワーディフェンス好きですから、ピッタリでした。
価格は 350 円で、クオリティーを考えると相応の値段だと思います。
(有料の価値のあるアプリだけど、600 円ぐらいするクオリティーじゃない、という感じ)
・SHOGUN DEFENSE (iTunes が起動します)
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