シューティングの楽しさをシンプルに追求しようとした・・・
そんな感じの縦スクロールシューティングが、この「Techno Trancer」です。
1ゲームが短いので「ショートゲーム」と言ってもいいですね。
パーティクル(光の粒子)と線画で構成されたグラフィックは GeoDefense や ORBITAL のようなイメージで、いかにも「狙っている」という感じがします。
でも美しいパーティクルで、綺麗なグラフィックであることは確かですね。
ゲームはとてもシンプルで、自動で弾を連射する自機を操作し、赤い敵弾をかわしながら、青い敵を倒し続けます。
敵を倒すと黄色い粒子がバラまかれ、これを回収すると得点が入ると共に画面上部のゲージが貯まっていきます。
最大まで達すると一定時間無敵になり、攻撃も強化され、さらに敵が大量の粒子をバラまくようになります。
この時は画面も強めに輝き、残像も生じて、かなりハデハデになります。
また、面白いのは自機の周囲に円形のフィールドが張られていて、この中に入った敵弾は速度が遅くなります。
これにより、急に撃たれた弾で突発的に死ぬことが少なく、弾を避けやすくなっています。
自機の当たり判定も小さめなので、かわす楽しさもありますね。
また、敵の動きはかなり高速ですが、敵自体にぶつかってもミスにはなりません。
しかし、このゲーム・・・ シューティングとしては致命的な欠点が。
妙に操作がし辛いのです。 というか、プレイし辛い。
操作は指をスライドさせて行い、画面のどこに指を置いても動かす事が可能です。
この操作方法は スペースインベーダー インフィニティジーン と同じで、決してこの操作方法自体が操作し辛さやプレイし辛さに繋がっている訳ではありません。
(初期設定だと)指を動かした速度の2倍の早さで自機が動きますが、これは慣れれば少しの指の動きで大きな移動ができるので、最初は違和感ありますが、慣れると操作しやすくなります。
それでも操作し辛い、プレイし辛いと感じるのは・・・ ゲームシステムと操作性の相性のせい。
このゲーム、敵が前だけでなく後ろからもかなり頻繁に出てくるのです。
さらにゲームの全体の動きが高速で、敵の出現ペースもかなり速い。
そのため、「画面のどこかに指を置いておかないと操作できない」が、「敵が前からも後ろからも次々と出て来て弾も撃つので、指を前に置いても後ろに置いても、画面を見るのに邪魔になる」のです。
文章では説明し辛いのですが、やってみればすぐに解ります。
どこに指を置いてても邪魔です。
通常、iPhone / iPod touch のシューティングは画面の下部、自機の下あたりに指を置いて操作すると思いますが、後ろから敵が来るうえに自機の上に指がかぶさりやすいので、そこに指を置くと一番邪魔。
横の方に指を置いてると画面から指が出てしまいそうになり、頻繁に置き直しが必要になって余計に不便。
自機を画面中央付近に配置し、画面下に指を置いてプレイすると操作はしやすいのですが、下から撃たれた弾が指で隠れて見えず、やられてしまうパターンが続発。
結果的に画面の上部に指を置いてプレイするのが一番やりやすい感じです。
「それじゃあ今度は上が見えないじゃん」と言う事になりますが、このゲームの場合、それでも画面下側に指を置くよりマシです。
そういうゲーム性なのです。
こんな状態なので、iPhone / iPod touch のシューティングに悪い意味で良くある、「操作を常に気にしながらプレイしないといけないゲーム」になってしまっています。
これでは残念ながら、存分に楽しむことは出来ませんね・・・
※現在はアップデートにより、画面サイズを狭め、外周に「指置き場」を作れる機能が備わっています。 これにより指が邪魔になる問題は解消されています。
ただ、ゲーム自体は「シューティングを知っている人」が作っているんだろうな、というのが伺えます。
敵の色・弾の色・アイテムの色がハッキリと異なっているので判別しやすく、得点アイテムは近づくだけで吸い込む事ができ、自機の周辺の敵弾が遅くなるため突発的な弾では死ににくい。
これらは相応にシューティングゲームを知っている人でないと配慮できない点でしょう。
自機の当たり判定が小さく、先に進むほど得点が加速度的に上がっていき、無敵時にはハデな展開になるなど、最近流行りのシューティングのシステムをちゃんと取り入れている印象も受けます。
ただ、このプレイし辛さの問題はなぁ・・・
やっぱりゲームは快適に操作できてナンボだし、このゲームは1プレイが短い「ショートゲーム」であるだけに、操作面がダメだと余計にそこが悪く思えてしまいますね。
ポーズ(一時停止)がないのも不便な点ですが、この点はショートゲームだから最初から割り切ってるのかな?
オススメかどうかというと、正直微妙です。
価格は 230 円でそれほど高くありませんが、短時間で終わるゲームで敵の種類は少なく、パワーアップやボムなどもないので、ボリュームを考えるとこのぐらいか 115 円が妥当でしょう。
「短時間でシューティングの楽しさを」というコンセプトは、確かに感じることが出来ます。
その点の楽しさは確かにありますし、慣れてくると上のスコアを目指したくなるので、ボリュームを期待せず「ちょっとした時に遊べるシューティングを」という気持ちで買うのであれば、悪くはないかなと思います。
操作性に違和感がある点は、事前に了承しておきましょう。
・Techno Trancer(iTunes が起動します)
(あと、こんなこと証拠もなく言うのは何ですが… iTunes のレビューが妙に不自然です… 「神アプリ!」を連呼とか…)
そんな感じの縦スクロールシューティングが、この「Techno Trancer」です。
1ゲームが短いので「ショートゲーム」と言ってもいいですね。
パーティクル(光の粒子)と線画で構成されたグラフィックは GeoDefense や ORBITAL のようなイメージで、いかにも「狙っている」という感じがします。
でも美しいパーティクルで、綺麗なグラフィックであることは確かですね。
ゲームはとてもシンプルで、自動で弾を連射する自機を操作し、赤い敵弾をかわしながら、青い敵を倒し続けます。
敵を倒すと黄色い粒子がバラまかれ、これを回収すると得点が入ると共に画面上部のゲージが貯まっていきます。
最大まで達すると一定時間無敵になり、攻撃も強化され、さらに敵が大量の粒子をバラまくようになります。
この時は画面も強めに輝き、残像も生じて、かなりハデハデになります。
また、面白いのは自機の周囲に円形のフィールドが張られていて、この中に入った敵弾は速度が遅くなります。
これにより、急に撃たれた弾で突発的に死ぬことが少なく、弾を避けやすくなっています。
自機の当たり判定も小さめなので、かわす楽しさもありますね。
また、敵の動きはかなり高速ですが、敵自体にぶつかってもミスにはなりません。
しかし、このゲーム・・・ シューティングとしては致命的な欠点が。
妙に操作がし辛いのです。 というか、プレイし辛い。
操作は指をスライドさせて行い、画面のどこに指を置いても動かす事が可能です。
この操作方法は スペースインベーダー インフィニティジーン と同じで、決してこの操作方法自体が操作し辛さやプレイし辛さに繋がっている訳ではありません。
(初期設定だと)指を動かした速度の2倍の早さで自機が動きますが、これは慣れれば少しの指の動きで大きな移動ができるので、最初は違和感ありますが、慣れると操作しやすくなります。
それでも操作し辛い、プレイし辛いと感じるのは・・・ ゲームシステムと操作性の相性のせい。
このゲーム、敵が前だけでなく後ろからもかなり頻繁に出てくるのです。
さらにゲームの全体の動きが高速で、敵の出現ペースもかなり速い。
そのため、「画面のどこかに指を置いておかないと操作できない」が、「敵が前からも後ろからも次々と出て来て弾も撃つので、指を前に置いても後ろに置いても、画面を見るのに邪魔になる」のです。
文章では説明し辛いのですが、やってみればすぐに解ります。
どこに指を置いてても邪魔です。
通常、iPhone / iPod touch のシューティングは画面の下部、自機の下あたりに指を置いて操作すると思いますが、後ろから敵が来るうえに自機の上に指がかぶさりやすいので、そこに指を置くと一番邪魔。
横の方に指を置いてると画面から指が出てしまいそうになり、頻繁に置き直しが必要になって余計に不便。
自機を画面中央付近に配置し、画面下に指を置いてプレイすると操作はしやすいのですが、下から撃たれた弾が指で隠れて見えず、やられてしまうパターンが続発。
結果的に画面の上部に指を置いてプレイするのが一番やりやすい感じです。
「それじゃあ今度は上が見えないじゃん」と言う事になりますが、このゲームの場合、それでも画面下側に指を置くよりマシです。
そういうゲーム性なのです。
こんな状態なので、iPhone / iPod touch のシューティングに悪い意味で良くある、「操作を常に気にしながらプレイしないといけないゲーム」になってしまっています。
これでは残念ながら、存分に楽しむことは出来ませんね・・・
※現在はアップデートにより、画面サイズを狭め、外周に「指置き場」を作れる機能が備わっています。 これにより指が邪魔になる問題は解消されています。
ただ、ゲーム自体は「シューティングを知っている人」が作っているんだろうな、というのが伺えます。
敵の色・弾の色・アイテムの色がハッキリと異なっているので判別しやすく、得点アイテムは近づくだけで吸い込む事ができ、自機の周辺の敵弾が遅くなるため突発的な弾では死ににくい。
これらは相応にシューティングゲームを知っている人でないと配慮できない点でしょう。
自機の当たり判定が小さく、先に進むほど得点が加速度的に上がっていき、無敵時にはハデな展開になるなど、最近流行りのシューティングのシステムをちゃんと取り入れている印象も受けます。
ただ、このプレイし辛さの問題はなぁ・・・
やっぱりゲームは快適に操作できてナンボだし、このゲームは1プレイが短い「ショートゲーム」であるだけに、操作面がダメだと余計にそこが悪く思えてしまいますね。
ポーズ(一時停止)がないのも不便な点ですが、この点はショートゲームだから最初から割り切ってるのかな?
オススメかどうかというと、正直微妙です。
価格は 230 円でそれほど高くありませんが、短時間で終わるゲームで敵の種類は少なく、パワーアップやボムなどもないので、ボリュームを考えるとこのぐらいか 115 円が妥当でしょう。
「短時間でシューティングの楽しさを」というコンセプトは、確かに感じることが出来ます。
その点の楽しさは確かにありますし、慣れてくると上のスコアを目指したくなるので、ボリュームを期待せず「ちょっとした時に遊べるシューティングを」という気持ちで買うのであれば、悪くはないかなと思います。
操作性に違和感がある点は、事前に了承しておきましょう。
・Techno Trancer(iTunes が起動します)
(あと、こんなこと証拠もなく言うのは何ですが… iTunes のレビューが妙に不自然です… 「神アプリ!」を連呼とか…)
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。