今日取り上げるのは・・・ 名前が「...™」というゲーム。
もうこの時点で意味不明。 名前からして微妙な雰囲気が漂ってますね。

他に「.™」と「..™」というゲームもあって、それぞれ「デザイナーアプリ6部作」と銘打たれているアプリの1~3作目です。
どれも非常にシンプルなショートゲームで、開発したのは ustwo というイギリスのメーカー。
ここではこの .™ と ..™ の方も合わせて紹介したいと思います。

もう「デザイナーアプリ」と自称している時点で、良い意味でも、そして悪い意味でも「芸術的な作品」(忌憚なく言えば芸術かぶれ)の雰囲気が漂っていますが・・・
ともかく、この3つは同じような特徴を持っています。

とりあえず、この3つの中では相応に人気がある「...™」からご紹介いたします。

...tm

iPhone / iPod touch を左右に傾けると、1ヶ所に穴の空いた地層が左右に動きます。
地層は何層にも分かれていて、交互に逆方向に動きます。
(本体を左に傾けると、左に動く地層と、右に動く地層が交互に並んでいます)

地層の穴の空いている部分に白い玉を通し、どんどん下に落としていきます。
画面は徐々に上にスクロールしていき、白い玉が画面の一番上にあるトゲトゲの部分まで来てしまうとゲームオーバーです。

このゲーム、非常にシンプルでありながら、モノクロのグラフィックが印象的で、ゲームも解りやすく、センスの溢れるゲームであり、初めてみた時は「おおっ!」と思わせてくれるゲームです。
iPhone のクールさとマッチしていて、初見の印象は非常に良いですね。

しかしあまりにもシンプル過ぎて、追加的な要素が何1つないため、すぐに底が見え、短時間で飽きてしまいます

「デザイン性を重視し、極限まで余計な物を削って、あえてシンプルに仕上げた」という感じではありますが、悪い意味で「デザインとセンスだけを優先した作品」であり、楽しませる要素が何もない感じ。
ゲームの基本部分は面白いと思うし、芸術性もないよりあった方がいいのですが・・・ それ「だけ」では長時間は遊べないですよね・・・

ただ、この ...™ はまだ相応に楽しめるアプリではあります。
前述したように初見の印象はクールで非常に良く、ゲームも解りやすいため、人に見せるアプリとしても悪くないと思います。
とは言え、このシンプルな内容で 230 円と言うのは、割高感は否めませんが。


そして、他の「.™」と「..™」はどうかというと・・・

.tm

左が .™ 、右が ..™ です。

「.™」は iPhone / iPod touch を傾けて白い玉を上下左右に転がし、赤い三角に当たらないよう、青い玉を取っていきます。
白い玉は徐々にしぼんでいきますが青い玉を取ると少し大きくなります。 赤い三角に当たると一気にしぼんでしまいます。
しぼんで白い玉が消えてしまうとゲームオーバー。

「..™」は 3D 視点のゲームで、奥から手前に青い玉と赤い三角が移動してきます。
iPhone / iPod touch を傾けて白い玉を左右に転がし、赤い三角に当たらないよう、青い玉を取っていきます。
白い玉は徐々にしぼんでいきますが青い玉を取ると少し大きくなります。 赤い三角に当たると一気にしぼんでしまいます。
しぼんで白い玉が消えてしまうとゲームオーバー。

ハッキリ言いましょう。 1分で飽きます。

ゲームの基本部分が極限までシンプル・・・ っていうか、単純すぎてゲーム性がなさすぎる。
ビジュアル的にも大したことが無く、このシンプルさが1つの作品なんだと思いますが、デザイナーアプリと言うよりは、デザイナーが自己満足しているアプリって感じです。
そして、どちらも 230 円。 忌憚なく言わせて貰いますが、この内容でこの価格はボッタクリに近いですね。


まあ、「デザイナーアプリ」と自称している時点で、何となく嫌な予感はしていたのですが・・・
無論、デザインは良いに越したことはないのですが、前衛芸術的なものは当人以外に理解できる人など限られている訳で、「これで1つの作品」とか言われても、「勝手に言ってろ」としか答えられません。
そんなアプリです。

と、なんだか毒舌全開な訳ですが、「...™」は 115 円だったら相応のアプリだった気はするかなぁ。
ショートゲームとして相応に遊べるし、地味にアップデートもされているので、気になる方は割高なのを承知の上で試してみてもいいかも。
.™ と ..™ は問題外ですね。

...™(iTunes が起動します)
.™(iTunes が起動します)
..™(iTunes が起動します)