iPhone 4 と次期 iPhone OS(iOS 4)が発表され、各メディアで話題になっていた米アップルの開発者向け発表会「WWDC 2010」。
この WWDC 2010 では、アップルが技術・アイデア・デザインなどを総合的に評価して選出した優秀アプリの発表「Apple Design Awards 2010(ADA2010)」の表彰式も行われました。

そこで今回は、その ADA2010 に選ばれたアプリをご紹介していきたいと思います。

ただ先に言っておきますが、その中には日本非対応のものや、今さら紹介するまでもないメジャーなものも含まれているので、全部が有益だったり新情報だったりする訳ではありませんのでご了承下さい。

何というか、iPad と iPhone の機能をアピールするためのアプリが選ばれている印象です。

まずは、iPad アプリケーション部門から。
でも全部 iPhone 版も存在しています。


Financial Times iPad Edition (iTunes が起動します) icon

これはイギリスの新聞でアメリカ版も存在する「フィナンシャルタイムズ紙」が読めるというもの。
もちろん英語なので日本人が読んでもほとんど解りません
日本で言うところの「産経新聞」に相当するものと言えるでしょうか。

まあ、次世代の活字媒体を目指している iPad としては、「いかにも」な選出と言えますね。


Flight Control HD (iTunes が起動します) icon

まいどおなじみ(?) Flight Control の iPad 対応版
詳細はすでに攻略ページで解説しているのでそちらをご覧下さい。
iPad 版は画面が大きいため、飛行場が2つある新マップなども追加されています。
まあドロー系ゲーム(指で線を引いてプレイするタッチパネルに最適化したゲーム)としては定番なので、選出されるのも納得です。


Pinball HD(iTunes が起動します) icon

これは iPhone 定番のピンボール「The DEEP」と「Jungle Style」と「Wild West」の3つが iPad 用にリファインされて3つセットで販売されているアプリです。
画面が大きくなり、台の表示も一部変更されていますが、ゲーム自体は iPhone 版と同様です。
これもある意味「おなじみのアプリ」であり、納得の受賞と言えます。
ピンボールだとゲームとして解りやすいというのもありますしね。


Star Walk (iTunes が起動します) icon

夜空の星空を映すと、そこに星座を表示してくれるアプリ。
月の満ち欠けや天体に関する様々な情報も表示される、星が好きな人にはたまらないソフトです。
これは iPhone 版(iTunes が起動)も以前から高評価を得ています。

ただ、このアプリのウリの「現在地から眺めた星空の星座を表示する機能」は iPhone 3GS のコンパス機能と GPS が必要なため、iPhone 3GS ユーザーでないと活用できません。
私は iPhone は 3G しか持っていないので、残念ながら対象外・・・
たぶん GPS が使えない iPad の Wi-Fi 版でもフル活用は出来ないんじゃないかと思いますが・・・ iPad にはコンパスはあるようだけど・・・

まあ、こうした学術系アプリが受賞したのは納得ではあります。


TabToolkit(iTunes が起動します) icon

ギターの楽譜(Tab譜)表示用のソフト。 様々な楽曲の譜面をダウンロードして表示できます。
iPad だと画面が大きいのでさらに便利なようで、数多くの楽譜をデータベース的に保存しておけるので非常に有用なようです。
もちろんギターをやっている人でないと意味がないので、私にはよく解らないのですが・・・
以前から iPhone や iPad の広告などで紹介されていたアプリですね。


時間がないので、iPhone アプリ編はまた明日ご紹介します。