1980年代、アーケードゲームの黎明期に登場した対戦型の格闘ゲームの元祖と言える「空手道」を、iPhone / iPod touch に移植したアプリ。
それが「Karate Champ」です。
正確には「空手道」の続編である、「対戦空手道 美少女青春編」(なんて名前だ・・・)の移植版です。
今から 20 年以上も前に発売されたゲームですね。
存在は知っていましたが、私もやったのは今回が初めてです。
こういうレトロゲームは iPhone / iPod touch では結構需要があるようで、このアプリは「昔の雰囲気をできる限り再現すること」に重点が置かれています。

画面下のコンパネ(レバーとボタン)の部分が非常にリアル。
レトロさが醸し出されていますね。
ゲームはボタンを使用せず、2本のレバーだけで移動と攻撃・防御を行います。
基本的には左レバーが移動、右レバーが攻撃なのですが、2本のレバーの組み合わせで様々な技を繰り出すことができます。
相手との距離によっても技が変わるので、それを覚えるのがまず先決でしょうか。
レバーは「ナナメ」がないおかげで、iPhone でも操作しやすいです。
格闘と言うより「空手の試合」なので、「体力」はありません。
審判が存在し、技が相手に当たると「一本」か「技あり」が判定され、二本先取で勝利となります。
つまりボコボコ殴り合う展開ではなく、一撃を確実に決める緊張感のある展開になっています。
でも操作の複雑さと一発で決まる展開のおかげで、難易度は高めですね。
まあ、この難易度の高さがレトロゲームらしいとも言えます。
でもこのアプリはどちらかと言うと、ゲームアプリというより、「ノスタルジーを感じるためのアイテム」という気がします。
記憶の片隅に消えていた懐かしいものを掘り起こして楽しむ、そんなアプリのゲーム版と言えるでしょう。
ディップスイッチ(昔のアーケードゲームの筐体内にあった設定用スイッチ)によるセッティング、古さを感じるコンパネ、昔の画面を模したスキャンライン(ブラウン管風の画面)などに、レトロさを演出しようとしているのが感じられます。

昔のゲームを復刻したアプリは結構ありますが、ここまで「雰囲気の演出」に凝ったアプリはあまりありません。
一方、人物をアップにした LARGE MODE や、Bluetooth による対戦も可能で、新機能も盛り込まれています。
ゲーム自体は、さすがに今見るとグラフィックが古いし、ややマニアックな内容である事もあって、今のゲームしか知らない人が楽しめるかどうかは疑問です。
このアプリは「レトロさ」や「懐かしさ」を楽しむのがメインであり、かつて「空手道」をやったことのある人が対象でしょうから、空手道を知らない人にはオススメし辛いですね。
ただ、115 円と価格はかなり安いので、それを加味して考えると決して悪くありません。
※115 円はセール価格だったようです。定価は 230 円です。
この価格なら「昔はどんなゲームが流行ってたんだろう?」という興味で試してみても悪くはないと思います。 ゲームも慣れれば相応に楽しめます。
かつて空手道をやっていた人には、文句なくオススメですね。
・Karate Champ(iTunes が起動します)
それが「Karate Champ」です。
正確には「空手道」の続編である、「対戦空手道 美少女青春編」(なんて名前だ・・・)の移植版です。
今から 20 年以上も前に発売されたゲームですね。
存在は知っていましたが、私もやったのは今回が初めてです。
こういうレトロゲームは iPhone / iPod touch では結構需要があるようで、このアプリは「昔の雰囲気をできる限り再現すること」に重点が置かれています。

画面下のコンパネ(レバーとボタン)の部分が非常にリアル。
レトロさが醸し出されていますね。
ゲームはボタンを使用せず、2本のレバーだけで移動と攻撃・防御を行います。
基本的には左レバーが移動、右レバーが攻撃なのですが、2本のレバーの組み合わせで様々な技を繰り出すことができます。
相手との距離によっても技が変わるので、それを覚えるのがまず先決でしょうか。
レバーは「ナナメ」がないおかげで、iPhone でも操作しやすいです。
格闘と言うより「空手の試合」なので、「体力」はありません。
審判が存在し、技が相手に当たると「一本」か「技あり」が判定され、二本先取で勝利となります。
つまりボコボコ殴り合う展開ではなく、一撃を確実に決める緊張感のある展開になっています。
でも操作の複雑さと一発で決まる展開のおかげで、難易度は高めですね。
まあ、この難易度の高さがレトロゲームらしいとも言えます。
でもこのアプリはどちらかと言うと、ゲームアプリというより、「ノスタルジーを感じるためのアイテム」という気がします。
記憶の片隅に消えていた懐かしいものを掘り起こして楽しむ、そんなアプリのゲーム版と言えるでしょう。
ディップスイッチ(昔のアーケードゲームの筐体内にあった設定用スイッチ)によるセッティング、古さを感じるコンパネ、昔の画面を模したスキャンライン(ブラウン管風の画面)などに、レトロさを演出しようとしているのが感じられます。

昔のゲームを復刻したアプリは結構ありますが、ここまで「雰囲気の演出」に凝ったアプリはあまりありません。
一方、人物をアップにした LARGE MODE や、Bluetooth による対戦も可能で、新機能も盛り込まれています。
ゲーム自体は、さすがに今見るとグラフィックが古いし、ややマニアックな内容である事もあって、今のゲームしか知らない人が楽しめるかどうかは疑問です。
このアプリは「レトロさ」や「懐かしさ」を楽しむのがメインであり、かつて「空手道」をやったことのある人が対象でしょうから、空手道を知らない人にはオススメし辛いですね。
ただ、115 円と価格はかなり安いので、それを加味して考えると決して悪くありません。
※115 円はセール価格だったようです。定価は 230 円です。
この価格なら「昔はどんなゲームが流行ってたんだろう?」という興味で試してみても悪くはないと思います。 ゲームも慣れれば相応に楽しめます。
かつて空手道をやっていた人には、文句なくオススメですね。
・Karate Champ(iTunes が起動します)
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