「面白いゲームを作るゲーム」。
社員を雇って教育と研究を行いつつ、ゲーム開発を続けながら経験を積み、大ヒット作の発売を目指すゲーム会社の経営シミュレーション。
それがこの「ゲーム発展国++」です。
このシリーズは元々パソコンのゲーム(ゲーム発展途上国)で、パソコン版は開発メーカー「カイロソフト」の公式サイトで無料ダウンロード可能です。
また携帯アプリ版も登場しており、iPhone / iPod touch 版はその携帯アプリ版の移植となっています。
この携帯アプリ版はパソコン版の移植ではなく、続編という形です。
しかし、画面を見れば解る通り・・・
携帯アプリの「ベタ移植」であり、iPhone / iPod touch に適応した画面とはお世辞にも言えません。
スマホとしては明らかに「時代遅れ」なレイアウトは、大きな欠点と言えますね・・・
※現在はアップデートによりグラフィックが強化され、画面のレイアウトも大きく変化しています。
このレビューはあくまで初期版のものなのでご了承下さい。
やる事は割とシンプルです。
社員を雇った後、「ハード」「ジャンル」「内容」「開発方針」の4つを選択し、あとはほぼ「見てるだけ」でゲームが完成します。
しかし決して簡単な訳ではなく、新しいハードでゲームを発売するにはライセンス契約料などが必要で、資金繰りを考える必要があるし、ゲームのジャンルと内容の組み合わせで売れ行きが左右されます。
また、ジャンルごとに「経験レベル」があるので、どれから開発していくか(経験を積んでいくか)も重要になります。
開発方針も「速度重視」や「研究重視」などがあり、状況に合わせて選ぶ必要があります。
開発中は社員がちょこまか動きながら、面白さ・独創性・グラフィック・サウンドの4つに分かれた「開発ポイント」を蓄積させていきます。
たまに社員が燃えてポイントが一気に上がったり、他の社員と相談し合ったりして、開発中のシーンは眺めているだけでも面白いですね。
開発の進行に合わせて「企画担当」「原画担当」「作曲担当」を選択しますが、社員の能力値はもちろん、それぞれに得意なジャンルもあり、隠しパラメーターとして社員同士の相性や成長力まであるようで、様々な能力が完成度に大きく影響します。
仕事で得られる開発ポイントやお金を使って社員を教育したり、レベルアップさせることも可能で、役職の「転職」も可能。
複数の職を最大レベルまで上げれば上位職に転職できるなど、育成要素もあります。
突発イベントや定期イベントも豊富で、新ハードの登場や社屋の拡大などもあり、長時間やっても飽きない展開になっていますね。
※この画像は古いバージョンです。
ゲームは「経験と運」の要素が強く、パワプロのサクセスモードのようなバランスと言えます。
どのジャンル・内容・社員の組み合わせが良いのかは試してみないと解らず、突発イベントを上手く活用するには経験が必要で、運の要素もある一方で、慣れれば慣れるほど成果が上がっていくゲームになっています。
また、ゲームのハードやジャンル・内容の組み合わせは実際のゲームの歴史に沿っているので、普段からゲームが好きの人の方がプレイしやすくなります。
例えば、ファミコンやゲームボーイは大ヒットし、セガのハードは衰退しやすく、「アドベンチャー+ミステリー」、「RPG+ファンタジー」、「アクションRPG+狩り」は相性が良い、などがゲームに詳しい人なら何となく解りますからね。
ただ、ゲームは面白いのですが、大きな欠点であり興ざめなのは・・・ 画面下の十字キー。
「一般携帯アプリのベタ移植です」と公言しているようなもので、今までこんなレイアウトのゲームは散々叩かれて来たのですが、「まだこんなものが出てくるのか」と思ってしまいます。
※現在はアップデートにより、十字キーは OFF が標準設定です。
(画面下のボタンを押せば表示させることもできます)
携帯アプリのグラフィックをそのまま流用するため、画面下のスペースを埋めるものが必要だったのは解るのですが、必要性のない十字キーを置くぐらいなら、もっと別の情報やデータを表示して欲しいところです。
※当初は十字キーを OFF にしてもゲーム画面は小さいままだったのですが、現在はアップデートでスクリーンいっぱいまでゲーム画面が表示されるようになっています。
よって表示の難点は解消されています。
でも、ゲーム自体は面白いです。
パソコン版や携帯アプリでヒットを続けてきたのもうなずける内容で、私も思わず何時間もやり込んでしまいました。
経営シミュレーションゲームとしては、シンプルにとても良くまとまっています。
グラフィックや演出は一般携帯アプリレベルに過ぎませんが、この内容ならそこは大きな欠点になりません。
ゲーム後半はちょっとマンネリ化してくるので、期間は 20 年ですが、この半分か 2/3 ぐらいでも良かったんじゃないかとも思います。
でも繰り返し遊べる内容で、相応にボリュームもあります。
価格は 450 円で、Docomo の携帯アプリ版は月 315 円の有料サイトの1コンテンツなので、それを考えるとこのぐらいかな、と思います。
ゲームファンや経営/開発型シミュレーションが好きな方にはオススメできますが、テーマがゲーマー向けなので、ゲームをあまりやらない方にはちょっとマニアック過ぎるかも・・・?
でもとても遊びやすく、携帯に向いた内容です。
・ゲーム発展国++(iTunes が起動します)
社員を雇って教育と研究を行いつつ、ゲーム開発を続けながら経験を積み、大ヒット作の発売を目指すゲーム会社の経営シミュレーション。
それがこの「ゲーム発展国++」です。
このシリーズは元々パソコンのゲーム(ゲーム発展途上国)で、パソコン版は開発メーカー「カイロソフト」の公式サイトで無料ダウンロード可能です。
また携帯アプリ版も登場しており、iPhone / iPod touch 版はその携帯アプリ版の移植となっています。
この携帯アプリ版はパソコン版の移植ではなく、続編という形です。
しかし、画面を見れば解る通り・・・
スマホとしては明らかに「時代遅れ」なレイアウトは、大きな欠点と言えますね・・・
※現在はアップデートによりグラフィックが強化され、画面のレイアウトも大きく変化しています。
このレビューはあくまで初期版のものなのでご了承下さい。
やる事は割とシンプルです。
社員を雇った後、「ハード」「ジャンル」「内容」「開発方針」の4つを選択し、あとはほぼ「見てるだけ」でゲームが完成します。
しかし決して簡単な訳ではなく、新しいハードでゲームを発売するにはライセンス契約料などが必要で、資金繰りを考える必要があるし、ゲームのジャンルと内容の組み合わせで売れ行きが左右されます。
また、ジャンルごとに「経験レベル」があるので、どれから開発していくか(経験を積んでいくか)も重要になります。
開発方針も「速度重視」や「研究重視」などがあり、状況に合わせて選ぶ必要があります。
開発中は社員がちょこまか動きながら、面白さ・独創性・グラフィック・サウンドの4つに分かれた「開発ポイント」を蓄積させていきます。
たまに社員が燃えてポイントが一気に上がったり、他の社員と相談し合ったりして、開発中のシーンは眺めているだけでも面白いですね。
開発の進行に合わせて「企画担当」「原画担当」「作曲担当」を選択しますが、社員の能力値はもちろん、それぞれに得意なジャンルもあり、隠しパラメーターとして社員同士の相性や成長力まであるようで、様々な能力が完成度に大きく影響します。
仕事で得られる開発ポイントやお金を使って社員を教育したり、レベルアップさせることも可能で、役職の「転職」も可能。
複数の職を最大レベルまで上げれば上位職に転職できるなど、育成要素もあります。
突発イベントや定期イベントも豊富で、新ハードの登場や社屋の拡大などもあり、長時間やっても飽きない展開になっていますね。
※この画像は古いバージョンです。
ゲームは「経験と運」の要素が強く、パワプロのサクセスモードのようなバランスと言えます。
どのジャンル・内容・社員の組み合わせが良いのかは試してみないと解らず、突発イベントを上手く活用するには経験が必要で、運の要素もある一方で、慣れれば慣れるほど成果が上がっていくゲームになっています。
また、ゲームのハードやジャンル・内容の組み合わせは実際のゲームの歴史に沿っているので、普段からゲームが好きの人の方がプレイしやすくなります。
例えば、ファミコンやゲームボーイは大ヒットし、セガのハードは衰退しやすく、「アドベンチャー+ミステリー」、「RPG+ファンタジー」、「アクションRPG+狩り」は相性が良い、などがゲームに詳しい人なら何となく解りますからね。
ただ、ゲームは面白いのですが、大きな欠点であり興ざめなのは・・・ 画面下の十字キー。
「一般携帯アプリのベタ移植です」と公言しているようなもので、今までこんなレイアウトのゲームは散々叩かれて来たのですが、「まだこんなものが出てくるのか」と思ってしまいます。
※現在はアップデートにより、十字キーは OFF が標準設定です。
(画面下のボタンを押せば表示させることもできます)
携帯アプリのグラフィックをそのまま流用するため、画面下のスペースを埋めるものが必要だったのは解るのですが、必要性のない十字キーを置くぐらいなら、もっと別の情報やデータを表示して欲しいところです。
※当初は十字キーを OFF にしてもゲーム画面は小さいままだったのですが、現在はアップデートでスクリーンいっぱいまでゲーム画面が表示されるようになっています。
よって表示の難点は解消されています。
でも、ゲーム自体は面白いです。
パソコン版や携帯アプリでヒットを続けてきたのもうなずける内容で、私も思わず何時間もやり込んでしまいました。
経営シミュレーションゲームとしては、シンプルにとても良くまとまっています。
グラフィックや演出は一般携帯アプリレベルに過ぎませんが、この内容ならそこは大きな欠点になりません。
ゲーム後半はちょっとマンネリ化してくるので、期間は 20 年ですが、この半分か 2/3 ぐらいでも良かったんじゃないかとも思います。
でも繰り返し遊べる内容で、相応にボリュームもあります。
価格は 450 円で、Docomo の携帯アプリ版は月 315 円の有料サイトの1コンテンツなので、それを考えるとこのぐらいかな、と思います。
ゲームファンや経営/開発型シミュレーションが好きな方にはオススメできますが、テーマがゲーマー向けなので、ゲームをあまりやらない方にはちょっとマニアック過ぎるかも・・・?
でもとても遊びやすく、携帯に向いた内容です。
・ゲーム発展国++(iTunes が起動します)
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