今年の1月にニンテンドー DS で発売された、おそらく日本では家庭用ゲーム機初のパッケージ販売のタワーディフェンス「風雲!大篭城」。
その「風雲!大篭城」が iPhone / iPod touch に移植されました。

名前は英文になっており、「The battle of Shogun」です。

販売元は Milestone Vietnam との事で、ベトナムの開発スタジオのようですが、この Milestone と言うのは日本のゲームメーカーなので、ベトナムの支社が移植を担当した、という形でしょうか。
「風雲!大篭城」は河本産業という会社の開発なので、外注の仕事が回り回ってベトナムに行ったのかもしれません・・・?

元は日本のゲームですが、iPhone 版は日本語に対応していないので、大篭城の海外向けという位置付けだと思われます。

The battle of Shogun

ゲームはオーソドックスな「タワーディフェンス」です。
使えるユニットは射程の短い槍兵、対空に強い弓兵、射程の長い鉄砲、範囲ダメージのある大砲、周辺ユニットを強化する将軍の5種類。
数は少なめですが、役割がハッキリしているものがそろっているので、各ユニットをバランス良く使う必要があります

画面はニンテンドー DS からの移植だからか、ドットが荒く、ちょっとチープな印象を受けます
全体的に表示が小さく、タップでの操作性はあまり良いとは言えません
正直、「しょせんは DS レベル」と言った印象は拭えませんが・・・

ただ、これでも DS 版と比べるとグラフィックやインターフェイスは大幅に改善されていて、iPhone 版の方が綺麗ですね。

The battle of Shogun

敵は「鎧を着ていて弓に強い」「飛んでいるので接近攻撃無効」「弓以外効きにくい」など相性がハッキリしていて、周辺のユニットを行動不能にさせる特技を持つ者もいます。
一方、こちらのユニットもアップグレードにより、「敵を混乱させる」「燃やして継続ダメージ」などの特技を得られます。
複数のユニットの特技を上手く活用するのもポイントですね。
周辺を混乱させる敵が強いので、遠距離攻撃を遠くから当てるように配置するのが重要になります。

ゲームの難易度は全体的に低めで、iPhone / iPod touch のタワーディフェンスに慣れた人ならラクにクリアしていけると思います。
後半ステージは相応に難易度が上がりますが、初心者の方でもプレイはしやすいでしょう。
「城」は全部で 12、1つの城に3つのステージがあるので計36。
ボリュームは相応にあります。


ゲームとしては、「及第点のタワーディフェンス」というところでしょうか。
相応に楽しめますが、正直タワーディフェンスの本場と言える iPhone アプリ市場においては、この出来では見劣りするのは否めません

チマチマした画面もマイナスで、拡大/縮小が出来れば操作性も良くなったのに・・・ と思いますが、ドットが荒いから拡大可能にしたら、さらに荒さが目立っちゃうかな・・・

タワーディフェンスが好きな方なら、楽しめない事はありません。
価格は 450 円とやや高めで、クオリティーや他のタワーディフェンスの価格・内容を考えると割高感は否めず、あまり強くはオススメ出来ませんが・・・
相応の内容とボリュームである事を考えると、この手のゲームが好きな方なら悪くはないかな、と思います。

The battle of Shogun(iTunes が起動します)