穴や敵をジャンプでかわしながら、ひたすら走り続けるハイスピードなジャンプアクションゲーム。
そんなゲームの新しいアプリが登場しました。
Monster Dash」です。

内容的には canabalt の亜種と言え、先日ご紹介した Mirror's Edge もオリジナルの 3D 視点のゲームを、このタイプにアレンジしたものと言えます。
今後この手のゲームは、新しいショートゲームのジャンルとして定着していくのかもしれませんね。

monsterdash

男が勝手に右に走り続けていくので、穴や杭をジャンプでかわし、ミスするまでの走った距離を競います。
canabalt と違うのは主人公が銃を持っていて、それでモンスターを攻撃出来ることで、これにより「敵を倒す」というアクション要素が加味されています。
しかしその分、難易度は高くなっていますね。

敵にぶつかったり杭に当たったりするとダメージを受けますが、このダメージには3回まで耐えることができ、ハートを取ることで回復も可能です。
また、武器の入った箱が出てくる場合もあり、これを取ることでマシンガンや貫通弾などの特殊武器を使うことが出来ます

男は走り続けているとどんどんスピードが増していき、より早い判断が必要になってきます。
また、穴に落ちてしまうと1発でアウトになります。
この辺りは canabalt と同様です。

もう1つのこのゲームの特徴は、1000m 走るごとにワープして場面が変わること。
「ドラキュラ城」「ゾンビシティー」「万里の長城」「古代エジプト」などの多彩なシーンがあり、これによってゲーム展開に変化が与えられています。

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1回1分~2分ほどで終わるシンプルなショートゲームですが、難易度の高さとゲームのお手軽さが相まって、何度も繰り返しプレイしてしまう楽しさがあります。

ハイスコアの場所に「看板」が立っていたり、ゲーム終了後に Openfeint のリーダーボードへのアクセスボタンが表示されていたり、様々な実績や称号を集める要素があるなど、プレイヤーを何度もチャレンジさせようという演出・システムもうまく機能している印象です。
サクサクとテンポ良くリトライ出来るのも良いところですね。

ただ前述したように、ジャンプだけでなく敵の存在や体力に気を配らないといけないため、canabalt より明らかに難しく、なかなかスコアは高くなりません。
敵と攻撃が追加されたのは面白い要素ではあるのですが、ちょっと厳しいゲームバランスである気はします。

でも、ショートゲームとして短時間で楽しめるオススメのゲームです
価格も 115 円と安いので、気楽に試せますね。
ちなみに開発したのは Fruit Ninja を開発したところと同じ、HalfBrick Studios というオーストラリアのメーカーです。
続けて人気作を出しているので、今後注目と言えそうです。

Monster Dash(iTunes が起動します)