トランプのカードを使って能力値をアップし戦闘を行う、簡易型の RPG (ロールプレイングゲーム)。
それが「タクティクス・マジック ~ 戦術カードバトル ~」です。
トランプのカードを使った RPG として有名なのは、何と言っても「ソード&ポーカー(1)」と「ソード&ポーカー2」ですが、このゲームもそれに良く似た雰囲気がありますね。
しかしソード&ポーカーがパズルのような戦闘だったのに対し、このゲームは攻撃力や防御力などの能力値をカードによって変化させ、その数値差でダメージを与え合うという内容で、一般的なカードゲームに近いシステムとなっています。
マップ画面で敵を選択すると戦闘開始、すぐにカードバトルに移ります。
簡易的なフィールドマップや敵キャラクターのデザインは、「ソード&ポーカー」に似せた感じですね。
戦闘は 攻撃・防御・命中・回避・速さ・魔法 の6つの能力値に、カードを交互に付加して行います。
例えば、攻撃が 5 で、10 のカードを付加すると、攻撃は 15 になります。
相手の防御が 5 だと、与えるダメージは 15-5 で 10 となります。
つまり、最初に何のカードが配られるかは運次第ですが、カードを付加した後の戦闘結果の計算に、ランダム性は一切ありません。
「計算によって完全に結果を予測できる」ので、常に結果を算出しながら、どこに何のカードを置いていくかを考えていく形になります。
相手の回避より命中が高くないと、攻撃はヒットしません。
また、相手の回避の2倍以上の命中があると「攻撃」の値が2倍になるクリティカルヒットになります。
「速さ」は高い方が先に攻撃し、さらに先攻側は攻撃と命中が +5 されます。
戦闘は双方がカードを置き終わったらスタートします。
つまり、手札のカードが残っている限り、何枚カードを付加しても構いません。
しかし手札はメインのカードと予備のカードに分かれており、メインのカードは毎ターン全て補充されますが、予備カードは1ターンに1枚しか補充されません。
ここぞという時に予備カードがないと困るので、カードの使い方、残し方、弱いカードの処分なども重要になりますね。
カードを何枚付加できるかは、「タクティクス(戦術)」にもよります。
タクティクスは言わゆる「装備」で、例えば「ファイター」なら攻撃や命中に高い補正が付き、攻撃に付加できるカードの枚数が多くなります。
また、「攻撃にクローバーのカードを付加すると +10」のような追加効果も加えられます。
しかしファイターのタクティクスは、回避にはマイナス修正が付きます。
さらに使える魔法の種類もタクティクスによって異なります。
ファイターなら攻撃力 +40、ハンターなら命中 +40 などの魔法(特技)を持っていて、相手より魔法の数値が高ければ発動し、戦闘を有利にすることが出来ます。
タクティクスは5つまで装備でき、ターン毎に順番に出てきます。
よってタクティクスが出てくる順番、いわゆる「デッキ構成」も重要になります。
例えば、「最初に回避をアップするタクティクスを置いて、攻撃型はその後に配置する」、「魔法の数値を強化するタクティクスの後で、魔法が強いタクティクスを使う」と言った具合です。
タクティクスは戦闘勝利後に得られ、例えば「テントー」という敵を倒すとテントーのタクティクスを得られる可能性があります。
さらに「場のカード」というものがあり、このカードと同じマークは数値+1、同じ数字は数値が2倍になります。
言わばそのターンの(麻雀で言うところの)「ドラ」みたいなものですね。
カードは交互に出すので、後に出した方が有利になります。
相手もこちらの数値を上回るようにカードを付加してくるので、うまく順番を調整したり、強いカードを後に残すなどの戦略も必要になります。
RPG なので敵を倒せば経験値が貯まり、レベルが上がってキャラクターは強くなっていきます。
様々な要素が加わっている、なかなか戦略性の高いカードゲームで、慣れるとかなり面白いですね。
グラフィックや演出には物足りなさがありますが、ゲームバランスやシステムはかなり練り込まれている印象です。
ただ、常に計算しながら進めていくゲームであるため、じっくり考えながらプレイする必要があります。
よって気楽にプレイ出来る感じのゲームではなく、疲れている時にはちょっと辛いかもしれません。
1回の戦闘にかかる時間も長めで、サクサク進むという感じのゲームではないので注意して下さい。
「ソード&ポーカー」と比べると、タクティクス・マジックの方が戦略性は上ですが、ゲームのテンポはソード&ポーカーの方がいいでしょうね。
「運の要素」(カード運で決まってしまうケース)はタクティクスマジックの方が少ないと言えます。
ボリュームはソード&ポーカーの方が多いですね。
総評としては、なかなか楽しめるアプリだと思います。
価格は 350 円、やや高めですが、RPG やカードゲームが好きな方なら十分に楽しめる内容です。
ソード&ポーカーにハマった方なら、こちらも楽しめると思いますよ。
・タクティクス・マジック(iTunes が起動します)
それが「タクティクス・マジック ~ 戦術カードバトル ~」です。
トランプのカードを使った RPG として有名なのは、何と言っても「ソード&ポーカー(1)」と「ソード&ポーカー2」ですが、このゲームもそれに良く似た雰囲気がありますね。
しかしソード&ポーカーがパズルのような戦闘だったのに対し、このゲームは攻撃力や防御力などの能力値をカードによって変化させ、その数値差でダメージを与え合うという内容で、一般的なカードゲームに近いシステムとなっています。
マップ画面で敵を選択すると戦闘開始、すぐにカードバトルに移ります。
簡易的なフィールドマップや敵キャラクターのデザインは、「ソード&ポーカー」に似せた感じですね。
戦闘は 攻撃・防御・命中・回避・速さ・魔法 の6つの能力値に、カードを交互に付加して行います。
例えば、攻撃が 5 で、10 のカードを付加すると、攻撃は 15 になります。
相手の防御が 5 だと、与えるダメージは 15-5 で 10 となります。
つまり、最初に何のカードが配られるかは運次第ですが、カードを付加した後の戦闘結果の計算に、ランダム性は一切ありません。
「計算によって完全に結果を予測できる」ので、常に結果を算出しながら、どこに何のカードを置いていくかを考えていく形になります。
相手の回避より命中が高くないと、攻撃はヒットしません。
また、相手の回避の2倍以上の命中があると「攻撃」の値が2倍になるクリティカルヒットになります。
「速さ」は高い方が先に攻撃し、さらに先攻側は攻撃と命中が +5 されます。
戦闘は双方がカードを置き終わったらスタートします。
つまり、手札のカードが残っている限り、何枚カードを付加しても構いません。
しかし手札はメインのカードと予備のカードに分かれており、メインのカードは毎ターン全て補充されますが、予備カードは1ターンに1枚しか補充されません。
ここぞという時に予備カードがないと困るので、カードの使い方、残し方、弱いカードの処分なども重要になりますね。
カードを何枚付加できるかは、「タクティクス(戦術)」にもよります。
タクティクスは言わゆる「装備」で、例えば「ファイター」なら攻撃や命中に高い補正が付き、攻撃に付加できるカードの枚数が多くなります。
また、「攻撃にクローバーのカードを付加すると +10」のような追加効果も加えられます。
しかしファイターのタクティクスは、回避にはマイナス修正が付きます。
さらに使える魔法の種類もタクティクスによって異なります。
ファイターなら攻撃力 +40、ハンターなら命中 +40 などの魔法(特技)を持っていて、相手より魔法の数値が高ければ発動し、戦闘を有利にすることが出来ます。
タクティクスは5つまで装備でき、ターン毎に順番に出てきます。
よってタクティクスが出てくる順番、いわゆる「デッキ構成」も重要になります。
例えば、「最初に回避をアップするタクティクスを置いて、攻撃型はその後に配置する」、「魔法の数値を強化するタクティクスの後で、魔法が強いタクティクスを使う」と言った具合です。
タクティクスは戦闘勝利後に得られ、例えば「テントー」という敵を倒すとテントーのタクティクスを得られる可能性があります。
さらに「場のカード」というものがあり、このカードと同じマークは数値+1、同じ数字は数値が2倍になります。
言わばそのターンの(麻雀で言うところの)「ドラ」みたいなものですね。
カードは交互に出すので、後に出した方が有利になります。
相手もこちらの数値を上回るようにカードを付加してくるので、うまく順番を調整したり、強いカードを後に残すなどの戦略も必要になります。
RPG なので敵を倒せば経験値が貯まり、レベルが上がってキャラクターは強くなっていきます。
様々な要素が加わっている、なかなか戦略性の高いカードゲームで、慣れるとかなり面白いですね。
グラフィックや演出には物足りなさがありますが、ゲームバランスやシステムはかなり練り込まれている印象です。
ただ、常に計算しながら進めていくゲームであるため、じっくり考えながらプレイする必要があります。
よって気楽にプレイ出来る感じのゲームではなく、疲れている時にはちょっと辛いかもしれません。
1回の戦闘にかかる時間も長めで、サクサク進むという感じのゲームではないので注意して下さい。
「ソード&ポーカー」と比べると、タクティクス・マジックの方が戦略性は上ですが、ゲームのテンポはソード&ポーカーの方がいいでしょうね。
「運の要素」(カード運で決まってしまうケース)はタクティクスマジックの方が少ないと言えます。
ボリュームはソード&ポーカーの方が多いですね。
総評としては、なかなか楽しめるアプリだと思います。
価格は 350 円、やや高めですが、RPG やカードゲームが好きな方なら十分に楽しめる内容です。
ソード&ポーカーにハマった方なら、こちらも楽しめると思いますよ。
・タクティクス・マジック(iTunes が起動します)
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