指をシュッと横にはらうことで画面に表示された「板」を斬り、指定の大きさ以下にしていくショートゲーム。
それが「iSlash」です。

シンプルながらタッチパネルにマッチしたゲーム性、馴染みやすいグラフィックとサウンド、解りやすいアクション性のあるゲーム内容で、今後の「定番」になりそうな雰囲気のアプリです。

純和風な雰囲気のゲームですが、開発したのは Duello Games というイスタンブール(トルコ)を拠点とするメーカーです。

islash

画面に板が表示され、その中を「手裏剣」が飛び回っています。
指でシュッとなぞると刀で板を斬ることが出来るのですが、刀が手裏剣に当たってしまうとミスになります。

また、斬った板の双方に手裏剣がある形では斬れません
一方に手裏剣がない形で斬ると、手裏剣がない方の板が切り取られます。
板を斬るごとに画面上の竹のバーグラフが短くなっていき、これが印のある場所まで短くなるとステージクリアとなります。



※今日からムービーやトレイラーが Youtube などで公開されているアプリは、それも合わせてご紹介していこうと思います。

漂う障害物を避けながらフィールドを狭くしていくというゲーム性は、「クイックス」(と言う名作ゲーム)に似ていると言えますね。
また、ステージが進むと大きく斬った時にアイテムが出現、これをタップで取ると手裏剣が遅くなったり、手裏剣が1つ破壊されたりします。

中盤以降、板の縁に斬ることが出来ない「鉄の枠」が付いている事が多くなります。
この場合、その鉄の部分を避けて斬らなければならないのですが、鉄の枠ごと板を斬り取ることも出来るので、邪魔な鉄の枠を先に取り除くように斬っていくことがポイントになります。
この段階になると「パズル性」も加わってくると言えますね。

islash2

あえて難点を言うと、手裏剣の飛び方によってはなかなか斬るチャンスが訪れない事があるのに、一定時間で分裂してしまう手裏剣があって、そのため運が悪いとどうしようもない状況になる場合があること
ただ、簡単過ぎるとあっという間に終わってしまうゲームですから、このぐらいの困難はあった方が良いかもしれませんけどね。

ステージは(初期状態では)全部で 50 ステージ。
テンポ良く、サクサク進むゲームである反面、集中してやるとすぐに終わってしまいます。
しかしアップデートで新ステージが追加されていますし、この「サクサク感」もゲームの良いところと言えるでしょう。


価格は 115 円と安く、気軽に手を出せる値段と言えます。
ボリュームは価格相応と言ったところでしょうか。
Game Center や Open Feint にも対応、クールな見た目と解りやすい内容で、誰にでもオススメできるアプリです。

すでに欧米でも大ヒットしていて、世界的なメジャーアプリの1つになるのも時間の問題と言えそうな勢いですね。

iSlash (iTunes が起動します)
iSlash Lite (無料体験版です)